JP2012158464A - 給紙装置 - Google Patents

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篤 新井
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Abstract

【課題】給紙される用紙の側部の振動を効果的に減衰させて捌き音を抑制できる給紙装置を得る。
【解決手段】給紙ローラ25と、該給紙ローラ25に所定の圧力で接触する捌き部材27とを備え、積層された複数枚の用紙を、給紙ローラ25の一方向への回転に基づいて給紙ローラ25と捌き部材27とのニップ部で1枚に捌いて給紙する給紙装置。給紙される用紙の裏面側をガイドする給紙ガイド板30に、用紙の側部を規制する側部規制部材41,42が設けられ、給紙される用紙の側部に当接することで、用紙の振動を減衰させ、捌き音を抑制する。
【選択図】図3

Description

本発明は、給紙装置、特に、複写機やプリンタなど電子写真方式による画像形成装置に搭載されている給紙装置に関する。
一般に、電子写真方式による画像形成装置に搭載されている給紙装置としては、給紙ローラと該給紙ローラに所定の圧力で接触する捌き部材とを備え、積層された複数枚の用紙を、給紙ローラの一方向への回転に基づいて給紙ローラと捌き部材とのニップ部で1枚に捌いて給紙するものが知られている。
従来、この種の給紙装置では、用紙の捌きに時に捌き音が発生するという問題点を有していた。捌き音は以下のメカニズムによって発生する。まず、用紙が給紙ローラと捌き部材とのニップ部を通過する際に、用紙がスリップ(スティックスリップ)し、捌き部材が揺れる。捌き部材の揺れにより振動が発生し、該振動が用紙に伝達される。用紙に伝達された振動が用紙を媒体として音に変換され、捌き音となる。
前記捌き音の発生を防止するには用紙の振動を防止(減衰)させることが考えられ、給紙ローラの軸部に錘を取り付けてイナシャー効果を発揮させる対策が一部の機種で採用されている。しかし、この対策はコストアップを招来する。
他の対策としては、用紙の側部規制部材によって用紙側部の動きを規制することが効果的であると考えられる。特許文献1,2には、サイド規制部材を給紙ローラを跨いで設置するようにした給紙装置が記載されている。これらの給紙装置は、いずれも、給紙時での用紙の曲がり(スキュー)を防止するための対策であり、捌き音を効果的に解消させることはできない。特に、特許文献2に記載の給紙装置は、画像読取り装置での原稿の給紙に対応するもので、用紙を昇降板に載置して給紙する記録紙の給紙装置に対応していない。
特開2007−168978号公報 特開平07−101562号公報
そこで、本発明の目的は、給紙される用紙の側部の振動を効果的に減衰させて捌き音を抑制できる給紙装置を提供することにある。
本発明の一形態である給紙装置は、
給紙ローラと、該給紙ローラに所定の圧力で接触する捌き部材とを備え、積層された複数枚の用紙を、前記給紙ローラの一方向への回転に基づいて前記給紙ローラと前記捌き部材とのニップ部で1枚に捌いて給紙する給紙装置において、
前記ニップ部を跨いで用紙の裏面側をガイドする給紙ガイド板に、用紙の側部を規制する側部規制部材を設けたこと、
を特徴とする。
前記給紙装置においては、給紙ローラと捌き部材とのニップ部で捌かれた1枚の用紙は、ニップ部でスティックスリップするが、用紙の側部が側部規制部材に接触し、スリップによる振動が減衰される。即ち、捌き音が発生するメカニズムの元となる原因(用紙の振動)が減衰されることにより、用紙自体を媒体とする音の発生が阻止され、捌き音が抑制されることになる。特に、側部規制部材はスリップの発生箇所の近傍で側部規制部材に接触するため、スリップによる振動を効果的に減衰させることができる。
本発明によれば、給紙される用紙の側部の振動を効果的に減衰させて捌き音を抑制できる。
第1実施例である給紙装置を搭載した画像形成装置を示す斜視図である。 前記画像形成装置の要部を示す概略構成図である。 給紙カセットの平面図である。 側部規制部材を示す斜視図である。 側部規制部材の取付け構造を示す分解斜視図である。 側部規制部材による規制位置を示す立面図であり、(A)は押上げ台の上昇(用紙エンプティ)時を示し、(B)は押上げ台の下降(フル積載)時を示す。 給紙装置における弾性部材(緩衝材)の取付け例1を示す立面図である。 給紙装置における弾性部材(緩衝材)の取付け例2を示す立面図である。
以下、本発明に係る給紙装置の実施例について、添付図面を参照して説明する。なお、各図において同じ部材、部分に関しては共通する符号を付し、重複する説明は省略する。
一実施例である給紙装置20は、図1に示すように、画像形成装置10の下段部に搭載されて給紙装置本体21からその正面側に出し入れ可能に配置されている。画像形成装置10は、スキャナ15で読み取った原稿画像あるいはコンピュータから転送された画像データを用紙上にトナーの可視像として形成するプリンタ及び複写機として機能するものである。
その概略構成は、図2に示すように、感光体61の周囲に帯電チャージャ62、レーザ走査光学ユニット63、現像器64、転写ローラ65、残留トナーのクリーナ66などが配置され、周知の電子写真法によって感光体61上に画像を形成する。給紙装置20(給紙カセット22)に配置した給紙ローラ25によって給紙された用紙は、点線で示すように、レジストローラ対67に搬送され、感光体61と転写ローラ65との間を通過することで画像が感光体61上から転写され、さらに定着ユニット68に搬送されてトナーの加熱定着を施され、排紙ローラ対69からトレイ70上に排出される。
給紙装置20は、図3に示すように、トレイ23及び用紙押上げ台24上に積層された複数枚の用紙(図示せず)を給紙ローラ25と捌きパッド27とのニップ部を通過させ、用紙を1枚ずつに捌いて給紙するように構成されている。給紙ローラ25は、軸部26に保持された状態で、給紙方向cに直交する用紙の幅方向中央部に対応して1箇所に設置されている。
捌きパッド27は、例えば、ゴム材からなり、給紙方向cと直交する方向d(以下、直交方向dと記す)の寸法は給紙ローラ25の幅寸法と略一致している。この捌きパッド27は給紙ローラ25に対して所定の圧力で弾性的に接触している。また、トレイ23の先端部分には給紙ガイド板30がニップ部を跨いで斜め上方に立ち上るように設置されており、給紙される用紙の裏面側をガイドする。押上げ台24は用紙の残量に伴ってピン24aを支点として給紙方向cの先端部分が上方に持ち上がるように回動し、積載されている用紙の最上面を給紙ローラ25に所定の圧力で接触させる機能を有している。さらに、押上げ台24には積載された用紙の側部を規制する側部規制板31,32が配置されている。
以上の構成からなる給紙装置20において、給紙ローラ25の図2中反時計回り方向の回転によって2,3枚の用紙がピックアップされて捌きパッド27とのニップ部に突入する。給紙ローラ25と用紙との摩擦力をμ1、用紙どうしの摩擦力をμ2、捌きパッド27と用紙との摩擦力をμ3とすると、μ1>μ2、μ2<μ3、μ1>μ3の関係に設定されている。従って、ニップ部に突入した複数枚の用紙のうち最上層の用紙のみがニップ部を通過する(捌かれる)ことになる。
このとき、捌かれた1枚の用紙はニップ部でスティックスリップし、特に対策が施されていないと、捌きパッド27と給紙された用紙とが振動し、捌き音が発生する。以下に、この振動を減衰させて捌き音を抑制する対策について説明する。
図3及び図4に示すように、一対の側部規制部材41,42が、給紙ガイド板30に、給紙ローラ25を挟んだ状態で、直交方向dに移動自在に設けられている。また、側部規制部材41,42は奥側の側部規制板31及び正面側の側部規制板32の給紙方向cの先端部分に連結されている。側部規制部材41,42は、例えば樹脂の成形品からなり、側部規制板31,32とは段付きねじ45を介して連結され、前記ニップ部を給紙方向cの上流側及び下流側にてオーバーラップするように配置されている。
詳しくは、図4に示すように、側部規制部材41,42は屈曲した突部43を有し、給紙ガイド30板の裏面側には直交方向dに延在する小突条30aが形成されている。側部規制部材41,42は、突部43が小突条30aに係合することにより、給紙ガイド板30に浮き上がりを防止された状態で取り付けられ、上面は給紙ローラ25の軸部26に当接している。即ち、側部規制部材41,42は下面が給紙ガイド板30の表面に密着し、上面が軸部26に当接することにより、上下方向に位置規制されている。また、側部規制部材41,42は側部規制板31,32と一体的に直交方向dに移動(スライド)自在であり、小突条30aは側部規制部材41,42のスライドにブレーキをかけないように小さなサイズとされている。
さらに、図5に示すように、側部規制部材41,42は、両側に形成した突片44a,44bが側部規制板31,32の先端部分を挟み込み、段付きねじ45を一方の突片44aに形成した穴部46a及び側部規制板31,32に形成した長穴33(図6参照)に貫通させ、先端ねじ部45aを他方の突片44bに形成した穴部46bを貫通させるとともに突片44bに固着したナット部46cにねじ込むことにより、側部規制板31,32と連結されている。
側部規制板31,32は、従来から周知のように、図示しないラックとピニオンの組合せ構造によって、押上げ台24上で用紙のサイズに合わせて直交方向dに移動自在であり、用紙のサイズと合致した位置にホールドされる。この移動に連動して側部規制部材41,42も直交方向dに移動し、用紙の側部を規制する位置に位置決めされる。
以上の構成において、給紙されようとする用紙に生じた振動は、用紙の両側部が側部規制部材41,42に接触(押圧)することにより減衰される。側部規制部材41,42は用紙の振動が生じる部分で用紙の両側部に当接するため、振動を効果的に減衰させる。即ち、捌き音が発生するメカニズムの元となる原因(用紙の振動)が減少することにより、用紙自体を媒体とする音の発生が抑制され、捌き音が抑制されることになる。また、側部規制部材41,42は給紙ガイド板30上に密着しているため、軸部26を下方から支えて軸部26や給紙ローラ25の振動をも減衰させる効果を奏する。
ところで、側部規制部材41,42は高さ位置が固定されているが、側部規制板31,32は押上げ台24の昇降に伴って昇降する。従って、側部規制部材41,42は、用紙の残量が少なくなって押上げ台24(側部規制板31,32)が上昇位置にある場合であっても(図6(A)参照)、用紙がフルに積載されていて押上げ台24(側部規制板31,32)が最下位置にある場合であっても(図6(B)参照)、側部規制板31,32との連結状態を維持する必要がある。そのため、前記段付きねじ45が貫通する長穴33は、押上げ台24の昇降半径に対応する円弧状とされている。また、側部規制部材41,42は下面が給紙ガイド板30の表面に密着することで回転を規制されている。
給紙装置においては、側部規制板31,32や側部規制部材41,42に、図7に斜線を付して示すように、用紙の側部が当接する部分にモケットや植毛布などの弾性部材34,48を設けることが好ましい。これらの弾性部材34,48によって、用紙のスキュー(斜行)防止効果や捌き音抑制効果が増大する。
さらに、図8に示すように、側部規制部材41,42の上面に軸部26と当接するモケットやフェルトなどの弾性部材49を設けることが好ましい。弾性部材49が軸部26の振動を抑制する緩衝材として機能し、捌き音抑制効果も増大する。
(他の実施例)
なお、本発明に係る給紙装置は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更できることは勿論である。
例えば、給紙時の捌き方式は、捌きパッドを用いる方式以外に、給紙ローラに対してトルクリミッタ付きの捌きローラを逆回転可能に接触させて給紙ニップ部を形成する方式であってもよい。
以上のように、本発明は、給紙装置に有用であり、特に、給紙時の捌き音を抑制できる点で優れている。
20…給紙装置
21…給紙装置本体
22…給紙カセット
24…押上げ台
25…給紙ローラ
26…軸部
27…捌きパッド
30…給紙ガイド板
31,32…側部規制板
33…長穴
34…弾性部材
41,42…側部規制部材
45…段付きねじ
48,49…弾性部材
c…給紙方向
d…直交方向

Claims (7)

  1. 給紙ローラと、該給紙ローラに所定の圧力で接触する捌き部材とを備え、積層された複数枚の用紙を、前記給紙ローラの一方向への回転に基づいて前記給紙ローラと前記捌き部材とのニップ部で1枚に捌いて給紙する給紙装置において、
    前記ニップ部を跨いで用紙の裏面側をガイドする給紙ガイド板に、用紙の側部を規制する側部規制部材を設けたこと、
    を特徴とする給紙装置。
  2. 前記側部規制部材に対して給紙方向上流側で用紙の側部を規制する側部規制板をさらに備え、
    前記側部規制板は給紙方向と直交する方向に移動可能であり、かつ、用紙のサイズに応じた位置で固定され、
    前記側部規制部材は前記側部規制板に連動して前記給紙ガイド板に沿って移動可能であること、
    を特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
  3. 前記側部規制部材は前記側部規制板の先端部分に軸部材を介して連結され、該軸部材は前記先端部分に形成した長穴に係合していること、を特徴とする請求項2に記載の給紙装置。
  4. 前記側部規制部材は前記給紙ガイド板に係合した状態で給紙方向と直交する方向に移動可能であること、を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の給紙装置。
  5. 前記側部規制部材はその上面が前記給紙ローラを保持する軸部に当接していること、を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の給紙装置。
  6. 前記側部規制部材にはその上面に前記軸部と当接する弾性部材が設けられていること、を特徴とする請求項5に記載の給紙装置。
  7. 前記側部規制部材には用紙の側部が当接する部分に弾性部材が設けられていること、を特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の給紙装置。
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