JP2012147166A - 受信装置、及び受信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】MIMO伝送方式を用いた無線通信システムにおいて、受信品質を向上させる。
【解決手段】受信装置は、互いに異なる伝搬経路を経て受信した複数の受信信号のうちいずれか1つの受信信号に含まれるデータストリームの信号を分離検出するとともに、当該受信信号から受信品質に応じた尤度情報を検出し、検出した尤度情報に基づいて分離検出したデータストリームに対して重み付けをし、重み付けしたデータストリームを記憶させる第1の処理と、上記受信信号を記憶し、受信信号の1つと記憶した受信信号とを加算して合成し、合成した信号に含まれるデータストリームの信号を分離検出するとともに、合成した信号から受信品質に応じた尤度情報を検出し、検出した尤度情報に基づいて分離検出したデータストリームに対して重み付けをする第2の処理とを行い、第1及び第2の処理により得られた2つの重み付けされたデータストリームを合成して復調する。
【選択図】図1

Description

本発明は、受信装置、及び受信方法に関する。
無線通信における協調伝送では、複数の通信装置がお互いにパートナーとして協力をして通信を行う。ある通信装置は、発信局として、他の通信装置が送信したデータを転送する。あるいは、この逆の転送が行われる。また、通信装置は、自局からデータの送信を行わずに、他の通信装置が送信したデータを転送する中継だけを行う場合もある。
図7は、協調伝送を行う無線通信システムの一例を示す概略図である。同図に示す無線通信システムには、発信局91と、(L−1)個(Lは2以上の自然数)の中継局92(中継局92−1、中継局92−2、…、中継局92−(L−1))と、宛先局93とが具備されている。
また、同図に示す例では、発信局91が送信したデータを、(L−1)個の中継局92が中継し、宛先局93が発信局91及び各中継局92の送信したデータを受信する。この例では、(L−1)個の中継局92がデータの中継を行う協調伝送が行われている。
このとき、発信局91及び(L−1)個の中継局92と、宛先局93との間の伝搬経路におけるチャネル特性H[k](i=1,2,3,…,L)は、それぞれが異なるため、同一のデータを発信局91及び中継局92から受信する場合、宛先局93において、ダイバーシチ合成を行うことができ、受信品質を改善することができる。
なお、図7において示した無線通信システムにおけるネットワーク構成は一例であり、協調伝送は、発信局91と各中継局92とが協力しながらデータを転送する方式であり、様々なネットワーク構成が考えられる。
図8は、図7に示した無線通信システムにおけるタイムスロット(以下、スロットという)と周波数との割り当ての一例を示す図である。同図に示すように、1番目のスロットにおいて、発信局91が周波数fを用いてパケット1を送信するとともに、周波数fを用いてパケット2を送信する。
続く、2番目のスロットにおいて、中継局92−1が1番目のスロットで受信したパケット1及びパケット2を、周波数fと周波数f3とを用いて宛先局93に送信する。
また、n番目(n=2,3,…,L−1)のスロットにおいて、中継局92−(n−1)が、1番目のスロットで受信したパケット1及びパケット2を周波数fと周波数fn+1とを用いて宛先局93に送信する。
最後に、L番目のスロットにおいて、中継局92−(L−1)が、1番目のスロットで受信したパケット1及びパケット2を周波数fと周波数fとを用いて宛先局93に送信する。
ここで、スロットは通信時間を設定する際の割り当て単位であり、パケットはスロットにおいて送信されるデータのことを示す。
このように、発信局91から送信されたデータは、中継局92を経由して、宛先局93に伝送される。ひと度、発信局91から送信されたパケット1は、図8に示されるように衝突を回避しながら、時間と周波数との無線リソースを利用して、順次、各中継局92から宛先局93に送信がなされる。この伝送においてはL個の送信区間を用いて時間スロットが割り当てられて、その割り当て時間内で順次パケットの送信が行われる。このように協調伝送では、通信経路や、無線リソースなどの設定を柔軟に行うことができる。
また、協調伝送において、宛先局93では、各スロットで発信局91、各中継局92が送信するパケットを受信することが可能である。したがって、宛先局93ではダイバーシチ合成を活用できる。ダイバーシチ合成は、異なる局から到来する、複数の信号を合成することで宛先局93に到来する電波の伝搬経路の違いを活用して、受信状態の良いところを活用して受信レベルの向上を実現することで、無線伝送品質の改善を図る技術である。
今までに検討がなされていた、協調伝送に適用されるダイバーシチ合成技術について説明する。
図9は、協調伝送における受信信号のダイバーシチ合成処理を示す概略図である。同図に示すように、宛先局93では、1番目のスロットにおいて、発信局91から信号を受信し、受信信号(サブストリーム1)を複数のビット信号(ビット信号(1)〜ビット信号(6))に分離検出する。このとき、分離検出された各ビット信号は、受信信号の受信品質に応じた尤度により重み付けがなされる。
2番目のスロットにおいて、宛先局93では、中継局92から信号を受信し、受信信号(サブストリーム1)を複数のビット信号(ビット信号(1)〜ビット信号(6))に分離検出する。当該スロットにおいて分離検出された各ビット信号は、受信信号の受信品質に応じた尤度により重み付けがなされる。
そして、宛先局93では、2番目のスロットにおいて受信した各ビット信号と、1番目のスロットにおいて受信した各ビット信号とを加算し、加算による合成を行う(非特許文献1)。
続いて、協調伝送におけるダイバーシチ合成技術が用いられた宛先局93としての受信装置の一例を以下に示す。
図10は、協調伝送におけるダイバーシチ合成技術が適用された受信装置9の構成例を示す概略ブロック図である。また、同図における受信装置9は、図7に示したネットワーク構成においてL=2の協調伝送を適用した場合の構成例である。
受信装置9は、図10に示すように、信号検出回路901、尤度抽出回路902、乗算回路903、出力切替回路904、信号記憶回路905、累積加算回路906、及び信号復調回路907を備えている。
信号検出回路901は、アンテナ素子により受信された受信信号s901が入力され、受信信号s901から多重化されているデータストリームを分離検出する。また、信号検出回路901は、分離後のデータストリームを示す信号s902を乗算回路903に出力する。
尤度抽出回路902は、アンテナ素子により受信された受信信号s901が入力され、入力された受信信号s901の受信品質に応じた尤度を検出し、検出した尤度を示す尤度情報s903を乗算回路903に出力する。
乗算回路903には、信号検出回路901から信号s902と、尤度抽出回路902から尤度情報s903とが入力される。また、乗算回路903は、入力された信号s902に対して、尤度情報s903が示す尤度を乗じて重み付け処理を行い、重み付けした信号s904を出力切替回路904に出力する。
出力切替回路904は、信号s904が入力され、時間的に早く入力される信号s904と、その後に入力される信号s904とを合成するために、時間的に早く入力された信号s904を信号記憶回路905に出力して記憶させる。また、出力切替回路904は、時間的に遅く入力された信号s904を累積加算回路906に出力する。
このように、出力切替回路904は、入力される信号s904の出力を切り替えることにより、発信局から直接受信した受信信号に対応する信号s904を信号記憶回路905に記憶させ、中継局から受信した受信信号に対応する信号s904を累積加算回路906に出力する。
累積加算回路906は、信号記憶回路905に記憶されている信号s904と、出力切替回路904から入力される信号s904とを加算し、2つの信号s904に対して加算によるダイバーシチ合成を行い、ダイバーシチ合成により得られた信号s906を信号復調回路907に出力する。
信号復調回路907は、入力される信号s906に対して復調を行い、復調により得られた出力信号s907を出力する。
このように、図10に示す受信装置9では、受信した受信信号を分離検出し、分離したデータストリームに対して尤度を反映する乗算をし、送信されたデータの復調を行う。
鬼沢、浅井、市川、溝口、「MIMO−OFDM協調伝送における軟判定用ダイバーシチ合成に関する一検討」、B−5−121、2007年9月、電子情報通信学会通信ソサイエティ大会
現在の、宛先局でダイバーシチ合成を行う無線通信システムでは、上述のように、信号を分離したデータストリームに対してダイバーシチ合成が行われている。
ところで、複数のアンテナ素子からデータを送信し、送信されたデータを複数のアンテナ素子を用いて受信するMIMO(Multi-Input Multi-Output;多入力多出力)伝送では、送受信局間のMIMOチャネル行列の独立性が高まると信号分離が容易になり特性が改善する。
協調伝送では、異なる位置に存在する発信局及び複数の中継局と、宛先局との間の伝搬経路は一般的に独立性が高いので、協調伝送とMIMO伝送とを組み合わせることにより、MIMOチャネル行列の独立性を用いて、受信品質の改善が期待できる。
しかし、上述した受信装置9では、分離したデータストリームに対してダイバーシチ合成を行っているために、協調伝送において発信局及び各中継局の位置が異なることにより得られるMIMOチャネル行列の独立した散乱性を十分に活用しておらず、改善の余地があった。
すなわち、信号分離において、協調伝送の特徴である、発信局及び各中継局と、宛先局との間における伝搬経路それぞれの独立性の高さを有効に利用しておらず、受信品質に対して改善の余地が合った。
本発明は、上記の状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、MIMO伝送方式を用いた無線通信システムにおいて、受信品質を向上させることができる受信装置、及び受信方法を提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明は、MIMO伝送方式を用いた無線通信システムにおける受信装置であって、互いに異なる伝搬経路を経て受信された複数の受信信号のうちいずれか1つの受信信号が入力され、入力された受信信号に含まれるデータストリームの信号を分離検出する第1信号検出部と、前記第1信号検出部に入力された受信信号から受信品質に応じた尤度情報を検出する第1尤度抽出部と、前記第1信号検出部が分離検出したデータストリームに対して、前記第1尤度抽出部が検出した尤度情報に基づいて重み付けを行う第1乗算部と、前記第1乗算部が重み付けしたデータストリームを記憶する第1信号記憶部と、前記受信信号を記憶する第2信号記憶部と、前記受信信号の1つと前記第2信号記憶部に記憶されている受信信号を加算して合成する第1累積加算部と、前記第1累積加算部が合成した信号に含まれるデータストリームの信号を分離検出する第2信号検出部と、前記第1累積加算部が合成した信号から受信品質に応じた尤度情報を検出する第2尤度抽出部と、前記第2信号検出部が分離検出したデータストリームに対して、前記第2尤度抽出部が検出した尤度情報に基づいて重み付けを行う第2乗算部と、前記第1信号記憶部に記憶されているデータストリームと、前記第2乗算部が重み付けしたデータストリームとを加算して合成する第2累積加算部と前記第2累積加算部が合成したデータストリームに対して復調して出力する信号復調部とを備えることを特徴とする受信装置である。
また、本発明は、上記に記載の発明において、前記複数の受信信号のうち、最初に受信した受信信号を選択し、選択した受信信号を前記第1信号検出部及び前記第1尤度抽出部に出力する出力切替部を更に備えることを特徴とする。
また、本発明は、上記に記載の発明において、前記複数の受信信号それぞれの尤度を算出し、算出した尤度のうち最も高い受信信号を選択し、選択した受信信号を前記第1信号検出部及び前記第1尤度抽出部に出力する出力切替部を更に備えることを特徴とする。
また、本発明は、上記に記載の発明において、前記第1信号検出部が分離検出したデータストリームに含まれるシンボルをビット信号に変換する第1変換部と、前記第2信号検出部が分離検出したデータストリームに含まれるシンボルをビット信号に変換する第2変換部とを更に備え、前記第1乗算部は、前記第1変換部が変換したビット信号に対して、前記第1尤度抽出部が抽出した尤度情報に基づいて重み付けをし、前記第2乗算部は、前記第2変換部が変換したビット信号に対して、前記第2尤度抽出部が抽出して尤度情報に基づいて重み付けをすることを特徴とする。
また、本発明は、上記に記載の発明において、前記異なる伝搬経路を経て複数のサブキャリアを用いて送信された信号に対して高速フーリエ変換をして、前記複数の受信信号に変換する高速フーリエ変換部を更に備えることを特徴とする。
また、本発明は、MIMO伝送方式を用いた無線通信システムにおける受信装置における受信方法であって、互いに異なる伝搬経路を経て受信された複数の受信信号のうちいずれか1つの受信信号に含まれるデータストリームの信号を分離検出する第1信号検出ステップと、前記第1信号検出ステップにおいて分離検出された受信信号から受信品質に応じた尤度情報を検出する第1尤度抽出ステップと、前記第1信号検出ステップにおいて分離検出したデータストリームに対して、前記第1尤度抽出ステップにおいて検出した尤度情報に基づいて重み付けを行う第1乗算ステップと、前記第1乗算ステップにおいて、重み付けをしたデータストリームを第1信号記憶部に記憶させる第1信号記憶ステップと、前記受信信号を第2信号記憶部に記憶させる第2信号記憶ステップと、前記受信信号の1つと前記第2信号記憶部に記憶されている受信信号とを加算して合成する第1累積加算ステップと、前記累積加算ステップにおいて合成した信号に含まれるデータストリームの信号を分離検出する第2信号検出ステップと、前記累積加算ステップにおいて合成した信号から受信品質に応じた尤度情報を検出する第2尤度抽出ステップと、前記第2信号検出ステップにおいて分離検出したデータストリームに対して、前記第2尤度抽出ステップにおいて検出した尤度情報に基づいて重み付けを行う第2乗算ステップと、前記第1乗算ステップにおいて重み付けをしたデータストリームと、前記第1信号記憶部に記憶されているデータストリームとを加算して合成する第2累積加算ステップと前記第2累積加算ステップにおいて合成したデータストリームに対して復調して出力する信号復調ステップとを有することを特徴とする受信方法である。
この発明によれば、異なる伝搬経路を経て受信した複数の受信信号を、分離検出する前に合成し、合成した信号に対して分離検出する。更に、複数の受信信号のうちいずれか1つの受信信号に対して分離検出し、当該分離検出により得られるデータストリームと、合成した信号に対する分離検出により得られるデータストリームとを合成する。
このように、分離検出する前に受信信号を合成することにより、複数の受信信号それぞれに対応する伝搬経路の独立性の高さを有効に利用したダイバーシチ合成を行うことができ、受信信号に対する分離検出の精度を改善することができ、受信品質を向上させることができる。
第1実施形態における受信装置1の構成を示す概略ブロック図である。 同実施形態の受信装置1における受信信号に対する分離検出の前に行う信号合成の概要を示す図である。 第2実施形態における受信装置2の構成を示す概略ブロック図である。 第3実施形態における受信装置3の構成を示す概略ブロック図である。 第4実施形態における受信装置4の構成を示す概略ブロック図である。 各実施形態の変形例としての無線通信システムを示す概略図である。 協調伝送を行う無線通信システムの一例を示す概略図である。 図7に示した無線通信システムにおけるスロットと周波数との割り当ての一例を示す図である。 協調伝送における受信信号のダイバーシチ合成処理を示す概略図である。 協調伝送におけるダイバーシチ合成技術が適用された受信装置9の構成例を示す概略ブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態における受信装置及び受信方法を説明する。本発明に係る受信装置は、MIMO伝送方式を適用した無線通信システムにおいて無線信号の受信を行うものであり、特に、複数の通信装置から到来する信号間でのダイバーシチ合成受信を可能にするものである。
また、各実施形態において、協調伝送を適用した無線通信システムは、図7に示したように、1つの発信局と、複数の中継局と、1つの宛先局である受信装置とを具備する。また、各実施形態の無線通信システムにおいて、各中継局は、1番目のタイムスロット(以下、スロットという)で発信局が送信したデータを受信し、発信局の送信が終わった後のスロットにおいて、それぞれが異なるスロットで順に受信したデータを送信することによりデータの中継を行う。なお、発信局と各中継局とは、それぞれが異なる位置にあるものとする。
宛先局である受信装置は、発信局が送信したデータと、各中継局が発信したデータとを受信し、受信した信号(受信信号)を用いてダイバーシチ合成を行う。このとき、受信装置は、発信局及び各中継局と、自装置との間における伝搬経路それぞれの独立性の高さを利用し、受信信号に対する分離検出の精度を改善し、受信品質を向上させる。
具体的には、受信装置は、発信局及び各中継局と自装置との間の互いに異なる伝搬経路を経て受信した全ての複数の受信信号、あるいは、複数の受信信号のうちいずれか1つの受信信号に含まれるデータストリームの信号を分離検出するとともに、当該受信信号から伝搬経路に対する尤度情報を検出し、検出した尤度情報に基づいて分離検出したデータストリームに対して重み付けをし、重み付けしたデータストリームを記憶させる第1の処理を行う。
また、受信装置は、上記受信信号を記憶し、受信信号の1つと記憶した受信信号とを加算して合成し、合成した信号に含まれるデータストリームの信号を分離検出するとともに、合成した信号から伝搬経路に対する尤度情報を検出し、検出した尤度情報に基づいて分離検出したデータストリームに対して重み付けをする第2の処理を行う。
そして、受信装置は、第1及び第2の処理により得られた重み付けした2つのデータストリームを合成し、合成したデータストリームを復調する。
以下、各実施形態において、本発明に係る受信装置の構成例について説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態における受信装置1の構成を示す概略ブロック図である。同図に示すように、受信装置1は、出力切替回路100と、信号検出回路101、113と、尤度抽出回路102、114と、乗算回路103、115と、信号記憶回路104、111と、累積加算回路112、116と、信号復調回路117とを備えている。
出力切替回路100は、複数のアンテナ素子により受信された受信信号s101が入力され、協調伝送において、1番目のスロットで入力される受信信号s101を、受信信号s102として信号検出回路101、及び尤度抽出回路102に出力する。また、出力切替回路100は、2番目以降のスロットで受信される受信信号s101との合成のために、受信信号s102を信号記憶回路111に記憶させる。
また、出力切替回路100は、協調伝送において、2番目以降のスロットで入力される受信信号s101を、受信信号s111として累積加算回路112に出力する。
このように、本実施形態において、出力切替回路100は、発信局より受信した受信信号s101を信号検出回路101、尤度抽出回路102、及び信号記憶回路111に出力し、中継局より受信した受信信号s101を受信信号s111として累積加算回路112に出力する。
信号検出回路101は、出力切替回路100から受信信号s102が入力され、MIMO多重化されている受信信号s102に対して分離検出を行う。また、信号検出回路101は、分離検出により得られたデータストリームを示すデータストリーム信号s103を乗算回路103に出力する。ここで、分離検出とは、受信信号に含まれている複数のデータストリームを示す信号であってMIMO多重化されている複数のデータストリームを示す信号それぞれを検出し、検出した複数のデータストリームを示す信号(データストリーム信号)に分離することである。
尤度抽出回路102は、出力切替回路100から入力された受信信号s102から受信品質に応じた尤度を検出し、検出した尤度を示す尤度情報s104を乗算回路103に出力する。尤度抽出回路102における尤度を検出する方法として、例えば、MIMOチャネルの伝達関数を推定し、推定した伝達関数を用いて行う方法や、信号の検出に最尤推定検出(Maximum likelihood detection;MLD)を用いた場合には、最尤推定検出の演算における情報から尤度を検出するようにしてもよい。
また、尤度抽出回路102は、推定した伝達関数から各データストリームのSNR(Signal to Noise Ratio;信号対雑音比)に応じた重み付け量や、各データストリームの振幅量や電力量に応じた重み付け量も適用可能である。入力される受信信号s102の多重化されているデータストリームに応じた重み付け量を尤度情報s104として乗算回路103に出力するようにしてもよい。
また、最尤推定検出の演算から尤度を算出する場合、最尤ベクトルと、第2ベクトルとの差分ベクトル量に基づいた量、あるいは、その絶対値を重み付け量としてもよい。また、上述した各重み付け量のルート値などを用いて重み付け量を導出したり、上述した各重み付け量を組み合わせて重み付け量を導出してもよい。
乗算回路103は、信号検出回路101から入力されるデータストリーム信号s103に対して、尤度抽出回路102から入力される尤度情報s104を用いて、重み付け処理を行う。具体的には、乗算回路103は、データストリーム信号s103に対して、尤度情報s104が示す尤度を乗算することにより、重み付け処理を行う。また、乗算回路103は、重み付け処理によって得られた重み付けしたデータストリーム信号s105を信号記憶回路104に記憶させる。
信号記憶回路104には、重み付けされたデータストリーム信号s105が記憶される。
信号記憶回路111には、出力切替回路100から入力される受信信号s101が記憶される。
累積加算回路112は、出力切替回路100から受信信号s111が入力されると、信号記憶回路111に記憶されている受信信号s102を読み出し、読み出した受信信号s102と、受信信号s111とを加算し、加算によるダイバーシチ合成を行う。また、累積加算回路112は、ダイバーシチ合成の結果得られた受信信号を記憶する。
また、累積加算回路112は、以後、各中継局から信号を受信し終えるまで、出力切替回路100から入力される受信信号s111と、記憶している受信信号とを加算する累積加算を行い、累積加算結果を記憶する。そして、累積加算回路112は、発信局及び各中継局からの受信信号のダイバーシチ合成を行うと、累積加算結果として記憶している合成した信号s112を信号検出回路113及び尤度抽出回路114に出力する。
信号検出回路113は、累積加算回路112から入力される信号s112から、MIMO多重化された各データストリームを分離検出する。また、信号検出回路113は、分離検出した各データストリームを示すデータストリーム信号s113を乗算回路115に出力する。
尤度抽出回路114は、尤度抽出回路102と同様に、累積加算回路112から入力される信号s112の受信品質に応じた尤度を検出し、検出した尤度を示す尤度情報s114を乗算回路115に出力する。
乗算回路115は、信号検出回路113から入力されるデータストリーム信号s113に対して、尤度抽出回路114から入力される尤度情報s114を用いて重み付け処理を行う。この重み付け処理として、例えば、乗算回路115は、乗算回路103と同様に、データストリーム信号s113に含まれる各シンボルに対して、尤度情報s114が示す尤度を乗算する。
また、乗算回路115は、重み付け処理によって得られた重み付けしたデータストリーム信号s115を累積加算回路116に出力する。
累積加算回路116は、乗算回路115から入力されるデータストリーム信号s115と、信号記憶回路104に記憶されているデータストリーム信号s105とを加算して加算によるダイバーシチ合成を行い、合成により得られた信号を合成信号s116として信号復調回路117に出力する。
また、累積加算回路116は、複数のパケットに亘ってダイバーシチ合成を行う場合、合成により得られた信号を記憶し、記憶した信号と、乗算回路115から新たに入力されるデータストリーム信号s115を加算してダイバーシチ合成を行う。また、累積加算回路116は、更に、ダイバーシチ合成の結果と、信号記憶回路104に新たに記憶されるデータストリーム信号s105とを加算してダイバーシチ合成を行う。
信号復調回路117は、累積加算回路116から入力される合成信号s116を復調し、復調により得られた出力信号s117を出力する。
図2は、本実施形態の受信装置1における受信信号に対する分離検出の前に行う信号合成の概要を示す図である。ここでは、受信装置1に備えられているアンテナ素子の数が2個の場合について説明する。
1番目のスロットにおいて、受信装置1は、周波数fでサブストリーム1及びサブストリーム2を含む信号を発信局から受信する。受信装置1において、サブストリーム1及びサブストリーム2を含む信号は、受信信号s102として信号記憶回路111に記憶される。
2番目のスロットにおいて、受信装置1は、周波数fでサブストリーム1及びサブストリーム2を含む信号を中継局から受信する。受信装置1において、サブストリーム1及びサブストリーム2を含む信号は、受信信号s111として累積加算回路112に入力される。累積加算回路112は、当該スロットにおいて受信されたサブストリーム1と、1番目のスロットにおいて受信され、信号記憶回路111に記憶されているサブストリーム1とを加算してパケット合成を行う。また、累積加算回路112は、サブストリーム1と同様に、当該スロットにおいて受信されたサブストリーム2と、1番目のスロットにおいて受信されたサブストリーム2と加算してパケット合成を行う。
上述のように、受信装置1は、多重化された受信信号を各データストリームに分離する前に、発信局から受信した受信信号と、発信局と異なる位置の中継局から受信した受信信号とを加算するパケット合成を行う。これにより、MIMO伝送では送信に用いるアンテナ素子間の空間相関が低いほど、精度よく信号分離を行うことができることと、協調伝送では発信局及び各中継局が異なるのでそれぞれのアンテナ素子間の空間相関が低いことを利用することができ、MIMO伝送における信号分離の精度を向上させることができる。
その結果、受信装置1は、MIMOチャネル行列の独立性を活用してサイト・ダイバーシチ合成の効果を向上させることができ、多重化されたデータストリーム信号への分離を容易にし、信号分離の精度を向上させるとともに、受信特性を改善することができる。
また、累積加算回路116が、信号分離前にダイバーシチ合成された受信信号から得られたデータストリーム信号s115と、受信した信号から得られたデータストリーム信号s105とをダイバーシチ合成する。このように、信号分離前の合成と、信号分離号の合成とを併用することで、サイト・ダイバーシチ合成の効果を更に向上させ、受信特性を改善することができる。また、信号記憶回路104が信号検出回路101〜乗算回路103によって得られたデータストリーム信号を記憶しているので、累積加算回路116は、信号記憶回路111〜乗算回路115におけるパケット合成が完了した後に、データストリーム信号s115と、データストリーム信号s105とをダイバーシチ合成することができる。
また、本実施形態における受信装置1は、累積加算回路112、116を信号検出回路113の前後に備えることにより、信号検出回路113、尤度抽出回路114、及び乗算回路115からなる1組の回路で、複数のスロットに亘って受信する受信信号に対する重み付け処理を行うことができ、回路規模を削減することができる。その結果、受信装置1の実装を簡易にすることができる。
なお、本実施形態の受信装置1において、1番目のスロットに受信した受信信号を信号検出回路101及び尤度抽出回路102に出力する構成について説明したが、これに限ることなく、2番目又は2番目以降のスロットで受信した受信信号を信号検出回路101及び尤度抽出回路102に出力するようにしてもよい。
協調伝送において、一般に、1番目のスロットに対して後のスロットで送信される信号ほど、宛先局(受信装置1)の近くに位置する中継局から送信されたものとなる可能性が高いので、スロットが後になるほど宛先局における受信電力が高くなる可能性が高い。このような場合、受信電力が高い受信信号を単独で信号の分離をしてダイバーシチ合成を行った方がダイバーシチ合成の効果は高くなる可能性が高く、信号分離の前後でダイバーッシチを行う手法を単独でダイバーシチ合成を行うことも可能である。一方、協調伝送において後の方に受信した受信信号には、中継の際に生じる誤りが含まれてしまうことにより、エラー情報が含まれている可能性がある。
出力切替回路100が協調伝送におけるいずれのスロットの受信信号を信号検出回路101及び尤度抽出回路102に出力するかは、受信電力と、エラーが含まれる可能性とのトレードオフに基づいて、選択するようにしてもよい。
例えば、2番目のスロットにおいて受信した信号を受信信号s102として信号検出回路101及び尤度抽出回路102に出力する場合、出力切替回路100は、1番目のスロットにおいて受信した信号を信号記憶回路111に出力して記憶させるようにする。このとき信号検出回路101、尤度抽出回路102、及び乗算回路103は、受信信号s102として入力された2番目のスロットで受信された信号に対して上述の処理を行い、データストリーム信号s105を算出する。また、累積加算回路112は、信号記憶回路111に記憶されている1番目のスロットで受信した信号と、2番目のスロット以降に受信した信号とを合成し、合成結果を信号検出回路113及び尤度抽出回路114に出力する。そして、各回路は上述した処理を行い、乗算回路115の算出するデータストリーム信号s115と、2番目のスロットで受信した信号に対応するデータストリーム信号s105とが合成される。
また、出力切替回路100は、状況に応じて、1番目のスロットで受信した信号と、2番目のスロットで受信した信号とのいずれかを選択し、選択した信号を信号検出回路101及び尤度抽出回路102に出力するようにしてもよい。例えば、出力切替回路100は、受信した信号それぞれの尤度を算出し、各信号の算出した尤度を比較し、尤度が最も高い信号を選択するようにしてもよい。
これにより、常に信号分離の精度が高い信号を選択することができ、ダイバーシチ合成の効果を向上させることができる。
(第2実施形態)
図3は、本発明に係る第2実施形態における受信装置2の構成を示す概略ブロック図である。同図に示すように、受信装置2は、第1実施形態の受信装置1(図1)の構成にシンボル/ビット変換回路201、202を加えた構成となっている。以下、受信装置2において、受信装置1と同じ構成については同じ符号を付して、その説明を省略する。
シンボル/ビット変換回路201は、信号検出回路101と、乗算回路103との間に設けられ、信号検出回路101からデータストリーム信号s103が入力される。シンボル/ビット変換回路201は、入力されるストリーム信号s103に含まれるシンボルをビット信号に変換し、変換により得られたビット信号を示すデータストリーム信号s201として乗算回路103に出力する。ここで、乗算回路103は、入力されたデータストリーム信号s201に対して、データストリーム信号s103に対する重み付け処理と同様の重み付け処理を行い、重み付け処理により得られた結果をデータストリーム信号s105として出力する。
シンボル/ビット変換回路202は、信号検出回路113と、乗算回路115との間に設けられ、信号検出回路113からデータストリーム信号s113が入力される。シンボル/ビット変換回路202は、入力されるストリーム信号s113に含まれるシンボルをビット信号に変換し、変換により得られたビット信号を示すデータストリーム信号s202として乗算回路115に出力する。ここで、乗算回路115は、入力されたデータストリーム信号s202に対して、データストリーム信号s113に対する重み付け処理と同様の重み付け処理を行い、重み付け処理により得られた結果をデータストリーム信号s115として出力する。
上述のように、本実施形態の受信装置2は、シンボル/ビット変換回路201、202を備えたことにより、信号検出回路101、113による信号分離後のデータストリームに含まれるシンボルをビット信号に変換した信号に対して重み付けと、ダイバーシチ合成とを行う。
これにより、受信装置2は、ビット信号において、高品質なダイバーシチ合成を行うことができ、軟判定信号を用いたダイバーシチ合成や、軟判定信号に対して尤度情報を反映した高品質かつ自由度の高いダイバーシチ合成を行うことができ、受信特性を改善することができる。
(第3実施形態)
図4は、本発明に係る第3実施形態における受信装置3の構成を示す概略ブロック図である。同図に示すように、受信装置3は、第1実施形態の受信装置1(図1)の構成にFFT(Fast Fourier Transform;高速フーリエ変換)回路301を加えた構成となっている。以下、受信装置3において、受信装置1と同じ構成については同じ符号を付して、その説明を省略する。
FFT回路301は、複数のアンテナ素子と、出力切替回路100との間に設けられ、複数のアンテナ素子により受信された受信信号s101が入力される。FFT回路301は、入力された受信信号s101に対して高速フーリエ変換を行い、時間領域の信号から周波数領域の信号に変換し、変換により得られた周波数領域の信号を受信信号s301として出力切替回路100に出力する。ここで、出力切替回路100は、入力される受信信号s301に対して、受信信号s100に対する処理と同様の処理を行い、信号検出回路101及び尤度抽出回路102に出力するとともに、信号記憶回路111に記憶させる処理と、累積加算回路112に出力する処理との切り替えを行う。
上述のように、本実施形態の受信装置3は、FFT回路301を備えたことにより、受信した信号を周波数領域の信号に変換してから、各サブキャリアの信号に対する重み付けと、ダイバーシチ合成とを行う。
これにより、受信装置3は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing;直交周波数分割多重)方式を用いた通信に対しても、サブキャリアそれぞれの信号に対して高品質なダイバーシチ合成を行うことができ、受信特性を改善することができる。
(第4実施形態)
図5は、本発明に係る第4実施形態における受信装置4の構成を示す概略ブロック図である。同図に示すように、受信装置4は、第1の実施形態の受信装置1(図1)の構成に、シンボル/ビット変換回路201、202と、FFT回路301とを加えた構成となっている。すなわち、受信装置4は、第2実施形態において第1実施形態の受信装置1に加えたシンボル/ビット変換回路201、202と、第3実施形態において第1実施形態の受信装置1に加えたFFT回路301とを加えた構成となっている。
受信装置4において、上述の各実施形態と同じ構成については同じ符号を付してその説明を省略する。
受信装置4は、シンボル/ビット変換回路201、202を備えることにより、ビット信号において、高品質なダイバーシチ合成を行うことができ、軟判定信号を用いたダイバーシチ合成や、軟判定信号に対して尤度情報を反映した高品質かつ自由度の高いダイバーシチ合成を行うことができる。
また、受信装置4は、FFT回路301を備えたことにより、OFDM方式を用いた通信に対しても、サブキャリアそれぞれの信号に対して高品質なダイバーシチ合成を行うことができる。
上述の各実施形態における受信装置は、信号分離前に、発信局から受信した受信信号と、発信局と異なる位置の中継局から受信した受信信号とを加算するパケット合成をすることにより、MIMOチャネル行列の独立性を活用してサイト・ダイバーシチ合成の効果を向上させ、多重化されたデータストリーム信号への分離を容易にすることができる。その結果、受信装置は、高品質なダイバーシチ合成受信が可能になり、受信品質を改善することができる。
なお、上述の各実施形態では、図7に示した無線通信システムのネットワーク構成において、発信局が送信した信号を、各中継局が受信し、受信した信号を送信し、宛先局である受信装置が発信局及び各中継局から信号を順に受信する構成について説明したが、これに限ることなく、受信装置が、異なる伝搬経路を経て到達した信号を合成する構成であってもよい。例えば、以下に示すネットワーク構成を適用してもよい。
図6は、各実施形態の変形例としての無線通信システムを示す概略図である。図6(a)に示すように、無線通信システムは、発信局51と、発信局51に有線接続され異なる位置に配置されている複数の送信局52と、宛先局53としての受信装置とを備えている。この無線通信システムでは、各送信局52が、発信局51の制御に応じて異なるスロットで順に信号を送信し、宛先局53が異なる伝搬経路を経て到達した信号をダイバーシチ合成する。
また、図6(b)に示すように、無線通信システムは、発信局61と、宛先局63としての受信装置、宛先局63に有線接続され異なる位置に配置されている複数の受信局62とを備えている。この無線通信システムでは、発信局61が送信した信号を、宛先局63及び各受信局62が受信し、宛先局63が自局で受信した信号及び各受信局62で受信した信号を合成する。この場合、宛先局63では、重み付けした信号を時間的に蓄積する必要がないので、信号記憶回路104、111に信号を記憶させずに、各受信局62にて重み付けをした後に、宛先局63において各受信信号に対してダイバーシチ合成を行うようにしてもよい。
このように、協調伝送を用いた無線通信システムだけでなく、他の形態の送受信方法、受信装置に、本発明を適用してもよい。
また、上述の各実施形態において、受信する信号に対して誤り訂正符号化がなされていてもよい。この場合、信号復調回路117が、入力される合成信号s116に対して誤り訂正復号を行うようにしてもよい。また、信号復調回路117が合成信号s116に対する軟判定を行い、誤り訂正復号を行うようにしてもよい。これにより、受信品質を改善することができる。
更に、尤度抽出回路114における最尤推定検出で検出された判定信号ベクトルをビット信号に変換し、乗算回路103がこのビット信号に対して重み付け処理をするようにしてもよい。重み付けされたビット信号は、1つの信号区間、又はスロットに亘る信号区間ごとに信号記憶回路104にて記憶される。次の信号区間、又はスロットにおいて、送信されてくるパケット信号から得られたビット信号と、累積加算回路116にてダイバーシチ合成され、合成された信号は信号復調回路117にて復調される。
また、上述の各実施形態では、累積加算回路116が信号の合成をした後に、信号復調回路117が復調を行う構成について説明したが、これに限ることなく、信号に対する処理の手順を入れ替えるようにしてもよい。例えば、乗算回路115が出力するデータストリーム信号s115と、信号記憶回路104に記憶されているデータストリーム信号s105に対して、復調・復号処理をした後にダイバーシチ合成をするようにしてもよい。
また、上述の各実施形態では、累積加算回路116において、乗算回路115が出力するデータストリーム信号s115と、信号記憶回路104に記憶されているデータストリーム信号s105とを加算により合成する構成について説明したが、それぞれのデータストリーム信号に対応する受信信号の電力量に応じた重み付けを行った後に、加算によるダイバーシチ合成を行うようにしてもよい。
また、上述の各実施形態における受信装置は、無線LAN(Local Area Network;局所通信網)などで一般的に適用されているパケットごとの通信にも適用することができる。この場合、受信装置に備えられている各回路は、パケット長を単位として、処理を行うようにすることで、パケット単位でのダイバーシチ合成を行うことができ、受信品質を改善することができる。
また、上述の各実施形態において、シングルキャリア方式により送信が行われる場合、送信側(発信局及び各中継局)において、送信する信号にガードインターバル(Guard Interval;GI)を付加し、受信側(宛先局)で周波数等化処理を行うようにしてもよい。また、送信側において、変調方式ではなく、符号化の1つの手法としてSTBC(Space-Time Block Code;時空間ブロック)符号化を上記の送信方法と併用して適用してもよい。
また、上述の各実施形態において、軟判定を用いる場合、誤り訂正符号化及び復号の方法には、畳み込み符号化/ビタビ復号、あるいは、ターボ符号化/復号化などを用いてもよく、軟判定において得られる情報を用いる符号化方式であれば適用することができる。
また、軟判定情報には、ビット信号の尤度を判定する軟判定方法を適用してもよい。また、軟判定には、LLR(Logarithm of Likelihood Ratio:対数尤度比)情報を検出する軟判定方法を用いるようにしてもよい。
また、上述の各実施形態において、信号検出の一例としてMLDを用いた構成を説明したが、これに限ることなく、ZF(Zero-Forcing;ゼロフォーシング)法や、MMSE(Minimum Mean Square error Estimation;最小2乗推定)法などの各種信号検出の手法を適用してもよい。更に、MLDを用いた信号検出において、様々な演算量削減手法があるが、これらを適用してもよい。
また、受信装置において、MLDを用いた場合、データストリームの数が2以上である場合にも当然適用でき、データストリームの数が1である場合にも適用できる。
また、上述の各実施形態において、発信局及び各中継局における信号処理について具体的に示していないが、宛先局(受信装置)でのダイバーシチ合成の効果の改善のために、中継局に様々な信号処理手法を適用してもよい。例えば、巡回シフト遅延(Cyclic-shift Delay)や、DF(Decode-and-Forward;復号転送)法、AF(Amplitude-and-Forward;増幅転送)法を適用してもよい。また、DF法を適用する場合、完全にデータまでの復調を行ってから転送を行う手法他に、軟判定情報を導出した時点で導出した軟判定情報を送信する手法、中継局でサブキャリアを入れ替える手法などを適用してもよく、また、これらの手法を組み合わせて適用してもよい。
また、上述の第1実施形態において、図2に示した例では、発信局及び中継局が異なるスロットと周波数とを用いて信号を送信する場合について説明したが、これに限られることなく、発信局及び中継局から送信される信号が互いに干渉しないように送信の方式を変更してもよい。例えば、発信局及び中継局が、時間的に送信タイミングをずらして同一周波数で送信してもよいし、時間の直交性を用いるように時間を空けて送信してもよいし、拡散符号の直交性を利用して信号を送信してもよいし、空間的な直交性を利用して信号を送信してもよいし、時空間ブロック符号化(STBC)等の送信符号の直交性を利用して送信を行ってもよい。この場合、受信装置では、発信局及び中継局が行う送信に対応した復調が行われる。
また、上述の第1実施形態において、図2に示した例では、2つのスロット間の受信信号に対する合成について説明したが、これに限られることなく、3つ以上の複数のスロット間の受信信号に対する合成を行うことは当然可能である。
また、上述の各実施形態の受信装置に備えられている累積加算回路112、116は、様々な方法で実装できるが、例えば、簡易な方法として、合成前の信号を記憶する遅延回路と、加算回路を組み合わせて実現することができる。
また、上述の各実施形態において、信号検出回路101〜乗算回路103を用いて、1つの受信信号に対して分離検出、重み付け等の演算を行い、その演算結果を示す信号を信号記憶回路104に記憶させ、累積加算回路116が信号記憶回路111〜乗算回路115を用いた分離検出、重み付け等の演算結果を示す信号と、信号記憶回路104に記憶されている信号とを合成する構成について説明した。しかし、これに限ることなく、信号検出回路101〜乗算回路103を用いて、複数の受信信号に対して分離検出、重み付け等を行い、受信信号ごとの演算結果を示す信号を信号記憶回路104に記憶させ、累積加算回路116が、信号記憶回路111〜乗算回路115を用いた分離検出、重み付け等の演算結果を示す信号と、信号記憶回路104に記憶されている演算結果を示す複数の信号とを加算してダイバーシチ合成を行うようにしてもよい。
なお、本発明における受信装置の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによりダイバーシチ合成等を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。更に「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。更に、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明に係る受信装置及び受信方法は、通信装置(発信局、送信局、中継局、宛先局など)が固定されている場合、移動する場合を問わず、異なる伝搬経路を経て同一の信号を受信する通信装置に対して適用することができる。
1,2,3,4,9…受信装置
51,61,91…発信局
92,92−1,92−2…中継局
53,63,93…宛先局
52…送信局
62…受信局
100,904…出力切替回路
101,113,901…信号検出回路
102,114,902…尤度抽出回路
103,115,903…乗算回路
104,111,905…信号記憶回路
112,116,906…累積加算回路
117,907…信号復調回路
201,202…シンボル/ビット変換回路
301…FFT回路

Claims (6)

  1. MIMO伝送方式を用いた無線通信システムにおける受信装置であって、
    互いに異なる伝搬経路を経て受信された複数の受信信号のうちいずれか1つの受信信号が入力され、入力された受信信号に含まれるデータストリームの信号を分離検出する第1信号検出部と、
    前記第1信号検出部に入力された受信信号から受信品質に応じた尤度情報を検出する第1尤度抽出部と、
    前記第1信号検出部が分離検出したデータストリームに対して、前記第1尤度抽出部が検出した尤度情報に基づいて重み付けを行う第1乗算部と、
    前記第1乗算部が重み付けしたデータストリームを記憶する第1信号記憶部と、
    前記受信信号を記憶する第2信号記憶部と、
    前記受信信号の1つと前記第2信号記憶部に記憶されている受信信号とを加算して合成する第1累積加算部と、
    前記第1累積加算部が合成した信号に含まれるデータストリームの信号を分離検出する第2信号検出部と、
    前記第1累積加算部が合成した信号から受信品質に応じた尤度情報を検出する第2尤度抽出部と、
    前記第2信号検出部が分離検出したデータストリームに対して、前記第2尤度抽出部が検出した尤度情報に基づいて重み付けを行う第2乗算部と、
    前記第1信号記憶部に記憶されているデータストリームと、前記第2乗算部が重み付けしたデータストリームとを加算して合成する第2累積加算部と
    前記第2累積加算部が合成したデータストリームに対して復調して出力する信号復調部と
    を備えることを特徴とする受信装置。
  2. 前記複数の受信信号のうち、最初に受信した受信信号を選択し、選択した受信信号を前記第1信号検出部及び前記第1尤度抽出部に出力する出力切替部
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記複数の受信信号それぞれの尤度を算出し、算出した尤度のうち最も高い受信信号を選択し、選択した受信信号を前記第1信号検出部及び前記第1尤度抽出部に出力する出力切替部
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  4. 前記第1信号検出部が分離検出したデータストリームに含まれるシンボルをビット信号に変換する第1変換部と、
    前記第2信号検出部が分離検出したデータストリームに含まれるシンボルをビット信号に変換する第2変換部と
    を更に備え、
    前記第1乗算部は、前記第1変換部が変換したビット信号に対して、前記第1尤度抽出部が抽出した尤度情報に基づいて重み付けをし、
    前記第2乗算部は、前記第2変換部が変換したビット信号に対して、前記第2尤度抽出部が抽出して尤度情報に基づいて重み付けをする
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の受信装置。
  5. 前記異なる伝搬経路を経て複数のサブキャリアを用いて送信された信号に対して高速フーリエ変換をして、前記複数の受信信号に変換する高速フーリエ変換部
    を更に備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の受信装置。
  6. MIMO伝送方式を用いた無線通信システムにおける受信装置における受信方法であって、
    互いに異なる伝搬経路を経て受信された複数の受信信号のうちいずれか1つの受信信号に含まれるデータストリームの信号を分離検出する第1信号検出ステップと、
    前記第1信号検出ステップにおいて分離検出された受信信号から受信品質に応じた尤度情報を検出する第1尤度抽出ステップと、
    前記第1信号検出ステップにおいて分離検出したデータストリームに対して、前記第1尤度抽出ステップにおいて検出した尤度情報に基づいて重み付けを行う第1乗算ステップと、
    前記第1乗算ステップにおいて、重み付けをしたデータストリームを第1信号記憶部に記憶させる第1信号記憶ステップと、
    前記受信信号を第2信号記憶部に記憶させる第2信号記憶ステップと、
    前記受信信号の1つと前記第2信号記憶部に記憶されている受信信号とを加算して合成する第1累積加算ステップと、
    前記累積加算ステップにおいて合成した信号に含まれるデータストリームの信号を分離検出する第2信号検出ステップと、
    前記累積加算ステップにおいて合成した信号から受信品質に応じた尤度情報を検出する第2尤度抽出ステップと、
    前記第2信号検出ステップにおいて分離検出したデータストリームに対して、前記第2尤度抽出ステップにおいて検出した尤度情報に基づいて重み付けを行う第2乗算ステップと、
    前記第1乗算ステップにおいて重み付けをしたデータストリームと、前記第1信号記憶部に記憶されているデータストリームとを加算して合成する第2累積加算ステップと
    前記第2累積加算ステップにおいて合成したデータストリームに対して復調して出力する信号復調ステップと
    を有することを特徴とする受信方法。
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