JP2007249793A - 情報処理システムおよび方法、情報処理装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

情報処理システムおよび方法、情報処理装置および方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】装置内の各モジュールレベルまでタイミング同期をできるようにする。
【解決手段】タイミングマスタであるデータ通信装置1−1のNETM12−11は、タイミング信号Rsに基づいて、タイミングパケットTPを生成してLAN-SW2に送信するとともに、タイミングコマンドTCを生成して、自装置内のコントローラ11−1、AVM12−12、および、SDM12−13に対して発行する。タイミングスレーブであるデータ通信装置1−2のNETM12−21は、LAN-SW2からのタイミングパケットTPを受信し、そのタイミングパケットTPに基づいてタイミングコマンドTCを生成し、汎用システムバス41−2を介して、自装置内のコントローラ11−2、AVM12−22、および、SDM12−23に対して発行する。本発明は、ネットワーク中のデータ通信装置に適用可能である。
【選択図】図6

Description

本発明は、情報処理システムおよび方法、情報処理装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、ネットワークに接続された複数の情報処理装置からなる情報処理システムにおいて、各情報処理装置間でタイミング同期を行うとともに、各情報処理装置内のシステムバスに接続されている各モジュール間でも同期を行うことを可能にする、情報処理システムおよび方法、情報処理装置および方法、並びにプログラムに関する。
従来、LAN(Local Area Network)等のネットワークに接続された複数の装置からなるシステムにおいて、各装置間でタイミング同期を行う手法が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特許第1963910号公報
しかしながら、現状、このようなシステムにおける各装置内のシステムバスに接続されている各モジュールのレベルまで、同時にタイミングを揃えることが要求されるようになっているが、かかる要求に十分に応えることができない状況である。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、ネットワークに接続された複数の装置からなるシステムにおいて、各装置間でタイミング同期を行うとともに、各装置内のシステムバスに接続されている各モジュール間でも同期を行うことを可能にするものである。
本発明の一側面の情報処理システムおよびその情報処理方法は、ネットワーク通信機能を有するネットワークモジュールを少なくとも含む1以上のモジュールがシステムバスを介して相互に接続されて構成される情報処理装置が複数台存在し、複数の前記情報処理装置がネットワークを介して接続されて構成される情報処理システムおよびその情報処理方法であって、複数の前記情報処理装置のうちの、外部からのタイミング信号が入力される情報処理装置をタイミングマスタとして機能させ、それ以外の情報処理装置をタイミングスレーブとして機能させ、前記タイミングマスタの前記ネットワークモジュールが、前記タイミング信号に基づいて、時刻同期情報をパケットとコマンドとのそれぞれの形態で生成し、前記タイミングマスタ内の前記システムバスに接続されている他のモジュールに対して前記コマンドを送信し、かつ、前記タイミングスレーブに対して前記パケットを前記ネットワークを介して送信し、前記タイミングスレーブの前記ネットワークモジュールが、前記タイミングマスタからの前記パケットを受信し、前記パケットを前記コマンドに変換し、前記タイミングスレーブ内の前記システムバスに接続されている他のモジュールに対して前記コマンドを送信する。
本発明の一側面の情報処理システムおよびその情報処理方法においては、ネットワーク通信機能を有するネットワークモジュールを少なくとも含む1以上のモジュールがシステムバスを介して相互に接続されて構成される情報処理装置が複数台存在し、複数の前記情報処理装置がネットワークを介して接続されて構成される情報処理システムが対象となる。かかる情報処理システムにおいて、複数の前記情報処理装置のうちの、外部からのタイミング信号が入力される情報処理装置がタイミングマスタとして機能し、それ以外の情報処理装置がタイミングスレーブとして機能する。この場合、前記タイミングマスタの前記ネットワークモジュールにより、前記タイミング信号に基づいて、時刻同期情報がパケットとコマンドとのそれぞれの形態で生成され、前記タイミングマスタ内の前記システムバスに接続されている他のモジュールに対して前記コマンドが送信され、かつ、前記タイミングスレーブに対して前記パケットが前記ネットワークを介して送信される。また、前記タイミングスレーブの前記ネットワークモジュールにより、前記タイミングマスタからの前記パケットが受信され、前記パケットが前記コマンドに変換され、前記タイミングスレーブ内の前記システムバスに接続されている他のモジュールに対して前記コマンドが送信される。
本発明の一側面の第1の情報処理装置は、ネットワーク通信機能を有するネットワークモジュールを少なくとも含む1以上のモジュールがシステムバスを介して相互に接続されて構成される情報処理装置が複数台存在し、複数の前記情報処理装置がネットワークを介して接続されて構成される情報処理システムにおける、複数の前記情報処理装置のうちのひとつであって、複数の前記情報処理装置のうちの、外部からのタイミング信号が入力される情報処理装置がタイミングマスタとして機能し、それ以外の情報処理装置がタイミングスレーブとして機能する場合に、前記タイミングマスタとして機能する情報処理装置である。前記タイミングマスタの前記ネットワークモジュールは、前記タイミング信号を受信する受信手段と、前記受信手段に受信された前記タイミング信号に基づいて、時刻同期情報をパケットの形態で生成し、前記タイミングスレーブに対して前記パケットを前記ネットワークを介して送信するパケット生成手段と、前記受信手段に受信された前記タイミング信号に基づいて、前記時刻同期情報をコマンドの形態で生成し、前記タイミングスレーブに対して前記パケットを前記ネットワークを介して送信するコマンド生成手段とを備える。
1以上の前記モジュールは、所定の機能を有する機能デバイスと、前記機能デバイスとの間の情報の授受はローカルインタフェースを用いて行い、前記システムバスとの間の情報の授受は、前記システムバスに準拠したインタフェースを用いて行うインタフェースデバイスとから構成され、前記ネットワークモジュールの前記機能デバイスは、前記受信手段、前記パケット生成手段、および前記コマンド生成手段として動作する機能を有する。
本発明の一側面の第1の情報処理方法は、ネットワーク通信機能を有するネットワークモジュールを少なくとも含む1以上のモジュールがシステムバスを介して相互に接続されて構成される情報処理装置が複数台存在し、複数の前記情報処理装置がネットワークを介して接続されて構成される情報処理システムにおける、複数の前記情報処理装置のうちのひとつであって、複数の前記情報処理装置のうちの、外部からのタイミング信号が入力される情報処理装置がタイミングマスタとして機能し、それ以外の情報処理装置がタイミングスレーブとして機能する場合に、前記タイミングマスタとして機能する情報処理装置の情報処理方法であって、前記タイミングマスタの前記ネットワークモジュールが、前記タイミング信号に基づいて、時刻同期情報をパケットとコマンドとのそれぞれの形態で生成し、前記タイミングマスタ内の前記システムバスに接続されている他のモジュールに対して前記コマンドを送信し、かつ、前記タイミングスレーブに対して前記パケットを前記ネットワークを介して送信するステップを含む。
本発明の一側面の第1のプログラムは、上述した本発明の一側面の第1の情報処理方法に対応するプログラムである。
本発明の一側面の第1の情報処理装置および方法並びにプログラムにおいては、ネットワーク通信機能を有するネットワークモジュールを少なくとも含む1以上のモジュールがシステムバスを介して相互に接続されて構成される情報処理装置が複数台存在し、複数の前記情報処理装置がネットワークを介して接続されて構成される情報処理システムにおける、複数の前記情報処理装置のうちのひとつであって、複数の前記情報処理装置のうちの、外部からのタイミング信号が入力される情報処理装置がタイミングマスタとして機能し、それ以外の情報処理装置がタイミングスレーブとして機能する場合に、前記タイミングマスタとして機能する情報処理装置が対象となる。かかるタイミングマスタの前記ネットワークモジュールにより、前記タイミング信号に基づいて、時刻同期情報がパケットとコマンドとのそれぞれの形態で生成され、前記タイミングマスタ内の前記システムバスに接続されている他のモジュールに対して前記コマンドが送信され、かつ、前記タイミングスレーブに対して前記パケットが前記ネットワークを介して送信される。
本発明の一側面の第2の情報処理装置は、ネットワーク通信機能を有するネットワークモジュールを少なくとも含む1以上のモジュールがシステムバスを介して相互に接続されて構成される情報処理装置が複数台存在し、複数の前記情報処理装置がネットワークを介して接続されて構成される情報処理システムにおける、複数の前記情報処理装置のうちのひとつであって、複数の前記情報処理装置のうちの、外部からのタイミング信号に基づいて時刻同期情報をパケットの形態で生成して前記ネットワークに送信する情報処理装置がタイミングマスタとして機能し、それ以外の情報処理装置がタイミングスレーブとして機能する場合に、前記タイミングスレーブとして機能する情報処理装置であって、前記タイミングスレーブの前記ネットワークモジュールは、前記タイミングマスタからの前記パケットを前記ネットワークを介して受信する受信手段と、前記受信手段に受信された前記パケットを前記コマンドに変換し、前記タイミングスレーブ内の前記システムバスに接続されている他のモジュールに対して前記コマンドを送信するコマンド生成手段とを備える。
1以上の前記モジュールは、所定の機能を有する機能デバイスと、前記機能デバイスとの間の情報の授受はローカルインタフェースを用いて行い、前記システムバスとの間の情報の授受は、前記システムバスに準拠したインタフェースを用いて行うインタフェースデバイスとから構成され、前記ネットワークモジュールの前記機能デバイスは、前記受信手段および前記コマンド生成手段として動作する機能を有する。
本発明の第2の情報処理方法は、ネットワーク通信機能を有するネットワークモジュールを少なくとも含む1以上のモジュールがシステムバスを介して相互に接続されて構成される情報処理装置が複数台存在し、複数の前記情報処理装置がネットワークを介して接続されて構成される情報処理システムにおける、複数の前記情報処理装置のうちのひとつであって、複数の前記情報処理装置のうちの、外部からのタイミング信号に基づいて時刻同期情報をパケットの形態で生成して前記ネットワークに送信する情報処理装置がタイミングマスタとして機能し、それ以外の情報処理装置がタイミングスレーブとして機能する場合に、前記タイミングスレーブとして機能する情報処理装置の情報処理方法であって、前記タイミングスレーブの前記ネットワークモジュールが、前記タイミングマスタからの前記パケットを前記ネットワークを介して受信し、前記パケットを前記コマンドに変換し、前記タイミングスレーブ内の前記システムバスに接続されている他のモジュールに対して前記コマンドを送信するステップを含む。
本発明の一側面の第2のプログラムは、上述した本発明の一側面の第2の情報処理方法に対応するプログラムである。
本発明の一側面の第2の情報処理装置および方法並びにプログラムにおいては、ネットワーク通信機能を有するネットワークモジュールを少なくとも含む1以上のモジュールがシステムバスを介して相互に接続されて構成される情報処理装置が複数台存在し、複数の前記情報処理装置がネットワークを介して接続されて構成される情報処理システムにおける、複数の前記情報処理装置のうちのひとつであって、複数の前記情報処理装置のうちの、外部からのタイミング信号に基づいて時刻同期情報をパケットの形態で生成して前記ネットワークに送信する情報処理装置がタイミングマスタとして機能し、それ以外の情報処理装置がタイミングスレーブとして機能する場合に、前記タイミングスレーブとして機能する情報処理装置が対象となる。かかるタイミングスレーブの前記ネットワークモジュールにより、前記タイミングマスタからの前記パケットが前記ネットワークを介して受信され、前記パケットが前記コマンドに変換されて、前記タイミングスレーブ内の前記システムバスに接続されている他のモジュールに対して前記コマンドが送信される。
以上のごとく、本発明によれば、ネットワークに接続された複数の装置からなるシステムにおいて、各装置間でタイミング同期を行うことができる。特に、各装置間でのタイミング同期とともに、各装置内のシステムバスに接続されている各モジュール間でもタイミング同期を行うことができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、請求項に記載の構成要件と、明細書又は図面における具体例との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、請求項に記載されている発明をサポートする具体例が、明細書又は図面に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書又は図面中には記載されているが、構成要件に対応するものとして、ここには記載されていない具体例があったとしても、そのことは、その具体例が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、具体例が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その具体例が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
さらに、この記載は、明細書又は図面に記載されている具体例に対応する発明が、請求項に全て記載されていることを意味するものではない。換言すれば、この記載は、明細書又は図面に記載されている具体例に対応する発明であって、この出願の請求項には記載されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により追加される発明の存在を否定するものではない。
本発明の一側面の情報処理システム(例えば図1の情報処理システム)は、
ネットワーク通信機能を有するネットワークモジュール(例えば図2等のNETM12−1)を少なくとも含む1以上のモジュール(例えば図2等のコントローラ11、AVM12−2、SDM12−3)がシステムバス(例えば図2等の汎用システムバス41)を介して相互に接続されて構成される情報処理装置(例えば図2等のデータ通信装置1)が複数台存在し(図1の例では6台)、複数の前記情報処理装置(図1の例ではデータ通信装置1−1乃至1−6)がネットワーク(図1の例ではLAN-SW2)を介して接続されて構成される情報処理システムにおいて、
複数の前記情報処理装置のうちの、外部からのタイミング信号(例えば図1や図6等のタイミング信号Rs)が入力される情報処理装置(例えば図1や図6等のデータ通信装置1−1)をタイミングマスタとして機能させ、それ以外の情報処理装置(例えば図1や図6等のデータ通信装置1−2乃至1−6)をタイミングスレーブとして機能させ、
前記タイミングマスタの前記ネットワークモジュールが、
前記タイミング信号に基づいて、時刻同期情報をパケット(例えば図6等のタイミングパケットTP)とコマンド(例えば図6等のタイミングコマンドTC)とのそれぞれの形態で生成し、
前記タイミングマスタ内の前記システムバスに接続されている他のモジュールに対して前記コマンドを送信し、かつ、前記タイミングスレーブに対して前記パケットを前記ネットワークを介して送信し(例えば図6のデータ通信装置1−1参照)、
前記タイミングスレーブの前記ネットワークモジュールが、
前記タイミングマスタからの前記パケットを受信し、
前記パケットを前記コマンドに変換し、
前記タイミングスレーブ内の前記システムバスに接続されている他のモジュールに対して前記コマンドを送信する(例えば図6のデータ通信装置1−2参照)。
本発明の一側面の情報処理方法は、
上述した本発明の一側面の情報処理システムに対応する情報処理方法であって、
前記タイミングマスタの前記ネットワークモジュールが、
前記タイミング信号に基づいて、時刻同期情報をパケットとコマンドとのそれぞれの形態で生成し(例えば図9のステップS3)、
前記タイミングマスタ内の前記システムバスに接続されている他のモジュールに対して前記コマンドを送信し、かつ、前記タイミングスレーブに対して前記パケットを前記ネットワークを介して送信し(例えば図9のステップS4)、
前記タイミングスレーブの前記ネットワークモジュールが、
前記タイミングマスタからのパケットを受信し(例えば図10のステップS11 YES)、
前記パケットを前記コマンドに変換し(例えば図10のステップS13)、
前記タイミングスレーブ内の前記システムバスに接続されている他のモジュールに対して前記コマンドを送信する(例えば図10のステップS14)
ステップを含む。
本発明の一側面の第1の情報処理装置は、
ネットワーク通信機能を有するネットワークモジュール(例えば図2等のNETM12−1)を少なくとも含む1以上のモジュール(例えば図2等のコントローラ11、AVM12−2、SDM12−3)がシステムバス(例えば図2等の汎用システムバス41)を介して相互に接続されて構成される情報処理装置(例えば図2等のデータ通信装置1)が複数台存在し(図1の例では6台)、複数の前記情報処理装置(図1の例ではデータ通信装置1−1乃至1−6)がネットワーク(図1の例ではデータ通信装置1−1乃至1−6)を介して接続されて構成される情報処理システムにおける、複数の前記情報処理装置のうちのひとつであって、
複数の前記情報処理装置のうちの、外部からのタイミング信号(例えば図1や図6等のタイミング信号Rs)が入力される情報処理装置(例えば図1や図6等のデータ通信装置1−1)がタイミングマスタとして機能し、それ以外の情報処理装置(例えば図1や図6等のデータ通信装置1−2乃至1−6)がタイミングスレーブとして機能する場合に、前記タイミングマスタとして機能する情報処理装置において、
前記タイミングマスタの前記ネットワークモジュール(例えば図7のNETM12−11)は、
前記タイミング信号を受信する受信手段(例えば図7のタイミング信号受信部111)と、
前記受信手段に受信された前記タイミング信号に基づいて、時刻同期情報をパケットの形態で生成し、前記タイミングスレーブに対して前記パケットを前記ネットワークを介して送信するパケット生成手段(例えば図7のタイミングパケット生成部112)と、
前記受信手段に受信された前記タイミング信号に基づいて、前記時刻同期情報をコマンドの形態で生成し、前記タイミングスレーブに対して前記パケットを前記ネットワークを介して送信するコマンド生成手段(例えば図7のタイミングコマンド生成部113)と
を備える。
1以上の前記モジュール(例えば図2のコントローラ11やモジュール12−1乃至12−3)は、
所定の機能を有する機能デバイス(例えば図2の機能デバイス51−11,51−21,51−22,51−23)と、
前記機能デバイスとの間の情報の授受はローカルインタフェースを用いて行い、前記システムバスとの間の情報の授受は、前記システムバスに準拠したインタフェースを用いて行うインタフェースデバイス(例えば図2のインタフェースデバイス52−11,52−21,52−22,52−23)と
から構成され、
前記ネットワークモジュールの前記機能デバイスは、前記受信手段、前記パケット生成手段、および前記コマンド生成手段として動作する機能を有する。
本発明の一側面の第1の情報処理方法は、
上述した本発明の一側面の第1の情報処理装置に対応する情報処理方法であって、
前記タイミングマスタの前記ネットワークモジュールが、
前記タイミング信号に基づいて、時刻同期情報をパケットとコマンドとのそれぞれの形態で生成し(例えば図9のステップS3)、
前記タイミングマスタ内の前記システムバスに接続されている他のモジュールに対して前記コマンドを送信し、かつ、前記タイミングスレーブに対して前記パケットを前記ネットワークを介して送信する(例えば図9のステップS4)
ステップを含む。
本発明の一側面の第1のプログラムは、上述した本発明の一側面の第1の情報処理方法に対応するプログラムである。
本発明の一側面の第2の情報処理装置は、
ネットワーク通信機能を有するネットワークモジュール(例えば図2等のNETM12−1)を少なくとも含む1以上のモジュール(例えば図2等のコントローラ11、AVM12−2、SDM12−3)がシステムバス(例えば図2等の汎用システムバス41)を介して相互に接続されて構成される情報処理装置(例えば図2等のデータ通信装置1)が複数台存在し(図1の例では6台)、複数の前記情報処理装置(図1の例ではデータ通信装置1−1乃至1−6)がネットワーク(図1の例ではデータ通信装置1−1乃至1−6)を介して接続されて構成される情報処理システムにおける、複数の前記情報処理装置のうちのひとつであって、
複数の前記情報処理装置のうちの、外部からのタイミング信号(例えば図1や図6等のタイミング信号Rs)に基づいて時刻同期情報をパケット(例えば図1や図6等のタイミングパケットTP)の形態で生成して前記ネットワークに送信する情報処理装置(例えば図1や図6等のデータ通信装置1−1)がタイミングマスタとして機能し、それ以外の情報処理装置(例えば図1や図6等のデータ通信装置1−2乃至1−6)がタイミングスレーブとして機能する場合に、前記タイミングスレーブとして機能する情報処理装置において、
前記タイミングスレーブの前記ネットワークモジュール(例えば図8のNETM12−21)は、
前記タイミングマスタからの前記パケットを前記ネットワークを介して受信する受信手段(例えば図8のタイミングパケット受信部114)と、
前記受信手段に受信された前記パケットを前記コマンドに変換し、前記タイミングスレーブ内の前記システムバスに接続されている他のモジュールに対して前記コマンドを送信するコマンド生成手段(例えば図8のタイミングコマンド生成部113)と
を備える。
1以上の前記モジュール(例えば図2のコントローラ11やモジュール12−1乃至12−3)は、
所定の機能を有する機能デバイス(例えば図2の機能デバイス51−11,51−21,51−22,51−23)と、
前記機能デバイスとの間の情報の授受はローカルインタフェースを用いて行い、前記システムバスとの間の情報の授受は、前記システムバスに準拠したインタフェースを用いて行うインタフェースデバイス(例えば図2のインタフェースデバイス52−11,52−21,52−22,52−23)と
から構成され、
前記ネットワークモジュールの前記機能デバイスは、前記受信手段および前記コマンド生成手段として動作する機能を有する。
本発明の一側面の第2の情報処理方法は、
上述した本発明の一側面の第2の情報処理装置に対応する情報処理方法であって、
前記タイミングスレーブの前記ネットワークモジュールが、
前記タイミングマスタからの前記パケットを前記ネットワークを介して受信し(例えば図10のステップS11 YES)、
前記パケットを前記コマンドに変換し(例えば図10のステップS13)、
前記タイミングスレーブ内の前記システムバスに接続されている他のモジュールに対して前記コマンドを送信する(例えば図10のステップS13)
ステップを含む。
本発明の一側面の第2のプログラムは、上述した本発明の一側面の第2の情報処理方法に対応するプログラムである。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明を適用した情報処理システムの構成例を示している。
図1の例の情報処理システムは、6台のデータ通信装置1−1乃至1−6がLANスイッチ2(以下、LAN-SW2と記述する)に接続されて構成されている。即ち、データ通信装置1−1乃至1−6は、非同期ネットワークの一例であるLANを介して相互に接続されている。
ただし、LAN-SW2に接続されるデータ通信装置の台数は、図1の例の6台に限定されず、任意の台数でよい。
データ通信装置1−1は、所定のタイミング信号Rsを外部より入力し、このタイミング信号Rsに基づいて、この情報処理システム内で共通のデータ送受信スケジュールを設定するための時刻同期情報をパケット(以下、かかるパケットをタイミングパケットTPと称する)として生成して、マルチキャストまたはブロードキャスト通信によりデータ通信装置1−2乃至1−6に送信する。
これにより、データ通信装置1−1乃至1−6の全ては、同一の時刻情報を共有し、共通のデータ送受信スケジュールにより各種データパケットを送受信することができる。
さらに、データ通信装置1−1乃至1−6の全ては、各々タイミングパケットTPの発信時または受信時に、時刻同期情報をコマンド(以下、かかるコマンドをタイミングコマンドTCと称する)として生成して、自身内部のシステムバスに接続されている各内部モジュールに対して送信する。これにより、データ通信装置1−1乃至1−6の全ての内部における各モジュールのレベルまで、同一の時刻情報を共有することとなり、同一タイミング基準での動作が可能になる。ただし、モジュールやタイミングコマンドTC等の詳細については、図2以降の図面を参照して後述する。
このように、図1の例では、データ通信装置1−1が、外部からのタイミング信号Rsにより時刻同期情報を得て、それに対応するタイミングパケットTPを送信する装置(以下、タイミングマスタと適宜称する)に該当する。一方、データ通信装置1−2乃至1−6が、非同期ネットワークからタイミングパケットTPを受信し、それより時刻同期情報を得る装置(以下、タイミングスレーブと適宜称する)に該当する。
ただし、データ通信装置1−2乃至1−6も、タイミング信号Rsが入力されれば、タイミングマスタとして機能することもできるし、データ通信装置1−1もタイミングスレーブとして機能することもできる。即ち、データ通信装置1−1乃至1−6は、タイミングマスタとしてもタイミングスレーブとしても機能し得るが、タイミング信号Rsが入力される場合にはタイミングマスタとして機能して、それ以外の場合にはタイミングスレーブとして機能することになる。
そこで、以下、データ通信装置1−1乃至1−6を個々に区別する必要がない場合、単にデータ通信装置1と称する。かかるデータ通信装置1の構成例が図2に示されている。
図2の例では、コントローラ11、および、モジュール12−1乃至12−3といった4つのモジュールが汎用システムバス41を介して相互に接続されることで、データ通信装置1が構成されている。
ここに、モジュールとは、製品(本実施の形態では、データ通信装置1)の基本構造を設計する上での要素技術の単位をいう。この場合、何れの技術レベルまでを要素技術とするのかについては、設計者等の任意の判断でよい。即ち、設計者等は、製品の基本構造を設計する上で、その製品に搭載すべき各機能を独自に決定し、その各機能を1以上の要素技術に独自の判断で分類すればよい。そして、設計者等は、所定の要素技術に対応するモジュールについては、その要素技術に分類された機能を少なくとも有するように、設計製作等すればよい。
例えば図2の例では、各モジュールは次のように構成(設計製作)されている。
即ち、モジュール12−1は、ネットワークデバイスモジュール(Network device Module:以下、NETMと記述する)として構成されている。ネットワークモジュールとは、ネットワーク機能を担当するモジュール、即ち、本実施の形態ではLAN-SW2(図1)を介して別のデータ通信装置1と通信を行うための各種機能を有するモジュールをいう。
モジュール12−2は、AVデバイスモジュール(Audio and Visual device Module:以下、AVMと記述する)として構成されている。AVMとは、AVの記録や再生を担当するモジュール、即ち、AV信号に対するエンコード処理や、エンコード済みのAV信号に対するデコード処理といったAV信号に対する各種処理を実行する機能を有するモジュールをいう。
モジュール12−3は、ストレージデバイスモジュール(Storage Device Module:以下、SDMと記述する)として構成されている。SDMとは、HDD(Hard Disk Drive), Optical Disk, Tape等のストレージデバイスの制御を担当するモジュール、即ち、ストレージデバイスに対するデータの読み書き等の機能を有するモジュールをいう。
また、コントローラ11も、このデータ通信装置1全体の動作を制御する機能を担当するモジュールの一形態である。
なお、図2の例では、4つのモジュールからデータ通信装置1が構成されているが、当然ながら、データ通信装置1に搭載されるモジュールの個数は図2の例に限定されず任意でよい。
汎用システムバス41は、例えば本実施の形態ではPCI Expressとして構成される。勿論、PCI等の別の汎用バスを、汎用システムバス41として採用することもできる。ただし、この場合、後述するように、各モジュールには、その別の汎用バスに対応したインタフェースデバイスが設けられることになる。
以下、これらの4つのモジュール、即ち、コントローラ11、NETM12−1、AVM12−2、および、SDM12−3の詳細について説明していく。
コントローラ11は、機能デバイス51−11とインタフェースデバイス52−11とが、メッセージバス42−11とデータバス43−11とを介して相互に接続されて構成されている。
モジュール12−1乃至12−3のそれぞれも、基本的にコントローラ11と同様の構成となっている。即ち、モジュール12−1は、機能デバイス51−21とインタフェースデバイス52−21とが、メッセージバス42−21とデータバス43−21とを介して相互に接続されて構成されている。モジュール12−2は、機能デバイス51−22とインタフェースデバイス52−22とが、メッセージバス42−22とデータバス43−22とを介して相互に接続されて構成されている。モジュール12−3は、機能デバイス51−23とインタフェースデバイス52−23とが、メッセージバス42−23とデータバス43−23とを介して相互に接続されて構成されている。
なお、以下、機能デバイス51−11,51−21,51−22,51−23を個々に区別する必要がない場合、それらをまとめて機能デバイス51と称する。同様に、インタフェースデバイス52−11,52−21,52−22,52−23を個々に区別する必要がない場合、それらをまとめてインタフェースデバイス52と称する。また、この呼称にあわせて、メッセージバス42−11,42−21,42−22,42−23をまとめて、メッセージバス42と称する。同様に、データバス43−11,43−21,43−22,43−23をまとめて、データバス43と称する。
即ち、本実施の形態では、機能デバイス51とインタフェースデバイス52とが、メッセージバス42とデータバス43とを介して相互に接続されることで、1つのモジュールが構成される。
この場合、機能デバイス51とインタフェースデバイス52とのインタフェースは何れも、メッセージバス42とデータバス43とを有するローカルインタフェースが採用されている。換言すると、メッセージバス42とデータバス43とは、かかるローカルインタフェースに準拠したローカルバスである。
このため、機能デバイス51は何れも、かかるローカルインタフェースに準拠しておれば足り、PCI Expressを意識することなく構成することができる。
ここに、メッセージバス42とは、例えば、32bit SRAM/SSRAM compatible(Target)として構成され、CPUと接続されることを前提に設計されたバスである。従って、本実施の形態では、各機能デバイス51の各CPU間でやり取りされるメッセージ(例えば上述したタイミングコマンドTC)が、メッセージバス42により伝送される。
一方、データバス43とは、例えば、64bit DMA(Master/Target)として構成され、ハードウエアと接続されることを前提に設計されたバスであある。従って、本実施の形態では、各機能デバイス51の各CPU間でやり取りされるメッセージにより諸設定が行われると、各機能デバイス51の各ハードウエア間で授受されるデータ(例えばAVデータ等)が、データバス43により伝送される。
換言すると、メッセージバス42は、あたかも各機能デバイスの各CPUをDPRAMで接続しているように動作し、データバス43は、あたかも各機能デバイスの各ハードウエアをDMAによる直結を行っているように動作する。
このようなローカルインタフェースに準拠した機能デバイス51は、例えば次のように構成することができる。
例えば、コントローラ11の機能デバイス51−11は、図3のように構成することができる。
図3の例の機能デバイス51−11において、CPU(Central Processing Unit)71は、ROM(Read Only Memory)72に記録されているプログラム、または記憶部78からRAM(Random Access Memory)73にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM73にはまた、CPU71が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
CPU71、ROM72、およびRAM73は、バス74を介して相互に接続されている。このバス74にはまた、入出力インタフェース75も接続されている。
入出力インタフェース75には、キーボード、マウスなどよりなる入力部76、ディスプレイなどよりなる出力部77、および、ハードディスクなどより構成される記憶部78が接続されている。
入出力インタフェース75にはまた、メッセージバス42−11とデータバス43−11とを介してインタフェースデバイス52−11が接続されている。即ち、入出力インタフェース75は、上述したローカルインタフェースに準拠している。
なお、インタフェースデバイス52−11の詳細については、図5を参照して後述する。
また例えば、本実施の形態では、図2のモジュール12−1はNETMとして構成されているので、そのうちの機能デバイス51−21は、図4のように構成することができる。
図4の例の機能デバイス51−21は、汎用システムバス41からインタフェースデバイス52−21を介して供給される情報(データやメッセージ)を、LAN−SW2を介して、それに接続されている別のデータ通信装置1に送信したり、別のデータ通信装置1から送信されてくる情報を受信し、インタフェースデバイス52−21を介して汎用システムバス41に供給したりする。また、機能デバイス51−21は、例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などのプロトコルスタックの処理(プロトコルスタックに関する所定の処理)を行う。
かかる機能デバイス51−21は、CPU81、ROM82、RAM83、記録部85、および送受信処理部86を含むようにして構成される。CPU81、ROM82、RAM83、記録部85、および送受信処理部86のそれぞれは、バス84を介して相互に接続されている。
CPU81は、ROM82に記憶されているプログラム、または記録部85からRAM83にロードされたプログラムにしたがって各種の処理を実行する。RAM83にはまた、CPU81が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
送受信処理部86は、CPU81の制御の基に、例えば、LAN-SW2を介して、別のデータ通信装置1に情報を送信したり、図示せぬ別のデータ通信装置1から送信されてくる情報を受信したりするための所定の処理を行う。
バス84にはまた、メッセージバス61−11とデータバス62−21とを介してインタフェースデバイス52−21が接続されている。即ち、バス84は、上述したローカルインタフェースに準拠している。
このように、機能デバイス51−21は、インタフェースデバイス52−21と通信を行うためのローカルインタフェースに準拠し、かつ、モジュール12−1をNETMとして機能させるために必要なハードウエア構成を有している。
同様に、図2のモジュール12−2の機能デバイス51−22も、図示はしないが、インタフェースデバイス52−22と通信を行うためのローカルインタフェースに準拠し、かつ、モジュール12−2をAVMとして機能させるために必要なハードウエア構成を有している。また、モジュール12−3の機能デバイス51−23も、図示はしないが、インタフェースデバイス52−23と通信を行うためのローカルインタフェースに準拠し、かつ、モジュール12−3をSDMとして機能させるために必要なハードウエア構成を有している。
このように、何れのモジュールにおいても、機能デバイス51は、ローカルインタフェース(メッセージバス42とデータバス43とを有するローカルインタフェース)に準拠して設計されている。従って、汎用システムバス41がPCI Express以外の他の方式に変更されても、各モジュールが共通に使用しているインタフェースデバイス52のみを変更すれば足りる。即ち、各機能デバイス51は一切変更する必要はない。
図5は、汎用システムバス41がPCI Expressである場合のインタフェースデバイス52の構成例を示している。
図5の例では、インタフェースデバイス52は、PCI Express変換部91とスタック吸収部92とから構成されている。
PCI Express変換部91には、汎用システムバス41としてのPCI Expressと、スタック吸収部92とが接続されている。即ち、所定のモジュールのPCI Express変換部91は、PCI Express(汎用システムバス41)を介して、別のモジュールのPCI Express変換部91と接続されている。
スタック吸収部92は、メッセージバスターゲット部101とデータバスDMA部102とから構成されている。
メッセージバスターゲット部101には、上述したPCI Express変換部91が接続される他、メッセージバス42と割り込み線44とを介して、自身のモジュールの機能デバイス51(そのうちのCPU)が接続される。なお、割り込み線44については後述する。
一方、データバスDMA部102には、上述したPCI Express変換部91が接続される他、データバス43を介して、自身のモジュールの機能デバイス51(そのうちのハードウエア)が接続される。
かかる構成例のインタフェースデバイス52の動作例について説明する。
例えば、自身のモジュールの機能デバイス51からのメッセージは、メッセージバス42に準拠した形態として、メッセージバス42を介してメッセージバスターゲット部101に書き込まれ、PCI Express変換部91に提供される。すると、PCI Express変換部91は、そのメッセージのデータ形態を、PCI Expressに準拠した形態(汎用システムバス41で伝送可能な形態)に変換し、PCI Expressとしての汎用システムバス41を介して、送信相手のモジュール(そのインタフェースデバイス52)に送信する。
なお、PCI Expressに準拠した形態とは、例えばTLP(Transaction Layer Packet)である。
一方、自身のモジュールの機能デバイス51からのデータは、データバス43に準拠した形態として、データバス43を介してデータバスDMA部102に書き込まれる。データバスDMA部102に書き込まれたデータは、PCI Express変換部91に提供される。すると、PCI Express変換部91は、そのデータの形態を、データバス43に準拠した形態から、PCI Expressに準拠した形態、例えばTLPの形態に変換し、PCI Expressとしての汎用システムバス41を介して、送信相手のモジュール(そのインタフェースデバイス52)に送信する。
このようにして、送信相手のモジュール側のインタフェースデバイス52においては、データまたはメッセージが、PCI Expressに準拠した形態のデータ(例えばTLP)として、PCI Expressとしての汎用システムバス41を介してPCI Express変換部91で受信されることになる。
そこで、PCI Express変換部91は、そのTLPがメッセージであるのか或いはデータであるのかを、そのTLPのアドレスに基づいて判定する。
PCI Express変換部91は、データであると判定した場合、そのTLPを、データバス43に準拠した形態のデータに変換し、データバスDMA部102に提供する。すると、データバスDMA部102は、そのデータを、データバス43を介して、自身のモジュール(ここでいう送信相手のモジュール)の機能デバイス51に提供する。
これに対して、PCI Express変換部91は、メッセージであると判定した場合、そのTLPを、メッセージバス42に準拠した形態のメッセージに変換し、メッセージバスターゲット部101に提供する。すると、メッセージバスターゲット部101は、そのメッセージを、メッセージバス42を介して、自身のモジュール(ここでいう送信相手のモジュール)の機能デバイス51に提供する。
なお、メッセージバス42にはターゲット機能しかないため、メッセージバスターゲット部101は、メッセージ出力時には、割り込み信号線44による割り込み信号をアサートすることで、自身のモジュールの機能デバイス51からメッセージバス44を介してリードしてもらう。
また、所定のモジュールのインタフェースデバイス52から、別のモジュールのインタフェースデバイス52へのデータの転送は、PCI Express(汎用システムバス41)を介して行われることになる。
この場合、そのデータ転送は、PCIアドレス空間におけるメモリコピーとして定義される。また、そのデータ転送は、メッセージバス42を介して行われたメッセージのうちの、送信/受信リクエスト(send/recv等)の引数に記述されたアドレスに対して実行される。また、このような、PCI Expressのインタフェースでは、複数データ転送がサポートされている。
このような動作を行うインタフェースデバイス52を介して相互に接続される各機能デバイス51の視点に立つと、各機能デバイス51は、次のような動作を行うことになる。
即ち、各機能デバイス51のCPUは、メッセージをやり取りすることで、通信相手の機能デバイス51を確定する。この場合、上述したように、各機能デバイス51のCPUは、各メッセージバス42により、あたかもDPRMAで接続されている状態と等価な状態となる。従って、各機能デバイス51の視点に立つと、メッセージは、メッセージバス42に準拠した形態、即ち例えば図5の構造を有する形態でやり取りされることになる。この場合、図5のヘッダ領域の記述内容により、通信相手の特定が可能になる。
このようにして、通信相手が特定されると、各機能デバイスのハードウエアは、通信相手の機能デバイスのハードウエアと、データの送受信を行う。この場合、上述したように、各機能デバイス51のハードウエアは、各データバス43により、あたかもDMAによる直結がなされている状態と等価な状態となる。従って、各機能デバイス51の視点に立つと、データは、データバス43に準拠した形態で、各ハードウエア間で直接やり取りされることになる。
なお、データバス43に準拠した形態として、例えば、アドレスフェーズとデータフェーズとを有する形態を採用することで、メッセージバス42によるメッセージのやり取りがなくとも、かかる形態のデータのデータバス43を介するやり取りだけで、通信相手を特定することが可能になる。
以上説明したように、本発明が適用されるモジュール(例えば図2のコントローラ11およびモジュール12−1乃至12−3)は、汎用バスの依存度合いが従来よりも低減したモジュールとなっている。即ち、本発明が適用されるモジュールは機能デバイス51とインタフェースデバイス52とから構成されるが、そのうち、インタフェースデバイス52のみが汎用バス(汎用システムバス41)に依存し、機能デバイス51は汎用バス(汎用システムバス41)に依存しない。
従って、例えば、汎用バスのトレンドが変換して、図2のデータ通信装置1の汎用システムバス41として採用すべきバスが変化したとしても、インタフェースデバイス52を変更(交換や改造)するだけで、変化後のバスに対応できるようになる。即ち、機能デバイス51は全く変更(交換や改造)する必要がない、という効果を奏することが可能になる。
また、ローカルバス対応の機能デバイス51自体は、様々な汎用インタフェースに対応することができるため共通モジュールとなるため、商品設計効率が上がる、という効果を奏することが可能になる。
さらに、その際、汎用システムバス41を介さずに、2以上の機能デバイス51を直接接続するという手法で、情報処理装置を構成することもできる、という効果を奏することも可能になる。
以上の図1乃至図5を用いて説明した情報処理システムの動作のうちの、タイミング同期の動作について、以下、詳しく説明していく。
図6は、かかるタイミング同期の流れを説明する図である。
ただし、図6の例では、図1の例の情報処理システムを構成するデータ通信装置1−1乃至1−6のうちの、タイミングマスタとして機能するデータ通信装置1−1と、タイミングスレーブとして機能するデータ通信装置1−2とのみが図示されている。即ち、データ通信装置1−3乃至1−6も、データ通信装置1−2と同様にタイミングスレーブとして機能し、同様の動作を行うため、それらの図示は省略されているのである。
データ通信装置1−1,1−2は何れもAVM12−12,12−22およびSDM12−13,12−23を搭載しているので、いわゆるAV記録再生装置として機能する。この場合、これらのAV記録再生装置は、各モジュール間の同期動作が必要であるとし、映像のフレーム同期やフィールド同期等を基準タイミングとして動作するとする。即ち、映像のフレーム同期信号やフィールド同期信号が、タイミング信号Rsとして外部からデータ通信装置1−1のNETM12−11に入力されるとする。
この場合、タイミングマスタとして機能するデータ通信装置1−1の動作は次の通りになる。
即ち、NETM12−11は、外部からのタイミング信号Rsが入力される毎に、そのタイミング信号Rsに基づいて、タイミングパケットTPを生成し、かつ、タイミングコマンドTCを生成する。そして、NETM12−11は、タイミングパケットTPを、ブロードキャストやマルチキャスト等の手段を用いて、LAN-SW2を介して、タイミングスレーブとして機能している他のデータ通信装置1−2乃至1−6(図6の例では、データ通信装置1−2のみが図示されている)に同時送信する。また、NETM12−11は、自装置1−1内のコントローラ11−1、AVM12−12、および、SDM12−13に対して、タイミングコマンドTCを、汎用システムバス41−1を介して発行する。
一方、タイミングスレーブとして機能するデータ通信装置1−2の動作は次の通りになる。
即ち、NETM12−21は、データ通信装置1−1からタイミングパケットTPが送信される毎に、そのタイミングパケットTPをLAN-SW2を介して受信し、そのタイミングパケットTPに基づいてタイミングコマンドTCを生成する。そして、NETM12−21は、自装置1−2内のコントローラ11−2、AVM12−22、および、SDM12−23に対して、タイミングコマンドTCを、汎用システムバス41−2を介して発行する。
図示はしないが、タイミングスレーブとして機能するデータ通信装置1−3乃至1−6の動作も、上述したデータ通信装置1−2の動作と同様になる。
以上説明したタイミングマスタとタイミングスレーブの各動作を組み合わせることにより、ネットワーク(本実施の形態ではLAN-SW2)に接続されている全装置(本実施の形態ではデータ通信装置1−1乃至1−6)が、各装置内の汎用システムバス(本実施の形態ではPCI Express)に接続されている各モジュール(本実施の形態では、コントローラ11や各モジュール12)のレベルまで、動作の基準となるタイミングを揃えることができるようになる。
以上説明したタイミングマスタの動作を実現するためのNETM、即ち、図6の例ではデータ通信装置1−1のNETM12−11の機能的構成例が図7に示されている。一方、以上説明したタイミングスレーブの動作を実現するためのNETM、即ち、図6の例ではデータ通信装置1−2のNETM12−12の機能的構成例が図8に示されている。
図7の例のNETM12−11は、タイミング信号受信部111、タイミングパケット生成部112、および、タイミングコマンド生成部113を含むように構成されている。なお、タイミングパケット受信部114は、データ通信装置1−1がタイミングスレーブとして機能する場合を考慮して設けられている。即ち、データ通信装置1−1がタイミングマスタとして機能する限り、タイミングパケット受信部114は機能しない。
一方、図8の例のNETM12−12は、タイミングパケット受信部114とタイミングコマンド生成部113を含むように構成されている。なお、タイミング信号受信部111とタイミングパケット生成部112とは、データ通信装置1−2がタイミングマスタとして機能する場合を考慮して設けられている。即ち、データ通信装置1−2がタイミングスレーブとして機能する限り、タイミング信号受信部111とタイミングパケット生成部112は機能しない。
図7と図8の例において、タイミング信号受信部111は、外部からのタイミング信号Rsを受信して、タイミングコマンド生成部113とタイミングパケット生成部112とに提供する。
タイミングパケット生成部112は、タイミング信号受信部111からのタイミング信号Rsに基づいて、タイミングパケットTPを生成し、ブロードキャストやマルチキャスト等の手段を用いて、LAN-SW2を介して、タイミングスレーブとして機能している他のデータ通信装置1−2乃至1−6(図6の例では、データ通信装置1−2のみが図示されている)に同時送信する。
タイミングコマンド生成部113は、自装置がタイミングマスタとして機能している場合(図7の例の場合)にはタイミング信号受信部111からのタイミング信号Rsに基づいて、また、自装置がタイミングスレーブとして機能している場合(図8の例の場合)にはタイミングパケット受信部114からのタイミングパケットTPに基づいて、タイミングコマンドTCを生成する。そして、タイミングコマンド生成部113は、自装置内の各モジュール(コントローラ含む)を、PCI Express等の汎用システムバス41を介して発行する。
なお、タイミングパケットTPに基づいてタイミングコマンドTCを生成するとは、同期時刻情報の形態を、タイミングパケットTPからタイミングコマンドTCに変換することを意味する。
タイミングパケット受信部114、タイミングマスタ(図6の例ではデータ通信装置1−1)からタイミングパケットTPが送信される毎に、そのタイミングパケットTPを受信し、タイミングコマンド生成部113に提供する。
図7の例のNETM12−11の処理、即ち、タイミングマスタにおけるNETM12−11の処理の一例が、図9のフローチャートに示されている。
図9のステップS1において、NETM12−11は、処理の終了が指示されたか否かを判定する。
例えばデータ通信装置1−1の電源状態がオフ状態にされた場合等には、ステップS1において、処理の終了が指示されたと判定されて、タイミングマスタにおけるNETM12−11の処理も終了となる。
これに対して、ステップS1において、処理の終了がまだ指示されていないと判定された場合、処理はステップS2に進む。ステップS2において、NETM12−11のタイミング信号受信部111は、タイミング信号Rsを受信したか否かを判定する。
外部からタイミング信号Rsが供給されてこない限り、ステップS2においてNOであると判定されて、処理はステップS1に戻され、それ以降の処理が繰り返される。
その後、外部からタイミング信号Rsが供給されると、タイミング信号受信部111は、それを受信して、タイミングパケット生成部112とタイミングコマンド生成部113とに提供する。これにより、ステップS2においてYESであると判定されて、処理はステップS3に進む。
ステップS3において、タイミングパケット生成部112とタイミングコマンド生成部113とのそれぞれは、タイミング信号Rsに基づいて、タイミングパケットTPとタイミングコマンドTCとをそれぞれ生成する。
そして、ステップS4において、タイミングパケット生成部112は、タイミングパケットTPを各タイミングスレーブ(図1や図6の例では、データ通信装置1−2乃至1−6)に同時送信し、また、タイミングコマンド生成部113は、タイミングコマンドTCを自装置内の各モジュール(図6の例では、コントローラ11−1、AVM12−12、およびSDM12−13)に発行する。
ステップS4の処理が終了すると、処理はステップS1に戻され、それ以降の処理が繰り返される。即ち、タイミング信号Rsが供給される毎に、ステップS2乃至S4の処理が実行される。
このようなタイミングマスタにおけるNETM12−11の処理に対して、タイミングスレーブにおけるNETM12−21の処理、即ち、図8の例のNETM12−21の処理の一例が、図10のフローチャートに示されている。
図10のステップS11において、NETM12−21は、処理の終了が指示されたか否かを判定する。
例えばデータ通信装置1−2の電源状態がオフ状態にされた場合等には、ステップS11において、処理の終了が指示されたと判定されて、タイミングスレーブにおけるNETM12−21の処理も終了となる。
これに対して、ステップS11において、処理の終了がまだ指示されていないと判定された場合、処理はステップS12に進む。ステップS12において、NETM12−21のタイミングパケット受信部114は、タイミングパケットTPを受信したか否かを判定する。
タイミングマスタからタイミングパケットTPが供給されてこない限り、ステップS12においてNOであると判定されて、処理はステップS11に戻され、それ以降の処理が繰り返される。
その後、タイミングマスタからタイミングパケットTPが供給されると、即ち、上述した図9のステップS4の処理が実行されると、タイミングパケット受信部114は、それを受信してタイミングコマンド生成部113に提供する。これにより、ステップS12においてYESであると判定されて、処理はステップS13に進む。
ステップS13において、タイミングコマンド生成部113は、タイミングパケットTPに基づいて、タイミングコマンドTCを生成する。即ち、タイミングコマンド生成部113は、同期時刻情報の形態を、タイミングパケットTPからタイミングコマンドTCに変換する。そして、ステップS14において、タイミングコマンド生成部113は、タイミングコマンドTCを自装置内の各モジュール(図6の例では、コントローラ11−2、AVM12−22、およびSDM12−23)に発行する。
ステップS14の処理が終了すると、処理はステップS11に戻され、それ以降の処理が繰り返される。即ち、タイミングパケットTPが供給される毎に、ステップS12乃至S14の処理が実行される。
ところで、上述した一連の処理(或いはそのうちの一部分の処理)は、ハードウエアにより実行させることもできるが、ソフトウエアにより実行させることもできる。
一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
このようなプログラムを含む記録媒体は、図3や図4に示されるように、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini-Disk)を含む)、もしくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されている図3のROM72,図4のROM82や、図3の記憶部78,図4の記録部85に含まれるハードディスクなどで構成される。
また、かかるパッケージメディアに記録されているプログラムは、図2のSDM12−3等により読み出され、必要に応じて図3の記憶部78,図4の記録部85等にインストールされる。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、上述したように、本明細書において、システムとは、複数の処理装置や処理部により構成される装置全体を表すものである。
本発明が適用される情報処理システムの構成例を示すブロック図である。 図1の情報処理システムを構成するデータ通信装置のハードウエア構成例を示すブロック図である。 図2のデータ通信装置のコントローラにおける機能デバイスのハードウエア構成の詳細例を示すブロック図である。 図2のデータ通信装置のNETMにおける機能デバイスのハードウエア構成の詳細例を示すブロック図である。 図2のデータ通信装置のインタフェースデバイスのハードウエア構成の詳細例を示すブロック図である。 図1の情報処理システムにおけるタイミング同期の流れを説明する図である。 図6のタイミングマスタとして機能するデータ通信装置のNETMの機能的構成例を示す機能ブロック図である。 図6のタイミングスレーブとして機能するデータ通信装置のNETMの機能的構成例を示す機能ブロック図である。 タイミングマスタにおける、図7のNETMの処理例を説明するフローチャートである。 タイミングスレーブにおける、図8のNETMの処理例を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 データ通信装置, 2 LAN-SW, 11 コントローラ, 12 モジュール, 41 汎用システムバス, 42 ローカルバスとしてのメッセージバス, 43 ローカルバスとしてのデータバス, 51 機能デバイス, 52 インタフェースデバイス, 71 CPU, 72 ROM, 73 RAM, 78 記憶部, 81 CPU, 82 ROM, 83 RAM, 85 記録部, 91 PCI Express変換部, 92 スタック吸収部, 101 メッセージバスターゲット部, 102 データバスDMA部, 111 タイミング信号受信部, 112 タイミングパケット生成部, 113 タイミングコマンド生成部, 114 タイミングパケット受信部

Claims (10)

  1. ネットワーク通信機能を有するネットワークモジュールを少なくとも含む1以上のモジュールがシステムバスを介して相互に接続されて構成される情報処理装置が複数台存在し、複数の前記情報処理装置がネットワークを介して接続されて構成される情報処理システムにおいて、
    複数の前記情報処理装置のうちの、外部からのタイミング信号が入力される情報処理装置をタイミングマスタとして機能させ、それ以外の情報処理装置をタイミングスレーブとして機能させ、
    前記タイミングマスタの前記ネットワークモジュールが、
    前記タイミング信号に基づいて、時刻同期情報をパケットとコマンドとのそれぞれの形態で生成し、
    前記タイミングマスタ内の前記システムバスに接続されている他のモジュールに対して前記コマンドを送信し、かつ、前記タイミングスレーブに対して前記パケットを前記ネットワークを介して送信し、
    前記タイミングスレーブの前記ネットワークモジュールが、
    前記タイミングマスタからの前記パケットを受信し、
    前記パケットを前記コマンドに変換し、
    前記タイミングスレーブ内の前記システムバスに接続されている他のモジュールに対して前記コマンドを送信する
    情報処理システム。
  2. ネットワーク通信機能を有するネットワークモジュールを少なくとも含む1以上のモジュールがシステムバスを介して相互に接続されて構成される情報処理装置が複数台存在し、複数の前記情報処理装置がネットワークを介して接続されて構成される情報処理システムの情報処理方法において、
    複数の前記情報処理装置のうちの、外部からのタイミング信号が入力される情報処理装置をタイミングマスタとして機能させ、それ以外の情報処理装置をタイミングスレーブとして機能させ、
    前記タイミングマスタの前記ネットワークモジュールが、
    前記タイミング信号に基づいて、時刻同期情報をパケットとコマンドとのそれぞれの形態で生成し、
    前記タイミングマスタ内の前記システムバスに接続されている他のモジュールに対して前記コマンドを送信し、かつ、前記タイミングスレーブに対して前記パケットを前記ネットワークを介して送信し、
    前記タイミングスレーブの前記ネットワークモジュールが、
    前記タイミングマスタからのパケットを受信し、
    前記パケットを前記コマンドに変換し、
    前記タイミングスレーブ内の前記システムバスに接続されている他のモジュールに対して前記コマンドを送信する
    ステップを含む情報処理方法。
  3. ネットワーク通信機能を有するネットワークモジュールを少なくとも含む1以上のモジュールがシステムバスを介して相互に接続されて構成される情報処理装置が複数台存在し、複数の前記情報処理装置がネットワークを介して接続されて構成される情報処理システムにおける、複数の前記情報処理装置のうちのひとつであって、
    複数の前記情報処理装置のうちの、外部からのタイミング信号が入力される情報処理装置がタイミングマスタとして機能し、それ以外の情報処理装置がタイミングスレーブとして機能する場合に、前記タイミングマスタとして機能する情報処理装置において、
    前記タイミングマスタの前記ネットワークモジュールは、
    前記タイミング信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段に受信された前記タイミング信号に基づいて、時刻同期情報をパケットの形態で生成し、前記タイミングスレーブに対して前記パケットを前記ネットワークを介して送信するパケット生成手段と、
    前記受信手段に受信された前記タイミング信号に基づいて、前記時刻同期情報をコマンドの形態で生成し、前記タイミングスレーブに対して前記パケットを前記ネットワークを介して送信するコマンド生成手段と
    を備える情報処理装置。
  4. 1以上の前記モジュールは、
    所定の機能を有する機能デバイスと、
    前記機能デバイスとの間の情報の授受はローカルインタフェースを用いて行い、前記システムバスとの間の情報の授受は、前記システムバスに準拠したインタフェースを用いて行うインタフェースデバイスと
    から構成され、
    前記ネットワークモジュールの前記機能デバイスは、前記受信手段、前記パケット生成手段、および前記コマンド生成手段として動作する機能を有する
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. ネットワーク通信機能を有するネットワークモジュールを少なくとも含む1以上のモジュールがシステムバスを介して相互に接続されて構成される情報処理装置が複数台存在し、複数の前記情報処理装置がネットワークを介して接続されて構成される情報処理システムにおける、複数の前記情報処理装置のうちのひとつであって、
    複数の前記情報処理装置のうちの、外部からのタイミング信号が入力される情報処理装置がタイミングマスタとして機能し、それ以外の情報処理装置がタイミングスレーブとして機能する場合に、前記タイミングマスタとして機能する情報処理装置の情報処理方法において、
    前記タイミングマスタの前記ネットワークモジュールが、
    前記タイミング信号に基づいて、時刻同期情報をパケットとコマンドとのそれぞれの形態で生成し、
    前記タイミングマスタ内の前記システムバスに接続されている他のモジュールに対して前記コマンドを送信し、かつ、前記タイミングスレーブに対して前記パケットを前記ネットワークを介して送信する
    ステップを含む情報処理方法。
  6. ネットワーク通信機能を有するネットワークモジュールを少なくとも含む1以上のモジュールがシステムバスを介して相互に接続されて構成される情報処理装置が複数台存在し、複数の前記情報処理装置がネットワークを介して接続されて構成される情報処理システムにおける、複数の前記情報処理装置のうちのひとつであって、
    複数の前記情報処理装置のうちの、外部からのタイミング信号が入力される情報処理装置がタイミングマスタとして機能し、それ以外の情報処理装置がタイミングスレーブとして機能する場合に、前記タイミングマスタとして機能する情報処理装置に対して、
    制御を行うコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記タイミングマスタの前記ネットワークモジュールが、
    前記タイミング信号に基づいて、時刻同期情報をパケットとコマンドとのそれぞれの形態で生成し、
    前記タイミングマスタ内の前記システムバスに接続されている他のモジュールに対して前記コマンドを送信し、かつ、前記タイミングスレーブに対して前記パケットを前記ネットワークを介して送信する
    ステップを含むプログラム。
  7. ネットワーク通信機能を有するネットワークモジュールを少なくとも含む1以上のモジュールがシステムバスを介して相互に接続されて構成される情報処理装置が複数台存在し、複数の前記情報処理装置がネットワークを介して接続されて構成される情報処理システムにおける、複数の前記情報処理装置のうちのひとつであって、
    複数の前記情報処理装置のうちの、外部からのタイミング信号に基づいて時刻同期情報をパケットの形態で生成して前記ネットワークに送信する情報処理装置がタイミングマスタとして機能し、それ以外の情報処理装置がタイミングスレーブとして機能する場合に、前記タイミングスレーブとして機能する情報処理装置において、
    前記タイミングスレーブの前記ネットワークモジュールは、
    前記タイミングマスタからの前記パケットを前記ネットワークを介して受信する受信手段と、
    前記受信手段に受信された前記パケットを前記コマンドに変換し、前記タイミングスレーブ内の前記システムバスに接続されている他のモジュールに対して前記コマンドを送信するコマンド生成手段と
    を備える情報処理装置。
  8. 1以上の前記モジュールは、
    所定の機能を有する機能デバイスと、
    前記機能デバイスとの間の情報の授受はローカルインタフェースを用いて行い、前記システムバスとの間の情報の授受は、前記システムバスに準拠したインタフェースを用いて行うインタフェースデバイスと
    から構成され、
    前記ネットワークモジュールの前記機能デバイスは、前記受信手段および前記コマンド生成手段として動作する機能を有する
    請求項7に記載の情報処理装置。
  9. ネットワーク通信機能を有するネットワークモジュールを少なくとも含む1以上のモジュールがシステムバスを介して相互に接続されて構成される情報処理装置が複数台存在し、複数の前記情報処理装置がネットワークを介して接続されて構成される情報処理システムにおける、複数の前記情報処理装置のうちのひとつであって、
    複数の前記情報処理装置のうちの、外部からのタイミング信号に基づいて時刻同期情報をパケットの形態で生成して前記ネットワークに送信する情報処理装置がタイミングマスタとして機能し、それ以外の情報処理装置がタイミングスレーブとして機能する場合に、前記タイミングスレーブとして機能する情報処理装置の情報処理方法において、
    前記タイミングスレーブの前記ネットワークモジュールが、
    前記タイミングマスタからの前記パケットを前記ネットワークを介して受信し、
    前記パケットを前記コマンドに変換し、
    前記タイミングスレーブ内の前記システムバスに接続されている他のモジュールに対して前記コマンドを送信する
    ステップを含む情報処理方法。
  10. ネットワーク通信機能を有するネットワークモジュールを少なくとも含む1以上のモジュールがシステムバスを介して相互に接続されて構成される情報処理装置が複数台存在し、複数の前記情報処理装置がネットワークを介して接続されて構成される情報処理システムにおける、複数の前記情報処理装置のうちのひとつであって、
    複数の前記情報処理装置のうちの、外部からのタイミング信号に基づいて時刻同期情報をパケットの形態で生成して前記ネットワークに送信する情報処理装置がタイミングマスタとして機能し、それ以外の情報処理装置がタイミングスレーブとして機能する場合に、前記タイミングスレーブとして機能する情報処理装置に対して、
    制御を行うコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記タイミングスレーブの前記ネットワークモジュールが、
    前記タイミングマスタからの前記パケットを前記ネットワークを介して受信し、
    前記パケットを前記コマンドに変換し、
    前記タイミングスレーブ内の前記システムバスに接続されている他のモジュールに対して前記コマンドを送信する
    ステップを含むプログラム。
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