JP2012152420A - 粉体噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】 圧力気体供給源5からの圧力気体は、粉体噴射装置の本体1内に設けられた圧力気体通路3を流通して外部に噴射されるようになっている。上記本体1には薬剤などの粉体を収容する粉体容器2が設けられ、この粉体容器2内の粉体は上記圧力気体通路3に供給されて圧力気体とともに噴射されるようになっている。
上記本体1には粉体容器2内に挿入される攪拌羽根23が回転自在に設けられており、この攪拌羽根23を回転駆動手段によって回転させることにより、粉体容器2内の粉体を攪拌することができるようにしてある。上記回転駆動手段は、攪拌羽根23と一体に設けた駆動羽根24と、この駆動羽根24の羽根に圧力気体を吹き付けて回転させる圧力気体通路とから構成することができる。
【効果】 上記攪拌羽根23の回転により粉体容器2内の粉体を攪拌することによって、粉体をより均一に圧力気体に混合させることが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は粉体噴射装置に関し、より詳しくは、例えば患者の体内の患部へ止血薬剤などの粉体を噴射するのに好適な粉体噴射装置に関する。
従来、この種の粉体噴射装置として、粉体噴射装置の本体と、この本体に取り付けられて薬剤などの粉体を収容する粉体容器と、上記本体に設けられ、上記粉体容器内の粉体が供給される圧力気体通路と、この圧力気体通路に圧力気体を供給する圧力気体供給源とを備え、上記圧力気体供給源から圧力気体通路に供給された圧力気体に上記粉体容器内の粉体を供給して、該粉体を圧力気体とともに噴射するようにしたものが知られている(特許文献1)。
この粉体噴射装置においては、粉体容器内の粉体を圧力気体に供給する際には、該圧力気体を一旦粉体容器内に噴射し、その噴射により粉体容器内において粉体を攪拌して該粉体を圧力気体内に混合させ、その後に該粉体を圧力気体とともに粉体容器外に排出させて、さらに患者の体内の患部などへ噴射するようにしている。
特許第2809976号公報
従来の粉体噴射装置においては、圧力気体を粉体容器内に噴射することにより粉体を圧力気体内に良好に混合させるようにしているが、それでも混合にムラがあり、より均一な混合が望まれていた。
本発明はそのような事情に鑑み、より均一な混合を図ることが可能な粉体噴射装置を提供するものである。
すなわち本発明は、粉体噴射装置の本体と、この本体に取り付けられて薬剤などの粉体を収容する粉体容器と、上記本体に設けられ、上記粉体容器内の粉体が供給される圧力気体通路と、この圧力気体通路に圧力気体を供給する圧力気体供給源とを備え、上記圧力気体供給源から圧力気体通路に供給された圧力気体に上記粉体容器内の粉体を供給して、該粉体を圧力気体とともに噴射するようにした粉体噴射装置において、
上記本体に回転自在に設けられて粉体容器内に挿入される攪拌羽根と、この攪拌羽根を回転させる回転駆動手段とを設け、上記粉体を圧力気体とともに噴射する際に、攪拌羽根の回転により上記粉体容器内の粉体を攪拌させるようにしたものである。
本発明によれば、上記粉体を圧力気体とともに噴射する際には、上記攪拌羽根の回転により粉体容器内の粉体を攪拌することができるので、攪拌羽根を備えていない従来装置に比較して、粉体をより均一に圧力気体に混合させることが可能となる。
本発明の第1実施例を示す断面図。 図1の拡大断面図。 図2のIII−III線に沿う断面図。 本発明の第2実施例を示す要部の拡大断面図。 本発明の第3実施例を示す要部の拡大断面図。
以下図示実施例について本発明を説明すると、図1において、粉体噴射装置の本体1は概略L字形のピストル形状を有しており、そのL字形の下方に伸びる部分はグリップ部1Aとなっていて、これを把持して使用することができるようになっている。
他方、上記L字形本体1の水平方向に伸びる部分はバレル部1Bとなっており、その上面に止血薬剤などの粉体を収容した粉体容器2を倒立状態で着脱自在に取り付けることができるようになっている。
上記本体1の内部には、グリップ部1Aの底部に設けられたコネクタ3Aとバレル部1Bの先端に設けられたコネクタ3Bとの間に亘って圧力気体通路3が設けられており、この圧力気体通路3内を流通する圧力気体に上記粉体容器2内の粉体を供給することができるようになっている。
上記グリップ部1A側のコネクタ3Aには、フレキシブルホース4の一端を着脱可能に接続することができるようになっており、該フレキシブルホース4の他端は圧力気体供給源5に接続されている。
またバレル1B側のコネクタ3Bには、図示しないが患者の患部へ上記止血薬剤などの粉体を噴射するのに好適なノズルを接続することができるようになっている。なお、必要に応じて、このコネクタ3Bから直接患部に粉体を噴射することも可能である。
上記本体1には、上記粉体容器2を該本体1に着脱自在に取り付けるために支持部材7を取り付けてある。
図2に拡大して示すように、この支持部材7は全体として円筒状に形成してあり、その本体部となる筒状部8の上端部を本体1の上方に突出させた状態で該本体1に固定してある。
上記本体1の上面には凹部1Cを形成してあり、上記筒状部8の上端部はこの凹部1Cの中央部に設けてある。そして筒状部8の外周面に、本体1よりも上方に突出された部分の先端部に、環状のシール部材9を設けてある。
上記粉体容器2の開口部は円柱状の内周面を備えており、該内周面の内部に上記支持部材7の筒状部8を嵌合した際に、上記シール部材9の弾性により気密を保って両者を着脱自在に連結できるようにしている。
上記本体1には粉体容器2が本体1から脱落することがないように、脱落防止手段11を設けてある。
図3に示すように、上記本体1のバレル部1Bは断面方形に形成してあり、この断面方形のバレル部1Bの外側に、脱落防止手段11を構成する断面方形のスライド部材12を摺動自在に設けている。上記バレル部1Bの両側にはその長手方向に沿って係合溝1Dを形成してあり、スライド部材12に設けた係合凸部12Aを各係合溝1Dに摺動自在に係合させることにより、上記スライド部材12をバレル部1Bの長手方向に沿って摺動させることができるようにしてある。
上記スライド部材12の上面には、図2における左側部分にバレル部1Bの長手方向に沿ってスリット12Bを形成してあり、粉体容器2を本体1に取り付けた状態でスライド部材12を図示係合位置に位置させた際には、該スリット12Bの両側縁部を粉体容器2の先端外周に形成したフランジ部2Aに係合させて、粉体容器2が上方に抜け出るのを防止できるようにしている(図3参照)。
他方、スライド部材12を上記係合位置から図2の右方の開放位置に移動させた際には、スリット12Bの両側縁部とフランジ部2Aとの係合を解除させて、粉体容器2を本体1の上方に取り外すことができるようにしてある。
次に、図1に示すように、上記圧力気体通路3は、上記グリップ部1A側のコネクタ3Aと、この圧力気体通路3の流路を切換えるために設けた切換弁15の入口ポート15Aとを接続するチューブ16を備えている。
また上記圧力気体通路3は、上記切換弁15の第1出口ポート15Bと上記支持部材7に設けた入口ポート7Aとを接続するチューブ17と、さらに支持部材7に設けた出口ポート7Bと上記バレル1B側のコネクタ3Bとを接続するチューブ18とを備えている。
図2に示すように、上記支持部材7に設けられた入口ポート7Aと出口ポート7Bとは、上記筒状部8の底部となる円柱状の空間21を介して連通させてあり、入口ポート7Aに供給された圧力気体を上記空間21を介して出口ポート7Bから外部に噴射させることができるようにしてある。
上記支持部材7には、筒状部8の底部中央に上方に突出する小径筒状の軸受部22を形成してあり、ここに攪拌羽根23を一体に備えた駆動羽根24を回転自在に軸支してある。
上記駆動羽根24は筒状部8の底部に設けた空間21内に配置してあり、上記入口ポート7Aからの圧力気体を吹き付けて回転駆動することができるようにしてある。また攪拌羽根23は、筒状部8を上方に突き抜けて粉体容器2内に配置してあり、上記駆動羽根24の回転に伴って一体に回転させることにより、粉体容器2内の粉体を攪拌することができるようにしてある。
上記攪拌羽根23と駆動羽根24とは、同一軸線上に配置した共通の中空回転軸25を備えており、かつ、この回転軸25の外周等間隔位置に軸方向に沿って放射状に伸びる4枚の羽根26を備えている。
攪拌羽根23と駆動羽根24との境界部分には円板状の補強リブ27を形成してあり、この補強リブ27によって上記空間21と粉体容器2の内部空間とを区画すると同時に、該補強リブ27に形成した切欠き状の連通路27aによって上記空間21と粉体容器2の内部空間とを連通させている。
そして上記入口ポート7Aの開口部は、図3から理解されるように、円柱状の空間21の接線方向から駆動羽根24の羽根26に向けて圧力気体を吹き付けることができるような位置に形成してある。
上記駆動羽根24を構成する中空回転軸25の内周面には、上記軸受部22の外周に突出形成した環状係合部22Aに係合する溝状の環状係合部25Aを形成してあり、中空回転軸25の弾性変形を利用して両係合部22A、25Aを係合させることにより、軸受部22に中空回転軸25を回転自在に取り付けている。
上記攪拌羽根23及び駆動羽根24を構成する中空回転軸25の軸部を貫通させて形成した通路28は、上記支持部材7の底部に設けた第2の入口ポート7Cに連通しており、この入口ポート7Cから供給された圧力気体を上記通路28を介して粉体容器2内に供給することができるようにしてある。
そして図1に示すように、上記第2の入口ポート7Cと上記切換弁15の第2出口ポート15Cとは、圧力気体通路を構成するチューブ31によって接続してある。
上記切換弁15は、そのレバー32を水平位置に回転させた際に、入口ポート15Aと出口ポート15B及び15Cとの連通を遮断して、圧力気体が駆動羽根24や粉体容器2内へ供給されるのを遮断することができるようになっている。
他方、切換弁15のレバー32を垂直上方位置に回転させた際には、上記入口ポート15Aと出口ポート15B及び15Cとを連通させて、圧力気体を駆動羽根24に供給するとともに、粉体容器2内にも供給することができるようにしてある。
以上の構成において、粉体噴射装置を使用する際には、先ず切換弁15のレバー32を水平位置に回転させて、圧力気体が粉体容器2や駆動羽根24へ供給されないようにしておく。次に、グリップ部1A側のコネクタ3Aにフレキシブルホース4の一端を接続して、圧力気体供給源5からの圧力気体を粉体噴射装置に供給できるようにする。
次に、上記脱落防止手段11を構成するスライド部材12を開放位置に移動させた状態で、内部に止血薬剤などの粉体を収容した粉体容器2を正立させたら、粉体噴射装置の本体1を逆さまにした状態で粉体容器2内に攪拌羽根23を挿入するとともに、筒状部8を粉体容器2の開口部に挿入して、上記シール部材9により該粉体容器2を本体1に取り付ける。
そしてこの状態となったら、上記スライド部材12をバレル部1Bの長手方向に沿って摺動させて係合位置に位置させることにより、粉体容器2が上記筒状部8から抜け出るのを防止できるようにする。
この状態となったら、コネクタ3B若しくはこれに接続した図示しないノズルを患者の患部に向けた状態で、上記切換弁15のレバー32を垂直上方位置に回転させる。これにより切換弁15の入口ポート15Aと第1出口ポート15Bとが連通されるので、圧力気体供給源5からの圧力気体は、フレキシブルホース4、コネクタ3A、チューブ16、切換弁15の入口ポート15Aと第1出口ポート15Bを流通し、さらにチューブ17を介して支持部材7の入口ポート7Aから空間21内に噴射されて駆動羽根24の羽根26に吹き付けられる。これにより駆動羽根24が回転駆動されるようになる。
上記駆動羽根24が回転されると、これと一体の攪拌羽根23も回転されるようになり、それによって粉体容器2内の粉体が攪拌されることになる。
そして上記駆動羽根24の羽根26に吹き付けられた圧力気体は、上記空間21から支持部材7の出口ポート7B及びチューブ18を介して上記コネクタ3Bから外部に噴射されるようになる。
上記切換弁15のレバー32が垂直上方位置に回転された際には、切換弁15の入口ポート15Aと第2出口ポート15Cも連通されるので、圧力気体供給源5から入口ポート15Aに導入されていた圧力気体は、第2出口ポート15C、チューブ31、支持部材7に設けた第2入口ポート7C及び中空回転軸25内の通路28を介して粉体容器2内に噴射される。
すると、粉体容器2内に噴射された圧力気体は、上記攪拌羽根23の回転によって攪拌されている粉体とともに、補強リブ27に形成した連通路27aを介して上記駆動羽根24が設けられた空間21内に押し出されるようになり、入口ポート7Aから空間21内に噴射されて駆動羽根24を回転駆動させた圧力気体と合流して、上記コネクタ3Bから外部に噴射されるようになる。
このように本実施例では、粉体容器2内の粉体は攪拌羽根23の回転によって攪拌されるので、該粉体は圧力気体内に均一に混合されるようになり、したがって圧力気体に均一に混合された粉体は、ムラを生じさせることなく患者の幹部に噴射されるようになる。
なお、上記脱落防止手段11は安全装置にもなっており、係合させる位置に移動させなければ、上記切換弁15のレバー32が垂直上方位置に回転させることができないようになっている。即ち、脱落防止手段を作用させなければ粉体を噴射することができない構成となっている。
図4は本発明の第2実施例を示す要部の拡大断面図で、上記第1実施例では駆動羽根24を回転駆動させる圧力気体に粉体を混合させて患部に噴射できるようにしていたが、本実施例では駆動羽根24を回転駆動させる圧力気体と患部に粉体を噴射させる圧力気体とを分けたものである。
すなわち図4に示すように、本実施例では支持部材7の筒状部8を下方に延長させて、その下端部に円柱状の空間41を形成してある。この空間41と、この空間の上方に形成される空間21とは隔壁42によって区画してあり、この隔壁42によって両空間21、41が連通しないようにしてある。
上記隔壁42には、鉛直方向に配置した回転軸43を回転自在に軸支してあり、この回転軸43の下方部分には、上記下方の空間41内において駆動羽根24を設けてある。また、上記回転軸43の上方部分には、粉体容器2内となる位置に、攪拌羽根23を設けてある。
本実施例では、上記攪拌羽根23は円盤状部材44の外周にスパイラル状の羽根を形成したものから構成してあり、図示実施例では4枚の円盤状部材44によって攪拌羽根23を構成してある。円盤状部材44の枚数は4枚に限定されるものではなく、また円盤状部材44を用いた攪拌羽根23を第1実施例の攪拌羽根として用いても、或いは第1実施例の構成の攪拌羽根を本実施例の攪拌羽根として用いても良いことは勿論である。
さらに本実施例では、支持部材7の入口ポート7Aと出口ポート7Bとは上記実施例と同様に上方の空間21を介して連通させてあり、またこの空間41は上記粉体容器2内に連通している。
他方、下方の空間41には駆動羽根24を回転駆動させるために第2入口ポート7C’を形成してあり、この入口ポート7C’の開口部は、上記実施例と同様に、圧力気体を円柱状の空間41の接線方向から駆動羽根24の羽根に向けて圧力気体を吹き付けることができるような位置に形成してある。
この第2入口ポート7C’は、第1実施例と同様に、チューブ31によって上記切換弁15の第2出口ポート15Cに連通させてある。
その他の構成は第1実施例と同様に構成してあり、第1実施例と同一若しくは相当部分には、第1実施例と同一の符号を付して示してある。
上述した第2実施例においては、切換弁15のレバー32が垂直上方位置に回転されると、切換弁15の入口ポート15Aと第1出口ポート15Bとが連通されるので、圧力気体供給源5からの圧力気体は、チューブ17を介して支持部材7の入口ポート7Aから空間21内に噴射されるようになる。この空間21内に噴射された圧力気体の一部は、該空間21から支持部材7の出口ポート7B及びチューブ18を介して上記コネクタ3Bから外部に噴射され、また残部は上記空間21から粉体容器2内に供給されるようになる。
他方、上記切換弁15のレバー32が垂直上方位置に回転されると、切換弁15の入口ポート15Aと第2出口ポート15Cも連通されるので、圧力気体は第2出口ポート15Cとチューブ31とを介して支持部材7に設けた第2入口ポート7C’から駆動羽根24の羽根26に向けて吹き付けられ、該駆動羽根24を回転駆動させる。そして駆動羽根24の羽根26に吹き付けられた圧力気体は、上記空間41から下方に排出されるようになる。
上記駆動羽根24が回転されると、これと一体の攪拌羽根23も回転されるので、それによって粉体容器2内の粉体が攪拌されることになる。
上記粉体容器2内に供給された圧力気体は、上記攪拌羽根23の回転によって攪拌されている粉体とともに空間21内に押し出され、さらにコネクタ3Bから外部に噴射されるようになる。
このように本実施例においても、粉体容器2内の粉体は攪拌羽根23の回転によって攪拌されるので、該粉体は圧力気体内に均一に混合されるようになる。
図5は本発明の第3実施例を示す要部の拡大断面図で、本実施例では、駆動羽根24を回転駆動させた圧力気体の全量を粉体容器2内に供給し、さらにその全量をコネクタ3Bから患部に向けて噴射できるようにしたものである。
すなわち本実施例では、第1実施例の支持部材7から出口ポート7Bを省略してあり、それによって入口ポート7Aから上記空間21内に導入された圧力気体の全量を粉体容器2内に導入できるようにしてある。他方、第1実施例における支持部材7に形成した第2入口ポート7Cは、出口ポート7C”として用いており、この出口ポート7C”と上記コネクタ3Bとをチューブ18によって接続してある。
そして第2入口ポート7Cを上述の出口ポート7C”としてこれにチューブ18を接続した関係上、第1実施例におけるチューブ31と切換弁15の第2出口ポート15Cも省略してある。
その他の構成は第1実施例と同様に構成してあり、第1実施例と同一若しくは相当部分には、第1実施例と同一の符号を付して示してある。
本実施例では、切換弁15は入口ポート15Aと出口ポート15Bとの連通を開閉できるようになっており、そのレバー32を水平方向に向けた際に両者の連通を遮断することができるようになっている。
この状態から図5に示すようにレバー32を鉛直下方に回転させると、切換弁15の入口ポート15Aと出口ポート15Bとが連通されるようになり、圧力気体供給源5からの圧力気体は、支持部材7の入口ポート7Aから空間21内に噴射されて駆動羽根24の羽根26に吹き付けられ、該駆動羽根24と攪拌羽根23とを回転駆動させるようになる。
そして上記空間21内に噴射された圧力気体は、その全量が粉体容器2内に供給されるようになり、この粉体容器2内に供給された圧力気体は、攪拌羽根23の回転により攪拌されている粉体容器2内の粉体とともに中空回転軸25内の通路28を流通し、さらに出口ポート7C”及びチューブ18を介して上記コネクタ3Bから患部に噴射されるようになる。
したがって本実施例においても、粉体容器2内の粉体は攪拌羽根23の回転によって攪拌されるので、該粉体は圧力気体内に均一に混合されるようになる。
なお、上記実施例では、上記攪拌羽根23を回転させる回転駆動手段を、これと一体に設けた駆動羽根24と、この駆動羽根24の羽根26に圧力気体を吹き付けて上記攪拌羽根23を回転させる圧力気体通路とから構成しているが、これに限定されるものではなく、攪拌羽根23を回転させるモータであっても良いことは勿論である。
1 本体 1A グリップ部
1B バレル部 2 粉体容器
3 圧力気体通路 5 圧力気体供給源
7 支持部材 15 切換弁
21 通路 21A 絞り部
22 導入通路 23 案内通路
24 連通路 31 偏心回転体
32 収容空間 41 噴射口
42 排出口

Claims (5)

  1. 粉体噴射装置の本体と、この本体に取り付けられて薬剤などの粉体を収容する粉体容器と、上記本体に設けられ、上記粉体容器内の粉体が供給される圧力気体通路と、この圧力気体通路に圧力気体を供給する圧力気体供給源とを備え、上記圧力気体供給源から圧力気体通路に供給された圧力気体に上記粉体容器内の粉体を供給して、該粉体を圧力気体とともに噴射するようにした粉体噴射装置において、
    上記本体に回転自在に設けられて粉体容器内に挿入される攪拌羽根と、この攪拌羽根を回転させる回転駆動手段とを設け、上記粉体を圧力気体とともに噴射する際に、攪拌羽根の回転により上記粉体容器内の粉体を攪拌させることを特徴とする粉体噴射装置。
  2. 上記回転駆動手段は、上記攪拌羽根と一体に設けた駆動羽根と、該駆動羽根に圧力気体を吹き付けて該駆動羽根を回転させる圧力気体通路とを備えることを特徴とする請求項1に記載の粉体噴射装置。
  3. 上記攪拌羽根と駆動羽根との中心部分に中空回転軸が設けられてその内部が通路となっており、上記圧力気体通路は、上記中空回転軸内部の通路を介して粉体容器内に圧力気体を供給する圧力気体通路と、上記駆動羽根に圧力気体を吹き付けるとともに該圧力気体を外部に噴射させる圧力気体通路とを備え、粉体容器内に供給された圧力気体は、駆動羽根に吹き付けられた圧力気体に合流して外部に噴射されることを特徴とする請求項2に記載の粉体噴射装置。
  4. 上記圧力気体通路は、上記駆動羽根に圧力気体を吹き付ける圧力気体通路と、上記駆動羽根に圧力気体を吹き付けるとともに該圧力気体を外部に噴射させる圧力気体通路とを備え、上記粉体容器は、上記駆動羽根に圧力気体を吹き付ける圧力気体通路に連通して、該圧力気体に粉体容器内の粉体が供給されることを特徴とする請求項2に記載の粉体噴射装置。
  5. 上記攪拌羽根と駆動羽根との中心部分に中空回転軸が設けられてその内部が通路となっており、上記駆動羽根に吹き付けられた圧力気体は上記粉体容器内に供給された後、中空回転軸内の通路を介して外部に噴射されることを特徴とする請求項2に記載の粉体噴射装置。
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