JP2012158366A - 注口付き容器蓋 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】蓋1は、シリコンゴムで一体成形され、環状の嵌合部3と、環状のフード部4と、天蓋部5と、天蓋部5の上面から上方へ突出する摘み部6とを具備する。嵌合部3は、容器の開口部2aの内周に気密に嵌合する。フード部4は、基端縁が嵌合部3の上縁に連続し、そこから上広がりのほぼ円錐筒状に上方へ延出する。天蓋部5は、基端縁がフード部4の内周面に曲折可能に連続し、常態においては容器2の開口部2aの上方を覆うように上方へドーム状に膨出するが、中央部を下方へ押し下げられると、基端縁を境に反転して下方へ膨出する。天蓋部5は、基端部に注口9を形成する切欠部8を有する。摘み部6を持って天蓋部5を上下に押し引き操作することにより、膨出方向を上下に反転し、注口9を開閉する。
【選択図】図1
Description
開口部が円形の容器に装着される碗形ゴム製の蓋が特許文献2に記載されている。碗状天蓋部と天蓋部より肉厚の周縁部とが伸縮性を有するシリコンゴムにて一体に形成される。碗状天蓋部を反転させて、容器本体の内側に折り込むことができる。
液状製品の注ぎ出しパッケージが特許文献3に記載されている。この注ぎ出しパッケージは、容器の流出開口の回りを密閉する周縁部分と、容器内の所定の流出圧力に応答して流体を流出させるように開き且つ所定の流出圧力を除去すると流体の流れを遮断するように閉じるオリフィスを備えた中心領域を持つヘッド部分を具備する。中心領域部分は、常時は断面円弧状に内側にくぼんでいるが、内圧によりくぼみが外側へ反転すると、オリフィスが開き、容器内の液状製品が流出する。
特許文献2,3に記載されたものは、いずれも冷水筒のような容器の開口に装着して、注口を開閉する蓋に適用することができない。
したがって、この出願に係る発明は、容器の開口に装着して、注口を簡単な操作で確実に開閉でき、構造が簡易で比較的安価に製作できると共に、衛生管理も容易な容器用の蓋と、この蓋を備えた容器を提供することを課題としている。
上記課題を解決するための、この出願に係る発明の容器蓋1は、シリコンゴム等の弾性材料で一体成形され、注口9を開閉できるように容器2の開口部2aに装着される。容器蓋1は、環状の嵌合部3と、環状のフード部4と、容器の開口部2aの上方を覆う天蓋部5と、天蓋部5の上面から上方へ突出する摘み部6とを具備する。嵌合部3は、容器の開口部2aの周囲に気密に嵌合する。フード部4は、基端縁が嵌合部3の上縁に連続し、そこから上広がりのほぼ円錐筒状に上方へ延出する。天蓋部5は、基端縁がフード部4の内周面に曲折可能に連続し、常態においては容器2の開口部2aの上方を覆うように上方へドーム状に膨出するが、中央部を限界点を越えて下方へ押し下げられた状態においては、基端縁を境に反転して下方へ膨出する。また天蓋部5は、摘み部6を持って上下に押し引き操作することにより、膨出方向を上下に反転可能で、常態においてフード部4との間に注口9を形成するための切欠部8を基端部に有する。天蓋部5は下方へ反転した状態においては、切欠部8の周縁部がフード部4の内周面に密着して注口9を閉じる。
蓋1を装着する容器2は、円筒状で、上方に開放する開口部2aを有する。蓋1は、シリコンゴム等の弾性体素材で一体成形され、容器の開口部2aに被さるように装着される。
蓋1は、容器の開口部2aの内周に気密に嵌合する環状の嵌合部3と、それの上部へ連続するフード部4と、さらにそれの上部へ連続する天蓋部5と、それの上部に突出する摘み部6とを具備する。
フード部4は、基端縁が嵌合部3の上縁に連続し、そこから上広がりのほぼ円錐筒状に上方へ延出する。
天蓋部5は、基端縁が、肉薄の屈曲部7を介して、フード部4の内周面に曲折可能に連続し、そこから容器の開口部2aの上方を覆うように、上方へドーム状に膨出する。天蓋部5は、常態においては図1に示すように、上方へ膨出するが、中央部を限界点を越えて下方へ押し下げられた閉状態においては、図4に示すように、基端縁を境に反転して下方へ膨出する。
天蓋部5は、基端側の一部に、常態においてフード部4との間に注口9を形成する(図1)切欠部8を有する。切欠部8は、天蓋部5の反転状態(図4)においては、周縁部がフード部4の内周面に密着して注口9を閉じることができる。天蓋部5の基端縁、すなわちフード部4との接続部は、切欠部8の反対側から切欠部8側へ向かって傾斜して上昇するように配置される。摘み部6は、天蓋部5の上面から上方へ突出する。この摘み部6を持って天蓋部5を嵌合部3内へ押し下げることで、図4に示すように、天蓋部5の湾曲方向を下方へ反転させることができる。天蓋部5の反転により、切欠部8の周縁部がフード部4の内周面に接し、注口9が閉じる。この状態で容器2を傾けても、内部の液体は流出しない。10は通気孔である。
注口9の閉状態から、摘み部6を持って天蓋部5を引き上げると、図4に示すように、天蓋部5が上方へ反転し、注口9が開く。この状態で、容器2を傾ければ、内部の液体を注口9から注ぎ出すことができる。注口9から出た液体は、フード部4に沿って円滑に流出する。なお、フード部4は、注口9に対応する位置において注口9より上方へ延出している必要があるが、天蓋部5の全周にわたって同じ高さに立ち上がっている必要はない。
蓋1はシリコンゴムで一体に形成され、複雑な部品の組立機構を持たないから、製造容易であり、また洗浄容易である。注口9の開閉操作も容易である。
2 容器
2a 開口部
3 嵌合部
4 フード部
5 天蓋部
6 摘み部
7 屈曲部
8 切欠部
9 注口
10 通気孔
Claims (2)
- 弾性材料で一体成形され、注口を開閉できるように容器の上部開口部に装着される蓋であって、
容器の開口部の周囲に気密に嵌合する環状の嵌合部と、
基端縁が前記嵌合部の上縁に連続し、基端縁から上広がりのほぼ円錐筒状に上方へ延出するフード部と、
基端縁が前記フード部の内周面に曲折可能に連続し、常態においては容器の開口部の上方を覆うようにドーム状に膨出するが、中央部を限界点を越えて下方へ押し下げられた状態においては、基端縁を境に反転して下方へ膨出する天蓋部と、
この天蓋部の上面から上方へ突出する摘み部とを具備し、
前記天蓋部は、常態においてフード部との間に注口を形成し、反転状態においては周縁部がフード部の内周面に密着して当該注口を閉じる切欠部を基端部に有し、
前記摘み部を持って天蓋部の湾曲方向を上下に反転操作することにより、前記切欠部の周縁部を前記フード部の内周面に接離させ、注口を開閉可能に構成されることを特徴とする注口付き容器蓋。 - 請求項1に記載の注口付き容器蓋が装着された液体容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011019548A JP5656672B2 (ja) | 2011-02-01 | 2011-02-01 | 注口付き容器蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2011019548A JP5656672B2 (ja) | 2011-02-01 | 2011-02-01 | 注口付き容器蓋 |
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JP2012158366A true JP2012158366A (ja) | 2012-08-23 |
JP5656672B2 JP5656672B2 (ja) | 2015-01-21 |
Family
ID=46839237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011019548A Active JP5656672B2 (ja) | 2011-02-01 | 2011-02-01 | 注口付き容器蓋 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP5656672B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019035273A (ja) * | 2017-08-17 | 2019-03-07 | 株式会社ブラニコ | 腰掛式水洗便器 |
Citations (6)
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JPS55154257A (en) * | 1979-02-19 | 1980-12-01 | Deutsher Pty Ltd | Plug |
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GB2504348A (en) * | 2012-07-26 | 2014-01-29 | Bharat Mohan Daswani | A cover for a drinking glass |
-
2011
- 2011-02-01 JP JP2011019548A patent/JP5656672B2/ja active Active
Patent Citations (6)
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP5656672B2 (ja) | 2015-01-21 |
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