JP2012154588A - ガスタービン燃焼器 - Google Patents

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Abstract

【課題】NOxを増加させることなく、小型・軽量化、および製造コストの低廉化を図ることができるガスタービン燃焼器を提供すること。
【解決手段】内筒の入口部に、複数の燃料ノズルの間に形成される空間を遮るようにして整流板61が設けられ、前記整流板61には、当該整流板61を挟んで圧縮空気流路の上流側と下流側とを連通する多数の孔66が設けられており、前記多数の孔66の開口率は、前記整流板61の半径方向内側から半径方向外側に向かって、漸次増加するようにして配置されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、ガスタービン燃焼器に関するものである。
ガスタービン燃焼器の低NOx化課題に対しては、燃料分布をコントロールすることで局所的な高燃料濃度を生じさせないことが重要であり、燃料濃度の均一化が必要である。そのためには燃料の大部分が通過するメイン空気量の増加とその均一化が重要である。
従来、車室からの主流空気を180度ターンさせてメイン予混合ノズルに主流空気を導く燃焼器が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。このような燃焼器では、流れの剥離等に伴う流れの偏在を解消するために、外筒と内筒との間に形成される圧縮空気流路の出口部にパンチメタル(整流板)を設け、燃焼混合箇所から180度ターニング箇所までの整流距離を十分に長く取ることで燃焼領域における流れ、および燃料濃度の均一化が図られている。
特開2000−346361号公報
しかしながら、近年、ガスタービン燃焼器の小型・軽量化、および製造コストの低廉化が求められている。そのため、従来の構成(すなわち、同一の孔径を有する孔が、周方向および径方向に沿って均一に設けられているパンチメタル)では、燃焼混合箇所から180度ターニング箇所までの整流距離を十分に長く取ることができない。また、燃焼空気は180度ターニング箇所で反転されてガスタービン燃焼器の軸心側に集中しやすいため、燃焼領域における流れ、および燃料濃度が不均一になり、NOxが増加してしまうおそがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、NOxを増加させることなく、小型・軽量化、および製造コストの低廉化を図ることができるガスタービン燃焼器を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
本発明に係るガスタービン燃焼器は、内筒と、前記内筒の内周面に沿って周方向に配置される複数の燃料ノズルと、その内周面と前記内筒の外周面との間に圧縮空気流路が形成される外筒とを備え、前記圧縮空気流路を流れる圧縮空気が、前記内筒の端部で流動方向が略反転されて前記燃料ノズルに導入されるガスタービン燃焼器であって、前記内筒の入口部に、前記複数の燃料ノズルの間に形成される空間を遮るようにして整流板が設けられ、前記整流板には、当該整流板を挟んで前記圧縮空気流路の上流側と下流側とを連通する多数の孔が設けられており、前記多数の孔の開口率は、前記整流板の半径方向内側から半径方向外側に向かって、漸次増加するようにして配置されている。
本発明に係るガスタービン燃焼器によれば、180度ターニング箇所で反転されてガスタービン燃焼器の軸心側に集中しやすい圧縮空気に対し、内筒の半径方向内側を半径方向外側の開口率を減少させるように、整流板に多数の孔が設けられている。
これにより、燃焼混合箇所から180度ターニング箇所までの整流距離が、従来のように十分に取れないような場合でも、燃焼領域における流れ、および燃料濃度の均一化を図ることができ、NOxを増加させることなく、小型・軽量化、および製造コストの低廉化を図ることができる。
上記ガスタービン燃焼器において、前記整流板に設けられている多数の孔は、同一の内径を有し、前記多数の孔は、その数が、前記整流板の半径方向内側から半径方向外側に向かって、漸次増加するようにして配置されているとさらに好適である。
このようなガスタービン燃焼器によれば、180度ターニング箇所で反転されてガスタービン燃焼器の軸心側に集中しやすい圧縮空気に対し、内筒の半径方向内側に位置する孔の数が少なくなるように、整流板に多数の孔が設けられている。
これにより、燃焼混合箇所から180度ターニング箇所までの整流距離が、従来のように十分に取れないような場合でも、燃焼領域における流れ、および燃料濃度の均一化を図ることができ、NOxを増加させることなく、小型・軽量化、および製造コストの低廉化を図ることができる。
上記ガスタービン燃焼器において、前記整流板に設けられている多数の孔は、その孔径が、前記整流板の半径方向内側から半径方向外側に向かって、漸次大きくなるようにして配置されているとさらに好適である。
このようなガスタービン燃焼器によれば、180度ターニング箇所で反転されてガスタービン燃焼器の軸心側に集中しやすい圧縮空気に対し、内筒の半径方向内側に位置する孔の孔径が小さくなるように、整流板に多数の孔が設けられている。
これにより、燃焼混合箇所から180度ターニング箇所までの整流距離が、従来のように十分に取れないような場合でも、燃焼領域における流れ、および燃料濃度の均一化を図ることができ、NOxを増加させることなく、小型・軽量化、および製造コストの低廉化を図ることができる。
上記ガスタービン燃焼器において、前記複数の燃料ノズルは、ガスタービン燃焼器の軸心に設置されて拡散燃焼を行うパイロットノズルと、前記パイロットノズルの外周側で周方向に間隔を隔てて複数設置され、予混合燃焼を行うメインノズルであるとさらに好適である。
このようなガスタービン燃焼器によれば、180度ターニング箇所で反転されてガスタービン燃焼器の軸心側のパイロットノズルに集中しないように、整流板に多数の孔が設けられている。
これにより、燃焼混合箇所から180度ターニング箇所までの整流距離が、従来のように十分に取れないような場合でも、燃焼領域における流れ、および燃料濃度の均一化を図ることができ、NOxを増加させることなく、小型・軽量化、および製造コストの低廉化を図ることができる。
上記ガスタービン燃焼器において、前記整流板は、前記複数の燃料ノズルに対して個別に設けられており、前記燃料ノズルが挿通される貫通穴の中心は、挿通される燃料ノズルの軸心と略同心とされているとさらに好適である。
このようなガスタービン燃焼器によれば、燃焼領域における流れ、および燃料濃度の均一化を図ることができ、NOxを増加させることなく、小型・軽量化、および製造コストの低廉化を図ることができる。
本発明に係るガスタービンは、上記いずれかのガスタービン燃焼器を具備している。
本発明に係るガスタービンによれば、NOxを増加させることなく、小型・軽量化、および製造コストの低廉化を図ることができるガスタービン燃焼器を具備しているので、当該ガスタービンの小型・軽量化、および製造コストの低廉化を図ることができる。
本発明に係るガスタービン燃焼器によれば、NOxを増加させることなく、小型・軽量化、および製造コストの低廉化を図ることができるという効果を奏する。
本発明に係るガスタービン燃焼器を具備したガスタービンの概略構成図である。 本発明に係るガスタービン燃焼器の概略構成図である。 本発明の第1実施形態に係るガスタービン燃焼器の要部断面図である。 図3に示す整流板を図3において右下から見た正面図である。 本発明の第2実施形態に係るガスタービン燃焼器に適用される整流板の正面図である。 他のガスタービン燃焼器に適用される整流板の正面図である。 他のガスタービン燃焼器に適用される整流板の正面図である。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態に係るガスタービン燃焼器について、図1から図4を参照しながら説明する。
図1は本発明に係るガスタービン燃焼器を具備したガスタービンの概略構成図、図2は本発明に係るガスタービン燃焼器の概略構成図、図3は本実施形態に係るガスタービン燃焼器の要部断面図、図4は図3に示す整流板を図3において右下から見た正面図である。
図1に示すように、本実施形態に係るガスタービン10は、圧縮機11と、ガスタービン燃焼器12と、タービン13と、排気室14とを備えており、ロータ24には、図示しない発電機が連結されている。
圧縮機11は、空気を取り込む空気取入口15を有し、圧縮機車室16内に複数の静翼17と動翼18とが交互に配設されており、その外側に抽気マニホールド19が設けられている。
ガスタービン燃焼器12は、圧縮機11で圧縮された圧縮空気に対して燃料を供給し、バーナで点火することで燃焼可能となっている。
タービン13は、タービン車室20内に複数の静翼21と動翼22とが交互に配設されている。
排気室14は、タービン13に連続する排気ディフューザ23を有している。また、圧縮機11、ガスタービン燃焼器12、タービン13、排気室14の中心部を貫通するようにロータ(タービン軸)24が位置しており、圧縮機11側の端部が軸受部25により回転自在に支持されるとともに、排気室14側の端部が軸受部26により回転自在に支持されている。そして、ロータ24には、複数のディスクプレートが固定され、ディスクプレートには、動翼18,22が連結されるとともに、ロータ24の空気取入口15側の端部には、図示しない発電機の駆動軸が連結されている。
このように構成されたガスタービン10では、圧縮機11の空気取入口15から取り込まれた空気が、複数の静翼17と動翼18とを通過して圧縮されることで高温・高圧の圧縮空気となり、ガスタービン燃焼器12にて、この圧縮空気に対して所定の燃料が供給されることで燃焼する。そして、このガスタービン燃焼器12で生成された作動流体である高温・高圧の燃焼ガスが、タービン13を構成する複数の静翼21と動翼22を通過することでロータ24を駆動回転し、このロータ24に連結された発電機を駆動する一方、排気ガスは排気室14の排気ディフューザ23で静圧に変換されてから大気に放出される。
図2に示すように、ガスタービン燃焼器12においては、燃焼器外筒31の内部に所定間隔をあけて燃焼器内筒32が支持され、この燃焼器内筒32の先端部に燃焼器尾筒33が連結されて燃焼器ケーシングが構成されている。燃焼器内筒32内には、その中心部にパイロットノズル(燃料ノズル)34が配設されるとともに、燃焼器内筒32の内周面に周方向に沿ってパイロットノズル34を取り囲むように複数のメインノズル(予混合ノズル:燃料ノズル)35が配設されており、パイロットノズル34の先端部にはパイロットコーン36が装着されている。また、燃焼器外筒31の内周面に周方向に沿って複数のトップハットノズル37が配設されている。
図3を用いて詳細に説明すると、燃焼器外筒31は、外筒本体41の基端部に外筒蓋部42が密着し、複数の締結ボルト43により締結されて構成されており、この外筒蓋部42に燃焼器内筒32の基端部が嵌着され、外筒蓋部42と燃焼器内筒32との間に圧縮空気流路44が形成されている。そして、燃焼器内筒32内にて、その中心部にパイロットノズル34が配設されるとともに、このパイロットノズル34を取り囲むように複数のメインノズル35が配設され、各メインノズル35の先端部がメインバーナ45に連通している。
また、外筒蓋部42には、トップハット部47が嵌合し、複数の締結ボルト48により締結されており、上述したトップハットノズル37は、このトップハット部47に設けられている。すなわち、トップハット部47の基端部に周方向に沿って燃料キャビティ49が形成され、この燃料キャビティ49から先端側に向けて複数の燃料通路50が形成されており、この各燃料通路50の先端部にペグ52が連結されている。
そして、図示しないパイロット燃料ラインがパイロットノズル34の燃料ポート53に連結され、メイン燃料ラインがメインノズル35の燃料ポート54連結され、トップハット燃料ラインがトップハットノズル37の燃料ポート55に連結されている。
そして、このように構成されたガスタービン燃焼器12では、図2および図3に示すように、高温・高圧の圧縮空気の空気流が圧縮空気流路44に流れこむと、この圧縮空気がトップハットノズル37から噴射された燃料と混合され、この燃料混合気が燃焼器内筒32内に流れ込む。燃焼器内筒32内では、この燃料混合気がメインノズル35から噴射された燃料とメインバーナ45により混合され、予混合気の旋回流となって燃焼器尾筒33内に流れ込む。また、燃料混合気は、パイロットノズル34から噴射された燃料と混合され、図示しない種火により着火されて燃焼し、燃焼ガスとなって燃焼器尾筒33内に噴出する。このとき、燃焼ガスの一部が燃焼器尾筒33内に火炎を伴って周囲に拡散するように噴出することで、各メインノズル35から燃焼器尾筒33内に流れ込んだ予混合気に着火されて燃焼する。すなわち、パイロットノズル34から噴射したパイロット燃料による拡散火炎により、メインノズル35からの希薄予混合燃料の安定燃焼を行うための保炎を行うことができる。
さて、図3に示すように、燃焼器内筒32の入口部には、整流板(多孔板)61が設けられている。
整流板61は、図4に示すように、正面視(背面視)円形状を呈する板状の部材である。
整流板61の中央部には、正面視(背面視)円形状を呈するとともに、板厚方向に貫通してパイロットノズル34が挿通される第1の貫通穴62が一つ設けられている。貫通穴62の内周面63は、パイロットノズル34の外周面と合致する(接する)ようにして、すなわち、内周面63の内径と、パイロットノズル34の外周面の外径とが同じになるようにして形成されている。
また、貫通穴62の周囲には、正面視(背面視)円形状を呈するとともに、板厚方向に貫通してメインノズル35が挿通される第2の貫通穴64が周方向に沿って、所定(一定)の間隔をあけて(本実施形態では45度毎に)、複数個(本実施形態では八つ)設けられている。貫通穴64の内周面65は、メインノズル35の外周面と合致する(接する)ようにして、すなわち、内周面65の内径と、メインノズル35の外周面の外径とが同じになるようにして形成されている。
そして、整流板61には、周方向および径方向に沿って、板厚方向に貫通する多数の孔66が設けられている。これら孔66は、その内径(孔径)がすべて同一とされ、その数(密度)が、整流板61の半径方向内側から半径方向外側に向かって、すなわち、貫通穴62の内周面63から整流板61の外周面67に向かって漸次増加する(疎から密になる)ようにして設けられている。つまり、貫通穴62の開口率(整流板の面積に対する貫通孔の面積の占める割合)が内周面63から外周面67に向って漸次増加するようになっている。
本実施形態に係るガスタービン燃焼器12によれば、180度ターニング箇所で反転されてガスタービン燃焼器12の軸心側、すなわち内筒の中心に位置するパイロットノズル側に集中しやすい圧縮空気に対し、の内筒の半径方向内側に位置する孔66の数が少なくなるように、整流板61に多数の孔66が設けられている。
これにより、燃焼混合箇所から180度ターニング箇所までの整流距離が、従来のように十分に取れないような場合でも、燃焼領域における流れ、および燃料濃度の均一化を図ることができ、NOxを増加させることなく、小型・軽量化、および製造コストの低廉化を図ることができる。
本実施形態に係るガスタービン燃焼器12を具備したガスタービン10によれば、NOxを増加させることなく、小型・軽量化、および製造コストの低廉化を図ることができるガスタービン燃焼器を具備しているので、当該ガスタービンの小型・軽量化、および製造コストの低廉化を図ることができる。
〔第2実施形態〕
本発明の第2実施形態に係るガスタービン燃焼器について、図5を参照しながら説明する。図5は本実施形態に係るガスタービン燃焼器に適用される整流板の正面図である。
本実施形態に係るガスタービン燃焼器は、整流板61の代わりに整流板71が設けられているという点で上述した第1実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第1実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
なお、上述した第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付している。
図5に示すように、整流板71には、周方向および径方向に沿って、板厚方向に貫通する多数の孔76が設けられている。これら孔76は、その内径(孔径)が、整流板61の半径方向内側から半径方向外側に向かって、すなわち、貫通穴62の内周面63から整流板71の外周面67に向かって漸次大きくなるとともに、その数(密度)が、整流板71の半径方向内側から半径方向外側に向かって、すなわち、貫通穴62の内周面63から整流板61の外周面67に向かって漸次増加する(疎から密になる)ようにして設けられている。つまり、貫通穴62の開口率が内周面63から外周面67に向って漸次増加するようになっている。
本実施形態に係るガスタービン燃焼器によれば、180度ターニング箇所で反転されてガスタービン燃焼器の軸心側、すなわち内筒の中心に位置するパイロットノズル側に集中しやすい圧縮空気に対し、内筒の半径方向内側に位置する孔76の孔径が小さくなるように、整流板71に多数の孔76が設けられている。
これにより、燃焼混合箇所から180度ターニング箇所までの整流距離が、従来のように十分に取れないような場合でも、燃焼領域における流れ、および燃料濃度の均一化を図ることができ、NOxを増加させることなく、小型・軽量化、および製造コストの低廉化を図ることができる。
本実施形態に係るガスタービン燃焼器12を具備したガスタービン10によれば、NOxを増加させることなく、小型・軽量化、および製造コストの低廉化を図ることができるガスタービン燃焼器を具備しているので、当該ガスタービンの小型・軽量化、および製造コストの低廉化を図ることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜必要に応じて変形・変更実施可能である。
例えば、上述した第1実施形態に係る技術的思想を、特開2010−181142号公報や特開2009−139084号公報に開示されているガスタービン燃焼器に適用する場合には、図6に示す整流板81が用いられ、上述した第2実施形態に係る技術的思想を、特開2010−181142号公報や特開2009−139084号公報に開示されているガスタービン燃焼器に適用する場合には、図7に示す整流板91が用いられることになる。
図6中の符号82および図7中の符号92はそれぞれ、図示しない燃料ノズルが挿通される貫通穴である。
なお、整流板81,91は、複数(図6および図7に示すものでは五つ)の燃料ノズルに対して個別に設けられており、各貫通穴82,92の中心は、挿通される燃料ノズルの軸心と略同心とされている。
10 ガスタービン
12 ガスタービン燃焼器
32 燃焼器内筒(内筒)
34 パイロットノズル(燃料ノズル)
35 メインノズル(燃料ノズル)
42 外筒蓋部(外筒)
44 圧縮空気流路
61 整流板
66 孔
71 整流板
76 孔
81 整流板
91 整流板

Claims (6)

  1. 内筒と、
    前記内筒の内周面に沿って周方向に配置される複数の燃料ノズルと、
    その内周面と前記内筒の外周面との間に圧縮空気流路が形成される外筒とを備え、
    前記圧縮空気流路を流れる圧縮空気が、前記内筒の端部で流動方向が略反転されて前記燃料ノズルに導入されるガスタービン燃焼器であって、
    前記内筒の入口部に、前記複数の燃料ノズルの間に形成される空間を遮るようにして整流板が設けられ、
    前記整流板には、当該整流板を挟んで前記圧縮空気流路の上流側と下流側とを連通する多数の孔が設けられており、
    前記多数の孔の開口率は、前記整流板の半径方向内側から半径方向外側に向かって、漸次増加するようにして配置されていることを特徴とするガスタービン燃焼器。
  2. 前記整流板に設けられている多数の孔は、同一の内径を有し、
    前記多数の孔は、その数が、前記整流板の半径方向内側から半径方向外側に向かって、漸次増加するようにして配置されていることを特徴とする請求項1に記載のガスタービン燃焼器。
  3. 前記整流板に設けられている多数の孔は、その孔径が、前記整流板の半径方向内側から半径方向外側に向かって、漸次大きくなるようにして配置されていることを特徴とするガスタービン燃焼器を特徴とする請求項1に記載のガスタービン燃焼器。
  4. 前記複数の燃料ノズルは、
    ガスタービン燃焼器の軸心に設置されて拡散燃焼を行うパイロットノズルと、
    前記パイロットノズルの外周側で周方向に間隔を隔てて複数設置され、予混合燃焼を行うメインノズルであることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のガスタービン燃焼器。
  5. 前記整流板は、前記複数の燃料ノズルに対して個別に設けられており、前記燃料ノズルが挿通される貫通穴の中心は、挿通される燃料ノズルの軸心と略同心とされていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のガスタービン燃焼器。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載のガスタービン燃焼器を備えていることを特徴とするガスタービン。
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