JP2012166764A - 自動二輪車におけるチェーンスライダ構造及び軸受シール構造 - Google Patents

自動二輪車におけるチェーンスライダ構造及び軸受シール構造 Download PDF

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Abstract

【課題】チェーンスライダに軸受に対するシール機能を付与して専用のシール部材を不要にした構造簡単な,自動二輪車におけるチェーンスライダ構造を提供する。
【解決手段】後輪8rを軸支するスイングアーム17の前端部の軸受筒35aを,車体フレーム1に固設されるピボット軸18に軸受38を介して回動自在に支承させ,車体フレーム1に搭載されるパワーユニット11の駆動スプロケット21をチェーン23を介して後輪8rの従動スプロケット22に伝動可能に接続し,駆動及び従動スプロケット21,22間のチェーン23の直線部23a,23bに対向してそれとの摺接を可能にするチェーンスライダ24をスイングアーム17に取り付けた自動二輪車において,チェーンスライダ24に,軸受筒35aの外端部に嵌合して軸受38の外端側をシールするシール部54を一体に形成した。
【選択図】 図2

Description

本発明は,後輪を軸支するスイングアームの前端部の支持筒部を,車体フレームに固設されるピボット軸に軸受を介して回動自在に支承させ,車体フレームに搭載されるパワーユニットの駆動スプロケットをチェーンを介して後輪の従動スプロケットに伝動可能に接続し,前記駆動及び従動スプロケット間の前記チェーンの直線部に対向してその上下振幅を規制するチェーンスライダを前記スイングアームに取り付けた自動二輪車におけるチェーンスライダ構造及び軸受シール構造に関する。
後輪を軸支するスイングアームの前端部の支持筒部を,車体フレームに固設されるピボット軸に軸受を介して回動自在に支承させ,車体フレームに搭載されるパワーユニットの駆動スプロケットをチェーンを介して後輪の従動スプロケットに伝動可能に接続し,前記駆動及び従動スプロケット間の前記チェーンの直線部に対向してその上下振幅を規制するチェーンスライダを前記スイングアームに取り付けた自動二輪車は,例えば特許文献1に開示されるように,知られている。
また前記軸受をシールして雨水や塵埃から保護するために,スイングアームの支持筒部の両端部内周面に,ピボット軸の外周面に密接するシール部材を装着することも例えば特許文献2に開示されるように知られている。
特開2004−262282号公報 特開2003−127961号公報
特許文献2に開示されるものでは,スイングアームの支持筒に専用のシール部材を装着しなければならず,ピボット軸周辺部の部品点数が多く,コストの低減を困難にする。
本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたもので,チェーンスライダに軸受に対するシール機能を付与して専用のシール部材を不要にした構造簡単な,自動二輪車におけるチェーンスライダ構造及び軸受シール構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために,本発明は,後輪を軸支するスイングアームの前端部の支持筒部を,車体フレームに固設されるピボット軸に軸受を介して回動自在に支承させ,車体フレームに搭載されるパワーユニットの駆動スプロケットをチェーンを介して後輪の従動スプロケットに伝動可能に接続し,前記駆動及び従動スプロケット間の前記チェーンの直線部に対向してその上下振幅を規制するチェーンスライダを前記スイングアームに取り付けた自動二輪車におけるチェーンスライダ構造において,前記チェーンスライダに,前記軸受筒の外端部に嵌合されて前記軸受の外端側をシールするシール部を一体に形成したことを第1の特徴とする。尚,前記軸受は,後述する本発明の実施形態中のニードルベアリング38に対応する。
本発明は,第1の特徴に加えて,前記シール部を,前記チェーンスライダに一体に形成されて前記軸受筒の外端部に嵌合されるシール筒部と,このシール筒部から軸方向に突出して前記ピボット軸を囲繞しながら前記車体フレームの内側面に密接するスラストシールリップとで構成したことを第2の特徴とする。
さらに本発明は,第2の特徴に加えて,前記シール部が,前記ピボット軸の外周面に密接するラジアルシールリップを備えることを第3の特徴とする。
また本発明は,後輪を軸支するスイングアームの前端部の支持筒部を,車体フレームに固設されるピボット軸に軸受を介して回動自在に支承させ,車体フレームに搭載されるパワーユニットの駆動スプロケットをチェーンを介して後輪の従動スプロケットに伝動可能に接続し,前記駆動及び従動スプロケット間で前記チェーンの上面もしくは下面に対向してそれとの摺接を可能にチェーンスライダを前記スイングアームに取り付けた自動二輪車において,前記チェーンスライダに,前記軸受筒の外端部外周面に嵌合されて前記軸受の外端側をシールするシール部を一体に形成してなる,自動二輪車における軸受シール構造を第4の特徴とする。
さらに本発明は,第4の特徴に加えて,前記シール部を,前記チェーンスライダに一体に形成されて前記軸受筒の外端部外周面に嵌合されるシール筒部と,このシール筒部から軸方向に突出して前記ピボット軸を囲繞しながら前記車体フレームの内側面に密接するスラストシールリップとで構成したことを第5の特徴とする。
さらにまた本発明は,第5の特徴に加えて,前記シール筒部に,このシール筒部から半径方向内向きに突出して前記ピボット軸の外周面に密接するラジアルシールリップを形成したことを第6の特徴とする。
本発明の第1及び第4の特徴によれば,チェーンスライダに,スイングアームの軸受筒の外端部に嵌合されて軸受の外端側をシールするシール部を一体に形成したので,そのシール部により,雨水やダスト等が上記軸受に侵入するのを防ぐことができる。しかも,上記軸受の外端側をシールするための専用のシール部材が別部品として必要なく,上記軸受周りのシール構造が簡素化され,コストの低減を図ることができる。またチェーンスライダと一体のシール部は,軸受筒の外端部に嵌合することで,チェーンスライダのスイングアームアームへの取り付け位置の位置決めを容易に行うことができる。
本発明の第2及び第5の特徴によれば,スラストシールリップは,シール筒部に対する同心精度に多少の狂いがあっても,そのシール機能に支障は生じないので,常に良好なシール機能を発揮することができる。
本発明の第3及び第6の特徴によれば,シール部は,スラストシールリップ及びラジアルシールリップよりなる二重のシール構造を持つことになり,上記軸受に対するシール機能を一層高めることができる。
本発明に係る自動二輪車の側面図。 図2は図1の2−2線拡大断面図。 図2の3部拡大図。 上記自動二輪車におけるスイングアーム周りの分解斜視図。 上記自動二輪車におけるチェーンスライダの側面図。 同チェーンスライダの平面図。
以下,本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。尚,説明中,前後左右とは,自動二輪車を基準にして言うものとする。
先ず図1において,自動二輪車Mの車体フレーム1は,ヘッドパイプ2と,このヘッドパイプ2の上部から後方下向きに緩勾配で延びメインフレーム3と,ヘッドパイプ2の下部から後方下向きに急勾配で延びダウンチューブ4と,上記メインフレーム3の後端部及びダウンチューブ4の下端部間を連結する左右一対のクレードル型のサイドフレーム5,5と,これらサイドフレーム5,5の上端部から後方に延びる左右一対のシートレール6,6と,これらシートレール6,6の後端部を対応する側のサイドフレーム5,5の下部に接続するステー7,7とを備えている。
下端部で前輪8fを軸支するフロントフォーク10は,ヘッドパイプ2によって操向可能に支持され,エンジン12及び変速機13よりなるパワーユニット11は,メインフレーム3の直下でサイドフレーム5,5に搭載され,このパワーユニット11の直上に配置される燃料タンク14は,メインフレーム3にそれを跨ぐようにして取り付けられ,この燃料タンク14の後端に連なる乗車用のシート15はシートレール6,6に取り付けられる。
後端部で後輪8rを軸支するスイングアーム17は,車体フレーム1に固設される,後輪8rの軸線に平行なピボット軸18に上下揺動自在に支持され,このスイングアーム17と前記各ステー7間にリヤクッション19が縮設される。
変速機13の出力軸20は,その出力端をパワーユニット11の左ケース側面より突出させており,その出力端に駆動スプロケット21が固着される。一方,後輪8rのハブには,駆動スプロケット21より大径の従動スプロケット22が取り付けられ,これらスプロケット21,22は無端チェーン23を介して相互に伝動可能に接続される。
上記チェーン23の,両スプロケット21,22間を走る二本の上側及び下側直線部23a,23b間には,それらとの摺接を可能にしてそれらの過度の振れを抑えるチェーンスライダ24が配設され,このチェーンスライダ24はスイングアーム17に取り付けられる。
次に,ピボット軸18によるスイングアーム17の支持構造について,図2〜図4を参照しながら説明する。
前記左右のサイドフレーム5,5は,その下部においてクロスメンバ16により相互に連結され,このクロスメンバ16の中央部に,ダウンチューブ4の下端から後方に延びるボトムフレーム9が連結される。サイドフレーム5,5の下部内側面には,水平方向の支孔26,26を有して前方に張り出すピボットブラケット25,25が溶接され(図1をも参照),またボトムフレーム9の後端には,両ピボットブラケット25,25の中間位置で上記支孔26,26と同軸上に配置される支筒27が溶接される。而して,ピボットブラケット25,25は,車体フレーム1の一部をなす。
ピボット軸18は,これら支孔26,26及び支筒27に挿通されるボルト28と,このボルト28に嵌装されて左側のピボットブラケット25及び支筒27間に挟持される第1ディスタンスカラー29と,ボルト28に直列に嵌装されて右側のピボットブラケット25及び支筒27間に挟持される第2ディスタンスカラー30,ボールベアリング31のインナレース31a及び第3ディスタンスカラー32とで構成され,ボルト28の,右側ピボットブラケット25の外側方に突出した先端部にナット33を螺合,緊締することにより,ピボット軸18全体はピボットブラケット25,25及び支筒27に固設される。
一方,スイングアーム17は,各前端に軸受筒35a,35bを備える左右一対のアーム部材36a,36bと,後輪8rの前方でこれらアーム部材36a,36b間を一体に連結するクロスメンバ37とで構成され,左側の軸受筒35aは,左側のピボットブラケット25に内側面25aに近接するようにニードルベアリング38を介して前記第1ディスタンスカラー29に回転自在に支承され,右側の軸受筒35bは,右側のピボットブラケット25に近接するように前記ボールベアリング31を介してボルト28に回転自在に支承される。こうして,スイングアーム17は,車体フレーム1に固設されたピボット軸18にニードルベアリング38及びボールベアリング31を介して上下揺動自在に支持される。
このスイングアーム17の左側のアーム部材36aに前記チェーンスライダ24が次のように取り付けられる。即ち,図2〜図6,特に図4〜図6に明示するように,チェーンスライダ24は左側の軸受筒35aの外端部外周面に水密に嵌合するシール筒部40と,このシール筒部40の内端から延出して上記軸受筒35aの前側半周面に密着する半円筒状のシール筒延長部40bと,シール筒部40及びシール筒延長部40bの上部から後方に延出して,前記チェーン23の上側直線部23aの下面に所定間隙を存して対向する上部スライダ板41と,シール筒部40及びシール筒延長部40bの下部から後方に延出して,前記チェーン23の下側直線部23bの上面に所定間隙を存して対向する上部スライダ板41とよりなっており,これらは適度な弾性を有する合成樹脂で一体成形される。上部スライダ板41の上面及び下部スライダ板42の下面には,チェーン23の上側及び下側直線部23a,23bの各ローラに摺接し得るガイドリブ43,43がそれぞれ一体に形成され,またシール筒延長部40bの外周面には,上記ガイドリブ43,43間を一体に連結する補強リブ44が一体に形成される。
また上部及び下部スライダ板41,42には,その内側方に突出して各スライダ板41,42の長手方向中間部に位置する第1耳片45と,同じくその内側方に突出して各スライダ板41,42の後端部に位置する第2耳片46とがそれぞれ一体に形成され,第1耳片45は係止突起47を,また第2耳片46は長孔58をそれぞれ有する。また各スライダ板41,42の後端には,前記スイングアーム17のクロスメンバ37の湾曲した後面に当接する位置決めリブ49が一体に形成される。
前記スイングアーム17のクロスメンバ37には,その上下両面に開口する係止孔50及びねじ孔51が設けられており,その上下の係止孔50に上下の係止突起47が係合され,上下のねじ孔51に上下の長孔58に挿通したビス48が螺着される。こうしてチェーンスライダ24はスイングアーム17に取り付けられる。その際,シール筒部40が左側の軸受筒35aの外端部外周面に嵌合させると共に,位置決めリブ49がクロスメンバ37の後面に当接することにより,チェーンスライダ24は,各ガイドリブ43,43をチェーン23の各直線部23a,23bのローラに正対させる適正位置に保持される。
左側の軸受筒35aの外端部外周面に水密に嵌合されるシール筒部40は,該軸受筒35aの外端面に当接する端壁40aを有しており,その端壁40aには,ピボット軸18を囲繞して左側の前記ピボットブラケット25の内側面25aに密接するスラストシールリップ52と,ピボット軸18の一部品たる第1ディスタンスカラー29の外周面に密接するラジアルシールリップ53とが一体に形成される。これらスラストシールリップ52及びラジアルシールリップ53は,シール筒部40と協働して,左側の軸受筒35a内のニードルベアリング38の外端側をシールするシール部54を構成する。
ニードルベアリング38の内端側は,左側の軸受筒35aに装着されて第1ディスタンスカラー29の外周面に密接する専用のシール部材55によりシールされる。
また右側の軸受筒35bには,ボールベアリング31の外端側及び内端側をシールする専用のシール部材56,57が装着される。
次に,この実施形態の作用について説明する。
自動二輪車Mの走行中,パワーユニット11の出力は駆動スプロケット21からチェーン23を介して従動スプロケット22に伝達して,後輪8rを駆動する。この走行中,パワーユニット11の出力や後輪8r側の負荷に変動があったり,後輪8rがスイングアーム17を上下に揺動させながら昇降すると,チェーン23の直線部23a,23bが上下に振動するが,上側直線部23aは,その下面側をチェーンスライダ24の上部スライダ板41に摺接させて下方への過度の振れが抑えられ,下側直線部23bは,その上面側をチェーンスライダ24の下部スライダ板42に摺接させて上方への過度の振れが抑えられる。こうしてチェーン23の直線部23a,23bの上下振幅はチェーンスライダ24によって規制される。
またスイングアーム17は,その左右前端の軸受筒35a,35bにおいてニードルベアリング38及びボールベアリング31を介してピボット軸18に支承されるので,そのスムーズな上下揺動が確保される。しかも,左側の軸受筒35a内のニードルベアリング38は,チェーンスライダ24に一体に形成されるシール部54と,該軸受筒35a内に装着されるシール部材55とで内外両端側がシールされ,また右側の軸受筒35b内のボールベアリング31は,該軸受筒35b内に装着される一対のシール部材56,57により内外両端側がシールされるので,左右の軸受筒35a,35bに向かって降りかかる雨水,洗車水,前,後輪8f,8rからの飛散泥水やダスト等から上記ニードルベアリング38及びボールベアリング31に侵入するのを防ぐことができる。
ところで,ニードルベアリング38の外端側をシールするシール部54は,前述のように,チェーンスライダ24の一部をなして左側の軸受筒35aの外端部外周面に水密に嵌合するシール筒部40と,上記軸受筒35aの外端面に当接するシール筒部40の端壁40aにそれぞれ一体に形成されて,左側のピボットブラケット25の内側面25aに密接するスラストシールリップ52と,ピボット軸18の一部品たる第1ディスタンスカラー29の外周面に密接するラジアルシールリップ53とで構成されるので,ニードルベアリング38の外端側を両シールリップ52,53により二重にシールすることになり,ニードルベアリング38に対するシール機能を一層高めることができる。
しかもスラストシールリップ52は,シール筒部40に対する同心精度に多少の狂いがあっても,そのシール機能に支障は生じないので,常に良好なシール機能を発揮することができる。
さらにシール部54は,チェーンスライダ24に一体に形成されるので,ニードルベアリング38の外端側をシールするための専用のシール部材が不要となり,その分,ニードルベアリング38周りのシール構造が簡素化され,コストの低減に寄与し得る。
またスラストシールリップ52は,左側のピボットブラケット25の内側面25aに密接するとき,その反力がシール筒部40の端壁40aを左側の軸受筒35aの外端面に押しつけるように作用するので,シール筒部40の軸受筒35aからの抜け出しを防ぐことができ,したがって特別な抜け出し防止部材を設ける必要がなくなり,構造の更なる簡素化を図ることができる。
以上,本発明の実施例を説明したが,本発明は上記実施例に限定されるものではなく,本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことができる。例えば,左右の軸受筒35a,35bを,これらを一体に連結してなる単一の軸受筒に置き換えることもできる。その場合は,ニードルベアリング38及びボールベアリング31の各内端側をシールするシール部材55,57は不要となる。またニードルベアリング38及びボールベアリング31は,他の形式のベアリングに置き換えることもできる。またパワーユニット11として電動モータを使用することもできる。
M・・・・・・自動二輪車
1・・・・・・車体フレーム
8r・・・・・後輪
11・・・・・パワーユニット
17・・・・・・スイングアーム
18・・・・・・ピボット軸
21・・・・・駆動スプロケット
22・・・・・従動スプロケット
23・・・・・チェーン
24・・・・・チェーンスライダ
35a・・・・軸受筒
38・・・・・軸受(ニードルベアリング)
40・・・・・シール筒部
52・・・・・スラストシールリップ
53・・・・・ラジアルシールリップ
54・・・・・シール部

Claims (6)

  1. 後輪(8r)を軸支するスイングアーム(17)の前端部の軸受筒(35a)を,車体フレーム(1)に固設されるピボット軸(18)に軸受(38)を介して回動自在に支承させ,車体フレーム(1)に搭載されるパワーユニット(11)の駆動スプロケット(21)をチェーン(23)を介して前記後輪(8r)の従動スプロケット(22)に伝動可能に接続し,前記駆動及び従動スプロケット(21,22)間の前記チェーン(23)の直線部(23a,23)に対向してその上下振幅を規制するチェーンスライダ(24)を前記スイングアーム(17)に取り付けた自動二輪車におけるチェーンスライダ構造において,
    前記チェーンスライダ(24)に,前記軸受筒(35a)の外端部に嵌合されて前記軸受(38)の外端側をシールするシール部(54)を一体に形成したことを特徴とする,自動二輪車におけるチェーンスライダ構造。
  2. 請求項1記載の自動二輪車におけるチェーンスライダ構造において,
    前記シール部(54)を,前記チェーンスライダ(24)に一体に形成されて前記軸受筒(35a)の外端部に嵌合されるシール筒部(40)と,このシール筒部(40)から軸方向に突出して前記ピボット軸(18a)を囲繞しながら前記車体フレーム(1)の内側面に密接するスラストシールリップ(52)とで構成したことを特徴とする,自動二輪車におけるチェーンスライダ構造。
  3. 請求項2記載の自動二輪車におけるチェーンスライダ構造において,
    前記シール筒部(40)に,このシール筒部(40)から半径方向内向きに突出して前記ピボット軸(18)の外周面に密接するラジアルシールリップ(53)を形成したことを特徴とする,自動二輪車におけるチェーンスライダ構造。
  4. 後輪(8r)を軸支するスイングアーム(17)の前端部の軸受筒(35a)を,車体フレーム(1)に固設されるピボット軸(18)に軸受(38)を介して回動自在に支承させ,車体フレーム(1)に搭載されるパワーユニット(11)の駆動スプロケット(21)をチェーン(23)を介して前記後輪(8r)の従動スプロケット(22)に伝動可能に接続し,前記駆動及び従動スプロケット(21,22)間の前記チェーン(23)の直線部(23a,23)に対向してその上下振幅を規制するチェーンスライダ(24)を前記スイングアーム(17)に取り付けた自動二輪車において,
    前記チェーンスライダ(24)に,前記軸受筒(35a)の外端部外周面に嵌合されて前記軸受(38)の外端側をシールするシール部(54)を一体に形成してなることを特徴とする,自動二輪車における軸受シール構造。
  5. 請求項4記載の自動二輪車における軸受シール構造において,
    前記シール部(54)を,前記チェーンスライダ(24)に一体に形成されて前記軸受筒(35a)の外端部外周面に嵌合されるシール筒部(40)と,このシール筒部(40)から軸方向に突出して前記ピボット軸(18)を囲繞しながら前記車体フレーム(1)の内側面に密接するスラストシールリップ(52)とで構成したことを特徴とする,自動二輪車における軸受シール構造。
  6. 請求項5記載の自動二輪車における軸受シール構造において,
    前記シール筒部(40)に,このシール筒部(40)から半径方向内向きに突出して前記ピボット軸(18)の外周面に密接するラジアルシールリップ(53)を形成したことを特徴とする,自動二輪車における軸受シール構造。
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