JP2012144312A - 用紙折り装置 - Google Patents

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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

【課題】折りローラ対で用紙に強い折りを施すことができる用紙折り装置を提供する。
【解決手段】回転可能に軸支された2本の折りローラ201,202からなる折りローラ対に用紙を挟み込んで折りを施す用紙折り装置において、折りローラ対に挟み込まれた用紙に対して所定圧力がかかるように2本の折りローラ201,202の軸間距離Aを調整する軸間距離調整手段と、軸間距離調整手段により調整された軸間距離Aで折りローラ対の位置を固定する固定手段32a,32bとを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、用紙に折り処理をおこなう用紙折り装置に関するものである。
従来、用紙折り装置として、搬送中の用紙の先端を停止させて形成した用紙の撓みを、折りローラ対のローラ間に挟み込んで搬送することで、用紙に折り目を形成する折り処理を行うものが知られている。
特許文献1に記載の用紙折り装置では、折りローラ対のローラ間に進入した用紙に押し退けられ用紙の厚みに応じてローラ間の間隔が変わるように、折りローラ対の一方の折りローラである可動折りローラが、他方の折りローラであり位置が固定された固定折りローラに対して揺動可能になっている。また、可動折りローラは固定折りローラに向かってスプリングにより付勢されており、スプリングにより付勢された可動折りローラからの加圧力によって、折りローラ対に挟み込んだ用紙の撓みを押し潰し折りを施している。
しかしながら、折りローラ対のローラ間に用紙が進入した際の衝撃で、スプリングにより付勢されている可動折りローラの位置が変動すると、折りローラ対の軸間距離が大きくなって、折りローラ対により用紙の撓みを押し潰す力が瞬間的に弱くなる。前記押し潰す力が弱くなり過ぎると、折りローラ対で用紙に強い折りを施すことができなくなるといった問題が生じる。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、折りローラ対で用紙に強い折りを施すことができる用紙折り装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、回転可能に軸支された2本の折りローラからなる折りローラ対に用紙を挟み込んで折りを施す用紙折り装置において、前記折りローラ対に挟み込まれた用紙に対して所定圧力がかかるように前記2本の折りローラの軸間距離を調整する軸間距離調整手段と、前記軸間距離調整手段により調整された前記軸間距離で前記折りローラ対の位置を固定する固定手段とを有することを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の用紙折り装置において、上記折りローラ対のローラ間に隙間を空けることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の用紙折り装置において、上記折りローラ対で折りを施す用紙の厚さに応じて、上記軸間距離調整手段により上記軸間距離が調整可能であることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1または2の用紙折り装置において、上記折りローラ対で折りを施す用紙の折り回数に応じて、上記軸間距離調整手段により上記軸間距離が調整可能であることを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1、2、3または4の用紙折り装置において、上記折りローラは筒状の芯材である金属部材の表面にゴム部材を設けたものであり、前記ゴム層の硬度がJIS−A硬度で60度以上100度以下であることを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1、2、3または4の用紙折り装置において、上記折りローラは筒状の芯材である金属部材の表面にゴム部材を設けたものであり、前記ゴム部材の厚さが1[mm]〜5mmであることを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項1、2、3または4の用紙折り装置において、上記折りローラ対の少なくとも一方の折りローラが、円筒状の金属部材で構成されていることを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項7の用紙折り装置において、上記円筒状の金属部材の表面に、用紙に対する摩擦係数が前記金属部材の表面よりも高い物質をコーティングしコーティング層を形成するコーティング処理を施すことを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項8の用紙折り装置において、上記コーティング処理は上記金属部材の表面に樹脂をコーティングするものであることを特徴とするものである。
本発明においては、折りローラ対に挟まれた用紙に対して所定圧力がかかるように、軸間距離調整手段によって折りローラ対の軸間距離を調整し、その調整された軸間距離で折りローラ対の位置を固定手段により固定する。これにより、折りローラ対のローラ間に用紙が進入した際の衝撃で折りローラの位置が変動し折りローラ対の軸間距離が大きくなることなく、折りローラ対により用紙に対して所定圧力で折りを施すことができる。よって、折りローラ対のローラ間に用紙が進入した際の衝撃で折りローラの位置が変動する場合よりも、折りローラ対により用紙に強い折りを施すことができる。
以上、本発明によれば、折りローラ対によって用紙に強い折りを施すことができるという優れた効果がある。
(a)第一折りローラと第二折りローラとからなる折りローラ対を上方から見た場合の模式図、(b)第一折りローラと第二折りローラとを軸方向から見た場合の模式図。 本実施形態に係る用紙折り装置の概略構成図。 Z折りの説明に用いる説明図。 内三つ折りの説明に用いる説明図。 第一折りローラと第二折りローラとを軸方向から見た場合の模式図。 芯材となる金属材に弾性体を設けた折りローラの直径方向の断面図。 芯材となる金属材上に硬性ゴムと軟性ゴムとを重ね合わせた2重構造の弾性体を設けた折りローラの直径方向の断面図。 金属材からなる折りローラの直径方向の断面図。 金属材の表面にコーティング処理が施された折りローラの直径方向の断面図。
図2は、本実施形態に係る用紙折り装置の概略構成図である。
この用紙折り装置は、用紙を搬送するための搬送路として、第一ストッパー搬送路101、第二搬送路102、第二ストッパー搬送路103、第四搬送路104、第五搬送路105、ストレート搬送路106を有する。なお、ストレート搬送路106は、用紙搬入口から用紙を受け入れ用紙を折らずに用紙折り装置よりも用紙搬送方向下流側にある後処理装置へ排紙するための搬送路である。各搬送路は、用紙の搬送を案内するためのガイド板が用紙の厚さ方向両側に所定の隙間距離を設けて配置されることで形成される。各搬送路は、搬送路同士が直接あるいは2つの折りローラからなるローラ対を挟んで配置される。また、搬送経路を切り替えるよう各搬送路へ用紙の案内する、第一切替爪301、第二切替爪302、内三つめくれ防止爪303が設けられている。また、第一ストッパー搬送路101、第二ストッパー搬送路103の搬送路内には、搬送されてきた用紙の先端を当接停止させる停止部材として、第一ストッパー401、第二ストッパー402がそれぞれ設けられている。また、第一折りローラ201と第二折りローラ202とが、第三折りローラ203と第四折りローラ204とが、それぞれ折りローラ対を構成している。
このような構成により、各折りモード(Z折り、外三つ折り、内三つ折り)での用紙折り処理動作が可能となる。以下、各折り処理動作を説明する。
<Z折り>
図3に示すように、本体より受け入れた用紙は、第一切替爪301によって第一ストッパー搬送路101へ案内される。第一ストッパー搬送路101内の第一ストッパー401に用紙先端を突き当てて撓ませ、第一折りローラ201と第二折りローラ202とにより挟み込んで1回目の折りを行う。1回目の折り完了後、第二搬送路102から第二ストッパー搬送路103へ搬送され、第二ストッパー搬送路103内の第二ストッパー402に用紙先端を突き当てて撓ませ、第三折りローラ203と第四折りローラ204とで挟み込んで2回目の折りを行い、Z折り完了となる。折り完了後、第二切替爪302によって第四搬送路104へ案内され、下流機へ搬送される。
<内三つ折り>
図4に示すように、本体より受け入れた用紙は、第一切替爪301によって第一ストッパー搬送路101へ案内される。第一ストッパー搬送路101内の第一ストッパー401に用紙先端を突き当てて撓ませ、第一折りローラ201と第二折りローラ202によって形成される第一ニップで1回目の折りを行う。1回目の折り完了後、第二搬送路102から第二ストッパー搬送路103へ搬送され、第二ストッパー搬送路103内の第二ストッパー402に用紙先端を突き当てて撓ませ、第三折りローラ203と第四折りローラ204によって形成される第二ニップで2回目の折りを行う。この時、内三つめくれ防止爪303によって、内側へ折り込まれた用紙先端を、第二ニップへガイドしながら折りを行い、内三つ折り完了となる。折り完了後、第二切替爪302によって第五搬送路105へ案内され、機内スタッカー500へ搬送される。
<外三つ折り>
本体より受け入れた用紙は、第一切替爪301によって第一ストッパー搬送路101へ案内される。第一ストッパー搬送路101内の第一ストッパー401に用紙先端を突き当てて撓ませ、第一折りローラ201と第二折りローラ202によって形成される第一ニップで1回目の折りを行う。1回目の折りが完了後、第二搬送路102から第二ストッパー搬送路103へ搬送され、第二ストッパー搬送路103内の第二ストッパー402に用紙先端を突き当てて撓ませ、第三折りローラ203と第四折りローラ204によって形成される第二ニップで2回目の折りを行い、外三つ折り完了となる。折り完了後、第二切替爪302によって第五搬送路105へ案内され、機内スタッカー500へ搬送される。
図1(a)は第一折りローラ201と第二折りローラ202とからなる折りローラ対を上方から見た場合の模式図であり、図1(b)は第一折りローラ201と第二折りローラ202とを軸方向から見た場合の模式図である。図1(b)においては、わかり易くするために前側板51または後側板52の図示を省略している。
第一折りローラ201と第二折りローラ202との少なくとも一方は、図示しないモーター等からなる駆動源によって回転駆動される。なお、第一折りローラ201と第二折りローラ202との一方のみが駆動源により回転駆動される構成の場合では、第一折りローラ201と第一折りローラ202とのローラ間に用紙を挟み込んだ際に、駆動源により回転駆動する一方の折りローラから用紙を介して回転駆動力が伝達されることにより、他方の折りローラが回転する。
図1(b)に示すように、第一折りローラ201と第二折りローラ202とは両者の軸中心の間隔が軸間距離Aとなり、第一折りローラ201と第二折りローラ202との互いに対向するローラ面の間隔が隙間Bとなる位置で、第一折りローラ201の軸201aと第二折りローラ202の軸202aとをそれぞれ回転可能に軸支する軸受け211,212を介して前側板51と後側板52とに固定されている。軸間距離Aは第一折りローラ201と第二折りローラ202とで用紙を挟んだときに強い折りが施されるような所定圧力がかかるように設定されている。
また、軸受け221に形成された長孔31a,31bと固定ネジ32a,32bとにより軸受け221を前側板51や後側板52に対して変位させて、第一折りローラ201に対する第二折りローラ202の位置を変化させることにより、軸間距離Aや隙間Bの大きさを調整することができる。
従来では、折りローラはスプリング等によって加圧され、このスプリングの加圧力によって折りローラ対のローラ間に挟み込んだ用紙の折り部を押し潰して折り加工を行っている。しかしながら、用紙の折り部が折りローラニップを通過する際には、用紙の折り部が折りローラ対のローラ間を通過する瞬間の勢いで、スプリングにより加圧されている折りローラが開く方向に跳ね上げられる動作をする。これにより、折りローラ対のローラ間の間隔が用紙の紙厚以上(1回目折りならば用紙2枚分以上)に引き離されるので、用紙の折り部に強い折りを施すことができなくなるといった問題が生じる。
このような折りローラの跳ね上げを低減させるために、スプリングによる折りローラの加圧力を強くすることも考えられるが、折りローラ両端にスプリングによって圧力を負荷する構成においては、折りローラに撓みが生じるため圧が均一にかからなかったり、かなり強い圧をかけないと前記跳ね上がりを抑制できなかったりすることが予想される。そのため、折りローラを加圧するスプリングの加圧力の増加のみでは用紙の折り部に強い折りを施すことができず、折り高さが低減してしまうことへの対策として大きな効果を得ることが期待できない。
一方、本実施形態においては、折りローラ対に挟まれた用紙に対して所定圧力がかかる軸間距離Aで折りローラ対の第一折りローラ201と第二折りローラ202との位置を固定することで、折りローラ対のローラ間に用紙が進入した際の衝撃で第一折りローラ201や第二折りローラ202の位置が変動し折りローラ対の軸間距離が大きくなることなく、折りローラ対により用紙に対して所定圧力で折りを施すことができる。よって、折りローラ対のローラ間に用紙が進入した際の衝撃で折りローラの位置が変動する場合よりも、折りローラ対により用紙に強い折りを施すことができ、用紙の折り高さを低減させることができる。
また、従来のようなスプリングによる折りローラの加圧機構を設ける必要が無いので、その分、装置が単純化され、小型で低価格な用紙折り装置を提供することができる。
また、第一折りローラ201と第二折りローラ202との軸間距離Aを調整して固定するだけではなく、第一折りローラ201と第二折りローラ202との互いに対向するローラ面の間隔が0[mm]にならない位置、すなわち、前記対向するローラ面に隙間が形成される位置に、第一折りローラ201と第二折りローラ202とを固定するのが望ましい。このように、第一折りローラ201と第二折りローラ202との互いに対向するローラ面に隙間を空けることで、用紙にシワが発生するのを抑制することが可能となる。また、第一折りローラ201と第二折りローラ202との互いに対向するローラ面の間隔を、0.3[mm]以下とすることで折り高さ低減に効果が高い。
一方、第一折りローラ201と第二折りローラ202との互いに対向するローラ面の間隔である隙間Bは、例えば、第一折りローラ201と第二折りローラ202とで挟み込んで折りを施す用紙の厚さによって調整する。
図5(a)は普通紙よりも厚い厚紙を用いるときのローラ面間隔である隙間B1になるように第二折りローラ202を固定した場合であり、図5(b)は普通紙を用いるときのローラ面間隔である隙間B2になるように第二折りローラ202を固定した場合であり、図5(c)は普通紙よりも薄い薄紙を用いるときのローラ面間隔である隙間B3になるように第二折りローラ202を固定した場合であり、厚紙用の隙間B1と普通紙用の隙間B2と薄紙用の隙間B3との間には、隙間B1(厚紙用)>隙間B2(普通紙用)>隙間B3(薄紙用)の関係がある。
このように、第一折りローラ201と第二折りローラ202とで挟み込んで折りを施す用紙の厚さに応じて、第一折りローラ201と第二折りローラ202との互いに対向するローラ面の間隔を調整することで、用紙の折り高さ低減と同時にモーター等の駆動源にかかる負荷を低減させることができるため、省エネルギー化に効果がある。
また、第一折りローラ201と第二折りローラ202との互いに対向するローラ面の間隔である隙間Bは、第一折りローラ201と第二折りローラ202とで挟み込んで折りを施す用紙の折り回数に応じて調整しても良く、一回目の折りを用紙に対して第一折りローラ201と第二折りローラ202とで行う場合のローラ面の間隔を隙間B4とし、二回目の折りを用紙に対して第一折りローラ201と第二折りローラ202とで行う場合のローラ面の間隔を隙間B5とすると、隙間B5(折り二回目)>隙間B4(折り一回目)の関係にある。
このように、第一折りローラ201と第二折りローラ202とで挟み込んで折りを施す用紙の折り回数に応じて、第一折りローラ201と第二折りローラ202との互いに対向するローラ面の間隔を調整することで、用紙の折り高さ低減と同時にモーター等の駆動源にかかる負荷を低減させることができるため、省エネルギー化に効果がある。
図6に示すように折りローラは、芯材となる金属材20に弾性体としてゴム21を設けた構成である。弾性体として用いるゴム21の硬度がJIS−A硬度で60度以上100度以下であり、ゴム21の厚さが1[mm]〜5[mm]であるのが好適である。これにより、折りローラ対によって用紙に強い折りを施すことができ折りローラ対に用紙が挟み込まれたときにゴム21が弾性変形することで、モーター等の駆動源にかかる負荷を低減させることができるため、省エネルギー化に効果がある。
また、弾性体の構成は、単一材質に限らず、図7に示すように金属材20上に硬性ゴム22と軟性ゴム23とを重ね合わせた2重構造でも良い。弾性体が硬性ゴム22と軟性ゴム23とを重ね合わせた2重構造の場合には、図7に示すように内側に対して外側のほうが柔らかい構成が良く、硬性ゴム22上に軟性ゴム23を重ねた構成とすれば良い。
一方、図8に示すように折りローラの構成は、芯材となる金属材24にゴム等の弾性体を設けず、金属材24のみで構成することも可能である。折りローラを金属材24のみで構成することで、金属材24の表面にゴム等の弾性体を設ける場合よりも強い折りを用紙に対して施すことができ、さらなる用紙の折り高さ低減が可能となる。また、金属材24にゴム等の弾性体を設ける場合よりも折りローラの表面の用紙に対する摩擦係数が低いため、折りローラ対のローラ間を通る用紙に加わるストレスも小さく、用紙にシワが発生するのを抑制することができる。
また、図9に示すように、用紙に対する摩擦係数が金属材25の表面よりも高い物質で、金属材25の表面にコーティング層26を形成するコーティング処理を施しても良い。
折りローラが金属材25のみからなる場合には、用紙に対するローラ表面の摩擦係数が低すぎて用紙がスリップし、折りローラ対に用紙をくわえ込むことができない虞がある。そのため、金属材25の表面に樹脂等をコーティングしてコーティング層26を形成することで、用紙に対する折りローラ表面の摩擦係数を高くし用紙のスリップを抑制しつつ、金属材25にゴム等の弾性体を設ける場合よりも強い折りを施すことができ、さらなる折り高さの低減が可能となる。
以上、本実施形態によれば、回転可能に軸支された2本の折りローラである第一折りローラ201と第二折りローラ202とからなる折りローラ対に用紙を挟み込んで折りを施す用紙折り装置において、折りローラ対に挟み込まれた用紙に対して所定圧力がかかるように第一折りローラ201と第二折りローラ202との軸間距離を調整する軸受け221や長孔31a,31bからなる軸間距離調整手段と、軸間距離調整手段により調整された前記軸間距離で折りローラ対の位置を固定する固定手段である固定ネジ32a,32bとを有することで、折りローラ対に挟まれた用紙に対して所定圧力がかかるように、軸間距離調整手段によって折りローラ対の軸間距離を調整し、その調整された軸間距離で折りローラ対の位置を固定ネジ32a,32bにより固定することができる。これにより、折りローラ対のローラ間に用紙が進入した際の衝撃で第一折りローラ201や第二折りローラ202の位置が変動し折りローラ対の軸間距離が大きくなることなく、折りローラ対により用紙に対して所定圧力で折りを施すことができる。よって、折りローラ対のローラ間に用紙が進入した際の衝撃で折りローラの位置が変動する場合よりも、折りローラ対により用紙に強い折りを施すことができる。
また、本実施形態によれば、折りローラ対のローラ間に隙間を空けることで、用紙にシワが発生するのを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、折りローラ対で折りを施す用紙の厚さに応じて、軸間距離調整手段により上記軸間距離が調整可能であることで、第一折りローラ201と第二折りローラ202との少なくとも一方を回転駆動させるモーター等の駆動源にかかる負荷を低減でき、省エネルギー化に効果がある。
また、本実施形態によれば、折りローラ対で折りを施す用紙の折り回数に応じて、軸間距離調整手段により上記軸間距離が調整可能であることで、第一折りローラ201と第二折りローラ202との少なくとも一方を回転駆動させるモーター等の駆動源にかかる負荷を低減でき、省エネルギー化に効果がある。
また、本実施形態によれば、第一折りローラ201や第二折りローラ202は筒状の芯材である金属材20の表面にゴム21を設けたものであり、ゴム21の硬度がJIS−A硬度で60度以上100度以下であることで、用紙に強い折りを施すことができるとともに、折りローラ対に用紙が挟み込まれたときにゴム21が弾性変形して、第一折りローラ201と第二折りローラ202との少なくとも一方を回転駆動させるモーター等の駆動源にかかる負荷を低減させることができるため、省エネルギー化に効果がある。
また、本実施形態によれば、第一折りローラ201や第二折りローラ202は筒状の芯材である金属材20の表面にゴム21を設けたものであり、ゴム21の厚さが1[mm]〜5[mm]であることで、用紙に強い折りを施すことができるとともに、折りローラ対に用紙が挟み込まれたときにゴム21が弾性変形して、第一折りローラ201と第二折りローラ202との少なくとも一方を回転駆動させるモーター等の駆動源にかかる負荷を低減させることができるため、省エネルギー化に効果がある。
また、本実施形態によれば、折りローラ対の少なくとも一方の折りローラが、円筒状の金属材24で構成されていることで、金属材にゴムなどの弾性体を設ける場合よりも強い折りを用紙に施すことができ、さらなる折り高さが低減可能となる。また、金属材にゴム等の弾性体を設ける場合よりも折りローラの表面の用紙に対する摩擦係数が低いため、折りローラ対のローラ間を通る用紙に加わるストレスも小さく、用紙にシワが発生するのを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、円筒状の金属材25の表面に、用紙に対する摩擦係数が金属材25の表面よりも高い物質である樹脂をコーティングしコーティング層26を形成するコーティング処理を施すことで、用紙に対する折りローラ表面の摩擦係数を高くし用紙のスリップを抑制しつつ、金属材にゴム等の弾性体を設ける場合よりも強い折りを施すことができ、さらなる折り高さの低減が可能となる。
20 金属材
21 ゴム
22 硬性ゴム
23 軟性ゴム
24 金属材
25 金属材
26 コーティング層
31a 長孔
31b 長孔
32a 固定ネジ
32b 固定ネジ
51 前側板
52 後側板
101 第一ストッパー搬送路
102 第二搬送路
103 第二ストッパー搬送路
104 第四搬送路
105 第五搬送路
106 ストレート搬送路
201 第一折りローラ
202 第二折りローラ
203 第三折りローラ
204 第四折りローラ
301 第一切替爪
302 第二切替爪
303 内三つめくれ防止爪
401 第一ストッパー
402 第二ストッパー
500 機内スタッカー
特許第4307460号公報

Claims (9)

  1. 回転可能に軸支された2本の折りローラからなる折りローラ対に用紙を挟み込んで折りを施す用紙折り装置において、
    前記折りローラ対に挟み込まれた用紙に対して所定圧力がかかるように前記2本の折りローラの軸間距離を調整する軸間距離調整手段と、
    前記軸間距離調整手段により調整された前記軸間距離で前記折りローラ対の位置を固定する固定手段とを有することを特徴とする用紙折り装置。
  2. 請求項1の用紙折り装置において、
    上記折りローラ対のローラ間に隙間を空けることを特徴とする用紙折り装置。
  3. 請求項1または2の用紙折り装置において、
    上記折りローラ対で折りを施す用紙の厚さに応じて、上記軸間距離調整手段により上記軸間距離が調整可能であることを特徴とする用紙折り装置。
  4. 請求項1または2の用紙折り装置において、
    上記折りローラ対で折りを施す用紙の折り回数に応じて、上記軸間距離調整手段により上記軸間距離が調整可能であることを特徴とする用紙折り装置。
  5. 請求項1、2、3または4の用紙折り装置において、
    上記折りローラは筒状の芯材である金属部材の表面にゴム部材を設けたものであり、
    前記ゴム層の硬度がJIS−A硬度で60度以上100度以下であることを特徴とする用紙折り装置。
  6. 請求項1、2、3または4の用紙折り装置において、
    上記折りローラは筒状の芯材である金属部材の表面にゴム部材を設けたものであり、
    前記ゴム部材の厚さが1[mm]〜5mmであることを特徴とする用紙折り装置。
  7. 請求項1、2、3または4の用紙折り装置において、
    上記折りローラ対の少なくとも一方の折りローラが、円筒状の金属部材で構成されていることを特徴とする用紙折り装置。
  8. 請求項7の用紙折り装置において、
    上記円筒状の金属部材の表面に、用紙に対する摩擦係数が前記金属部材の表面よりも高い物質をコーティングしコーティング層を形成するコーティング処理を施すことを特徴とする用紙折り装置。
  9. 請求項8の用紙折り装置において、
    上記コーティング処理は上記金属部材の表面に樹脂をコーティングするものであることを特徴とする用紙折り装置。
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