JP2012156014A - 電池モジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】 安定した状態で持ち運びすることができる上に煩雑な作業を行うことなく隣り合う別の電池モジュールに対して位置決め固定することのできる電池モジュールを提供する。
【解決手段】 二つ以上の単電池と、該二つ以上の単電池を一括して包囲する電池ホルダーとを備えた電池モジュールにおいて、先端側に把持可能な把持部を有するハンドルを備え、該ハンドルは、前記電池ホルダーに基端部が軸支されるとともに、外側に向けて傾倒した状態で少なくとも把持部が電池ホルダーよりも外方に位置するように長さ設定され、前記電池ホルダーの外面上には、隣り合う別の電池モジュールのハンドルが外側に向けて傾倒することで該ハンドルの少なくとも把持部が嵌合するハンドル嵌合部が形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】 二つ以上の単電池と、該二つ以上の単電池を一括して包囲する電池ホルダーとを備えた電池モジュールにおいて、先端側に把持可能な把持部を有するハンドルを備え、該ハンドルは、前記電池ホルダーに基端部が軸支されるとともに、外側に向けて傾倒した状態で少なくとも把持部が電池ホルダーよりも外方に位置するように長さ設定され、前記電池ホルダーの外面上には、隣り合う別の電池モジュールのハンドルが外側に向けて傾倒することで該ハンドルの少なくとも把持部が嵌合するハンドル嵌合部が形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、電池モジュールに関し、特には、横並びに二つ以上配置されて互いに電気的に接続されることで大容量の電源を構成する電池モジュールに関する。
従来から、航空機や、電気自動車、ハイブリッド電気自動車等の各種機器に搭載される電源として、二つ以上の単電池を一体化させた電池モジュールが提供されている。
かかる電池モジュールは、図9に示す如く、互いに電気的に接続された二つ以上の単電池10’…と、該二つ以上の単電池10’…を一括して包囲する電池ホルダー11’とを備えている。
前記単電池10’…は、一般的に充放電可能な二次電池であり、外観円柱状の丸形電池や、外観六面体状の角形電池等が採用される。
前記電池ホルダー11’は、外観略六面体状(立方体状或いは直方体状)に形成されている。そして、電池ホルダー11’は、二つ以上の単電池10’…が載置されるアンダーフレーム12’と、該アンダーフレーム12’上の単電池10’…を覆うように配置されるアッパーフレーム13’とを備えており、アンダーフレーム12’とアッパーフレーム13’とを連結することで二つ以上の単電池10’…を一括して保持できるようになっている。
そして、電池モジュール1’は、電気的な負荷や別の電池モジュール1’と電気的に接続するための正極用及び負極用の出力端子14a’,14b’を備えている。該正極用及び負極用の出力端子14a’,14b’は、電池ホルダー11’の外面(一般的には上面)上に設けられ、該電池ホルダー11’内の単電池10’…と電気的に接続されている。
これにより、電池モジュール1’は、正極用及び負極用の出力端子14a’,14b’に対して他の電池モジュール1’や電気的な負荷を接続でき、これらに大容量の電力を供給できるようになっている。
そして、この種の電池モジュール1’は、二つ以上の単電池10’…で重量が重くなっている上に電池ホルダー11’が外観略六面体状に形成されているため、各種作業を行うときに持ちにくい(手が滑って落下させる可能性のある不安定な状態になる)として、電池ホルダー11’上に把持部の設けられたものが提供されている(例えば、特許文献1参照)。
前記把持部は、作業者が把持しやすい形状及び位置に配置されるため、把持部を備えた電池モジュールは、各種作業を行うときに安定した状態で持ち運びすることができ、作業の効率や安全性が向上するとされている。
そして、機器を駆動するための必要電力が単一の電池モジュール1’の電気容量よりも大きい場合、当該機器には必要電力に応じて二つ以上の電池モジュール1’…が搭載される。すなわち、電気自動車やハイブリッド電気自動車等の機器は、大容量の電力を必要とするため、必要電力に応じた数(二つ以上)の電池モジュール1’…が当該機器の所定領域内に整列配置された上でバスバー等の接続金具B’やケーブル等を介して電気的に接続されており、該二つ以上の電池モジュール1’…から必要な電力の供給を受けるようになっている。
ところで、二つ以上の電池モジュール1’…を機器に搭載する場合、二つ以上の電池モジュール1’…を機器の所定領域内に配置するに当たって、各電池モジュール1’…を適正な配置で位置決めする必要がある。すなわち、二つ以上の電池モジュール1’…は、バスバー等の所定サイズの接続金具B’や所定長さのケーブルで出力端子14a’,14b’同士が電気的に接続されるため、隣り合う電池モジュール1’…を接続金具B’のサイズやケーブルの長さに対応する所定位置に配置しなければならない。
また、電気自動車やハイブリッド電気自動車等の機器は、運転時に振動が生じるため、車両の振動に伴って電池モジュール1’,1’同士が相対的に位置ずれすると、出力端子14a’,14b’や該出力端子14a’,14b’に接続された接続金具B’等にねじり作用や曲げ作用が生じてこれらを損傷させる虞があることから、少なくとも隣り合う電池モジュール1’,1’の相対位置がずれないように電池モジュール1’を固定金具等で固定する必要がある。
従って、従来の電池モジュール1’は、機器に二つ以上搭載する場合(複数の電池モジュール1’…で大容量の電源を構成する場合)、二つ以上の電池モジュール1’…の相対的な配置(相対位置)が適正な配置になるように各電池モジュール1’…に対して位置決め作業や固定作業といった煩雑な作業を行わなければならなかった。
そこで、本発明は、かかる実情に鑑み、安定した状態で持ち運びすることができる上に煩雑な作業を行うことなく隣り合う別の電池モジュールに対して位置決め固定することのできる電池モジュールを提供することを課題とする。
本発明に係る電池モジュールは、二つ以上の単電池と、該二つ以上の単電池を一括して包囲する電池ホルダーとを備えた電池モジュールにおいて、先端側に把持可能な把持部を有するハンドルを備え、該ハンドルは、前記電池ホルダーに基端部が軸支されるとともに、外側に向けて傾倒した状態で少なくとも把持部が電池ホルダーよりも外方に位置するように長さ設定され、前記電池ホルダーの外面上には、隣り合う別の電池モジュールのハンドルが外側に向けて傾倒することで該ハンドルの少なくとも把持部が嵌合するハンドル嵌合部が形成されていることを特徴とする。
上記電池モジュールによれば、先端側に把持可能な把持部を有するハンドルを備え、該ハンドルは、前記電池ホルダーに基端部が軸支されているため、ハンドルを回転させて起立させる(電池ホルダーの外面と交差方向に延びた姿勢にする)ことで、作業者が把持部を把持して当該電池モジュールを持つこと(持ち運びすること)ができる。
また、前記ハンドルは、外側に向けて傾倒した状態で少なくとも把持部が電池ホルダーよりも外方に位置するように長さ設定され、前記電池ホルダーの外面上には、隣り合う別の電池モジュールのハンドルが外側に向けて傾倒することで該ハンドルの少なくとも把持部が嵌合するハンドル嵌合部が形成されているため、同種の電池モジュールを横並びに配置するときに、ハンドルを隣り合う別の電池モジュールのハンドル嵌合部に向けて外側に傾倒させ、ハンドルとハンドル嵌合部とを嵌合させることで、隣り合う二つの電池モジュールの相対的な配置が適正になる上に両電池モジュールの相対的な移動が規制された状態になる。
従って、上記構成の電池モジュールは、同種の電池モジュールを横並びに配置するときに、隣り合う電池モジュールの配置や距離等を確認しつつ位置合わせする必要がなく、また、各電池モジュールを固定金具等で固定する必要もない。
本発明の一態様として、前記電池ホルダーは、外観が略六面体状に形成され、前記ハンドルは、電池ホルダーの外面を構成する六面のうちの何れか一面上で一方向に間隔をあけて一対設けられるとともに、前記ハンドル嵌合部は、前記一面上で前記一方向に間隔をあけて設けられてもよい。このようにすれば、一対のハンドルを起立させることで、作業者が両ハンドル(把持部)を両手で持つことができるため、持ち運びがよりいっそう便利になる。また、電池モジュールの両側に別の電池モジュールを配置した上で一対のハンドルのそれぞれを外側に傾倒させて隣り合う電池モジュールのハンドル嵌合部に嵌合させることで複数の電池モジュールを一列に配置した状態でそれぞれ隣り合う別の電池モジュールに対して位置決め固定することができる。
この場合、前記一方向の一端側にある一方のハンドルと該一方向の他端側にある一方のハンドル嵌合部とが前記一方向で同列をなすとともに、一方向の他端側にある他方のハンドルと該一方向の一端側にある他方のハンドル嵌合部とが前記一方向で同列をなすように設けられ、一対のハンドルのそれぞれは、前記一方向と直交する他方向に延びる軸線回りで回転可能に設けられていることが好ましい。このようにすれば、隣り合う電池モジュールを同じ姿勢で横並びに配置し、各電池モジュールのハンドルを外側に傾倒させても互いのハンドル同士が干渉することなく、隣り合う電池モジュールのハンドルとハンドル嵌合部とを嵌合させることができる。従って、複数の電池モジュールを同じ姿勢で配置した上でそれぞれを位置決め固定することができる。
本発明の他態様として、前記把持部は、ハンドルの回転軸線と平行又は略平行をなす棒状に形成され、前記ハンドル嵌合部は、前記別の電池モジュールの把持部に対応した凹状の第一嵌合部を備えていることが好ましい。このようにすれば、ハンドルの把持部とハンドル嵌合部とを嵌合させることで、傾倒したハンドルの延びる方向及び該ハンドルの延びる方向と直交する方向の何れにおいても隣り合う電池モジュールの移動を確実に規制することができ、隣り合う電池モジュールの位置決め固定を確実に行うことができる。
この場合、前記ハンドルは、電池ホルダーに枢着される基端部と、該基端部から延出した延出部と、該延出部の先端に連設された前記把持部とを備え、前記ハンドル嵌合部は、前記別の電池モジュールの延出部に対応した凹状の第二嵌合部が前記第一嵌合部と連続して形成されていることが好ましい。このようにすれば、ハンドルを隣り合う別の電池モジュールのハンドル嵌合部に嵌合させたときに、該ハンドルの略全体が前記別の電池モジュールに収容された状態になるため、電池モジュールのハンドルが配線等の邪魔になることがない。
本発明の別の態様として、前記電池ホルダーは、傾倒した自己のハンドルを収容可能なハンドル収容部が形成されていることが好ましい。このようにすれば、ハンドルがハンドル収容部に収容された状態で外部に突出することがないため、電池モジュールを保管するときや電池モジュール単独で電源として使用する場合に、ハンドルが邪魔になることがない。
この場合、前記電池ホルダーは、外観が略六面体状に形成されて該外面を構成する六面のうちの何れか一面を上面にして配置可能に構成され、前記ハンドルは、電池ホルダーの上面上に設けられるとともに、電池ホルダーの上面及び該上面と連続して起立する側面の少なくとも何れか一方に向けて傾倒可能に構成され、前記ハンドル収容部は、電池ホルダーの前記上面及び前記側面の少なくとも何れか一方に形成されてもよい。また、前記電池ホルダーは、外観が略六面体状に形成されて該外面を構成する六面のうちの何れか一面を上面にして配置可能に構成され、前記ハンドルは、電池ホルダーの上面と連続して起立する側面上に設けられるとともに、該ハンドルが設けられた電池ホルダーの前記側面及び該側面と連続して隣り合う別の側面の少なくとも何れか一方に向けて傾倒可能に構成され、前記ハンドル収容部は、電池ホルダーの前記側面及び前記別の側面の少なくとも何れか一方に形成されてもよい。このようにすれば、電池モジュールを保管するときや電池モジュール単独で電源として使用する場合に、ハンドルを傾倒させるだけで、該ハンドルをハンドル収容部内に収容することができる。
以上のように、本発明の電池モジュールによれば、安定した状態で持ち運びすることができる上に煩雑な作業を行うことなく隣り合う別の電池モジュールに対して位置決め固定することができるという優れた効果を奏し得る。
以下、本発明の一実施形態に係る電池モジュールについて、添付図面を参照しつつ説明する。
本実施形態に係る電池モジュールは、図1及び図2に示す如く、二つ以上の単電池10…と、該二つ以上の単電池10…を一括して包囲する電池ホルダー11とを備えている。
各単電池10…には、充放電可能な二次電池が採用されている。前記単電池10…は、外観略円柱状の丸形電池や、外観略六面体状の角形電池等の種々形態の電池を採用することができるが、本実施形態においては、二つ以上の単電池10…を配置したときに単電池10…間に無駄なスペースが形成されないように外観略六面体状の角形電池が採用されている。
かかる単電池10…は、セパレータを介して正極板及び負極板が積層された発電要素(図示しない)と、該発電要素を収容した箱状の電池ケース100と、前記発電要素と電気的に接続されて電池ケース100の外面(本実施形態においては上面)上に配置された正極用及び負極用の外部端子101a,101bとを備えている。
そして、二つ以上の単電池10…は、外部端子101a,101bを上側にして電池ケース100の外面(正面)同士を対向させて整列配置されている。本実施形態に係る電池モジュール1は、二つ以上の単電池10…が一列で整列配置されている。そして、二つ以上の単電池10…のそれぞれは、隣り合う単電池10…の正極用の外部端子101aと負極用の外部端子101bとが配線や接続金具(本実施形態においては接続金具であるバスバー)B…を介して電気的に接続されている。すなわち、本実施形態に係る電池モジュール1は、二つ以上の単電池10…が直列接続されて大容量の組電池を構成している。
前記電池ホルダー11は、外観略六面体状(本実施形態においては直方体状)に形成されている。該電池ホルダー11は、二つ以上の単電池10…が載置されるアンダーフレーム12と、該アンダーフレーム12上の単電池10…を覆うように配置されるアッパーフレーム13とを備えている。
前記アンダーフレーム12は、上面を開放させた箱状に形成されており、前記二つ以上の単電池10…を整列させた状態で収容できるようになっている。より具体的には、前記アンダーフレーム12は、底部120と、該底部120の外周全周から上方に向けて延出した周壁部121とを備えている。本実施形態に係るアンダーフレーム12は、底部120が平面視四角形状に形成されており、前記底部120の外周を画定する四つの端縁(各辺)から平板状の起立壁121a,121b,121c,121dが上方に向けて延出し、隣り合う起立壁121a,121b,121c,121d同士が連結されることで前記周壁部121が形成されている。
前記アッパーフレーム13は、アンダーフレーム12の上部開口を閉塞可能な蓋状に形成されている。より具体的には、前記アッパーフレーム13は、天部130と、該天部130の外周全周から下方に向けて延出した蓋側周壁部131とを備えている。本実施形態にアッパーフレーム13は、天部130が平板状をなして平面視四角形状に形成されており、該天部130の外周を画定する四つの端縁(各辺)から平板状の垂下壁131a,131b,131c,131dが下方に向けて延出し、隣り合う垂下壁131a,131b,131c,131d同士が連結されることで前記蓋側周壁部131が形成されている。
そして、本実施形態に係る電池モジュール1は、アンダーフレーム12の上部開口をアッパーフレーム13で閉塞した状態で、周壁部121と蓋側周壁部131とが嵌合しつつ互いに係合するようになっている。なお、本実施形態に係る電池ホルダー11は、周壁部121と蓋側周壁部131とが嵌合(係合)した状態で、周壁部121の外面と蓋側周壁部131の外面とが略面一になるように形成されている。
そして、電池モジュール1は、前記アッパーフレーム13をアンダーフレーム12に係合した状態で、アッパーフレーム13がアンダーフレーム12内の各単電池10…を直接的又は間接的に押圧し、電池ホルダー11が二つ以上の単電池10…を一括して保持するようになっている。
これにより、本実施形態に係る電池モジュール1は、運搬時や機器の電源として設置した状態で各単電池10…が無造作に移動しないようになっている。なお、各単電池10…の移動を確実に規制するために、前記電池ホルダー11(アンダーフレーム12)は、収容した各単電池10…の外面(電池ケース100の両側面)を支持可能に構成してもよい。
本実施形態に係るアッパーフレーム13は、外面上に正極用及び負極用の出力端子14a,14bが設けられている。本実施形態に係るアッパーフレーム13は、天部130の外面(上面)に一対の出力端子14a,14bが凸設され、該一対の出力端子14a,14bは、一方向に間隔をあけて配置されている。すなわち、一対の出力端子14a,14bは、四つの垂下壁131a,131b,131c,131dのうちの一つの垂下壁131b側で該垂下壁131bの延出する天部130の一端縁の延びる方向(一方向)に間隔をあけて配置されている。
そして、前記アッパーフレーム13は、電気的に接続された二つ以上の単電池10…のうち、電流の流れ方向最上流にある単電池10の正極用の外部端子101aと前記流れ方向最下流にある単電池10の負極用の外部端子101bとが出力端子14a,14bに対して極性を対応させて電気的に接続されるようになっている。
本実施形態に係る電池モジュール1は、図1乃至図3に示す如く、先端側に把持可能な把持部151を有するハンドル15を備えている。該ハンドル15は、前記電池ホルダー11に基端部150が軸支され、外側に向けて傾倒した状態で少なくとも把持部151が電池ホルダー11よりも外方に位置するように長さ設定されている(図2参照)。
本実施形態に係るハンドル15は、電池ホルダー11に枢着される基端部150と、該基端部150から延出した棒状の延出部152と、該延出部152の先端に連設された前記把持部151とを備えている。
本実施形態に係るハンドル15は、把持部151が当該ハンドル15の回転軸線(支点となる後述の軸体16)と平行又は略平行をなす棒状に形成されている。そして、本実施形態に係るハンドル15は、前記基端部150が当該ハンドル15の回転軸線(支点となる後述の軸体16)と同方向に長手をなして形成され、前記延出部152が基端部150の長手方向と直交する方向に延出している。本実施形態に係るハンドル15は、前記延出部152,152が基端部150から延出する方向と直交する方向に間隔をあけて一対設けられている。
すなわち、本実施形態に係るハンドル15は、基端部150が把持部151と同方向に長手をなして形成され、該基端部150の両端から一対の延出部152,152が延出し、該一対の延出部152,152の先端が把持部151の両端に連結されている。これにより、本実施形態に係るハンドル15は、角枠状に形成されている。すなわち、本実施形態に係るハンドル15は、基端部150、一対の延出部152,152、及び把持部151によって包囲された四角形状の開口部153が形成されている。
そして、該ハンドル15は、電池ホルダー11に枢着するための軸体16が基端部150に対して同心で挿通されるようになっている。本実施形態に係るハンドル15は、基端部150が把持部151と同方向に長手をなして形成されているため、前記軸体16が基端部150に対して長手方向に挿通されるようになっている。そして、本実施形態において、前記ハンドル15の基端部150は、把持部151と対向する側とは反対側の外面が軸体16の挿通中心を曲率中心とした円弧面に形成されている。
本実施形態に係る電池モジュール1は、前記ハンドル15が電池ホルダー11の外面を構成する六面のうちの何れか一面上で一方向に間隔をあけて一対設けられている。より具体的に説明すると、本実施形態に係る電池モジュール1は、ハンドル15が電池ホルダー11の上面(天部130の外面)上で一方向に間隔をあけて一対設けられており、各ハンドル15の基端部150が電池ホルダー11の上部(天部130)に軸支されている。
本実施形態に係る電池ホルダー11(アッパーフレーム13)は、垂下壁131a,131cと天部130とに跨るように前記ハンドル15の基端部150を収容する基端部収容凹部132が形成されている。すなわち、アッパーフレーム13は、天部130の外面及び垂下壁131a,131cの外面で開放する基端部収容凹部132が形成されている。
本実施形態に係る電池モジュール1は、ハンドル15を一対(二つ)備えているため、前記基端部収容凹部132が二カ所に設けられている。すなわち、本実施形態に係る電池モジュール1は、上述の如く、一対のハンドル15,15が一方向に間隔をあけて配置されるため、一方の基端部収容凹部132は、四つの垂下壁131a,131b,131c,131dのうちの一つの垂下壁131aと天部130とに跨るように形成され、他方の基端部収容凹部132は、前記一つ垂下壁131aと対向する別の垂下壁131cと天部130とに跨るように形成されている。すなわち、前記基端部収容凹部132は、ハンドル15が電池ホルダー11の上面に設けられることを前提に、該電池ホルダー11の上面及び該上面と連続して起立する側面(電池ケース11の周囲にある起立した四つの平面のうちの何れか一面)上で開放して形成されている。
各基端部収容凹部132は、図4(a)に示す如く、天部130の外面よりも奥まった位置で該外面と平行又は略平行な平面132aと、垂下壁131a,131cの外面と直交する方向に広がって前記平面132aの両端から起立する一対の起立面132b,132bとで画定されている。
そして、各ハンドル15,15は、垂下壁131a,131cと平行又は略平行な軸体16(前記一方向と直交する他方向に延びる軸体16)を介して基端部150が基端部収容凹部132内で軸支されている。すなわち、ハンドル15は、基端部150に対して軸体16が長手方向に挿通されており、該軸体16が前記一対の起立面132b,132bに対して直交するように該軸体16の両端部がアッパーフレーム13に挿入されている。これにより、前記ハンドル15は、前記軸体16を回転中心(支点)にして傾倒可能に構成されている。
そして、本実施形態に電池モジュール1は、ハンドル15の基端部150の外面が円弧上に形成されているため、該基端部150の外面が基端部収容凹部132を画定する前記平面132aに対して接触する又は僅かに隙間をあけるように、軸体16の配置が設定されている。
これにより、本実施形態に係る電池モジュール1は、ハンドル15を回転させたときに、基端部150の外面が基端部収容凹部132の内面(平面132a)と干渉することなくハンドル15を円滑に回転させることができるようになっている。すなわち、本実施形態に係るハンドル15は、基端部150の外周面が軸体16の挿通中心(ハンドル15の回転軸線)を曲率中心とする円弧面で構成されているため、基端部150の回転半径と基端部150の外面(円弧面)の曲率半径とが等しくなる結果、ハンドル15を回転させたときに平面132aと干渉することが防止される。
本実施形態に係る電池モジュール1は、上述の如く、前記基端部収容凹部132が垂下壁131a,131c上で外側に向けて開放しているため、前記ハンドル15は、外側(電池ホルダー11の天部130の中央側とは反対側)に傾倒した状態で、垂下壁131a,131cの開放部分に入り込み、該開放部分の形成された垂下壁131a,131cの外面に対して直交方向に延びた姿勢にできるようになっている。なお、本実施形態に係る電池モジュール1は、ハンドル15が外側に傾倒した状態(真横に傾倒した状態)で、把持部151、延出部152,152、基端部150の一部(先端側の一部)が電池ホルダー11(垂下壁131a,131c)の外面よりも外側に突出した状態になるように構成されている。
本実施形態に係る電池モジュール1は、単独で使用したり、同種の電池モジュール1(別の電池モジュール1)を横並びに整列配置して大容量の電源にしたりして使用される。これに伴い、本実施形態に電池モジュール1は、図1、図2、図3、及び図4(b)に示す如く、電池ホルダー11の外面上に隣り合う別の電池モジュール1のハンドル15が外側に向けて傾倒することで該ハンドル15の少なくとも把持部151が嵌合するハンドル嵌合部133が形成されている。
本実施形態に係る電池モジュール1は、前記ハンドル嵌合部133が電池ホルダー11の外面を構成する前記一面上で前記一方向に間隔をあけて設けられている。本実施形態に係る電池モジュール1は、前記ハンドル15がアッパーフレーム13の天部130に軸支されているため、前記ハンドル嵌合部133についてもアッパーフレーム13の天部130(電池ホルダー11の上面)に設けられている。各ハンドル嵌合部133は、前記別の電池モジュール1の把持部151に対応した凹状の第一嵌合部133aを備えている。本実施形態において、前記ハンドル15が外側に傾倒した状態で垂下壁131a,131cの外面に対して直交方向に延出した状態になるように構成されているため、前記ハンドル嵌合部133は、前記別の電池モジュール1の延出部152,152に対応した凹状の第二嵌合部133b,133bが前記第一嵌合部133aと連続して形成されている。
本実施形態に係る電池モジュール1は、ハンドル15が外側に傾倒した状態で、基端部150の一部(先端側の一部)も電池ホルダー11(垂下壁131a,131c)の外面よりも外側に突出した状態になるように構成されているため、ハンドル嵌合部133は、基端部150の一部が嵌合する第三嵌合部133cが形成されている。そして、第一嵌合部133a及び第二嵌合部133b,133bは、天部130の上面で上方に向けて開放し、第三嵌合部133cは、天部130の上面及び垂下壁131a,131cの側面で上方及び側方に向けて開放している。
これにより、本実施形態に係るハンドル嵌合部133は、外側に傾倒したハンドル15のうち、電池ホルダー11の外面(垂下壁131a,131cの外面)から延出する部分の平面形状に対応した形状になっている。従って、本実施形態に係る電池モジュール1は、第一嵌合部133a、第二嵌合部133b,133b、及び第三嵌合部133cに包囲された領域に、ハンドル15の開口部153の形態に即した凸部134が形成されている。
本実施形態に係る電池モジュール1は、ハンドル15が軸体16を支点にして回転することで該ハンドル15が軸体16を中心とした円弧状の軌跡を辿って傾倒するため、ハンドル15の傾倒時にハンドル嵌合部133周辺との干渉を防止すべく、第一嵌合部133aが把持部151よりも僅かに大きなサイズに設定されるとともに第三嵌合部133cがハンドル15の基端部150(垂下壁131a,131cの外面から突出する部分)よりも僅かに大きなサイズに設定されている。これにより、隣り合う別の電池モジュール1のハンドル15を傾倒させたときに、該ハンドル15がハンドル嵌合部133内にスムーズに嵌入できるようになっている。
このように第一嵌合部133a及び第三嵌合部133cを対応する部位よりも僅かに大きくすると、隣り合う電池モジュール1同士が僅かながらでも相対的に位置ずれを起こす可能性があることから、本実施形態においては、第一嵌合部133aの内面に該第一嵌合部133aに嵌入したハンドル15の把持部151(先端面とその反対側の面)に圧接可能な突起(図示しない)が設けられる。これに対し、第二嵌合部133b,133bは、ハンドル15の延出部152,152に対応したサイズに形成される。これにより、隣り合う電池モジュール1を連結した状態(ハンドル15をハンドル嵌合部133に嵌入した状態)で、電池ホルダー11(アッパーフレーム13)とハンドル15との干渉によって相互の位置ずれが防止される。
そして、本実施形態に係る電池モジュール1は、図1乃至図3に示す如く、前記一方向の一端側(一方の垂下壁131a側)にある一方のハンドル15と該一方向の他端側(他方の垂下壁131c側)にある一方のハンドル嵌合部133とが前記一方向で同列をなすとともに、一方向の他端側(他方の垂下壁131c側)にある他方のハンドル15と該一方向の一端側(一方の垂下壁131a側)にある他方のハンドル嵌合部133とが前記一方向で同列をなすように設けられている。
また、本実施形態に係る電池モジュール1は、一方のハンドル15及び一方のハンドル嵌合部133が他方向(一方向と直交する方向)で同列をなし、他方のハンドル15及び他方のハンドル嵌合部133が他方向(一方向と直交する方向)で同列をなしている。
そして、本実施形態に係る電池モジュール1は、電池ホルダー11の外面上に、傾倒した自己のハンドル15を収容可能なハンドル収容部135が形成されている。ハンドル収容部135は、ハンドル15毎に設けられている。すなわち、本実施形態に係る電池モジュール1は、一対のハンドル15,15を備えているため、ハンドル収容部135が各ハンドル15に対応して二カ所に形成されている。ハンドル収容部135は、ハンドル15の形態(外形)に対応した凹部で構成される。本実施形態において、前記ハンドル15は、電池ホルダー11(アッパーフレーム13)の上部に軸支されているため、各ハンドル収容部135についても電池ホルダー11の上部(上面)に形成されている。
本実施形態において、アッパーフレーム13の上部に基端部収容凹部132が形成されているため、各ハンドル収容部135は、図4(a)に示す如く、天部130の中央側で基端部収容凹部132に連続する凹部で構成されている。すなわち、ハンドル収容部135は、基端部収容凹部132を画定する平面132aと連続する平面状の底面135aと、一対の起立面132b,132bと連続して平面状をなす一対の壁面135b,135bによって画定されている。従って、本実施形態に係る電池モジュール1は、ハンドル15を内側に傾倒させたときに、ハンドル15がハンドル収容部135の底面135aに沿った姿勢になるように構成されている。なお、ハンドル収容部135は、ハンドル15を収容した状態でハンドル15がアッパーフレーム13(天部130)の外面と面一、又は、アッパーフレーム13(天部130)の外面よりも奥まった位置になるように設定されている。
本実施形態に係る電池モジュール1は、以上の通りであり、続いて、上記構成の電池モジュール1を複数横並びに配置するときの手順及びその際の作用について説明する。
複数の電池モジュール1で大容量の電源を構築する場合について説明すると、図5に示す如く、電池モジュール1の各ハンドル15を回転させて電池ホルダー11の外面(アッパーフレーム13の天部130の上面)と交差方向に延びるように起立させる。この状態で、ハンドル15は、把持部151及び開口部153が天部130の上面よりも上方に位置することになり、開口部153に指を入れて把持部151を把持できる状態になる。そして、作業者は、把持部151を把持して当該電池モジュール1を機器に対する設置位置(所定領域)にまで運搬する。本実施形態に係る電池モジュール1は、一対のハンドル15,15を備えているため、作業者が両手で各ハンドル15の把持部151を持って運搬する。
そして、所定領域にまで運ばれた同種の電池モジュール1(複数の電池モジュール1)を一列に並べる。このとき、複数の電池モジュール1…は、図6(a)に示す如く、隣り合う電池ホルダー11,11の外面同士を接近させるとともに隣り合う電池モジュール1のハンドル15とハンドル嵌合部133の配置を対応させる。そして、図6(b)及び図7に示す如く、ハンドル15を隣り合う別の電池モジュール1のハンドル嵌合部133に向けて外側に傾倒させ、隣り合う電池モジュール1の一方の電池モジュール1のハンドル15と他方の電池モジュール1のハンドル嵌合部133とを嵌合させる。
本実施形態において、各電池モジュール1は、ハンドル15及びハンドル嵌合部133のそれぞれが一方向に間隔をあけて一対ずつ設けられているため、隣り合う電池モジュール1の他方の電池モジュール1のハンドル15と一方の電池モジュール1のハンドル嵌合部133とについても互いに嵌合させる。
このようにハンドル15が該ハンドル15の形状に即した凹部からなるハンドル嵌合部133に嵌合すると、図6(b)に示す如く、ハンドル嵌合部133(凹部)の周囲とハンドル15とが接近又は接触した状態になるため、隣り合う電池モジュール1は、適正な配置で相対的な移動が規制され、お互いの配置を拘束し合うことになる。すなわち、ハンドル嵌合部133にハンドル15を嵌合すると、隣り合う電池モジュール1の一方向の移動が一方向における把持部151の両面(先端面とその反対側の面)と第一嵌合部133aを画定する一対の対向面との干渉で規制され、隣り合う電池モジュール1の一方向と直交する他方向の移動が他方向における延出部152,152の両面と第二嵌合部133b,133bを画定する一対の対向面との干渉で規制されることになる。
従って、横並びに配置された複数の電池モジュール1は、それぞれ隣り合う電池モジュール1に対して位置決め固定された状態になる。
そして、本実施形態に係る電池モジュール1は、前記一方向の一端側にある一方のハンドル15と該一方向の他端側にある一方のハンドル嵌合部133とが前記一方向で同列をなすとともに、一方向の他端側にある他方のハンドル15と該一方向の一端側にある他方のハンドル嵌合部133とが前記一方向で同列をなすように設けられているため、上述の如く、隣り合う電池モジュール1のハンドル15とハンドル嵌合部133とを嵌合させた状態で、複数の電池モジュール1が同じ姿勢で配置されることになる。すなわち、隣り合う電池モジュール1の正極用の出力端子14aと負極用の出力端子14bとが隣り合わせの状態で配置される。
従って、上述の如く、隣り合う電池モジュール1同士が位置決め固定されると、それぞれ隣り合う電池モジュール1の出力端子14a,14b同士が整列した状態で該出力端子14a,14bの間隔が一定となる。そして、図8に示す如く、隣り合う電池モジュール1の出力端子14a,14b同士を共通のバスバーBで電気的に接続する。これにより、複数の電池モジュール1が電気的に接続されて大容量の電源を構成する。そして、電流の流れ方向の最上流にある電池モジュール1の正極用の出力端子14a及び電流の流れ方向の最下流にある電池モジュール1の負極用の出力端子14bのそれぞれに対し、電気的な負荷に接続されたケーブル(図示しない)を接続することで、負荷に対して必要電力を供給できる状態になる。
これに対し、単一の電池モジュール1で電源を構築する場合においても、図5に示す如く、電池モジュール1の各ハンドル15を回転させて起立させた上で、作業者が両手で各ハンドル15の把持部151を持って運搬する。
そして、図1に示す如く、所定領域に運ばれた電池モジュール1の各ハンドル15を内側に傾倒させ、ハンドル収容部135内に収容する。そして、電池モジュール1の正極用及び負極用の出力端子14a,14bのそれぞれに対し、電気的な負荷に接続されたケーブルを接続することで、負荷に対して単一な電池モジュール1から必要電力を供給できる状態になる。
なお、電池モジュール1を保管等する場合においても、ハンドル15をハンドル収容部135内に収容しておくことで、電池モジュール1全体を外観略六面体状できるため、積み重ねたり横並び配置したりして保管することができる。また、電池モジュール1を箱等の包装材で収容するときにおいても、ハンドル15をハンドル収容部135に収容しておくことで、必要最小限の包装材で包装することもできる。
以上のように、本実施形態に係る電池モジュール1は、先端側に把持可能な把持部151を有するハンドル15を備え、該ハンドル15は、前記電池ホルダー11に基端部150が軸支されるとともに、外側に向けて傾倒した状態で少なくとも把持部151が電池ホルダー11よりも外方に位置するように長さ設定され、前記電池ホルダー11の外面上には、隣り合う別の電池モジュール1のハンドル15が外側に向けて傾倒することで該ハンドル15の少なくとも把持部151が嵌合するハンドル嵌合部133が形成されているため、ハンドル15を回転させて起立させる(電池ホルダー11の外面と交差方向に延びた姿勢にする)ことで、作業者が把持部151を把持して当該電池モジュール1を持つこと(持ち運びすること)ができる。
また、本実施形態に係る電池モジュール1は、ハンドル15を隣り合う別の電池モジュール1のハンドル嵌合部133に向けて外側に傾倒させ、ハンドル15とハンドル嵌合部133とを嵌合させるだけで、隣り合う二つの電池モジュール1の配置が適正なる上に両電池モジュール1の相対的な移動が規制された状態になるため、同種の電池モジュール1を横並びに配置するときに、隣り合う電池モジュール1の配置や距離等を確認しつつ位置合わせする必要がなく、また、隣り合う電池モジュール1の配置を固定金具等で固定する必要もない。
従って、本実施形態に係る電池モジュール1は、安定した状態で持ち運びすることができる上に煩雑な作業を行うことなく隣り合う別の電池モジュール1に対して位置決め固定することができるという優れた効果を奏し得る。
さらに、本実施形態に係る電池ホルダー11は、外観が略六面体状に形成され、前記ハンドル15は、電池ホルダー11の外面を構成する六面のうちの何れか一面(上面)上で一方向に間隔をあけて一対設けられるとともに、前記ハンドル嵌合部133は、前記一面(上面)上で前記一方向に間隔をあけて設けられているため、一対のハンドル15を起立させることで、作業者が両ハンドル15(把持部151)を両手で持つことができ、持ち運びがよりいっそう便利である。また、電池モジュール1の両側に別の電池モジュール1を配置した上で一対のハンドル15のそれぞれを外側に傾倒させて隣り合う電池モジュール1のハンドル嵌合部133に嵌合させることで複数の電池モジュール1を一列に配置した状態でそれぞれ隣り合う別の電池モジュール1に対して位置決め固定することができる。
特に、前記一方向の一端側にある一方のハンドル15と該一方向の他端側にある一方のハンドル嵌合部133とが前記一方向で同列をなすとともに、一方向の他端側にある他方のハンドル15と該一方向の一端側にある他方のハンドル嵌合部133とが前記一方向で同列をなすように設けられ、一対のハンドル15のそれぞれは、前記一方向と直交する他方向に延びる軸体16(軸線)回りで回転可能に設けられているため、隣り合う電池モジュール1を同じ姿勢で横並びに配置し、各電池モジュール1のハンドル15を外側に傾倒させても互いのハンドル15同士が干渉することなく、隣り合う電池モジュール1のハンドル15とハンドル嵌合部133とを嵌合させることができる。従って、複数の電池モジュール1を同じ姿勢で配置した上でそれぞれを位置決め固定することができる。
また、前記把持部151は、ハンドル15の回転中心となる軸体16(回転軸線)と平行又は略平行をなす棒状に形成され、前記ハンドル嵌合部133は、前記別の電池モジュール1の把持部151に対応した凹状の第一嵌合部133aを備えているため、ハンドル15の把持部151とハンドル嵌合部133と嵌合させることで、傾倒したハンドル15の延びる方向及び該ハンドル15の延びる方向と直交する方向の何れにおいても隣り合う電池モジュール1の移動を確実に規制することができ、隣り合う電池モジュール1の位置決め固定を確実に行うことができる。
特に、前記ハンドル15は、電池ホルダー11に枢着される基端部150と、該基端部150から延出した延出部152,152と、該延出部152,152の先端に連設された把持部151とを備え、前記ハンドル嵌合部133は、前記別の電池モジュール1の延出部152,152に対応した凹状の第二嵌合部133b,133bが前記第一嵌合部133aと連続して形成されていることがいるため、ハンドル15を隣り合う別の電池モジュール1のハンドル嵌合部133に嵌合させたときに、該ハンドル15の略全体が前記別の電池モジュール1に収容された状態になり、電池モジュール1のハンドル15が配線等の邪魔になることがない。
さらに、本実施形態に係る電池モジュール1は、内側に傾倒した自己のハンドル15を収容可能なハンドル収容部135が電池ホルダー11に形成されているため、ハンドル15がハンドル収容部135に収容された状態で外部に突出することがなく、電池モジュール1を保管するときや電池モジュール1単独で電源として使用する場合に、ハンドル15が邪魔になることがない。
なお、本発明に係る電池モジュールは、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更し得ることは勿論のことである。
例えば、上記実施形態において、電池ホルダー11の上面にハンドル15を設けるとともに別の電池モジュール1のハンドル15を嵌合させるハンドル嵌合部133を形成したが、これに限定されるものではなく、例えば、電池ホルダー11の側面(上面に対して交差方向に起立した側面)にハンドル15を設けるとともに別の電池モジュール1のハンドル15を嵌合させるハンドル嵌合部133を形成してもよい。この場合、電池ホルダー11を持ち運ぶときに、側面が上側になるものの、二つ又はそれ以上の電池モジュール1を横並びに配置した状態でハンドル15を傾倒させて隣り合う別の電池モジュール1のハンドル嵌合部133に嵌合させることで、電池モジュール1を位置決め固定することができる。
上記実施形態において、電池ホルダー11の上面(上部)にハンドル15を設けるとともに該ハンドル15を収容するハンドル収容部135を形成したが、これに限定されるものではなく、例えば、電池ホルダー11の上面(上部)に、該上面と連続して起立する側面に向けて傾倒可能なハンドル15を設けるとともに電池ホルダー11の前記側面上に該ハンドル15を収容するハンドル収容部135を形成したり、電池ホルダー11の上面(上部)に、該上面及び該上面と連続して起立する側面に向けて傾倒可能なハンドル15を設けるとともに、電池ホルダー11の前記上面及び前記側面に前記ハンドル15を収容するハンドル収容部135を形成したりしてもよい。
また、電池ホルダー11の側面に、該側面に向けて傾倒可能なハンドル15を設けるとともに、該ハンドル15を設けた電池ホルダー11の側面に該ハンドル15を収容するハンドル収容部135を形成してもよい。さらに、電池ホルダー11の一つの側面に、該側面と連続して隣り合う別の側面に向けて傾倒可能なハンドル15を設けるとともに、電池ホルダー11の前記別の側面にハンドル15を収容するハンドル収容部135を形成したり、電池ホルダー11の一つの側面に、該側面及び該側面と連続して隣り合う別の側面に向けて傾倒可能なハンドル15を設けるとともに、ハンドル15が設けられた側面上及び該側面と連続して隣り合う別の側面上にハンドル15を収容するハンドル収容部135を形成したりしてもよい。
上記何れの場合においても、上記実施形態と同様に、ハンドル収容部135をハンドル15の少なくとも外形に即した態様の凹部で構成するとともに、ハンドル15の基端部150を収容する基端部収容凹部132をハンドル収容部135と連続させて形成することで、傾倒したハンドル15全体をハンドル収容部135内に収容できるようにすることは勿論である。また、ハンドル15の傾倒範囲に、ハンドル15が電池ホルダー11の上面又は側面(該ハンドル15が設けられる面)に対して交差方向に延出した姿勢(把持部151を把持可能な姿勢)となる状態とハンドル15が外側に向けて傾倒して電池ホルダー11の上面又は側面(該ハンドル15が設けられる面)に沿って延出した姿勢(ハンドル15が隣り合う別の電池モジュール1のハンドル嵌合部133に嵌合可能な姿勢)となる状態とが含まれるようにすることは勿論のことである。すなわち、ハンドル15の基端部150を収容する基端部収容凹部132を、該基端部収容凹部132の形成される面(電池ホルダー11の上面又は側面)及び該面に対して連続して隣り合う面(電池ホルダー11の側面)上で開放させ、ハンドル15の外側に向けての傾倒を許容できるようにすることは勿論のことである。
上記実施形態において、ハンドル15を一方向に間隔をあけて一対設けるとともにハンドル嵌合部133を一方向に間隔をあけて一対設けたが、これに限定されるものではなく、例えば、ハンドル15及びハンドル嵌合部133を一つずつ設けてもよい。この場合、ハンドル15及びハンドル嵌合部133は、隣り合う別の電池モジュール1のハンドル15及びハンドル嵌合部133の配置に対応させて配置することは言うまでもない。
また、上記実施形態において、ハンドル15を一方向に間隔をあけて一対設けるとともにハンドル嵌合部133を一方向に間隔をあけて一対設けたが、これに限定されるものではなく、例えば、ハンドル15を一方向に間隔をあけて一対設けるとともに他方向に間隔をあけて一対設け、さらにハンドル嵌合部133を一方向に間隔をあけて一対設けるとともに他方向に間隔をあけて一対設けるようにしてもよい。このようにすれば、複数の電池モジュール1をマトリックス状に配置しても隣り合う電池モジュール1同士を位置決め固定することができる。
なお、この場合において、隣り合う電池モジュール1のハンドル15同士が干渉することのないように、一方向に間隔をあけて配置される一対のハンドル15及び一対のハンドル嵌合部133は、一方のハンドル15に対して一方のハンドル嵌合部133が一方向で同列になるとともに他方のハンドル15に対して他方のハンドル嵌合部133が一方向で同列になるように配置し、他方向に間隔をあけて配置される一対のハンドル15及び一対のハンドル嵌合部133は、一方のハンドル15に対して一方のハンドル嵌合部133が他方向で同列になるとともに他方のハンドル15に対して他方のハンドル嵌合部133が他方向で同列になるように配置することは言うまでもない。
上記実施形態において、ハンドル15の回転軸線と同方向に長手をなす基端部150と該基端部150と平行又は略平行をなす把持部151とを一対の延出部152,152で連結し、把持部151と基端部150との間に開口部153の形成されたハンドル15を採用したが、これに限定されるものではなく、例えば、ハンドル15の回転軸線と平行又は略平行をなす棒状の把持部151を設ける場合、基端部150と把持部151とを一つの延出部152で連結し、ハンドル15を略H型に形成しても勿論よい。
上記実施形態において、ハンドル15の回転軸線と平行又は略平行をなす棒状の把持部151をハンドル15の先端側に設けたが、これに限定されるものではなく、例えば、ハンドル15の把持部151を球状に形成したり、帯板状に形成したりしてもよい。すなわち、ハンドル15の把持部151は、作業者が把持し易い形態であって、一方向と該一方向と直交する他方向との二方向で外側に向く面を有する形態にすればよい。このようにすれば、ハンドル15の把持部151をハンドル嵌合部133に嵌合したときに把持部151の一方向の両面と他方向の両面がハンドル嵌合部133の内面と対峙することになり、一方向の移動及び他方向の移動が規制される。
上記実施形態において、ハンドル15の把持部151及び延出部152,152が隣り合う別の電池モジュール1のハンドル嵌合部133に嵌合するようにしたが、これに限定されるものではなく、例えば、ハンドル15を外側に傾倒させたときに、把持部151のみが隣り合う別の電池モジュール1のハンドル嵌合部133に嵌合するようにハンドル15を形成してもよい。すなわち、延出部152を湾曲又は屈曲した態様に形成し、ハンドル15を外側に傾倒させて把持部151をハンドル嵌合部133に嵌合させた状態で延出部152が天部130を回避した状態になるようにしてもよい。
上記実施形態において、電池ホルダー11にハンドル収容部135を設けたが、これに限定されるものではなく、例えば、ハンドル収容部135を設けなくてもよい。すなわち、ハンドル15が天部130の内側に傾倒した姿勢と外側に傾倒した姿勢との間で回転するものに限定されるものではなく、例えば、ハンドルが天部130の上面に対して交差方向に延びた姿勢(起立した姿勢)と、外側に傾倒した姿勢との間で回転するようにしてもよい。但し、電池モジュール1の保管等を考慮すれば、ハンドル15を天部130の内側に傾倒した姿勢と外側に傾倒した姿勢との間で回転するように構成することが好ましく、また、ハンドル収容部135を設けて内側に傾倒したハンドル15がハンドル収容部135内に収容されるようにすることがより好ましい態様であることは言うまでもない。
上記実施形態において、アッパーフレーム13の天部130上に基端部収容凹部132を形成し、ハンドル15の基端部150を基端部収容凹部132内で軸支したが、これに限定されるものではなく、例えば、アッパーフレーム13の天部130の外面上に軸支部を凸設し、該軸支部にハンドル15の基端部150を軸支させるようにしてもよい。この場合、天部130の上面よりも上方にハンドル15の回転軸(軸体16)が位置するため、例えば、ハンドル15を外側に傾倒させたときに該ハンドル15が天部130の上面に沿った姿勢になるように軸体16を配置し、別の電池モジュール1のハンドル15の形態に応じたハンドル嵌合部133を天部130の上面に設けてもよい。
上記実施形態において、上部を開放させた箱状のアンダーフレーム12と、アンダーフレーム12の上部開口を閉じる蓋状のアッパーフレーム13とで電池ホルダー11を構成したが、これに限定されるものではなく、例えば、二つ以上の単電池100…を包囲できるようアンダーフレーム12及びアッパーフレーム13を骨組みだけで構成してもよい。この場合においても、アンダーフレーム12とアッパーフレーム13とを連結することで二つ以上の単電池10…を挟み込んで保持できるようにすることは言うまでもない。そして、この場合において、電池ホルダー11(アンダーフレーム12、アッパーフレーム13)の骨組みでハンドル15の形態に対応したハンドル嵌合部133を形成すればよい。また、ハンドル収容部135も同様である。
上記実施形態において、出力端子14a,14bを電池ホルダー11(アッパーフレーム13)上に凸設し、該出力端子14a,14bに単電池10…を電気的に接続したが、これに限定されるものではなく、例えば、電流の流れ方向最上流にある単電池10の正極用の外部端子101aと最下流にある単電池10の負極用の外部端子101bを外部に露呈させるように電池ホルダー11を形成し、該外部端子101a,101bを電池モジュール1の出力端子14a,14bとして兼用してもよい。
1…電池モジュール、10…単電池、11…電池ホルダー、12…アンダーフレーム、13…アッパーフレーム、14a,14b…出力端子、15…ハンドル、16…軸体、100…電池ケース、101a,101b…外部端子、120…底部、121…周壁部、121a,121b,121c,121d…起立壁、130…天部、131…蓋側周壁部、131a,131b,131c,131d…垂下壁、132…基端部収容凹部、132a…平面、132b,132b…起立面、133…ハンドル嵌合部、133a…第一嵌合部、133b…第二嵌合部、133c…第三嵌合部、134…凸部、135…ハンドル収容部、135a…底面、135b,135b…壁面、150…基端部、151…把持部、152…延出部、153…開口部、B…バスバー,接続金具
Claims (8)
- 二つ以上の単電池と、該二つ以上の単電池を一括して包囲する電池ホルダーとを備えた電池モジュールにおいて、先端側に把持可能な把持部を有するハンドルを備え、該ハンドルは、前記電池ホルダーに基端部が軸支されるとともに、外側に向けて傾倒した状態で少なくとも把持部が電池ホルダーよりも外方に位置するように長さ設定され、前記電池ホルダーの外面上には、隣り合う別の電池モジュールのハンドルが外側に向けて傾倒することで該ハンドルの少なくとも把持部が嵌合するハンドル嵌合部が形成されていることを特徴とする電池モジュール。
- 前記電池ホルダーは、外観が略六面体状に形成され、前記ハンドルは、電池ホルダーの外面を構成する六面のうちの何れか一面上で一方向に間隔をあけて一対設けられるとともに、前記ハンドル嵌合部は、前記一面上で前記一方向に間隔をあけて設けられている請求項1に記載の電池モジュール。
- 前記一方向の一端側にある一方のハンドルと該一方向の他端側にある一方のハンドル嵌合部とが前記一方向で同列をなすとともに、一方向の他端側にある他方のハンドルと該一方向の一端側にある他方のハンドル嵌合部とが前記一方向で同列をなすように設けられ、一対のハンドルのそれぞれは、前記一方向と直交する他方向に延びる軸線回りで回転可能に設けられている請求項2に記載の電池モジュール。
- 前記把持部は、ハンドルの回転軸線と平行又は略平行をなす棒状に形成され、前記ハンドル嵌合部は、前記別の電池モジュールの把持部に対応した凹状の第一嵌合部を備えている請求項1乃至3の何れか1項に記載の電池モジュール。
- 前記ハンドルは、電池ホルダーに枢着される基端部と、該基端部から延出した延出部と、該延出部の先端に連設された前記把持部とを備え、前記ハンドル嵌合部は、前記別の電池モジュールの延出部に対応した凹状の第二嵌合部が前記第一嵌合部と連続して形成されている請求項4に記載の電池モジュール。
- 前記電池ホルダーは、傾倒した自己のハンドルを収容可能なハンドル収容部が形成されている請求項1乃至5の何れか1項に記載の電池モジュール。
- 前記電池ホルダーは、外観が略六面体状に形成されて該外面を構成する六面のうちの何れか一面を上面にして配置可能に構成され、前記ハンドルは、電池ホルダーの上面上に設けられるとともに、電池ホルダーの上面及び該上面と連続して起立する側面の少なくとも何れか一方に向けて傾倒可能に構成され、前記ハンドル収容部は、電池ホルダーの前記上面及び前記側面の少なくとも何れか一方に形成されている請求項6に記載の電池モジュール。
- 前記電池ホルダーは、外観が略六面体状に形成されて該外面を構成する六面のうちの何れか一面を上面にして配置可能に構成され、前記ハンドルは、電池ホルダーの上面と連続して起立する側面上に設けられるとともに、該ハンドルが設けられた電池ホルダーの前記側面及び該側面と連続して隣り合う別の側面の少なくとも何れか一方に向けて傾倒可能に構成され、前記ハンドル収容部は、電池ホルダーの前記側面及び前記別の側面の少なくとも何れか一方に形成されている請求項6に記載の電池モジュール。
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-
2011
- 2011-01-26 JP JP2011014428A patent/JP2012156014A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105470420A (zh) * | 2014-09-30 | 2016-04-06 | 株式会社杰士汤浅国际 | 蓄电装置 |
JP2016072230A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-05-09 | 株式会社Gsユアサ | 蓄電装置 |
US20160308180A1 (en) * | 2015-04-16 | 2016-10-20 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Battery, battery case, and electric vehicle |
US10992007B2 (en) * | 2015-04-16 | 2021-04-27 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Battery, battery case, and electric vehicle |
WO2023159880A1 (zh) * | 2022-02-24 | 2023-08-31 | 上海派能能源科技股份有限公司 | 堆叠式电池包和电池柜 |
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