JP2012166084A - 脈管アクセスを改善するための方法および組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】たとえば本発明の移植可能材料は、透析に適する成熟した機能的状態の瘻を長持ちさせるだけでなく、天然の動静脈瘻の成熟を増強することができる。さらに本発明により、機能的な末梢バイパスグラフトの形成を促進できるだけでなく、透析に適する機能的な動静脈グラフトの形成を促進できる。移植可能材料は、吻合または動静脈グラフト部、隣接または周辺部に体内移植するのに適した、可撓性の平面形態または保形性を有する流動可能組成物として構成されうる。本明細書に開示される方法によれば、移植可能材料は血管の外面に供給される。可撓性の平面形態の一定の実施形態は、スロットを画定する。本発明の材料および方法には、細胞、好ましくは内皮細胞または内皮細胞に類似する表現型を有する細胞が含まれる。
【選択図】図7
Description
2006年6月5日に出願の仮特許出願でない本出願は、米国特許法第119条(e)項にもとづき、2005年6月21日に出願の仮特許出願第60/692,708号の利益を主張し、米国特許法第120条、363条および/または365条にもとづき、2005年12月6日に出願の同時係属中の国際出願PCT/US05/43967の優先権を主張する。同時係属中の国際出願PCT/US05/43967は、2004年12月8日に出願の仮特許出願第60/634,155号;2005年3月21日に出願の仮特許出願第60/663,859号;および2005年5月19日に出願の仮特許出願第60/682,054号の優先権を主張するものである。以上の各全内容が、参照により本明細書に組み込まれる。
血液透析患者に末期腎疾患(ESRD)の処置のための医療を提供する場合の主な合併症は、脈管アクセス不全である。米国内のESRD患者の割合は1980年以来毎年増加している。2001年には、有病率が前年比で2.4%増加し、ほぼ100万人に1,400人の割合に達した。年齢、人種、民族性および糖尿病体質における人口統計学的変化にもとづき、米国内のESRD有病患者人口は、2030年までに130万人まで増加すると予想される。現在では、ESRD有病患者人口の約65%が血液透析を受けている(約264,710人)。1997年〜2001年の間に、血液透析患者人口は毎年4.5%増加した。メディケアのデータを用いて測定されたところによると、2001年までにESRD費用総額は$155億に達し、$2,420億のメディケア予算全体の6.4%を占めた(一切の費用を含めた費用総額は$228億に達した)。米国内の脈管アクセスに関連する疾病の年間費用は現在、実に年間$10億を越えている。
本発明は、細胞と生体適合性マトリクスとを含む移植可能材料を、脈管アクセス構造体に局所的に供給すると、構造体を成熟した機能的状態で長持ちさせることができるだけでなく、構造体の形成を促進および/または成熟を増強できる、という発見を利用する。本発明によれば、移植可能材料は、脈管アクセス構造体部、隣接または周辺部の血管の外面上に配置される。本発明は、新規に作製した脈管アクセス構造体の一体化を有効に促進および/または成熟を増強し、既存の機能中の構造体の機能的寿命を促進および維持し、不全になりかけた、または不全の構造体の修復を助けうる。
例えば、本願発明は以下の項目を提供する。
(項目1)
患者の脈管アクセス構造体を処置する方法であって、細胞と生体適合性マトリクスとを含み、かつ該構造体の機能を促進するのに有効な移植可能材料を、該患者の該脈管アクセス構造体部、隣接または周辺部に配置するステップを含む、方法。
(項目2)
前記脈管アクセス構造体は、天然の動静脈瘻、動静脈グラフトまたは静脈カテーテルである、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記動静脈グラフトは補綴ブリッジを含む、項目2に記載の方法。
(項目4)
前記カテーテルは留置二重管腔カテーテルである、項目2に記載の方法。
(項目5)
前記脈管アクセス構造体は、透析のためのものである、項目1に記載の方法。
(項目6)
前記動静脈瘻の処置により、反復的カニューレ挿入が促進される、項目2に記載の方法。
(項目7)
前記脈管アクセス構造体の処置により、前記構造体内部および下流における正常またはほぼ正常な血流が促進される、項目1に記載の方法。
(項目8)
血流が血液透析中の再循環を防止するために十分な速度である、項目7に記載の方法。
(項目9)
前記脈管アクセス構造体の処置により、正常またはほぼ正常な血管直径が促進される、項目1に記載の方法。
(項目10)
前記脈管アクセス構造体の処置により、血液透析中の血流の再循環が減じられる、項目1に記載の方法。
(項目11)
前記天然の動静脈瘻の処置により、血液透析を可能にするに十分な臨床的成熟が促進される、項目2に記載の方法。
(項目12)
前記移植可能材料が前記天然の動静脈瘻の成熟の遅れを低減する、項目2に記載の方法。
(項目13)
前記動静脈グラフトの処置により、正常またはほぼ正常な末梢循環を回復するのに十分な臨床的安定が促進される、項目2に記載の方法。
(項目14)
前記留置二重管腔カテーテルが、血液透析を可能にするに十分な臨床的安定を促進する、項目2に記載の方法。
(項目15)
前記移植可能材料が、前記患者における修正手術の発生率を低下させる、項目2に記載の方法。
(項目16)
項目1に記載の方法とともに使用するのに適した、細胞と生体適合性マトリクスとを含む移植可能材料。
(項目17)
前記細胞が内皮細胞、または内皮細胞に類似する表現型を有する細胞である、項目16に記載の移植可能材料。
(項目18)
前記生体適合性マトリクスが可撓性の平面材料または流動可能組成物である、項目16に記載の移植可能材料。
(項目19)
前記可撓性の平面材料が吻合部への移植のために構成される、項目18に記載の移植可能材料。
(項目20)
前記材料がスロットを画定する、項目19に記載の移植可能材料。
(項目21)
前記材料が図1または図2Aのように構成される、項目19に記載の移植可能材料。
(項目22)
前記流動可能組成物が保形性を有する組成物である、項目18に記載の移植可能材料。
(項目23)
ヒトにおける動静脈瘻の成熟を増強する方法であって、生体適合性マトリクスと細胞とを含み、かつ該瘻の成熟を増強するのに有効な移植可能材料を、該瘻部、隣接または周辺部に配置するステップを含む、方法。
(項目24)
成熟の増強が、透析のために前記瘻に反復的にカニューレを挿入できる能力を特徴とする、項目23に記載の方法。
(項目25)
成熟の増強が、透析中に十分な血流を得られる能力を特徴とする、項目23に記載の方法。
(項目26)
十分な血流が、約350ml/分の速度を含む、項目25に記載の方法。
(項目27)
前記動静脈瘻は、橈骨動脈―橈側皮静脈間、上腕動脈―橈側皮静脈間、または上腕動脈―尺側皮静脈間である、項目23に記載の方法。
(項目28)
前記動静脈瘻に対する前記生体適合性材料の適用は、治療薬の投与の後に、またはこれと同時に行われる、項目23に記載の方法。
(項目29)
前記動静脈瘻に対する前記生体適合性材料の適用は、物理的拡張の後に行われる、項目23に記載の方法。
(項目30)
ヒトにおける動静脈瘻の体内成熟不全を防止する方法であって、血管内皮細胞が移植された生体適合性マトリクスを、該ヒトの体内の瘻部、隣接または周辺部に配置することにより該瘻の成熟不全を防止するステップを含む、方法。
(項目31)
成熟不全は、透析のために前記瘻に反復的にカニューレを挿入できないことを特徴とする、項目30に記載の方法。
(項目32)
成熟不全は、透析中に十分な血流を得られないことを特徴とする、項目30に記載の方法。
(項目33)
前記十分な血流が約350ml/分の速度を含む、項目32に記載の方法。
(項目34)
前記動静脈瘻は、橈骨動脈―橈側皮静脈間、上腕動脈―橈側皮静脈間、または上腕動脈―尺側皮静脈間である、項目30に記載の方法。
(項目35)
前記動静脈瘻に対する前記生体適合性材料の適用は、治療薬の投与の後に、またはこれと同時に行われる、項目30に記載の方法。
(項目36)
前記動静脈瘻に対する前記生体適合性材料の適用は、物理的拡張の後に行われる、項目30に記載の方法。
(項目37)
前記動静脈瘻は、発生後少なくとも2ヵ月カニューレを挿入できない、項目31に記載の方法。
(項目38)
前記動静脈瘻は、発生後少なくとも3ヵ月カニューレを挿入できない、項目31に記載の方法。
(項目39)
前記動静脈瘻は、発生後少なくとも4ヵ月カニューレを挿入できない、項目31に記載の方法。
(項目40)
項目23に記載の方法とともに使用するのに適した、細胞と生体適合性マトリクスとを含む移植可能材料。
(項目41)
前記細胞が内皮細胞、または内皮細胞に類似する表現型を有する細胞である、項目40に記載の移植可能材料。
(項目42)
前記生体適合性マトリクスが可撓性の平面材料または流動可能組成物である、項目40に記載の移植可能材料。
(項目43)
前記可撓性の平面材料が吻合部への移植のために構成される、項目42に記載の移植可能材料。
(項目44)
前記材料がスロットを画定する、項目43に記載の移植可能材料。
(項目45)
前記材料が図1または図2Aのように構成される、項目43に記載の移植可能材料。
(項目46)
前記流動可能組成物が保形性を有する組成物である、項目42に記載の移植可能材料。
(項目47)
動静脈グラフトの血流速度を維持する方法であって、細胞と生体適合性マトリクスとを含む移植可能材料を供給するステップを含み、該移植可能材料は、該グラフトの血流速度を維持するのに効果的な量で、該動静脈グラフトの静脈流出領域の補綴ブリッジ部、隣接または周辺部の該動静脈グラフトの外面に設けられる、方法。
(項目48)
前記動静脈グラフトの静脈流出領域の血流速度は、前記流出領域の上流の血流速度とほぼ同じであるか、または、該血流速度は透析を可能にするのに十分な速度である、項目47に記載の方法。
(項目49)
末梢循環を維持するのに十分な末梢バイパスグラフトの正常な血流を維持する方法であって、細胞と生体適合性マトリクスとを含む移植可能材料を供給するステップを含み、該移植可能材料は、末梢循環を維持するのに十分な該バイパスグラフトの血流速度を維持するために効果的な量で、補綴ブリッジ部、隣接または周辺部の該バイパスグラフトの外面に設けられる、方法。
(項目50)
流入血流速度と流出血流速度がほぼ同じである、項目49に記載の方法。
(項目51)
動静脈グラフトまたは末梢バイパスグラフトの補綴ブリッジの組織一体化を促進する方法であって、細胞と生体適合性マトリクスとを含む移植可能材料を供給するステップを含み、該移植可能材料は、該ブリッジの組織一体化の促進に効果的な量で、補綴ブリッジ部、隣接または周辺部の該動静脈グラフトまたは該末梢バイパスグラフトの外面に設けられる、方法。
(項目52)
前記移植可能材料は、前記補綴ブリッジの管腔内側表面または周辺部における平滑筋細胞の増殖または移動を促進する、項目51に記載の方法。
(項目53)
前記移植可能材料は、前記補綴ブリッジの管腔内側表面または周辺部における内皮細胞の増殖または移動を促進する、項目51に記載の方法。
(項目54)
動静脈瘻または動静脈グラフト離開の発生を防止または低減する方法であって、細胞と生体適合性マトリクスとを含む移植可能材料を供給するステップを含み、該移植可能材料は、該離開の発生を防止または低減するのに効果的な量で、該動静脈グラフトの静脈流出領域の補綴ブリッジ部、隣接または周辺部の該瘻または動静脈グラフトの外面に設けられる、方法。
(項目55)
前記供給のステップは、天然の動静脈瘻不全の後に、インターベンション処置として行われる、項目47に記載の方法。
(項目56)
前記供給のステップは、天然または伏在静脈末梢バイパス不全の後に、インターベンション処置として行われる、項目49に記載の方法。
(項目57)
(a)細胞と;
(b)生体適合性マトリクスと
を含む移植可能材料であって、該移植可能材料は、補綴ブリッジの周辺部、隣接またはこれに接して設けられ、該補綴ブリッジは、動静脈グラフトの静脈流出領域もしくはその付近、または末梢バイパスグラフトの流出もしくはその付近におかれる、移植可能材料。
(項目58)
透析を可能にするに十分な動静脈グラフトの血圧を維持する方法であって、細胞と生体適合性マトリクスとを含む移植可能材料を供給するステップを含み、該移植可能材料は、透析を可能にするに十分な血圧を維持するのに効果的な量で、該動静脈グラフトの静脈流出領域の補綴ブリッジ部、隣接または周辺部の該動静脈グラフトの外面に設けられる、方法。
(項目59)
前記動静脈グラフトの静脈流出領域の血圧は、前記流出領域の上流の血圧とほぼ同じである、項目58に記載の方法。
(項目60)
前記補綴ブリッジは、伏在静脈、ウシヘテログラフト、臍静脈、ダクロン、PTFE、ePTFE、ポリウレタン、ウシ腸間膜静脈、および凍結保存の大腿静脈アログラフトからなる群より選択される、項目58に記載の方法。
(項目61)
前記補綴ブリッジはePTFEである、項目60に記載の方法。
(項目62)
項目47または58に記載の方法とともに使用するのに適した、細胞と生体適合性マトリクスとを含む移植可能材料。
(項目63)
前記細胞が内皮細胞、または内皮細胞に類似する表現型を有する細胞である、項目62に記載の移植可能材料。
(項目64)
前記生体適合性マトリクスが可撓性の平面材料または流動可能組成物である、項目62に記載の移植可能材料。
(項目65)
前記可撓性の平面材料が吻合部、隣接または周辺部への移植のために構成される、項目64に記載の移植可能材料。
(項目66)
前記可撓性の平面材料は、動静脈グラフト部、隣接または周辺部への移植のために構成される、項目65または66に記載の移植可能材料。
(項目67)
前記材料がスロットを画定する、項目65または66に記載の移植可能材料。
(項目68)
前記材料が図1または図2Aのように構成される、項目65または66に記載の移植可能材料。
(項目69)
前記流動可能組成物が保形性を有する組成物である、項目64に記載の移植可能材料。
(項目70)
前記細胞が、コンフルエントな細胞集団、ほぼコンフルエントな細胞集団、コンフルエント後の細胞集団、および前述の細胞集団のいずれか1つの表現型を有する細胞からなる群より選択される、項目16、17、40または57に記載の移植可能材料。
(項目71)
生体適合性マトリクスと植え付けられた細胞とを含む移植可能材料を貯蔵するための輸送培地組成物であり、前記輸送培地組成物が、細胞生存率または抑制性の表現型を維持するのに十分な量のVEGFを含み、前記細胞の標準的な細胞培養温度より低温で前記輸送培地組成物中に貯蔵されると、前記細胞が長期間生存しつづける、輸送培地組成物。
(項目72)
前記細胞の標準的な細胞培養温度より低温において、細胞生存率または抑制性の表現型を維持するのに十分なVEGFの前記量が、前記細胞の標準的な細胞培養温度において必要なVEGFの量よりも多い、項目71に記載の輸送培地組成物。
(項目73)
前記移植可能材料が、前記輸送培地組成物中に約37℃より低温で貯蔵される、項目71に記載の輸送培地組成物。
(項目74)
前記移植可能材料が、前記輸送培地組成物中に周囲温度で貯蔵される、項目71に記載の輸送培地組成物。
(項目75)
細胞生存率が少なくとも約80%である、項目71に記載の輸送培地組成物。
(項目76)
前記細胞が、貯蔵される場合にほぼコンフルエント、コンフルエント、またはコンフルエント後である、項目71に記載の輸送培地組成物。
(項目77)
前記長期間が、約1週間である、項目71に記載の輸送培地組成物。
(項目78)
前記長期間が、約2週間である、項目71に記載の輸送培地組成物。
(項目79)
前記長期間が、約3週間である、項目71に記載の輸送培地組成物。
(項目80)
前記細胞が、内皮細胞または内皮細胞に類似する細胞である、項目71に記載の輸送培地組成物。
(項目81)
VEGFの前記量が、約4ng/mLである、項目71に記載の輸送培地組成物。
(項目82)
生体適合性マトリクスと植え付けられた細胞とを含む移植可能材料を凍結保存するための凍結保存培地組成物であり、前記凍結保存培地組成物が凍結保存剤、多糖類および血清を含み、少なくとも約−4℃で貯蔵される場合に、細胞生存率または抑制性の表現型およびマトリクスの完全性が長期間維持される、凍結保存培地組成物。
(項目83)
前記凍結保存培地組成物中の血清量が、前記細胞の通常培養のための血清量を上回る、項目82に記載の凍結保存培地組成物。
(項目84)
少なくとも約20%の血清を含む、項目82に記載の凍結保存培地組成物。
(項目85)
少なくとも約50%の血清を含む、項目82に記載の凍結保存培地組成物。
(項目86)
前記血清が、ウシ胎仔血清である、項目82に記載の凍結保存培地組成物。
(項目87)
前記凍結保存培地組成物中の前記多糖類が、前記細胞の通常培養のための多糖類量を上回る、項目82に記載の凍結保存培地組成物。
(項目88)
少なくとも約2〜8%の多糖類を含む、項目82に記載の凍結保存培地組成物。
(項目89)
少なくとも約4.5%の多糖類を含む、項目82に記載の凍結保存培地組成物。
(項目90)
前記多糖類がデキストランである、項目82に記載の凍結保存培地組成物。
(項目91)
約10%のDMSOをさらに含む、項目82に記載の凍結保存培地組成物。
(項目92)
貯蔵が少なくとも約−20℃においてなされる、項目82に記載の凍結保存培地組成物。
(項目93)
貯蔵が少なくとも約−80℃においてなされる、項目82に記載の凍結保存培地組成物。
(項目94)
貯蔵が少なくとも約−140℃においてなされる、項目82に記載の凍結保存培地組成物。
(項目95)
前記長期間が約1ヶ月である、項目82に記載の凍結保存培地組成物。
(項目96)
前記長期間が約6ヶ月である、項目82に記載の凍結保存培地組成物。
(項目97)
前記長期間が約1年である、項目82に記載の凍結保存培地組成物。
(項目98)
細胞生存率が少なくとも約80%である、項目82に記載の凍結保存培地組成物。
(項目99)
細胞を植え付けられた生体適合性マトリクスと、凍結保存中に細胞生存率または抑制性の表現型およびマトリクスの完全性を維持するのに十分な量の凍結保存培地組成物とを含む、凍結保存移植可能材料であり、前記凍結保存培地組成物が凍結保存剤、多糖類および血清を含む、凍結保存移植可能材料。
(項目100)
生体適合性マトリクスと植え付けられた細胞とを含む移植可能材料を、前記細胞の標準的な細胞培養温度よりも低温で長期間貯蔵する方法であり、前記方法が、
貯蔵中に細胞生存率または抑制性の表現型を維持するのに十分な量のVEGFを含む輸送培地組成物に、前記移植可能材料を浸すステップ
を含み、前記細胞の標準的な細胞培養温度より低温で前記輸送培地組成物中に貯蔵される場合に、前記細胞が長期間生存しつづけるか抑制性の表現型を維持する方法。
(項目101)
前記細胞の標準的な細胞培養温度より低温で、細胞生存率または抑制性の表現型を維持するのに十分なVEGFの前記量が、前記細胞の標準的な細胞培養温度で必要なVEGFの量よりも多い、項目100に記載の方法。
(項目102)
輸送培地組成物の量の、移植可能材料の量に対する比率が約50:1である、項目100に記載の方法。
(項目103)
前記輸送培地組成物の量が約50mLである、項目100に記載の方法。
(項目104)
前記輸送培地組成物のpHが約7.4である、項目100に記載の方法。
(項目105)
前記移植可能材料が、約37℃より低温で前記輸送培地組成物中に貯蔵される、項目100に記載の方法。
(項目106)
前記移植可能材料が、周囲温度で前記輸送培地組成物中に貯蔵される、項目100に記載の方法。
(項目107)
細胞生存率が少なくとも約80%である、項目100に記載の方法。
(項目108)
前記細胞が、貯蔵される場合にほぼコンフルエント、コンフルエント、またはコンフルエント後である、項目100に記載の方法。
(項目109)
前記長期間が約1週間である、項目100に記載の方法。
(項目110)
前記長期間が約2週間である、項目100に記載の方法。
(項目111)
前記長期間が約3週間である、項目100に記載の方法。
(項目112)
前記細胞が、内皮細胞または内皮細胞に類似する細胞である、項目100に記載の方法。
(項目113)
VEGFの前記量が、約4ng/mLである、項目100に記載の方法。
(項目114)
生体適合性マトリクスと植え付けられた細胞とを含む移植可能材料を、約−4℃の温度で長期間凍結保存する方法であり、前記方法が、
凍結保存剤、多糖類および血清を含む凍結保存培地組成物に、前記移植可能材料を浸すステップ
を含み、約−4℃の温度で前記凍結保存培地組成物中に貯蔵される場合に、長期間前記細胞が生存しつづけるか抑制性の表現型を維持し、前記マトリクスが完全なままである方法。
(項目115)
前記凍結保存培地組成物中の血清量が、前記細胞の通常培養のための血清量を上回る、項目114に記載の凍結保存方法。
(項目116)
前記凍結保存培地組成物が、少なくとも約20%の血清を含む、項目114に記載の凍結保存方法。
(項目117)
前記凍結保存培地組成物が、少なくとも約50%の血清を含む、項目114に記載の凍結保存方法。
(項目118)
前記血清がウシ胎仔血清である、項目114に記載の凍結保存方法。
(項目119)
前記凍結保存培地組成物中の前記多糖類が、前記細胞の通常培養のための多糖類量を上回る、項目114に記載の凍結保存方法。
(項目120)
前記凍結保存培地組成物が、少なくとも約2〜8%の多糖類を含む、項目114に記載の凍結保存方法。
(項目121)
前記凍結保存培地組成物が、少なくとも約4.5%の多糖類を含む、項目114に記載の凍結保存方法。
(項目122)
前記多糖類がデキストランである、項目114に記載の凍結保存方法。
(項目123)
前記凍結保存培地組成物が、約10%のDMSOをさらに含む、項目114に記載の凍結保存方法。
(項目124)
凍結保存培地組成物の量の、移植可能材料の量に対する比率が約5:1である、項目114に記載の凍結保存方法。
(項目125)
前記凍結保存培地組成物の量が、約5mLである、項目114に記載の凍結保存方法。
(項目126)
貯蔵が少なくとも約−80℃においてなされる、項目114に記載の凍結保存方法。
(項目127)
貯蔵が少なくとも約−140℃においてなされる、項目114に記載の凍結保存方法。
(項目128)
貯蔵が少なくとも約−160℃においてなされる、項目114に記載の凍結保存方法。
(項目129)
前記長期間が約1ヶ月である、項目114に記載の凍結保存方法。
(項目130)
前記長期間が約6ヶ月である、項目114に記載の凍結保存方法。
(項目131)
前記長期間が約1年である、項目114に記載の凍結保存方法。
(項目132)
細胞生存率が少なくとも約80%である、項目114に記載の凍結保存方法。
(項目133)
生体適合性マトリクスと植え付けられた細胞とを含む移植可能材料を準備する方法であって、
前記方法が、
ワーキング・セル・バンクを準備するステップと、
水和生体適合性マトリクス材料を供給するステップと、
前記ワーキング・セル・バンクからの細胞を前記水和生体適合性マトリクス材料に播種するステップと、
前記細胞を播種した生体適合性マトリクス材料を、インキュベータ内に配置して細胞接着を促進するステップと、
前記細胞がほぼコンフルエント、コンフルエント、またはコンフルエント後になるまで、前記細胞を播種した生体適合性マトリクス材料をインキュベータ内に配置するステップと、
前記細胞を播種した生体適合性マトリクス材料の細胞数、細胞生存率および/または細胞機能性を評価するステップと、
を含む方法。
(項目134)
前記細胞を播種した生体適合性マトリクス材料を、凍結保存に適したバイアル内に配置するステップと、
前記材料の凍結保存中に細胞生存率または抑制性の表現型およびマトリクスの完全性を保つのに十分な量の、凍結保存剤、多糖類および血清を含む凍結保存培地組成物を、前記ほぼコンフルエント、コンフルエント、またはコンフルエント後の細胞を播種した生体適合性マトリクス材料に導入するステップと、
をさらに含む、項目133に記載の方法。
(項目135)
前記細胞を播種した生体適合性マトリクス材料と、凍結保存培地組成物とを含む前記バイアルを、冷凍容器内に配置するステップと、
前記冷凍容器に、前記冷凍速度を調節する薬剤を導入するステップと、
前記薬剤を含む前記冷凍容器を、少なくとも約−4℃のフリーザ内に配置するステップと、
前記冷凍容器を、前記少なくとも約−4℃のフリーザから取り出すステップと、
前記冷凍容器を、少なくとも−80℃のフリーザ内に配置するステップと、
をさらに含む、項目134に記載の方法。
(項目136)
前記冷凍容器を、前記少なくとも約−80℃のフリーザから取り出すステップと、
前記バイアルを、少なくとも約−160℃のフリーザ内に配置するステップと、
をさらに含む、項目135に記載の方法。
(項目137)
前記バイアルを、前記フリーザから取り出すステップと、
前記バイアルを周囲温度の空気中に約15分間配置したあと、前記バイアルを周囲温度の水浴内に約15分間配置するステップと、
前記移植可能材料を、前記バイアルから取り出すステップと、
前記移植可能材料を、すすぎ培地組成物中で約5分間すすぐステップと、
前記移植可能材料を、細胞培養培地に約48時間配置するステップと、
をさらに含む、項目136に記載の方法。
(項目138)
前記バイアルを、前記フリーザから取り出すステップと、
前記バイアルを周囲温度の空気中に約15分間配置したあと、前記バイアルを周囲温度の水浴内に約15分間配置するステップと、
前記移植可能材料を、前記バイアルから取り出すステップと、
前記移植可能材料を、すすぎ溶液組成物中で約30分間すすぐステップと、
をさらに含む、項目136に記載の方法。
(項目139)
前記細胞を播種した生体適合性マトリクス材料を、貯蔵に適したバイアル内に配置するステップと、
前記材料を輸送培地組成物中に貯蔵中に、細胞生存率または抑制性の表現型を維持するのに十分な量のVEGFを含むある容積の輸送培地組成物を、前記ほぼコンフルエント、コンフルエント、またはコンフルエント後の細胞を播種した生体適合性マトリクス材料に導入するステップと、
をさらに含む、項目133に記載の方法。
(項目140)
項目134に記載の方法による凍結保存、または項目139に記載の方法による貯蔵のために、前記細胞を播種した生体適合性マトリクス材料を準備するステップと、
輸送のために前記バイアルを準備するステップと、
患者への投与のために、前記バイアルを医療研究機関へ輸送するステップと、
をさらに含む、項目133に記載の方法。
(項目141)
前記細胞を播種した生体適合性マトリクス材料を含む前記バイアルを、内箱内に配置するステップと、
前記内箱を、断熱された外箱内に配置するステップと、
製品説明書を供給するステップと、
をさらに含む、項目140に記載の方法。
(項目142)
前記細胞を播種した生体適合性マトリクス材料が、治験材料であり、前記患者が治験の参加者である、項目140に記載の方法。
(項目143)
前記移植可能材料が、商業規模で準備される、項目133に記載の方法。
(項目144)
項目133〜141のいずれか一つ以上に記載の方法を実施するための、ロボットシステム。
(項目145)
細胞と生体適合性マトリクスとを含む移植可能材料を製造する方法であり、前記方法が、
適切な試薬および条件を用いて、前記生体適合性マトリクスを前記細胞と接触させるステップであり、前記細胞が、前記マトリクスで集団を形成して、ほぼコンフルエントな集団、コンフルエントな集団、またはコンフルエント後の集団まで増殖するのに十分な量であり、さらに前記マトリクスが、細胞型にとらわれず、適合性も試験されず、マッチングもされていない細胞によって集団を形成されるステップ
を含む方法。
(項目146)
項目145に記載の方法により製造された移植可能材料を供給するステップ
を含む、処置方法。
(項目147)
項目145に記載の方法により製造された、細胞と生体適合性マトリクスとを含む移植可能材料。
本明細書に説明されるように、本発明は脈管アクセス構造体の処置に細胞ベースの療法を利用しうるという発見に基づく。下記の教示は、本発明の材料および方法を製作し使用するための十分な指針を提供し、さらに、本発明の材料および方法の性能を試験、測定およびモニタリングするための適切な判定基準および対象を特定するための十分な指針を提供する。
(一般的な考慮事項。)移植可能材料は、様々な形態で脈管アクセス構造体に投与できる。一つの好ましい実施形態によれば、移植可能材料は、瘻、グラフト、末梢グラフトまたは他の脈管アクセス構造体およびその周囲に隣接して移植するのに適し、アクセス構造体およびこれに付随する血管の表面の輪郭に順応できる形状および大きさの、可撓性の平面形態である。
(一般的な考慮事項。)本発明の移植可能材料が流動可能組成物である場合には、粒状の生体適合性マトリクスおよび細胞、好ましくは内皮細胞、より好ましくは血管内皮細胞が含まれる。これらの細胞は生存率が約90%であり、約0.8×104細胞/mg、より好ましくは約1.5×104細胞/mg、最も好ましくは約2×104細胞/mgの好ましい密度であり、少なくとも約0.5〜1.0、好ましくは少なくとも約1.0microg/106細胞/日のヘパラン硫酸と、少なくとも約200〜300、好ましくは少なくとも約300picog/ml/日のTGF―β1と、約200picog/mlを下回る、好ましくは約400picog/ml以下のb―FGFとを含む調整培地をつくることができ、前述の抑制性の表現型を有する。
(細胞を入手および調製する方法。)移植可能材料には、同種、異種または自家の内皮細胞または内皮細胞に類似する細胞が含まれる。内皮細胞は患者、死体または細胞バンクから得られる。内皮細胞は血管組織から、より好ましくは大動脈組織から、最も好ましくは冠状動脈組織、肺動脈組織または回腸動脈組織から得られる。あるいは、内皮細胞または内皮細胞に類似する細胞は、非血管組織または器官、内皮前駆細胞または他の前駆細胞、または幹細胞から得られる。さらなる実施形態によれば、細胞は遺伝子を改変、組み替えまたは操作される。
この実施例は、瘻の成熟を増強および/または瘻の成熟不全を防止するために、血管内皮細胞含む移植可能材料の好ましい実施形態を試験および使用するための実験プロトコルを提供する。標準的な外科的手技を用いて、所望の解剖学的位置に動静脈瘻が作製される。その後、可撓性の平面形態の移植可能材料が、外科的に作製された瘻に隣接した血管周囲スペースに設けられる。一つの例示的な手順の詳細を以下に記載する。前述のように、移植可能材料の配置および構成は、臨床状態に合うように変えられうる。この研究においては、好ましい可撓性の平面形態の例が、少なくとも図1または2Aに示される。
この研究においては、成熟不全とは、透析のために瘻に反復的にカニューレを挿入できないこと、および、35〜500mL/分、好ましくは少なくとも350mL/分の十分な透析血流を瘻の作製後約12週間以内に得られないことと定義される。標準的処置方法が利用される。
この実施例は、動物被験体における機能的AVグラフトの形成を促進するために、本発明の好ましい実施形態を試験および使用するための実験プロトコルを提供する。標準的な外科的手技を用いて、頸動脈と頚静脈の間にAVグラフトが作製された。その後、移植可能材料が、外科的に作製されたAVグラフト吻合部に隣接した血管周囲スペースに設けられた。一つの例示的な手順の詳細を以下に記載する。前述のように、移植可能材料の配置および構成は変えられうる。この研究においては、移植可能材料は、図4A、4Bおよび4Cに図示されるような可撓性の平面形態であった。
この実施例は、ヒトの臨床研究の被験者における機能的AVグラフトの形成を促進するために、本発明の好ましい実施形態を試験および使用するための実験プロトコルを提供する。標準的な外科的手技を用いて、AVグラフト吻合が所望の解剖学的位置に作製され、ePTFE補綴ブリッジが動脈と静脈の吻合部の間に配置される。その後、移植可能材料が、外科的に作製されたAVグラフト吻合部に隣接した血管周囲スペースに設けられる。一つの例示的な手順の詳細を以下に記載する。前述のように、移植可能材料の配置および構成は、熟練した実務家により通常の方法で変えられる。
この実施例は、被験体における機能的末梢グラフトの形成を促進するために、本発明の好ましい実施形態を試験および使用するための実験プロトコルを提供する。標準的な外科的手技を用いて、末梢グラフト吻合が所望の解剖学的位置に作製され、ePTFE補綴ブリッジが吻合部の間に配置される。その後、移植可能材料が、外科的に作製された末梢グラフト吻合部に隣接した血管周囲スペースに設けられる。一つの例示的な手順の詳細を以下に記載する。前述のように、移植可能材料の配置および構成は変えられうる。
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- 本願明細書に記載された発明。
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