JP2012170201A - デジタル電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 所望の降圧レベルをプログラマブルに設定可能なデジタル電源装置を提供する。
【解決手段】 降圧型のスイッチングレギュレータを備えたデジタル電源装置においてデルタシグマ変調をスイッチング手法として用い、デルタシグマ変調回路におけるフィードバック係数値を、スイッチングレギュレータの出力電圧を処理するデジタルシグナルプロセッサにより設定された値により可変の構成とする。これにより、スイッチングレギュレータの降圧レベルを動的に変更可能なデジタル電源装置を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明はデジタル電源装置に関する。
近年数多くの電子機器において、小型で高効率かつ集積化が可能であるという理由からスイッチングレギュレータが広く採用されている。スイッチングレギュレータは、図2の概念図に示すように、直流電圧源からの入力電圧Vinに対してスイッチング素子2のオン、オフを制御し、これにより生成されるパルス列6をコイル3及びコンデンサ4より構成されるLCフィルタによって平滑化することでパルス列6の平均値が所望の定電圧になるようにし、この定電圧を出力電圧Voutとして出力負荷5に供給する。図2では入力電圧Vinが変動していることを示している。
なかでも、降(昇)圧型レギュレータは出力電圧が入力電圧の変動範囲に含まれる場合に用いられるものであり、出力電圧が入力電圧より高い場合は昇圧型レギュレータ、出力電圧が入力電圧より低い場合は降圧型レギュレータが用いられる。供給電圧が不安定な場合、出力電圧が供給電圧の変動範囲内に含まれる場合の電圧安定化には降圧型(あるいは昇圧型)レギュレータの使用が必須となっている(非特許文献1)。
また、スイッチングレギュレータのスイッチング方式としてはPWM(Pulse Width Modulation)変調が一般に採用されているが、近年デルタシグマ(ΔΣ)変調をスイッチング方式として採用するレギュレータに関する開発も広く行われるようになっている。
デルタシグマ変調はオーディオや通信信号処理などでA/D変換手法として近年広く採用されている。デルタシグマ変調は信号帯域の量子化ノイズを高帯域側へ押し上げるノイズシェーピングと呼ばれる特性を持ち、LSI化に適していることから、現在も技術開発が活発に行われている。
図3を参照して一次デルタシグマ変調回路の概念について説明する。図3(a)において、一次デルタシグマ変調回路は、入力11が入力される加算器8、積分器9、出力12としてビットストリームを出力する量子化器10及び量子化誤差のフィードバック系13を含む。このような構成に基づいて変調された信号は、図3(b)に示すように、フィードバック系のフィードバック係数KがK=1の時、その出力ビットストリームの局所時間平均値が入力振幅に一致するという特性を持つ。
デルタシグマ変調回路においては、様々な回路トポロジーが提案されており、ビットストリームの出力形式はその回路トポロジーに依存するものの、局所時間平均値が入力振幅と一致するようビットストリームが生成される点は同じである。
馬場清太郎著、「電源回路設計 成功のかぎ」CQ出版株式会社
近年の厳しい市場競争、及びそれに伴う製品寿命の短縮化に伴い、電子機器システム設計者は開発に伴う工数を大幅に短縮化することが求められている。また、同時に電子機器システムに搭載される電子装置、例えばデジタル電源装置においても電子機器システムの開発期間短縮化に貢献する為の特徴的な機能を提供することが求められている。
そのような機能の一つとして考えられるのは、電子モジュールが持つ特性を、必要な状況に応じて設定を変更できる機能、つまりプログラマブル性である。例えば、降圧型スイッチングレギュレータを用いるデジタル電源装置の場合、降圧レベルを動的に変更可能なデジタル電源装置の提案が考えられる。
しかし、デジタル電源装置においてスイッチング手法としてデルタシグマ変調を用いる分野に関して、降圧レベルを可変とする手法は現在のところ提案されていない。
本発明は、上記のような観点に鑑みてなされたものである。
本発明の好ましい例においては、降圧型のスイッチングレギュレータを備えたデジタル電源装置においてデルタシグマ変調をスイッチング手法として用い、デルタシグマ変調回路におけるフィードバック係数Kを、スイッチングレギュレータの出力電圧を処理するDSP(デジタルシグナルプロセッサ)により設定された値により可変の構成とする。
本発明の態様によれば、出力電圧の変化に応じてスイッチング素子のスイッチングを制御する制御部を有する降圧型のスイッチングレギュレータを含むデジタル電源装置において、前記制御部は、該スイッチングレギュレータの出力電圧を処理する処理部と、該処理部からの出力に基づいてフィードバック系のフィードバック係数を変化させて前記スイッチング素子のスイッチングを制御するデルタシグマ変調回路を含むことにより、当該スイッチングレギュレータの電圧レベルを動的に変更可能としたことを特徴とするデジタル電源装置が提供される。
本発明によるデジタル電源装置はDSPによる降圧レベルのプログラマブル制御を可能にする。これにより、例えば半導体記憶装置を使用した電子機器において、より簡易な制御を可能にするデジタル電源装置を提供でき、半導体記憶装置を使用するユーザに、より高い利便性を提供することが可能になる。
本発明によるデジタル電源装置の実施形態を示す図である。 一般的なスイッチングレギュレータ及びその動作に関する概念を説明するための図である。 一般的な一次デルタシグマ変調回路とその入力信号振幅と出力ビットストリームの特性について説明するための図である。
図1は、本発明によるデジタル電源装置の実施形態を示した図である。
このデジタル電源装置は降圧型のスイッチングレギュレータを含む。以下では、スイッチングレギュレータのスイッチング形式として一次デルタシグマ変調を適用した場合を例に説明を行う。
本実施形態に係るデジタル電源装置を構成する降圧型のスイッチングレギュレータは、入力電圧Vinを入力とするスイッチング素子17、スイッチング素子17の出力側に接続されてLCフィルタを構成するコイル18とコンデンサ20、スイッチング素子17の制御系を含み、定出力電圧Voutを出力負荷22に供給する。スイッチング素子17はMOSFET等の三端子能動素子で実現される。スイッチング素子17の出力側とグラウンドとの間にはフライホイールダイオード19が接続されている。
スイッチング素子17の制御系は、LCフィルタの出力を入力とするA(Analog)/D(Digital)コンバータ23と、A/Dコンバータ23からのデジタル出力を受けてデジタル演算を行うDSP(Digital Signal Processor)24とを出力電圧の処理部として有するほか、DSP24とスイッチング素子17の制御端子との間に接続されたデルタシグマ変調回路25を有する。DSP24は、A/Dコンバータ23からのデジタル出力に対して演算処理を行ない、デルタシグマ変調回路25の入力11と、デルタシグマ変調回路25のフィードバック係数Kの書き換えを指示する書き換え信号26を出力する。この種のDSPにおける演算処理は良く知られているので、詳しい説明は省略する。また、DSP24に対し、図示しない設定部からの設定入力によりフィードバック係数Kの書き換えを指示することもできる。
このスイッチングレギュレータは、入力電圧Vinに対してスイッチング素子17をオン、オフ制御することで生成されるパルス列をコイル18、コンデンサ20より構成されるLCフィルタによって平均化し、得られる出力電圧Voutが所望の定電圧値になるよう、DSP24がデルタシグマ変調回路25を介してスイッチング素子17の制御を実行する。
本実施形態におけるデルタシグマ変調回路25は、図3で説明したように、加算器8、積分器9、量子化器10を含むほか、量子化誤差のフィードバック系として乗算器14と記憶素子15を有する。加算器8はA/Dコンバータ23経由でDSP24から送られてくる電圧値を示す入力11を受ける。量子化器10はビットストリーム(図3b参照)を出力12として出力し、スイッチング素子17のオン、オフを制御する。乗算器14は、量子化器10の出力と記憶素子15の出力を乗算して加算器8にフィードバックする。記憶素子15はDSP24からの書き換え信号26により記憶値を書き換え、フィードバック係数Kを規定する信号を乗算器14に出力する。乗算器14の入力はシングルビットであるので、マルチプレクサでも代用できる。記憶素子15は、フリップフロップやROM(Read Only Memory)のほか、記憶手段として使用できるものであれば何で実現されても良い。
前述のデルタシグマ変調の特性により、DSP24からの書き換え信号26によって記憶素子15の値を書き換えることで、入力電圧Vinに対するスイッチング素子17のオン、オフの周期が変更制御され、スイッチングレギュレータの出力電圧Voutが変化する。その結果、DSP24からデルタシグマ変調回路25に与える書き換え信号26の設定を変えることで所望の降圧レベルをプログラマブルに設定することが可能になる。つまり、DSP24は、出力電圧Voutの値に応じその変動を抑制するためのスイッチング素子17のスイッチング周期を適切にするために必要なデルタシグマ変調回路25のフィードバック係数Kを算出し、記憶素子15の書き換えを行なう機能を有すると共に、DSP24に対して与えられる設定入力に応じて記憶素子15の書き換えを行なってフィードバック係数Kを変更する機能を有する。
以上のように、本デジタル電源装置はDSPによる降圧レベルのプログラマブル制御が可能であり、これにより、例えば半導体記憶装置を使用した電子機器において、より簡易な制御を可能にするデジタル電源装置を提供でき、半導体記憶装置を使用するユーザに、より高い利便性を提供することが可能になる。
本発明にもとづく降圧型のスイッチングレギュレータは様々な電子機器に搭載する電源システムへの使用に好適であり、より高い利便性を顧客に提供することが可能になる。
2、17 スイッチング素子
3、18 コイル
4、20 コンデンサ
5、22 出力負荷
8 加算器
9 積分器
10 量子化器
14 乗算器
15 記憶素子
19 フライホイールダイオード
24 DSP
25 デルタシグマ変調回路

Claims (5)

  1. 出力電圧の変化に応じてスイッチング素子のスイッチングを制御する制御部を有する降圧型のスイッチングレギュレータを含むデジタル電源装置において、
    前記制御部は、該スイッチングレギュレータの出力電圧を処理する処理部と、該処理部からの出力に基づいてフィードバック系のフィードバック係数を変化させて前記スイッチング素子のスイッチングを制御するデルタシグマ変調回路を含むことにより、当該スイッチングレギュレータの電圧レベルを動的に変更可能としたことを特徴とするデジタル電源装置。
  2. 前記デルタシグマ変調回路は、前記フィードバック系として、前記フィードバック係数を規定する数値を記憶する書き換え可能な記憶手段と、該記憶手段からの数値と当該デルタシグマ変調回路の出力とを乗算し乗算結果をフィードバックする乗算器と、を有することを特徴とする請求項1に記載のデジタル電源装置。
  3. 前記処理部は、前記スイッチングレギュレータの出力電圧をデジタル値に変換するA/Dコンバータと、該A/Dコンバータの出力を受けて演算処理を行ない、前記出力電圧のデジタル値に応じて、電圧信号を前記デルタシグマ変調回路の入力信号として出力すると共に、前記記憶手段の数値を書き換える書き換え信号を出力することのできるデジタルシグナルプロセッサと、を有することを特徴とする請求項2に記載のデジタル電源装置。
  4. 前記デルタシグマ変調回路はさらに、前記デジタルシグナルプロセッサからの前記電圧信号と前記乗算器からのフィードバック値とを加算する加算器と、該加算器の出力を積分する積分器と、該積分器の出力を受けてビットストリームを出力する量子化器と、を有し、該量子化器の出力が当該デルタシグマ変調回路の出力として前記乗算器に入力されることを特徴とする請求項3に記載のデジタル電源装置。
  5. 当該デルタシグマ変調回路は、可変のフィードバック係数をKとするとき、その出力として入力信号の1/Kの局所時間平均値を持つパルス列を生成し、該1/Kの局所時間平均値を持つパルス列を前記スイッチング素子のスイッチング信号として用いることにより、前記フィードバック係数Kに反比例する降圧レベルを設定可能であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のデジタル電源装置。
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