JP2012138912A - 復号エラーの早期検出システム - Google Patents

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Abstract

【課題】電力消費のようなデバイス・リソースへのインパクトを最小にしながら、エラーが検出/復元されることを可能にする。
【解決手段】少なくともk(1+ε)個に等しい最初の量のコード・パケットのサブセットを、コンタクト・ウィンドウの間に送信された複数のコード・パケットから受信することを試みる。kは、送信されたコード・パケットを生成するために符号化されているデータ・パケットの数を表し、εは、0より小さくない初期最小値を用いて初期化される。最初の量のコード・パケットのサブセットに関連付けられた復号エラーを示すトリガ・イベントを検出し、トリガ・イベントに基づいて初期最小値からεを増加させ、コンタクト・ウィンドウの間に1または複数の追加のコード・パケットを受信する。
【選択図】図5

Description

優先権主張
本特許出願は、2005年9月28日に出願され、本願の譲受人に譲渡され、「METHOD FOR EARLY DETECTION OF DECODE FAILURES」と題され、本明細書において参照によって明確に組み込まれた米国仮出願60/721,824号の優先度を主張する。
本特許出願は、一般に、通信システムに関し、特に、通信システムで使用される復号エラーの早期検出システムに関する。
一般的な無線配信システムでは、コンテンツが、マルチキャスト送信チャネルによってポータブル・デバイスへ配信される。コンテンツは、データ・パケットの形態をしており、パケットが送信チャネルを介して送信されると生じるパケット喪失を克服するために符号化される。送信機において、エンコーダは、オリジナル・データ・パケットを取り込み、1または複数のデバイスへ送信されるコード・パケットを生成する。雑音またはその他の劣悪な送信効果によって、コード・パケットのサブセットが、任意の特定のデバイスにおいて受信される。受信されたコード・パケットは、オリジナル・データ・パケットを復元するために復号される。
復号処理の成功は、受信されたコード・パケットの数に依存する。一般に、データ・パケットの数が「k」である場合、受信されるコード・パケットの数は少なくともk(1+ε)であるべきである。ここで、イプシロン(ε)は、通信オーバヘッド係数(例えば、kの10%)である。より高いε値を選択することは、復号失敗の確率を低くするが、デバイスにおける復号時間および/またはバッテリ消費を増加させうる。
従来式のシステムは、一般に、最悪ケースの送信環境を仮定して選択された復号性能を達成するようにε値を固定する。しかしながら、一般に、送信チャネルが、最悪ケースの仮定に従って実行することはめったにない。その結果、多くの不必要なパケットが、受信デバイスによって受信される。例えば、最悪ケース送信環境の仮定によって、固定値εは、結果として、非常に大きくなる。これによって、データを復号するために、多くの追加データおよび不必要なデータが受信されることになる。これは、受信デバイスのリソース上に大きな負荷をもたらす。なぜなら、それは、不必要なパケットを受信し処理するために、追加の電力、CPU時間、メモリ、およびファイル・システム・リソースを必要とするからである。
従って、選択された復号性能を得るために、送信チャネルの品質に基づいて、受信パケットの数を調節するように動作するシステムを有することが望ましいだろう。このシステムはまた、受信パケットの数が、復号処理の結果を待つ必要なく、選択されたデコーダ性能を生ずるよう調節されうるように、早期のエラー検出を実行するように動作すべきである。
1または複数の実施形態では、選択された復号性能を得るために、送信チャネルの品質に基づいて、受信パケットの数を調節するように動作する復号システムが提供される。1つの実施形態では、このシステムは、1または複数のトリガ・イベントに基づいて、受信パケットの数を調節する。例えば、1つのトリガ・イベントが、復号処理の失敗に関連付けられる。復号処理の結果を待つ必要なく、選択された復号性能を達成するために、受信パケットの数を調節できるように、1または複数のその他のトリガ・イベントが、エラーの早期検出に関連付けられる。このシステムは、例えば電力消費、メモリ、CPU時間、およびファイル・アクセス等のようなデバイス・リソースへのインパクトを最小にしながら、ポータブル・デバイスによってデータが受信/復元されることを可能にする無線通信システムにおける使用に特に適切である。
1つの実施形態では、復号失敗を検出する方法が提供される。この方法は、最初の量のコード・パケットを受信することと、最初の量のコード・パケットに関連付けられた復号失敗を示すトリガ・イベントを検出することと、1または複数の追加のコード・パケットを受信することとを備える。
1つの実施形態では、復号失敗を検出する装置が提供される。この装置は、最初の量のコード・パケットを受信し、トリガ・イベントが検出された場合、1または複数の追加のコード・パケットを受信するように構成された受信ロジックと、トリガ・イベントを検出するように構成された処理ロジックとを備える。トリガ・イベントは、最初の量のコード・パケットに関連付けられた復号失敗を示す。
1つの実施形態では、復号失敗を検出する装置が提供される。この装置は、最初の量のコード・パケットを受信する手段と、最初の量のコード・パケットに関連付けられた復号失敗を示すトリガ・イベントを検出する手段と、1または複数の追加のコード・パケットを受信する手段とを備える。
1つの実施形態では、少なくとも1つのプロセッサによって実行された場合、復号失敗を検出するように動作する命令を備えるコンピュータ読取可能媒体が提供される。このコンピュータ読取可能媒体は、最初の量のコード・パケットを受信する命令と、最初の量のコード・パケットに関連付けられた復号失敗を示すトリガ・イベントを検出する命令と、1または複数のコード・パケットを受信する命令とを備える。
1つの実施形態では、復号失敗を検出する方法を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサが提供される。この方法は、最初の量のコード・パケットを受信することと、最初の量のコード・パケットに関連付けられた復号失敗を示すトリガ・イベントを検出することと、1または複数の追加のコード・パケットを受信することとを備える。
これら実施形態のその他の局面が、後述する図面の簡単な説明、詳細説明、および特許請求の範囲の検討後に明らかになるであろう。
図1は、復号システムの1つの実施形態を備える通信経路を示す。 図2は、復号失敗確率とイプシロンとの関係を例示するグラフを示す。 図3は、復号システムの実施形態で使用されるデコーダの1つの実施形態を示す。 図4は、復号システムの実施形態で使用されるツリー構造の1つの実施形態を示す。 図5は、復号システムの実施形態で使用される方法の1つの実施形態を示す。 図6は、復号システムの実施形態で使用されるデコーダの1つの実施形態を示す。
本明細書に記載する実施形態の前述した局面は、添付図面と連携された場合に、以下の詳細説明を参照することによって、より容易に明らかになるであろう。
以下の説明は、復号システムの1または複数の実施形態を記載する。復号システムは、選択された復号性能を得るために、送信チャネルの品質に基づいて、受信パケットの数を調節するように動作する。このシステムは、制限されたリソースを有するポータブル・デバイスにおける使用に特に良く適しているが、任意のタイプのデバイスと共に使用されることもできる。このシステムはまた、限定される訳ではないが、通信ネットワーク、例えばインターネットのような公衆ネットワーク、例えば仮想プライベート・ネットワーク(VPN)のようなプライベート・ネットワーク、ローカル・エリア・ネットワーク、広域ネットワーク、長距離ネットワーク、またはその他任意のタイプのデータまたは通信ネットワークを含む任意のタイプのネットワーク環境において動作するデバイスにおいて使用することができる。
図1は、復号システムの1つの実施形態を含む通信経路100を示す。例えば、この通信経路100は、1または複数のポータブル・デバイスへコンテンツを配信するために使用することができる。通信経路100は、エンコーダ102、送信チャネル104、およびデコーダ106を備える。
1つの実施形態では、エンコーダ102は、送信チャネル104を介して送信されるデータ・パケットについてメッセージ符号化を行なう。送信チャネル104は、送信されたパケットの喪失を引き起こす損失の多いチャネル(すなわち、消失チャネル)でありうるので、メッセージ符号化が行われる。メッセージ符号化は、失われたデータ・パケットが復元されることを可能にする冗長性を与える。1つの実施形態では、低密度ジェネレータ・マトリクス(LDGM:Low Density Generator Matrix)技術と称される符号化技術を用いてメッセージ符号化が実行される。しかしながら、他の実施形態では、その他のタイプのメッセージ符号化が利用されうる。
1つの実施形態では、エンコーダ102が、データ・パケットD(108で示される)を受信し、それらを符号化して、コード・パケットCを生成する。コード・パケットCは、2つのタイプのパケットを備える。第1のタイプのコード・パケットは、選択されたデータ・パケットからのパケット・ヘッダおよびデータを備える。第2のタイプのコード・パケットは、例えば、排他的「OR」アルゴリズムのような任意の周知の組み合わせアルゴリズムを用いて組み合わされた1または複数のデータ・パケットからのパケット・ヘッダおよびデータを備える。第2のタイプのコード・パケットのパケット・ヘッダは、どのデータ・パケットが組み合わされたかと、使用された組み合わせアルゴリズムとを識別する。
コード・パケットCは、送信チャネル104を介して1または複数の受信デバイスへ送信される。例えば、このコード・パケットの送信は、選択された持続時間を有するコンタクト・ウィンドウの間に生じる。コード・パケットC’のサブセットは、受信デバイスの1つに位置されたデコーダ106によって受信される。デコーダ106は、オリジナル・データ・パケットD(110で示される)を復元するために、受信したコード・パケットC’を処理するように動作する。
この復号処理は、受信したコード・パケットC’の数に依存する。一般に、送信されたデータ・パケットDの数が「k」に等しい場合、受信したコード・パケット(C’)の数は、少なくともk(1+ε)となるべきである。より高いε値を選択することは、復号失敗の確率を低くするが、デコーダ106において、不必要なパケットが受信され、復号時間および/またはバ電力消費を増加させうる。
1つの実施形態では、復号システムは、1または複数のトリガ・イベントに基づいて、受信されるコード・パケットC’の数を調節するように動作する。動作中、デコーダ106は、εの初期最小値を用いて初期化される。その後、デコーダは、ブロードキャストが生じるコンタクト・ウィンドウの間、k(1+ε)個のコード・パケットを受信することを試みる。コード・パケットの受信中に、あるいはその受信の後、1または複数のトリガ・イベントが生じうる。例えば、送信チャネルの品質が非常に貧弱な場合、トリガ・イベントが生じうる。トリガ・イベントが生じると、システムは、データを復号するために受信するコード・パケットC’の数を増加させる。従って、本システムは、送信チャネルの品質に基づいて、受信するコード・パケットC’の数を調節するように動作する。様々なトリガ・イベントの詳細な説明が、本明細書の別のセクションで提供される。
1つの実施形態では、デコーダ106が、k(1+ε)個のコード・パケットを受信する。その後、コード・パケットは、オリジナル・データDを復元するために復号される。復号処理が失敗した場合、復号エラー・トリガ・イベントが生じる。例えば、低品質な送信環境の結果として、非常に多くのコード・パケットが送信において失われるので、復号処理が失敗するかもしれない。この場合、εの値が増加され、デコーダ106は、コンタクト・ウィンドウの期間中、より多くのコード・パケットを受信するように動作する。その結果、復号システムは、選択された復号性能を得るために、デコーダ106が、十分なコード・パケットC’を受信するように調節する。これは、εの小さな初期値を用いることができるので、デコーダ106の非常に効率的な動作を与える。送信チャネルが適切な性能を与える場合、不必要な多くのコード・パケットC’が受信される必要のないように、εを増加させる必要はない。従って、デコード・システムは、例えば、電力消費、CPU処理時間、メモリ、およびファイル・アクセス等のようなデバイス・リソースを節約するように動作する。
1つの実施形態では、復号システムは、以下の機能のうちの1または複数を実行するように動作する。
1.εの初期値を設定する。
2.εによって決定されたように、選択された量のコード・パケットC’を受信する。 3.受信したコード・パケットC’を復号する。
4.復号エラー・トリガ・イベントが生じたかを判定する。
4.復号エラー・トリガ・イベントが生じた場合、εの値を増加させ、更なるコード・パケットC’を受信する。
5.受信した全てのコード・パケットC’からのデータを復号する。
別の実施形態では、デコーダ106が、ブロードキャストが生じるコンタクト・ウィンドウの期間中、k(1+ε)個のコード・パケットを受信することを試みる。コード・パケットC’が受信されると、現在受信されたコード・パケットの量に関する情報が維持される。この情報はデコーダ106において格納され、コード・パケットがどの程度正しく受信されているかを示す1または複数のトリガ・イベントを判定するために使用される。例えば、1つの実施形態では、この情報は、合計パケット数に比べて、正しいパケットがどれだけ受信されたかを示す受信割合を決定するために使用される。1つの実施形態では、この情報は、維持するために選択された量のメモリを必要とするツリー構造に保持される。この受信割合が、選択されたしきい値を下回る場合、第1のタイプの早期エラー検出トリガ・イベントが判定される。ツリー構造に必要なメモリが、選択されたしきい値を越える場合、別のタイプの早期エラー検出トリガ・イベントが判定される。早期エラー検出トリガ・イベントが発生すると、コンタクト・ウィンドウ内の残り全てのコード・パケットがデコーダによって受信されるように、ε値が増加される。その後、デコーダは、オリジナル・データを復元するために、受信した全てのコード・パケットを処理する。
1つの実施形態では、復号システムは、下記機能のうちの1または複数を実行するように動作する。
1.εの初期値を設定する。
2.コード・パケットC’の受信を開始する。
3.早期エラー検出トリガ・イベントが生じたかを判定する。
4.早期エラー検出トリガ・イベントが発生した場合、εを増加して、コンタクト・ウィンドウ内の残り全てのコード・パケットC’を受信する。
5.受信した全てのコード・パケットC’からのデータを復号する。
従って、復号システムは、送信チャネルの品質に基づいて、受信するコード・パケットの数を効率的に調節するように動作する。その結果、送信チャネルが、選択された性能を提供する場合、復号システムは、不必要なコード・パケットの数を最小化するように動作する。
図2は、「復号失敗確率」対εを例示するグラフ200を示す。グラフ200が例示するように、復号失敗確率は、ε値が約0.2の場合、おおよそ0.01である。復号失敗確率は、ε値が約0.5の場合、おおよそ10−6まで下がる。復号システムの1または複数の実施形態では、小さな初期値のεを用いて、大きな値のεを用いる従来式のシステムと同等またはそれよりも良好な復号性能を達成することができる。その結果、不必要なコード・パケットがより少なくしか受信されなくなり、もって、復号デバイスのリソースはより少なくしか必要とされなくなる。
図3は、復号システムの実施形態で使用されるデコーダ300の1つの実施形態を示す。例えば、デコーダ300は、図1で示されるデコーダ106として使用されるのに適切である。デコーダ300は、内部データ・バス306に接続された処理ロジック302およびトランシーバ・ロジック304を含む。デコーダ300は更に、データ・バス306に接続されたデータ記憶装置308、コード記憶装置310、およびLDGMロジック312を備える。
1または複数の実施形態では、処理ロジック302は、CPU、プロセッサ、ゲート・アレイ、ハードウェア・ロジック、メモリ素子、仮想機械、ソフトウェア、及び/又はハードウェアとソフトウェアとの任意の組み合わせを備える。従って、処理ロジック202は、一般に、機械読取可能命令を実行し、かつ内部データ・バス306を経由してデコーダ300の1または複数の機能要素を制御または通信するロジックを含む。
トランシーバ・ロジック304は、デコーダ300が、通信チャネル314を用いて遠隔のデバイスまたはシステムとデータおよび/またはその他の情報を送受信することを可能にするように動作するハードウェア・ロジックおよび/またはソフトウェアを備える。例えば、1つの実施形態では、通信チャネル314は、デコーダ300が、データ・ネットワークと通信することを可能にする任意の適切なタイプの通信チャネル314を備える。例えば、1つの実施形態では、トランシーバ・ロジック304は、遠隔サーバから通信チャネル314によってコード・パケットを受信するように動作する。その後、デコーダ300は、遠隔サーバから送信されたオリジナル・データを復元するために、受信したコード・パケットを処理するように動作する。
データ記憶装置308は、データを格納するように動作する任意の適切なメモリ・デバイスを備える。例えば、データ記憶装置308は、RAM、フラッシュ・メモリ、EEPROM、ハード・ディスク、および/またはその他任意のタイプの記憶デバイスを備えることができる。1つの実施形態では、データ記憶装置308は、トランシーバ・ロジック304によって受信されたコード・パケットから復号されるデータを格納するように動作する。
コード記憶装置310は、コード・パケット情報を格納するように動作する任意の適切なメモリ・デバイスを備える。例えば、コード記憶装置308は、RAM、フラッシュ・メモリ、EEPROM、ハード・ディスク、および/またはその他任意のタイプの記憶デバイスを備えることができる。1つの実施形態では、コード記憶装置310は、トランシーバ・ロジック304によって受信されたコード・パケット内に含まれるコード情報を格納するように動作する。例えば、1つの実施形態では、コード情報は、上述したような第2のタイプのコード・パケットに関連付けられた情報を備える。
LDGMロジック312は、CPU、プロセッサ、ゲート・アレイ、ハードウェア・ロジック、メモリ素子、仮想機械、ソフトウェア、および/またはハードウェアとソフトウェアとの任意の組み合わせを備える。従って、LDGMロジック312は、一般に、機械読取可能命令を実行し、かつ内部データ・バス306を経由してデコーダ300の1または複数の他の機能要素の制御またはこれら機能要素と通信するロジックを含む。
1つの実施形態では、処理ロジック302は、受信するコード・パケットの割合を判定するように動作するレート・ロジック316を備える。例えば、この割合は、コード・パケット全体と比較して、受信された正しいコード・パケットの数を記述する。従って、100のコード・パケットが送信され、90のコード・パケットのみが正しく受信された場合、レート・ロジック316は、この割合が、90/100あるいは90%であると判定する。この割合が、選択された割合しきい値未満であれば、レート・ロジック316は、第1のタイプの早期エラー検出トリガ・イベント318を生成する。1つの実施形態では、このレートしきい値が、遠隔サーバからレート・ロジック316へ送信される。また、別の実施形態では、このレートしきい値が、デバイス製造中に、レート・ロジック316内に予め記憶される。
1つの実施形態では、LDGMロジック312は、受信されたコード・パケットと、復元されたコード・パケットと間の関係を記載するツリー構造またはデータベースを生成するために、受信したコード・パケットを処理するように構成されたツリー・ロジック320を備える。1つの実施形態では、生成されたツリー構造は、LDGMロジック312におけるメモリ内に格納される。ツリー構造のより詳細な説明は、本明細書の別のセクションで提供される。1つの実施形態では、ツリー構造のために必要なメモリが、選択されたメモリしきい値を越える場合、ツリー・ロジック320は、第2のタイプの早期エラー検出トリガ・イベント322を生成するように動作する。1つの実施形態では、メモリしきい値は、遠隔サーバからツリー・ロジック320に送信され、別の実施形態では、レートしきい値は、デバイス製造中にツリー・ロジック320内に予め記憶される。
1つの実施形態では、処理ロジック302は、復号失敗を検出するために、受信したコード・パケットを復号するように動作する復号ロジック324を備える。例えば、デコーダ300は、トランシーバ・ロジック304によってk(1+ε)個のコード・パケットを受信して、それらパケットを復号して、オリジナル・データを決定する。任意の選択可能なタイプまたは量の復号エラーが検出された場合、復号ロジック324は、復号エラーが発生したことを示す復号エラー・トリガ・イベント326を出力するように動作する。
1または複数の実施形態の動作の間、εの初期値が、トランシーバ・ロジック304を経由して遠隔サーバからダウンロードされる。別の実施形態では、εの初期値は、製造中にデコーダに予め格納される。
1つの実施形態では、デコーダ300は、以下の機能のうちの1または複数の実行することにより、復号エラー・トリガ・イベントの結果として、受信するコード・パケットの数を調節するように動作する。
1.εの初期値が設定される。
2.k(1+ε)個のコード・パケット全体が受信され、コード記憶装置310およびデータ記憶装置308に格納される。
3.受信されたコード・パケットが、復号ロジック324によって復号される。
4.予め選択された任意の復号基準に基づいて、復号失敗がある場合には、復号エラー・トリガ・イベント326が生成される。
5.処理ロジック302が、復号エラー・トリガ・イベント326を検出し、εの値をインクリメントする。
6.増加されたεの値が、トランシーバ・ロジック304によって使用され、更なるコード・パケットが収集される。
7.その後、復号ロジック324が、受信した全てのコード・パケットからデータを復号する。
8.次のデータ・セッションのため、εの値が初期値にリセットされる。
1つの実施形態では、デコーダ300は、以下の機能のうちの1または複数の実行することにより、早期エラー検出トリガ・イベントの結果として、受信するコード・パケットの数を調節するように動作する。
1.εの初期値が設定される。
2.コード・パケットが受信される。
3.ツリー・ロジック320が、受信されたコード・パケットのツリーを構築するように動作する。
4.送信されたコード・パケットに対する受信されたコード・パケットの割合が、選択された割合しきい値を下回るのであれば、早期エラー検出トリガ・イベントが、レート・ロジック316によって生成される。
5.ツリー構造に必要なメモリの量が、選択されたメモリしきい値を越える場合、早期エラー検出トリガ・イベントが、ツリー・ロジック320によって生成される。
6.早期エラー検出イベントが生成されると、εの値が増加され、コンタクト・ウィンドウ内で送信される追加のコード・パケットのうちの幾つかまたは全てが受信される。 7.受信された全てのコード・パケットが、復号ロジック324によって復号される。 8.次のデータ・セッションのため、εの値が初期値にリセットされる。
1つの実施形態では、デコーダ300は、コンピュータ読取可能媒体上に格納された1または複数のプログラム命令(「プログラム命令」)を備える。そのプログラム命令は、例えば処理ロジック302のような少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、本明細書に記載した機能を提供する。例えば、このプログラム命令は、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、CDROM、メモリ・カード、FLASHメモリ・デバイス、RAM、ROM、あるいはデコーダ300とインタフェースするその他任意のタイプのメモリ・デバイスまたはコンピュータ読取可能媒体のようなコンピュータ読取可能媒体からデコーダ300にロードされうる。別の実施形態では、これら命令は、トランシーバ・ロジック304によってデコーダ300に接続する、外部デバイスまたはネットワーク・リソースからデコーダ300へダウンロードされうる。プログラム命令は、処理ロジック302によって実行された時、本明細書に記載するような復号システムの実施形態を提供する。
その結果、復号システムの実施形態は、受信したコード・パケットを処理して、損失のある送信チャネルを通して送信されたデータを復元するように動作する。このシステムは、受信されるコード・パケットの量を、1または複数のトリガ・イベントに基づいて調節するように動作する。従って、復号システムの実施形態は、デバイス・リソースが効率的に利用されるように、受信される不必要なパケットの量を最小化するように動作する。
図4は、復号システムの実施形態で使用されるツリー構造400の1つの実施形態を示す。1つの実施形態では、ツリー構造400は、LDGMロジック312において生成され保持される。ツリー構造400は、受信したコード・パケットから得られるデータ402および結合データ404を備える。例えば、結合データ404は、上述した第2のタイプのコード・パケットにおいて提供される。ツリー構造400はまた、データ402と結合データ404との間の関係を記述するエッジ構造406を備える。
復号システムの動作中、コード・パケットは、トランシーバ・ロジック304によって受信され、データとそれに含まれる結合データがデータ記憶装置308とコード記憶装置310とにそれぞれ格納される。どれだけのパケットが正しく受信されたか、また、どのパケットが復元される必要があるのかを追跡することができるように、LDGMロジック312は、データ記憶装置308およびコード記憶装置310内の情報を処理して、ツリー構造400を構築する。従って、ツリー構造400は、どれだけのパケットが失われ、どれだけのパケットが正しく受信されたかを判定することができるという点において、性能インジケータを提供する。
1つの実施形態において、ツリー構造400が生成されると、ツリー構造400の一部が追加され、ツリー構造の一部が除去される。例えば、データが一旦正しく復元されると、408および破線によって示されるように、エッジ構造が除去される。更なるパケットが受信され、幾つかのパケットが失われると、410および実線によって示されるように、更なるエッジ構造が追加される。ツリー構造400の進行中の追加および除去によって、ツリー構造400を格納するために、記憶装置の一定量が割り当てられる。ツリー構造400に割り当てられた記憶装置の量は、送信中に失われたパケットの数を記述するインジケータである。
従って、ツリー構造400は、復号システムの動作に関連する幾つかのインジケータを提供する。例えば、ツリー構造400は、どのパケットが正しく復元され、どのパケットが正しく復元されていないかを示す。ツリー構造400は、また、失われたパケットの数を示す。例えば、大きなツリー構造は、多くのパケットが正しく受信されなかったことを示す。
(トリガ・イベント)
1または複数の実施形態では、復号システムが、受信されるコード・パケットの数を、1または複数のトリガ・イベントに基づいて調節するように動作する。本実施形態の範囲では更に多くのタイプが可能であるが、ここでは、2つのタイプのトリガ・イベントを記載する。1つのタイプのトリガ・イベントは、早期エラー検出トリガ・イベントである。受信したパケットの復号が失敗するであろうことを示すために、復号処理の前または途中で、早期エラー検出トリガ・イベントが生じる。訂正動作を講じるために復号処理を停止することが可能なように、早期エラー検出トリガ・イベントが、復号が完了する前に生じ、これによって、デバイス・リソースと処理時間とが節約される。
トリガ・イベントの別のタイプは、復号失敗トリガ・イベントである。復号失敗トリガ・イベントは、復号処理が完了し、復号失敗があることを示す場合に生じる。
下記は、様々なトリガ・イベントの詳細な説明である。本システムは、下記に述べるトリガ・イベントのみを用いることに限定されず、本実施形態の範囲内で、その他のトリガ・イベントも定義され利用されうることが注目されるべきである。
(早期エラー検出トリガ・イベント)
下記は、2つのタイプの早期エラー検出トリガ・イベントの説明である。復号システムが、復号処理の結果を待つ必要なく訂正動作を講じることができるように、これらのイベントは、復号処理の完了前に検出される。
(メモリ使用量トリガ・イベント)
1つの実施形態では、復号システムは、メモリ使用量トリガ・イベントを検出するように動作する。例えば、ツリー・ロジック320によって保持されたツリー構造が、選択されたメモリしきい値を越える場合、メモリ使用量トリガ・イベントが生成される。
(受信割合トリガ・イベント)
1つの実施形態では、復号システムは、受信割合トリガ・イベントを検出するように動作する。例えば、レート・ロジック316が、正しく受信されたパケットのレートが、選択されたしきい値を下回ると判定すると、受信割合トリガ・イベントが生成される。
(復号失敗トリガ・イベント)
下記は、復号失敗トリガ・イベントの説明である。復号システムが次の受信セッションに関して訂正動作を講じることができるように、このイベントは復号処理の完了前に検出される。
(復号失敗トリガ・イベント)
受信したコード・パケットの選択されたセッションの復号処理が失敗した場合、復号失敗トリガ・イベントが生成される。例えば、デコーダ300は、選択されたコンタクト・ウィンドウ内で送信されたk(1+ε)個のコード・パケットを受信するように動作する。受信したコード・パケットの復号において失敗がある場合復号失敗トリガ・イベントが生成される。復号失敗は、望まれるあらゆる復号基準によって定義することができる。1つの実施形態では、復号ロジック324は、受信したコード・パケットを復号し、復号失敗が検出されると、復号失敗トリガ・イベント326を生成するように動作する。
図5は、復号システムの実施形態で使用される方法500の1つの実施形態を示す。明瞭さのため、ここでは、方法500が、図3に示すデコーダ300に関連して記述される。例えば、1つの実施形態では、処理ロジック302は、以下に述べる機能を実行する機械読取可能命令を実行する。
ブロック502では、εの値が、復号システムの最小値に初期化される。例えば、1つの実施形態では、εの値は、遠隔サーバからトランシーバ・ロジック304を経由してデコーダ300にダウンロードされ、処理ロジック302において格納される。1つの実施形態では、εの初期値は約0.1である。
ブロック504では、1または複数のコード・パケットが受信される。例えば、コード・パケットは、選択されたコンタクト・ウィンドウ内で、マルチキャスト送信チャネルを介してデコーダ300に送信され、トランシーバ・ロジック304によって受信されうる。コード・パケットが受信されると、それらが含んでいる情報が、必要に応じて、データ記憶装置308およびコード記憶装置310に格納される。更に、LDGMロジック312は、図4に示すようなツリー構造を構築する。
ブロック506では、所望する全てのコード・パケットが受信されたかを判定するためのテストが行われる。例えば、デコーダ300は、k(1+ε)個のコード・パケットを受信することを試みる。全てのコード・パケットが受信された場合、方法はブロック514に進む。全てのコード・パケットが受信された訳ではない場合、方法はブロック508に進む。
ブロック508では、早期エラー検出トリガ・イベントが生じたかを判定するためのテストが行われる。例えば、1つの実施形態では、レート・ロジック316およびツリー・ロジック320は、早期エラー検出トリガ・イベント318,322が生じたかを判定するように動作する。早期エラー検出イベントが生じていない場合、方法はブロック504へ戻り、更にコード・パケットが受信される。早期エラー検出イベントが生じている場合、方法はブロック510に進む。
ブロック510では、コンタクト・ウィンドウにおいて、残りのコード・パケットの全てまたは選択可能な部分が受信される。例えば、処理ロジック302は、コード・パケットが送信されているコンタクト・ウィンドウの持続期間を知っている。処理ロジック302は、送信されるあらゆる更なるコード・パケットをデコーダ300が受信できるように、トランシーバ304が、コンタクト・ウィンドウの残りの部分のコード・パケットを受信するよう制御するように動作する。1つの実施形態では、εの値は、残り全てのコード・パケットを含むように増加される。
ブロック512では、受信したコード・パケットが復号される。例えば、処理ロジック302は、送信されたデータをできる限り多く復元するために、受信された全てのコード・パケットを復号する。復元されたデータは、データ記憶装置308に格納される。そして、方法は、ブロック524で終了する。
ブロック514では、受信したk(1+ε)個のコード・パケットが復号される。例えば、処理ロジック302は、送信されたデータをできる限り多く復元するために、k(1+ε)個のコード・パケットを復号する。
ブロック516では、復号エラー・トリガ・イベントが生じたかをか判定するためのテストが行なわれる。例えば、復号エラー・トリガ・イベント326は、復号ロジック324が、受信したコード・パケットを復号する際に(上述したように)失敗を検出した場合に生じる。復号処理が成功した場合、方法はブロック524で終了する。復号エラーが検出された場合、復号エラー・トリガ・イベントが検出され、方法はブロック518へ進む。
ブロック518では、εの値が増加される。例えば、1つの実施形態では、処理ロジック302は、εの値を、任意の選択された量増加させる。
ブロック520では、更なるパケットが受信可能かどうかを判定するためのテストが行なわれる。例えば、コード・パケットは、コンタクト・ウィンドウの期間にわたって送信される。テストは、更なるパケットが受信できるように、コンタクト・ウィンドウが未だに開いているかを判定する。1つの実施形態では、コンタクト・ウィンドウがまだ開いているかを処理ロジック302が判定する。受信するパケットがこれ以上ないように、コンタクト・ウィンドウが閉じている場合、方法はブロック524で終了する。更なるパケットが受信できるように、コンタクト・ウィンドウが未だ開いている場合、方法はブロック522に進む。
ブロック522では、更なるコード・パケットが受信される。1つの実施形態では、処理ロジック302は、更なるコード・パケットを受信するようにトランシーバ・ロジック304を制御する。パケットが受信されると、それらが含む情報が、必要に応じて、データ記憶装置308およびコード記憶装置310に格納される。そして、方法はブロック514に進み、受信された全てのコード・パケットが復号される。
従って、方法500は、デバイス内で使用される復号システムの1つの実施形態を提供するように動作する。方法500は、単なる1つの実施例を表し、本実施形態の範囲内でその他の実施例も可能であることが注目されるべきである。
図6は、復号システムの実施形態で使用されるデコーダ600の1つの実施形態を示す。デコーダ600は、最初の量のコード・パケットを受信する手段602を備える。例えば、1つの実施形態では、手段602は、k(1+ε)個のコード・パケットを受信するようにトランシーバ・ロジック304を制御する処理ロジック302を含む。
デコーダ600はまた、トリガ・イベントを検出するための手段612を含む。この手段612は、復号エラーを検出する手段604と、メモリしきい値エラーを検出する手段606と、受信割合エラーを検出する手段608とを備える。例えば、1つの実施形態では、手段604は、復号ロジック324を備え、手段606は、ツリー・ロジック320を備え、手段608は、レート・ロジック316を備える。
デコーダ600はまた、追加のコード・パケットを受信する手段610を備える。例えば、1つの実施形態では、手段610は、コンタクト・ウィンドウの期間内に、追加のコード・パケットを受信するようにトランシーバ・ロジック304を制御する処理ロジック302を備える。従って、デコーダ600は、復号システムの1つの実施形態を提供する。
ここで開示された実施形態に関連して記述された様々の説明的論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、アプリケーションに固有の集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)あるいはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートあるいはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェア部品、又は上述された機能を実現するために設計された上記何れかの組み合わせを用いて実現又は実行されうる。汎用プロセッサとしてマイクロプロセッサを用いることが可能であるが、代わりに、従来技術によるプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、あるいは状態機械を用いることも可能である。プロセッサは、たとえばDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに接続された1つ以上のマイクロプロセッサ、またはこのような任意の構成である計算デバイスの組み合わせとして実現することも可能である。
ここで開示された実施形態に関連して記述された方法やアルゴリズムのステップは、ハードウェアによって直接的に、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって、これらの組み合わせによって具現化される。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュ・メモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハード・ディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、あるいは当該技術分野で知られているその他の型式の記憶媒体に収納されうる。典型的な記憶媒体は、プロセッサがそこから情報を読み取り、またそこに情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。または、記憶媒体はプロセッサに統合されうる。このプロセッサと記憶媒体は、ASIC内に存在することができる。ASICは、ユーザ端末内に存在することもできる。あるいはこのプロセッサと記憶媒体は、ユーザ端末内のディスクリート部品として存在しうる。
開示された実施形態における上述の記載は、当該技術分野におけるいかなる人であっても、本発明の活用または利用を可能とするように提供される。これらの実施形態への様々な変形例もまた、当業者に対しては明らかであって、ここで定義された一般的な原理は、本発明の主旨または範囲を逸脱せずに、例えば、インスタント・メッセージング・サービスや任意の一般的な無線データ通信アプリケーションのような他の実施形態にも適用されうる。このように、本発明は、ここで示された実施形態に制限されるものではなく、ここで記載された原理と新規の特徴に一致した最も広い範囲に相当するものを意図している。「典型的」("exemplary")という用語は、本明細書において、「例、事例、または例示として役立つ」ことのみを意味するために使用される。本明細書で「典型的」として記載される何れの実施形態も、他の実施形態よりも好適であるとか有利であるとか必ずしも解釈されるものではない。
従って、本明細書において、復号システムの1または複数の実施形態が例示され説明される一方、その精神または本質的な特性から逸脱することなく、様々な変形がなされうることが認識されよう。従って、本明細書における開示および説明は、例示的であることが意図されており、特許請求の範囲に述べる本発明の範囲を限定しないことが意図される。

Claims (41)

  1. 復号失敗を検出する方法であって、
    最初の量のコード・パケットを受信することと、
    前記最初の量のコード・パケットに関連付けられた復号失敗を示すトリガ・イベントを検出することと、
    前記トリガ・イベントに基づいて、1または複数の追加のコード・パケットを受信することと
    を備える方法。
  2. 送信されたデータを取得するために、前記最初の量のコード・パケットと1または複数の追加のコード・パケットとを復号することを更に備える請求項1に記載の方法。
  3. 前記1または複数の追加のコード・パケットの量を決定するために、εパラメータを増加させることを更に備える請求項1に記載の方法。
  4. 後続する受信セッションのために、前記εパラメータを初期値にリセットすることを更に備える請求項3に記載の方法。
  5. メモリ使用量しきい値に基づいて前記トリガ・イベントを生成することを更に備える請求項1に記載の方法。
  6. 前記受信することは、コンタクト・ウィンドウの期間内で、前記1または複数の追加のコード・パケットを受信することを備える請求項5に記載の方法。
  7. 受信割合インジケータに基づいて前記トリガ・イベントを生成することを更に備える請求項1に記載の方法。
  8. 前記受信することは、コンタクト・ウィンドウの期間内で、前記1または複数の追加のコード・パケットを受信することを備える請求項7に記載の方法。
  9. 復号失敗を検出する装置であって、
    最初の量のコード・パケットを受信し、トリガ・イベントが検出された場合、1または複数の追加のコード・パケットを受信するように構成された受信ロジックと、
    前記トリガ・イベントを検出するように構成された処理ロジックとを備え、
    前記トリガ・イベントは、前記最初の量のコード・パケットに関連付けられた復号失敗を示す装置。
  10. 送信されたデータを取得するために、前記最初の量のコード・パケットと1または複数の追加のコード・パケットとを復号するように構成された復号ロジックを更に備える請求項9に記載の装置。
  11. 前記トリガ・イベントを生成するために、前記最初の量のコード・パケットを復号することを更に備える請求項9に記載の装置。
  12. 前記1または複数の追加のコード・パケットの量を決定するために、εパラメータを増加させるように構成されたロジックを更に備える請求項9に記載の装置。
  13. 後続する受信セッションのために、前記εパラメータを初期値にリセットするように構成されたロジックを更に備える請求項12に記載の装置。
  14. メモリ使用量しきい値に基づいて前記トリガ・イベントを生成するように構成されたロジックを更に備える請求項9に記載の装置。
  15. 前記受信ロジックは、コンタクト・ウィンドウの期間内で、前記1または複数の追加のコード・パケットを受信するように構成されたロジックを備える請求項14に記載の装置。
  16. 受信割合インジケータに基づいて前記トリガ・イベントを生成するように構成されたロジックを更に備える請求項9に記載の装置。
  17. 前記受信ロジックは、コンタクト・ウィンドウの期間内で、前記1または複数の追加のコード・パケットを受信するように構成されたロジックを備える請求項16に記載の装置。
  18. 復号失敗を検出する装置であって、
    最初の量のコード・パケットを受信する手段と、
    前記最初の量のコード・パケットに関連付けられた復号失敗を示すトリガ・イベントを検出する手段と、
    前記トリガ・イベントに基づいて、1または複数の追加のコード・パケットを受信する手段と
    を備える装置。
  19. 送信されたデータを取得するために、前記最初の量のコード・パケットと1または複数の追加のコード・パケットとを復号する手段を更に備える請求項18に記載の装置。
  20. 前記1または複数の追加のコード・パケットの量を決定するために、εパラメータを増加させる手段を更に備える請求項18に記載の装置。
  21. 後続する受信セッションのために、前記εパラメータを初期値にリセットする手段を更に備える請求項20に記載の装置。
  22. メモリ使用量しきい値に基づいて前記トリガ・イベントを生成する手段を更に備える請求項18に記載の装置。
  23. 前記受信する手段は、コンタクト・ウィンドウの期間内で、前記1または複数の追加のコード・パケットを受信する手段を備える請求項22に記載の装置。
  24. 受信割合インジケータに基づいて前記トリガ・イベントを生成する手段を更に備える請求項18に記載の装置。
  25. 前記受信する手段は、コンタクト・ウィンドウの期間にわたって、前記1または複数の追加のコード・パケットを受信する手段を備える請求項24に記載の装置。
  26. 少なくとも1つのプロセッサによって実行された場合、復号失敗を検出するように動作する命令を備えるコンピュータ読取可能媒体であって、
    最初の量のコード・パケットを受信する命令と、
    前記最初の量のコード・パケットに関連付けられた復号失敗を示すトリガ・イベントを検出する命令と、
    前記トリガ・イベントに基づいて、1または複数の追加のコード・パケットを受信する命令と
    を備えるコンピュータ読取可能媒体。
  27. 送信されたデータを取得するために、前記最初の量のコード・パケットと1または複数の追加のコード・パケットとを復号する命令を更に備える請求項26に記載のコンピュータ読取可能媒体。
  28. 前記1または複数の追加のコード・パケットの量を決定するために、εパラメータを増加させる命令を更に備える請求項26に記載のコンピュータ読取可能媒体。
  29. 後続する受信セッションのために、前記εパラメータを初期値にリセットする命令を更に備える請求項28に記載のコンピュータ読取可能媒体。
  30. メモリ使用量しきい値に基づいて前記トリガ・イベントを生成する命令を更に備える請求項26に記載のコンピュータ読取可能媒体。
  31. 前記受信する命令は、コンタクト・ウィンドウの期間内で、前記1または複数の追加のコード・パケットを受信する命令を備える請求項30に記載のコンピュータ読取可能媒体。
  32. 受信割合インジケータに基づいて前記トリガ・イベントを生成する命令を更に備える請求項26に記載のコンピュータ読取可能媒体。
  33. 前記受信する命令は、コンタクト・ウィンドウの期間内で、前記1または複数の追加のコード・パケットを受信する命令を備える請求項32に記載のコンピュータ読取可能媒体。
  34. 復号失敗を検出する方法を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサであって、前記方法は、
    最初の量のコード・パケットを受信することと、
    前記最初の量のコード・パケットに関連付けられた復号失敗を示すトリガ・イベントを検出することと、
    前記トリガ・イベントに基づいて、1または複数の追加のコード・パケットを受信することと
    を備えるプロセッサ。
  35. 送信されたデータを取得するために、前記最初の量のコード・パケットと1または複数の追加のコード・パケットとを復号することを更に備える請求項34に記載の方法。
  36. 前記1または複数の追加のコード・パケットの量を決定するために、εパラメータを増加させることを更に備える請求項34に記載の方法。
  37. 後続する受信セッションのために、前記εパラメータを初期値にリセットすることを更に備える請求項36に記載の方法。
  38. メモリ使用量しきい値に基づいて前記トリガ・イベントを生成することを更に備える請求項34に記載の方法。
  39. 前記受信することは、コンタクト・ウィンドウの期間内で、前記1または複数の追加のコード・パケットを受信することを備える請求項38に記載の方法。
  40. 受信割合インジケータに基づいて前記トリガ・イベントを生成することを更に備える請求項34に記載の方法。
  41. 前記受信することは、コンタクト・ウィンドウの期間内で、前記1または複数の追加のコード・パケットを受信することを備える請求項40に記載の方法。
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