JP2012162312A - 自助具一体型蓋付き保存容器 - Google Patents

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義貴 三山
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Abstract

【課題】自助具を容器内に収納するには、容器の深さよりも短い自助具でなければ収納することが出来ない。また、容器内の自助具は手を挿入し取り出す必要があり、手が汚れてしまう。液体または粉状の物が充填されている場合、自助具を容器内に収納すると自助具が底まで落ち、挟持部分が汚れるので容器内で落ちないように自助具を支持する必要があった。自助具の収納、取り出しを容易にし、自助具交換可能かつ、容器蓋自体が自助具の把持部となる保存容器蓋を提供する。
【解決手段】密封性の高い容器本体1と蓋体A2、蓋体B3で構成される保存容器と、蓋体B3に枢支された着脱可能な自助具5を設け、蓋体B3を容器本体1から外すと自助具5の狭持部となることを特徴とする保存容器。
【選択図】図1

Description

本発明は、保存容器の蓋の開閉、自助具(スプーン、フォークなど)の収納と使用を容易にした保存容器に関するものである。
今日、保存容器はさまざまな場面で利用されており、食品、洗剤、吻合物などを保存するため、さまざまな形状、機能、素材をもった保存容器が販売されている。
例えば、容器の蓋が容易に開閉できることで、手の力が弱い方、手の不自由な方、また片手での容器の開閉が可能な保存容器もある。(特許文献1)また、容器内に充填された物を取り出すためのスプーンが蓋の裏に収納され、着脱できる容器などさまざまな商品が販売されている。(特許文献2)
日常生活では、充填された容器内から自助具を使用し中身を取り出している。容器の大きさによっては、スプーンなどを容器内に収納し保存することもある。しかし再度使用する時には自助具は容器の底まで落ち、手を挿入し自助具を取り出すが、充填された物質で挟持部分に付着し、手を汚してしまう。そのたびに、自助具を洗浄、また物質を拭き取るといった作業が行われる。
特開2007−99294号 公報 実開平7−40523号 公報
容器内に充填された物質を取り出すため、自助具を使用するにも保存容器は、さまざまな大きさ、深さ、形状がある。また充填された物質を容易に取り出すことを考慮した自助具が必要となる。
容器内に収納された自助具で充填された物質を取り出すには、容器の深さよりも短い自助具でなければ容器内に収納することが出来ない。また、容器内の自助具は手を挿入し取り出す必要があり、手が汚れてしまう。
液体または、粉状の物が充填されている場合、自助具を容器内に収納すると自助具が底まで落ち挟持部分が汚れるので、底まで落ちないよう容器内に自助具を支持する必要がある。
容器内の自助具は指を挿入せず取り出せるよう、容器内で蓋に自助具を枢支させ、蓋の開閉と自助具を一体的に連動させる。
蓋を開けたと同時に自助具も持ち上がるよう枢支させ、その蓋自体が自助具の挟持部分となるように自助具と蓋が重合または嵌合させる。
容器内に充填された物質に合わせた自助具に交換できるように、蓋と自助具は着脱が出来るように枢支させる。
蓋と自助具を枢支させることで、蓋を開けたと同時に自助具も容器内から取り出せるので、容易に容器内から自助具を取り出すことが可能となり、持ちかえることなく使用することができるので、手を汚すことがなくなる。また、自助具を使用するための挟持部分が蓋なので、容器内の物質が挟持部分に付着することがなく衛生的に使用できる。
自助具を交換することで、充填された物質の特性、用途に合わせて自助具の構造や素材を選択し、物質を取り出しやすくする。また、使用する目的に合わせて自助具を交換し作業を行うことができる。
機密性の高い保存容器に容易に開閉ができる蓋体と、容器内の物質を取り出すための着脱式自助具を収納させ、蓋体の開閉と自助具が連動的かつ、一体的に作業が可能な保存容器ができる。
本発明の正面図の中央断面図 本発明の蓋体B3の開閉の斜視図 蓋体B3と自助具の斜視図 自助具の着脱方法の実施例を示す断面図
本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図1の実施例は、容器本体1に蓋体A2が巻締められた機密性の高い係止部7と、蓋体A2に蓋体B3が結合され、弾性体9により機密性が高い状態で密閉されている。
図2に示したように、容器本体内には蓋体B3の吊設部8から自助具5が枢支し、蓋体A2と係止されている蓋体B3を開くと自助具5と一体的に取出される。
図3に示したように、蓋体B3を取り出すと自助具5は蓋体B3に追動し、結合突起6方向に柄10は回動され、図4の係止凹部13と係止凸部16が結合する。また、自助具5は完全に結合されない状態でも使用可能である。
この際、自助具5を使用するには蓋体B3の容器内部面に触れることがなく、容器外部面と係止片4をつかむことで、自助具で作業を行うことが可能である。例えば、容器内から食品、調味料などの物質12を取り出し、他の容器に入れるなどの作業であれば内部面に触れずに作業が可能である。また、作業に応じて自助具5を蓋体B3に結合させ、蓋体B3の容器内面と外面をしっかり挟持しながら作業を行うことも可能である。
作業を終え自助具を容器内にしまう方法は、自助具5の先端11から容器内に挿入し、自助具を収納しながら蓋体B3の結合突起6を結合孔14に挿入する。次に係止片4を係止突起17に係止させる。
従って、蓋体B3に自助具5を枢支させることで、蓋体B3を開けたと同時に自助具5も容器内から取り出せるので、容易に容器内から自助具5を取り出すことが可能となり、手を汚すことがなくなる。また、自助具5を使用するための挟持部分が蓋体B3なので、容器内の物質12が挟持部分に付着することがなくなる。
図4に示したように、自助具の着脱方法は、吊設部8の凹陥部15から突起部18を外し、用途に合わせて自助具5の交換が可能。これによって、自助具5の構造や素材を選択し、物質を取り出しやすくするなど、使用する目的に合わせて自助具を交換し作業を行うことができる。
自助具を取り付けるには、突起部18を凹陥部15に係止させ枢支するように取り付ける。吊るされた自助具5を固定するには、係止凸部16と係止凹部13を嵌め合わすことで、図3で示すような蓋体B3と自助具5の状態となり、より安定した作業が可能となる。蓋体B3と自助具5の係止方法はこれに限定されるものではない。
1…容器本体、2…蓋体A、3…蓋体B、4…係止片、5…自助具、6…(蓋体A2と蓋体B3の)結合突起、7…(容器本体1と蓋体A2の)係止部、8…吊設部、9…弾性体、10…柄、11…先端、12…物質、13…(蓋体B3と自助具の)係止凹部、14…結合孔、15…凹陥部、16…係止凸部、17…係止突起、18…突起部

Claims (1)

  1. 容器蓋と自助具を一体的に連結し、容器蓋自体が自助具の把持部となる蓋体に、着脱可能な自助具を枢支させた蓋体を設けた自助具一体型蓋付き保存容器。
JP2011025498A 2011-02-08 2011-02-08 自助具一体型蓋付き保存容器 Withdrawn JP2012162312A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103318521A (zh) * 2013-06-24 2013-09-25 苏州富能环保科技有限公司 奶粉罐罐盖
JP2015130985A (ja) * 2014-01-14 2015-07-23 和浩 田村 トング付き容器
CN105035511A (zh) * 2013-06-24 2015-11-11 胡小青 具有取物勺和增强板的储物罐
CN105083732A (zh) * 2013-06-24 2015-11-25 胡小青 一种具有取物勺的储物罐
CN109335272A (zh) * 2018-09-28 2019-02-15 江门市新会区十月果柑制品有限公司 一种柑普茶的包装结构

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