JP2012139214A - 収穫玉葱処理機 - Google Patents

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和之 松田
Ken Matsuda
謙 松田
Tadashi Nakayama
忠 中山
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Abstract

【課題】茎葉付き玉葱の茎葉部分を切除処理する収穫玉葱処理機において、複数並列配置したスクリューコンベアを備えたタッピング装置に対して配列幅方向に均一に葉付き玉葱を供給することができる。
【解決手段】投入された茎葉付き玉葱を搬送する搬送手段と、搬送手段から供給される茎葉付き玉葱をタッピング処理するタッピング装置とを備え、タッピング装置は、供給された茎葉付き玉葱を移動しながらその茎葉の向きを一方向に向けるスクリューコンベアを複数並列配置し、スクリューコンベアの下流側端部に茎葉の切除手段を配置し、搬送手段は、スクリューコンベアに茎葉付き玉葱を供給する供給コンベア25を少なくとも備え、供給コンベア25は、スクリューコンベアの配列幅に応じた横幅Wを有すると共に、横幅W方向に沿った中央部Cを端部Eより高くした搬送面25Fを有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、茎葉付き収穫玉葱のタッピング処理を行う収穫玉葱処理機に関するものである。
収穫された茎葉付き玉葱を機体に設けられる搬送手段に投入し、この搬送手段による搬送の途中で、茎葉付き玉葱に対して茎葉を切除する処理(タッピング処理)を施し、処理後の玉葱を収容体に回収する収穫玉葱処理機が知られている(下記特許文献1参照)。
この収穫玉葱処理機のタッピング装置は、平行する2本を一対とする回転筒からなるスクリューコンベアのそれぞれの表面に螺旋状の送り体を形成し、その螺旋状の送り体の機能によって搬送途中で玉葱の茎葉部分を下に向けるように徐々に向きを変えつつその玉葱を下流に向かって移動させ、そのスクリューコンベアの下流側端部に互いに圧接する円盤刃と受け盤を配設して、この円盤刃と受け盤とで茎葉のみを玉葱から切除する構造になっている。
特許第2934614号公報
前述したような従来の収穫玉葱処理機は、タッピング装置のスクリューコンベアを複数並列配置することで処理量の増大を図っている。このように複数並列配置されたスクリューコンベアに対しては、ホッパー等の投入手段から搬入コンベア、シューター、揚上コンベア、供給コンベアを介して葉付き玉葱が供給される。
この際、スクリューコンベアに玉葱を供給する直前の供給コンベアは、複数並列配置されたスクリューコンベアの配列幅に応じた横幅を有しており、この横幅全体に葉付き玉葱が載って複数のスクリューコンベアのそれぞれに葉付き玉葱が供給されるようになっている。しかしながら、処理量の更なる増大を求めて、スクリューコンベアの配列幅を大きくした場合には、この配列幅に応じて横幅の広い供給コンベアを用いる必要があるので、供給コンベアの全幅に渡って均一に葉付き玉葱が載らず、多数並列配置したスクリューコンベアに均一に葉付き玉葱を供給できない問題があった。多数並列配置したスクリューコンベアに均一に葉付き玉葱を供給できないと、多くスクリューコンベアを並列配置したとしても効率的に処理を行うことはできず、処理量を十分に増大させることができないことになる。
本発明は、このような問題に対処することを課題の一例とするものである。すなわち、葉付き玉葱にタッピング処理を施す収穫玉葱処理機において、複数並列配置したスクリューコンベアを備えたタッピング装置に対して配列幅方向に均一に葉付き玉葱を供給することができ、効率的にタッピング処理を施すことで処理量の十分な増大を可能にすることが本発明の目的である。
このような目的を達成するために、本発明による収穫玉葱処理機は、以下の構成を少なくとも具備するものである。
茎葉付き玉葱の茎葉部分を切除処理する収穫玉葱処理機において、投入された茎葉付き玉葱を搬送する搬送手段と、前記搬送手段から供給される茎葉付き玉葱をタッピング処理するタッピング装置とを備え、前記タッピング装置は、供給された茎葉付き玉葱を移動しながらその茎葉の向きを一方向に向けるスクリューコンベアを複数並列配置し、該スクリューコンベアの下流側端部に茎葉の切除手段を配置し、前記搬送手段は、前記スクリューコンベアに茎葉付き玉葱を供給する供給コンベアを少なくとも備え、該供給コンベアは、前記スクリューコンベアの配列幅に応じた横幅を有すると共に、前記横幅方向に沿った中央部を端部より高くした搬送面を有することを特徴とする。
このような特徴を有することで、供給コンベアの搬送面に横幅方向に沿って茎葉付き玉葱が均等に分散されることになり、複数並列配置したスクリューコンベアを備えたタッピング装置に対して配列幅方向に均一に葉付き玉葱を供給することができる。これによって、複数並列配置したスクリューコンベアを効率的に利用してタッピング処理を施すことができ、処理量の十分な増大を図ることができる。
本発明の実施形態に係る収穫玉葱処理機の全体構成を示した説明図(正面図)。 本発明の実施形態に係る収穫玉葱処理機の全体構成を示した説明図(平面図)。 本発明の実施形態に係る収穫玉葱処理機の全体構成を示した説明図(側面図)。 収穫玉葱処理機の全体的な動作の流れを示した説明図。 本発明の実施形態に係る収穫玉葱処理機における供給コンベアを示す説明図(同図(a)が側面図、同図(b)が正面図)。 本発明の実施形態に係る収穫玉葱処理機における供給コンベアの形態例を示す説明図(同図(a)がコンベアベルトを除いた状態の斜視図、同図(b)が側面図、同図(c)が同図(b)におけるA−A断面図)。 本発明の実施形態に係る収穫玉葱処理機における供給コンベアの他の形態例を示す説明図(同図(a)がコンベアベルトを除いた状態の斜視図、同図(b)が側面図、同図(c)が同図(b)におけるA−A断面図)。
本発明の実施形態に係る収穫玉葱処理機は、茎葉付き玉葱の茎葉部分を切除処理する収穫玉葱処理機において、投入された茎葉付き玉葱を搬送する搬送手段と、前記搬送手段から供給される茎葉付き玉葱をタッピング処理するタッピング装置とを備えている。前記タッピング装置は、供給された茎葉付き玉葱を移動しながらその茎葉の向きを一方向に向けるスクリューコンベアを複数並列配置し、該スクリューコンベアの下流側端部に茎葉の切除手段を配置している。前記搬送手段は、前記スクリューコンベアに茎葉付き玉葱を供給する供給コンベアを少なくとも備えている。この供給コンベアは、前記スクリューコンベアの配列幅に応じた横幅を有すると共に、前記横幅方向に沿った中央部を端部より高くした搬送面を有する。
そして、一例としては、前記供給コンベアは、前記スクリューコンベアの配列幅に応じた横幅を有するコンベアベルトを備え、該コンベアベルトの前記中央部を押し上げる押し上げ手段を備える。
また一例としては、前記供給コンベアは、前記スクリューコンベアの配列幅に応じた横幅を有するコンベアベルトを備え、該コンベアベルトの前記横幅方向に沿った断面厚さが前記横幅方向に沿った端部より中央部で厚く形成されている。
また一例としては、前記供給コンベアは、駆動ローラと、従動ローラと、前記駆動ローラと前記従動ローラとに掛け回されるコンベアベルトとを備え、前記駆動ローラと前記従動ローラとの間に、前記コンベアベルトの前記中央部を押し上げる押し上げローラを備える。
以下に、本発明の具体的な実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図3は、本発明の実施形態に係る収穫玉葱処理機の全体構成を示した説明図である(図1が正面図、図2が平面図、図3が側面図)。また、図4が、収穫玉葱処理機の全体的な動作の流れを示した説明図である。
図示の収穫玉葱処理機1は、定置型の装置であり、トラクター等の自走車で牽引されて圃場等の作業位置に定置される。この収穫玉葱処理機1は、機体1Aを備え、この機体1Aに、投入手段10,搬送手段20,タッピング装置30,搬出手段40等が備えられている。
投入手段10は、搬送手段20に対して収穫後の茎葉付き玉葱を投入する機能を有する手段であり、図1に示すように、機体1Aに回転自在に装着される投入用載置台11、この投入用載置台11を上下に揺動させる駆動手段12、茎葉付き玉葱が投入されるホッパー13、投入用載置台11に載置される投入用コンテナ14等を備えている。
投入用載置台11は、油圧シリンダー等の駆動手段12を連結すると共に、機体1Aの上流端、即ち図1の左端部に軸着してなり、その駆動手段12の伸縮で軸着部を中心に回動して昇降動可能、詳細には回動可能になっている。この投入用載置台11は、茎葉付き玉葱x1を収容した投入用コンテナ14を安定して載承するための箱型台であり、茎葉付き玉葱x1が満載された投入用コンテナ14がオニオンピッカー等からこの投入用載置台11に移し替えられる。
搬送手段20は、投入手段10によって投入された茎葉付き玉葱x1をタッピング装置30まで搬送する機能を有する手段であり、ホッパー13の底部に位置する搬入コンベア22、この搬入コンベア22の排出部に上端部を連絡したシューター23、シューター23の下端部に搬入部を連絡して設けた揚上コンベア24、揚上コンベア24から落下する茎葉付き玉葱をタッピング装置30に供給する供給コンベア25、センサー手段21などを備えている。
シューター23は、搬入コンベア22の搬出部に連絡して下向き傾斜状をもって斜設されている。このシューター23の傾斜角度は、30度程度に設定することができ、搬入コンベア22から移送される茎葉付き玉葱x1を揚上コンベア24の下端部である揚上始端に勾配によるガイド機能で供給するものである。
揚上コンベア24は、チェーン24a,24aに渡って周方向に所定間隔をおいて平行状に多数架設した揚上ロッド24bを横一列に斜め上向きをもって突設形成した構造になっており、70度程度の傾斜角度をもってシューター23の下流側に斜設されている。この揚上コンベア24は詳述しないが横一列の揚上ロッド24b個々間で茎葉付き玉葱x1を1個ずつ支承して揚上する周知のコンベアである。
センサー手段21は光電センサー等の距離検出センサーであり、シューター23の上方の適宜高さ位置に配置されており、シューター23上に溜まる茎葉付き玉葱x1群における頂部の玉葱を検出し、その検出によって停滞量が所定量よりも多くなることを確認すると搬入コンベア22の作動を停止し、その検出が無くなると茎葉付き玉葱x1をシューター23に送り込むように搬入コンベア22を制御動させる検出素子である。このセンサー手段21の検出による搬入コンベア22の作動制御で常時適量の茎葉付き玉葱x1がシューター23上に停滞される。
供給コンベア25は丁度揚上コンベア24の搬出部下端にその搬出部と平行するように配設されて上流側に回転動するように構成されており、揚上コンベア24の搬出部から落下する茎葉付き玉葱x1を受け止めて下位に配設したタッピング装置30に移送するものである。
タッピング装置30は、平行する2本を一対とする回転筒からなるスクリューコンベア31,31の各々の表面に螺旋状の送り体32を形成して、その螺旋状の送り体32の機能によって搬送途中で茎葉付き玉葱x1が茎葉部分を下向きにするように徐々に向きを変えつつその茎葉付き玉葱x1を下流に向かって移動させると共に、その搬送側端部に配設した互いに圧接する円盤刃33と受け盤34とで茎葉のみをカットする周知の構造になっており、この螺旋状の送り体32を有する一対のスクリューコンベア31,31が複数対並設してある。
このタッピング装置30で茎葉をカットされた玉葱は連絡する搬出手段40によって搬出用コンテナ46に搬送され、切除された茎葉x2はタッピング装置30の下位に配置した排出コンベア50で外部に排出される。
搬出手段40は、エレベータコンベア41、ロッドコンベア42、搬出コンベア43などを備えている。エレベータコンベア41の上昇端である搬出部には上流側に向かってロッドコンベア42を介してそのロッドコンベア42の搬出部下にその搬出部と直交するように搬出コンベア43が設けられている。
搬出コンベア43は正逆回転動可能なものであって、機体1Aの左右端部分に設けた搬出用載置台44に載承される搬出用コンテナ46に茎葉を切除した玉葱を搬出することができる。この搬出用コンテナ46の搬出用載置台44は機体1Aの左右端面に沿う90度の角度から地面と水平状になる範囲で回動可能に装設されており、邪魔になる時には機体1Aの左右端面に沿うように起立し、搬出用コンテナ46を載承する時には所望角度回動させたり水平状になったりして、搬出コンベア43の両搬出部から落下する玉葱を受けて収容する。この搬出用載置台44は油圧シリンダー45の伸縮によって回動する。
このような全体構成を備えた収穫玉葱処理機1は、タッピング装置30のスクリューコンベア31を複数並列配置して処理能力を高めることが行われている。その際、供給コンベア25の横幅をスクリューコンベア31の配列幅に応じて広げることが必要になる。しかしながら、一般的なコンベアベルトを備えた供給コンベアを用いてこれの横幅を広げると、コンベアベルトの中央部が凹状に落ち込みやすくなり、これによって供給コンベアの中央付近に茎葉付き玉葱x1が集中しやすくなって、複数並列配置したタッピング装置のスクリューコンベアに均一に茎葉付き玉葱x1が供給されない問題が生じる。
本発明の実施形態に係る収穫玉葱処理機1は、このような問題を解決するために、特徴的な構成を備えた供給コンベア25を採用している。図5は、この供給コンベア25を示す説明図である(同図(a)が側面図、同図(b)が正面図)。供給コンベア25は、機体1Aに支持される支持体25A、駆動ローラ25B、従動ローラ25C、駆動ローラ25Bと従動ローラ25Cとに掛け回されるコンベアベルト25D、ガイド部材25Eなどを備えている。そしてコンベアベルト25Dの上面に搬送面25Fが形成されている。揚上コンベア24から落下した茎葉付き玉葱x1はガイド部材25Eにガイドされて前述した搬送面25F上に載り、コンベアベルト25Dの搬送機能によって移送され、タッピング装置30のスクリューコンベア31上に供給される。
この供給コンベア25は、タッピング装置30におけるスクリューコンベア31の配列幅に応じた横幅Wを有すると共に、横幅W方向に沿った中央部Cを端部Eより高くした搬送面25Fを有する。すなわち、搬送面25Fは、中央部Cが端部Eより高くなるように形成されている。
供給コンベア25がこのような構成を具備することで、横幅Wが広くなった場合であっても中央部Cが凹んだ状態になるのを回避することができ、搬送面25F上を流れる茎葉付き玉葱x1を横幅W方向に均一に分散させることができる。これによって、タッピング装置30のスクリューコンベア31を多数並列配置した場合であっても、全てのスクリューコンベア31に均等に茎葉付き玉葱x1を供給することができ、複数並列配置したスクリューコンベアを効率的に利用してタッピング処理の処理量を十分に増大することができる。
図6は、供給コンベアの具体的な形態例を示した説明図である。同図(a)はコンベアベルトを除いた状態の斜視図、同図(b)が側面図、同図(c)が同図(b)におけるA−A断面図を示している。この例においても、供給コンベア25は、機体1Aに支持される支持体25A、駆動ローラ25B、従動ローラ25C、駆動ローラ25Bと従動ローラ25Cとに掛け回されるコンベアベルト25D、ガイド部材25Eなどを備えている。そしてコンベアベルト25Dの上面に搬送面25Fが形成されている。
そして、この例では、駆動ローラ25Bと従動ローラ25Cとの間に、コンベアベルト25D(図示省略)の中央部を押し上げる押し上げローラ(押し上げ手段)25Gを備える。押し上げローラ25Gは一対の支持体25A,25Aの間に架け渡される支持部材25G1によって、一対の支持体25A,25A間に支持されている。この押し上げローラ25Gを設けることで、その上を摺動するコンベアベルト25Dの中央部が押し上げられることになり、コンベアベルト25Dの搬送面25Fの中央部がその両端部に比べて高くなる。押し上げ量の調整は、支持体25Aに設けられる調整孔(長孔)25Hに支持部材25G1が位置調整自在に取り付けられており、支持部材25G1の位置を調整孔25Hに沿って移動させることで調整することができる。
搬送面25Fの中央部を高くするための具体的な構成は図6に示した構成例に限らない。例えば、コンベアベルト25Dの横幅方向に沿った断面厚さを横幅方向に沿った端部より中央部で厚く形成することで、中央部が高い搬送面を形成することもできる。
図7は、供給コンベアの具体的な他の形態例を示した説明図である。同図(a)はコンベアベルトを除いた状態の斜視図、同図(b)が側面図、同図(c)が同図(b)におけるA−A断面図を示している。この例においても、供給コンベア25は、機体1Aに支持される支持体25A、駆動ローラ25B、従動ローラ25C、駆動ローラ25Bと従動ローラ25Cとに掛け回されるコンベアベルト25D、ガイド部材25Eなどを備えている。そしてコンベアベルト25Dの上面に搬送面25Fが形成されている。
そして、この例では、駆動ローラ25Bと従動ローラ25Cとの間に、コンベアベルト25D(図示省略)の中央部を押し上げる一対の押し上げローラ(押し上げ手段)125Ga,125Gbを備える。押し上げローラ125Ga,125Gbは一対の支持体25A,25Aの間に架け渡される支持部材125G1によって、一対の支持体25A,25A間に支持されている。この押し上げローラ125Ga,125Gbを設けることで、その上を摺動するコンベアベルト25Dの中央部が押し上げられることになり、コンベアベルト25Dの搬送面25Fの中央部がその両端部に比べて高くなる。押し上げ量の調整は、支持体25Aに設けられる調整孔(長孔)25Hに支持部材125G1が位置調整自在に取り付けられており、支持部材125G1の位置を調整孔25Hに沿って移動させることで調整することができる。また、押し上げローラ125Ga,125Gbの中央端は支持部材125G1の支持部125G1a,125G1bにそれぞれ位置調整自在に取り付けられており、この位置を調整することで押し上げローラ125Ga,125Gbの角度が調整自在になっている。押し上げローラ125Ga,125Gbの角度を調整自在にすることで、搬送面25Fの傾きを任意に調整することが可能になる。
特に、図7に示した例では、コンベヤベルト25Dの中心に対して左右両側に傾斜した押し上げローラ125Ga,125Gbを設けているので、その押し上げローラ125Ga,125Gbの傾斜に沿ってコンベヤベルト25Dを押し上げることになり、傾斜面を直線的に規制することができる。また、一対の押し上げローラ125Ga,125Gbはコンベヤベルト25Dの幅方向に比較的長く延設されているので、押し上げローラ125Ga,125Gbの回転によってコンベヤベルト25Dを円滑に進行させることができる。また、押し上げローラ125Ga,125Gbの角度を調整することで、搬送面25Fの傾き角度を任意に調整して、コンベヤベルト25D上での玉葱の分散度合いを調整することができる。
搬送面25Fの中央部を高くするための具体的な構成は図示した構成例に限らない。例えば、コンベアベルト25Dの横幅方向に沿った断面厚さを横幅方向に沿った端部より中央部で厚く形成することで、中央部が高い搬送面を形成することもできる。
以上説明したように、本発明の実施形態に係る収穫玉葱処理機1は、供給コンベア25の搬送面25Fに横幅W方向に沿って茎葉付き玉葱x1が均等に分散されることになり、複数並列配置したスクリューコンベア31を備えたタッピング装置30に対して配列幅方向に均一に葉付き玉葱x1を供給することができる。これによって、複数並列配置したスクリューコンベア31を効率的に利用してタッピング処理を施すことができ、処理量の十分な増大を図ることができる。
1:収穫玉葱処理機
1A:機体
10:投入手段
11:投入用載置台
12:駆動手段
13:ホッパー
14:投入用コンテナ
20:搬送手段
21:センサー手段
22:搬入コンベア
23:シューター
24:揚上コンベア
24a:チェーン
24b:揚上ロッド
25:供給コンベア
25A:支持体
25B:駆動ローラ
25C:従動ローラ
25D:コンベアベルト
25E:ガイド部材
25F:搬送面
25G,125Ga,125Gb:押し上げローラ(押し上げ手段)
25H:調整孔
30:タッピング装置
31:スクリューコンベア
32:送り体
33:円盤刃
34:受け盤
40:搬出手段
41:エレベータコンベア
42:ロッドコンベア
43:搬出コンベア
44:搬出用載置台
45:油圧シリンダー
46:搬出用コンテナ
50:排出コンベア
x1:茎葉付き玉葱
x2:茎葉

Claims (4)

  1. 茎葉付き玉葱の茎葉部分を切除処理する収穫玉葱処理機において、
    投入された茎葉付き玉葱を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段から供給される茎葉付き玉葱をタッピング処理するタッピング装置とを備え、
    前記タッピング装置は、供給された茎葉付き玉葱を移動しながらその茎葉の向きを一方向に向けるスクリューコンベアを複数並列配置し、該スクリューコンベアの下流側端部に茎葉の切除手段を配置し、
    前記搬送手段は、前記スクリューコンベアに茎葉付き玉葱を供給する供給コンベアを少なくとも備え、該供給コンベアは、前記スクリューコンベアの配列幅に応じた横幅を有すると共に、前記横幅方向に沿った中央部を端部より高くした搬送面を有することを特徴とする収穫玉葱処理機。
  2. 前記供給コンベアは、前記スクリューコンベアの配列幅に応じた横幅を有するコンベアベルトを備え、該コンベアベルトの前記中央部を押し上げる押し上げ手段を備えることを特徴とする請求項1記載の収穫玉葱処理機。
  3. 前記供給コンベアは、前記スクリューコンベアの配列幅に応じた横幅を有するコンベアベルトを備え、該コンベアベルトの前記横幅方向に沿った断面厚さが前記横幅方向に沿った端部より中央部で厚く形成されていることを特徴とする請求項1記載の収穫玉葱処理機。
  4. 前記供給コンベアは、駆動ローラと、従動ローラと、前記駆動ローラと前記従動ローラとに掛け回されるコンベアベルトとを備え、前記駆動ローラと前記従動ローラとの間に、前記コンベアベルトの前記中央部を押し上げる押し上げローラを備えることを特徴とする請求項1記載の収穫玉葱処理機。
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