JP2012157618A - ネック服飾品及びネック服飾品の使用方法 - Google Patents

ネック服飾品及びネック服飾品の使用方法 Download PDF

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Abstract

【課題】より装飾性に富むネック服飾品及びそのネック服飾品の使用方法を提供する。
【解決手段】上着のボタンとボタンのボタン穴に取付けて使用する服飾品であって、ボタン穴の表側と裏側に組付く二つのボタン部を連結材で連結し、連結材がボタン穴に挿通された仮ボタンと、ボタン及び仮ボタンのそれぞれに組付き装飾性に富む二つの装飾ボタンと、二つの装飾ボタン同士を連結し、かつ、装飾性に富む装飾連結体と、からなり、二つの装飾ボタンはそれぞれ中空で、ボタン又は仮ボタンの表面側の全面を覆う表面部41と、表面部41にヒンジ44によって連結されボタン又は仮ボタンの裏面側の一部を覆う裏面部42と、をそれぞれ備え、裏面部42に切欠部43が設けられ、しかも縦断面が、上底41aよりも下底41bが長い台形状である。
【選択図】図3

Description

本発明は、男性であればネクタイの代わりとして、また、女性であれば胸元の装飾品として使用することのできるネック服飾品及びそのネック服飾品の使用方法に関するものである。
一般に、男性が正装する場合には、ワイシャツの第一ボタンを嵌めてネクタイを着用し、また、女性が正装する場合には、胸元などにブローチ等の装飾品を飾り付けることが多い。
一方、地球温暖化防止の観点から、夏場であってもクーラーを効かせ過ぎないようにし、その代わりに職場でも軽装、特にネクタイを着用しない所謂クールビズが広まってきた。
ところが、ネクタイを着用しないと胸元が整然としないので、クールビズであっても、だらしなく感じてしまう人もいる。
そこで本出願人は、ネクタイに代えて、図14及び図15に示すようなネック服飾品100を使用することについて提案している(特許文献1)。
特許第3929055号公報
このネック服飾品100は、ワイシャツSの第一ボタンBに組付く装飾ボタン10と、第一ボタンBのボタン穴Hに組付く装飾部材20と、装飾ボタン10と装飾部材20とを連結する紐体30とからなる。
装飾ボタン10は、中空であり、第一ボタンBの表面側の全面を覆う表面部11と、第一ボタンBの裏面側の一部を覆う裏面部12を備え、その裏面部12には紐体30と連結される部位寄りに切欠部13が設けられている。
この装飾ボタン10は金属板を曲げ加工することにより一体的に形成されている。装飾ボタン10の周面のうち紐体30と連結される部位側が開口しており、その他の周面は表面部11及び裏面部12と連続している。
そして、その周面の開口部分に第一ボタンBを嵌め込んで組付けるようになっている。
装飾部材20は、ボタン穴Hの表側と裏側に組付く二つのボタン部21を、鎖状の連結材22で連結してなる。両ボタン部21は、その径をボタン穴Hに挿通可能な大きさにしている。
また、紐体30は、金属製のチェーンである。
そして、装飾ボタン10、装飾部材20、及び紐体30はいずれも光沢があり、装飾性に富むもので形成している。
このネック服飾品100によると、装飾ボタン10、装飾部材20、及び紐体30はいずれも光沢があり、装飾性に富むので、これを着用することによって胸元を豪華に装飾することができる。
また、ネック服飾品100を着用していると、軽装感があるにもかかわらず、整然とした印象を周囲に与えることができるので、クールビズにおいてネクタイの代用品となる。
一方、このネック服飾品100は図16に示すように、女性用としても使用することが可能で、この場合、ブローチ等の一般の服飾品の代わりになる。
しかしながら、ワイシャツSの第一ボタンBを嵌めないと、襟N等の自重によって襟元が前傾しており、図17に示すように、この状態で第一ボタンBやボタン穴Hにネック服飾品100を着用するようになってしまう。そして、ネック服飾品100の自重も加わるので、取付けられたネック服飾品100はさらに前傾してしまう。
これでは、ネック服飾品100が目立ち難くなるので、装飾性に富むネック服飾品100であっても、その装飾効果が半減してしまうという問題があった。
そこで、本発明の目的とするところは、より装飾性に富むネック服飾品及びそのネック服飾品の使用方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に記載のネック服飾品(200)は、上着(S)のボタン(B)と前記ボタン(B)のボタン穴(H)に取付けて使用する服飾品であって、前記ボタン穴(H)の表側と裏側に組付く二つのボタン部(51A,51B)を連結材(52)で連結し、前記連結材(52)が前記ボタン穴(H)に挿通された仮ボタン(50)と、前記ボタン(B)及び前記仮ボタン(50)のそれぞれに組付き、前記ボタン(B)及び前記仮ボタン(50)の少なくとも表面側を覆い、装飾性に富む二つの装飾ボタン(40)と、前記二つの装飾ボタン(40)同士を連結し、かつ、装飾性に富む装飾連結体(60)と、からなり、前記二つの装飾ボタン(40)はそれぞれ中空で、その裏面には切欠部(43)が設けられ、しかも縦断面が、上底(41a)よりも下底(41b)が長い台形状で、前記ボタン(B)を前記上着(S)に留める連結糸(T)及び前記仮ボタン(50)の連結材(52)を、前記切欠部(43)に嵌め込んで、前記二つの装飾ボタン(40)を前記ボタン(B)及び前記仮ボタン(50)にそれぞれ組付けることを特徴とする。
また、請求項2に記載のネック服飾品(200)は、上着(S)のボタン(B)と前記ボタン(B)のボタン穴(H)に取付けて使用する服飾品であって、前記ボタン穴(H)の表側と裏側に組付く二つのボタン部(51A,51B)を連結材(52)で連結し、前記連結材(52)が前記ボタン穴(H)に挿通された仮ボタン(50)と、前記ボタン(B)及び前記仮ボタン(50)のそれぞれに組付き、前記ボタン(B)及び前記仮ボタン(50)の少なくとも表面側を覆い、装飾性に富む二つの装飾ボタン(40)と、前記二つの装飾ボタン(40)同士を連結し、かつ、装飾性に富む装飾連結体(60)と、からなり、前記二つの装飾ボタン(40)はそれぞれ中空で、その裏面には切欠部(43)が設けられ、しかも縦断面が矩形状で、前記ボタン(B)を前記上着(S)に留める連結糸(T)及び前記仮ボタン(50)の連結材(52)を、前記切欠部(43)に嵌め込んで、前記二つの装飾ボタン(40)を前記ボタン(B)及び前記仮ボタン(50)にそれぞれ組付けることを特徴とする。
また、請求項3に記載のネック服飾品(200)は、前記二つの装飾ボタン(40)は、前記ボタン(B)又は前記仮ボタン(50)の表面側の全面を覆う表面部(41)と、前記表面部(41)にヒンジ(44)によって連結され前記ボタン(B)又は前記仮ボタン(50)の裏面側の一部を覆う裏面部(42)と、をそれぞれ備え、前記裏面部(42)に前記切欠部(43)が設けられたことを特徴とする。
また、請求項4に記載のネック服飾品(200)は、前記ヒンジ(44)は前記装飾ボタン(40)の上部に、前記切欠部(43)は前記装飾ボタン(40)の下部に、それぞれ設けられたことを特徴とする。
また、請求項5に記載のネック服飾品(200)は、前記仮ボタン(50)の連結材(52)の径は、前記ボタン穴(H)の裏側(52b)よりも表側(52a)が小さく形成されたことを特徴とする。
また、請求項6に記載のネック服飾品(200)は、上着(S)のボタン(B)と前記ボタン(B)のボタン穴(H)に取付けて使用する服飾品であって、前記ボタン穴(H)を通過しない大径部(54)と、前記ボタン穴(H)を通過し、その中心部で回動して前記大径部(54)を前記ボタン穴(H)に組付ける小径棒(55)とを備えるカフスボタン(53)と、前記ボタン(B)に組付き、前記ボタン(B)の少なくとも表面側を覆い、装飾性に富む装飾ボタン(40)と、前記カフスボタン(53)と前記装飾ボタン(40)とを連結し、かつ、装飾性に富む装飾連結体(60)と、からなり、前記装飾ボタン(40)は、前記ボタン(B)の表面側の全面を覆う表面部(41)と、前記表面部(41)にヒンジ(44)によって連結され前記ボタン(B)の裏面側の一部を覆う裏面部(42)と、を備えるとともに、前記裏面部(42)に切欠部(43)が設けられ、前記ボタン(B)を前記上着(S)に留める連結糸(T)を、前記切欠部(43)に嵌め込んで、前記装飾ボタン(40)を前記ボタン(B)に組付けることを特徴とする。
また、請求項7に記載のネック服飾品(200)は、前記装飾ボタン(40)は、縦断面が、上底(41a)よりも下底(41b)が長い台形状であることを特徴とする。
また、請求項8に記載のネック服飾品(200)の使用方法は、ワイシャツ(S)の第一ボタン(B)のボタン穴(H)に前記仮ボタン(50)を組付け、前記第一ボタン(B)及び前記仮ボタン(50)に前記二つの装飾ボタン(40)をそれぞれ組付けることを特徴とする。
また、請求項9に記載のネック服飾品(200)の使用方法は、ワイシャツ(S)の第一ボタン(B)のボタン穴(H)に前記カフスボタン(53)を組付け、前記第一ボタン(B)に前記装飾ボタン(40)を組付けることを特徴とする。
ここで、上記括弧内の記号は、図面および後述する発明を実施するための形態に掲載された対応要素または対応事項を示す。
本発明の請求項1に記載のネック服飾品によれば、ボタン及び仮ボタンのそれぞれに組付き、ボタン及び仮ボタンの少なくとも表面側を覆い、装飾性に富む二つの装飾ボタンと、二つの装飾ボタン同士を連結し、かつ、装飾性に富む装飾連結体と、からなるので、男性の場合には、ネクタイの代わりとして、また、装飾性に富む服飾品として着用することができる。さらに、スーツに対しても装着することができる。
また、女性の場合には、ブローチ等の一般服飾品のように着用することができ、周囲におしゃれ感と同時に整然とした印象を与えることができる。
さらに、二つの装飾ボタンは縦断面が、上底よりも下底が長い台形状であるので、特に、ネック服飾品をワイシャツに装着する場合には、ワイシャツの第一ボタンを嵌めないことで襟等の自重によって襟元が前傾していても、装飾ボタンの表面側が真っ直ぐに前を向く。すなわち、縦断面が台形状なので、前傾した襟元に装飾ボタンの裏面側が沿うことで、反対側の装飾ボタンの表面側が略鉛直状態となり、装飾ボタンの表面側を目立たせることができる。よって、ネック服飾品の装飾効果が高い。
また、装飾ボタンは縦断面が台形状なので、装飾ボタンをボタン及び仮ボタンに組付けるときに、ユーザーはその様子を上から視認し易く、装飾ボタンの組付けが容易である。
また、請求項2に記載のネック服飾品によれば、ボタン及び仮ボタンのそれぞれに組付き、ボタン及び仮ボタンの少なくとも表面側を覆い、装飾性に富む二つの装飾ボタンと、二つの装飾ボタン同士を連結し、かつ、装飾性に富む装飾連結体と、からなるので、男性の場合には、ネクタイの代わりとして、また、装飾性に富む服飾品として着用することができる。さらに、スーツに対しても装着することができる。
また、女性の場合には、ブローチ等の一般服飾品のように着用することができ、周囲におしゃれ感と同時に整然とした印象を与えることができる。
さらに、二つの装飾ボタンは縦断面が矩形状であるので、本来左側に装着すべき装飾ボタンを右側に装着してネック服飾品を上下逆に装着しても、ネック服飾品を装着したときの見た目は変わらない。したがって、ユーザーはネック服飾品の左右の方向性を気にすることなく着用することができる。
また、請求項3に記載のネック服飾品によれば、請求項1又は2に記載の発明の作用効果に加え、二つの装飾ボタンは、中空で、しかもボタン又は仮ボタンの表面側の全面を覆う表面部と、表面部にヒンジによって連結されボタン又は仮ボタンの裏面側の一部を覆う裏面部と、をそれぞれ備えるので、表面部と裏面部とを係合させることで、ネック服飾品の装着中に、第一ボタン又は仮ボタンに取付けられた装飾ボタンが勝手に外れてしまうということが発生し難い。
また、請求項4に記載のネック服飾品によれば、請求項3に記載の発明の作用効果に加え、ヒンジは装飾ボタンの上部に、切欠部は装飾ボタンの下部に、それぞれ設けられたので、表面部と裏面部を係合していない状態で、ボタン又は仮ボタンに対して、裏面部を上から下にスライドさせた後、表面部と裏面部とを係合させるだけで、装飾ボタンを容易に装着することができる。
また、請求項5に記載のネック服飾品によれば、請求項1乃至4に記載の発明の作用効果に加え、仮ボタンの連結材の径は、ボタン穴の裏側よりも表側が小さく形成されたので、連結材の径が大きい部分によって仮ボタンとボタン穴との組付け強度を保ちつつ、連結材の径が小さい部分を切欠部に嵌め込む際に、その嵌め込みをスムーズに行うことができる。
また、請求項6に記載のネック服飾品によれば、ボタン穴を通過しない大径部と、ボタン穴を通過し、その中心部で回動して大径部をボタン穴に組付ける小径棒とを備えるカフスボタンと、ボタンに組付き、ボタンの少なくとも表面側を覆い、装飾性に富む装飾ボタンと、カフスボタンと装飾ボタンとを連結し、かつ、装飾性に富む装飾連結体と、からなるので、装飾ボタンの装飾効果を得つつ、カフスボタンが持つ特有の豪華で重厚な装飾効果も得ることができる。
また、装飾ボタンは、ボタンの表面側の全面を覆う表面部と、表面部にヒンジによって連結されボタンの裏面側の一部を覆う裏面部と、を備えるとともに、裏面部に切欠部が設けられるので、表面部と裏面部とを係合させることで、ボタンに取付けられた装飾ボタンが外れてしまうということが発生し難い。
また、請求項7に記載のネック服飾品によれば、請求項6に記載の発明の作用効果に加え、装飾ボタンは、縦断面が、上底よりも下底が長い台形状であるので、特に、ネック服飾品をワイシャツに装着する場合には、ワイシャツの第一ボタンを嵌めないことで襟等の自重によって襟元が前傾していても、その前傾した襟元に装飾ボタンの裏面側が沿うとともに、装飾ボタンの表面側が略鉛直状態となる。よって、カフスボタンが持つ特有の豪華で重厚な装飾効果を得るとともに、装飾ボタンの表面側を目立たせることができるので、ネック服飾品の装飾効果が高い。
また、装飾ボタンは縦断面が台形状なので、装飾ボタンをボタン及び仮ボタンに組付けるときに視認でき、その組付けが容易である。
また、請求項8に記載のネック服飾品の使用方法によれば、ワイシャツの第一ボタンのボタン穴に仮ボタンを組付け、第一ボタン及び仮ボタンに二つの装飾ボタンをそれぞれ組付けるので、特に請求項1に記載の発明のように装飾ボタンの縦断面が台形状の場合は、ワイシャツの第一ボタンを嵌めないことで襟等の自重によって襟元が前傾していても、装飾ボタンの表面側が真っ直ぐに前を向く。すなわち、縦断面が台形状なので、前傾した襟元に装飾ボタンの裏面側が沿うことで、反対側の装飾ボタンの表面側が略鉛直状態となり、装飾ボタンの表面側が目立たせることができる。よって、ネック服飾品の装飾効果が高い。
また、装飾ボタンは縦断面が台形状なので、装飾ボタンをボタン及び仮ボタンに組付けるときに視認でき、その組付けが容易である。
また、請求項9に記載のネック服飾品の使用方法によれば、ワイシャツの第一ボタンのボタン穴にカフスボタンを組付け、第一ボタンに装飾ボタンを組付けるので、同様に、特に請求項7に記載の発明のように装飾ボタンの縦断面が台形状の場合は、カフスボタンが持つ特有の豪華で重厚な装飾効果を得るとともに、装飾ボタンの表面側を目立たせることができるので、ネック服飾品の装飾効果が高い。
なお、本発明のネック服飾品及びネック服飾品の使用方法のように、装飾ボタンの縦断面を台形状とする点は、上述した特許文献1には全く記載されていない。
本発明の第一実施形態に係るネック服飾品を示す正面図である。 図1に示すネック服飾品の平面図である。 図1に示すネック服飾品における装飾ボタンを示す、図1のC−C線拡大断面図である。 図1に示すネック服飾品における装飾ボタンの裏面部を示す拡大正面図である。 図1に示すネック服飾品における仮ボタンを示す拡大平面図である。 本発明の第一実施形態に係るネック服飾品をワイシャツに装着した場合の、図14のA−A線拡大断面図である。 本発明の第一実施形態に係るネック服飾品をワイシャツに装着した場合の要部拡大縦断面図である。 本発明の第二実施形態に係るネック服飾品における装飾ボタンを示す拡大縦断面図である。 本発明の第三実施形態に係るネック服飾品における装飾ボタンを示す、図1のC−C線拡大断面図である。 本発明の第四実施形態に係るネック服飾品におけるカフスボタンを示す斜視図である。 本発明の第四実施形態に係るネック服飾品における別のカフスボタンを示す斜視図である。 本発明の他の実施形態に係るネック服飾品における装飾ボタンを示す拡大縦断面図である。 本発明の他の実施形態に係るネック服飾品をワイシャツに装着した場合の要部拡大縦断面図である。 ネック服飾品をワイシャツに装着した状態を示す正面図である。 従来例に係るネック服飾品をワイシャツに装着した場合の、図14のA−A線拡大断面図である。 ネック服飾品を女性用スーツに装着した状態を示す正面図である。 従来例に係るネック服飾品をワイシャツに装着した場合の要部拡大縦断面図である。
(第一実施形態)
図1乃至図7を参照して、本発明の第一実施形態に係るネック服飾品200を説明する。なお、従来例で示したものと同一部分には同一符号を付した。
このネック服飾品200は、ネクタイの代用品として、ワイシャツSの第一ボタンBと当該第一ボタンBのボタン穴Hに取付けて使用する服飾品であり、図1及び図2に示すように、二つの装飾ボタン40とその二つの装飾ボタン40を連結する装飾連結体60、及びボタン穴Hに組付けられる仮ボタン50で構成される。
装飾ボタン40は、ワイシャツSの第一ボタンB及び仮ボタン50のそれぞれに組付き、第一ボタンB及び仮ボタン50の表面側の全面と、裏面側の一部を覆う。ここでは二つの装飾ボタン40を同一形状とした。この装飾ボタン40は、金属製で金色や銀色等の光沢を持ち、装飾性に富む。
詳しくは、装飾ボタン40はカップ状の表面部41と、蓋状の裏面部42とを備える。
表面部41は、図3に示すように、正面視が円形であって、縦断面が、上底41aよりも下底41bが長い略コ字状となっている。なお、上底41a部分の前後の長さは、下底41b部分の前後の長さの略半分であり、上底41a部分と下底41b部分は表面部41の正面部41cに対して略垂直に形成されている。表面部41の上下・左右の内寸は第一ボタンBや仮ボタン50の径よりも大きく、第一ボタンB又は仮ボタン50の表面側の全面を覆うことが可能である。
また、裏面部42は、図3及び図4に示すように、表面部41にヒンジ44によって連結され、表面部41の裏蓋となって、第一ボタンB又は仮ボタン50の裏面側の一部を覆う。
このように装飾ボタン40は全体として中空であり、縦断面が、上底41aよりも下底41bが長い台形状となっている。
裏面部42のヒンジ44は、裏面部42の上部の一部を表面部41側に曲げ加工して断面略C字状に形成されており、表面部41の上底41a後端に巻き付くようになっている。これにより裏面部42はヒンジ44を中心にして、表面部41に対して回動自在になっている。
加えて、裏面部42には下部(下方)に開口した切欠部43が設けられている。その切欠部43は、裏面部42の下端42aから中央42bまで徐々に幅が狭くなるように形成されており、中央42bでは円形に切り欠かれている。裏面部42の下端42aでの切欠部43の幅と、中央42bの切り欠かれた円形の径は略等しく、これらは仮ボタン50の連結材52のボタン穴Hの表側52aの径より若干大きい。この中央42bの円形により、第一ボタンBや仮ボタン50を装飾ボタン40の略中央で係止させることができる。
さらに切欠部43は、中央42bから左右斜め上方略45度の方向に向かって形成されており、その先端には小円形が形成されている。この斜め上方略45度の方向に延びた部分の幅は、中央42bの円形の径の略1/4程度である。この幅狭の斜め上方略45度の方向に延びる部分を設けていることにより、この部分が、仮ボタン50の連結材52を切欠部43に嵌める際の逃げとなっており、連結材52を嵌め易くなっている。
なお、切欠部43の形状は、第一ボタンBや仮ボタン50を装飾ボタン40の略中央で係止させることができればこれに限られるものではない。
また、裏面部42の左右両側には、表面部41と係合する爪45がそれぞれ形成されており、表面部41側に延びて断面L字状となっている。第一ボタンBや仮ボタン50を装飾ボタン40に嵌める際に、爪45が第一ボタンBや仮ボタン50のボタン部51Aと干渉しないように配置されている。爪45が第一ボタンBや仮ボタン50に干渉しないならば、爪45を他の位置に形成してもよい。
装飾連結体60は、図1に示すように、二つの装飾ボタン40同士を連結するもので、かつ、光沢があり装飾性に富む。ここでは、装飾連結体60は、左右に孔部61が形成された金属板を湾曲させてなるが、チェーンであっても、紐体であってもよい。また、装飾ボタン40と同じように、装飾連結体60の縦断面を台形状としてもよい。
仮ボタン50は、図5に示すように、ボタン穴Hの表側と裏側に組付く二つのボタン部51A,51Bを連結材52で連結したボビン状のボタンであり、連結材52をボタン穴Hに挿通して使用する。
ボタン穴Hの表側のボタン部51Aと、ボタン穴Hの裏側のボタン部51Bは、互いに径が略等しく、第一ボタンBの径とも略等しい。このボタン部51A,51Bの径は連結材52の径よりは大きいが、ボタン穴Hを挿通可能な大きさである。
また、ボタン穴Hの表側のボタン部51Aはその表側のみがR形状に加工されており、一方、ボタン穴Hの裏側のボタン部51Bはその表側及び裏側の両方がR形状に加工されている。このR加工を施した箇所の違いにより、ユーザーは一目でいずれのボタン部51A,51Bを表側とするかがわかる。
そして、連結材52はテーパー状となっており、連結材52の径は、ボタン穴Hの裏側52bよりも表側52aが小さく形成されている。
なお、仮ボタン50は金属製であって、一体的に形成されている。
次に、このように構成されたネック服飾品200の使用方法について説明する。
まず、ワイシャツSの第一ボタンBをボタン穴Hに嵌めていない状態から始める。
そして、ワイシャツSの第一ボタンBのボタン穴Hに仮ボタン50を組付ける。
次に、左側の装飾ボタン40の裏面部42の爪45を表面部41に係合させていない状態で、仮ボタン50の連結材52を装飾ボタン40の切欠部43に嵌め込む。このとき、裏面部42を仮ボタン50の連結材52に対して、上から下にスライドさせるようにする。
次に、左側の装飾ボタン40の裏面部42の爪45を表面部41に係合させる。
同様に、右側の装飾ボタン40の裏面部42の爪45を表面部41に係合させていない状態で、第一ボタンBをワイシャツSに留めている連結糸Tを、装飾ボタン40の切欠部43に嵌め込み、その後、右側の装飾ボタン40の裏面部42の爪45を表面部41に係合させる。
このようにして、図6に示すように、二つの装飾ボタン40を第一ボタンB及び仮ボタン50にそれぞれ組付ける。
以上のように構成及び使用されるネック服飾品200によれば、第一ボタンB及び仮ボタン50のそれぞれに組付き、第一ボタンB及び仮ボタン50の少なくとも表面側を覆い、装飾性に富む二つの装飾ボタン40と、二つの装飾ボタン40同士を連結し、かつ、装飾性に富む装飾連結体60と、からなるので、ネクタイの代わりとして、また、装飾性に富む服飾品として着用することができる。
さらに、二つの装飾ボタン40は縦断面が、上底41aよりも下底41bが長い台形状であるので、本実施形態のように、ネック服飾品200をワイシャツSに装着した場合には、ワイシャツSの第一ボタンBを嵌めないことで襟N等の自重によって襟元が前傾していても、図7に示すように、装飾ボタン40の表面部41が真っ直ぐに前を向く。すなわち、縦断面が台形状なので、前傾した襟元に装飾ボタン40の裏面部42が沿うことで、反対側の装飾ボタン40の表面部41が略鉛直状態となり、装飾ボタン40の表面部41を目立たせることができる。よって、ネック服飾品200の装飾効果が高い。
また、装飾ボタン40は縦断面が台形状なので、装飾ボタン40を第一ボタンB及び仮ボタン50に組付けるときに、ユーザーはその様子を上から視認し易く、装飾ボタン40の組付けが容易である。
また、装飾ボタン40は中空で、しかも表面部41と裏面部42とを備えるので、表面部41と裏面部42とを係合させることで、ネック服飾品200の装着中に、第一ボタンB又は仮ボタン50に取付けられた装飾ボタン40が勝手に外れてしまうということが発生し難い。
また、ヒンジ44は装飾ボタン40の上部に、切欠部43は装飾ボタン40の下部に、それぞれ設けられたので、表面部41と裏面部42を係合していない状態で、第一ボタンB又は仮ボタン50に対して、裏面部42を上から下にスライドさせた後、表面部41と裏面部42とを係合させるだけで、装飾ボタン40を容易に装着することができる。
さらに、仮ボタン50の連結材52の径は、ボタン穴Hの裏側52bよりも表側52aが小さく形成されたので、連結材52の径が大きい部分52bによって仮ボタン50とボタン穴Hとの組付け強度を保ちつつ、連結材52の径が小さい部分52aを切欠部43に嵌め込む際に、その嵌め込みをスムーズに行うことができる。
(第二実施形態)
次に図8を参照して、本発明の第二実施形態に係るネック服飾品200を説明する。なお、第一実施形態と同一部分には同一符号を付した。
第一実施形態では装飾ボタン40を表面部41と裏面部42の二部品で構成したが、本実施形態では装飾ボタン40を一体的に一部品として形成した。その他の構成要素に関しては第一実施形態と同一である。
すなわち、装飾ボタン40は一体的に形成されているが、その縦断面はやはり、上底41aよりも下底41bが長い台形状であり、下底41bの後端及び裏面に切欠部43が設けられている。そして、装飾ボタン40を上から下にスライドさせて、第一ボタンBや仮ボタン50に取付ける。
このように装飾ボタン40が一体物であっても、ワイシャツSに装着すると装飾ボタン40の表面側が真っ直ぐに前を向き、よく目立つ。
(第三実施形態)
次に図9を参照して、本発明の第三実施形態に係るネック服飾品200を説明する。なお、第一実施形態と同一部分には同一符号を付した。
本実施形態の第一実施形態との違いは、装飾ボタン40の表面部41の縦断面がコ字状であって、装飾ボタン40全体としては、縦断面が矩形状となっている点であり、その他の構成要素に関しては第一実施形態と同一である。
このように装飾ボタン40の縦断面が矩形状であると、本来左側に装着すべき装飾ボタン40を右側に装着してネック服飾品200を上下逆に装着しても、ネック服飾品200を装着したときの見た目は変わらない。したがって、ユーザーはネック服飾品200の左右の方向性を気にすることなく着用することができる。
(第四実施形態)
次に図10を参照して、本発明の第四実施形態に係るネック服飾品200を説明する。
このネック服飾品200は、一方の装飾ボタン40及び仮ボタン50の組合せに代えて、大径部54と小径棒55を接続棒56で接続し、小径棒55をその中心部で回動自在とし、回動して大径部54をボタン穴Hに組付けるカフスボタン53としたものである。このネック服飾品200は、カフスボタン53の持つ豪華で重厚な装飾性によって、特有の装飾効果を得ることができる。
なお、図11で示すように、大径部57を、装飾ボタン40と同じ円形状で同じ大きさにして見栄え良くすることもできる。さらに、小径棒55を円形状の小径部58に固定することもできる。小径部58はボタン穴Hに挿入できる程度の大きさである。
なお、第一、第三実施形態において、ヒンジ44を装飾ボタン40の上部に、切欠部43を装飾ボタン40の下部にそれぞれ設けたが、これらの位置はこれに限られるものではない。但し、ヒンジ44と切欠部43は、裏面部42において互いに反対側であることが好ましい。
また、表面部41をカップ状、裏面部42を蓋状としたが、これに限られるものではなく、表面部41を蓋状、裏面部42をカップ状としてもよい。
また、装飾ボタン40の表面部41の縦断面における上底41a部分と下底41b部分を正面部41cに対して略垂直にしたが、図12に示すように、それらを裏面部42に対して略垂直としてもよい。このとき、正面部41cが傾いた状態となるが、この場合も装飾ボタン40としては縦断面が台形状であるので、ネック服飾品200をワイシャツSに装着すると図13に示すように、やはり装飾ボタン40の表面部41が真っ直ぐに前を向き、よく目立つ。
また、表面部41の正面部41cを円形としたが、円形に限られるものではない。
また、第一乃至第三実施形態において、二つの装飾ボタン40は同一形状としたが、これに限られるものではない。
また、仮ボタン50の連結材52の径は、前記ボタン穴Hの裏側52bよりも表側52aが小さく形成されたが、これに限られるものではなく、連結材52は円柱体であってもよい。
さらに、仮ボタン50は一体物としたが、これに限られるものではなく、例えば二部品で構成されていてもよい。
また仮ボタン50は樹脂製であってもよく、軽量であれば他の材質であってもよい。
また、ワイシャツSの第一ボタンBに装飾ボタン40を組付けたが、スーツのボタンBに組付けてもよい。
もちろん、従来例に係るネック服飾品100と同じように、女性が本実施形態に係るネック服飾品200をブローチ等の一般服飾品のように着用することもでき、周囲におしゃれ感と同時に整然とした印象を与えることができる。
10 装飾ボタン
11 表面部
12 裏面部
13 切欠部
20 装飾部材
21 ボタン部
22 連結材
30 紐体
40 装飾ボタン
41 表面部
41a 上底
41b 下底
41c 正面部
42 裏面部
42a 下端
42b 中央
43 切欠部
44 ヒンジ
45 爪
50 仮ボタン
51A ボタン部
51B ボタン部
52 連結材
53 カフスボタン
54 大径部
55 小径棒
56 接続棒
57 大径部
58 小径部
60 装飾連結体
61 孔部
100 ネック服飾品
200 ネック服飾品
B 第一ボタン(ボタン)
H ボタン穴
N 襟
S ワイシャツ(上着)
T 連結糸
また、請求項2に記載のネック服飾品(200)は、前記二つの装飾ボタン(40)は、前記ボタン(B)又は前記仮ボタン(50)の表面側の全面を覆う表面部(41)と、前記表面部(41)にヒンジ(44)によって連結され前記ボタン(B)又は前記仮ボタン(50)の裏面側の一部を覆う裏面部(42)と、をそれぞれ備え、前記裏面部(42)に前記切欠部(43)が設けられたことを特徴とする。
また、請求項3に記載のネック服飾品(200)は、前記ヒンジ(44)は前記装飾ボタン(40)の上部に、前記切欠部(43)は前記装飾ボタン(40)の下部に、それぞれ設けられたことを特徴とする。
また、請求項4に記載のネック服飾品(200)は、前記仮ボタン(50)の連結材(52)の径は、前記ボタン穴(H)の裏側(52b)よりも表側(52a)が小さく形成されたことを特徴とする。
また、請求項5に記載のネック服飾品(200)は、上着(S)のボタン(B)と前記ボタン(B)のボタン穴(H)に取付けて使用する服飾品であって、前記ボタン穴(H)を通過しない大径部(54)と、前記ボタン穴(H)を通過し、その中心部で回動して前記大径部(54)を前記ボタン穴(H)に組付ける小径棒(55)とを備えるカフスボタン(53)と、前記ボタン(B)に組付き、前記ボタン(B)の少なくとも表面側を覆い、装飾性に富む装飾ボタン(40)と、前記カフスボタン(53)と前記装飾ボタン(40)とを連結し、かつ、装飾性に富む装飾連結体(60)と、からなり、前記装飾ボタン(40)は、前記ボタン(B)の表面側の全面を覆う表面部(41)と、前記表面部(41)にヒンジ(44)によって連結され前記ボタン(B)の裏面側の一部を覆う裏面部(42)と、を備えるとともに、前記裏面部(42)に切欠部(43)が設けられ、しかも前記装飾ボタン(40)は、縦断面が、上底(41a)よりも下底(41b)が長い台形状であり、前記ボタン(B)を前記上着(S)に留める連結糸(T)を、前記切欠部(43)に嵌め込んで、前記装飾ボタン(40)を前記ボタン(B)に組付けることを特徴とする。
また、請求項6に記載のネック服飾品(200)の使用方法は、ワイシャツ(S)の第一ボタン(B)のボタン穴(H)に前記仮ボタン(50)を組付け、前記第一ボタン(B)及び前記仮ボタン(50)に前記二つの装飾ボタン(40)をそれぞれ組付けることを特徴とする。
また、請求項7に記載のネック服飾品(200)の使用方法は、ワイシャツ(S)の第一ボタン(B)のボタン穴(H)に前記カフスボタン(53)を組付け、前記第一ボタン(B)に前記装飾ボタン(40)を組付けることを特徴とする。
また、請求項2に記載のネック服飾品によれば、請求項1に記載の発明の作用効果に加え、二つの装飾ボタンは、中空で、しかもボタン又は仮ボタンの表面側の全面を覆う表面部と、表面部にヒンジによって連結されボタン又は仮ボタンの裏面側の一部を覆う裏面部と、をそれぞれ備えるので、表面部と裏面部とを係合させることで、ネック服飾品の装着中に、第一ボタン又は仮ボタンに取付けられた装飾ボタンが勝手に外れてしまうということが発生し難い。
また、請求項3に記載のネック服飾品によれば、請求項2に記載の発明の作用効果に加え、ヒンジは装飾ボタンの上部に、切欠部は装飾ボタンの下部に、それぞれ設けられたので、表面部と裏面部を係合していない状態で、ボタン又は仮ボタンに対して、裏面部を上から下にスライドさせた後、表面部と裏面部とを係合させるだけで、装飾ボタンを容易に装着することができる。
また、請求項4に記載のネック服飾品によれば、請求項1乃至3に記載の発明の作用効果に加え、仮ボタンの連結材の径は、ボタン穴の裏側よりも表側が小さく形成されたので、連結材の径が大きい部分によって仮ボタンとボタン穴との組付け強度を保ちつつ、連結材の径が小さい部分を切欠部に嵌め込む際に、その嵌め込みをスムーズに行うことができる。
また、請求項5に記載のネック服飾品によれば、ボタン穴を通過しない大径部と、ボタン穴を通過し、その中心部で回動して大径部をボタン穴に組付ける小径棒とを備えるカフスボタンと、ボタンに組付き、ボタンの少なくとも表面側を覆い、装飾性に富む装飾ボタンと、カフスボタンと装飾ボタンとを連結し、かつ、装飾性に富む装飾連結体と、からなるので、装飾ボタンの装飾効果を得つつ、カフスボタンが持つ特有の豪華で重厚な装飾効果も得ることができる。
また、装飾ボタンは、ボタンの表面側の全面を覆う表面部と、表面部にヒンジによって連結されボタンの裏面側の一部を覆う裏面部と、を備えるとともに、裏面部に切欠部が設けられるので、表面部と裏面部とを係合させることで、ボタンに取付けられた装飾ボタンが外れてしまうということが発生し難い。
また、装飾ボタンは、縦断面が、上底よりも下底が長い台形状であるので、特に、ネック服飾品をワイシャツに装着する場合には、ワイシャツの第一ボタンを嵌めないことで襟等の自重によって襟元が前傾していても、その前傾した襟元に装飾ボタンの裏面側が沿うとともに、装飾ボタンの表面側が略鉛直状態となる。よって、カフスボタンが持つ特有の豪華で重厚な装飾効果を得るとともに、装飾ボタンの表面側を目立たせることができるので、ネック服飾品の装飾効果が高い。
また、装飾ボタンは縦断面が台形状なので、装飾ボタンをボタン及び仮ボタンに組付けるときに視認でき、その組付けが容易である。
また、請求項6に記載のネック服飾品の使用方法によれば、ワイシャツの第一ボタンのボタン穴に仮ボタンを組付け、第一ボタン及び仮ボタンに二つの装飾ボタンをそれぞれ組付けるので、特に請求項1に記載の発明のように装飾ボタンの縦断面が台形状の場合は、ワイシャツの第一ボタンを嵌めないことで襟等の自重によって襟元が前傾していても、装飾ボタンの表面側が真っ直ぐに前を向く。すなわち、縦断面が台形状なので、前傾した襟元に装飾ボタンの裏面側が沿うことで、反対側の装飾ボタンの表面側が略鉛直状態となり、装飾ボタンの表面側が目立たせることができる。よって、ネック服飾品の装飾効果が高い。
また、装飾ボタンは縦断面が台形状なので、装飾ボタンをボタン及び仮ボタンに組付けるときに視認でき、その組付けが容易である。
また、請求項7に記載のネック服飾品の使用方法によれば、ワイシャツの第一ボタンのボタン穴にカフスボタンを組付け、第一ボタンに装飾ボタンを組付けるので、同様に、特に請求項5に記載の発明のように装飾ボタンの縦断面が台形状の場合は、カフスボタンが持つ特有の豪華で重厚な装飾効果を得るとともに、装飾ボタンの表面側を目立たせることができるので、ネック服飾品の装飾効果が高い。

Claims (9)

  1. 上着のボタンと前記ボタンのボタン穴に取付けて使用する服飾品であって、
    前記ボタン穴の表側と裏側に組付く二つのボタン部を連結材で連結し、前記連結材が前記ボタン穴に挿通された仮ボタンと、
    前記ボタン及び前記仮ボタンのそれぞれに組付き、前記ボタン及び前記仮ボタンの少なくとも表面側を覆い、装飾性に富む二つの装飾ボタンと、
    前記二つの装飾ボタン同士を連結し、かつ、装飾性に富む装飾連結体と、からなり、
    前記二つの装飾ボタンはそれぞれ中空で、その裏面には切欠部が設けられ、しかも縦断面が、上底よりも下底が長い台形状で、
    前記ボタンを前記上着に留める連結糸及び前記仮ボタンの連結材を、前記切欠部に嵌め込んで、前記二つの装飾ボタンを前記ボタン及び前記仮ボタンにそれぞれ組付けることを特徴とするネック服飾品。
  2. 上着のボタンと前記ボタンのボタン穴に取付けて使用する服飾品であって、
    前記ボタン穴の表側と裏側に組付く二つのボタン部を連結材で連結し、前記連結材が前記ボタン穴に挿通された仮ボタンと、
    前記ボタン及び前記仮ボタンのそれぞれに組付き、前記ボタン及び前記仮ボタンの少なくとも表面側を覆い、装飾性に富む二つの装飾ボタンと、
    前記二つの装飾ボタン同士を連結し、かつ、装飾性に富む装飾連結体と、からなり、
    前記二つの装飾ボタンはそれぞれ中空で、その裏面には切欠部が設けられ、しかも縦断面が矩形状で、
    前記ボタンを前記上着に留める連結糸及び前記仮ボタンの連結材を、前記切欠部に嵌め込んで、前記二つの装飾ボタンを前記ボタン及び前記仮ボタンにそれぞれ組付けることを特徴とするネック服飾品。
  3. 前記二つの装飾ボタンは、前記ボタン又は前記仮ボタンの表面側の全面を覆う表面部と、前記表面部にヒンジによって連結され前記ボタン又は前記仮ボタンの裏面側の一部を覆う裏面部と、をそれぞれ備え、
    前記裏面部に前記切欠部が設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載のネック服飾品。
  4. 前記ヒンジは前記装飾ボタンの上部に、前記切欠部は前記装飾ボタンの下部に、それぞれ設けられたことを特徴とする請求項3に記載のネック服飾品。
  5. 前記仮ボタンの連結材の径は、前記ボタン穴の裏側よりも表側が小さく形成されたことを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一つに記載のネック服飾品。
  6. 上着のボタンと前記ボタンのボタン穴に取付けて使用する服飾品であって、
    前記ボタン穴を通過しない大径部と、前記ボタン穴を通過し、その中心部で回動して前記大径部を前記ボタン穴に組付ける小径棒とを備えるカフスボタンと、
    前記ボタンに組付き、前記ボタンの少なくとも表面側を覆い、装飾性に富む装飾ボタンと、
    前記カフスボタンと前記装飾ボタンとを連結し、かつ、装飾性に富む装飾連結体と、からなり、
    前記装飾ボタンは、前記ボタンの表面側の全面を覆う表面部と、前記表面部にヒンジによって連結され前記ボタンの裏面側の一部を覆う裏面部と、を備えるとともに、前記裏面部に切欠部が設けられ、
    前記ボタンを前記上着に留める連結糸を、前記切欠部に嵌め込んで、前記装飾ボタンを前記ボタンに組付けることを特徴とするネック服飾品。
  7. 前記装飾ボタンは、縦断面が、上底よりも下底が長い台形状であることを特徴とする請求項6に記載のネック服飾品。
  8. 請求項1乃至5に記載のネック服飾品の使用方法であって、
    ワイシャツの第一ボタンのボタン穴に前記仮ボタンを組付け、前記第一ボタン及び前記仮ボタンに前記二つの装飾ボタンをそれぞれ組付けることを特徴とするネック服飾品の使用方法。
  9. 請求項6又は7に記載のネック服飾品の使用方法であって、
    ワイシャツの第一ボタンのボタン穴に前記カフスボタンを組付け、前記第一ボタンに前記装飾ボタンを組付けることを特徴とするネック服飾品の使用方法。
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