JP2012137064A - ピストン - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、複数の皿ばねを備えるピストンにおいて、皿ばねどうしのずれを抑制できるピストンを提供する。
【解決手段】 ピストン10は、ピストン基部20と、ピストン移動部30と、ピストン基部20とピストン移動部30との間に形成される収容部70と、収容部内に収容されるとともに複数重ねられるリング状の皿ばね50と、複数の皿ばね50間に設けられる第1,2の保持器41,42とを備える。第1,2の保持器41,42は、皿ばね50間に挟まれる挟持部81と、挟持部81と一体に形成され、挟持部81を挟む両皿ばね50の外周側面52aまたは内周側面53aに亘って形成されるずれ止め部82からなる複数の駒体80と、駒体80を環状に連結する連結部90とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばレシプロ式内燃機関に用いられるピストンに関する。
従来、アウタピストンとインナピストンとを備える可変圧縮比ピストンが提案されている。アウタピストンとインナピストンとの間には、皿ばねが収容されている。燃焼室内の圧力が大きくなると、皿ばねがたわむことによってアウタピストンがインナピストン側に移動し、それゆえ、燃焼室内が意図する圧力を越えないように設定できる(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−17665号公報
特許文献1に開示される圧縮比可変ピストンに複数の皿ばねを用いる場合、皿ばねどうしが互いにずれることが考えられる。特に、互いに対向する皿ばねの姿勢が逆さまの関係にあると、この互いに対向する一対の皿ばねどうしは、外周縁部または内周縁部のいずれか一方のみの接触となるので、圧縮される際にずれやすくなる。
皿ばねがずれることによって、皿ばね全体のばね特性が変化することが考えられるので、複数の皿ばねを備える構造において、皿ばねどうしがずれることは、好ましくない。
本発明は、複数の皿ばねを備えるピストンにおいて、皿ばねどうしのずれを抑制できるピストンを提供することを目的とする。
請求項1に記載のピストンは、ピストンボスが形成されるピストン基部と、前記ピストン基部に対して往復動可能なピストン移動部と、前記ピストン基部と前記ピストン移動部との間に形成される収容部と、前記収容部内に収容されるとともに複数重ねられるリング状の皿ばねと、前記複数の皿ばね間に設けられる保持器とを備える。前記保持器は、前記皿ばねに挟まれる挟持部と、前記挟持部と一体に形成され、前記挟持部を挟む両皿ばねの外周側面または内周側面に亘って形成されるずれ止め部からなる複数の駒体と、前記駒体を環状に連結する連結部とを備える。
請求項2に記載のピストンでは、請求項1の記載において、前記挟持部は、前記ずれ止め部から離れるにしたがいピストン軸方向の厚さを厚くする。
請求項3に記載のピストンでは、請求項1または請求項2の記載において、前記ずれ止め部は、前記ピストン移動部または前記ピストン基部と当接する当接面を備えている。
本発明によれば、複数の皿ばねが用いられる可変圧縮比ピストンにおいて、皿ばねどうしのずれを抑制することができる。
本発明の一実施形態に係るピストンを示す断面図。 図1に示すピストンの、ピストン移動部側に配置される一対の皿ばねと第1の保持器とが分解された状態を示す斜視図。 図1中に2点鎖線で囲まれる範囲F3を拡大して示す断面図。 図1中に2点鎖線で囲まれる範囲F4を拡大して示す断面図。
本発明の一実施形態に係るピストンを、図1〜4を用いて説明する。図1は、ピストン10を示す断面図である。図1に示すように、ピストン10は、ピストン基部20と、ピストン移動部30と、第1の保持器41と、第2の保持器42と、複数の皿ばね50と、止め輪60とを備えている。
ピストン基部20は、本体部21と、ピストンボス22とを有している。本体部21は、一例として、平面形状が円であり、一定の厚みを有する形状である。ピストンボス22は、本体部21に形成されている。ピストンボス22は、図示しないコネクティングロッドがピストンピンを介して連結される孔24が形成されている。
ピストン移動部30は、ピストンヘッド31と、リング溝32が形成されるリング部33と、スカート部34とを有している。スカート部34は、リング部33の周縁部から立ち上がるように一体に形成されており、それゆえ、ピストン移動部30は内側が凹む形状である。
ピストン基部20は、ピストン移動部30の内側に収容されている。ピストン移動部30は、ピストン基部20に対して移動可能である。ピストン基部20に対するピストン移動部30の往復動方向Aを図中矢印で示している。往復動方向Aは、直線方向である。また、往復動方向Aは、ピストン移動部30の外面38に平行な方向である。外面38は、同一方向に延びている。より具体的に説明すると、ピストン基部20に対するピストン移動部30の往復動方向Aは、図示しないシリンダ内でのピストンの往復動方向に平行である。また、ピストン10の中心軸Xは、往復動方向Aに平行である。中心軸Xが延びる方向は、本発明で言うピストン軸方向である。
ピストン移動部30には、止め輪60が嵌め込まれる溝37が形成されている。止め輪60は、ピストン移動部30内に収容されたピストン基部20が外れないように、ピストン基部20を支持する。
ここで、ピストン10の状態について説明する。上記のように、ピストン移動部30は、ピストン基部20に対して、往復動方向Aに平行な近づく方向A1と離れる方向A2とに移動可能である。図1に示すようにピストン移動部30がピストン基部20に対して最も離れた位置にある状態を、初期状態P1とする。図1は、初期状態P1を示している。初期状態P1では、本体部21が止め輪60に接触しており、それゆえ、ピストン基部20に対するピストン移動部30の移動が抑制される状態である。ピストン移動部30がピストン基部20に最も近づいた状態(図示せず)を最大圧縮状態とする。最大圧縮状態は、後述される皿ばね50が最大にたわんだ状態である。
ピストン移動部30がピストン基部20に組み付けられた状態において、ピストン基部20とピストン移動部30との間には、収容部70が形成される。本実施形態では、収容部70は、ピストン移動部30の内壁部36と、ピストン基部20の本体部21とによって形成される。
収容部70のピストン基部20側の端面71は、ピストン基部20の本体部21の表面であり、往復動方向Aに垂直な面である。端面71を往復動方向Aに見る平面形状は、円である。収容部70のピストン移動部30側の端面72は、往復動方向Aに垂直な方向の面であり、往復動方向Aに見る平面形状は、円である。収容部70の内面73は、ピストン移動部30の内壁部36の内面であり、往復動方向Aに平行に延びている。収容部70の内部空間は、ピストン基部20に対するピストン移動部30の相対位置によって、変化する。
皿ばね50は、複数用いられており、互いに重ねられて収容部70内に収容されている。本実施形態では、複数の一例として、4つの皿ばね50が用いられている。なお、皿ばね50の数は、4つに限定されない。5つや6つなどの他の複数であってもよい。皿ばね50は、各々同じものである。皿ばね50は、平面形状が円であり、内側に平面形状が円である貫通孔51が形成されている。貫通孔51の中心は、皿ばね50の中心と重なっている(同じである)。皿ばね50は、内周縁部53から外周縁部52に向かって傾斜している。
複数の皿ばね50が重なる方向Bは、皿ばね50がたわむ方向であり、往復動方向Aに平行である。初期状態P1では、複数の皿ばね50のうち、一端に配置される皿ばね50は、収容部70の端面71に接触し、他端に配置される皿ばね50は、収容部70の端面72に接触する。
ここで、複数の皿ばね50の姿勢を具体的に説明する。ピストン移動部30側に位置する2つの皿ばね50(図1中上方に位置する2つの皿ばね50)は、互いに逆さまの姿勢であり、外周縁部52どうしが最も近くなる。ピストン基部20側に位置する2つの皿ばね50(図1中下方に位置する2つの皿ばね50)は、互いに逆さまの姿勢であり、外周縁部52どうしが最も近くなる。中央に配置される2つの皿ばね50(図1中中央に配置される2つの皿ばね50)は、互いに逆さまであり、内周縁部53どうしが最も近くなる。
重なる方向に互いに隣り合う皿ばね50間には、これら隣り合う関係の一対の皿ばね50どうしがずれることを抑制する保持器が設けられている。本実施形態では、保持器として、互いに姿勢が逆さまであり外周縁部52どうしが最も近くなるよう配置される一対の皿ばね50間に設けられる第1の保持器41と、互いに姿勢が逆さまであり内周縁部53どうしが最も近くなるよう配置される一対の皿ばね50間に設けられる第2の保持器42とが用いられる。第1の保持器41は、本発明で言う保持器の一例である。第2の保持器42は、本発明で言う保持器の一例である。
ピストン移動部30側に配置される一対の皿ばね50間には、第1の保持器41が設けられる。ピストン基部20側に配置される一対の皿ばね50間には、第1の保持器41が設けられる。中央に配置される一対の皿ばね50間には、第2の保持器42が設けられる。
図2は、ピストン移動部30側に配置される一対の皿ばね50と第1の保持器41とが分解された状態を示す斜視図である。図2に示すように、第1の保持器41は、複数の駒体80と、連結部90とを有している。各駒体80は、同じ構造である。駒体80は、本実施形態では、一例として8個設けられている。なお、駒体80の数は、8個に限定されるものではない。例えば7個や9個などの他の複数であってもよい。
図3は、図1中に2点鎖線で囲って示される範囲F3を拡大して示す断面図である。図3は、ピストン移動部30側の一対の皿ばね50の外周縁部52と、駒体80とを拡大して示している。
図3に示すように、駒体80は、挟持部81と、ずれ止め部82とを有している。挟持部81は、例えば樹脂製である。挟持部81は、一対の皿ばね50の外周縁部52間に配置されており、外周縁部52に挟持されている。
ずれ止め部82は、挟持部81に一体に形成されており、挟持部81を挟む両皿ばね50の外周縁部52に皿ばね50の径方向外側から内側に向かって接触している。ずれ止め部82は、挟持部81を挟んで重なる方向Bの両側に延びて重なる方向Bに所定の長さを有するとともに、重なる方向Bに垂直な方向Cに厚みL1を有している。厚みL1は、ずれ止め部82において外周縁部52とは反対側の面100が、皿ばね50の外周縁部52のうち径方向外側に最も突出する部分である突出端54よりも重なる方向Bに垂直な方向Cに外側(皿ばね50の径方向外側)に配置されるように設定されている。このように、ずれ止め部82は、挟持部81を挟む両皿ばね50の外周縁部52の外周側面52aにわたって形成されている。
駒体80の周面のうち、重なる方向Bに一方の皿ばね50に対向して外周縁部52が接触する第1の対向面83と、重なる方向Bに他方の皿ばね50と対向して外周縁部52が接触する第2の対向面84とは、平面である。第1,2の対向面83,84は、挟持部81の面である。
第1,2の対向面83,84間の中心軸Xが延びる方向に沿う距離L2は、ずれ止め部82から離れるにしたがい大きくなり、それゆえ、第1,2の対向面83,84は、互いに傾斜している。より具体的に説明すると、第1,2の対向面83,84は、重なる方向Bに垂直な方向Cに平行な仮想線V1に対して、互いに傾斜している。仮想線V1は、重なる方向Bに上記一方の皿ばね50と他方の皿ばね50との間の中心を通っている。対向面83,84は、仮想線V1との間の重なる方向Bに沿う距離がずれ止め部82から離れるにしたがい、大きくなる。このように、対向面83,84間の中心軸Xの延びる方向に沿う厚みは、ずれ止め部82から離れるにしたがい、厚くなる(大きくなる)。
連結部90は、隣り合う駒体80に連結されており、全ての駒体80を環状に連結している。各駒体80は、等間隔離間して配置されている。連結部90は、皿ばね50がたわんで周方向外側に延びた場合に、この皿ばね50のたわみに追従して変形する機能を有している。本実施形態では、連結部90は、弾性変形できる例えばゴムで形成されることによって、上記追従する機能を得ている。
第2の保持器42は、第1の保持器41と同様の構造を有している。図4は、図1中に2点鎖線で囲まれる範囲F4を拡大して示す断面図である。図4は、ピストン基部20側の一対の皿ばね50の内周縁部53と、駒体180とを拡大して示している。
図4に示すように、第2の保持器42の構造は、第1の保持器41と略同様である。第2の保持器42は、駒体180と、連結部190とを有している。駒体180は、挟持部181と、ずれ止め部182とを有している。挟持部181は、例えば樹脂製であり、一対の内周縁部53間に配置されており、挟持されている。
ずれ止め部182は、挟持部181を挟む両皿ばね50の内周縁部53に皿ばね50の径方向内側から外側に向かって接触している。ずれ止め部182は、挟持部181を挟んで重なる方向Bの両側に延びて重なる方向Bに所定の長さを有するとともに、重なる方向Bに垂直な方向Cに厚みL3を有している。第2の保持器42のずれ止め部182の厚みL3は、ずれ止め部82において内周縁部53に対して反対側の面101が、内周縁部53のうち重なる方向Bに垂直な方向Cに最も内側に位置する部分である突出端55よりも内側に位置するように設定されている。このように、ずれ止め部82は、挟持部81を挟む両皿ばね50の内周縁部53の内周側面53aにわたって形成されている。
駒体180の周面のうち、重なる方向Bに一方の皿ばね50に対向して内周縁部53が接触する第1の対向面183と、重なる方向Bに他方の皿ばね50と対向して内周縁部52が接触する第2の対向面184とは、平面である。第1,2の対向面183,184は、挟持部181の面である。
第1,2の対向面183,184も、第1の保持器41と同様に、第1,2の対向面183,184間の中心軸Xの延びる方向に沿う距離L4がずれ止め部82から離れるにしたがい大きくなるように互いに傾斜するとともに、方向Cに平行な仮想線V2に対して傾斜している。仮想線V2は、重なる方向Bに一方の皿ばね50と他方の皿ばね50との間の中心を通っている。対向面183,184は、仮想線V2との間の重なる方向Bに沿う距離がずれ止め部182から離れるにしたがい、大きくなる。
第2の保持器42の連結部190は、図4中一部を2点鎖線で示している。第2の保持器42の連結部190は、第1の保持器41の連結部90と同様に、隣り合う駒体80に連結されるとともに、全ての駒体80を環状に連結している。各駒体80は、等間隔離間して配置されている。
第2の保持器42の連結部190は、第1の保持器41の連結部90と同じ材料で形成されており、それゆえ、皿ばね50のたわみに追従して変形できる機能を得ている。
つぎに、ピストン10の効果を説明する。ピストン10にピストン基部20に対してピストン移動部30が移動を開始するセット荷重が入力されと、ピストン基部20に対してピストン移動部30が近づく。このとき、収容部70の端面72に押されることによって、皿ばね50が圧縮される。
皿ばね50は、圧縮されてたわむことによって、外側に広がる。互いに外周縁部52どうしが最も近づく一対の皿ばね50では、皿ばね50の外周縁部52が径方向外側に向かって変位する。外周縁部52間には、第1の保持器41が挟持されており、両皿ばね50の外周縁部52は、径方向外側から内側に向かってずれ止め部82に支持されている。このため、両皿ばね50の外周縁部52が互いにずれることが抑制される。
また、各駒体80が連結部90によって連結されることによって、皿ばね50が複数個所において周方向外側から内側に向かって支持されるので、皿ばね50がずれることが抑制される。
また、内周縁部53が最も近づく一対の皿ばね50間に第2の保持器42が設けられることによって、皿ばね50の内周縁部53どうしのずれが防止される。このことによっても、皿ばね50がずれることが抑制される。
また、挟持部81の第1,2の対向面83,84が傾斜することによって、皿ばね50がたわむなどして変位する際に、皿ばね50の外周縁部52または内周縁部53は、第1,2の対向面83,84にそって自然に挟持部81とずれ止め部82との連結部に導かれる。このことによっても、皿ばね50がずれることが抑制される。
また、第1の保持器41においては、ずれ止め部82の面100は、皿ばね50の最も径方向外側に位置する部分である突出端54よりも径方向外側に位置している。このため、皿ばね50が収容部70内を移動しても、面100が収容部70の内面73に接触するので、皿ばね50が内面73に接触することが抑制される。面100は、本発明で言う当接面の一例である。
また、第2の保持器42においては、ずれ止め部182の面101は、皿ばね50の最も内側に位置する部分である突出端55よりも内側に位置する。このため、例えば、皿ばね50の貫通孔51内にピストン基部20またはピストン移動部30から突出する突部が形成される場合であっても、皿ばね50がずれても面101が上記突部に接触するので、皿ばね50が突部に接触することが抑制される。面101は、本発明で言う当接面の一例である。
上記のように、面100,101によって、皿ばね50がピストン移動部30またはピストン基部20に当接することが抑制される。言い換えると、皿ばね50がピストン10に接触することが抑制される。
なお、第1の保持器41においては、面100は、皿ばね50において重なる方向Bに垂直な方向に沿って最も外側に位置する部分よりも外側にあればよい。第2の保持器42においては、面101は、皿ばね50において重なる方向Bに垂直な方向に沿って最も内側にある部分よりも内側にあればよい。
本実施形態では、互いに逆さまの姿勢となり、外周縁部52どうしが最も近くなる一対の皿ばね50が2組用いられ、かつ、互いに逆さまの姿勢となり、内周縁部53どうしが最も近くなる一対の皿ばね50が1組用いられている。
しかしながら、これに限定されない。例えば、複数の皿ばねとして全部で2つの皿ばねが用いられ、これら2つの皿ばねが互いに逆さまとなり外周縁部が最も近くなるように配置される場合、本実施形態で言う第1の保持器のみが用いられてもよい。
また、同様に、複数の皿ばねとして全部で2つの皿ばねが用いられ、これら2つの皿ばねが互いに逆さまとなり内周縁部が最も近くなるように配置される場合、本実施形態で言う第2の保持器のみが用いられてもよい。
なお、この発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、上述した実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。
10…ピストン、20…ピストン基部、22…ピストンボス、30…ピストン移動部、41…第1の保持器(保持器)、42…第2の保持器(保持器)、50…皿ばね、52a…外周側面、53a…内周側面、70…収容部、80…駒体、81…挟持部、82…ずれ止め部、90…連結部、180…駒体、181…挟持部、182…ずれ止め部、190…連結部。

Claims (3)

  1. ピストンボスが形成されるピストン基部と、
    前記ピストン基部に対して往復動可能なピストン移動部と、
    前記ピストン基部と前記ピストン移動部との間に形成される収容部と、
    前記収容部内に収容されるとともに複数重ねられるリング状の皿ばねと、
    前記複数の皿ばね間に設けられる保持器と
    を具備し、
    前記保持器は、
    前記皿ばねに挟まれる挟持部と、前記挟持部と一体に形成され、前記挟持部を挟む両皿ばねの外周側面または内周側面に亘って形成されるずれ止め部からなる複数の駒体と、
    前記駒体を環状に連結する連結部と
    を備えていることを特徴とするピストン。
  2. 前記挟持部は、前記ずれ止め部から離れるにしたがいピストン軸方向の厚さを厚くする
    ことを特徴とする請求項1に記載のピストン。
  3. 前記ずれ止め部は、前記ピストン移動部または前記ピストン基部と当接する当接面を備えている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のピストン。
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