JP2012165860A - ゴルフ練習支援装置及びゴルフ練習支援方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 いつでも正しいスイングリズムで、スイング練習を行うことを可能にするゴルフ練習支援装置と支援方法を提供する。
【解決手段】 タイミング設定装置2のカード読取部26は、利用者のゴルフスイングにおける、ダウンスイングへの切り返し時点に関連する時間情報が記録された情報記録カードから前記時間情報を読み出す。レーザーポインタから成るシグナル出力部25は、レーザー光によるシグナルを利用者に提示する。スイングセンサ23は、利用者の練習時のゴルフスイングの始動を検知する。タイミング設定装置2は、利用者の練習時のゴルフスイングの始動を検知してからの経過時間が、前記時間情報に基づいて設定された時間になったときに、前記シグナル出力部25に前記シグナルを出力させる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ゴルフクラブのスイング練習を支援するゴルフ練習支援装置及びゴルフ練習支援方法に関する。
ゴルフの練習に際しては、正しいスイングリズムを身につけるために、マット上にボールを一球ずつセットし、ボールを打つ単発式の練習と、例えば、正面のネットに対して複数のボールをマット上に一定の間隔を存して平行に配置し、手前側もしくは奥側のボールから一定のリズムで連続的に打つ連続式が知られている。
マット上にボールを一球ずつセットするには、多くの練習場では、各打席に、ゴルフボールをマット上に供給するためのボール供給装置が設置されている。
このようなボール供給装置としては、利用者によるレバー操作でゴルフボールがマット上に転がり込むようにしたものの他、円筒形状のティーの上にゴルフボールを自動的にセットする自動ティーアップ装置がある。
この自動ティーアップ装置は、例えば、マット下の床に設けた穴内に昇降自在に可動ティーを設け、マット上に上端を突き出させた状態の可動ティーの上にゴルフボールが存在しなくなった(ボールが打たれた)ことを検出すると、可動ティーをマット下に下降させてその上端にゴルフボールを供給し、ゴルフボールの載った可動ティーをマット上に上昇させるようになっている。
一方、練習に際しては、ゴルフスイングを撮影して記録し、適宜再生することでゴルフスイングのフォームの修正や改良を支援する技術が、特許文献1、特許文献2及び特許文献3において提案されている。
特開2002−263230号公報 特開2008−104509号公報 特開2009−34360号公報
しかしながら、ゴルフスイングを撮影して記録再生し、レッスンプロなどの指導者によって正しいスイングリズムでスイングしているか否かを検証してもらったとしても、その場限りであることが多いので、その後に単独でゴルフ練習を行ったときに、正しいスイングリズムでのスイングが再現できるとは限らない。
また、一定のスイングリズムで連続スイングの練習するために、利用者がボール供給装置からゴルフボールを複数取り出して、縦列に並べるのでは面倒である。
この発明はかかる現状に鑑み、いつでも正しいスイングリズムでスイング練習を行うことが可能であって、正しいスイングリズムで連続打ちの練習をする場合でも、利用者がゴルフボールを、マット上に複数個縦列に並べる手間を不要にできるゴルフ練習支援装置及びゴルフ練習支援方法を提供することを課題とする。
前記の課題を解決するために、この発明のゴルフ練習支援装置は、
利用者のゴルフスイングにおける、ダウンスイングへの切り返し時点に関連する時間情報が記録された情報記録媒体から前記時間情報を読み出す情報取得部と、
シグナルを利用者に提示するシグナル出力部と、
利用者の練習時のゴルフスイングの始動を検知するスイング状態検知部と、
利用者の練習時のゴルフスイングの始動を検知してからの経過時間が、前記時間情報に基づいて設定された時間になったときに、前記シグナル出力部に前記シグナルを出力させるタイミング判断部
を備えたことを特徴とするものである。
このような構成を有することにより、利用者は、ゴルフスイング(バックスイング)を始動してから、正しいスイングとしてのダウンスイングへの切り返し時点がきたときに、前記シグナル出力部によってシグナルを受け取ることができ、このシグナルを受けたタイミングでダウンスイングを開始することによって、正しいスイングリズムを身につけることができる。
また、この発明のゴルフ練習支援装置は、
昇降動作する可動ティーを備えた自動ティーアップ装置に対して、前記可動ティーの上昇指令を与える指令出力部と、
利用者のゴルフスイングにおける、ダウンスイングへの切り返し時点に関連する時間情報が記録された情報記録媒体から前記時間情報を読み出す情報取得部と、
利用者の練習時のゴルフスイング中の、クラブのヘッドの状態を判断するスイング状態検知部と、
前記ヘッドが特定の状態であると判断してからの経過時間が、前記時間情報に基づいて設定された時間になったときに、前記上昇指令を前記指令出力部から出力させるタイミング判断部
を備えたことを特徴とするものである。
前記構成を有することにより、利用者は、正しいスイングとしてのダウンスイングへの切り返し時点がきたときに、前記自動ティーアップ装置によって、打つべきゴルフボールの供給(自動ティーアップ)を受けることになるので、このゴルフボールの供給を受けたタイミングでダウンスイングを開始することによって、正しいスイングリズムを身につけることができる。
そして、このように前記自動ティーアップ装置からゴルフボールの供給を自動で受けることができるので、利用者がゴルフボールをマット上に複数個縦列に並べる手間は不要になる。
また、この発明のゴルフ練習支援方法は、
利用者のゴルフスイングにおける、ダウンスイングへの切り返し時点に関連する時間情報を情報記録媒体に記録するステップと、
前記情報記録媒体から前記時間情報を読み出すステップと、
利用者の練習時のゴルフスイングの始動を検知するステップと、
利用者の練習時のゴルフスイングの始動を検知してからの経過時間が、前記時間情報に基づいて設定された時間になったときに、シグナルを利用者に提示するシグナル出力部に前記シグナルを出力させるステップ
を有することを特徴とするものである。
また、この発明のゴルフ練習支援方法は、
利用者のゴルフスイングにおける、ダウンスイングへの切り返し時点に関連する時間情報を情報記録媒体に記録するステップと、
前記情報記録媒体から前記時間情報を読み出すステップと、
利用者の練習時のゴルフスイング中のクラブのヘッドの状態を判断するステップと、
前記ヘッドが特定の状態であると判断してからの経過時間が、前記時間情報に基づいて設定された時間になったときに、昇降動作する可動ティーを備えた自動ティーアップ装置に対して、前記可動ティーの上昇指令を与えるステップ
を有することを特徴とするものである。
この発明は、ティーチングプロ等により正しいスイングを教示してもらい、利用者のゴルフスイングにおける、ダウンスイングへの切り返し時点に関連する時間情報を情報記録媒体に記録することで、その後はティーチングプロ等が特にいなくても、いつでも正しいスイングリズムでスイング練習を行うことが可能になる。
また、正しいスイングリズムで連続打ちの練習をする場合でも、利用者がゴルフボールをマット上に複数個縦列に並べる手間を不要にできる。
この発明の一実施形態に係るゴルフ練習支援装置の全体構成を示した説明である。 図1のゴルフ練習支援装置における自動ティーアップ装置の概略機構示した説明図である。 図1のゴルフ練習支援装置における自動ティーアップ装置及びタイミング設定装置の制御系を示したブロック図である。 この発明のゴルフ練習支援装置による単発打ち練習が行われるときのタイミング設定装置の処理内容の一例を示したフローチャートである。 この発明のゴルフ練習支援装置による連続打ち練習が行われるときのタイミング設定装置の処理内容の一例を示したフローチャートである。 この発明のゴルフ練習支援装置による連続打ち練習が行われるときの自動ティーアップ装置の動作内容の一例を示したフローチャートである。 同図(A)(B)(C)はゴルフスイング例を示した説明図である。
以下、この発明にかかるゴルフ練習支援装置の実施の形態を、添付図面に基づいて説明する。
この実施形態のゴルフ練習支援装置は、図1に示しているように、練習用打席に設けられた自動ティーアップ装置1及びタイミング設定装置2から構成される。
前記自動ティーアップ装置1は、マット3の下の床に設けられた収納部内に組み込まれており、前記マット3には、ゴルフボール4が通過できる大きさの貫通穴3aが形成されている。
前記自動ティーアップ装置1は、前記貫通穴3aからマット3の上に円筒形状の可動ティー11を上昇させる動作と、マット3の下に可動ティー11を降下させる動作を行うものである。
また、タイミング設定装置2は、利用者に対してゴルフスイングのタイミングを提示するもので、練習用打席に設けられたカード読取部21、タッチパネル22、スイングセンサ23、モニター24及びシグナル出力部25などから構成されている。
前記自動ティーアップ装置1は既存のものでよく、例えば、図2に示すように、モーター12の回転駆動力によって、可動ティー11を昇降させるものを利用できる。
前記モーター12の回転駆動力を昇降動作に変換する機構としては、ラックとピニオンを用いた機構やカムを用いた機構等がある。
また、この自動ティーアップ装置1は、可動ティー11が最下位置に降下したことを検出するティー降下位置センサ13、及び可動ティー11が設定高さとなる位置に上昇したことを検出するティー上昇位置センサ14を備えている。
これらティー降下位置センサ13及びティー上昇位置センサ14は、リミットスイッチや近接センサなどから構成される。
また、自動ティーアップ装置1は、可動ティー11の上端に、ゴルフボール4を供給するためのボール供給部15を備えている。
このボール供給部15は、最下位置に降下した可動ティー11の上端に、ゴルフボール4を供給するように構成される。
前記ボール供給部15は、ゴルフボール4を搬送する搬送ベルト15aを備え、この搬送ベルト15aをゴルフボール1個分に相当する長さだけ搬送動作させると、1個のゴルフボール4が可動ティー11の上端に供給される。
もちろん、前記搬送ベルトを用いずに、可動ティー11上にゴルフボール4を供給する機構を採用することもできる。
前記可動ティー11の下端には、前記ゴルフボール4が可動ティー11の上端に載っているかどうかを検知する、ボール存在検知部16が設けられている。
このボール存在検知部16は、例えば、図示していない発光部(発光ダイオード等)と受光部(フォトダイオード等)とを備えている。
可動ティー11の上端にゴルフボール4が存在している場合には、前記発光部から出射した光は、可動ティー11内の空洞を通って、前記ゴルフボール4に反射されて前記受光部へと至るため、ゴルフボール4が存在するとの判断をすることができる。
その逆に、可動ティー11の上端にゴルフボール4が存在しない場合には、前記発光部から出射した光は、可動ティー11の上端から外に放射され、前記受光部へと至ることができないため、ゴルフボール4が存在しないとの判断をすることができる。
もちろん、光を用いずに、例えば、ゴルフボール4に相当する重量が可動ティー11に加わっているかどうかを判断して、ゴルフボール4の存在を検知する装置等を採用することもできる。
図3に示すように、自動ティーアップ装置1の制御部10は、前記ティー降下位置センサ13、前記ティー上昇位置センサ14、前記ボール存在検知部16からの各信号を入力する。
前記制御部10は、前記各信号に基づいて可動ティー11が最下位置に降下したことの判断、可動ティー11が設定位置に上昇したことの判断、及び可動ティー11の上端にゴルフボール4が存在するかどうかの判断を行い、これら判断に基づいて、モーター12及びボール供給部15の動作を制御する。
また、タイミング設定装置2の制御部20は、前記カード読取部21、前記タッチパネル22及び前記スイングセンサ23からの各信号を入力する。
前記カード読取部21は、利用者の情報記録カード(磁気記録カード、ICカード等)から情報を読み取り、読み取った情報を制御部20に与える。
前記情報としては、利用者を特定するための情報の他、その利用者の正しいスイングリズムに関係する時間情報がある。
この時間情報は、利用者を指導するティーチングプロ等が利用者のスイングをチェックし、矯正済みの正しいスイングを撮像カメラで撮像し、その再生映像を見て計測する。
この計測には、ストップウオッチを用いることができる。
また、再生画像上に経過時間を表示させる機能がある場合には、ゴルフスイングの各要所で動画停止の操作を行い、各要所での表示時間に基づいてゴルフスイングにおける或る状態から他の状態に移行する時間を算出することもできる。
再生画像を用いて時間を計測する場合は、複数回の計測値の平均値を求めることができる。
ティーチングプロ等が計測した時間情報は、図示していないが、パーソナルコンピュータ等に接続されたカードライタを用いて、前記情報記録カードに記録することができる。
ゴルフスイングには、図7(A),(B),(C)に示しているように、ハーフスイング、スリークォータースイング、フルスイングなどがある。
各スイングのティーチングにおいて、ゴルフクラブ5のヘッドを、ボールのセット位置Aの近傍に置いたアドレス状態から、前記ヘッドの移動を開始して、ヘッドがB1,B2,B3に達したときが、バックスイングの終了(ダウンスイングへの切り返し)の時点となる。
したがって、ゴルフクラブ5のヘッドが、位置Aから動き出した時点から位置B1,B2,B3に移動するまでの時間(例えば、この時間がハーフスイングにおける時間であれば、時間T1(half)のように表記する)を少なくとも計測して情報記録カードに記録しておけば、利用者が「単発打ち」のスイング練習を行う場合のダウンスイングへの切り返しタイミングを、タイミング設定装置2において判断できることになる。
また、各スイングのティーチングにおいて、ゴルフクラブ5のヘッドが位置B1,B2,B3の側から位置Aを通過した時点(ショット時点)から、位置C1,C2,C3に移動して再び位置Aを通過して位置B1,B2,B3に移動するまでの時間(例えば、この時間がハーフスイングにおける時間であれば、時間T2(half)のように表記する)を計測して情報記録カードに記録しておけば、利用者が「連続打ち」のスイング練習を行う場合のダウンスイングへの切り返しタイミングを、タイミング設定装置2において判断できることになる。
この場合、タイミング設定装置2は、利用者のゴルフ練習においてゴルフクラブ5によりショットがなされた時点を検知することになる。
なお、「連続打ち」では、ゴルフクラブ5のヘッドが位置C1,C2,C3の側から位置Aを通過した時点から位置B1,B2,B3に移動するまでの時間を計測しておけば、利用者が「連続打ち」のスイング練習を行う場合の、ダウンスイングへの切り返しタイミングを判断できることになる。
この場合、タイミング設定装置2は、利用者のゴルフ練習において、ゴルフクラブ5のヘッドが位置Aを通過したことを検知することになる。
図3に戻って、タイミング設定装置2の説明を続ける。
タイミング設定装置2における制御部20の処理によって、タッチパネル22には、例えば、「情報記録カードを入れて下さい」といったガイド表示が行われる。
前記制御部20は、前記の情報記録カードが、カード読取部21に挿入されたことを検知すると、「練習方法を選んで下さい。」の表示に切り替えるとともに、「A:単発打ち」「B:連続打ち」といった選択ボタンを表示する。
利用者は、タッチパネル22に表示された前記選択ボタンに指を触れて、練習方法を選択する。
さらに、前記制御部20は、ハーフスイング、スリークォータースイング、フルスイングのスイング形態をユーザに選択させたり、連続球数をユーザに選択させる。
前記制御部20は、ユーザにより入力された情報及び情報記録カードから読み出した情報に基づいて、スイング練習の支援処理を行うことになる。
この支援処理については、後で詳述する。
タイミング設定装置2におけるスイングセンサ(スイング状態検知部)23は、ゴルフスイングに関する各種情報を生成する。
例えば、ゴルフスイングにおけるヘッドスピードを、マイクロ波レーダーやレーザーを用いたドップラーセンサなどにより計測する。
また、スイングセンサ23は、可動ティー11の近傍を通り、かつヘッドの進行方向に交差するように、レーザー光を出射する発光部と前記レーザー光を受光する受光部とを備えることにより、ゴルフクラブ5のヘッドが、可動ティー11の近傍を通ったこと(すなわち、図7において位置Aをヘッドが通過したこと)を検知できる。
また、スイングセンサ23は、前記ヘッドスピードとして、例えば30m/s以上が検出された場合において、最高ヘッドスピードの検出時点をショットが行われた時点であると判断することもできる。
なお、ショット時の衝撃音を、図示していないマイクで集音することで、ショット判定を行うことも可能である。
また、スイングセンサ23は、可動ティー11から反打撃方向に、例えば、20cm程度離れた位置を通り、かつヘッドの進行方向に交差するように、レーザー光を出射する発光部と前記レーザー光を受光する受光部とを備えることによって、ゴルフクラブ5のヘッドが、アドレス状態から動き出したことの検知を行うことができる。
この場合、前記可動ティー11の位置から前記20cmの範囲において、ワッグルが許容されることになる。
なお、上方からマット3上を撮像し、この撮像した画像中で認識されるヘッドの動作解析処理を行うことによって、ヘッドスピード、ヘッド通過、ショット時点、アドレス状態からのヘッドの動き出し等を判定することも可能である。
タイミング設定装置2におけるモニター24には、前記の計測されたヘッドスピードなどが表示される。
タイミング設定装置2におけるシグナル出力部25は、「単発打ち」のスイング練習が選択された場合に利用される。
このシグナル出力部25は、図1に示したように、モニター24に取り付けられたレーザーポインタから成り、可動ティー11から反打撃方向に、例えば5cm程度離れた位置にレーザー光を照射する。
このレーザーポインタから成るシグナル出力部25は、前記制御部20のタイミング判断部20aからタイミング到来信号を受け取ると、例えば、1.0秒間程度、前記レーザー光を出射するようになっている。
なお、前記レーザーポインタから成るシグナル出力部25を、モニター24に可動に装着しておくことで、レーザー照射位置を利用者側で微調整することができる。
その際、レーザー光を、可動ティー11上のゴルフボール4に照射することも可能である。
なお、シグナル出力部25は、レーザーポインタに限定されるものではなく、可動ティー11から反打撃方向に、例えば5cm程度離れた位置において、マット下に設けられた発光ダイオードや電球などのライトなどとしてもよい。
また、音を発生する音発生部(スピーカーや圧電ブザー等)を、シグナル出力部25として用いることも可能である。
さらに、音を発生する場合には、個々の利用者にのみ聞こえるように、指向性を持たせて音を出力するのが望ましい。
前記タイミング設定装置2における指令出力部26は、「連続打ち」のスイング練習が選択された場合に利用される。
この指令出力部26は、制御部20のタイミング判断部20aからタイミング到来信号を受け取ると、ティー上昇指示信号を出力する。
このティー上昇指示信号は、自動ティーアップ装置1の制御部10における、例えば、図示しない外部信号入力端子に入力される。
なお、自動ティーアップ装置1にモード切替スイッチを設けておき、手動操作によって「連続打ち」か「単発打ち」のどちらでスイング練習するかを、自動ティーアップ装置1に認識させてもよい。
また、タイミング設定装置2の制御部20の側から、自動ティーアップ装置1の制御部10に対して、「連続打ち」か「単発打ち」のどちらであるかを、認識させる信号を出力するようにしてもよい。
自動ティーアップ装置1は、「単発打ち」の場合、通常通りの動作を実行すればよい。
前記制御部20のタイミング判断部20aは、スイングセンサ23から出力されるヘッド位置情報等に基づいてタイマー27による時間計測を開始し、計測された時間と情報記録カードから読み出した時間情報とを対比することによって、前記タイミング到来信号を出力する。
前記制御部20は、「単発打ち」のスイング練習が選択されている場合には、図4のフローチャートに示すように、ゴルフクラブのヘッドが動き出したか否かを、スイングセンサ23の出力に基づいて判断する(ステップS1)。
ヘッドが動き出したと判断した場合は、タイマー27をスタートさせる(ステップS2)。
ハーフスイング練習の場合であれば、タイマー27の計測時間Tが、T≧T1(half)となったかどうかを判断し(ステップS3)、
T≧T1(half)となったとき、タイミング判断部20aはシグナル出力部25にタイミング到来信号を出力し、シグナル出力部25にシグナル出力処理を実行させる(ステップS4)。
しかるのち、タイマー27による時間計測を停止し(ステップS5)、リターンする。
前記「単発打ち」のスイング練習においては、利用者は、ゴルフスイング(バックスイング)を始動してから、正しいスイングとしてのダウンスイングへの切り返し時点がきたときに、前記シグナル出力部25から光や音によるシグナルを受け取ることができる。
このシグナルを受けたタイミングで、ダウンスイングを開始することによって、正しいスイングリズムを身につけることができる。
前記制御部20は、「連続打ち」のスイング練習が選択されている場合には、図5のフローチャートに示すように、可動ティー11上のゴルフボール4が打たれたか否かを判断する(ステップS11)。
ゴルフボール4が打たれたと判断した場合は、タイマー27をスタートさせる(ステップS12)。
ハーフスイング練習の場合であれば、タイマー27の計測時間Tが、T≧T2(half)となったかどうかを判断し(ステップS13)、
T≧T2(half)となったとき、タイミング判断部20aは指令出力部26にタイミング到来信号を出力し、指令出力部26にティー上昇指示信号を出力させる(ステップS14)。
しかるのち、タイマー27による時間計測を停止し(ステップS15)リターンする。
前記「連続打ち」のスイング練習が行われる場合は、前記のように指令出力部26からティー上昇指示信号が、自動ティーアップ装置1に出力される。
前記「連続打ち」が行われる場合の、自動ティーアップ装置1における動作内容を、図6のフローチャートを用いて説明していく。
自動ティーアップ装置1の制御部10は、可動ティー11上にゴルフボール4が存在するか否かを判断し(ステップS21)、
ゴルフボール4が存在しないと判断したときには、モーター12を作動させて可動ティー11を降下させる(ステップS22)。
つぎに、可動ティー11が最下位置に降下したかどうかを判断し(ステップS23)、可動ティー11が最下位置に降下したと判断した場合には、モーター12の駆動を停止するともに、ボール供給部15を動作させて可動ティー11にゴルフボール4を供給する(ステップS24)。
ついで、可動ティー11上にゴルフボール4が存在するか否かを判断し(ステップS25)、ゴルフボール4が存在すると判断したときには、タイミング設定装置2から前記ティー上昇指示信号が出されたかを判断する(ステップS26)。
すなわち、「連続打ち」の場合は、ゴルフボール4の供給を確認して直ぐに可動ティー11を上昇させるのではなく、タイミング設定装置2からティー上昇指示信号が出されるのを待つ。
タイミング設定装置2からティー上昇指示信号が出されたら、モーター12を作動させて可動ティー11を上昇させる(ステップS27)。
その後、可動ティー11が設定位置まで上昇したかを判断し(ステップS28)、設定位置まで上昇した場合には、モーター12の作動を停止し(ステップS29)、リターンする。
このような「連続打ち」のスイング練習においては、利用者は、正しいスイングとしてのダウンスイングへの切り返し時点がきたときに、前記自動ティーアップ装置1によって打つべきゴルフボール4の供給(自動ティーアップ)を受けることになる。
したがって、このゴルフボール4の供給を受けたタイミングで、ダウンスイングを開始することによって、正しいスイングリズムを身につけることができる。
このように前記自動ティーアップ装置1から、ゴルフボールの供給を自動で受けることができるので、利用者自身が、ゴルフボールをマット上に複数個縦列に並べる手間は不要になる。
なお、図5のフローチャートのステップS13において、タイマー27の計測時間TがT≧T2(half)となったかどうかを判断し、T≧T2(half)となったとき、タイミング判断部20aから指令出力部26に、タイミング到来信号を出力するようにしている。
しかしながら、例えば、自動ティーアップ装置1において、最下位置に降下している可動ティー11が設定高さとなる位置に上昇するまでにx秒かかるとすると、前記ステップS13において、T≧T2(half)−xの判断を行うようにしてもよい。
この時間xは、例えば、設置業者が自動ティーアップ装置1及びタイミング設定装置2を設置するときの初期設定で行うようにすればよい。
また、利用者のタッチパネル22の操作によって、前記T1(half)やT2(half)に補正値yを付加できるようにし、T≧T1(half)+yの判断またはT≧T2(half)+yの判断を行うようにしてもよいものである。
ハーフスイング練習の場合に限らず、スリークォータースイング練習や、フルスイング練習の場合も同様である。
以上説明したように、利用者は、ティーチングプロ等によってスイングチェックをしてもらい、正しいゴルフスイングを行うための時間情報を情報記録カードに記録してもらっておくことにより、後日、この情報記録カードを携帯してタイミング設定装置2が装備されたゴルフ練習場に行くことにより、正しいゴルフスイングの練習を繰り返し行うことができることになる。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。
図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
1 自動ティーアップ装置
10 制御部
11 可動ティー
12 モーター
13 ティー降下位置センサ
14 ティー上昇位置センサ
15 ボール供給部
16 ボール存在検知部
2 タイミング設定装置
20 制御部
20aタイミング判断部
21 カード読取部
22 タッチパネル
23 スイングセンサ
24 モニター
25 シグナル出力部
26 指令出力部
27 タイマー
3 マット
4 ゴルフボール
5 ゴルフクラブ

Claims (4)

  1. 利用者のゴルフスイングにおける、ダウンスイングへの切り返し時点に関連する時間情報が記録された情報記録媒体から前記時間情報を読み出す情報取得部と、
    シグナルを利用者に提示するシグナル出力部と、
    利用者の練習時のゴルフスイングの始動を検知するスイング状態検知部と、
    利用者の練習時のゴルフスイングの始動を検知してからの経過時間が、前記時間情報に基づいて設定された時間になったときに、前記シグナル出力部に前記シグナルを出力させるタイミング判断部
    を備えたことを特徴とするゴルフ練習支援装置。
  2. 昇降動作する可動ティーを備えた自動ティーアップ装置に対して、前記可動ティーの上昇指令を与える指令出力部と、
    利用者のゴルフスイングにおける、ダウンスイングへの切り返し時点に関連する時間情報が記録された情報記録媒体から前記時間情報を読み出す情報取得部と、
    利用者の練習時のゴルフスイング中の、クラブのヘッドの状態を判断するスイング状態検知部と、
    前記ヘッドが特定の状態であると判断してからの経過時間が、前記時間情報に基づいて設定された時間になったときに、前記上昇指令を前記指令出力部から出力させるタイミング判断部
    を備えたことを特徴とするゴルフ練習支援装置。
  3. 利用者のゴルフスイングにおける、ダウンスイングへの切り返し時点に関連する時間情報を情報記録媒体に記録するステップと、
    前記情報記録媒体から前記時間情報を読み出すステップと、
    利用者の練習時のゴルフスイングの始動を検知するステップと、
    利用者の練習時のゴルフスイングの始動を検知してからの経過時間が、前記時間情報に基づいて設定された時間になったときに、シグナルを利用者に提示するシグナル出力部に前記シグナルを出力させるステップ
    を有することを特徴とするゴルフ練習支援方法。
  4. 利用者のゴルフスイングにおける、ダウンスイングへの切り返し時点に関連する時間情報を情報記録媒体に記録するステップと、
    前記情報記録媒体から前記時間情報を読み出すステップと、
    利用者の練習時のゴルフスイング中のクラブのヘッドの状態を判断するステップと、
    前記ヘッドが特定の状態であると判断してからの経過時間が、前記時間情報に基づいて設定された時間になったときに、昇降動作する可動ティーを備えた自動ティーアップ装置に対して前記可動ティーの上昇指令を与えるステップ
    を有することを特徴とするゴルフ練習支援方法。
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