JP2012160328A - 照明器具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】昇圧チョッパ回路42で昇圧した電源に、複数のLED光源31が異なる数で直列接続された点灯回路43を複数設けることで、同じ粒数用の回路を複数設ける必要がなくなり、回路部品点数を削減できる。また、複数の点灯回路43を一括で制御できる。また、電源部に関しては、同じ回路構成を複数設けなくてもよくなり、回路部品点数を削減できる。
【選択図】図6
Description
この対策として、全てのLEDに対して、LEDと一対にして個々に断線検出回路を設けることが行われている(例えば、特許文献1参照)。
これにより、電流が故障したLED101A、101B、…、101Nの代わりに、対応する電流迂回回路103A、103B…103Nを流れるので、断線故障が他のLED101A、101B、…、101Nの発光に影響を及ぼさない。
以下、本発明に係る第1実施形態の照明器具について、図面を用いて説明する。
なお、以下の説明においては、照明器具を被取付面に取り付けて下方を照明する場合について説明する。従って、上(上方、上側等)は天井面側を意味し、下(下方、下側等)は床面側を意味する。
図2および図3に示すように、照明器具10は、天井面11に取り付けられている引っ掛けシーリング12に取り付けるための取付金具21を中央に有する、例えば正方形の板状の器具本体20を有する。
また、器具本体20の下側(すなわち、照明方向側)には、LEDユニット30であるロアーユニット30B、反射部材である反射板26が設けられており、反射板26の下方には、受けた光を拡散する透光性のパネル25が取り付けられる。
LEDユニット30は、後述するように、直列に接続された複数個のLED光源31(図5参照)を有する。
なお、器具本体20の下面で反射板26との間には、LEDユニット30を点灯制御する制御部22が設けられている。
また、ロアーユニット30Bは、器具本体20の下側において、2カ所に各々2個ずつ設けられており、内側へ光を照射するようになっている。
図1に示すように、パネルカバー251は、パネル25において器具本体20の中心に対して対称な端部付近の対向する2辺に沿って設けられている。
また、パネルカバー251は、ロアーユニット30Bが設けられている位置(図5参照)の下方に対応して設けられており、下方からロアーユニット30Bの影がパネル25に映らないようになっている。
昇圧チョッパ回路42は、器具本体20の取付金具21を天井面11の引っ掛けシーリング12に取り付けることにより、天井面11の裏に配線されている商用電源13に電気的に接続される。
すなわち、点灯制御部43は、第1の点灯制御部43A、第2の点灯制御部43Bおよび第3の点灯制御部43Cを有し、第1の点灯制御部43Aには第1のLED回路32A、第2の点灯制御部43Bには第2のLED回路32B、第3の点灯制御部43Cには第3のLED回路32Cが接続される。
第2の点灯制御部43Bは、中程度の数(例えば40粒)のLED光源31が直列に接続されて負荷容量が中程度で、印加される電圧は入力電源電圧よりも低いDC140V以下でよい。
第3の点灯制御部43Cは、小数(例えば10粒)のLED光源31が直列に接続されて負荷容量が小さく、印加される電圧は入力電源電圧よりも低いDC140V以下でよい。
これにより、点灯制御部43のうち、LED光源31の電圧(VF)の合計が入力電源電圧(DC140V)以上必要な第1の点灯回路43Aのみが停止する。
すなわち、昇圧チョッパ回路42で昇圧された電圧で点灯していた第1の点灯回路43Aに接続されている第1のLED回路32Aのみが消灯する。
そして、その他の第2の点灯回路制御部43Bおよび第3の点灯制御部43Cは、接続されるLED光源31の電圧(VF)の合計が入力電源電圧(DC140V)以下となっているので、昇圧チョッパ回路42を停止させても入力電源電圧で点灯を継続する。
白色LED光源31Aと電球色LED光源31Bとは、別経路で各々直列に接続されている。従って、白色LED光源31Aの光量と電球色LED光源31Bの光量との比率を変えることにより、光色の調整が可能となっている。
また、第2のLED回路32Bは、全部で40粒のLED光源31が直列に接続されており、第1のLED回路32Aについで負荷容量が大きく、図5および図6で前述した第2の点灯制御部43Bに接続される。
さらに、第4のLED回路32Dは、全部で5粒のLED光源31が直列に接続されており、最も負荷容量が小さい部類に属する。このため、図5および図6で前述した第3の点灯制御部43Cに接続される。
なお、第4のLED回路32Dはテレビ視聴時に適するものであり、第3のLED回路32Cとは別個に制御する必要があるので、第3の点灯制御部43Cをもう一つ別個に設けるのが望ましい。
これにより、点灯制御部43のうち、LED光源31の電圧(VF)の合計が入力電源電圧(DC140V)以上必要な第1の点灯回路43Aのみが停止する。
すなわち、昇圧チョッパ回路42で昇圧された電圧で点灯していた第1の点灯回路43Aに接続されている第1のLED回路32Aのみが停止して、第1のLED回路32AのLED光源31が消灯する。
そして、その他の第2の点灯回路制御部43Bおよび第3の点灯制御部43Cは、接続されるLED光源31の電圧(VF)の合計が入力電源電圧(DC140V)以下となるので、昇圧チョッパ回路42を停止させても入力電源電圧で点灯を継続する。
また、電源部に関しては、同じ回路構成を複数設けなくてもよくなり、回路部品点数を削減できる。
これにより、点灯制御部43のうち、LED光源31の電圧(VF)の合計が入力電源電圧(DC140V)以上必要な第1の点灯制御部43Aのみが停止する。
すなわち、昇圧チョッパ回路42で昇圧された電圧で点灯していた第1の点灯制御部43Aに接続されている複数のLED光源31のみが消灯する。
その他の点灯制御部(43B、43C)は、接続されるLED光源31の電圧(VF)の合計が入力電源電圧(DC140V)以下となるので、昇圧チョッパ回路42を停止させても入力電源電圧で点灯を継続できる。
これにより、LED光源31が無負荷若しくは過電圧となった異常を検出したときでも、全てのLED光源31が消灯するのを回避できる。また、入力電源電圧で点灯できる第2の点灯回路43Bに接続されたLED光源31が消灯していた場合には、ある範囲まで、不具合のあるLED回路32を検出しやすくなる。
次に、本発明に係る第2実施形態の照明器具について説明する。
なお、前述した第1実施形態にかかる照明器具10と共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
すなわち、昇圧チョッパ回路42で昇圧された電圧で点灯していた第1の点灯制御部43Aに接続されている第1のLED回路32AのLED光源31のみが消灯する。
その他の点灯制御部43は、接続されるLED光源31の電圧(VF)の合計が入力電源電圧(DC140V)以下となる第2の点灯制御部43B、第3の点灯制御部43Cとしておくことにより、昇圧チョッパ回路42を降圧しても入力電源電圧で点灯を継続できる。
これにより、LED光源31が無負荷若しくは過電圧となった異常を検出したときでも、全てのLED光源31が消灯するのを回避できる。また、入力電源電圧で点灯できる第2の点灯制御部43Bや第3の点灯制御部43Cに接続されたLED光源31が消灯していた場合には、ある範囲まで、不具合のあるLEDユニットを検出しやすくなる。
例えば、前述した実施形態において、アッパーユニット30Aおよびロアーユニット30Bの配置、本数、搭載するLED光源31の粒数等は、例示したものに限らず、他のものにも適用可能である。
31 LED光源
42 昇圧チョッパ回路
43 点灯制御部(点灯回路)
43A 第1の点灯制御部(第1の点灯回路)
43B 第2の点灯制御部(第2の点灯回路)
44 検出回路
Claims (3)
- 昇圧チョッパ回路と、
LED光源を点灯させる複数の点灯回路と、を有し、
前記各点灯回路には少なくとも2つの異なる数のLED光源が直列に接続された照明器具。 - 請求項1に記載の照明器具において、
前記複数の点灯回路のうちの少なくとも一つが、直列接続された前記LED光源に印加される電圧が入力電源電圧よりも高い第1の点灯回路であり、
少なくとももう一つの点灯回路が、直列接続された前記LED光源に印加される電圧が入力電源電圧よりも低い第2の点灯回路であり、
前記各点灯回路の無負荷を検出する検出回路を有するとともに、
前記検出回路が無負荷を検出したときには、前記昇圧チョッパ回路を停止させる照明器具。 - 請求項1に記載の照明器具において、
前記複数の点灯回路のうちの少なくとも一つが、直列接続された前記LED光源に印加される電圧が入力電源電圧よりも高い第1の点灯回路であり、
少なくとももう一つの点灯回路が、直列接続された前記LED光源に印加される電圧が入力電源電圧よりも低い第2の点灯回路であり、
前記各点灯回路の無負荷を検出する検出回路を有するとともに、
前記検出回路が無負荷を検出したときには、前記昇圧チョッパ電圧を前記第1の点灯回路が動作できなくなる電圧まで降圧する照明器具。
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