JP2012143838A - パワーアシスト装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】パワーアシスト装置10の制御部70は、クランプ部50による伝達部材40のクランプまたはアンクランプを切り替えることによって、ピストン25の移動を、搬送部材40を移動するためのアシスト力または搬送部材を制動するためのアシスト力に変換し、搬送経路Rに沿ってワークWを搬送させる搬送作業を円滑に行うことを可能にする。
【選択図】図1
Description
図1記載例のパワーアシスト装置10は、移動自在なアシスト用のピストン(可動部材に相当する。以下、単に「ピストン」とする。)25と、ピストン25を往復動させるパワーアシスト用のアクチュエータ(駆動部に相当する)20と、搬送対象となるワークWを保持して移動自在な搬送部材30と、ピストン25と搬送部材30との間に配置され、ピストン25の動作を搬送部材30に伝達する伝達部材40と、伝達部材40を介したピストン25と搬送部材30との接続、および接続された状態にあるピストン25と搬送部材30との接続解除が自在な接続部50と、パワーアシスト用のアクチュエータ20および接続部50の動作を制御する制御部70と、を有している。制御部70は、接続部50によるピストン25と搬送部材30との接続または接続解除を切り替えることによって、ピストン25の移動を、搬送部材30を移動するためのアシスト力または搬送部材30を制動するためのアシスト力に変換し、搬送経路Rに沿ってワークWを搬送させる搬送作業を円滑に行うことを可能にする。
作業者が搬送部材30に保持したワークWをA方向へ搬送する場合において、ピストン25が一の位置P1に位置しているとき、搬送部材30への初動をアシストするには、第1のクランプ部材51によって伝達部材40の第1の部位41をクランプさせる。この状態でピストン25を一の位置P1から他の位置P2へ移動させて、A方向へ向かう搬送部材30の移動をアシストさせる。
作業者が搬送部材30に保持したワークWをB方向へ搬送する場合において、ピストン25が一の位置P1に位置しているとき、搬送部材30への初動をアシストするには、第2のクランプ部材52によって伝達部材40の第2の部位42をクランプさせる。この状態でピストン25を一の位置P1から他の位置P2へ移動させて、B方向へ向かう搬送部材30の移動をアシストさせる。
図4に示すように、第1の実施形態の変形例に係るパワーアシスト装置10は、伝達部材40に搬送部材30を常時接続させた状態とし、ピストン25にクランプ部50を一体的に組み付け、当該クランプ部50によって伝達部材40をクランプさせることによりピストン25と搬送部材30との接続を行う構成を有している。このような点において、搬送部材30に一体的に組み付けたクランプ部50によってピストン25と搬送部材30との接続および接続解除を行う構成を備える上述した実施形態と相違している。以下、同一の部材には同一の符号を付し、その説明を一部省略する。
図5に示す第2の実施形態に係るパワーアシスト装置10にあっては、伝達部材40に対して係合または係合解除されることによってピストン25と搬送部材30との接続および接続解除が自在な係合部101によって接続部を構成している。このような点において、接続部がクランプ部によって構成されている第1の実施形態と相違している。以下、同一の部材には同一の符号を付し、その説明を一部省略する。
図6には、第2の実施形態に係るパワーアシスト装置10の変形例1を示す。
図7には、第2の実施形態に係るパワーアシスト装置10の変形例2を示す。
20 パワーアシスト用のアクチュエータ(駆動部)、
22 調整弁、
23 シリンダ、
25 ピストン(可動部材)、
30 搬送部材、
40 伝達部材、
41 第1の部位、
42 第2の部位、
43 係合穴、
44 歯部、
50 クランプ部(接続部)、
51 第1のクランプ部材(第1の接続部材)、
52 第2のクランプ部材(第2の接続部材)、
70 制御部、
81 位置検出部、
83 移動方向検出部、
101 係合部(接続部)、
111 第1の歯車(係合部)、
112 第2の歯車(係合部)、
R 搬送経路、
W ワーク。
Claims (8)
- 移動自在な可動部材と、
前記可動部材を往復動させる駆動部と、
搬送対象となるワークを保持して移動自在な搬送部材と、
前記可動部材と前記搬送部材との間に配置され、前記可動部材の動作を前記搬送部材に伝達する伝達部材と、
前記伝達部材を介した前記可動部材と前記搬送部材との接続、および接続された状態にある前記可動部材と前記搬送部材との接続解除が自在な接続部と、
前記駆動部および前記接続部の動作を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記接続部による前記可動部材と前記搬送部材との接続または接続解除を切り替えることによって、前記可動部材の移動を、前記搬送部材を移動するためのアシスト力または前記搬送部材を制動するためのアシスト力に変換するパワーアシスト装置。 - 前記可動部材の位置を検出する位置検出部と、
前記搬送部材の移動方向を検出する移動方向検出部と、をさらに有し、
前記制御部は、前記位置検出部によって検出した前記可動部材の位置情報と、前記移動方向検出部によって検出した前記搬送部材の移動方向情報とに基づいて、前記駆動部および前記接続部の動作を制御する請求項1に記載のパワーアシスト装置。 - 前記制御部は、
前記ワークを搬送するとき、前記接続部によって前記可動部材と前記搬送部材とを接続した状態で前記可動部材を移動させることにより、前記可動部材の移動を前記伝達部材を介して前記搬送部材に伝達させて、前記搬送部材を移動するためのアシスト力を生じさせ、
前記接続部による前記可動部材と前記搬送部材との接続が解除された状態で前記ワークが搬送されているとき、前記接続部によって前記可動部材と前記搬送部材とを接続させることにより、前記可動部材の移動に伴う負荷を前記伝達部材を介して前記搬送部材に伝達させて、前記搬送部材を制動するためのアシスト力を生じさせる請求項1または請求項2に記載のパワーアシスト装置。 - 前記伝達部材は、少なくとも一部を環状に配置することによって互いに逆方向に移動するように設けられた第1の部位および第2の部位を含み、
前記接続部は、前記第1の部位での接続、接続解除が自在な第1の接続部材と、前記第2の部位での接続、接続解除が自在な第2の接続部材と、を有し、
前記制御部は、前記第1の接続部材による前記第1の部位のクランプまたはアンクランプ、および前記第2の接続部材による前記第2の部位のクランプまたはアンクランプをそれぞれ切り替えることによって、前記可動部材の移動を、前記搬送部材を移動するためのアシスト力または前記搬送部材を制動するためのアシスト力に変換する請求項1〜3のいずれか1項に記載のパワーアシスト装置。 - 前記制御部は、前記第1の接続部材によって前記第1の部位を接続する状態と、前記第2の接続部材によって前記第2の部位を接続する状態とを選択的に切り替えることによって、前記可動部材の一の方向への移動を、前記搬送部材を移動するためのアシスト力または前記搬送部材を制動するためのアシスト力に選択的に変換自在である請求項4に記載のパワーアシスト装置。
- 前記駆動部は、流体圧アクチュエータから構成され、
前記可動部材は、前記流体圧アクチュエータが備えるシリンダ内に配置されたピストンから構成され、
前記流体圧アクチュエータは、前記シリンダ内から排出される流体の排出量を調整するために開度を調節自在な調整弁を備え、
前記制御部は、前記調整弁の開度を絞って前記ピストンの移動の抵抗となる流体圧を増加させることによって、前記調整弁の開度を絞る前に前記搬送部材に付与される制動力よりも大きな制動力を前記搬送部材に付与する請求項1〜5のいずれか1項に記載のパワーアシスト装置。 - 前記接続部は、前記伝達部材をクランプまたはアンクランプすることによって前記可動部材と前記搬送部材との接続および接続解除が自在なクランプ部によって構成されている請求項1〜6のいずれか1項に記載のパワーアシスト装置。
- 前記接続部は、前記伝達部材に対して係合または係合解除されることによって前記可動部材と前記搬送部材との接続および接続解除が自在な係合部によって構成されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載のパワーアシスト装置。
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