JP2012169245A - Ledユニットおよび照明器具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】種類が異なる第1のLED光源37Aと第2のLED光源37Bとを有するLEDユニット30において、複数の第1のLED光源37Aを直列に接続するとともに複数の第2のLED光源37Bを第1のLED光源37Aとは別系統で直列に接続する。そして、偶数の第1のLED光源37Aと偶数の第2のLED光源37Bとを交互に配置したので、LED基板36におけるパターン配線を短くして接続できる。また、チップジャンパー抵抗等の部品も削減できるので、コストアップを回避できる。さらに、LED基板36として両面基板を用いる必要がないので、LED基板37の実装面と反対側面を放熱に利用できる。
【選択図】図9
Description
図16(B)および(C)に示すように、特許文献1に記載の照明器具100は、色温度の低いLEDとしての黄色LED101(図16(A)参照)と、色温度の高いLEDとしての青色LED102(図16(A)参照)とを1対1の組として配設する。そして、青色LED102と黄色LED101からの混色した光を外部に照射する際に、青色LED102の明るさを変化させる(駆動電流を変化させる)ことで、照射する光の色温度が変化するようになっている。
なお、青色LED102と黄色LED101とが実装されている回路基材103は、実装された多数のLEDに電流を印加するための配線と、黄色LED101は電流一定とし、青色LED102の電流値を任意に変化させることが可能な電源回路とを有する。
また、図16(C)に例示した照明器具104では、黄色LED101と青色LED102とを四角形枠上に沿って交互に合計8個並べた構造である。これにより、黄色光と青色光の混色光が出力されるようになっている。
また、LED101,102間の配線パターンの引き回しのため,ジャンパー抵抗の追加や、基板を両面基板にすることなどが必要となり、コストアップを招くという問題があった。
以下、本発明に係る第1実施形態の照明器具について、図面を用いて説明する。
なお、以下の説明においては、照明器具を被取付面である天井面に取り付けて下方を照明する場合について説明する。従って、特に示す場合を除き、上(上方、上側等)は天井面側を意味し、下(下方,下側等)は床面側を意味する。
図2および図3に示すように、照明器具10は、天井面11に取り付けられている引っ掛けシーリング12に取り付けるための取付金具21を中央に有する例えば正方形の板状の器具本体20を有する。
なお、以下においては、特にアッパーユニット30Aおよびロアーユニット30Bを区別する場合を除き、LEDユニット30として説明する。
図4に示すように、アッパーユニット30Aは、器具本体20の上側において、四方外向きに設けられている。また、ロアーユニット30Bは、器具本体20の下側において、2カ所に設けられており、内側へ光を照射するようになっている。
ケース33は、照射方向後方(以後、「後方」という。)に配置される矩形板状のLEDユニット本体31と、照射方向前方(以後、「前方」という。)に配置される矩形箱状の投光部材32とで構成される。
また、突出片311の下面中央には、LEDユニット30の位置決めを行う位置決め突起315が設けられる。
LED基板36の前面である実装面361には、多数のLED光源37が実装される。また、実装面361においてLED光源37の外側である長手方向両端部には、電気配線34が接続されて電力の供給を受けるコネクタ38が取り付けられる。
これにより、LED光源37が発した熱を効率的に放熱できるので、LEDユニット30の寿命を大幅に延ばすことができる。
複数の第1のLED光源37Aは、第1の回路39Aにより直列に接続されており、複数の第2のLED光源37Bは、第1のLED光源37Aとは別系統で、第2の回路39Bにより直列に接続されている。
従って、第1のLED光源37Aと第2のLED光源37Bは、個別に制御可能となっている。
また、第1の回路39Aと第2の回路39Bとは別個であり、例えば、クランク状に配線することができる。このとき、第1の回路39Aおよび第2の回路39Bのクランク形状が、平行となるように配線する。
例えば、図9中、左端部では、端部に第1のLED光源37Aが配設されているので、その右隣には、異なる種類の第2のLED光源37Bが配設される。
また、図9中、右端部では、端部に第2のLED光源37Bが配設されているので、その左隣には、異なる種類の第1のLED光源37Aが配設される。
なお、左端部と右端部を同じLED光源37を配設することも可能である。
投光部材32の前壁321は透光性のレンズであり、内部にLED基板36を収容して、後方の開口にLEDユニット本体31をねじ301で固定して蓋がされる。
電線引き込み部323を通ってケース33内部に引き込まれた電気配線34は、LED基板36の実装面361に取り付けられているコネクタ38に接続される。
図11に示すように、光拡散部324は、投光部材32の端部から、コネクタ38および少なくとも端部のLED光源37の前方領域まで設ける。
例えば、図11(B)では、光拡散部324は、端部に設けられている第1のLED光源37Aと、この第1のLED光源37Aに隣接し、種類が異なる2個の第2のLED光源37Bのうちの一つを含むように設けられている。
例えば、パネルカバー251は、パネル25において器具本体20の中心に対して対称な端部付近の対向する2辺に沿って設けられている。また、パネルカバー251は、ロアーユニット30Bが設けられている位置に対応して設けられている。
一方、器具本体20の上側に設けられているアッパーユニット30Aから照明器具10の外側へ発せられた光L2は、一部は天井面11と平行に照射されて、壁面Wを照明する。また、一部は上方へ照射されて天井面11に当たり、下方へ反射して壁面Wを照明する。さらに、一部は下方へ照射されて照明器具10の上枠23に当たって上方へ反射し,天井面11を照明する。あるいは、さらに天井面11で反射して壁面Wを照明する。
また、チップジャンパー抵抗等の部品も削減できるので、コストアップを回避できる。
さらに、LED基板36として(プリント)基板の表裏両面をパターン印刷に用いる必要がないので、LED基板36の実装面と反対側面を放熱に利用できる。
また、LEDユニット30において、LED基板36として両面基板を用いる必要がないので、LED基板36の実装面とは反対側面を放熱に利用でき、LEDユニット30の長寿命化を図り、照明器具の長寿命化を図ることができる。
また、LED光源37の前方に設けられる投光部材32において複数のLED光源37のうちのコネクタ38に隣接する端部のLED光源37およびコネクタ38の前方領域に光拡散部324を設けたので、コネクタ38の前方が暗くなるのを防止できる。
また、投光部材32において複数のLED光源37のうちのコネクタ38に隣接する端部のLED光源37およびコネクタ38の前方領域に光拡散部324を設けたので、コネクタ38の前方が暗くなるのを防止できる。
次に、本発明に係る第2実施形態の照明器具について、図面を用いて説明する。
なお、前述した第1実施形態にかかる照明器具と共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
このロアーユニット30Bでは、複数の第1のLED光源371Aは、第1の回路39Aにより直列に接続されている。また、複数の第2のLED光源371Bは、第1のLED光源371Aとは別系統で、第2の回路39Bにより直列に接続されている。
従って、第1のLED光源371Aと第2のLED光源371Bは、個別に制御可能となっている。
例えば、図13中、主に2個(偶数個)の第1のLED光源371Aと2個の第2のLED光源371Bが交互に配置されているが、途中に1個(奇数個)の第2のLED光源371B2のみ配置されている箇所がある。
図14には、一例として図13で示した配置のLED光源371の配線例(例えば10畳用)が示されている。すなわち、中央部に配置されている1個の第2のLED光源371B2を除いて、LED光源371は2個ずつ配置される。
このロアーユニット30Bでは、コネクタ38の内側(長手方向中心側)には、1個の第1のLED光源371A2と1個の第2のLED光源371B2が設けられている。また、長手方向中央部には、1個の第2のLED光源371B2を配置している。
なお、LED光源371を1個(奇数)にする場所は特に限定するものではない。
例えば、前述した実施形態においては、アッパーユニット30Aとロアーユニット30Bとに同じLEDユニット30を用いた場合について説明したが、基本的な構造が同じであれば、サイズ等が異なるものであっても良い。
30 LEDユニット
36、36B LED基板(基板)
37A、371A 第1のLED光源
37B、371B 第2のLED光源
39A 第1の回路(配線)
39B 第2の回路(配線)
Claims (6)
- 複数の第1のLED光源と、
前記第1のLED光源とは異なる種類の複数の第2のLED光源と、
前記第1のLED光源および前記第2のLED光源を実装するLED基板と、を有し、
前記複数の第1のLED光源を直列に接続し、
前記複数の第2のLED光源を前記第1のLED光源とは別系統で直列に接続し、
偶数の前記第1のLED光源と偶数の前記第2のLED光源とを交互に配置したLEDユニット。 - 複数の第1のLED光源と、
前記第1のLED光源とは異なる種類の複数の第2のLED光源と、
前記第1のLED光源および前記第2のLED光源を実装するLED基板と、を有し、
前記複数の第1のLED光源を直列に接続し、
前記複数の第2のLED光源を前記第1のLED光源とは別系統で直列に接続し、
奇数または偶数の前記第1のLED光源と奇数または偶数の前記第2のLED光源とを交互に配置したLEDユニット。 - 請求項1または請求項2に記載のLEDユニットにおいて、
端部には、その隣に配設されたLEDとは異なる種類のLEDが配設されるLEDユニット。 - 請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1項に記載のLEDユニットにおいて、
前記第1のLED光源と前記第2のLED光源とが,個別に制御可能であるLEDユニット。 - 請求項1ないし請求項4のうちのいずれか1項に記載のLEDユニットにおいて、
前記第1のLED光源および前記第2のLED光源が、クランク状に配線されているLEDユニット。 - 請求項1ないし請求項5のうちのいずれか1項に記載のLEDユニットを用いた照明器具。
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- 2011-05-17 JP JP2011110835A patent/JP2012169245A/ja active Pending
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