JP2012137878A - クライアント装置、デバイス制御装置、及びその制御方法、並びにデバイス制御システム - Google Patents

クライアント装置、デバイス制御装置、及びその制御方法、並びにデバイス制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】デバイスサーバを介してネットワーク上のクライアントPCとデバイス間でデータ送受信可能なシステムにおいて、アイソクロナス転送方式により、デバイスで処理されたデータをクライアントPCが取得する場合、ネットワーク区間で生じるデータ転送速度の低下の影響をできる限り排除してデータ転送できるようにする。
【解決手段】クライアントPCは、上位層のソフトウェアからの最初のアイソクロナス入力要求のみをデバイスに対して送信し、これ以降、アイソクロナス入力要求をデバイスに送信せず、一時格納しているデバイスからの応答情報を上位層のソフトウェアに返す。デバイスサーバは、クライアントPCからの最初のアイソクロナス入力要求を記憶しておき、その複製を所定周期でデバイスに送信し、デバイスからの応答情報をクライアントPCに返送する。
【選択図】図4

Description

本発明は、ネットワークを介してデバイスを制御するための機能を備えたクライアント装置、デバイス制御装置、及びその制御方法、並びにデバイス制御システムに関するものである。
ネットワークの普及により、従来、パーソナルコンピュータ(以下、クライアントPC)などに直結(ローカル接続)して利用していたデバイス(周辺機器)を、LAN(Local Area Network)などのネットワーク上のクライアントPCから利用できるように工夫したデバイスサーバが発表されている。
例えば、クライアントPCとUSB(Universal
Serial Bus)規格のインターフェースを介して直結(ローカル接続)して使用するプリンタ、ストレージ、スキャナなどのデバイス(以下、USBデバイス)をデバイスサーバに接続することで、ネットワーク上のクライアントPCは、デバイスサーバを介してUSBデバイスにアクセスし、直結(ローカル接続)したときと同様の状態で使用できるようになる。
先に本出願人においても、デバイスサーバが自身に接続されているデバイスを監視し、デバイスの状態変化を検知すると、この検知を示す情報(以下、トリガ通知)をネットワーク上のクライアントPCへ通知することで、クライアントPCとデバイスサーバ間でセッションを開始し、デバイスサーバを介してネットワーク上のクライアントPCとデバイス間でデータ送受信を可能とするデバイス制御システムを提案している(特許文献1参照)。
特願2009−253395
例えば、クライアントPCからデバイスに対して音声や映像などリアルタイム性を必要とするストリーミングデータを転送する場合、一定時間あたりの最低限のデータ転送量を保証するアイソクロナス方式によるデータ転送(以下、アイソクロナス転送)を行うことで、全体の転送量が高くても、最低限のデータ転送量が保証される為、途切れることなくデータを転送することができる。
特許文献1のように、デバイスサーバを介してクライアントPCとデバイス間でデータ送受信を実行させるシステムにおいて、上述のアイソクロナス転送を実施する場合、クライアントPCとデバイスは直結(ローカル接続)ではなく、LANなどのネットワーク経由で接続されているので、ネットワークトラフィックが高くなり、ネットワーク区間のデータ転送速度が低下するため、アイソクロナス転送で保証する最低限のデータ転送量を維持する必要がある。
そこで、本発明は、デバイスサーバを介してネットワーク上のクライアントPCとデバイス間でデータ送受信を可能とするデバイス制御システムにおいて、アイソクロナス転送により、デバイスで処理されたデータをクライアントPCにデータ転送する場合(以下、アイソクロナス入力転送)、ネットワーク区間で生じるデータ転送速度低下の影響をできる限りなくして、アイソクロナス入力転送を維持できるようにすることを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載のクライアント装置は、アイソクロナス転送可能なデバイスがローカル接続されているデバイス制御装置に、ネットワークを介して接続されているクライアント装置であって、前記デバイスに対するデータ入力を指示する入力要求指示手段と、前記デバイスを識別するための個体情報を取得し、当該個体情報をもとに前記デバイス制御装置に接続されているデバイスを識別する個体情報識別手段と、前記個体情報識別手段で識別した前記デバイスが直接接続されているようにシミュレートする仮想化制御手段と、前記入力要求指示手段から前記個体情報識別手段で識別した前記デバイスに対してアイソクロナス転送によるデータ入力要求が指示されると、当該デバイスの個体情報を含むアイソクロナス入力要求を生成して送出する入力要求生成手段と、前記入力要求生成手段から送出される前記アイソクロナス入力要求を受信し、当該受信した最初のアイソクロナス入力要求を前記仮想化制御手段により接続がシミュレートされている前記デバイスに対して送信し、前記最初のアイソクロナス入力要求の受信以後に受信するアイソクロナス入力要求を前記デバイスに送信しないように制御する入力要求制御手段と、前記アイソクロナス入力要求に対する応答情報を受信する応答情報受信手段と、前記応答情報受信手段で受信した前記応答情報を一時格納して管理し、前記入力要求制御手段で前記アイソクロナス入力要求が受信されると、前記入力要求指示手段に対して、前記一時格納している応答情報を格納した順に送出する応答情報管理手段と、を備えることを特徴とする。
また、上記の課題を解決するために、請求項7に記載のデバイス制御装置は、ネットワークを介してクライアント装置に接続されるとともに、アイソクロナス転送可能なデバイスがローカル接続されているデバイス制御装置であって、前記クライアント装置から前記デバイスを識別するための個体情報を含むアイソクロナス入力要求を受信する入力要求受信手段と、前記入力要求受信手段で受信したアイソクロナス入力要求を記憶し、当該記憶したアイソクロナス入力要求を複製し、当該複製したアイソクロナス要求を所定の送信周期で送信するように制御する入力要求制御手段と、前記入力要求受信手段で受信したアイソクロナス入力要求に含まれる個体情報により識別したデバイスに対して、当該アイソクロナス入力要求を送信し、前記入力要求制御手段に従って前記複製されたアイソクロナス要求を送信する入力要求送信手段と、前記アイソクロナス入力要求及び前記複製されたアイソクロナス要求に対する応答情報を受信し、当該受信した応答情報を前記個体情報により識別したデバイスに対して送信する応答情報送受信手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、クライアントPCでは、入力要求手段からの指示に基づいて生成される最初のアイソクロナス入力要求のみをデバイスに対して送信し、これ以降のアイソクロナス入力要求はデバイスに送信せず、応答情報管理手段に一時格納しているデバイスからの応答情報を入力要求手段に対して返送するように制御し、デバイスサーバは、クライアントPCからの最初のアイソクロナス入力要求を記憶しておき、その複製を所定周期でデバイスに送信し、デバイスからの応答情報をクライアントPCに返送するよう制御するので、クライアントPCは、デバイスからの応答情報を待たずに、次のデータ入力要求の処理を実行させることが可能となるため、アイソクロナス入力転送で保証する最低限のデータ転送量を維持することができ、また、ネットワーク上にアイソクロナス入力要求を送信することがほとんどなくなる(最初だけである)ため、ネットワークトラフィックの低減にも寄与する。
実施例1に係るデバイス制御システムの概略構成を示す図である。 アイソクロナス入力要求のデータ構成を例示する図である。 アイソクロナス入力要求に対する入力応答情報のデータ構成を例示する図である。 実施例1に係るデバイス制御システムにおけるアイソクロナス入力転送の過程を示すシーケンス図である。 実施例2に係るデバイス制御システムの概略構成を示す図である。 図5のデバイス制御システムにおけるアイソクロナス入力転送の過程を示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
<1.デバイス制御システムの構成>
図1は、本発明を実現するための「デバイス制御システム」の概略構成であり、クライアントPC100(100A,100B)、デバイスサーバ200、デバイス300(300A,300B)から構成されている。
デバイス300(300A,300B)は、USB(Universal Serial Bus)インターフェースに準拠した接続ケーブル400でデバイスサーバ200に接続(ローカル接続)されている。ただし、USBに限定されるものではなく、IEEE1394など別のインターフェースに準拠したものであってもよい。一方、クライアントPC100(100A,100B)は、デバイスサーバ200と有線又は無線のネットワーク500を介して接続されている。
<2.クライアントPC100の構成>
クライアントPC100は、本発明の「クライアント装置」の実施形態の一例であり、一般的なパーソナルコンピュータと同様なハードウェア構成を備えており、不図示のCPU、入力部、表示部、メモリ、通信部、外部記憶部などが内部バスで接続されている。
CPUは、クライアントPC100内の各部を制御する中央処理装置である。入力部は、キーボードやマウス等の操作装置である。表示部は、液晶モニタ等の表示装置である。メモリは、RAM、ROM等の記憶装置である。通信部は、ネットワーク500(有線又は無線ネットワーク)に接続するためのインターフェースであり、デバイスサーバ200とデータ通信を行うことで、デバイス300とデータを送受信することが可能となる。外部記憶部は、ハードディスク等の記憶装置である。
次に、外部記憶部に格納されるソフトウェア部品などの機能について順次説明する。
外部記憶部には、OS(不図示)、アプリケーションプログラム101、常駐モジュール102、デバイスドライバ103、USBクラスドライバ104、USB仮想バスデバイス105、通信制御部106などのソフトウェア部品及び制御に必要な各種データが格納される。これらソフトウェア部品及び各種データは、CPUの制御に従い、メモリ上に読み出されて各種制御が実行される。
アプリケーションプログラム101は、ドライバソフトウェア部品(デバイスドライバ103、USBクラスドライバ104、USB仮想バスデバイス105)を介して、デバイス300に対してデータ入出力要求を指示する(送る)ソフトウェア部品である。
常駐モジュール102は、OSが起動している間、常に待機及び動作しているソフトウェア部品である。ネットワーク500上にあるデバイスサーバ200とデータの送受信を行うことにより、デバイスサーバ200に接続されたデバイス300を認識し、当該デバイス300を識別するためのデバイス情報を受信し、受信したデバイス情報をもとに、デバイス300とのデータ送受信に必要となるデバイスドライバ103、USBクラスドライバ104、USB仮想バスデバイス105を一意に特定して、動的に生成し、当該デバイス300を仮想化制御(後述)できる状態にする。
デバイスドライバ103は、OSやアプリケーションプログラム101、常駐モジュール102など上位層のソフトウェアプログラムからのデータ入出力要求を対象となるデバイス300に応じたデータ形式のデータ(以下、制御コマンド)に変換し、また、この制御コマンドに対する応答を上位層のソフトウェアプログラムへ通知するソフトウェア部品である。本実施例では、アイソクロナス転送によるデータ入力要求(以下、アイソクロナス入力要求)が制御コマンドに変換される。
USBクラスドライバ104は、デバイスドライバ103で制御コマンドに変換されたデータ入出力要求をUSBのデータ形式に準拠したパケットデータ(以下、USBデータ)に変換してUSB仮想バスデバイス105に送り、USB仮想バスデバイス105から送られてくるUSBデータを制御コマンドと同様のデータ形式に変換してデバイスドライバ103へ送るソフトウェア部品である。本実施例では、デバイスドライバ103で制御コマンドに変換されたアイソクロナス入力要求がUSBデータに変換される。
USB仮想バスデバイス105は、上位層のソフトウェアプログラムからのデータ入出力要求に対して、デバイス300がクライアントPC100に直結(ローカル接続)しているときと同様の振る舞いをシミュレートする機能(以下、仮想化制御)を備えたソフトウェア部品である。この「仮想化制御」によって、デバイス300をローカル接続したときと同じ状態でデータ送受信を行うことができる。
また、USB仮想バスデバイス105は、以下の機能を備える。(1)USBクラスドライバ104から送られてくる1回目のアイソクロナス入力要求のみを通信制御部106に転送し、2回目以降に受信するアイソクロナス入力要求は通信制御部106に転送しないように制御する機能、(2)デバイス300に対するアイソクロナス入力要求の送信を継続するようにデバイスサーバ200に対して指示するための入力継続要求を一定周期で送信する機能、(3)アイソクロナス入力要求に対する応答情報(以下、入力応答情報)を一時格納するキュー(queue)データ管理部(不図示)によって、USBクラスドライバ104からのアイソクロナス入力要求を受信すると、キューデータ管理部に登録(格納)されている入力応答情報をUSBクラスドライバ104に送出(返送)する機能を備え、また、入力応答情報に圧縮処理されたデータが含まれているときは、このデータを伸張(復元)してからUSBクラスドライバ104に送出する機能も備えている。
なお、(2)の機能において、入力継続要求の送信周期は、USBクラスドライバ104を経由して送られてくるアイソクロナス入力要求の周期に対して、十分に大きくとられており、アイソクロナス入力要求を送信する場合と比べて、ネットワークトラフィックに対してほとんど影響がない程度の周期で送信するように設定される。
通信制御部106は、USB仮想バスデバイス105から送られてくる「USBデータ」とネットワーク500を介してデバイスサーバ200と送受信するための「ネットワークパケット」との変換処理を行い、通信部を介してデバイスサーバ200との間のデータ送受信の制御を行うソフトウェア部品である。また、上位層のソフトウェアプログラムからのデータ入出力要求を受信すると、デバイスサーバ200とセッションを開始し、データ送受信が完了すると、当該セッションを切断するセッション制御機能を備えている。
<2−1.アイスクロナス入力要求のデータ構成>
ここで、USBクラスドライバ104で生成されるアイソクロナス入力要求のデータ構成を説明する。図2は、アイソクロナス入力要求(USBデータ)のデータ構成の一例であり、図2(A)が示すように、ヘッダ部とデータ部から構成されている。
ヘッダ部には、本システムのプロトコルであることを識別するための「署名データ」、パケットのデータサイズを示す「電文サイズ」、制御コマンドの内容(種別)を示す「コマンドID」、デバイス300を一意に識別するためのデバイス識別情報(「ベンダーID(VID)」、「製品ID(PID)」、「シリアル番号」)、デバイス300が具備している機能を一意に識別するための機能識別情報(「機能番号」、「エンドポイント」)などが格納される。本実施例では、アイソクロナス入力要求であることを示すID情報が「コマンドID」として格納される。
図2(B)は、図2(A)で示した「データ部」の構成の一例であり、デバイス300のスペックなどに応じて規定されているフレーム(データ転送の基本単位)に関する情報(以下、フレーム情報)が格納される。
フレーム情報は、フレーム全体に関する情報と各フレーム(1〜n)の個別情報から構成される。フレーム全体に関する情報として、データ転送周期を設定するためのパラメータである「転送インターバル」、出力データの容量を示す「送信データサイズ」、データ転送を開始する際のフレーム番号を指定した場合に設定される「フレーム開始番号」、1回のアイソクロナス入力要求で使用するフレームの総数を示す「フレーム数(n)」が格納される。各フレーム(1〜n)の個別情報として、フレームの先頭位置を示す「データオフセット」、フレームが格納する出力データの容量を示す「フレーム送信サイズ」、各フレームのエラー情報を示す「ステータス」が格納される。
<3.デバイスサーバ200の構成>
デバイスサーバ200は、本発明の「デバイス制御装置」の実施形態の一例であり、不図示のCPU、メモリ、通信部、USBインターフェース、外部記憶部などが内部バスで接続されている。USBインターフェースは、接続ケーブル400でデバイス300と直結(ローカル接続)してデータ送受信をするためのインターフェースであり、その他の構成については、クライアントPC100と同様であるため、その説明については省略する。
外部記憶部は、OS(不図示)、情報取得部201、デバイス制御部202、クライアント制御部203、通信制御部204などのソフトウェア部品及び制御に必要な各種データが格納される。これらソフトウェア部品及び各種データは、CPUの制御に従い、メモリ上に読み出されて各種制御が実行される。
情報取得部201は、デバイス300を一意に識別するためのデバイス識別情報と当該デバイスが具備している機能を一意に識別するための機能識別情報(以下、併せてデバイス個体情報)を、通信制御部204を介して取得するソフトウェア部品である。
デバイス制御部202は、情報取得部201が取得したデバイス個体情報に基づいて、自装置に接続されているデバイス300とその機能を管理し、また、クライアント制御部203、通信制御部204と連携してデバイス300との間の処理や制御を行うソフトウェア部品である。具体的には、クライアント制御部203から転送されてくるデータ入出力要求(アイソクロナス入力要求、入力継続要求など)をデバイス300へ送信し、デバイス300から受信した入力応答情報などのデータをクライアント制御部203へ転送する。
クライアント制御部203は、デバイス制御部202、通信制御部204と連携して、クライアントPC100との間の処理や制御を行うソフトウェア部品である。クライアントPC100からの要求に応じて、デバイス制御部202が管理するデバイス個体情報を、通信制御部204を介してクライアントPC100に送信する。また、通信制御部204を介して受信したデータ入出力要求(アイソクロナス入力要求など)をデバイス制御部202へ転送し、デバイス制御部202から転送されてくるデバイス300の入力応答情報などのデータを、通信制御部204を介してクライアントPC100に送信する。
また、クライアント制御部203は、最初(1回目)のアイソクロナス入力要求を受信すると、当該アイソクロナス入力要求を保持(記憶)するとともに、デバイス300に転送する。また、最初(1回目)のアイソクロナス入力要求を転送した後、保持(記憶)したアイソクロナス入力要求を複製して、デバイス300に対して所定の送信周期で送信する入力要求送信機能を備えており、クライアントPC100から所定の切替信号(例えば、USB規格におけるSET_INTERFACE)を受信するまでの間、若しくは、入力継続要求が一定時間受信されなくなるまでの間、デバイス300に対するアイソクロナス入力要求の送信を継続する。
なお、本実施例における所定の送信周期とは、デバイス300側のUSB規格で決まるものであって、具体的には、1回目のアイソクロナス入力要求に含まれているUSB転送インターバルの値(図2(B)参照)に従って決定される。
さらに、クライアント制御部203は、デバイス300からの入力応答情報に含まれるデータを圧縮するデータ圧縮機能を備えている。
通信制御部204は、クライアントPC100との間のセッションを制御(開始、切断)する機能を備えるとともに、デバイス300との間で送受信する「USBデータ」とネットワーク500を介してクライアントPC100と送受信する「ネットワークパケット」との変換処理を行い、クライアントPC100やデバイス300との間のデータ送受信の制御を行うソフトウェア部品である。
<3−1.入力応答情報のデータ構成>
ここで、入力応答情報のデータ構成を説明する。図3は、入力応答情報のデータ構成の一例であり、ヘッダ部とデータ部から構成されている。
ヘッダ部には、デバイス300のスペックなどに応じて規定されているフレーム(データ転送の基本単位)に関する情報(以下、フレーム情報)が格納され、フレーム全体に関する情報と各フレーム(1〜n)の個別情報から構成される。フレーム全体に関する情報として、データの容量を示す「送信データサイズ」、データ転送を開始する際のフレーム番号を指定した場合に設定される「フレーム開始番号」、1回のアイソクロナス入力要求で使用するフレームの総数を示す「フレーム数(n)」、エラーが発生しているフレーム数を示す「エラー発生フレーム数」が格納される。各フレーム(1〜n)の個別情報として、フレームの先頭位置を示す「データオフセット」、フレームが格納する出力データの容量を示す「フレーム送信サイズ」、各フレームのエラー情報を示す「ステータス」が格納される。データ部には、デバイス300で処理されたデータが格納される。
なお、各フレームに格納されるデータが「フレーム送信サイズ」のデータ容量に満たない場合、フレーム内に未使用領域が発生する。この場合、クライアント制御部203のデータ圧縮機能によって、この未使用領域を圧縮する。
<4.デバイス300の構成>
デバイス300(300A、300B)は、USBインターフェースを有し、アイソクロナス転送をサポート(対応)している汎用的な入出力機器(デバイス)である。デバイスサーバ200を介して送られてくるクライアントPC100からのアイソクロナス入力要求(データ入出力要求)を受信すると、これに従って処理を実行し、その処理結果(データ)を入力応答情報としてデバイスサーバ200に送信(返送)する。
例えば、カメラやマイクロフォンなどの入力機器、ディスプレイなどの表示機器、プリンタやMFP(Multi Function Peripheral)などの周辺機器である。ただし、これらに限定されるものでなく、アイソクロナス転送をサポート(対応)している別のデバイスであってもよい。
なお、上述したデバイスサーバ200、デバイス300をそれぞれ別体の装置、機器として説明したが、これに限定されるものではなく、デバイスサーバ200をデバイス300と一体構造としても良い。
<5.デバイス制御システムの概略シーケンス>
次に、上述したデバイス制御システムのアイソクロナス転送による動作シーケンスについて説明する。図4は、クライアントPC100からデバイス300に対してアイソクロナス入力要求するときの過程を示したシーケンス図である。なお、クライアントPC100は、主要な構成のみが図示されている。
また、クライアントPC100は、デバイスサーバ200を介してデバイス300を仮想化制御できる状態になっているものとして説明する。
まず、クライアントPC100において、上位層のソフトウェア、例えば、アプリケーションプログラム101(以下、AP101)により、デバイス300に対してアイソクロナス転送によるデータ入力要求(以下、アイソクロナス入力要求)を指示すると、当該アイソクロナス入力要求は、デバイスドライバ103によってデバイス300に応じた制御コマンドに変換され、USBクラスドライバ104によってUSBのデータ形式に準拠したパケットデータ(以下、USBデータ)に変換されて、USB仮想バスデバイス105に送られる(タイミングT401〜T402)。
この一連の処理(タイミングT401〜T402)が順次実行され、USB仮想バスデバイス105に対してパケットデータに変換されたアイソクロナス入力要求が次々に送られてゆく。
USB仮想バスデバイス105は、USBクラスドライバ104から送られてくる最初(1回目)のアイソクロナス入力要求を通信制御部106に転送し、通信制御部106は、当該アイソクロナス入力要求をネットワークパケットに変換して、仮想化制御しているデバイス300が接続されたデバイスサーバ200に対して送信する(タイミングT403)。
USB仮想バスデバイス105では、2回目以降に受信するアイソクロナス入力要求を通信制御部106に転送せず、デバイスサーバ200に対して送信しないように制御する(タイミングT404〜T406)。
また、USB仮想バスデバイス105では、最初(1回目)に受信したアイソクロナス入力要求を転送した後、デバイスサーバ200に対して、一定周期で入力継続要求を送信する。
一方、デバイスサーバ200では、クライアントPC100から送られてくる最初(1回目)のアイソクロナス入力要求(ネットワークパケット)を受信すると、通信制御部204でUSBデータに変換してクライアント制御部203に送る。
クライアント制御部203は、通信制御部204から送られてきたアイソクロナス入力要求を保持(記憶)するとともに、デバイス制御部202に転送する。
デバイス制御部202は、クライアント制御部203から転送されてきたアイソクロナス入力要求のデバイス識別情報(図2(A)参照)とデバイス個体情報を照合して、該当するデバイス300を識別し、当該デバイス300に対してアイソクロナス入力要求を送信する(タイミングT407)。
デバイス300は、受信したアイソクロナス入力要求に基づいてデータ入力処理を実行し、その処理結果(データ)を含んだ入力応答情報(図3参照)をデバイスサーバ200に送信(返送)する(タイミングT408)。
デバイスサーバ200は、デバイス300から受信した入力応答情報を、デバイス制御部202を介してクライアント制御部203に転送し、クライアント制御部203は、転送されてきた入力応答情報のデータが圧縮可能な場合、データ圧縮処理を施して通信制御部204に送り、通信制御部204では、当該入力応答情報をネットワークパケットに変換して、クライアントPC100に送信(返送)する(タイミングT409)。
また、クライアント制御部203は、デバイス300からの入力応答情報を通信制御部204に転送するとともに、保持(記憶)しておいたアイソクロナス入力要求の複製を生成し、複製したアイソクロナス入力要求をデバイス300に対して送信する(タイミングT410)。
なお、デバイスサーバ200では、クライアントPC100から入力継続要求を一定周期で受信している限り、保持(記憶)しておいたアイソクロナス入力要求の複製を生成し、複製したアイソクロナス入力要求を所定の送信周期でデバイス300に送り、デバイス300からの入力応答情報をクライアントPC100に送信(返送)する一連の処理が繰り返し実行される(タイミングT412)。
クライアントPC100では、デバイスサーバ200から送られてくる入力応答情報を受信するたびに、この入力応答情報をUSB仮想バスデバイス105のキューデータ管理部に登録(格納)する(タイミングT411)。
キューデータ管理部の入力応答情報は、USB仮想バスデバイス105がアイソクロナス入力要求を受信するたびに、登録(格納)された順にUSBクラスドライバ104に送出(返送)され、デバイスドライバ103を経由してAP101に送られる(タイミングT413〜T416)。なお、入力応答情報のデータが圧縮されているときは、このデータを伸張処理して(元に戻して)から送出される。
アイソクロナス転送を終了するときは、クライアントPC100からデバイスサーバ200に切替信号(例えば、SET_INTERFACE)を送る。デバイスサーバ200がこれを受信すると、デバイス300(300A、300B)に対するアイソクロナス入力要求の送信が停止され、アイソクロナス入力転送の一連の処理が終了する(タイミングT417、T418)。
また、別の終了方法として、AP101において終了操作を実施することで、USB仮想バスデバイス105からの入力継続要求の送信を停止させる。デバイスサーバ200では、入力継続要求が一定時間受信されなくなると、デバイス300に対するアイソクロナス入力要求の送信(タイミングT417)が停止され、アイソクロナス入力転送の一連の処理が終了する(不図示)。
このように、クライアントPC100は、デバイスサーバ200に対して最初(1回目)のアイソクロナス入力要求を送信した後、2回目以降のアイソクロナス入力要求を送信(転送)せず、一定周期で入力継続要求を送ることで、アイソクロナス入力要求によるデータ転送を継続させる。なお、入力継続要求の送出周期は、上位層のソフトウェアプログラムがデータ入力要求(アイソクロナス入力要求)を送出する周期に対して、十分に大きくとられているため、クライアントPC100から送信されるデータは減少し、ネットワークトラフィックへの影響も低減する。
一方、デバイスサーバ200は、最初(1回目)のアイソクロナス入力要求を受信するとこれを保持(記憶)し、以降、保持したアイソクロナス入力要求の複製を生成して、所定の送信周期でデバイス300に送信して、デバイス300から入力応答情報を受信し、クライアントPC100へ送信(返送)する。これにより、クライアントPC100からのアイソクロナス入力要求の受信が不要となるため、ネットワーク区間の遅延によって、デバイスサーバ200からデバイス300に対する次のアイソクロナス入力要求が遅れて、デバイス300の応答情報を取得できなくなる状態は回避できる。
なお、USB仮想バスデバイス105において、アイソクロナス入力要求を受信して、一定時間経過しても、キューデータ管理部の入力応答情報が送出(返送)できない(若しくは、登録(格納)されていない)状態の場合、ネットワーク区間でエラーが発生しているとみなして、USBクラスドライバ104にエラーを通知することで、アイソクロナス入力要求の処理を終了させる。これに伴い、入力継続要求も停止するので、デバイスサーバ200では、入力継続要求が一定時間受信されなくなり、デバイス300に対するアイソクロナス入力要求の送信を停止する。
<6.マルチキャスト通信システムへの適用例>
本実施例は、マルチキャスト通信をアイソクロナス入力転送で実施する点が特徴である。図5に示すマルチキャスト通信システムは、クライアントPC100(100A、100B)、デバイスサーバ200、デバイス300(300A,300B)から構成されており、ネットワークに接続されたUSBカメラ(デバイス300A)で取得した映像データやマイクロフォン(デバイス300B)で取得した音声データを複数のクライアントPCに一斉に配信(入力)することができるシステムである。
なお、本システムの装置や機器の構成及び機能、接続形態などは、図1のデバイス制御システムのクライアントPC100、デバイスサーバ200、デバイス300で説明したものと、ほとんどが同じであるため、以下、重複する箇所の詳細な説明は省略する。
クライアントPC100A、100Bは、デバイス300(300A、300B)から送られてくる映像データや音声データなどを処理(再生)できるデータ再生装置である。本実施例では、USBカメラ、USBマイクロフォンから送られてくる映像データや音声データを映像、音声に変換して再生する機能を備えている。
また、クライアントPC100Aは、マルチキャスト配信の設定を行うためのデータ配信設定機能を備えている。なお、本機能は、アプリケーションプログラム101に含まれる形態であってもよく、独立したソフトウェアプログラム(ユーティリティ)であってもよい。なお、クライアントPC100Bが同等の機能を具備していてもよい。本実施例では、クライアントPC100Aによってマルチキャスト配信の設定を実施するものとして説明する。
データ配信設定機能では、データ転送方式を設定するための「転送モード」、データ配信元となる装置(以下、配信元装置)及びデータを受信する装置(以下、配信先装置)の「宛先情報」(IPアドレス、MACアドレス)などを設定する。これらの設定が完了するとマルチキャスト通信で使用するマルチキャストアドレス(マルチキャストIP及びマルチキャストMAC)を決定し、「宛先情報」が設定されている装置に対してマルチキャストアドレス情報を通知する。
デバイス300A,300Bは、撮影した映像を映像データに変換して出力するUSBカメラ(デバイス300A)、入力される音を音声データに変換して出力するUSBマイクロフォン(デバイス300B)であり、デバイスサーバ200を介して映像データ、音声データをクライアントPC100に送信することができる機器である。
<7.マルチキャスト配信システムのシーケンス>
図6は、上述したマルチキャスト配信システムにおいて、USBカメラ及びUSBマイクロフォン(デバイス300A、300B)で処理された映像データ/音声データをアイソクロナス転送により複数のクライアントPC100に対して一斉配信する過程を示したシーケンス図である。なお、シーケンス図のクライアントPC100Aは、主な構成だけ図示してあり、同等の構成を備えているクライアントPC100Bは、図示を省略している。
また、クライアントPC100Aは、デバイスサーバ200を介してデバイス300USBカメラ及びUSBマイクロフォン(デバイス300A、300B)と接続(仮想化制御)できる状態であるものとして説明する。
<7−1.マルチキャスト配信設定/初期化処理>
まず、クライアントPC100Aにおいて、マルチキャスト配信に必要となる情報を設定する。具体的には、「データ転送モード」として「アイソクロナス転送」、デバイスサーバ200の「宛先情報」(IPアドレス、MACアドレス)と、クライアントPC100AとクライアントPC100Bの「宛先情報」(IPアドレス、MACアドレス)を設定する(タイミングT601)。
マルチキャスト配信の設定が完了すると、マルチキャスト通信で使用するマルチキャストアドレス(マルチキャストIPアドレス/マルチキャストMACアドレス)が決定され、このマルチキャストアドレスを「宛先情報」として設定したデバイスサーバ200とクライアントPC100B宛に送信する(タイミングT602)。
デバイスサーバ200は、クライアントPC100Aから送られてくるマルチキャストアドレスをクライアント制御部203に登録(記憶)し、クライアントPC100Bは、常駐モジュール102に登録(記憶)する。また、クライアントPC100A自身も設定した情報を常駐モジュール102に登録する(タイミングT603)。
続いて、クライアントPC100Aは、データ配信を開始する前に、デバイスサーバ200とクライアントPC100Bに対して、マルチキャスト通信を実行可能な状態とするための初期化処理の実行要求(初期化要求)を送信するとともに、クライアントPC100A自身も初期化処理を実行する。
デバイスサーバ200とクライアントPC100Bでは、それぞれ、クライアントPC100Aからの初期化要求に応じて、初期化処理(データ転送モードの切り替えなど)を実行し、初期化処理が完了すると、完了応答をクライアントPC100Aに返送する(タイミングT604〜T606)。
このように、各装置でマルチキャストアドレスの設定・登録、初期化処理が完了すると、デバイスサーバ200では、マルチキャストアドレス宛のパケットデータ(以下、マルチキャストパケット)を作成して送信し、クライアントPC100A及びクライアントPC100Bでは、マルチキャストパケットの受信が可能な状態となる。なお、デバイスサーバ200は、マルチキャストアドレスを指定したデータパケットを作成すればよく、個々のクライアントPC100宛にデータパケットを作成する必要がなくなる。
<7−2.アイソクロナス転送によるマルチキャスト通信>
まず、クライアントPC100Aのアプリケーションプログラム101(以下、AP101)からデバイス300A、300B(以下、併せてデバイス300)に対してアイソクロナス転送入力要求を指示する。当該アイソクロナス入力要求は、デバイスドライバ103によってデバイス300に応じた制御コマンドに変換され、USBクラスドライバ104によってUSBデータに変換されて、USB仮想バスデバイス105に送られる(タイミングT607〜T608)。
この一連の処理(タイミングT607〜T608)が順次実行され、USB仮想バスデバイス105にパケットデータに変換されたアイソクロナス入力要求が次々に送られてゆく。
USB仮想バスデバイス105は、USBクラスドライバ104から送られてくる最初(1回目)のアイソクロナス入力要求を通信制御部106に転送し、通信制御部106は、当該アイソクロナス入力要求をネットワークパケットに変換して、デバイス300が接続されているデバイスサーバ200に対して送信する(タイミングT609)。
USB仮想バスデバイス105では、2回目以降に受信するアイソクロナス入力要求を通信制御部106に転送せず、デバイスサーバ200に対して送信しないように制御する(タイミングT610〜T612)。
また、USB仮想バスデバイス105では、最初(1回目)に受信したアイソクロナス入力要求を転送した後、デバイスサーバ200に対して、一定周期で入力継続要求を送信する。
一方、デバイスサーバ200では、クライアントPC100Aから送られてくる最初(1回目)のアイソクロナス入力要求(ネットワークパケット)を受信すると、通信制御部204でUSBデータに変換して、クライアント制御部203に送る。
クライアント制御部203は、通信制御部204から送られてきたアイソクロナス入力要求を保持(記憶)するとともに、デバイス制御部202に転送する。
デバイス制御部202は、クライアント制御部203から転送されてきたアイソクロナス入力要求のデバイス識別情報(図2(A)参照)とデバイス個体情報を照合して、該当するデバイス300を識別し、当該デバイス300に対してアイソクロナス入力要求を送信する(タイミングT613)。
デバイス300は、受信したアイソクロナス入力要求に従って、データ入力処理を実行し、その処理結果(データ)を含んだ入力応答情報(図3参照)をデバイスサーバ200に送信(返送)する(タイミングT614)。
デバイスサーバ200は、デバイス300から受信した入力応答情報を、デバイス制御部202を介してクライアント制御部203に転送する。
クライアント制御部203は、転送されてきた入力応答情報のデータが圧縮可能な場合、データ圧縮処理を施して通信制御部204に送り、通信制御部204では、当該入力応答情報をクライアント制御部203に設定されているマルチキャストアドレス宛てのネットワークパケットに変換して、マルチキャストアドレス宛に送信(返送)する(タイミングT615)。
また、クライアント制御部203は、デバイス300からの入力応答情報を通信制御部204に転送するとともに、保持(記憶)しておいたアイソクロナス入力要求の複製を生成し、複製したアイソクロナス入力要求をデバイス300に対して送信する(タイミングT616)。
なお、デバイスサーバ200では、クライアントPC100Aから一定周期で送信されている入力継続要求を受信しており、当該入力継続要求を一定周期で受信している限り、保持(記憶)しておいたアイソクロナス入力要求の複製を生成し、複製したアイソクロナス入力要求をデバイス300に送り、デバイス300から受信した入力応答情報をマルチキャストアドレス宛に送信(返送)する一連の処理が繰り返し実行される。
クライアントPC100A、100Bでは、デバイスサーバ200から送られてくるマルチキャストアドレス宛の入力応答情報を受信するたびに、この入力応答情報を、それぞれのUSB仮想バスデバイス105のキューデータ管理部に登録(格納)する(タイミングT617)。
キューデータ管理部の入力応答情報は、USB仮想バスデバイス105がアイソクロナス入力要求を受信するたびに、登録(格納)された順にUSBクラスドライバ104に送出(返送)され、デバイスドライバ103を経由してAP101に送られる(タイミングT619〜T622)。なお、入力応答情報のデータが圧縮されているときは、このデータを伸張処理して(元に戻して)から送出される。
アイソクロナス転送を終了するときは、クライアントPC100Aからデバイスサーバ200に切替信号(例えば、SET_INTERFACE)を送る。デバイスサーバ200がこれを受信すると、デバイス300に対するアイソクロナス入力要求の送信が停止され、アイソクロナス入力転送の一連の処理が終了する(タイミングT617、T618)。
また、別の終了方法として、クライアントPC100AのAP101において終了操作を実施することで、USB仮想バスデバイス105からの入力継続要求の送信を停止させる。デバイスサーバ200では、入力継続要求が一定時間受信されなくなると、デバイス300に対するアイソクロナス入力要求の送信が停止され、アイソクロナス入力転送の一連の処理が終了する(不図示)。
このように、アイソクロナス入力転送によるマルチキャスト配信に適用することもできるため、本実施例の如く、USBカメラ及びUSBマイクロフォンなどのデバイスで処理されたストリーミングデータ(映像データや音声データ)をネットワーク上に配置した複数のクライアントPCに一斉に配信することが可能となる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能である。
また、本発明の目的は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給システムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して処理を実行することによっても達成することができる。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶したコンピュータで読み取り可能な記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現されるように構成しても良い。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、このプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を実行し、その処理に応じて上述した実施形態が実現される場合も含んでいる。
なお、プログラムコードを供給するため、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CDやDVDに代表される光ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等の記憶媒体を用いることができる。又は、プログラムコードは、ネットワークを介してダウンロードしてもよい。
100A,100B:クライアントPC
101:アプリケーションプログラム
102:常駐モジュール
103:デバイスドライバ
104:USBクラスドライバ
105:USB仮想バスデバイス
106:通信制御部
200:デバイスサーバ
201:情報取得部
202:デバイス制御部
203:クライアント制御部
204:通信制御部
300A,300B:デバイス(USBスピーカ)
400:接続ケーブル
500:ネットワーク

Claims (17)

  1. アイソクロナス転送可能なデバイスがローカル接続されているデバイス制御装置に、ネットワークを介して接続されているクライアント装置であって、
    前記デバイスに対するデータ入力を指示する入力要求指示手段と、
    前記デバイスを識別するための個体情報を取得し、当該個体情報をもとに前記デバイス制御装置に接続されているデバイスを識別する個体情報識別手段と、
    前記個体情報識別手段で識別した前記デバイスが直接接続されているようにシミュレートする仮想化制御手段と、
    前記入力要求指示手段から前記個体情報識別手段で識別した前記デバイスに対してアイソクロナス転送によるデータ入力要求が指示されると、当該デバイスの個体情報を含むアイソクロナス入力要求を生成して送出する入力要求生成手段と、
    前記入力要求生成手段から送出される前記アイソクロナス入力要求を受信し、当該受信した最初のアイソクロナス入力要求を前記仮想化制御手段により接続がシミュレートされている前記デバイスに対して送信し、前記最初のアイソクロナス入力要求の受信以後に受信するアイソクロナス入力要求を前記デバイスに送信しないように制御する入力要求制御手段と、
    前記アイソクロナス入力要求に対する応答情報を受信する応答情報受信手段と、
    前記応答情報受信手段で受信した前記応答情報を一時格納して管理し、前記入力要求制御手段で前記アイソクロナス入力要求が受信されると、前記入力要求指示手段に対して、前記一時格納している応答情報を格納した順に送出する応答情報管理手段と、を備えること
    を特徴とするクライアント装置。
  2. 前記入力要求制御手段は、更に、前記デバイス制御装置に対して当該アイソクロナス入力要求の送信継続を指示する入力継続要求を一定周期で送信すること
    を特徴とする請求項1に記載のクライアント装置。
  3. 前記応答情報管理手段は、前記一時格納した応答情報に圧縮処理されたデータが含まれている場合、当該圧縮処理されたデータを復元してから送出すること
    を特徴とする請求項1に記載のクライアント装置。
  4. アイソクロナス転送可能なデバイスがローカル接続されているデバイス制御装置に、ネットワークを介して接続されているクライアント装置における制御方法であって、
    前記デバイスに対するデータ入力を指示する入力要求指示ステップと、
    前記デバイスを識別するための個体情報を取得し、当該個体情報をもとに前記デバイス制御装置に接続されているデバイスを識別する個体情報識別ステップと、
    前記個体情報識別ステップで識別した前記デバイスが直接接続されているようにシミュレートする仮想化制御ステップと、
    前記入力要求指示ステップにおいて、前記個体情報識別ステップで識別した前記デバイスに対してアイソクロナス転送によるデータ入力要求が指示されると、当該デバイスの個体情報を含むアイソクロナス入力要求を生成して送出する入力要求生成ステップと、
    前記入力要求生成ステップにおいて送出される前記アイソクロナス入力要求を受信し、当該受信した最初のアイソクロナス入力要求を前記仮想化制御ステップで接続がシミュレートされている前記デバイスに対して送信し、前記最初のアイソクロナス入力要求の受信以後に受信するアイソクロナス入力要求を前記デバイスに送信しないように制御する入力要求制御ステップと、
    前記アイソクロナス入力要求に対する応答情報を受信する応答情報受信ステップと、
    前記応答情報受信ステップで受信した前記応答情報を一時格納して管理し、前記入力要求制御ステップで前記アイソクロナス入力要求が受信されると、前記入力要求指示ステップに対して、前記一時格納している応答情報を格納した順に送出する応答情報管理ステップと、を備えること
    を特徴とする制御方法。
  5. 前記入力要求制御ステップにおいて、更に、前記デバイス制御装置に対して当該アイソクロナス入力要求の送信継続を指示する入力継続要求を一定周期で送信すること
    を特徴とする請求項4に記載の制御方法。
  6. 前記応答情報管理ステップにおいて、前記一時格納した応答情報に圧縮処理されたデータが含まれている場合、当該圧縮処理されたデータを復元してから送出すること
    を特徴とする請求項4に記載の制御方法。
  7. ネットワークを介してクライアント装置に接続されるとともに、アイソクロナス転送可能なデバイスがローカル接続されているデバイス制御装置であって、
    前記クライアント装置から前記デバイスを識別するための個体情報を含むアイソクロナス入力要求を受信する入力要求受信手段と、
    前記入力要求受信手段で受信したアイソクロナス入力要求を記憶し、当該記憶したアイソクロナス入力要求を複製し、当該複製したアイソクロナス要求を所定の送信周期で送信するように制御する入力要求制御手段と、
    前記入力要求受信手段で受信したアイソクロナス入力要求に含まれる個体情報により識別したデバイスに対して、当該アイソクロナス入力要求を送信し、前記入力要求制御手段に従って前記複製されたアイソクロナス要求を送信する入力要求送信手段と、
    前記アイソクロナス入力要求及び前記複製されたアイソクロナス要求に対する応答情報を受信し、当該受信した応答情報を前記個体情報により識別したデバイスに対して送信する応答情報送受信手段と、を備えること
    を特徴とするデバイス制御装置。
  8. 前記入力要求制御手段は、前記入力要求受信手段によって前記クライアント装置からの入力継続要求が一定周期で受信されている間、前記複製されたアイソクロナス要求を所定の送信周期で送信するように制御すること
    を特徴とする請求項7に記載のデバイス制御装置。
  9. 前記入力要求制御手段は、前記入力要求受信手段によって前記入力継続要求が一定期間受信されない場合、前記複製されたアイソクロナス要求の送信を停止すること
    を特徴とする請求項8に記載のデバイス制御装置。
  10. 前記入力要求受信手段が前記クライアント装置から送信される所定の切り替え要求を受信すると、前記入力要求制御手段は、前記複製されたアイソクロナス要求の送信を停止すること
    を特徴とする請求項7に記載のデバイス制御装置。
  11. 前記応答情報送受信手段は、更に、前記受信した応答情報のデータを圧縮して送信するデータ圧縮手段を備えること
    を特徴とする請求項7に記載のデバイス制御装置。
  12. ネットワークを介してクライアント装置に接続されるとともに、アイソクロナス転送可能なデバイスがローカル接続されているデバイス制御装置における制御方法であって、
    前記クライアント装置から前記デバイスを識別するための個体情報を含むアイソクロナス入力要求を受信する入力要求受信ステップと、
    前記入力要求受信ステップにおいて受信したアイソクロナス入力要求を記憶し、当該記憶したアイソクロナス入力要求を複製し、当該複製したアイソクロナス要求を所定の送信周期で送信するように制御する入力要求制御ステップと、
    前記入力要求受信ステップにおいて受信したアイソクロナス入力要求に含まれる個体情報により識別したデバイスに対して、当該アイソクロナス入力要求を送信し、前記入力要求制御ステップに従って前記複製されたアイソクロナス要求を送信する入力要求送信ステップと、
    前記アイソクロナス入力要求及び前記複製されたアイソクロナス要求に対する応答情報を受信し、当該受信した応答情報を前記個体情報により識別したデバイスに対して送信する応答情報送受信ステップと、を備えること
    を特徴とするデバイス制御装置。
  13. 前記入力要求受信ステップで前記クライアント装置からの入力継続要求が一定周期で受信されている間、前記入力要求制御ステップにおいて、前記複製されたアイソクロナス要求を所定の送信周期で送信するように制御すること
    を特徴とする請求項12に記載のデバイス制御方法。
  14. 前記入力要求受信ステップで前記入力継続要求が一定期間受信されない場合、前記入力要求制御ステップにおいて、前記複製されたアイソクロナス要求の送信を停止すること
    を特徴とする請求項13に記載のデバイス制御方法。
  15. 前記入力要求受信ステップが前記クライアント装置から送信される所定の切り替え要求を受信すると、前記入力要求制御ステップは、前記複製されたアイソクロナス要求の送信を停止すること
    を特徴とする請求項12に記載のデバイス制御方法。
  16. 前記応答情報送受信ステップは、更に、前記受信した応答情報のデータを圧縮して送信するデータ圧縮ステップを備えること
    を特徴とする請求項12に記載のデバイス制御方法。
  17. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のクライアント装置と、請求項7乃至11のいずれか1項に記載のデバイス制御装置と、前記デバイス制御装置にローカル接続され、アイソクロナス転送可能なデバイスと、から構成されること
    を特徴とするデバイス制御システム。
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