JP2012148576A5

JP2012148576A5 -

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Publication number: JP2012148576A5
Application number: JP2012110684A
Authority: JP
Filing date: 2012-05-14
Publication date: 2012-09-20
Anticipated expiration: 2028-03-07

Description

上記構成によれば、一方の記録処理手段により実行順が先の記録処理が施された記録媒体の記録領域は、次に他方の記録処理手段により記録処理を施されるために移動する途中で定着手段の配設位置を通過することから、その通過時に、実行順が先の記録処理に用いられた処理液が記録媒体に対して強制的に定着させられる。そのため、第１の記録処理手段の配設位置と第２の記録処理手段の配設位置が近い場合でも、実行順が先の記録処理に用いられた処理液と実行順が後の記録処理に用いられる処理液が記録媒体上で混じり合うような虞を低減できる。
さらに、本発明の記録装置は、記録媒体に対して第１の記録処理を施す第１の記録処理手段と、前記記録媒体に対して第２の記録処理を施す第２の記録処理手段と、加熱装置又は紫外線照射装置である定着手段と、前記記録媒体を順方向及び逆方向の双方向に搬送可能な搬送手段を備え、前記第１の記録処理手段、前記第２の記録処理手段、前記定着手段は、前記順方向に沿って、前記第１の記録処理手段、前記定着手段、前記第２の記録処理手段、の順に配置され、前記搬送手段により、前記順方向及び前記逆方向に前記記録媒体を搬送することで、前記記録媒体に前記第２の記録処理を施した後に前記第１の記録処理を施し、前記第１の記録処理と、前記第２の記録処理とが施された前記記録媒体を前記順方向に搬送することで、前記記録媒体に前記加熱装置による加熱、又は前記紫外線照射装置による紫外線照射を行なう記録モードを有することを特徴とする記録装置であってもよい。
さらに、上記記録装置は、前記搬送手段により、前記順方向に前記記録媒体を搬送することで、前記記録媒体に前記第１の処理を施し、前記第１の記録処理が施された前記記録媒体を前記順方向にさらに搬送することで、前記記録媒体に前記加熱装置による加熱、又は前記紫外線照射装置による紫外線照射を行う別の記録モードを有してもよい。
さらに、上記記録装置は、前記記録媒体を供給する供給部を備え、前記第１の記録処理手段、前記第２の記録処理手段、前記定着手段は、前記供給部は、前記順方向に沿って、前記供給部、前記第１の記録処理手段、前記定着手段、前記第２の記録処理手段、の順に配置されてもよい。
さらに、前記第２の記録処理手段は、ラインヘッドであってもよい。
上記構成によれば、搬送経路に沿って搬送される記録媒体の記録領域に対して搬送経路上の複数位置で種類の異なる複数の記録処理を個別に施すにあたり、各記録処理の実行順序の変更にも適応しつつ良質な記録処理を行うことができる。

また、本発明の記録方法は、記録媒体を搬送経路に沿って搬送し、前記記録媒体の記録領域に対して当該記録媒体の搬送経路の第１位置において第１の処理液を使用した第１の記録処理を施すと共に、前記第１位置よりも下流側における前記搬送経路の第２位置において前記第１の処理液とは異なる第２の処理液を使用した第２の記録処理を施すにあたり、前記記録媒体の前記記録領域に対する前記第１の記録処理及び前記第２の記録処理の実行順序に応じて前記記録媒体の搬送方向を変更する。上記構成によれば、上記記録装置の発明と同様の効果を得ることができる。
さらに、本発明の記録方法は、記録媒体に対して第１の記録処理及び第２の記録処理を施す記録方法であって、順方向及び逆方向の双方向に前記記録媒体を搬送することで、前記記録媒体に前記第２の記録処理を施した後に前記第１の記録処理を施し、前記第１の記録処理と、前記第２の記録処理とが施された前記記録媒体を前記順方向に搬送することで、前記記録媒体に加熱、又は紫外線照射を行うことを特徴とする記録方法であってもよい。
上記構成によれば、上記記録装置の発明と同様の効果を得ることができる。

Claims

記録媒体に対して第１の記録処理を施す第１の記録処理手段と、
前記記録媒体に対して第２の記録処理を施す第２の記録処理手段と、
加熱装置又は紫外線照射装置である定着手段と、
前記記録媒体を順方向及び逆方向の双方向に搬送可能な搬送手段を備え、
前記第１の記録処理手段、前記第２の記録処理手段、前記定着手段は、前記順方向に沿って、前記第１の記録処理手段、前記定着手段、前記第２の記録処理手段、の順に配置され、
前記搬送手段により、前記順方向及び前記逆方向に前記記録媒体を搬送することで、前記記録媒体に前記第２の記録処理を施した後に前記第１の記録処理を施し、
前記第１の記録処理と、前記第２の記録処理とが施された前記記録媒体を前記順方向に搬送することで、前記記録媒体に前記加熱装置による加熱、又は前記紫外線照射装置による紫外線照射を行なう記録モードを有することを特徴とする記録装置。
請求項１に記載の記録装置であって、
前記搬送手段により、前記順方向に前記記録媒体を搬送することで、前記記録媒体に前記第１の処理を施し、
前記第１の記録処理が施された前記記録媒体を前記順方向にさらに搬送することで、前記記録媒体に前記加熱装置による加熱、又は前記紫外線照射装置による紫外線照射を行う別の記録モードを有することを特徴とする記録装置。
請求項１又は２に記載の記録装置であって、
さらに、前記記録媒体を供給する供給部を備え、
前記第１の記録処理手段、前記第２の記録処理手段、前記定着手段は、前記供給部は、前記順方向に沿って、前記供給部、前記第１の記録処理手段、前記定着手段、前記第２の記録処理手段、の順に配置されることを特徴とする記録装置。
請求項１乃至３のいずれか１項に記載の記録装置であって、
前記第２の記録処理手段は、ラインヘッドであることを特徴とする記録装置。
記録媒体に対して第１の記録処理及び第２の記録処理を施す記録方法であって、
順方向及び逆方向の双方向に前記記録媒体を搬送することで、前記記録媒体に前記第２の記録処理を施した後に前記第１の記録処理を施し、
前記第１の記録処理と、前記第２の記録処理とが施された前記記録媒体を前記順方向に搬送することで、前記記録媒体に加熱、又は紫外線照射を行うことを特徴とする記録方法。