JP2012155117A - 光学装置 - Google Patents

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Kazuhisa Aoki
一久 青木
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Abstract

【課題】本発明の目的は、複数のガイド溝部材とコロユニットを係合させる方式の光学装置において、大型化することなく強固なガイド溝部材の保持を行い、且つ部品自体の精度を高めることのない光学装置を提供することである。
【解決手段】本発明は、光学素子と、前記光学素子を保持する鏡筒と、前記鏡筒の外周に複数設けられたガイド溝部材と、固定筒と、前記固定筒の内周に複数設けられた2個以上のコロ部材からなるコロユニットと、前記ガイド溝部材と、前記コロユニットが係合することで前記鏡筒を前記固定筒に対して光軸方向に移動可能に保持する光学装置において、前記鏡筒に対して前記ガイド溝部材の位置決め固定を行う固定部材と、前記鏡筒と前記ガイド溝部材の双方またはどちらか一方に接着剤の接着溜まりが設けられており、前記接着溜まりに接着剤を充填させることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、撮影用レンズに関し、特にレンズ群が光軸方向に移動する際のガイド部材に関するものである。
従来テレビレンズでは、フォーカス、ズーム操作を行なうレンズ群を光軸方向に移動させる構造として、ガイド溝部材と複数のコロ部材をもつコロユニットを係合させる方式が知られている。
例えば、特許文献1にはレンズを保持した鏡筒の外周部にレンズの光軸方向と平行な直進溝を持つ複数のガイド溝部材が取り付けられている。更に、ガイド溝部材は固定筒に設けられているコロユニットと係合することで、鏡筒は固定筒に対し直進溝に沿った並進移動が可能な構造の記載がされている。
また、特許文献2には鏡筒とガイド溝部材が別体ではなく、一体となっている構造の記載がされている。
特開2007−248776号公報 特開2008−46482号公報
しかしながら、特許文献1に記載のガイド溝部材と鏡筒の取付構造は、ビスのみであることが記載されており、光学装置に衝撃が加わった際にガイド溝部材がずれやすい。このガイド溝部材がずれてしまうと、鏡筒つまりはレンズが傾くこととなり、光学性能の劣化となる。仮に、ビスを増やすことやビスを大きくすることで、ガイド溝部材の強固な保持力を得ようとすると、光学装置全体が大型化してしまう。加えて、ビスの軸力が大き過ぎることで鏡筒が変形してしまい、これも光学性能の劣化に繋がる。
一方、特許文献2に記載されているように、ガイド溝部材と鏡筒を一体にしてしまうと、ガイド溝部材が一切調整出来ない。すると、部品自体の精度を高くしなければならないために、コストの高い部品が必要となる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、複数のガイド溝部材とコロユニットを係合させる方式の光学装置において、大型化することなく強固なガイド溝部材の保持を行い、且つ部品自体の精度を高めることのない光学装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、光学素子と、前記光学素子を保持する鏡筒と、前記鏡筒の外周に複数設けられたガイド溝部材と、固定筒と、前記固定筒の内周に複数設けられた2個以上のコロ部材からなるコロユニットと、前記ガイド溝部材と、前記コロユニットが係合することで前記鏡筒を前記固定筒に対して光軸方向に移動可能に保持する光学装置において、前記鏡筒に対して前記ガイド溝部材の位置決め固定を行う固定部材と、前記鏡筒と前記ガイド溝部材の双方またはどちらか一方に接着剤の接着溜まりが設けられており、前記接着溜まりに接着剤を充填させることを特徴とする。
本発明によれば、複数のガイド溝部材とコロユニットを係合させる方式の光学装置において、大型化することなく強固なガイド溝部材の保持を行い、且つ部品自体の精度を高めることのない光学装置を提供することが可能である。
実施例1の光学装置を示す要部破断斜視図である。 実施例1の光学装置の図1のA視図である。 実施例1の光学装置の図1のB−B断面図である。 実施例2の光学装置を示す要部破断斜視図である。 実施例2の光学装置の図4のC視図である。 実施例2の光学装置の図4のD視図である。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。図1〜図6は、本発明の実施形態にかかわる光学装置である。
以下、図1〜図3を参照して、本発明の第1の実施例による、光学装置について説明する。
まず、図1の要部破断斜視図を用いて、本実施例の光学装置全体の構造について説明する。
鏡筒1はレンズ2を保持している。且つ、鏡筒1には4個のコの字形ガイド溝部材3が、複数のビス4によって取り付けられている。さらに、鏡筒1にはネジ穴5aが形成されたナット部材5が設けられている。一方、固定筒6には4つのコロ部材7からなるコロユニット100が、各々ナット8によって取り付けられている。更に、固定筒6には、ナット部材5のネジ穴5aに螺合する送りネジ部材9が回転可能に設けられている。
以上の構成により、鏡筒1は固定筒6に対して、宙釣り状態で保持されている。従って、鏡筒1は送りネジ部材9を回転させることで、ガイド溝部材3とコロユニット100に沿って光軸方向に並進移動する。
次に図1のA視図である図2と、図1のB−B断面図である図3を用いて、本実施例のガイド溝部材の固定構造について説明する。
最初に、図2(a)のように、4個のガイド溝部材3が光軸と平行になる様に位置調整を行い、ガイド溝部材3を鏡筒1にビス4によって取り付ける。
次に、図2(b)のように、ガイド溝部材3の表面に設けられたタップ穴3aより、ガイド溝部材3の裏面に設けられた凹部3bに接着剤10を流し込む。すると、ガイド溝部材3の表面に設けられたもう1つのタップ穴3cより、接着剤10が出てくることによって、接着剤10が凹部3bに十分に充填される。
最後に、図3のように、2つのタップ穴3a及び3cをストッパビス11で塞ぐことにより、硬化までの接着剤10の漏れを防ぐ。
以上の構造によって、ガイド溝部材3は鏡筒1に対して、接着剤10により強固に保持される。
ここで、本実施例に使用した接着剤10は、粘度が低く且つ強高度である接着剤が望ましい。例えば、嫌気性接着剤である。また、嫌気性接着剤を使用するにあたり、ガイド溝部材3に設けられた凹部3bの深さは15〜50μm程度が流入性及び硬化時間、硬化強度の観点から望ましい。
ところで、本実施例の接着溝及び接着剤の注入穴はガイド溝部材3に設けられているが、もちろん鏡筒1側に設けられていても構わない。
以下、図4〜図6を参照して、本発明の第2の実施例による、光学装置について説明する。
まず、図4の要部破断斜視図を用いて、本実施例の光学装置全体の構造について説明する。
鏡筒12はレンズ13を保持している。且つ、鏡筒12には4個のコの字形ガイド溝部材14が、複数のビス15によって取り付けられている。更に、固定筒17には、ガイドピン16が設けられている。一方、固定筒17には4つのコロ部材18からなるコロユニット101が各々ナット19によって取り付けられている。さらに、固定筒17には、ガイドピン16と係合するカム溝20aを持つカム筒20が回転可能に設けられている。
以上の構成により、鏡筒12は固定筒17に対して、宙釣り状態で保持されている。従って、鏡筒12は、カム筒20を回転させることで、ガイド溝部材14とコロユニット101に沿って光軸方向に並進移動する。
次に図4のC視図である図5と図4のD視図である図6を用いて、本実施例のガイド溝部材の固定構造について説明する。
最初に、図5(a)のように、ガイド溝部材14の位置調整を行い、鏡筒12にビス15により取り付ける。
次に、図5(b)のように、ガイド溝部材14と鏡筒12に設けられた凸部12aの間に接着剤21を充填させる。
以上の構造によって、ガイド溝部材14は鏡筒12に対して、接着剤21により強固に保持される。
ここで、本実施例に使用した接着剤21は、粘度が高く且つ強高度である接着剤が望ましい。例えば、エポキシ樹脂系の接着剤である。
ところで、鏡筒の送り機構として、実施例1では送りネジ機構を、実施例2ではカム機構を用いて説明したが、送り機構に関しては限定されるものではなく、用途に応じた送り機構を使用可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1・・・鏡筒
2・・・レンズ
3・・・ガイド溝部材
3a、3c・・・タップ穴
3b・・・凹部
4・・・ビス
5・・・ナット部材
6・・・固定筒
7・・・コロ部材
8・・・ナット
9・・・送りネジ部材
10・・・接着剤
11・・・ストッパビス
100・・・コロユニット

Claims (9)

  1. 光学素子と、
    前記光学素子を保持する鏡筒と、
    前記鏡筒の外周に複数設けられたガイド溝部材と、
    固定筒と、
    前記固定筒の内周に複数設けられた、2個以上のコロ部材からなるコロユニットと、
    前記ガイド溝部材と前記コロユニットが係合することで前記鏡筒を前記固定筒に対して光軸方向に移動可能に保持する光学装置において、
    前記鏡筒に対して前記ガイド溝部材の位置決め固定を行う固定部材と、
    前記鏡筒と前記ガイド溝部材の双方またはどちらか一方に接着剤の接着溜まりが設けられており、前記接着溜まりに接着剤を充填させることを特徴とする光学装置。
  2. 前記接着溜まりとは、前記鏡筒と前記ガイド溝部材の取付面に、前記鏡筒と前記ガイド溝部材の双方又はどちらか一方に設けられている凹部であることを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
  3. 前記鏡筒と前記ガイド溝部材の双方又はどちらか一方に対向する前記接着剤の注入穴が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の光学装置。
  4. 前記注入穴を塞ぐ封入部材を持つことを特徴とする請求項3に記載の光学装置。
  5. 前記接着剤とは嫌気性接着剤であることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の光学装置。
  6. 前記凹部は15〜50μmであることを特徴とする請求項2、3または5に記載の光学装置。
  7. 前記接着溜まりとは、前記ガイド溝部材と前記鏡筒に設けられた凸部の間に生じる溝であることを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
  8. 前記接着剤とはエポキシ樹脂系の接着剤であることを特徴とする請求項1または7記載の光学装置。
  9. 前記接着剤は、前記ガイド溝部材の前記鏡筒への位置決め固定後に充填させる構造であることを特徴とする請求項1、2または7に記載の光学装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019030743A (ja) * 2018-11-19 2019-02-28 富士フイルム株式会社 内視鏡用光源装置、内視鏡システム、及び位置調整方法

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