JP2012143825A - 硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】工具基体の表面に、下部層として少なくともTiCN層を含むTi化合物層、上部層としてZr含有κ−Al2O3結晶粒とZr含有α−型Al2O3結晶粒との混合相からなるZr含有Al2O3層が形成された表面被覆切削工具において、下部層には、TiCN{110}結晶粒とTiCN{112}結晶粒が合計面積割合で60%以上形成され、また、TiCN{110}結晶粒の上方には上部層のZr含有κ−Al2O3結晶粒が、また、TiCN{112}結晶粒の上方には上部層のZr含有α−Al2O3結晶粒が夫々形成され、Zr含有α−Al2O3結晶粒のうちの30%以上はAl2O3{0001}結晶粒で構成され、Zr含有α−Al2O3結晶粒のクラック密度はZr含有κ−Al2O3結晶粒のそれよりも高い。
【選択図】 図1
Description
(a)下部層として、Tiの炭化物(以下、TiCで示す)層、窒化物(以下、同じくTiNで示す)層、炭窒化物(以下、TiCNで示す)層、炭酸化物(以下、TiCOで示す)層および炭窒酸化物(以下、TiCNOで示す)層のうちの1層または2層以上からなるTi化合物層、
(b)上部層として、酸化アルミニウム層、
上記(a)、(b)からなる硬質被覆層を蒸着形成してなる被覆工具が良く知られている。
この発明は、上記の知見に基づいてなされたものであって、
「(1) 炭化タングステン基超硬合金または炭窒化チタン基サーメットで構成された工具基体の表面に、
(a)下部層は、3〜20μmの合計平均層厚を有し、かつ、化学蒸着形成された少なくとも1層のTiの炭窒化物層を含むTi化合物層、
(b)上部層は、2〜15μmの平均層厚を有し、Zr含有κ型酸化アルミニウム結晶粒とZr含有α型酸化アルミニウム結晶粒との混合相からなるZr含有酸化アルミニウム層、
上記(a)、(b)からなる硬質被覆層を蒸着形成してなる表面被覆切削工具において、
(c)上記(a)の下部層のうちの少なくとも1層のTiの炭窒化物層について、電界放出型走査電子顕微鏡を用い、上記工具基体の断面研磨面の測定範囲内に存在する立方晶結晶格子を有する結晶粒個々に電子線を照射して、上記工具基体表面の法線に対して、前記結晶粒の結晶面である{110}面の法線と{112}面の法線がなす傾斜角をそれぞれ測定し、傾斜角度数分布グラフを作成した場合、前記測定傾斜角のうちの{110}面の法線に対して0〜10度の範囲内の傾斜角を有する結晶粒(TiCN{110}結晶粒で示す)と{112}面の法線に対して0〜10度の範囲内の傾斜角を有する結晶粒(TiCN{112}結晶粒で示す)のそれぞれの度数の合計が、傾斜角度数分布グラフにおける度数全体の60%以上を占め、
(d)上記(b)のZr含有酸化アルミニウム層のうち、Zr含有κ型酸化アルミニウム結晶粒は、上記TiCN{110}結晶粒の形成されている位置の直上または層厚方向延長線上に形成され、また、Zr含有α型酸化アルミニウム結晶粒は、上記TiCN{112}結晶粒の形成されている位置の直上または層厚方向延長線上に形成されている結果、Zr含有κ型酸化アルミニウム結晶粒とZr含有α型酸化アルミニウム結晶粒は、層厚方向に沿って隣接して形成されており、
(e)上記Zr含有α型酸化アルミニウム結晶粒について、電界放出型走査電子顕微鏡を用い、上記工具基体の断面研磨面の測定範囲内に存在する六方晶結晶格子を有する結晶粒個々に電子線を照射して、前記工具基体表面の法線に対して、前記結晶粒の結晶面である{0001}面の法線がなす傾斜角を測定し、傾斜角度数分布グラフを作成した場合、前記測定傾斜角のうちの0〜10度の範囲内の傾斜角を有する結晶粒(Al2O3{0001}結晶粒という)の度数の合計が、傾斜角度数分布グラフにおける度数全体の30%以上を占める、
ことを特徴とする表面被覆切削工具。
に特徴を有するものである。
下部層:
下部層のTi化合物層は、Tiの炭化物(TiC)層、窒化物(TiN)層、炭窒化物(TiCN)層、炭酸化物(TiCO)層および炭窒酸化物(TiCNO)層のうちの1層または2層以上で構成するが、Ti化合物層のうちの少なくとも1層は、TiCN層で構成する。
(イ)結晶粒の{110}面の法線がなす傾斜角を測定し、傾斜角度数分布グラフを作成した場合、0〜10度の範囲内に測定傾斜角が存在する結晶粒(以下、これをTiCN{110}結晶粒という)の度数の合計、
(ロ)結晶粒の{112}面の法線がなす傾斜角を測定し、傾斜角度数分布グラフを作成した場合、0〜10度の範囲内に測定傾斜角が存在する結晶粒(以下、これをTiCN{112}結晶粒という)の度数の合計、
上記(イ)および(ロ)の度数の合計が、傾斜角度数分布グラフにおける度数全体の60%以上の割合を占めるTiCN層(以下、改質TiCN層という)で構成する。
第一段階として、
反応ガス組成(体積%):TiCl4:0.2〜1%、CH3CN:0.01〜0.05%、C2H4:0.05〜0.1%、N2:10〜30%、H2:残り、
反応雰囲気温度:700〜780℃、
反応雰囲気圧力:25〜45kPa、
という条件で30分間化学蒸着し、その後
第二段階として、
反応ガス組成(体積%):TiCl4:2〜4%、CH3CN:0.4〜2%、N2:10〜30%、Ar 1〜5%、H2:残り、
反応雰囲気温度:700〜780℃、
反応雰囲気圧力:25〜45kPa、
という条件の化学蒸着により、TiCN{110}結晶粒およびTiCN{112}結晶粒のそれぞれの度数の合計が、度数全体の60%以上の割合を占める改質TiCN層を形成することができる。
例えば、上記の条件を外れ、TiCN{110}結晶粒およびTiCN{112}結晶粒のそれぞれの度数の合計が、度数全体の60%未満となった場合には、上部層としてZr含有酸化アルミニウム層を形成し、これを加熱変態させたとしても、所定量のZr含有κ−Al2O3結晶粒、Zr含有α−Al2O3結晶粒が形成されないため、上部層に所定の特性を付与することができない。
また、この発明において所定量形成されたTiCN{112}結晶粒は、例えばSF6ガスを用いたエッチング処理を行うと、TiCN{110}結晶粒の場合と異なり、その結晶面の表面性状に変化が起こらず、TiCN{112}結晶粒上に形成したZr含有κ-Al2O3結晶粒が形成し、上部層のZr含有Al2O3層に加熱変態処理を施した場合に、TiCN{112}結晶粒上のZr含有κ-Al2O3結晶粒はZr含有α-Al2O3結晶粒に熱変態する。
上部層:
まず、上記所定量のTiCN{110}結晶粒、TiCN{112}結晶粒を有する少なくとも1層の改質TiCN層を含む下部層の表面に、
例えば、SF6ガスを0.01〜1容量%添加したH2ガス雰囲気下で、温度700〜800℃×1〜5分間処理し、
その後、例えば、通常の化学蒸着装置により、
反応ガス組成(容量%):AlCl3:3〜6%、ZrCl4:0.6〜1.8%、CO2:6〜10%、HCl:1.0〜3.0%、H2S:0.1〜0.18%、H2:残り、
反応雰囲気温度:880〜980 ℃、
反応雰囲気圧力:5〜8 kPa、
の条件で、Zr含有Al2O3層を蒸着形成する。
組成式:(Al1−XZrX)2O3
で表した場合、Alとの合量に占めるZrの含有割合(Zr/(Al+Zr)の値)は、原子比で、0.0001≦X≦0.003を満足することが望ましい。
SF6ガスを0.01〜1容量%添加したH2ガス雰囲気下で、温度900〜1000℃×10〜30分間処理し、
次いで、H2ガス雰囲気下で、温度1020〜1060℃×60〜300分間加熱処理することにより、
Zr含有κ−Al2O3結晶粒の一部(即ち、下部層の改質TiCN層のTiCN{112}結晶粒の形成されている位置の直上または層厚方向延長線上に形成されているZr含有κ−Al2O3結晶粒)を、Zr含有α−Al2O3結晶粒に変態させる。
ついで、表5に示される蒸着条件にて、目標層厚のZr含有Al2O3層を上部層として蒸着形成し、
ついで、表6に示される加熱変態条件で、上部層の一部をZr含有α−Al2O3結晶粒に変態させることにより、表7に示される本発明被覆工具1〜16をそれぞれ製造した。
これらの値を表8に示した。
ついで、表5に示される蒸着条件にて、表9に示される目標層厚のZr含有Al2O3層を上部層として蒸着形成し、
ついで、表6に示される加熱変態条件で、上部層の一部をZr含有α−Al2O3結晶粒に変態させることにより、表9に示す比較被覆工具1〜8を製造した。
ついで、表3に示される条件にて、目標層厚のα型Al2O3層を硬質被覆層の上部層として蒸着形成することにより、表9に示す比較被覆工具9〜16を製造した。
被削材:JIS・S30Cの長さ方向等間隔4本縦溝入り丸棒、
切削速度:480m/min、
切り込み:1.0mm、
送り:0.2mm/rev、
切削時間:8分、
の条件(切削条件Aという)での炭素鋼の湿式高速断続切削試験(通常の切削速度は300m/min)、
被削材:JIS・SCM415の長さ方向等間隔4本縦溝入り丸棒、
切削速度:450m/min、
切り込み:1.2mm、
送り:0.2mm/rev、
切削時間:8分、
の条件(切削条件Bという)での合金鋼の湿式高速断続切削試験(通常の切削速度は300m/min)、
被削材:JIS・FCD450の長さ方向等間隔4本縦溝入り丸棒、
切削速度:400m/min、
切り込み:1.5mm、
送り:0.15mm/rev、
切削時間:8分、
の条件(切削条件Cという)での鋳鉄の乾式断続高切り込み切削試験(通常の切削速度は300m/min)、
を行い、いずれの切削試験でも切刃の逃げ面摩耗幅を測定した。
この測定結果を表11に示した。
また、この発明において所定量形成されたTiCN{112}結晶粒は、例えばSF 6 ガスを用いたエッチング処理を行うと、TiCN{110}結晶粒の場合と異なり、その結晶面の表面性状に変化が起こらず、TiCN{112}結晶粒上に形成したZr含有κ-Al2O3結晶粒が形成し、上部層のZr含有Al2O3層に加熱変態処理を施した場合に、TiCN{112}結晶粒上のZr含有κ-Al2O3結晶粒はZr含有α-Al2O3結晶粒に熱変態する。
これらの値を表8に示した。
Claims (4)
- 炭化タングステン基超硬合金または炭窒化チタン基サーメットで構成された工具基体の表面に、
(a)下部層は、3〜20μmの合計平均層厚を有し、かつ、化学蒸着形成された少なくとも1層のTiの炭窒化物層を含むTi化合物層、
(b)上部層は、2〜15μmの平均層厚を有し、Zr含有κ型酸化アルミニウム結晶粒とZr含有α型酸化アルミニウム結晶粒との混合相からなるZr含有酸化アルミニウム層、
上記(a)、(b)からなる硬質被覆層を蒸着形成してなる表面被覆切削工具において、
(c)上記(a)の下部層のうちの少なくとも1層のTiの炭窒化物層について、電界放出型走査電子顕微鏡を用い、上記工具基体の断面研磨面の測定範囲内に存在する立方晶結晶格子を有する結晶粒個々に電子線を照射して、上記工具基体表面の法線に対して、前記結晶粒の結晶面である{110}面の法線と{112}面の法線がなす傾斜角をそれぞれ測定し、傾斜角度数分布グラフを作成した場合、前記測定傾斜角のうちの{110}面の法線に対して0〜10度の範囲内の傾斜角を有する結晶粒(TiCN{110}結晶粒で示す)と{112}面の法線に対して0〜10度の範囲内の傾斜角を有する結晶粒(TiCN{112}結晶粒で示す)のそれぞれの度数の合計が、傾斜角度数分布グラフにおける度数全体の60%以上を占め、
(d)上記(b)のZr含有酸化アルミニウム層のうち、Zr含有κ型酸化アルミニウム結晶粒は、上記TiCN{110}結晶粒の形成されている位置の直上または層厚方向延長線上に形成され、また、Zr含有α型酸化アルミニウム結晶粒は、上記TiCN{112}結晶粒の形成されている位置の直上または層厚方向延長線上に形成されている結果、Zr含有κ型酸化アルミニウム結晶粒とZr含有α型酸化アルミニウム結晶粒は、層厚方向に沿って隣接して形成されており、
(e)上記Zr含有α型酸化アルミニウム結晶粒について、電界放出型走査電子顕微鏡を用い、上記工具基体の断面研磨面の測定範囲内に存在する六方晶結晶格子を有する結晶粒個々に電子線を照射して、上記工具基体表面の法線に対して、前記結晶粒の結晶面である{0001}面の法線がなす傾斜角を測定し、傾斜角度数分布グラフを作成した場合、前記測定傾斜角のうちの0〜10度の範囲内の傾斜角を有する結晶粒(Al2O3{0001}結晶粒という)の度数の合計が、傾斜角度数分布グラフにおける度数全体の30%以上を占める、
ことを特徴とする表面被覆切削工具。 - 上記Zr含有酸化アルミニウム層からなる上部層にはクラックが形成されており、上部層の縦断面において観察したZr含有α型酸化アルミニウム結晶粒に形成されたクラック密度は50個/μm2以上であり、Zr含有κ型酸化アルミニウム結晶粒に形成されたクラック密度より高いことを特徴とする請求項1に記載の表面被覆切削工具。
- 上記Zr含有酸化アルミニウム層からなる上部層の縦断面における、Zr含有α型酸化アルミニウム結晶粒の占める面積割合は、30〜70%であることを特徴とする請求項1または2に記載の表面被覆切削工具。
- 上記下部層のうちの少なくとも1層のTiの炭窒化物層において、TiCN{110}結晶粒の占める面積割合が、該Tiの炭窒化物層の縦断面の20〜40%であり、また、TiCN{112}結晶粒の占める面積割合が、該Tiの炭窒化物層の縦断面の40〜60%であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の表面被覆切削工具。
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