JP2012161400A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スロットマシン1は、撮像部65により携帯端末機710の表示部714に表示された2次元コードの画像を取得することにより、この2次元コードで表される情報(達成状態情報)を取得する撮像ユニット60と、撮像ユニット60とは異なる方法(サブ入力手段44)により2次元コードで表される情報を取得するパスワード入力手段314と、撮像ユニット60により2次元コードの画像から情報を取得できるときは、当該撮像ユニット60により情報を取得し、撮像ユニット60により2次元コードの画像から情報を取得できないときは、パスワード入力手段314によりサブ入力手段44を用いて情報を取得する演出制御手段311と、を有する。
【選択図】図16
Description
遊技機システム900は、図1に示すように、遊技機の一形態であるスロットマシン1と、遊技者所有装置である携帯端末機710を含む携帯端末システム700と、外部処理手段である遊技機サーバ810を含むサーバシステム800と、を有して構成されている。
携帯端末システム700は、携帯端末機710と、基地局720と、パケット網730と、センターサーバ740と、から構成される。ここで、携帯端末機710は、例えば無線通信を利用して持ち運びが可能な電話機であり、基地局720によって構成されるパケット網730との間で無線通信を行うように構成されている。この携帯端末機710は、パケット網730を介して互いに音声データ、文字データ、画像データ等を送受信することができる。特に、後述するように、携帯端末機710は、スロットマシン1の画像表示手段(画像表示装置41)に表示される2次元コードを読み取って、パケット網730を介してこの2次元コードに含まれる情報(例えば、達成状態情報)を遊技機サーバ810に送信することが可能である。また、携帯端末機710は、遊技機サーバ810によって生成されたパスワード(文字列、もしくは、その文字列から変換された2次元コード)を、パケット網730を介して受信することが可能である。なお、2次元コード及びパスワードについては、後述する。また、基地局720は、携帯端末機710と無線で接続するための拠点であり、パケット網730の末端に当たる装置である。この基地局720は、電柱やビルの屋上、専用の鉄塔などに設置されており、互いに有線または無線のネットワークで接続されてパケット網730を構成している。また、このパケット網730は、携帯端末機710を用いたデータ通信を行うときに、送受信するデータをパケットに一旦分割して、これらを個々に送受信する(以下、パケット通信と称する)ためのデータ通信網である。複数のパケットの各々は、パケット網上の空いている回線を通って伝送される。
サーバシステム800は、遊技機サーバ810と、ネットワーク820と、から構成される。遊技機サーバ810は、スロットマシン1で表示された2次元コードに含まれる達成状態情報が携帯端末機710から送信されるとこの達成状態情報を所定の記憶手段に記憶させる。なお、達成状態情報については後述する。また、携帯端末機710から送信されたパスワード送信要求に応じてパスワード(文字列又は2次元コード)を生成し、生成したパスワードを携帯端末機710に送信する。さらに、遊技機サーバ810は、スロットマシン1における演出を設定するための条件が、携帯端末機710から送信されたときには、設定された条件に応じてパスワードを生成し、生成されたパスワードを携帯端末機710に送信する。なお、遊技機サーバ810の詳細な構成およびこの遊技機サーバ810で実行される各種の処理については後述する。
図2に示すように、携帯端末機710は、全体の制御を行う端末側制御部711、基地局720と無線通信を行い、データ通信や音声通話を行う無線通信部712、センターサーバ740と通信をしてこの携帯端末機710の認証や電話番号等の確認を行うための情報である加入者識別情報が記憶された加入者識別情報記憶部713、データ通信や音声通話時の情報が表示される表示部714、数字や文字を入力するための入力部715、音声を収集するマイク716、音声を出力するスピーカー717、及び、2次元コード等を撮像するための撮像部718を有して構成されている。さらに、端末側制御部711は、遊技者による入力部715の操作を受け付け、また、その結果を表示部714に出力するユーザインターフェース手段7111、撮像部718で取得された2次元コードの画像からこの画像に含まれる情報(以降に説明するように、遊技機サーバ810にアクセスするための位置に関する情報など)を生成するアクセス情報生成手段7112、無線通信部712によりパケット網730を介して遊技機サーバ810と通信を行うサーバアクセス手段7113、及び、マイク716及びスピーカー717を介して音声による通話を行う音声通信手段7114、を有して構成されている。
図3に示すように、遊技サーバ810は、携帯端末機710との間で送受信される情報の処理を行うサーバ側制御部811、ネットワーク820を介して携帯端末機710との間でデータ通信を行う通信部812、携帯端末機710を用いてアクセスする遊技者の情報を管理する会員情報記憶部813、遊技者(会員)毎の達成状態情報や演出の設定変更情報を記憶する遊技関連情報記憶部814、スロットマシン1における遊技の進行状況(遊技目的の達成状態)に応じて付与される特典(例えば、携帯端末機710の着信音や壁紙等)が記憶されている特典情報記憶部815を有して構成される。さらに、サーバ側制御部811は、携帯端末機710から要求された処理を実行する端末要求受付手段8111と、会員登録により会員に関する情報を会員情報記憶部813に記憶させる会員情報登録手段8112と、携帯端末機710が会員登録されたものであることを認証する会員認証手段8113と、遊技関連情報記憶部814に記憶されている達成状態情報を取り出して携帯端末機710に送信するパスワード発行手段8114と、携帯端末機710から送信された達成状態情報を遊技関連情報記憶部814に記憶する達成状態情報登録手段8115と、携帯端末機710から送信されたスロットマシン1で実行される演出の設定変更(カスタマイズ)を行うための情報(設定変更情報)を遊技関連情報記憶部814に記憶する演出設定変更手段8116と、遊技関連情報記憶部814に記憶されている達成状態情報に基づいて、遊技者(携帯端末機710)に対して特典情報記憶部815に記憶されている特典を付与する特典付与手段8117と、を有して構成される。
会員情報登録手段8112は、携帯端末機710を介して遊技者から要求された会員登録を行うものである。この会員情報登録手段8112は、携帯端末機710から会員登録要求があると、例えば、会員規約等が表示されたページを生成し、携帯端末機710に送信する。そして、遊技者が携帯端末機710を操作して会員規約に同意する応答があると、センターサーバ740から送信された加入者識別情報をキーとして会員情報記憶部813に会員に関する情報を記憶する。なお、以降の説明では、会員に関する情報は加入者識別情報だけが登録されている場合について説明するが、その他のサービスを提供するために、遊技者のニックネーム等を会員情報記憶部813に記憶することも可能である。
会員認証手段8113は、達成状態情報を遊技関連情報記憶部814に記憶する場合などに、会員の認証を行うものである。具体的には、センターサーバ740を介して送信される加入者識別情報と、会員情報記憶部813に記憶されている加入者識別情報とを比較し、一致すれば認証するように構成されている。このように構成することにより、登録された携帯端末機710以外からのアクセスを排除し、登録された遊技者を特定することができる。
パスワード発行手段8114は、遊技関連情報記憶部814に記憶されている達成状態情報からスロットマシン1に設定するためのパスワード(文字列又は2次元コード)を生成し、遊技者の携帯端末機710の表示部714に表示するものである。遊技者は、このパスワードをスロットマシン1に入力することにより、前回遊技を行ったときまでに達成した遊技目的を、これから遊技を行おうとするスロットマシン1に設定することができる。すなわち、前回中断した状態から遊技目的達成演出を実行することができる。なお、パスワード発行手段8114は、パスワードとして、2次元コード若しくは文字列のいずれか一方だけを生成するように構成することもできるし、両方を生成するように構成することもできる。
スロットマシン1において遊技を終了するときに、以降の遊技で現在の状態を継続したい場合には、そのスロットマシン1で達成した遊技目的の達成状態に関する情報、すなわち、達成状態情報を遊技機サーバ810に記憶させて保存しておくことができる。そのため、後述するように、スロットマシン1は、遊技目的達成遊技の開始時(2次元コード若しくは文字列によるパスワード入力時)にパスワードに含まれていたチェックコードと、このスロットマシン1で遊技を行うことにより更新された達成状態情報とを暗号化した後、2次元コードを生成して画像表示装置41に表示するように構成されている。遊技者は、この2次元コードを携帯端末機710で読み取り、遊技機サーバ810にアクセスすることで達成状態情報をこの遊技機サーバ810に記憶させることができる。
演出設定変更手段8116は、スロットマシン1で実行される演出の一部(例えば、特別遊技時に流れる音楽であるとか、映像の背景)を遊技者の意思により変更する(カスタマイズする)ための機能である。遊技者は、携帯端末機710により遊技機サーバ810にアクセスし、これらの設定を変更することができ、その結果は、遊技関連情報記憶部814に設定変更情報として記憶される。この設定変更情報は、上述のパスワード発行時に、達成状態情報とともに、スロットマシン1に設定される。
特典付与手段8117は、遊技者の遊技目的の達成度合い、すなわち、遊技関連情報記憶部814に記憶されている達成状態情報に応じて、特典を遊技者に付与するものである。例えば、所定の特別遊技の実行を達成する毎に、その特別遊技で表示された画像を遊技者に付与したり、または、その特別遊技で流れた音楽を、携帯端末機710の着信音として付与したりするものである。この特典付与手段8117も、携帯端末機710からアクセスされる。
次に、図4〜図11を用いて本発明に係るスロットマシン1の構成について説明する。ここで、図4はスロットマシン1の正面図であり、図5はスロットマシン1の制御の概略を示すブロック図であり、図6はリール外周面の図柄配列の一例を示す平面図であり、図7は役と図柄の組み合わせを示す説明図であり、図8はこのスロットマシン1における制御システムを示すブロック図であり、図9は操作手段30の操作とリール21a〜21cの作動のタイミングを示す説明図であり、図10は最小遊技時間を説明するための説明図であり、図11はこのスロットマシン1における遊技状態の遷移を示す説明図である。
メイン制御基板100は、スロットマシン1における遊技の進行や演出等を含む全体を統括制御する手段であり、役の抽選を行う役抽選手段110、図柄表示手段20の駆動(回転及び停止)制御を行うリール制御手段120、図柄表示手段20が停止したときの図柄の判定を行う停止図柄判定手段130、入賞時の遊技メダルの払出し等を制御する払出し制御手段140、出玉率に関する設定値を設定する設定値設定手段150、役抽選手段110の抽選結果等を記憶するフラグ情報記憶手段160、役抽選手段110で特別役に当選したときに、後述する有効ライン上に対応する図柄の組み合わせが停止するまで(入賞するまで)当選した状態を保持する特別役持ち越し手段170、及び、遊技の進行や状態を制御する遊技状態制御手段180を有して構成されている。このメイン制御基板100は、図8に示すように、演算等を行うメインCPU101と、役の抽選を行うための乱数発生器102と、メインCPU101が各種制御を行うときに、取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM103と、遊技の進行等に必要なプログラムを記憶しておくROM104と、サブ制御基板200と通信を行うI/F回路105と、を有しており、これらはバス106で接続されてデータの送受信が可能に構成されている。このメイン制御基板100において、メインCPU101は、ROM104に記録された遊技用制御プログラムをRAM103に展開して実行し、遊技の制御を行うように構成されている。
役抽選手段110は、乱数値を発生させる乱数発生手段111と、この乱数発生手段111から乱数値を抽出する乱数抽出手段112と、複数の役の各々の当選確率が乱数値の取り得る範囲に対応して定義された役抽選テーブルを記憶する役抽選テーブル記憶手段114と、乱数抽出手段112により取得された乱数値及び役抽選テーブルにより役に当選したか否かを判定する乱数判定手段113と、を有して構成されている。ここで、役としては、図7に示すように、複数種類の特別役、複数種類の小役、及び、リプレイが設けられている。この役抽選手段110は、何らかの役に当選したときは、後述するフラグ情報記憶手段160に対して当選した役のフラグをオンにする。
リール制御手段120は、操作手段30のスタートレバー32及びストップボタン33が操作されたタイミングに応じて、リール21a〜21cの回転の開始及び停止の制御を行う。より具体的には、図9に示すように、リール制御手段120は、時刻t0においてスタートレバー32が操作されると、リール21a〜21cを回転させ、その後、時刻t1〜t3においてストップボタン33a〜33cが操作される毎に、後述する遊技状態制御手段180で管理されている遊技状態(例えば、通常遊技状態、特別遊技状態等)、役抽選手段110による抽選の結果、並びに、ストップボタン33(左ストップボタン33a、中ストップボタン33b、右ストップボタン33c)が操作されたタイミングに基づいて、当該操作がされたストップボタン33a〜33cに対応するリール21a〜21cの停止位置を決定すると共に、ステッピングモータの駆動を制御して、その決定した位置でリール21a〜21cの各々の回転を停止させる。
停止図柄判定手段130は、リール21a〜21cの全てが停止したときに、上述の有効ライン上のいずれかに役の図柄の組み合わせが並んでいるか否かを判定し、並んでいるものがあれば当該遊技でその役が成立した(入賞した)と判定する。このとき、停止図柄判定手段130は、リール位置検出手段23a〜23cを用いて、例えばステッピングモータの停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ライン上に位置する図柄を判定し、これに基づいて、役の成立(入賞)の有無を判定する。なお、リール21a〜21cを停止させる際の制御にテーブルを用いている場合には、リール21a〜21cが実際に停止してから停止図柄判定手段130が図柄の組み合わせを判定するのではなく、リール制御手段120によってテーブルを用いてリール21a〜21cの停止位置が定められた時に、有効ライン上に停止する図柄の組み合わせを判定するようにしてもよい。
払出し制御手段140は、停止図柄判定手段130による判定の結果、成立(入賞)している役(本実施形態に係るスロットマシンにおいては小役1〜3)に応じたメダルの払出しを行う。ここで、本実施形態に係るスロットマシン1においては、払出し制御手段140に設けられた遊技媒体貯留手段141により、内部に所定の枚数(例えば50枚)の遊技メダルを貯留することができる(以下、このスロットマシン1の内部に貯留されている遊技メダルを「クレジット」と呼ぶ)。メダル投入口51から最大のベット数(本実施の形態では3枚)以上の遊技メダルが投入されるか、若しくは、遊技メダルが払い出される役に入賞すると、払出し制御手段140は、その遊技メダルを遊技媒体貯留手段141に記憶(内部に貯留)する。なお、貯留されている遊技メダル(クレジット)の枚数が所定の枚数(上述の場合50枚)を超えると、払出し制御手段140は、超えた枚数の遊技メダルの払出しを、ホッパー装置50に行わせるように構成されている。
設定値設定手段150は、図示しない設定スイッチの操作により、本実施形態に係るスロットマシン1における役の抽選や払い出しに関する設定等を行うものである。例えば、1〜6までの6段階の設定値を設定することができ、役抽選手段110は、当該設定値に応じて役の当選確率を変化させ、これにより、払い出される遊技メダルの出玉率(払出し率)を変化させるように構成されている。
フラグ情報記憶手段160は、役抽選手段110によって何らかの役に対するフラグがオンになった場合に、当選した役の種類及びそのフラグがオンになったことを記憶する。なお、後述のように、フラグ情報記憶手段160に記憶されている情報が消去されるタイミング(当選フラグがオフとなるタイミング)は、特別役とそれ以外の役とで異なっている。すなわち、特別役の場合、フラグ情報記憶手段160に記憶されている情報は、特別遊技の図柄が有効ライン上に揃ったことを条件として消去され、特別役の図柄が有効ライン上に揃わなければ次遊技以降まで持ち越されるのに対し、それ以外の役の場合には、その役に対する図柄が有効ライン上に揃うか否かに関わらず、当該遊技の終了の際に消去され、次遊技まで持ち越されることはない。
特別役持ち越し手段170は、役抽選手段110により特別役に当選し、フラグ情報記憶手段160に、この特別役に対するフラグが立てられると、当選した特別役の図柄が有効ライン上に揃うまで、その当選役を持ち越し(フラグが立てられた状態を維持し)、特別役の図柄が有効ライン上に揃うと特別役の持ち越しを終了する(フラグが下げられる)。なお、その他の役は、当選した遊技で図柄を揃えるか揃えないかに関わらず、フラグは下げられる(次遊技に持ち越すことはできない)。
遊技状態制御手段180は、このスロットマシン1における遊技状態を制御するものであり、通常遊技制御手段181、特別遊技制御手段182、及び、再遊技確率変動遊技制御手段183を有して構成される。図11に示すように、このスロットマシン1の電源が投入されたときやリセットされたとき(「RAMクリア」とも呼ばれる)のような初期状態において、遊技状態制御手段180は、通常遊技制御手段181を実行し、このスロットマシン1は、通常遊技状態(非内部中)RT0になる。ここで、「非内部中」とは、電源投入やRAMクリア時のように特別役に当選していない状態のことを指す。そして、役抽選手段110により特別役に当選すると、ボーナス内部中状態RT2に移行する。ここで、「内部中」とは、特別役に当選はしているが、有効ライン上にこの特別役に対応する図柄を揃えていない状態のことであり、遊技状態制御手段180においては、引き続き通常遊技制御手段181が実行されている。なお、ボーナス内部中状態RT2に移行すると、特別役持ち越し手段170により、当選した特別役の図柄が有効ライン上に揃うまで当選役が持ち越される(すなわち、ボーナス内部中状態RT2が継続される)。
このようなスロットマシン1においては、遊技の結果に外部からの影響を加えることができないように、遊技を制御するメイン制御基板100とその遊技に対する演出を制御するサブ制御基板200とは分離して構成されている。そのため、メイン制御基板100は、サブ制御基板200で実行される演出を制御するために、上述の当選結果や遊技状態等の遊技に関する情報(制御状態)を含む制御コマンドをサブ制御基板200に送信するように構成されており、サブ制御基板200の演出制御基板300は、この制御コマンドを受信してその演出の態様を決定し、演出手段40を構成する画像表示装置41、各種演出用ランプ42、及び、放音部(スピーカー)43により映像、光及び音響効果を用いて演出を行うように構成されている。
次に、図12〜図15を合わせて用いてメイン制御基板100で制御される各遊技における処理について説明する。ここで、図12は遊技開始時に遊技者がベット操作及びスタートレバー操作をするまでの処理の流れを示し、図13はリールの回転から停止までの処理の流れを示し、図14はリール停止後の処理の流れを示し、図15は、1回の遊技において、メイン制御基板100からサブ制御基板200の演出制御基板300に送信される制御コマンドの流れの一例を示している。なお、以降の説明において、メイン制御基板100のメインCPU101で実行される遊技用制御プログラムによる機能を「メイン制御手段」と呼ぶ。
上述したように、本実施形態に係るスロットマシン1において、サブ制御基板200を構成する演出制御基板300は、メイン制御基板100で制御されている遊技に応じて画像表示装置41、演出用ランプ42及びスピーカー43を用いて各種演出を実行するように構成されている。また、この演出制御基板300は、遊技の進行又はこの遊技に対応して行われる演出の実行状況に応じて、遊技中に発生する様々な事象(イベント)を、遊技者に対してこの遊技者が達成すべき遊技目的として与え、その達成状況を管理するように構成されている。さらに、この演出制御基板300は、遊技者の意思により、その演出の一部の設定が変更可能に(カスタマイズ可能に)構成されている。以下に、このように構成された演出制御基板300の構成について図16〜図18を用いて説明する。ここで、図16は遊技の進行に応じて発生する事象(イベント)を検出して達成状態を更新するための演出制御基板300における処理の構成を示す説明図であり、図17はメニュー画面の一例を示す説明図であり、図18は達成状態情報のデータ構造を示す説明図である。
図16に示すように、演出制御基板300のサブCPU310にはROM340から読み込まれたプログラムである演出制御手段(サブ制御手段)311が実行されている。また、RAM330には、達成状態情報を記憶する達成状態情報記憶手段331、演出の設定を変更するための設定変更情報を記憶する設定変更情報記憶手段332、演出を抽選で決めるための抽選テーブルが記憶された演出抽選テーブル記憶手段333、及び、演出のための演出パターンを記憶する演出パターン記憶手段334が設けられている。また、演出制御手段311は、さらに、メニュー手段312、会員登録案内手段313、パスワード受付手段314、達成状態情報更新手段315、達成状態情報出力手段316、演出決定手段317、及び、演出実行手段318から構成される。
演出制御手段311は、一回の遊技が終了して次遊技の開始が可能になったときから(図15の遊技状態コマンドC500を受信したときから)、次の遊技が開始するまで(例えば、ベットコマンドC501を受信するまで)の間に、サブ入力手段44のボタンが操作されたことを検出すると、メニュー手段312により、画像表示装置41に図17に示すようなメニュー画面G1を表示させる。このメニュー画面G1には、複数の選択肢(例えば、「会員登録」、「パスワード入力」、「2次元コード表示」、「データクリア」、「終了」)が表示されており、表示された時点では、例えば、最も上部に位置する選択肢が強調されて表示されている(色が他の選択肢と異なる場合や、枠の線が太く表示されている場合がある)。また、メニュー手段312は、このメニュー画面G1を画像表示装置41に表示している状態で、サブ入力手段44の方向キー(例えば、上下方向のキー)が操作されると、それに応じて選択肢の強調表示を移動させるように構成されている。さらにこの状態でサブ入力手段44のボタンが操作されると、強調されている選択肢に応じた処理が実行されるように構成されている。例えば、図17において、「終了」が強調表示されているときにサブ入力手段44のボタンが操作されると、このメニュー画面G1が画像表示装置41から消去され、メニュー手段312が終了する。
メニュー画面G1が表示されているときに、「会員登録」の選択肢が選択されると、演出制御手段311は、会員登録案内手段313を実行する。この会員登録案内手段313は、携帯端末機710から遊技機サーバ810の会員情報登録手段8112にアクセスするためのネットワーク上の位置情報(以下、URL(Uniform Resource Locater)として説明する)を含む情報の2次元コードを生成し、この2次元コードを画像表示装置41に表示するように構成されている。本実施形態に係る遊技機システム900においては、遊技者毎の達成状態情報を、携帯端末機710を介して遊技機サーバ810で管理するように構成されている。そのため、遊技者は、遊技機サーバ810に会員登録をする必要がある。会員登録を希望する遊技者は、画像表示装置41に表示されている2次元コードを携帯端末機710で読み込んで遊技機サーバ810にアクセスすることにより、達成状態情報を遊技機サーバ810で管理するための会員登録を行うことができる。
上述のように、本実施形態に係る遊技機システム900では、遊技者毎の達成状態情報を遊技機サーバ810で管理している。そのため、遊技者が、所望のスロットマシン1で遊技を行って遊技目的を達成する遊技を行うためには、まず、遊技機サーバ810で管理されている達成状態情報を当該スロットマシン1に入力しなければならない。そのため、このスロットマシン1では、上述の会員登録後、若しくは、後述するように遊技機サーバ810に達成状態情報を登録した後に表示されるパスワード(文字列若しくは2次元コード)を入力することで、達成状態情報を設定するように構成されている。ここでは、パスワードの入力方法として文字列を直接入力する場合について説明し、2次元コードにより入力する場合については後述する。
パスワード受付手段314により達成状態情報記憶手段331に達成状態情報が設定されると、演出制御手段311は、達成状態情報更新手段315を実行する。この達成状態情報更新手段315は、メイン制御基板100から送信される制御コマンドを監視し、この制御コマンドから遊技目的の達成を判断する。そして、達成された遊技目的があれば、達成状態情報記憶手段331の達成状態カラム331cにおけるその遊技目的に対応するカラムに「1」を設定する。例えば、リプレイタイム(再遊技確率変動遊技)の連続回数が所定の回数となったときに達成する遊技目的が設定されていた場合、達成状態情報更新手段315は、メイン制御基板100から送信される制御コマンドのうち、遊技状態コマンドC500を監視し、再遊技確率変動遊技が所定の回数連続して実行されたと判断すると、達成状態カラム331cの対応するカラムに「1」を設定する。また、フリーズ制御が行われることが遊技目的に設定されていた場合、達成状態情報更新手段315は、メイン制御基板100から送信される制御コマンドのうち、待機演出コマンドC503を監視して、この待機演出コマンドC503に対象となるフリーズ制御が実行されることが設定されていたときに、達成状態カラム331cの対応するカラムに「1」を設定する。あるいは、遊技目的には、例えば、サブ制御基板200で所定の演出パターンが実行されることが設定されている場合があるため、達成状態情報更新手段315は、演出決定手段317で決定される演出パターンを監視し、所定の演出パターンが選択された場合にも、達成状態カラム331cの対応するカラムに「1」を設定する。
遊技者がスロットマシン1での遊技、特に、遊技目的達成遊技を終了するときは、このスロットマシン1の達成状態情報記憶手段331に記憶されている達成状態情報を遊技機サーバ810に記憶する(保存する)必要がある。このスロットマシン1において、画像表示装置41にメニュー画面G1が表示されているときに、「2次元コード表示」が選択されると、演出制御手段311は達成状態情報出力手段316を実行する。この達成状態情報出力手段316は、達成状態情報記憶手段331に記憶されているチェックコード及び達成状態情報(レベル、及び、遊技目的毎の達成状態(1/0))を読み出して暗号化し、この暗号化された情報を含む遊技機サーバ810の達成状態情報登録手段8115を実行させるための位置情報(URL)を生成し、さらにこの位置情報(URL)を表す2次元コードを生成して画像表示装置41に表示させる。遊技者は、この遊技者が所有する携帯端末機710の撮像部718によりこの2次元コードを読み取り、遊技機サーバ810にアクセスすることにより、現在の達成状態情報を遊技機サーバ810に登録することができる。
「データクリア」を選択すると、達成状態情報記憶手段331に記憶されているチェックコード及び達成状態情報と、設定変更情報記憶手段332に記憶されている設定変更情報をクリアすることができる。
演出決定手段317は、乱数発生器320で発生した乱数(例えば、0〜255までの乱数)と、演出抽選テーブル記憶手段333に記憶された抽選テーブルを用いて演出パターンを決定する。なお、例えば、リール21a〜21cに所定の図柄が揃ったときに所定の演出パターンが実行されるような場合には、抽選を行わずに演出パターンが決定される。また、演出決定手段317は、設定変更情報記憶手段332に記憶されている設定変更情報に基づいて、選択された演出パターンを変更するように構成されている。
演出実行手段318は、演出決定手段317で決定された演出パターンを演出パターン記憶手段334から読み出し、その演出パターンに応じて画像音響生成基板400を介して画像表示装置41や演出用ランプ42を作動させる演出を行う。
それでは、図19及び図20を用いて、本実施形態に係る遊技機システム900における処理の流れについて説明する。なお、図19は会員登録からパスワードの送信までの流れを示し、図20はパスワード入力から遊技機サーバ810への達成状態情報の登録までの流れを示す。
ところで、本実施形態に係るスロットマシン1は、文字列形式のパスワードに加えて、2次元コードのパスワードを入力可能に構成されている。この2次元コードを読み込むために、本実施形態に係るスロットマシン1では、撮像ユニット60(撮像部65)が設けられており、図21〜図23を用いてサブ制御基板200に対する撮像部65の接続構成について説明する。ここで、図21はサブ制御基板200に対する撮像部65の接続構成の第1実施例を示す説明図であり、図22はサブ制御基板200に対する撮像部65の接続構成の第2実施例を示す説明図であり、図23はサブ制御基板200に対する撮像部65の接続構成の第3実施例を示す説明図である。
図21に示すように、第1実施例に係る撮像部65は撮像ユニット60上に設けられており、この撮像ユニット60は、バス66に接続されたI/F回路61、撮像用CPU62、RAM63、ROM64、及び、撮像部65から構成されている。撮像用CPU62は、ROM64に記録されたコード解析用制御プログラムをRAM63に展開して実行することにより、撮像部65により携帯端末機710の表示部714に表示された2次元コードを撮像し、撮像された2次元コードの画像を解析し、この2次元コードに含まれる情報(パスワード)を抽出してサブ制御基板200に送信するように構成されている。なお、サブ制御基板200との通信は、サブ制御基板200のバス210に接続されたI/F回路220と撮像ユニット60のI/F回路61とによるシリアル通信で行われる。また、撮像の開始の指示は、演出制御手段311により行われる。また、撮像部65で撮像された画像は、RAM63に一時的に記憶されて処理される。このように、撮像ユニット60は、撮像手段である撮像部65により2次元コードの画像を取得し、この画像から2次元コードに含まれる情報(パスワード)を抽出する情報取得手段として機能する。
ところで、第1実施例の構成で、撮像部65の撮像範囲と携帯端末機710の表示部714に表示された2次元コードとの位置合わせを、撮像部65で撮像された画像を見ながら調整しようとすると、撮像部65で撮像された画像を撮像ユニット60からサブ制御基板200に送信し、画像音響生成基板400を介して画像表示装置41に出力する必要がある。しかしながら、サブ制御基板200と撮像ユニット60との間をシリアル通信で接続すると、データの伝送速度が遅いため、撮像部65で撮像された画像をサブ制御基板200側に送信して処理することが困難となる。
なお、図21及び図22に示すように、撮像部65に対してサブ制御基板200とは別の基板である撮像ユニット60を設けた場合、スロットマシン1の筐体内に設置スペースを設ける必要がある。このとき、後述するように撮像部65の配置を考慮して撮像ユニット60の設置場所を決定することが必要となる。さらに、図22に示すように、撮像ユニット60に表示部67を設けると、撮像部65に加えてこの表示部67の設置場所も考慮する必要がある。そのため、図23に示す第3実施例のように、サブ制御基板200に直接撮像部65を接続し、サブ制御基板200(演出制御基板300)によりこの撮像部65の制御や、画像から2次元コードに含まれる情報の抽出を行うように構成することも可能である。サブ制御基板200に対して撮像部65を直接接続すると、専用の基板が不要となり、スロットマシン1に対して撮像部65の取り付けの自由度が向上するが、サブ制御基板200(演出制御基板300)における処理の負荷が増加するともに、撮像部65の仕様変更がされるとサブ制御基板200の仕様もそれに合わせて変更しなければならない場合が生じる。また、撮像部65とサブ制御基板200とを接続する通信線のトラフィック量が多くなるため、ノイズ対策等が必要となる。
このような撮像ユニット60に用いられる撮像部65は、2次元コードの撮像に用いるものであるため、2次元コードを2値情報として出力する白黒カメラであれば良い。また、2値情報であれば解析の処理も少なくて済む。また、撮像部65の解像度(画素数)が高すぎると、画像の処理量が多くなるため、2次元コードを識別できる程度の解像度(画素数)があれば良い。また、撮像部65に広角レンズ(いわゆる魚眼レンズ)が用いられていると画像解析の処理量が増えるため、このようなレンズは使用しない方が良い。また、撮像部65と携帯端末機710の表示部714との距離は、遊技者により変化する可能性があるため、撮像ユニット60には、フォーカス機能とズーム機能が設けられていることが望ましい。
次に、スロットマシン1における撮像部65の設置場所について説明する。まず、撮像部65を設置する位置であるが、スロットマシン1の上部や下部であると遊技者が携帯端末機710を高い位置に持ち上げたり、低い位置で支えたりしなければならず不便である。したがって、スロットマシン1の前面(前扉3)の略中央部(リール21a〜21cの側方若しくは下方)に配置するのが好ましい。以下に、撮像部65の配置と携帯端末機710を撮像部65の撮像範囲にガイドするガイド部70の構成について、図24〜図26を用いて説明する。ここで、図24は撮像部65の設置場所及びガイド部70の第1実施例を示し、図25は第2実施例を示し、図26は第3実施例を示している。
図24は、撮像部65を配置するためのガイド部70の第1実施例を示している。この第1実施例は、ガイド部70を、前扉3の前面で右リール21cの右方に設けた場合を示している。この第1実施例に係るガイド部70は、前扉3の右リール21cの右方に、前方に開口部71bを有し、スロットマシン1の筐体の内部において左右側面と上面及び背面が壁で囲まれた内部空間71aが形成された携帯端末機挿入部71から構成されている。そして、この携帯端末機挿入部71の内部空間71aの底部には、撮像ユニット60の撮像部65が上方を、すなわち、内部空間71a内を撮像可能に配置されている。遊技の開始時に2次元コードによるパスワードをスロットマシン1に読み取らせようとする遊技者は、この携帯端末機挿入部71の開口部71bから表示部714を下方に向けた状態で内部空間71aに挿入することにより、撮像部65の撮像範囲に表示部714を位置させることができる。このように、撮像部65を携帯端末機挿入部71の壁で囲まれた内部空間71a内に配置することにより、外部からの光を遮断することができ、表示部714に表示された2次元コードの画像のSN比が向上し、この2次元コードの読み取り精度を向上させることができる。
図25は、撮像部65を配置するためのガイド部70の第2実施例を示している。この第2実施例において、前扉3の前面であって、右リール21cの側方に開口部72が形成されており、撮像部65は、この開口部72を通して前方を撮像するように、スロットマシン1の筐体内に配置されている。そして、携帯端末機710の表示部714を撮像部65の撮像範囲に位置合わせするガイド部70は、開口部72を囲み前方に突出する支持部73が取り付けられて構成されている。この支持部73も前方から見たときに開口部72と位置整合するように開口部73aが形成されており、遊技者はこの支持部73の開口部73aに(支持部73の前面に)携帯端末機710の前面(表示部714)を接触させる(若しくは、携帯端末機710の表示部714を近接させる)ことにより、撮像部65の撮像範囲に表示部714を位置させることができる。このとき、支持部73には開口部73aが形成され、支持部73の先端部は表示部714の周囲に当接するため、遊技者は表示部714の位置決めが容易になる。さらに、このような支持部73を設けることにより、撮像部65の焦点の範囲に表示部714を配置させることができるので、撮像部65の焦点合わせの処理を簡略化することができる。また、このように携帯端末機710の前面を支持部73で支持することにより、表示部714を固定することができるので、表示部714がぶれることによる撮像された画像のぶれを防止することができ、2次元コードの検出が容易となり、さらに読み取り精度が向上する。この第2実施例も、開口部72を支持部73の壁により囲むことにより、支持部73の開口部73aが表示部714の少なくとも一部(2次元コードが表示されている領域)を囲むことになるため、外部からの光を遮断することができ、表示部714に表示された2次元コードの画像のSN比が向上し、この2次元コードの読み取り精度を向上させることができる。
図26は、撮像部65を配置するための第3実施例を示している。この第3実施例において、ガイド部70は、前扉3の前面の、リール21a〜21cとストップボタン33a〜33cの間に形成された開口部74と、この開口部74に嵌め込まれた透過部材75とから構成されている。なお、前扉3の上記ガイド部70が形成される部分は、図26(b)に示すように、後方から前方に向かって下方に傾斜している部分が好ましい。この場合、撮像部65をスロットマシン1の筐体の内部において開口部74の透過部材75を介して前方上方を撮像するように配置することにより、このスロットマシン1の前方に着席している遊技者は、自信の胸の前方付近に携帯端末機710を構えることで2次元コードを読み込ませることができ、楽な姿勢を取ることができる。
上述のように、本実施形態に係るスロットマシン1では、撮像ユニット60とサブ制御基板200との間は、シリアル通信で接続した場合を示している。すなわち、このスロットマシン1において、サブ制御基板200からは、撮像開始の指示をコマンドとして送信し、撮像ユニット60では、このコマンドに応じて撮像されて認識された2次元コードの処理の結果(2次元コードの像から取り出されたパスワード(文字列))をサブ制御基板200(演出制御基板300)に送信するように構成されている。しかしながら、このような構成によると、上述のようにガイド部70を設けたとしても、撮像部65の撮像範囲に2次元コードが入っているか否かを遊技者が確認することが困難である。また、周りの照度等により、例えば、撮像部65の撮像範囲に2次元コードが入っていたとしても認識できない場合がある。このような状況を考慮して、携帯端末機710の表示部714に表示された2次元コードを読み取るための処理について図27〜図30を用いて説明する。ここで、図27はメニュー画面の変形例を示す説明図であり、図28は2次元コードを読み取る処理のフローチャートであり、図29は2次元コード検出処理のフローチャートであり、図30は2次元コードと認識範囲との関係を示す説明図である。
なお、以上の説明では、撮像ユニット60は、演出制御手段311から2次元コードの撮像開始のコマンドを受信したときに撮像部65を起動し、2次元コードが取得できたとき、若しくは取得ができなかったときにこの撮像部65を停止するように構成されているが、撮像部65を常時起動しておく構成のときは、これらの処理(ステップS555、S559、S561)は不要である。
43 スピーカー(放音手段)
44 サブ入力手段(第2の情報入力手段)
60 撮像ユニット(第1の情報入力手段、制御手段、指示手段)
65 撮像部(撮像手段)
311 演出制御手段(制御手段)
314 パスワード受付手段(第2の情報入力手段)
710 携帯端末機(端末装置)
714 表示部(媒体)
Claims (5)
- 撮像手段により媒体に表示されたコードの画像を取得することにより、前記コードで表される情報を取得する第1の情報入力手段と、
前記第1の情報入力手段とは異なる方法により前記コードで表される情報を取得する第2の情報入力手段と、
前記第1の情報入力手段により前記コードの画像から前記情報を取得できるときは、当該第1の情報入力手段により前記情報を取得し、前記第1の情報入力手段により前記コードの画像から前記情報を取得できないときは、前記第2の情報入力手段により前記情報を取得する制御手段と、を有することを特徴とする遊技機。 - 前記第2の情報入力手段は、前記コードを直接入力するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 遊技者に指示を与える指示手段を有し、
前記制御手段は、前記撮像手段で取得した前記画像から、前記撮像手段と前記コードとの相対位置を検出し、前記撮像手段で前記コードの全体を撮像するための前記コードの移動方向を前記指示手段により指示することを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。 - 前記制御手段は、前記コードの特徴点の数及び位置の少なくとも一方を検出し、当該数又は位置により前記指示を与えることを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
- 前記指示手段は、音を発生する放音手段であり、
前記制御手段は、前記音の種類により前記指示を与えることを特徴とする請求項3または4に記載の遊技機。
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