JP2014092286A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2014092286A5
JP2014092286A5 JP2012240829A JP2012240829A JP2014092286A5 JP 2014092286 A5 JP2014092286 A5 JP 2014092286A5 JP 2012240829 A JP2012240829 A JP 2012240829A JP 2012240829 A JP2012240829 A JP 2012240829A JP 2014092286 A5 JP2014092286 A5 JP 2014092286A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling
air
burner
cylinder
cooling passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012240829A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014092286A (ja
JP6012407B2 (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority claimed from JP2012240829A external-priority patent/JP6012407B2/ja
Priority to JP2012240829A priority Critical patent/JP6012407B2/ja
Priority to KR1020157010871A priority patent/KR101676975B1/ko
Priority to CN201380056168.8A priority patent/CN104755843B/zh
Priority to DE112013005209.1T priority patent/DE112013005209B4/de
Priority to PCT/JP2013/078618 priority patent/WO2014069289A1/ja
Priority to US14/438,723 priority patent/US9989258B2/en
Publication of JP2014092286A publication Critical patent/JP2014092286A/ja
Publication of JP2014092286A5 publication Critical patent/JP2014092286A5/ja
Publication of JP6012407B2 publication Critical patent/JP6012407B2/ja
Application granted granted Critical
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

ガスタービン燃焼器及びガスタービン
本発明は、予混合燃焼方式のガスタービン燃焼器、及びガスタービン燃焼器を備えるガスタービンに関するものである。
従来、燃料と燃焼用空気とを予め混合した予混合気を燃焼させる、予混合燃焼方式のガスタービン燃焼器が知られている(例えば、特許文献1参照)。このガスタービン燃焼器は、予混合気が流通するメインバーナを有し、メインバーナは、バーナ外筒と、その下流の延長管とを含んで構成されている。メインバーナからの予混合気を燃焼させると、メインバーナの内部に亘って逆火(燃焼)する現象であるフラッシュバックが発生する。このため、フラッシュバックの発生を抑制するために、バーナ外筒と延長管との間の隙間から、延長管の内壁面に沿ってフィルム状の空気(フィルム空気)を流している。
特許第4070758号公報
ところで、ガスタービン燃焼器に取り込まれる空気量は、上記した燃焼用空気、フィルム空気の他、冷却空気として、それぞれ分配される。このとき、ガスタービン燃焼器に取り込まれる空気量は、ガスタービンの出力性能に応じて予め規定されている。このため、フィルム空気及び冷却空気として使用する空気量が多いと、その分、燃焼用空気として使用する空気量が少なくなってしまう。この場合、予混合気の燃料成分が濃くなってしまうことから、燃焼時に発生するNOxの低減が困難となる。
そこで、本発明は、フラッシュバックを抑制しつつ、燃焼時に発生するNOxを低減することができるガスタービン燃焼器及びガスタービンを提供することを課題とする。
本発明のガスタービン燃焼器は、燃料と燃焼用空気とを予め混合させた予混合気が燃焼することで、内部に燃焼領域が形成されるガスタービン燃焼器において、予混合気が流通する予混合気供給通路と、予混合気供給通路に設けられ、予混合気供給通路の内壁面に沿わせたフィルム状のフィルム空気を供給するためのフィルム空気供給口と、形成される燃焼領域と対向する内壁面を冷却するための冷却空気が流通する冷却通路と、を備え、冷却通路は、その流出側がフィルム空気供給口に接続されていることを特徴とする。
この構成によれば、冷却空気をフィルム空気として使用することができるため、冷却空気とフィルム空気とをそれぞれ使用する場合に比して、使用する空気量を低減させることができ、これにより、燃用空気として使用する空気量を増大させることができる。よって、予混合気の燃料成分を薄めることができるため、フラッシュバックを抑制しつつ、燃焼室の内壁面を冷却することができ、且つ予混合気を燃焼させることで発生するNOxを低減することができる。
この場合、冷却通路は、内壁面を挟んで燃焼領域の反対側の面となる内面に沿わせて形成されていることが好ましい。
この構成によれば、冷却空気を内面に沿わせて流通させることができるため、内壁面を好適に冷却することができる。
この場合、冷却通路には、冷却空気を内面に吹き当てるように貫通形成されるインピンジ孔を含むインピンジ部材が介設されていることが好ましい。
この構成によれば、冷却通路を流通する冷却空気を、インピンジ部材を通過させることで、内面に吹き当てることができるため、燃焼領域と対向する内壁面を好適に冷却することができる。このとき、インピンジ孔を通過した空気は、その流速を速くでき、内面の冷却効率を向上させることができることから、冷却空気として使用される空気量を低減させることができる。
この場合、フィルム空気供給口は、予混合気供給通路の上流側の内壁面と、上流側の内壁面の外側に設けられる下流側の内壁面との間に形成される開口であることが好ましい。
この構成によれば、フィルム空気供給口から供給されるフィルム空気を、予混合気供給通路の内壁面に沿わせて好適に流通させることができる。
この場合、フィルム空気供給口は、予混合気供給通路の内壁面に形成されるスリット開口であることが好ましい。
この構成によれば、フィルム空気供給口から供給されるフィルム空気を、予混合気供給通路の内壁面から供給することができるため、内壁面を同一面とすることができる。
本発明のガスタービンは、上記のガスタービン燃焼器と、ガスタービン燃焼器において、予混合気を燃焼させることで発生する燃焼ガスにより回転するタービンと、を備える。
この構成によれば、フラッシュバックを抑制しつつ、低NOxとなる燃焼によって、タービンを回転させることができる。
図1は、実施例1に係るガスタービンの概略構成図である。 図2は、図1のガスタービン燃焼器における拡大図である。 図3は、ガスタービン燃焼器の内部構成を概略的に示す図である。 図4は、パイロットコーンの冷却通路周りの構成を示す模式図である。 図5は、実施例2に係るガスタービン燃焼器のパイロットコーンの冷却通路周りの構成を示す模式図である。 図6は、実施例3に係るガスタービン燃焼器のバーナの冷却通路周りの構成を示す模式図である。 図7は、実施例3の変形例に係るガスタービン燃焼器のバーナの冷却通路周りの構成を示す模式図である。 図8は、実施例4に係るガスタービン燃焼器のバーナの冷却通路周りの構成を示す模式図である。 図9は、実施例4の変形例に係るガスタービン燃焼器のバーナの冷却通路周りの構成を示す模式図である。
以下に、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施例における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、実施例1に係るガスタービンの概略構成図である。図1に示すように、ガスタービン1は、圧縮機11とガスタービン燃焼器(以下、燃焼器という)12とタービン13と排気室14とを備えており、タービン13に図示しない発電機が連結されている。
圧縮機11は、空気を取り込む空気取入口15を有し、圧縮機車室16内に複数の静翼17と複数の動翼18とが交互に配設されている。燃焼器12は、圧縮機11で圧縮された圧縮空気(燃焼用空気)に対して燃料を供給し、バーナで点火することで燃焼可能となっている。タービン13は、タービン車室20内に複数の静翼21と複数の動翼22とが交互に配設されている。排気室14は、タービン13に連続する排気ディフューザ23を有している。また、圧縮機11、燃焼器12、タービン13、排気室14の中心部を貫通するようにロータ(タービン軸)24が位置しており、圧縮機11側の端部が軸受部25により回転自在に支持される一方、排気室14側の端部が軸受部26により回転自在に支持されている。そして、このロータ24に複数のディスクプレートが固定され、各動翼18,22が連結されると共に、排気室14側の端部に図示しない発電機の駆動軸が連結されている。
従って、圧縮機11の空気取入口15から取り込まれた空気が、複数の静翼21と複数の動翼22とを通過して圧縮されることで高温・高圧の圧縮空気となり、燃焼器12にて、この圧縮空気に対して所定の燃料が供給されることで燃焼する。そして、この燃焼器12で生成された作動流体である高温・高圧の燃焼ガスが、タービン13を構成する複数の静翼17と複数の動翼18とを通過することでロータ24を駆動回転させて、このロータ24に連結された発電機を駆動する。一方、ロータ24を駆動回転させた後の燃焼ガスである排気ガスは、排気室14の排気ディフューザ23で静圧に変換されてから大気に放出される。
図2は、図1のガスタービン燃焼器における拡大図である。燃焼器12は、燃焼器ケーシング30を有する。燃焼器ケーシング30は、外筒31の内部に配置された内筒32と、内筒32の先端部に連結された尾筒33とを有し、ロータ24の回転軸Lに対して傾斜した中心軸Sに沿って延在する。
外筒31は、圧縮機11からの圧縮空気が流入する車室34を形成する車室ハウジング27に締結されている。内筒32は、その基端部が外筒31に支持され、外筒31の内側に、外筒31から所定間隔をあけて配置されている。内筒32の中心部には、中心軸Sに沿ってパイロットバーナ40が配設されている。パイロットバーナ40の周囲には、パイロットバーナ40を取り囲むように等間隔にかつパイロットバーナ40と平行に複数のメインバーナ50が配設されている。尾筒33は、その基端が円筒状に形成されて内筒32の先端に連結されている。尾筒33は、先端側にかけて断面積が小さくかつ湾曲して形成され、タービン13の1段目の静翼21に向けて開口している。尾筒33は、内部に燃焼室を形成する。
図3は、ガスタービン燃焼器の内部構成を概略的に示す図である。パイロットバーナ40は、パイロットコーン41と、パイロットコーン41の内部に、かつ、中心軸Sに沿って配置されたパイロットノズル42と、パイロットノズル42の外周部に設けられるパイロットスワラ43とを有する。メインバーナ50は、バーナ筒51と、バーナ筒51の内部に、かつ、中心軸Sと平行に配置されたメインノズル52とを有する。パイロットノズル42には、燃料ポート44(図2)を介して不図示のパイロット燃ラインから燃料が供給される。メインノズル52には、燃料ポート54(図2)を介して不図示のメイン燃料ラインから燃料が供給される。
図2において、圧縮機11からの高温高圧の圧縮空気は、燃焼器12の周囲の車室34に流入する。この圧縮空気は、尾筒33および内筒32の外側を、尾筒33側から内筒32側へと流れ、内筒32の基端側から内筒32の内部に流入する。内筒32内に流入した圧縮空気は、パイロットバーナ40およびメインバーナ50で燃料と混合するとともに燃焼し、燃焼ガスとなる。
すなわち、内筒32に流入した圧縮空気は、メインノズル52から噴射された燃料と混合し、予混合気の旋回流となってバーナ筒51から尾筒33内に流れ込む。このため、バーナ筒51は、予混合気を尾筒33へ向かって供給する予混合気供給通路として機能する。これとは別に、内筒32に流入した圧縮空気は、パイロットスワラ43で旋回され、パイロットノズル42から噴射された燃料と混合し、予混合気となって尾筒33内に流れ込む。パイロットノズル42からの予混合気は、図示しない種火により着火されて燃焼し、燃焼ガスとなって尾筒33内に噴出する。このとき、燃焼ガスの一部が尾筒33内に火炎を伴って周囲に拡散するように噴出する。これにより、各メインバーナ50のバーナ筒51から尾筒33内に流れ込んだ予混合気が着火され、燃焼する。
このように、パイロットノズル42から噴射した燃料拡散燃焼させることにより、メインノズル52からの希薄予混合燃料の安定燃焼を行うための保炎を行うことができる。また、メインバーナ50でメインノズル52からの燃料と圧縮空気とを予混合させることにより、燃料濃度が均一化され、NOxを低減可能となっている。
図4は、パイロットコーンの冷却通路周りの構成を示す模式図である。図4に示すように、予混合気が燃焼しない未燃焼領域R2は、メインバーナ50の内部を含む領域となっている。また、予混合気が燃焼する燃焼領域R1は、パイロットノズル42の下流であり、パイロットコーン41の内部及び尾筒33の内部を含む領域となっている。このため、予混合気が燃焼した燃焼ガスは、尾筒33の内部を流れる。このように、燃焼領域R1は、内筒32の内部から尾筒33の内部に亘って形成される。
ところで、このような予混合方式の燃焼器12では、メインノズル52の下流において、バーナ筒51内を流れる予混合気の流速が、バーナ筒51の内壁面側で低下する。この場合、燃焼領域R1における燃焼が、低速となる予混合気へ向かって広がるため、燃焼領域R1から未燃焼領域R2への逆火(フラッシュバック)が生じ易くなる。このため、燃焼領域R1から未燃焼領域R2へのフラッシュバックを抑制すべく、メインバーナ50のバーナ筒51には、バーナ筒51の内壁面に沿ってフィルム空気が供給されている。
加えて、燃焼領域R1は、高温となることから、燃焼領域R1と対向する内壁面を冷却する必要がある。具体的に、燃焼領域R1と対向する内壁面としては、パイロットコーン41の内壁面及び後述するバックステップ面65がある。このパイロットコーン41の内壁面及びバックステップ面65を冷却すべく、パイロットコーン41の内部には、冷却空気が供給されている。
以上から、圧縮機11の空気取入口15から取り込まれた空気は、燃焼用空気、フィルム空気、冷却空気として使用される。ここで、取り込まれる空気量は、ガスタービン1の出力性能に応じて、予め規定されている。このため、フィルム空気及び冷却空気として使用する空気量が多いと、その分、燃焼用空気として使用する空気量が少なくなってしまう。そこで、実施例1では、下記の構成とすることで、燃焼用空気の空気量の低減を抑制している。以下、図4を参照して、パイロットコーン41及びバーナ筒51周りの構成について説明する。
図4に示すように、バーナ筒51は、第1バーナ筒56と、第2バーナ筒57とを有する。第1バーナ筒56の先端部56aは、メインノズル52よりも予混合気の流れ方向下流側まで延在している。その先端部56aを覆うように、先端部56aの外側に、第2バーナ筒57の基端部57aが、先端部56aから径方向に隙間をあけて配置されている。すなわち、第2バーナ筒57の基端部57aの内周面は第1バーナ筒56の先端部56aの外周面よりも大径であり、第1バーナ筒56の外周面と第2バーナ筒57の内周面との間に、円環状の開口が形成されている。この円環状の開口が、フィルム空気を供給するフィルム空気供給口61となっている。また、パイロットコーン41は、その先端部41aが、予混合気の流れ方向下流側へ向かって広がるテーパ形状となっている。
パイロットコーン41の内周面(内壁面)の先端部41aと、第2バーナ筒57(バーナ筒51)の内周面の先端部57bとは、バックステップ面65によって接続されている。バックステップ面65は、中心軸Sに対して直交する面となっており、燃焼領域R1に対向する面となっている。
パイロットコーン41は、その内部に冷却空気が流通する冷却通路71が形成されている。冷却通路71は、パイロットコーン41の外周面とバーナ筒51の外周面との間に形成されている。この冷却通路71は、その一端部が、圧縮空気が流入する車室34に接続され、その他端部が、フィルム空気供給口61に接続されている。冷却通路71は、上流側冷却通路71aと、中流側冷却通路71bと、下流側冷却通路71cと、フィルム空気供給通路71dとを含んで構成されている。
上流側冷却通路71aは、パイロットコーン41の外周面に沿う冷却通路であり、パイロットコーン41の基端側から先端側に向かって冷却空気が流れる。中流側冷却通路71bは、バックステップ面65の内部側(反対側)の面(内面)に沿う冷却通路であり、パイロットコーン41から各第2バーナ筒57に向かって冷却空気が流れる。下流側冷却通路71cは、第2バーナ筒57の外周面に沿う冷却通路であり、第2バーナ筒57の先端側から基端側に向かって冷却空気が流れる。フィルム空気供給通路71dは、第1バーナ筒56の外周面と第2バーナ筒57の内周面との間の冷却通路であり、第2バーナ筒57の基端側から先端側に向かって冷却空気が流れ、フィルム空気供給口61から冷却空気が排出される。
このように構成された冷却通路71に、車室34の圧縮空気の一部が冷却空気として流入する。すると、冷却空気は、上流側冷却通路71aを流れることで、パイロットコーン41の外周面に沿って流れ、これにより、パイロットコーン41の内周面を冷却する。この後、冷却空気は、中流側冷却通路71bを流れることで、バックステップ面65の内面に沿って流れ、これにより、バックステップ面65を冷却する。そして、冷却空気は、下流側冷却通路71cを流れることで、第2バーナ筒57の外周面に沿って流れ、これにより、第2バーナ筒57の内周面を冷却する。このため、冷却空気は、上流側冷却通路71aと下流側冷却通路71cとで相互に反対方向に流れる。続いて、冷却空気は、フィルム空気供給通路71dを流れることで、第2バーナ筒57の内周面に沿って流れ、これにより、フィルム空気供給口61からフィルム空気として排出される。
フィルム空気供給口61から排出されたフィルム空気は、第2バーナ筒57の内周面に沿って流れると共に、フィルム空気供給口61の下流において、第2バーナ筒57内を流れる予混合気と合流する。
以上のように、実施例1の構成によれば、冷却空気をフィルム空気として使用することができるため、冷却空気とフィルム空気とをそれぞれ使用する場合に比して、使用する空気量を低減させることができ、これにより、燃用空気として使用する空気量を増大させることができる。よって、予混合気の燃料成分を薄めることができるため、フラッシュバックを抑制しつつ、燃焼領域R1と対向する面、すなわちバックステップ面65等を冷却することができ、且つ予混合気を燃焼させることで発生するNOxを低減することができる。
次に、図5を参照して、実施例2に係るガスタービン燃焼器100について説明する。図5は、実施例2に係るガスタービン燃焼器のパイロットコーンの冷却通路周りの構成を示す模式図である。なお、実施例2では、実施例1と重複する記載を避けるべく、実施例1と異なる部分についてのみ説明する。実施例1のガスタービン燃焼器12では、パイロットバーナ40の周囲に複数のメインバーナ50が設けられていた。これに対し、実施例2のガスタービン燃焼器では、パイロットバーナ40の周囲に環状のメインバーナ105が設けられる、いわゆるアニュラー型燃焼器となっている。
図5に示すように、実施例2に係るガスタービン燃焼器100では、パイロットバーナ40の周囲に環状のメインバーナ105が設けられることから、フィルム空気は、メインバーナ105の内側内周面と、メインバーナ105の内側内周面に対向する外側内周面とに沿って流れる。このため、フィルム空気供給口61は、内側内周面に設けられる内側フィルム空気供給口61aと、外側内周面に設けられる外側フィルム空気供給口61bとを含んで構成されている。内側フィルム空気供給口61aは、環状のバーナ筒106の内周面にスリット状に開口されたスリット開口となっている。スリット開口となる内側フィルム空気供給口61aは、バーナ筒106の上流側から下流側に向かうように傾斜させて形成されている。
そして、パイロットバーナ40のパイロットコーン41を冷却する冷却通路71は、内側フィルム空気供給口61aに接続されている。一方で、外側フィルム空気供給口61bは、車室34に接続されている。このため、冷却通路71は、上流側冷却通路71aと、中流側冷却通路71bと、下流側冷却通路71cとを含んで構成されている。なお、上流側冷却通路71a、中流側冷却通路71b及び下流側冷却通路71cは、実施例1と同様である。このとき、内側フィルム空気供給口61aは、下流側冷却通路71cに接続されている。
このように構成された冷却通路71に、車室34の圧縮空気の一部が冷却空気として流入する。すると、冷却空気は、上流側冷却通路71aを流れることで、パイロットコーン41の外周面に沿って流れ、これにより、パイロットコーン41の内周面を冷却する。この後、冷却空気は、中流側冷却通路71bを流れることで、バックステップ面65の内面に沿って流れ、これにより、バックステップ面65を冷却する。そして、冷却空気は、下流側冷却通路71cを流れることで、バーナ筒106の内側に沿って流れ、これにより、バーナ筒106の内側内周面を冷却する。このため、冷却空気は、上流側冷却通路71aと下流側冷却通路71cとで相互に反対方向に流れる。続いて、冷却空気は、下流側冷却通路71cに接続された内側フィルム空気供給口61aからフィルム空気として排出される。
内側フィルム空気供給口61aから排出されたフィルム空気は、バーナ筒106の内側内周面に沿って流れると共に、内側フィルム空気供給口61aの下流において、バーナ筒106内を流れる予混合気と合流する。
以上のように、実施例2の構成によれば、アニュラー型燃焼器であっても、冷却空気をフィルム空気として使用することができるため、冷却空気とフィルム空気とをそれぞれ使用する場合に比して、使用する空気量を低減させることができ、これにより、燃用空気として使用する空気量を増大させることができる。よって、予混合気の燃料成分を薄めることができるため、フラッシュバックを抑制しつつ、燃焼領域R1と対向する面、すなわちバックステップ面65等を冷却することができ、且つ予混合気を燃焼させることで発生するNOxを低減することができる。
次に、図6を参照して、実施例3に係るガスタービン燃焼器110について説明する。図6は、実施例3に係るガスタービン燃焼器のバーナの冷却通路周りの構成を示す模式図である。なお、実施例3でも、実施例1と重複する記載を避けるべく、実施例1と異なる部分についてのみ説明する。実施例1のガスタービン燃焼器12では、パイロットバーナ40の周囲に複数のメインバーナ50が設けられていた。これに対し、実施例3のガスタービン燃焼器110は、中心軸Sを中心として、内側の環状となる内側バーナ111と、内側バーナ111の外側の周囲に設けられる環状の外側バーナ112とが設けられる燃焼器となっている。
図6に示すように、実施例3に係るガスタービン燃焼器110において、内側バーナ111は、環状の内側筒114と、内側筒114の内部に設けられる内側燃料ノズル115とを有する。また、外側バーナ112は、環状の外側筒116と、外側筒116の内部に設けられる外側燃料ノズル117とを有する。内側燃料ノズル115及び外側燃料ノズル117には、不図示の燃ラインから燃料が供給される。また、内側燃料ノズル115及び外側燃料ノズル117は、旋回流を生じさせるスワラとして機能している。
内側バーナ111の内側筒114には、圧縮空気が流入する。内側筒114に流入した圧縮空気は、内側燃料ノズル115から噴射された燃料と混合し、予混合気の旋回流となって内側筒114から尾筒33内に流れ込む。このため、内側筒114は、予混合気を尾筒33へ向かって供給する予混合気供給通路として機能する。これとは別に、外側バーナ112の外側筒116には、圧縮空気が流入する。外側筒116に流入した圧縮空気は、外側燃料ノズル117から噴射された燃料と混合し、予混合気の旋回流となって外側筒116から尾筒33内に流れ込む。このため、外側筒116も、予混合気を尾筒33へ向かって供給する予混合気供給通路として機能する。内側バーナ111の内側筒114からの予混合気は、図示しない種火により着火されて燃焼し、燃焼ガスとなって尾筒33内に噴出する。このとき、燃焼ガスの一部が尾筒33内に火炎を伴って周囲に拡散するように噴出する。これにより、外側バーナ112の外側筒116から尾筒33内に流れ込んだ予混合気が着火され、燃焼する。
図6に示すように、予混合気が燃焼しない未燃焼領域R2は、内側筒114及び外側筒116の下流側において形成される。また、予混合気が燃焼する燃焼領域R1は、内側筒114の内側におけるバックステップ面65の下流側から尾筒33の内部に至る領域、及び内側筒114と外側筒116との間におけるバックステップ面65の下流側から尾筒33の内部に至る領域となっている。
このような燃焼器110において、フィルム空気は、内側バーナ111の内側筒114の内側の内周面と、外側バーナ112の外側筒116の内側の内周面とに沿って流れる。このため、内側筒114の内側の内周面には、内側フィルム空気供給口125が設けられ、外側筒116の内側の内周面には、外側フィルム空気供給口126が設けられている。内側フィルム空気供給口125は、環状の内側筒114の内側の内周面にスリット状に開口されたスリット開口となっている。また、外側フィルム空気供給口126は、環状の外側筒116の内側の内周面にスリット状に開口されたスリット開口となっている。
そして、内側筒114の内側のバックステップ面65を冷却する内側冷却通路121は、内側フィルム空気供給口125に接続されている。また、内側筒114と外側筒116との間のバックステップ面65を冷却する外側冷却通路122は、外側フィルム空気供給口126に接続されている。
内側冷却通路121は、上流側内側冷却通路121aと、下流側内側冷却通路121bとを含んで構成されている。上流側内側冷却通路121aは、内側筒114の内側のバックステップ面65の内部側(反対側)の面(内面)に沿う冷却通路であり、中心軸Sから内側筒114に向かって冷却空気が流れる。下流側内側冷却通路121bは、内側筒114の内側の内周面の内部側(反対側)の面(内面)に沿う冷却通路であり、内側筒114の先端側から基端側に向かって冷却空気が流れる。このとき、内側フィルム空気供給口125は、下流側内側冷却通路121bに接続されている。
外側冷却通路122は、上流側外側冷却通路122aと、下流側外側冷却通路122bとを含んで構成されている。上流側外側冷却通路122aは、内側筒114と外側筒116との間のバックステップ面65の内部側(反対側)の面(内面)に沿う冷却通路であり、内側筒114から外側筒116に向かって冷却空気が流れる。下流側外側冷却通路122bは、外側筒116の内側の内周面の内部側(反対側)の面(内面)に沿う冷却通路であり、外側筒116の先端側から基端側に向かって冷却空気が流れる。このとき、外側フィルム空気供給口126は、下流側外側冷却通路122bに接続されている。
このように構成された内側冷却通路121及び外側冷却通路122に、車室34の圧縮空気の一部が冷却空気として流入する。すると、内側冷却通路121において、冷却空気は、上流側内側冷却通路121aを流れることで、内側筒114の内側のバックステップ面65の内面に沿って流れ、これにより、バックステップ面65を冷却する。そして、冷却空気は、下流側内側冷却通路121bを流れることで、内側筒114の内面に沿って流れ、これにより、内側筒114の内側の内周面を冷却する。続いて、冷却空気は、下流側内側冷却通路121bに接続された内側フィルム空気供給口125からフィルム空気として排出される。同様に、外側冷却通路122において、冷却空気は、上流側外側冷却通路122aを流れることで、内側筒114と外側筒116との間のバックステップ面65の内面に沿って流れ、これにより、バックステップ面65を冷却する。そして、冷却空気は、下流側外側冷却通路122bを流れることで、外側筒116の内面に沿って流れ、これにより、外側筒116の内側の内周面を冷却する。続いて、冷却空気は、下流側外側冷却通路122bに接続された外側フィルム空気供給口126からフィルム空気として排出される。
内側フィルム空気供給口125から排出されたフィルム空気は、内側筒114の内側の内周面に沿って流れると共に、内側フィルム空気供給口125の下流において、内側筒114内を流れる予混合気と合流する。また、外側フィルム空気供給口126から排出されたフィルム空気は、外側筒116の内側の内周面に沿って流れると共に、外側フィルム空気供給口126の下流において、外側筒116内を流れる予混合気と合流する。
以上のように、実施例3の構成に係るガスタービン燃焼器110であっても、冷却空気をフィルム空気として使用することができるため、冷却空気とフィルム空気とをそれぞれ使用する場合に比して、使用する空気量を低減させることができ、これにより、燃用空気として使用する空気量を増大させることができる。よって、予混合気の燃料成分を薄めることができるため、フラッシュバックを抑制しつつ、燃焼領域R1と対向する面、すなわちバックステップ面65等を冷却することができ、且つ予混合気を燃焼させることで発生するNOxを低減することができる。
なお、実施例3では、内側冷却通路121及び外側冷却通路122を設けたが、図7に示す変形例としてもよい。図7は、実施例3の変形例に係るガスタービン燃焼器のバーナの冷却通路周りの構成を示す模式図である。図7に示すように、内側冷却通路121及び外側冷却通路122には、インピンジ部材131が介設されている。インピンジ部材131には、複数のインピンジ孔132が形成されている。各インピンジ孔132は、冷却空気をバックステップ面65に吹き当てるように貫通形成されている。そして、内側冷却通路121において、インピンジ部材131を通過した冷却空気は、内側冷却通路121の上流側内側冷却通路121aに流入する。同様に、外側冷却通路122において、インピンジ部材131を通過した冷却空気は、外側冷却通路122の上流側外側冷却通路122aに流入する。
この構成によれば、内側冷却通路121及び外側冷却通路122を流通する冷却空気を、インピンジ部材131を通過させることで、バックステップ面65の内面に吹き当てることができるため、バックステップ面65を好適に冷却することができる。このとき、インピンジ孔132を通過した冷却空気は、その流速を速くでき、バックステップ面65の冷却効率を向上させることができることから、冷却空気として使用される空気量をより低減させることができる。
次に、図8を参照して、実施例4に係るガスタービン燃焼器140について説明する。図8は、実施例4に係るガスタービン燃焼器のバーナの冷却通路周りの構成を示す模式図である。なお、実施例4でも、実施例1と重複する記載を避けるべく、実施例1と異なる部分についてのみ説明する。実施例1のガスタービン燃焼器12では、パイロットバーナ40の周囲に複数のメインバーナ50が設けられていた。これに対し、実施例4のガスタービン燃焼器110は、中心軸Sを中心として、複数のバーナ141が周方向に所定の間隔を空けて配設される燃焼器となっている。
図8に示すように、実施例4に係るガスタービン燃焼器140において、バーナ141は、バーナ筒142と、バーナ筒142の内部に、かつ、中心軸Sと平行に配置された燃料ノズル143とを有する。燃料ノズル143には、不図示のメイン燃料ラインから燃料が供給される。また、燃料ノズル143は、旋回流を生じさせるスワラとして機能している。
バーナ141のバーナ筒142には、圧縮空気が流入する。バーナ筒142に流入した圧縮空気は、燃料ノズル143から噴射された燃料と混合し、予混合気の旋回流となってバーナ筒142から尾筒33内に流れ込む。このため、バーナ筒142は、予混合気を尾筒33へ向かって供給する予混合気供給通路として機能する。複数のバーナ141のバーナ筒142からの予混合気は、図示しない種火により着火されて燃焼し、燃焼ガスとなって尾筒33内に噴出する。
図8に示すように、予混合気が燃焼しない未燃焼領域R2は、バーナ筒142の下流側において形成される。また、予混合気が燃焼する燃焼領域R1は、各バーナ筒142の先端部57b同士を接続するバックステップ面65の下流側から尾筒33の内部に至る領域となっている。
このような燃焼器140において、フィルム空気は、バーナ筒142の内周面に沿って流れる。このため、バーナ筒142の内周面には、フィルム空気供給口146が設けられている。フィルム空気供給口146は、内周面にスリット状に開口されたスリット開口となっている。そして、バックステップ面65を冷却する冷却通路145は、フィルム空気供給口146に接続されている。
冷却通路145は、上流側冷却通路145aと、下流側冷却通路145bとを含んで構成されている。上流側冷却通路145aは、中心軸Sの内周側のバックステップ面65の内部側(反対側)の面(内面)に沿う冷却通路と、中心軸Sの外周側のバックステップ面65の内部側(反対側)の面(内面)に沿う冷却通路とを含んでいる。このため、上流側冷却通路145aは、中心軸Sの中心側からバーナ筒142に向かって冷却空気が流れると共に、中心軸Sの外周側からバーナ筒142に向かって冷却空気が流れる。下流側冷却通路145bは、バーナ筒142の外周面に沿う冷却通路であり、バーナ筒142の先端側から基端側に向かって冷却空気が流れる。このとき、フィルム空気供給口146は、下流側冷却通路145bに接続されている。
このように構成された冷却通路145に、車室34の圧縮空気の一部が冷却空気として流入する。すると、冷却空気は、上流側冷却通路145aを流れることで、中心軸Sの内周側及び外周側のバックステップ面65の内面に沿って流れ、これにより、バックステップ面65を冷却する。そして、冷却空気は、下流側冷却通路145bを流れることで、バーナ筒142の外周面に沿って流れ、これにより、バーナ筒142の内周面を冷却する。続いて、冷却空気は、下流側冷却通路145bに接続されたフィルム空気供給口146からフィルム空気として排出される。
フィルム空気供給口146から排出されたフィルム空気は、バーナ筒142の内周面に沿って流れると共に、フィルム空気供給口146の下流において、バーナ筒142内を流れる予混合気と合流する。
以上のように、実施例4の構成に係るガスタービン燃焼器140であっても、冷却空気をフィルム空気として使用することができるため、冷却空気とフィルム空気とをそれぞれ使用する場合に比して、使用する空気量を低減させることができ、これにより、燃用空気として使用する空気量を増大させることができる。よって、予混合気の燃料成分を薄めることができるため、フラッシュバックを抑制しつつ、燃焼領域R1と対向する面、すなわちバックステップ面65等を冷却することができ、且つ予混合気を燃焼させることで発生するNOxを低減することができる。
なお、実施例4では、冷却通路145を設けたが、図9に示す変形例としてもよい。図9は、実施例4の変形例に係るガスタービン燃焼器のバーナの冷却通路周りの構成を示す模式図である。図9に示すように、冷却通路145には、インピンジ部材151が介設されている。インピンジ部材151には、複数のインピンジ孔152が形成されている。各インピンジ孔152は、冷却空気をバックステップ面65に吹き当てるように貫通形成されている。そして、冷却通路145において、インピンジ部材151を通過した冷却空気は、冷却通路145の上流側冷却通路145aに流入する。
この構成によれば、冷却通路145を流通する冷却空気を、インピンジ部材151を通過させることで、バックステップ面65の内面に吹き当てることができるため、バックステップ面65を好適に冷却することができる。このとき、インピンジ孔152を通過した冷却空気は、その流速を速くでき、バックステップ面65の冷却効率を向上させることができることから、冷却空気として使用される空気量をより低減させることができる。
1 ガスタービン
11 圧縮機
12 ガスタービン燃焼器
13 タービン
14 排気室
16 圧縮機車室
20 タービン車室
23 排気ディフューザ
24 ロータ
27 車室ハウジング
31 外筒
32 内筒
33 尾筒
34 車室
40 パイロットバーナ
41 パイロットコーン
42 パイロットノズル
43 パイロットスワラ
50 メインバーナ
51 バーナ筒
52 メインノズル
54 燃料ポート
56 第1バーナ筒
57 第2バーナ筒
61 フィルム空気供給口
65 バックステップ面
71 冷却通路
100 ガスタービン燃焼器(実施例2)
105 メインバーナ(実施例2)
106 バーナ筒(実施例2)
110 ガスタービン燃焼器(実施例3)
111 内側バーナ
112 外側バーナ
114 内側筒
115 内側燃料ノズル
116 外側筒
117 外側燃料ノズル
121 内側冷却通路
122 外側冷却通路
125 内側フィルム空気供給口
126 外側フィルム空気供給口
131 インピンジ部材
132 インピンジ孔
140 ガスタービン燃焼器(実施例4)
141 バーナ
142 バーナ筒
143 燃料ノズル
145 冷却通路
146 フィルム空気供給口
151 インピンジ部材
152 インピンジ孔
S 中心軸
R1 燃焼領域
R2 未燃焼領域

Claims (5)

  1. 燃料と燃焼用空気とを予め混合させた予混合気が燃焼することで、内部に燃焼領域が形成されるガスタービン燃焼器において、
    前記予混合気が流通する予混合気供給通路と、
    前記予混合気供給通路に設けられ、前記予混合気供給通路の内壁面に沿わせたフィルム状のフィルム空気を供給するためのフィルム空気供給口と、
    形成される前記燃焼領域と対向する内壁面を冷却するための冷却空気が流通する冷却通路と、を備え、
    前記冷却通路は、その流出側が前記フィルム空気供給口に接続されており、前記冷却空気の流れ方向において、前記内壁面を挟んで前記燃焼領域の反対側の面となる内面に沿った上流側の冷却通路と、前記予混合気供給通路の内面に沿った下流側の冷却通路と、を有していることを特徴とするガスタービン燃焼器。
  2. 前記冷却通路には、前記冷却空気を前記内面に吹き当てるように貫通形成されるインピンジ孔を含むインピンジ部材が介設されていることを特徴とする請求項に記載のガスタービン燃焼器。
  3. 前記フィルム空気供給口は、前記予混合気供給通路の上流側の前記内壁面と、上流側の前記内壁面の外側に設けられる下流側の前記内壁面との間に形成される開口であることを特徴とする請求項1または2に記載のガスタービン燃焼器。
  4. 前記フィルム空気供給口は、前記予混合気供給通路の前記内壁面に形成されるスリット開口であることを特徴とする請求項1または2に記載のガスタービン燃焼器。
  5. 請求項1からのいずれか1項に記載のガスタービン燃焼器と、
    前記ガスタービン燃焼器において、前記予混合気を燃焼させることで発生する燃焼ガスにより回転するタービンと、を備えることを特徴とするガスタービン。
JP2012240829A 2012-10-31 2012-10-31 ガスタービン燃焼器及びガスタービン Active JP6012407B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012240829A JP6012407B2 (ja) 2012-10-31 2012-10-31 ガスタービン燃焼器及びガスタービン
PCT/JP2013/078618 WO2014069289A1 (ja) 2012-10-31 2013-10-22 ガスタービン燃焼器及びガスタービン
CN201380056168.8A CN104755843B (zh) 2012-10-31 2013-10-22 燃气轮机燃烧器以及燃气轮机
DE112013005209.1T DE112013005209B4 (de) 2012-10-31 2013-10-22 Gasturbinenbrennkammer und Gasturbine
KR1020157010871A KR101676975B1 (ko) 2012-10-31 2013-10-22 가스 터빈 연소기 및 가스 터빈
US14/438,723 US9989258B2 (en) 2012-10-31 2013-10-22 Premixed-combustion gas turbine combustor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012240829A JP6012407B2 (ja) 2012-10-31 2012-10-31 ガスタービン燃焼器及びガスタービン

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2014092286A JP2014092286A (ja) 2014-05-19
JP2014092286A5 true JP2014092286A5 (ja) 2015-11-05
JP6012407B2 JP6012407B2 (ja) 2016-10-25

Family

ID=50627200

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012240829A Active JP6012407B2 (ja) 2012-10-31 2012-10-31 ガスタービン燃焼器及びガスタービン

Country Status (6)

Country Link
US (1) US9989258B2 (ja)
JP (1) JP6012407B2 (ja)
KR (1) KR101676975B1 (ja)
CN (1) CN104755843B (ja)
DE (1) DE112013005209B4 (ja)
WO (1) WO2014069289A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6840468B2 (ja) 2016-03-29 2021-03-10 三菱重工業株式会社 ガスタービン燃焼器
JP6634658B2 (ja) * 2016-12-20 2020-01-22 三菱重工業株式会社 メインノズル、燃焼器及びメインノズルの製造方法
DE102017101167A1 (de) 2017-01-23 2018-07-26 Man Diesel & Turbo Se Brennkammer einer Gasturbine, Gasturbine und Verfahren zum Betreiben derselben
JP6934359B2 (ja) * 2017-08-21 2021-09-15 三菱パワー株式会社 燃焼器及びその燃焼器を備えるガスタービン
CN108072053B (zh) * 2017-11-28 2020-12-01 中国航发沈阳发动机研究所 一种旋流雾化装置
JP6692847B2 (ja) * 2018-03-26 2020-05-13 三菱重工業株式会社 ガスタービン燃焼器及びこれを備えたガスタービン機関
DE112020005627T5 (de) 2020-02-19 2022-09-08 Mitsubishi Heavy Industries Engine & Turbocharger, Ltd. Verbrenner und gasturbine
EP3910238A1 (de) 2020-05-15 2021-11-17 Siemens Aktiengesellschaft Pilotkonus

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5076062A (en) * 1987-11-05 1991-12-31 General Electric Company Gas-cooled flameholder assembly
US5127221A (en) * 1990-05-03 1992-07-07 General Electric Company Transpiration cooled throat section for low nox combustor and related process
JP2954480B2 (ja) 1994-04-08 1999-09-27 株式会社日立製作所 ガスタービン燃焼器
US6269646B1 (en) 1998-01-28 2001-08-07 General Electric Company Combustors with improved dynamics
JP3337427B2 (ja) * 1998-09-17 2002-10-21 三菱重工業株式会社 ガスタービン用燃焼器
JP2000146183A (ja) 1998-11-12 2000-05-26 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガスタービン燃焼器
RU2406936C2 (ru) * 2003-09-05 2010-12-20 Делэвэн Инк Горелка для камеры сгорания газовой турбины (варианты)
JP2005114193A (ja) 2003-10-03 2005-04-28 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガスタービン燃焼器
US7007477B2 (en) * 2004-06-03 2006-03-07 General Electric Company Premixing burner with impingement cooled centerbody and method of cooling centerbody
JP4070758B2 (ja) * 2004-09-10 2008-04-02 三菱重工業株式会社 ガスタービン燃焼器
US20090019854A1 (en) * 2007-07-16 2009-01-22 General Electric Company APPARATUS/METHOD FOR COOLING COMBUSTION CHAMBER/VENTURI IN A LOW NOx COMBUSTOR
US8312722B2 (en) * 2008-10-23 2012-11-20 General Electric Company Flame holding tolerant fuel and air premixer for a gas turbine combustor
EP2230455B1 (en) * 2009-03-16 2012-04-18 Alstom Technology Ltd Burner for a gas turbine and method for locally cooling a hot gases flow passing through a burner
US8215950B2 (en) * 2009-04-07 2012-07-10 Genral Electric Company Low emission and flashback resistant burner tube and apparatus
US20100293956A1 (en) * 2009-05-21 2010-11-25 General Electric Company Turbine fuel nozzle having premixer with auxiliary vane
JP5472863B2 (ja) * 2009-06-03 2014-04-16 独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 ステージング型燃料ノズル
US8607569B2 (en) * 2009-07-01 2013-12-17 General Electric Company Methods and systems to thermally protect fuel nozzles in combustion systems
US8312724B2 (en) * 2011-01-26 2012-11-20 United Technologies Corporation Mixer assembly for a gas turbine engine having a pilot mixer with a corner flame stabilizing recirculation zone
US20130219899A1 (en) * 2012-02-27 2013-08-29 General Electric Company Annular premixed pilot in fuel nozzle
US9423135B2 (en) * 2013-11-21 2016-08-23 General Electric Company Combustor having mixing tube bundle with baffle arrangement for directing fuel
DE112015002441B4 (de) * 2014-05-23 2022-08-18 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Gasturbinenbrennkammer und Gasturbine
US11015809B2 (en) * 2014-12-30 2021-05-25 General Electric Company Pilot nozzle in gas turbine combustor

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6012407B2 (ja) ガスタービン燃焼器及びガスタービン
JP5611450B2 (ja) ノズル及びガスタービン燃焼器、ガスタービン
JP2014092286A5 (ja)
JP6177187B2 (ja) ガスタービン燃焼器、ガスタービン、制御装置及び制御方法
JP5924618B2 (ja) 燃料噴射装置
JP5985191B2 (ja) ガスタービンエンジンのミキサーアッセンブリ
JP5530131B2 (ja) ガスタービン燃焼器用の耐保炎性燃料/空気予混合器
US8950190B2 (en) Gas turbine combustor having contraction member on inner wall surface
JP6647924B2 (ja) ガスタービン燃焼器及びガスタービン
JP2017072361A (ja) 予混合燃料ノズル組立体カートリッジ
JP6723768B2 (ja) バーナアセンブリ、燃焼器、及びガスタービン
JP6236149B2 (ja) ガスタービン燃焼器及びガスタービン
JP5653774B2 (ja) ガスタービン燃焼器
JP2011196680A (ja) 低排出燃焼システム用マルチゾーンパイロット
JPWO2017077955A1 (ja) 燃焼用筒、ガスタービン燃焼器及びガスタービン
WO2014119358A1 (ja) 燃焼器およびガスタービン
JP5606346B2 (ja) ガスタービン燃焼器
JP2019532247A (ja) ガスタービンエンジン燃焼器用の中央パイロット燃料噴射を備えるパイロットバーナアセンブリ
JP2014055689A (ja) ガスタービン燃焼器およびこれを備えたガスタービン機関
JP2013145077A (ja) ガスタービン燃焼器
JP7487329B2 (ja) ガスタービン燃焼器及びガスタービン
JP6037812B2 (ja) 燃料ノズル、燃焼バーナ、ガスタービン燃焼器及びガスタービン
WO2023140180A1 (ja) 燃焼器及びガスタービン
JP6832137B2 (ja) ガスタービン
JP2010190540A (ja) 燃焼器及びガスタービン