JP3145920U - ピン式カニカン - Google Patents

Abstract

【課題】衣服などに直接取り付けることのできるピン式カニカンを提供する。
【解決手段】カニカンの上部の接合部分を尖らせ針にして、また片方の部分は針が安全に納まるように溝、つまり凹形状にする。ピン式カニカンを短めのネックレスの両端に付け、上着の両襟元の内側に自在に取り付けることによって首にかけることなく首周りの装飾となる。
【選択図】図３

Description

本考案はアクセサリーの端末に付ける金属製の留め金に関する。

カニカンは輪状のアクセサリーの端末の留め金として広く使われている。

しかしながら、カニカンは受けになるもの（輪）が必要で、単独では使用することができない。

考案が解決するための手段

ピン式にすることによって、洋服に直接取り付けることができ、上記の課題を解決し使用範囲を広げることができる。

考案の効果

ネックレスは首に付ける装飾品であるが、頚椎症とか肩こり症でネックレスを付けることを負担に感じ、首の装飾を敬遠せざるを得ないが、ピン式カニカンを短めのネックレスの両端につけ、上着の両襟元の内側に自在に取り付けることによって首に回すことなく首周りの装飾を可能にする。また、ピンがついているが、受けの部分が凹形状なので安全である。

図１〜３に本考案の具体例を示す。つまみ部Ｃを押し下げると図２に示すように部分Ｂが後退するので、ピン部分Ａを布に刺し、つまみ部Ｃを元に戻す部分Ｂと部分Ａが閉じてピン式カニカンが布に装着される。

通常のネックレスより短いものの両端にピン式カニカンを取り付け、ジャケットなど上着の襟内側、両肩部分に装着し、襟元、胸元を装飾する。

短いひも状の装飾品の両端にピン式カニカンを取り付け、ボタンなしジャケットの中央前開き部分に装着し、ジャケットの装飾とする。

ピン式カニカンを取り付けた装飾品はピンが通るものならなににでも装着することができるので、ブローチのように使用できる。

本考案のピン式カニカンの一例を示す（立面）図であり、カニカンが閉じられた状態を示す。 つまみ部分Ｃを押し下げると部分Ｂが後退し、ピンが出てきた状態を示す。 図２のピン式カニカンの留め部分Ｂを拡大して示した斜視図である。

符号の説明

Ａ−先が尖ったピン
Ｂ−つまみＡと連動して動き、ピンを収納する凹状の部分
Ｃ−つまみ

Claims (2)

1. 従来のカニカンの開閉部分の一方を尖らせ針またはピンのようにし、片方はそのピンを閉じた時に安全なように凹形状にする。
2. ネックレスなどの端末に使用する既存のカニカンは受ける金輪あるいは輪が必要であるが、衣服など自体に直接取り付けることのできるピン式カニカン。

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