JP2012148540A - 光走査装置、画像形成装置、及び露光制御方法 - Google Patents

光走査装置、画像形成装置、及び露光制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】トナーの飛散を防止して、応答性の良好な露光制御を行う。
【解決手段】光走査装置は、複数のレーザ素子を備える半導体レーザを有し、画像データに応じて半導体レーザを駆動して複数の光ビームで感光ドラム4を走査する。レーザ駆動装置12は光ビームの発光強度が所定のレベルとなるように、半導体レーザを駆動制御する際、複数の発光素子のうち予め設定した第1のグループの発光素子から出力される光ビームについて、先頭走査から最終走査の1つ前の走査において第1の露光量に光量制御を行い、最終走査では第1の露光量よりも低い露光量に光量制御を行い、第1のグループ以外の第2のグループの発光素子から出力される光ビームについて、先頭走査の1つ後の走査から最終走査において目標露光量から第1の露光量を減算した第2の露光量に光量制御を行い、先頭走査では第2の露光量よりも低い露光量に光量制御を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像データに応じて光ビームの発光を制御しつつ、光ビームで感光体を走査する光走査装置、画像形成装置、及び露光制御方法に関する。
一般に、画像形成装置で用いられる光走査装置では、画像データに応じて半導体レーザ等の光源を発光制御しつつ、光源から出力される光ビームで感光体を走査する。そして、光ビームの走査によって感光体上に静電潜像を形成して、この静電潜像をトナー等の現像剤で現像してトナー像を得ている。
ところで、光ビームの走査によって感光体上に暗部電位領域及び明部電位領域を形成して、明部電位領域にトナーを付着させる手法はイメージ露光と呼ばれている。また、暗部電位領域にトナーを付着させる手法はバックグランド露光と呼ばれている。
ところで、静電潜像のエッジ部分においては、露光特性(つまり、表面電位)が急峻に変化する。このため、感光体と現像ユニットとの間における電気力線が電磁気学的にその急峻な変化部分(つまり、エッジ部分)に集中する。そして、電気力線の集中によって、非エッジ部分に飛翔するトナーよりもエッジ部分に飛翔するトナーが多くなる。その結果、エッジ部分においてはトナーが盛り上がってしまう。
図14は、画像データ、感光体上での潜像プロファイル、及び感光体上に形成されるトナー像の関係を示す図である。そして、図14(a)はイメージ露光における関係を示す図であり、図14(b)はバックグランド露光における関係を示す図である。
図14(a)及び(b)に示すように、画像データに応じて感光体を露光して、静電潜像(潜像プロファイル)を形成したとしても、前述のように、静電潜像のエッジ部分に飛翔するトナーが多くなってもエッジ部分においてトナーが盛り上がってしまう。そして、感光体に形成されたトナー像を、転写ベルト転写する場合等において、盛り上がったトナーが飛散して、画像劣化の要因となってしまう。
このようなトナーの飛散を防止するため、画像データの各画素について、その周辺近傍の画像の画素値の平均値を求めて、注目画素周囲に当該平均値と注目画素の画素値とに応じて注目画素の周辺画素に対する露光強度を変化させるようにしたものがある(特許文献1参照)。
特開2004−317716号公報
ところで、画像データを補正して、静電潜像のエッジ部分におけるトナーの盛り上がりを少なくしようとすると、画像データの補正によって、たとえ画像データが同一の設定値であっても、光ビーム光量が異なってしまうことがある。その結果、画像データを補正して、トナーの盛り上がりを防止することが難しいという課題がある。
また、特許文献1に記載のように、画像データの各画素について、前出のように、平均値と注目画素の画素値とに応じて注目画素の周辺画素に対する露光強度を変化させるとなると、つまり、画素単位で補正を行うと、画像データが入力されてから静電潜像を形成するまでの時間が長くなって応答性が劣ってしまうという課題がある。
従って、本発明の目的はトナーの飛散を防止して、応答性の良好な露光制御を行うことのできる光走査装置、画像形成装置、露光制御方法、及び露光制御プログラムを提供することにある。
上記の目的を解決するため、本発明による光走査装置は、複数の発光素子を備える光源を有し、画像データに応じて前記光源を駆動して、前記光源から出力される複数の光ビームで前記像担持体を走査する光走査装置であって、前記光源から出力される光ビームの光量を検出する強度検出手段と、前記強度検出手段から得られる光量検出信号のレベルが所定のレベルとなるように、前記光源を駆動制御する光源駆動装置とを有し、前記光源駆動装置は、前記複数の発光素子のうち予め設定した第1のグループの発光素子から出力される光ビームについて、先頭走査から最終走査の1つ前の走査において第1の露光量に光量制御を行い、前記最終走査では前記第1の露光量よりも低い露光量に光量制御を行う第1の光量制御手段と、前記第1のグループ以外の第2のグループの発光素子から出力される光ビームについて、前記先頭走査の1つ後の走査から前記最終走査において目標露光量から前記第1の露光量を減算した第2の露光量に光量制御を行い、前記先頭走査では前記第2の露光量よりも低い露光量に光量制御を行う第2の光量制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、画像データに応じた光量によって像担持体が露光されるばかりでなく、現像の際におけるトナーの盛り上がりを防止して、しかも応答性の低下を少なくすることができる。
本発明の実施の形態による光走査装置が用いられた画像形成装置の一例を概略的に示す図である。 図1に示す光走査装置を詳細に示す斜視図である。 図2に示す感光ドラムを走査するビームの位置の一例を示す図である。 図2に示す半導体レーザの電流−光量(I−L)特性を示す図であり、(a)はI−L特性のグラフを示す図、(b)は特性データを示す図である。 図1に示す画像制御装置における印字制御を説明するためのフローチャートである。 図2に示す光学走査装置による感光ドラムの露光・走査を説明するための図である。 図6で説明した露光制御における潜像特性及びトナー像の関係を示す図である。 図2に示すレーザ駆動装置の動作状態を示すモード遷移図である。 図2に示すレーザ駆動装置の動作を説明するためのタイムチャートである(その1)。 図2に示すレーザ駆動装置の動作を説明するためのタイムチャートであり、図8bに続く図である(その2)。 図2に示すレーザ駆動装置の構成を示すブロック図である。 図9に示す電流制御モジュールの構成を示すブロック図であり、(a)は電流制御モジュールの構成の一例を示すブロック図、(b)は電流制御モジュールの構成の他の例をブロック図である。 図9に示すレーザ駆動装置の初期光量制御(INT−APC)を含む光量制御を説明するためのタイムチャートである(その1)。 図9に示すレーザ駆動装置の初期光量制御(INT−APC)を含む光量制御を説明するためのタイムチャートであり、図11aに続く図である(その2)。 図9に示すレーザ駆動装置のライン間光量制御(LINE−APC)を含む光量制御を説明するためのタイムチャートである(その1)。 図9に示すレーザ駆動装置のライン間光量制御(LINE−APC)を含む光量制御を説明するためのタイムチャートであり、図12aに続く図である(その2)。 図1に示す画像制御装置から出力される画像データを示すタイムチャートである。 露光特性、潜像特性、及びトナー像の関係を示す図であり、(a)はイメージ露光における関係を示す図、(b)はバックグランド露光における関係を示す図である。
以下、本発明の実施の形態による光走査装置が用いられた画像形成装置について図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施の形態による光走査装置が用いられた画像形成装置の一例を概略的に示す図である。
図1を参照して、図示の画像形成装置1には画像読取装置300が接続されている。画像形成装置1は本体制御装置200、画像制御装置3、及び光走査装置2を有している。画像読取装置300は本体制御装置によって制御され、画像読取装置300で読み取られた原稿上の画像は画像情報として画像制御装置に与えられる。そして、光走査装置2は、後述するようにして、画像制御装置3から与えられる画像データに応じて像担持体である感光ドラム(感光体)4を露光して、感光ドラム4に静電潜像を形成する。
感光ドラム4の周囲には帯電ローラ5、電位センサ(電位測定手段)27、現像ユニット6、及びクリーニングユニット9Aが配置されている。駆動ローラ7C、従動ローラ7E、及びテンションローラ7Dには中間転写ベルト7Aが懸架されており、一次転写ローラ7Bが中間転写ベルト7Aを挟んで感光ドラム4に当接している。
中間転写ベルト7Aを挟んで、テンションローラ7Dには二次転写ローラ8が対向しており、テンションローラ7Dと二次転写ローラ8とのニップ部が二次転写位置として規定されている。
画像形成工程が開始されると、まず帯電工程において帯電ローラ5によって帯電バイアスを印加して感光ドラム4の表面を所定の電位に一様に帯電する、続いて、潜像形成工程においてイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の各色の画像情報が画像制御装置3において画像データに変換される。そして、光走査装置2は画像データに応じてレーザビームL1を感光ドラム4に照射する、これによって、レーザビームL1の照射部分において感光ドラム4の表面電位が変化し、照射部分に静電潜像が形成される。
電位センサ27(電位測定手段)は、静電潜像における感光ドラム4の表面電位を潜像電位として検出して、画像制御装置3に与える。そして、画像制御装置3は所定の電位の静電潜像が得られるように、光走査装置3を制御してレーザビームL1の光量(つまり、露光量)を制御する。
現像ユニット6には、トナーとキャリアとが所定比率で混合された現像剤が各色毎に収納されている。つまり、現像ユニット6は、イエロー現像剤を有するイエロー現像器6Y、マゼンタ現像剤を有するマゼンタ現像器6M、シアン現像剤を有するシアン現像器6C、及びブラック現像剤を有するブラック現像器6Bkを備えている。現像工程においては、これら現像器6Y、6M、6C、及び6Bkが順に感光ドラム4上に形成された静電潜像にトナーを転移させて、感光ドラム4にトナー像を形成する。
例えば、まず、イエロー現像器6Yによって感光ドラム4上にトナー像が形成されると、転写工程において転写ローラ7Bによってトナー像(Yトナー像)が中間転写体ベルト7Aに転写される。続いて、マゼンタ現像器6Mによって形成されたトナー像(Mトナー像)がYトナー像に重ねて転写される。
このようにして、順次Cトナー像及びBkトナー像が中間転写ベルト7Aに転写されて、中間転写体ベルト7A上には4色のトナー像が重ね合わされる。さらに、転写工程においては、転写ローラ8によって、二次転写位置において中間転写ベルト7A上のトナー像が転写材P(記録用紙ともいう)に転写される。そして、定着工程において転写材P上の未定着のトナー像は定着装置10によって定着される。
なお、画像形成工程では、感光ドラム4上に残留したトナー等はクリーニングユニット9Aによって清掃される。また、中間転写体ベルト7A上に残留したトナー等はクリーナ9Bによって清掃される。その後、次の画像形成工程が実施される。
図2は図1に示す光走査装置2を詳細に示す斜視図である。
図2を参照すると、光走査装置2は半導体レーザ11及びレーザ制御部12を有している。この半導体レーザ11は複数のレーザビームを同時に出射することができる。半導体レーザ11から出射されたレーザビームは、コリメートレンズ13を通過して光量検出ユニット(以下PDユニットと呼ぶ)14に与えられる。
PDユニット14は、その内部に反射ミラー14aが備えられ、ビーム出力面にはフォトディテクター(以下PDと呼ぶ)14bが配置されている。反射ミラー14aは、レーザビームの一部を反射する特性を有する。PD14b(強度検出手段)は反射ミラー14aで反射されたレーザビームを受光して、その発光強度を示す光量検出信号15を出力する。この光量検出信号15はレーザ制御部12に与えられ、レーザ制御部12は光量検出信号15に基づいて、レーザビームの光量が所定の光量(一定の光量)となるように、半導体レーザ11に印加する駆動電流を制御する。
反射ミラー14aを透過したレーザビームはシリンドリカルレンズ16を経てポリゴンミラー17aに達する。ポリゴンミラー17aはスキャナモータユニット17によって等角速度で回転駆動されており、レーザビームはポリゴンミラー17aの反射面(ポリゴン面)で反射して偏向される。そして、偏向後のレーザビームはf−θレンズ18を通過して感光ドラム4を走査する。
ところで、非画像領域においては、ポリゴンミラー17aで偏向されたレーザビームL2はf−θレンズ18によって感光ドラム4の回転方向と直角方向に変換されて、ビーム検出(以下BDと呼ぶ)センサ20で受光される。そして、BDセンサ20は画像領域の基準位置を決定するビーム検出信号(以下BD信号と呼ぶ)21を出力する。
一方、画像領域おいては、ポリゴンミラー17aで偏向されたレーザビームL1は、f−θレンズ18を出射した後、反射ミラー19で反射されて感光ドラム4を走査して感光ドラム4上に静電潜像を形成する。
図3は図2に示す感光ドラム4を走査するビームの位置の一例を示す図である。
図3に示す例では、半導体レーザ(光源)11は8つレーザ素子(発光素子)LD1〜LD8を有している。つまり、半導体レーザ11は8つの光ビームを出力する。なお、図3においては、光ビームが符号LD1〜LD8で示されている。そして、光ビームLD1が主走査方向(感光ドラム4の軸方向)及び副走査方向(感光ドラム4の回転方向)の先頭に位置づけられる。図示のように複数の光ビームによって感光ドラム4の同一のライン(つまり、同一の位置)が照射されることになる。
図4は図2に示す半導体レーザ11の電流−光量(I−L)特性を示す図である。そして、図4(a)はI−L特性のグラフを示す図であり、図4(b)は特性データを示す図である。
図4(a)において、横軸は動作電流(mA)を表し、縦軸は光出力(mW)を表す。また、図4(b)において、Ith(mA)は閾値電流を表し、η(mW/mA)は発光効率を表す。図4(a)及び(b)から理解できるように、半導体レーザ11は光ビームLD1〜LD8間おいて、閾値電流(Ith)及び発光効率(η)のビーム間偏差が非常に小さい。
図5は、図1に示す画像制御装置3における印字制御を説明するためのフローチャートである。
図1、図2、及び図5を参照して、画像制御装置3が印字制御を行う際には、本体制御装置200から画像制御装置3に画像制御信号210及び印字命令が入力される(ステップS101)。これによって、画像制御装置3は光学走査装置2のスキャナモータユニット17にモータ制御信号26(回転動作信号)を出力して、スキャナモータユニット17に回転制御を開始させる(S102)。
続いて、画像制御装置3はスキャナモータユニット17からモータ制御信号26(モータロック信号)が出力されたか否かを検知する(ステップS103)。モータロック信号を検知すると(ステップS103において、YES)、画像制御装置3はレーザ制御装置12にレーザ制御信号22を出力して、半導体レーザ11の発光制御に移行する(ステップS104)。その後、画像制御装置はBD信号21が出力されたか否かを検出するBD信号検出モードに移行する(ステップS105)。
BD信号21を所定の回数だけ検出すると(ステップS105において、YES)、画像制御装置3は画像データ23をレーザ制御装置12に出力して(ステップS106)、前述したようにして、画像形成を実行する。画像制御装置3は印字が終了したか否かを監視しており(ステップS107)、印字が終了しないと(ステップS107において、NO)、画像制御装置3は待機する。
一方、印字が終了すると(ステップS107において、YES)、画像制御装置3はスキャナモータユニット17の停止制御を行うとともに、レーザ制御装置12を制御して半導体レーザ11の消灯を行って光走査装置2を停止させる(ステップS108)。
ステップS103において、モータロック信号を検知しないと(ステップS103において、NO)、画像制御装置3は光走査装置2の動作エラーと判定して、本体制御装置200に対して画像制御信号210(エラー信号)を出力した後、光走査装置2の停止制御を行う(ステップS109)。そして、画像制御装置3は処理をステップS108に移行する。
なお、ステップS105において、BD信号21を所定の回数検出しないと(ステップS105において、NO)、画像制御装置3は処理をステップS109に移行する。
図6は図2に示す光学走査装置2による感光ドラム4の露光・走査を説明するための図である。
図6に示す例では、光ビームLD1〜LD4と光ビームLD5〜LD8とによって多重露光を行う。つまり、第1走査目において、1ライン(走査ライン)〜8ライン(走査ライン)をそれぞれ光ビームLD1〜LD8で走査する。そして、第2走査目において、5ライン〜12ラインを光ビームLD1〜LD8で走査する。
以下同様にして、第(n−1)走査目において、(m−11)ライン〜(m−4)ラインをそれぞれ光ビームLD1〜LD8で走査し、第n走査目において、(m−7)ライン〜mラインをそれぞれ光ビームLD1〜LD8で走査する。
この際、第1走査目(先頭走査)においては、破線で示すように光ビームLD1〜LD4については所定の光量で発光しない。同様に、第n走査目(最終走査)においては、破線で示すように光ビームLD5〜LD8については所定の光量で発光しない。
図7は図6で説明した露光制御における潜像特性及びトナー像の関係を示す図である。
図7において、第1のグループである光ビームLD5〜LD8を第1の露光量(第1の光量)とし、第1のグループ以外の第2のグループである光ビームLD1〜LD4を第2の露光量(第2の光量)とする。そして、図6に示す走査パターン(発光パターン)で感光ドラム4を走査する。この際、第1及び第2の露光量の合算値を感光ドラム4に対する目標露光量とする。つまり、目標露光量から第1の露光量を減算した光量が第2の露光量となる。
そして、光ビームLD5〜LD8に相当する(m−3)〜mライン(m≧8)における潜像特性では、潜像電位はVL1となり、光ビームLD1〜LD4に相当する(m−7)〜(m−4)ライン(m≧8)における潜像特性では、潜像電位はVL2となるものとする(VL1>VL2)。この結果、図6に示す走査パターンで走査すると、潜像電位は最大VL1+VL2となり、しかも潜像のエッジ部分が滑らかになる。この結果、潜像のエッジ部分においてトナーが盛り上ることが少なくなる。
前述の第1及び第2の露光量を決定する際には、まず、光ビームLD5〜LD8のみで感光ドラム4を照射して、図1に示す電位センサ27で潜像の電位を第1の潜像電位として測定する。そして、画像制御装置3が当該第1の潜像電位と予め設定した第1の電位とを比較して、その比較結果に応じて第1の潜像電位が予め設定した第1の電位となるように、半導体レーザ11の光量を可変制御する。これによって、第1の露光量を得る。
続いて、光ビームLD1〜LD4のみで感光ドラム4を照射して、電位センサ27で潜像の電位を第2の潜像電位として測定する。そして、画像制御装置3が当該第2の潜像電位と予め設定した第2の電位とを比較して、その比較結果に応じて第2の潜像電位が予め設定した第2の電位となるように、半導体レーザ11の光量を可変制御する。これによって、第2の露光量を得る。
さらに、上述のようにして得られた第1及び第2の露光量で光ビームLD1〜LD8を感光ドラム4に照射して、この際の潜像電位を電位センサ27において合算潜像電位として測定する。そして、画像制御装置3は、合算潜像電位が所定の電位となるように光ビームLD1〜4と光ビームLD5〜8の光量(露光量)を再調整する。
図8aは図2に示すレーザ駆動装置12の動作状態を示すモード遷移図である。また、図8bは図2に示すレーザ駆動装置12の動作を説明するためのタイムチャートである(その1)。そして、図8cは図8bに続く図である(その2)。
図8aに示すように、レーザ駆動装置(光源駆動装置)12は、画像制御装置3から与えられるレーザ制御信号22に応じて6通りの動作モードをシーケンシャルに遷移する。レーザ駆動装置12は、初期状態(RESET)から破線ブロックの状態との間で遷移する。破線ブロックでは、停止(DISABlE)と光量制御(APC)との間で遷移し、さらに、APCとオフ(OFF)との間で遷移する。そして、OFFとバイアスAPC(BIAS−APC)及びビデオ(VIDEO)発光との間で遷移する。
これによって、図8b及び図8cに示すように、レーザ駆動装置12は、図5に関連して説明した画像制御装置3の印字制御に、停止(DISABLE)、初期光量制御(INT−APC)、BD検知、ライン間光量制御(LINE−APC)、画像出力、及び初期状態(RESET)のシーケンスを実行する。
レーザ制御信号22は、8種類の信号群(/RESET、MODE_SEL0・1・2、及びCH_SEL0・1・2)と後述するPD14から出力するモニタ電流信号15の増幅率を決定するPDゲイン30とから構成される。
なお、図8aにおいて、各動作モードに記載の数字はレーザ制御信号22(MODE_SEL2・1・0)の状態を表す値であり、”0”が信号の『Lレベル』、”1”が信号の『Hレベル』を示している。
ここで、レーザ駆動装置12の主要仕様の一例を説明する。レーザ駆動装置12の電流容量は36mAであり、出力ビーム数は前述のように8ビームである。そして、分解能は9ビットである。
ここで、レーザ駆動装置12の半導体レーザ11の駆動制御について説明する。
図9は図2に示すレーザ駆動装置12の構成を示すブロック図である。
図9を参照すると、レーザ駆動装置12には、画像制御装置3からレーザ制御信号22、バイアス設定信号25、及び8対差動の画像データ(主画像データ23及び副画像データ24)が与えられる。さらに、レーザ駆動装置12には前述のモニタ電流信号15がPD14から与えられる。
レーザ駆動装置12は状態制御部31を有しており、この状態制御部31はレーザ制御信号22に基づいて後述する設定を実行する。きレーザ駆動装置12内に配備する各ブロックの設定を行う。モニタ電流信号15は、ゲイン設定器33の出力値に応じて増幅され、電流―電圧変換回路(以下I−V変換回路という)32において電圧信号に変換される。
ゲイン設定器33に与えられるPDゲイン32に応じて、電流制御モジュール41a〜41hにおいて複数の値が準備され、これによって、半導体レーザ11では互いに異なる駆動電流が設定される。
I−V変換回路32から出力された電圧信号はアナログ−デジタル変換器(以下ADCという)34で量子化されて、比較器36に与えられる。比較器36は、ADC34の出力と基準電圧発生器35の出力とを比較して、その比較結果をPDセレクタ38に与える。
図示のように、PDセレクタ38は、電流制御モジュール41a〜41hに接続されている。PDセレクタ38は、状態制御部31から与えられるPD選択信号39に基づいて比較器36の出力(比較結果)を選択的に入力する。
電流制御モジュール41a〜41hはそれぞれ半導体レーザ11のレーザ素子LD1〜LD8に対応している。以下の説明では、電流制御モジュール41a及び41hを例に挙げて説明するが、電流制御モジュール41b〜40gの構成は電流制御モジュール41aと同様の構成である。
図10は図9に示す電流制御モジュールの構成を示すブロック図である。そして、図10(a)は電流制御モジュール41hの構成の一例を示すブロック図であり、図10(b)は電流制御モジュール41a〜41gの構成の一例をブロック図である。
まず、図10(a)を参照して、電流制御モジュール41hはアップ/ダウンカウンタ(以下U/Dカウンタという)61hを有している。このU/Pカウンタ61hは、PDセレクタ38から出力されるカウンタ制御信号42hに応じて、カウントアップ/ダウン、停止、及び初期値(『000h』)設定の3種類の動作を行う。
ラッチ62hは、比較器36から一致信号37が出力された際に状態制御部31から出力されるラッチ制御信号1−43hに応じて、U/Dカウンタ61hの出力値を保持する。
ラッチ67は、比較器36から一致信号37が出力された際に状態制御部31から出力されるラッチ制御信号2−43hに応じてU/Dカウンタ61hの出力値を保持する。データセレクタ63hは、セレクタ制御信号44hに応じてラッチ62hの出力及びGNDのいずれかを選択して出力する。
バイアス電流算出回路68は、ラッチ62h及びラッチ67の出力値に基づいて、半導体レーザ11の発光開始電流を算出して、図1に示す画像制御装置3から与えられるバイアス設定信号25に基づいて設定されるバイアス設定値45によってバイアスデータ71を得る。
バイアス電流デジタル−アナログ変換器(以下Ib−DACという)69は、バイアスデータ71に応じてバイアス電流70を、図9に示すバイアス加算器53に出力する。
図4に関連して説明したように、半導体レーザ11は閾値電流(Ith)及び発光効率(η)についてビーム間偏差が非常に小さい。従って、電流制御モジュール41hで得られたバイアス電流70を共通化することができる。
データセレクタ63hの出力は、加算器64hにおいてバイアスデータ70と加算される。そして、加算器64hの出力は、スィッチング電流デジタル−アナログ変換器(以下Isw−DAChという)65hにおいてアナログ信号に変換されて、半導体レーザ11の駆動電流とされる。
続いて、図10(b)を参照して、電流制御モジュール41aはU/Pカウンタ61aを有している。このU/Pカウンタ61aは、カウンタ制御信号42aに応じて、カウントアップ/ダウン、停止、及び初期値(『000h』)設定の3種類の動作を行う。
ラッチ62aは、図9に示す比較器36から一致信号37が出力された際に状態制御部31から出力されるラッチ制御信号43aに応じてU/Dカウンタ61aの出力値を保持する。データセレクタ63aは、セレクタ制御信号44aに応じてラッチ62aの出力及びGNDのいずれかを選択して出力する。
データセレクタ63aの出力は、加算器64aにおいて電流制御モジュール41hから出力されるバイアスデータ70と加算される。そして、加算器64aの出力はIsw−DACa65aにおいてアナログ信号に変換されて、半導体レーザ11の駆動電流とされる。
図11aは図9に示すレーザ駆動装置12の初期光量制御(INT−APC)を含む光量制御を説明するためのタイムチャートである(その1)。また、図11bは図11aに続く図である(その2)。
図9、図11a、及び図11bを参照して、図1に示す画像形成装置に電源が投入されると、レーザ駆動装置12は初期化(『RESET』モード)される。この状態では、RESET信号解除以外の入力信号は受け付けない状態である。また、データセレクタ63a〜63hの全てはGNDを選択し、これによって、主電流駆動回路51及び副電流駆動回路52の出力電流を遮断してレーザ素子LD1〜LD8を消灯する。
[停止]
[停止]シーケンスは画像形成装置に電源が投入され印字動作が始まるまでの期間で行われる。図8aに示すディセーブル(DISABLE)モードに相当する。このモードでは、初期状態と同様に、半導体レーザ11を消灯する。
[初期光量制御(INT−APC)]
画像形成装置において印字動作が開始されると、初期光量制御(INT−APC)が行われる。状態制御部31は、図1に示す画像制御装置3から出力されるレーザ制御信号22に基づいて『APC』モードを選択する。
まず、電流制御モジュール41hにおいてINT−APCが実行される。状態制御部31は半導体レーザ11の発光量が図7で説明した第1の露光量となるようPDゲイン30を設定する。PDセレクタ38は、状態制御部31から入力されるPD選択信号39に基づいて、比較器36の出力を電流制御モジュール41hのU/Dカウンタ61hに選択する。これによって、レーザ素子LD8の光量制御が行われる。
U/Dカウンタ61hはカウンタ制御信号42hに応じてカウントアップを開始する。これによって、後段のIsw−DAC65hの設定値が増加して、レーザ素子LD8に駆動電流が供給される。半導体レーザ11が発光すると、PD14からモニタ電流信号15が出力される。比較器36は、I−V変換32において電圧信号に変換されたモニタ電流信号15と基準電圧とを比較する。
U/Dカウンタ61hはカウントアップを継続して、比較器36の出力が所定範囲以内となると、状態制御部31に対して一致信号39を出力する。同様に、比較器36はモニタ電流信号15が基準電圧よりも大きい場合には、U/Dカウンタ61hをカウントダウンさせて、比較器36の出力が所定範囲以内となると、状態制御部31に対して一致信号39を出力する。
状態制御部31は、一致信号39を受けると、カウンタ制御信号42hによってU/Dカウンタ61hのカウント動作を停止して、ラッチ62hにその出力値を保持させる。保持された値はバイアス電流算出回路に格納される。
次に、状態制御部31は、図1に示す画像制御装置3から出力されるレーザ制御信号22に基づいて『BIAS−APC』モードを選択する。『BIAS−APC』モードでは、半導体レーザ11の発光量が図7で説明した第1の露光量の1/4となるようにPDゲイン30を設定する。これは、半導体レーザ11の発光開始電流を検出するためであり、上記の設定では第1の露光量1の1/4に設定しているが任意の値でもよい。
PDゲイン30を上記の値に設定した後、『APC』モードと同様の制御が行われ、ラッチ62hで格納した値とラッチ67で保持された値とによってバイアスデータ71が算出される。
次に、電流設定モジュール41gのINT−APCが実行される。ゲイン設定は、電流制御モジュール41hにおける『APC』モードと同値とする。PDセレクタ38は、状態制御部31から入力されるPD選択信号39に基づいて、比較器36の出力を電流制御モジュール41gのU/Dカウンタに選択する。これによって、レーザ素子LD7の光量制御が実行される。電流制御モジュール41gのU/Dカウンタはカウンタ制御信号に応じてカウントアップを開始する。これによって、後段のIsw−DACの設定値が増加して、レーザLD7に駆動電流が供給される。半導体レーザ11は発光を開始してPD14からモニタ電流信号15を出力する。
比較器36は、I−V変換回路32において電圧信号に変換されたモニタ電流信号15と基準電圧とを比較する。電流制御モジュール41gのU/Dカウンタがカウントアップを継続し、比較器36の出力が所定範囲以内となると、比較器36は状態制御部31に対して一致信号39を出力する。同様に、モニタ電流信号15が基準電圧と比較して大きいと、比較器36はU/Dカウンタをカウントダウンさせ、比較器36の出力が所定範囲以内となると、状態制御部31に対して一致信号39を出力する。
状態制御部31は一致信号39を受けると、カウンタ制御信号によって電流制御モジュール41gのU/Dカウンタのカウント動作を停止して、ラッチに出力値を保持させる。
以降、順次電流制御モジュール41f及び電流制御モジュール41eのINT−APCを実行するが、動作状態は電流制御モジュール41gと同一なので説明を省略する。
次に、電流制御モジュール41dのINT−APCが実行される。『APC』モードでは、状態制御部31は、半導体レーザ11の発光量が図7で説明した第2の露光量となるようPDゲイン30を設定する。動作状態は電流制御モジュール41gと同様である。以降、順次電流制御モジュール41c〜電流制御モジュール41aのINT−APCを実行するが、動作状態は電流設定モジュール41gと同様であるので説明を省略する。
[BD検知]
INT−APC完了後、[BD検知]シーケンスに入る。[BD検知]シーケンスでは、光量安定後に画像出力の際の基準となるビーム(光ビームLD8)をBDセンサで受光した結果得られるBD信号を周期的に検出する。よって、BDセンサの受光感度による出力遅延変動を考慮すると、定光量における検出が望ましい。
[BD検知]シーケンスは、図8a示す『APC』モードにより実行される。図11a及び図11bにおいては、BD信号21が2回連続して検出されることが条件となる。
図12aは図9に示すレーザ駆動装置12のライン間光量制御(LINE−APC)を含む光量制御を説明するためのタイムチャートである(その1)。また、図12bは図12bに続く図である(その2)。
図9、図12a、及び図12bを参照して、画像制御装置3は、[BD検知]シーケンスにおいてBD信号21が所定の周期で検出されると、BD信号21を基準としてレーザ制御信号22を出力して、レーザ駆動装置12の制御シーケンスを実行する。
[ライン間光量制御(LINE−APC)]
印字動作時の濃度安定を目的として、ライン間光量制御(LINE−APC)は画像出力の直前に行われる。状態制御部31は、図1に示す画像制御装置3から出力されるレーザ制御信号22に基づいて『APC』モードを選択する。LINE−APCにおける各電流制御モジュールのPDゲイン30はINT−APCにおける値と同一とする。
最初に電流設定モジュール41hのAPCが実行される。PDセレクタ38は、状態制御部31から入力されるPD選択信号39に基づいて、比較器36の出力を電流制御モジュール41hのU/Dカウンタ61hに選択する。これによって、レーザ素子LD8のLINE−APCが実行される。
LINE−APCの開始と同時に、状態制御部31はラッチ制御信号1−43hを解除する。U/Dカウンタ61hはINT−APCにおけるカウント値からカウントアップして発光が開始される。以降の動作状態はINT−APC同一であるので説明を省略する。
次に、状態制御部31は、図1に示す画像制御装置3から出力されるレーザ制御信号22に基づいて『BIAS−APC』モードを選択する。PDゲイン30は、INT−APCと同値に設定されて『APC』モードと同様の制御が行われる。ラッチ62hにおいて格納した値とラッチ67で保持された値とに応じて、バイアス電流算出回路68はバイアスデータ71を算出する。
以下、電流制御モジュール41g〜41aに対して順次光量制御行うが、U/Dカウンタの状態以外INT−APCと同一であるので説明を省略する。
[画像出力]
LINE−APC完了後に画像出力が行われる。状態制御部31は、図1に示す画像制御装置3から出力されるレーザ制御信号22に基づいて『VIDEO発光』モードを選択する。
『VIDEO発光』モードにおいては、電流制御モジュール41e〜41hのデータセレクタの出力を全てラッチに選択する。そして、ラッチに保持した値によって、図1に示す画像制御装置3から主データドライバ55を介して入力される主画像データ23p及び23nに応じて主電流駆動回路51はレーザ素子LD5〜LD8を変調駆動する。
同様に、電流制御モジュール41a〜41dのデータセレクタの出力を全てラッチに選択する。そして、ラッチに保持した値をよって、図1に示す画像制御装置3から副データドライバ56を介して入力される副画像データ24p及び24nに応じて、副電流駆動回路52はレーザ素子LD1〜LD4を変調駆動する。
図13は図1に示す画像制御装置3から出力される画像データを示すタイムチャートである。
図13において、例えば、主画像データ23(主画像データ23p及び23nの差分信号)は、図1に示す画像制御装置3で生成される原画像と同一の発光パターンとする。また、副画像データ24(画像データ24p及び24nの差分信号)は、連続する画像データが2画素以下であれば原画像同一とし、3画素以上では発光開始と発光終了において1画素だけ発光(点灯)しないパターンとする。図13に示す例では1画素単位で制御しているが、1画素に含まれる画素片(ビット)単位で制御するようにしてもよい。
このように、上記の実施の形態によれば、トナーの飛散を防止して、応答性の良好な露光制御を行うことができるという効果がある。
上述の説明から明らかなように、図9において、状態制御部31、比較器36、PDセレクタ38、及び電流制御モジュール41a〜41dが第1の光量制御手段として機能する。また、状態制御部31、比較器36、PDセレクタ38、及び電流制御モジュール41e〜41gが第2の光量制御手段として機能する。
以上、本発明について実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
例えば、上記の実施の形態の機能を露光制御方法として、この露光制御方法を、光走査装置が備えるコンピュータに実行させるようにすればよい。また、上述の実施の形態の機能を有する露光制御プログラムを、光走査装置が備えるコンピュータに実行させるようにしてもよい。この際、露光制御方法及び露光制御プログラムは、少なくとも強度検出ステップ、第1の光量制御ステップ、第2の光量制御ステップ、第1の駆動ステップ、及び第2の駆動ステップを有することになる。なお、露光制御プログラムは、例えば、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録される。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記録媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
4 感光ドラム
11 半導体レーザ
12 レーザ駆動装置
31 状態制御部
36 比較器
38 PDセレクタ
41a〜41g 電流制御モジュール
51 主電流駆動回路
52 副電流駆動回路
53 バイアス加算器

Claims (6)

  1. 複数の発光素子を備える光源を有し、画像データに応じて前記光源を駆動して、前記光源から出力される複数の光ビームで前記像担持体を走査する光走査装置であって、
    前記光源から出力される光ビームの光量を検出する強度検出手段と、
    前記強度検出手段から得られる光量検出信号のレベルが所定のレベルとなるように、前記光源を駆動制御する光源駆動装置とを有し、
    前記光源駆動装置は、前記複数の発光素子のうち予め設定した第1のグループの発光素子から出力される光ビームについて、先頭走査から最終走査の1つ前の走査において第1の露光量に光量制御を行い、前記最終走査では前記第1の露光量よりも低い露光量に光量制御を行う第1の光量制御手段と、
    前記第1のグループ以外の第2のグループの発光素子から出力される光ビームについて、前記先頭走査の1つ後の走査から前記最終走査において目標露光量から前記第1の露光量を減算した第2の露光量に光量制御を行い、前記先頭走査では前記第2の露光量よりも低い露光量に光量制御を行う第2の光量制御手段とを有することを特徴とする光走査装置。
  2. 前記第2の光量制御手段は、前記第2のグループの発光素子について前記画像データにおける発光開始の1画素又は発光終了の1画素を画素単位で発光又は消灯するようにしたことを特徴とする請求項1記載の光走査装置。
  3. 前記像担持体に形成された潜像の電位を潜像電位として測定する電位測定手段を有し、
    前記第1の光量制御手段は前記第1のグループに属する発光素子を点灯した際、前記電位測定手段で測定された潜像電位を第1の潜像電位として当該第1の潜像電位が予め設定した第1の電位となるように前記第1のグループに属する発光素子を制御して、前記第1の露光量を決定し、
    前記第2の光量制御手段は前記第2のグループに属する発光素子を点灯した際、前記電位測定手段で測定された潜像電位を第2の潜像電位として当該第2の潜像電位が予め設定した第2の電位となるように前記第2のグループに属する発光素子を制御して、前記第2の露光量を決定することを特徴とする請求項1又は2記載の光走査装置。
  4. 前記複数の光ビームのうち予め設定された光ビームの光量に応じて前記光源に供給するバイアス電流を設定するバイアス設定手段を有することを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載の光走査装置。
  5. 請求項1〜4いずれか1項記載の光走査装置と、前記像担持体と、前記像担持体に形成された潜像を現像してトナー像とする現像手段と、前記トナー像を記録用紙に転写して画像形成を行う転写手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 複数の発光素子を備える光源を有し、画像データに応じて前記光源を駆動して、前記光源から出力される複数の光ビームで前記像担持体を走査する光走査装置を制御するための露光制御方法であって、
    前記光源から出力される光ビームの光量を検出する強度検出ステップと、
    前記強度検出ステップで得られた光量検出信号のレベルが所定のレベルとなるように、前記光源を駆動制御する際、前記複数の発光素子のうち予め設定した第1のグループの発光素子から出力される光ビームについて、先頭走査から最終走査の1つ前の走査において第1の露光量に光量制御を行い、前記最終走査では前記第1の露光量よりも低い露光量に光量制御を行う第1の光量制御ステップと、
    前記第1のグループ以外の第2のグループの発光素子から出力される光ビームについて、前記先頭走査の1つ後の走査から前記最終走査において目標露光量から前記第1の露光量を減算した第2の露光量に光量制御を行い、前記先頭走査では前記第2の露光量よりも低い露光量に光量制御を行う第2の光量制御ステップとを有することを特徴とする光量制御方法。
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