JP2012136264A - ディスペンサー容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】多くの手間を要することなく、簡単且つ容易に内容液を詰め替え可能として、長期間に亘って容器を使用させることができるディスペンサー容器を提供する。
【解決手段】ディスペンサー容器10は、内容液11を収容するシリンダー胴部15と、シリンダー胴部15の内周面に沿って上下にスライド移動可能なピストン中皿部16と、シリンダー胴部15に着脱可能に装着されたディスペンサー付き蓋部17とからなる。ディスペンサー付き蓋部17は、天面板18と周縁スカート部19とからなり、天面板18にポンプ式ディスペンサー14が一体として取り付けられている。ディスペンサー付き蓋部17は、シリンダー胴部15の何れか一方の端部の被装着係止部20を選択して、開口面15aを覆って外嵌合によりシリンダー胴部15に装着可能となっている。ディスペンサー付き蓋部17と、ピストン中皿部16との間の部分に内容液11が収容される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ディスペンサー容器及び内容液の詰め替え方法に関し、特にシリンダー胴部とピストン中皿部とディスペンサー付き蓋部とを含んで構成されるディスペンサー容器、及び該ディスペンサー容器による内容液の詰め替え方法に関する。
例えばシェービングジェルやコンディショナー等の粘度の高い内容液を収容し、押下ヘッドの押し下げによりポンプ部を作動させて内容液を吐出させるディスペンサー容器(吐出容器)として、いわゆる中皿上昇式吐出容器が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。中皿上昇式吐出容器では、ディスペンサー(吐出装置)の押下ヘッドをポンプ部からの付勢力に抗して押し下げることで、ポンプ部を加圧して、ポンプ部の内部の内容液を押下ヘッドのノズルから吐出させる。また、押下ヘッドの押し下げを解除すると、押下ヘッドがポンプ部からの付勢力によって上昇することで、ポンプ部を負圧化して胴部の内容物をポンプ部に吸い上げると共に、これに伴なう内容液の減少によって胴部の内部が負圧化されるので、中皿が、胴部の内周面に沿って摺動して上昇するようになっている。
特開2004−255326号公報 特開2008−296922号公報
一方、従来の中皿上昇式吐出容器は、使い切り用の容器として用いられるのが一般的であり、使い切った状態で内容液の残量をできるだけ少なくする工夫がなされているが、詰め替え容器から内容液を詰め替えて使用する場合、詰め替え作業が困難になる。
すなわち、従来の中皿上昇式吐出容器では、内容液が収容された胴部からディスペンサーが取り付けられた蓋部材(キャップ)を取り外し、胴部の上端開口からの操作によって上昇した中皿を押し下げた後に、中皿の上方部分の胴部に内容液を詰め替える必要があり、中皿を押し下げる作業に多くの手間を要することになる。特に、ディスペンサーが取り付けられた蓋部材は、胴部の上端部から肩部を介して上方に突出する、胴部の内径よりも小さな内径の口首部に装着されているのが一般的であり、このような縮径された口首部の上端開口から行う中皿を押し下げる作業は、例えば一般の消費者にとっては困難な作業となる。
本発明は、多くの手間を要することなく、簡単な作業によって詰め替え容器から内容液を容易に詰め替え可能として、長期間に亘って容器を使用させることができるディスペンサー容器、及び該ディスペンサー容器による内容液の詰め替え方法を提供することを目的とする。
本発明は、内容液を詰め替え可能に収容し、両端に開口面を有するシリンダー胴部と、該シリンダー胴部の内周面に沿って外周部を密着させた状態で、該シリンダー胴部の内部で前記両端の開口面間を上下にスライド移動可能に設けられたピストン中皿部と、前記シリンダー胴部の一方の開口面を覆って着脱可能に装着されたディスペンサー付き蓋部とを含んで構成され、前記ディスペンサー付き蓋部は、天面板と周縁スカート部とからなり、前記天面板にポンプ式ディスペンサーが一体として取り付けられていると共に、前記周縁スカート部の内周面に装着係止部が設けられており、前記シリンダー胴部の両端部の外周面には、各々、前記周縁スカート部の前記装着係止部が係止される被装着係止部が設けられており、前記ディスペンサー付き蓋部は、前記シリンダー胴部の何れか一方の端部の前記被装着係止部を任意に選択して、前記シリンダー胴部の両端の開口面の何れか一方を各々覆って外嵌合により前記シリンダー胴部の端部に装着可能となっており、装着された前記ディスペンサー付き蓋部と、前記ピストン中皿部との間の部分に内容液が収容されているディスペンサー容器を提供することにより、上記目的を達成したものである。
また、本発明は、前記ディスペンサー容器による内容液の詰め替え方法であって、前記シリンダー胴部の前記ディスペンサー付き蓋部が装着された一方の端部を上部に配置した状態で、前記ポンプ式ディスペンサーから内容液を吐出させることで前記ピストン中皿部を上昇させ、前記ディスペンサー付き蓋部と前記ピストン中皿部との間の部分に収容された内容液の残量が無くなったり少なくなったら、前記一方の端部から前記ディスペンサー付き蓋部を取り外すと共に、前記シリンダー胴部を上下を入れ替えて反転させ、他方の端部の開口面から反転させた前記シリンダー胴部の前記ピストン中皿部よりも上方部分に詰め替え容器から内容液を詰め替えて収容し、しかる後に、前記他方の端部の開口面を覆って前記ディスペンサー付き蓋部を装着し直して、引き続き前記ポンプ式ディスペンサーから内容液を吐出できるようにする内容液の詰め替え方法を提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明のディスペンサー容器、又は該ディスペンサー容器による内容液の詰め替え方法によれば、多くの手間を要することなく、簡単な作業によって詰め替え容器から内容液を容易に詰め替え可能として、長期間に亘って容器を使用させることができる。
(a)〜(c)は、本発明の好ましい一実施形態に係るディスペンサー容器、及び該ディスペンサー容器による内容液の詰め替え方法を説明する略示側面図である。 (a)〜(c)は、本発明の好ましい一実施形態に係るディスペンサー容器、及び該ディスペンサー容器による内容液の詰め替え方法を説明する略示側面図である。
本発明の好ましい一実施形態に係るディスペンサー容器10は、図1(a)〜(c)及び図2(a)〜(c)に示すように、例えばシェービングジェルやコンディショナー等の、好ましくは2000〜200000Pa・s程度の高い粘度の内溶液11を収容し、押下ヘッド12の押し下げによりポンプ部13を作動させて内容液11を吐出させる吐出容器である。本実施形態のディスペンサー容器10は、いわゆる中皿上昇式吐出容器としての機能を備えており、ポンプ式ディスペンサー14の押下ヘッド12をポンプ部13からの付勢力に抗して押し下げることで、ポンプ部13を加圧して、ポンプ部13の内部の内容液11を押下ヘッド12のノズル12aから吐出させる。また、押下ヘッド12の押し下げを解除すると、押下ヘッド12がポンプ部13からの付勢力によって上昇することで、ポンプ部13を負圧化してシリンダー胴部15に収容された内容液11をポンプ部13に吸い上げると共に、これに伴なう内容液11の減少によってシリンダー胴部15の内部が負圧化されるので、ピストン中皿部16が、シリンダー胴部15の内周面に沿って摺動して上昇する。
さらに、本実施形態のディスペンサー容器10は、簡単な作業によって詰め替え容器30(図2(a)参照)から内容液11を容易に詰め替え可能として、長期間に亘って容器10を使用できるようにする機能を備える。
そして、本実施形態のディスペンサー容器10は、内容液11を詰め替え可能に収容し、両端に開口面15aを有するシリンダー胴部15と、シリンダー胴部15の内周面に沿って外周部を密着させた状態で、シリンダー胴部15の内部で両端の開口面15a間を上下にスライド移動可能に設けられたピストン中皿部16と、シリンダー胴部15の一方の開口面15aを覆って着脱可能に装着されたディスペンサー付き蓋部17とを含んで構成される。ディスペンサー付き蓋部17は、天面板18と周縁スカート部19とからなり、天面板18にポンプ式ディスペンサー14が一体として取り付けられていると共に、周縁スカート部19の内周面に装着係止部(図示せず)が設けられており、シリンダー胴部15の両端部の外周面には、各々、ディスペンサー付き蓋部17の周縁スカート部19の装着係止部が係止される被装着係止部20が設けられている。ディスペンサー付き蓋部17は、シリンダー胴部15の何れか一方の端部の被装着係止部20を任意に選択して、シリンダー胴部15の両端の開口面15aの何れか一方を各々覆って外嵌合によりシリンダー胴部15の端部に装着可能となっている。装着されたディスペンサー付き蓋部17と、ピストン中皿部16との間の部分に内容液11が収容されている。
また、本実施形態では、スペンサー付き蓋部17に設けられた装着係止部が、周縁スカート部19の内周面に形成された雌ネジ突条となっており、シリンダー胴部15に設けられた被装着係止部20が、これの両端部の外周面に各々形成された雄ネジ突条となっている。
さらに、本実施形態では、シリンダー胴部15のディスペンサー付き蓋部17が装着された一方の端部とは反対側の他方の端部には、これの外周面に設けられた被装着係止部20に底蓋装着係止部(図示せず)を係止して、底蓋部21が着脱可能に装着されている。
本実施形態では、ディスペンサー容器10を構成するシリンダー胴部15は、合成樹脂製の成形品であって、例えば内径が20〜100mm程度の円筒形状を備えるように形成される。シリンダー胴部15は、例えば30〜150mm程度の高さで形成されると共に、これの中空内部には、内容液11が収容される。またシリンダー胴部15は、その両端が、開口面15aとして開口していると共に、その内周面が、全長又は略全長に亘って平滑な面で形成されていることにより、ピストン中皿部16を上下に摺動させるシリンダーとしての機能を備える。シリンダー胴部15の両端部の外周面には、上述のように、雄ネジ突条による被装着係止部20が各々形成されている。シリンダー胴部15は、内周面の断面形状が精度の良い真円となるように、射出成形によって成形されることが好ましい。
ピストン中皿部16は、本実施形態では、合成樹脂製の成形品であって、シリンダー胴部15の内径と同様の外径を備えると共に、例えば5〜50mm程度の高さを有する略円盤形状に形成される。ピストン中皿部16は、シリンダー胴部15の内周面と摺動可能に密着する外周部を有しており、これによってシリンダー胴部15の内周面に沿って上下に摺動するピストンとしての機能を備える。ピストン中皿部16と、シリンダー胴部15の何れか一方の開口面15aを覆って装着されて上部に配置されるディスペンサー付き蓋部17との間の部分の、シリンダー胴部15の中空内部には、内容液11が封入された状態で収容される。
また、ピストン中皿部16は、これの上部及び下部の、シリンダー胴部15の端部に装着されるディスペンサー付き蓋部17と対向する面には、例えばディスペンサー付き蓋部17の天面板18の裏側に突出するポンプ式ディスペンサー14のポンプ部13等による凹凸形状に対応させて、凹凸形状を形成しておくことが好ましい。ピストン中皿部16の上部及び下部の面に、ディスペンサー付き蓋部17の天面板18の裏側の凹凸形状に対応させた凹凸形状を形成しておくことにより、ピストン中皿部16が上昇しきるまで、ポンプ式ディスペンサー14によってシリンダー胴部15の内部の内容液11を吐出させた際に、ディスペンサー付き蓋部17とピストン中皿部16との間に残される内容液11の残量を極力少なくして、後述するようにシリンダー胴部15を上下入れ替えて使用するのに先立って行う、シリンダー胴部15の洗浄作業等を軽減させることが可能になる。
ディスペンサー付き蓋部17は、本実施形態では、天面板18と、周縁スカート部19と、天面板18に一体として取り付けられたポンプ式ディスペンサー14とによって構成される。天面板18と周縁スカート部19とは、合成樹脂製の成形品として一体として成形される。天面板18は、シリンダー胴部15の外径よりも僅かに大きな直径を有する円板形状に形成される。天面板18の中央部分には、押下ヘッド12を上方に突出させると共に、ポンプ部13を裏側に突出させた状態で、ポンプ式ディスペンサー14が一体として取り付けられる。
周縁スカート部19は、天面板18の周縁部から5〜50mm程度の高さで下方に延設する円環状の部分であって、シリンダー胴部15の外径と同様の内径を有する。周縁スカート部19の内周面には、上述のように、雌ネジ突条による装着係止部が形成されている。周縁スカート部19の雌ネジ突条による装着係止部を、シリンダー胴部15の雄ネジ突条による被装着係止部20に螺合して締着することにより、ディスペンサー付き蓋部17は、シリンダー胴部15の何れか一方の端部に、外嵌合によって着脱可能に強固に装着固定される。またこれによって、ディスペンサー付き蓋部17とピストン中皿部16との間の、内容液11が収容された部分のシリンダー胴部15の中空内部は、気密に封止される。
ディスペンサー付き蓋部17に取り付けられるポンプ式ディスペンサー14としては、吐出ノズル付押下げヘッド、キャップ部(蓋部)に取り付けられるシリンダー、シリンダー内に装着され、押下げヘッドの押圧とその解除により上下動するピストン、容器からシリンダーへの内容液の吸引路に設けられる吸い込み弁、シリンダーから吐出ノズルへの液吐出路に設けられる吐出弁等を備える、公知の各種の液体吐出ポンプを用いることができる。
シリンダー胴部15の他方の端部に着脱可能に装着される底蓋部21は、合成樹脂製の成形品として一体として成形された、底面板22と、底蓋周縁スカート部23とによって構成される。底面板22は、シリンダー胴部15の外径よりも僅かに大きな直径を有する円板形状に形成される。底面板22には、ピストン中皿部16の上昇に伴って、シリンダー胴部15のピストン中皿部16よりも下方の部分に外気を送り込むことが可能な、通気孔が適宜設けられている。
底蓋周縁スカート部23は、底面板22の周縁部から5〜50mm程度の高さで下方に延設する円環状の部分であって、シリンダー胴部15の外径と同様の内径を有する。底蓋周縁スカート部23の内周面には、雌ネジ突条による底蓋装着係止部(図示せず)が形成されている。この底蓋装着係止部を、シリンダー胴部15の雄ネジ突条による被装着係止部20に螺合して締着することにより、シリンダー胴部15のディスペンサー付き蓋部17が装着された一方の端部とは反対側の、底部に配置される他方の端部に、底蓋部21が外嵌合によって着脱可能に容易に装着される。
上述の構成を備える本実施形態のディスペンサー容器10では、例えばディスペンサー付き蓋部17を上部に配置し、底蓋部21を下部に配置した正立状態で、ポンプ式ディスペンサー14の押下ヘッド12をポンプ部13からの付勢力に抗して押し下げることで、ポンプ部13を加圧して、ポンプ部13の内部の内容液11を押下ヘッド12のノズル12aから容易に吐出させることができる。これに伴って、ピストン中皿部16がシリンダー胴部15の内周面に沿って摺動しながら上昇してゆき、シリンダー胴部15に収用された内容液11の残量が無くなったり少なくなったら、以下のような詰め替え方法によって、詰め替え容器30から内容液11をシリンダー胴部15に詰め替える。
すなわち、本実施形態では、シリンダー胴部15のディスペンサー付き蓋部17が装着された一方の端部を上部に配置した状態で、ポンプ式ディスペンサー14から内容液11を吐出させることでピストン中皿部16を上昇させ(図1(a)参照)、ディスペンサー付き蓋部17とピストン中皿部16との間の部分に収容された内容液11の残量が無くなったり少なくなったら(図1(b)参照)、一方の端部からディスペンサー付き蓋部17を取り外すと共に、他方の端部から底蓋部21を取り外して、シリンダー胴部15を上下を入れ替えて反転させる(図1(c)参照)。ここで、ディスペンサー付き蓋部17や底蓋部21を取り外したら、シリンダー胴部15の内部に残った内容液11や、シリンダー胴部15の内周面に付着した内容液11は、適宜洗浄して除去しておくことが好ましい。
そして、上部に配置された他方の端部の開口面15aから、反転させたシリンダー胴部15のピストン中皿部16よりも上方部分に、詰め替え容器30から内容液11を詰め替えて収容する(図2(a)参照)。しかる後に、上部に配置された他方の端部の開口面15aを覆ってディスペンサー付き蓋部17を装着し直すと共に、底部に配置された一方の端部の開口面15aを覆って底蓋部21を装着し直して(図2(b)参照)、引き続きポンプ式ディスペンサー14から内容液11を吐出できるようにする。
したがって、本実施形態によれば、ピストン中皿部16を押し下げる作業を要することなく、シリンダー胴部15を上下を入れ替えて反転させる簡単な作業によって、多くの手間を要することなく、詰め替え容器30から内容液11を容易に詰め替えることが可能になる。
また、本実施形態では、ディスペンサー付き蓋部17や底蓋部21は、縮径された口首部が設けられていないシリンダー胴部15の両端の開口面15aを覆って、外嵌合によりシリンダー胴部15に着脱可能に装着されるので、シリンダー胴部15の両端の開口面15aを大口径のまま相当の大きさの開口面積を有するように保持して、シリンダー胴部15の内部の洗浄作業等を、容易に行えるようにすることが可能になる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、シリンダー胴部は、円筒形状以外の筒形状を備えていてもよく、例えば、楕円筒形状でも良い。雌ネジ突条や雄ネジ突条以外の、その他の係止手段によって装着係止部や被装着係止部が構成されていても良い。また、シリンダー胴部のディスペンサー付き蓋部が装着された端部とは反対側の端部には、底蓋部が装着されていなくても良い。
10 ディスペンサー容器
11 内溶液
12 押下ヘッド
13 ポンプ部
14 ポンプ式ディスペンサー
15 シリンダー胴部
15a 開口端面
16 ピストン中皿部
17 ディスペンサー付き蓋部
18 天面板
19 周縁スカート部
20 被装着係止部(雄ネジ突条)
21 底蓋部
30 詰め替え容器

Claims (5)

  1. 内容液を詰め替え可能に収容し、両端に開口面を有するシリンダー胴部と、該シリンダー胴部の内周面に沿って外周部を密着させた状態で、該シリンダー胴部の内部で前記両端の開口面間を上下にスライド移動可能に設けられたピストン中皿部と、前記シリンダー胴部の一方の開口面を覆って着脱可能に装着されたディスペンサー付き蓋部とを含んで構成され、
    前記ディスペンサー付き蓋部は、天面板と周縁スカート部とからなり、前記天面板にポンプ式ディスペンサーが一体として取り付けられていると共に、前記周縁スカート部の内周面に装着係止部が設けられており、
    前記シリンダー胴部の両端部の外周面には、各々、前記周縁スカート部の前記装着係止部が係止される被装着係止部が設けられており、
    前記ディスペンサー付き蓋部は、前記シリンダー胴部の何れか一方の端部の前記被装着係止部を任意に選択して、前記シリンダー胴部の両端の開口面の何れか一方を各々覆って外嵌合により前記シリンダー胴部の端部に装着可能となっており、
    装着された前記ディスペンサー付き蓋部と、前記ピストン中皿部との間の部分に内容液が収容されているディスペンサー容器。
  2. 前記シリンダー胴部は、内径が20〜100mmの円筒形状を備えている請求項1記載のディスペンサー容器。
  3. 前記装着係止部が、前記周縁スカート部の内周面に形成された雌ネジ突条であり、前記被装着係止部が、前記シリンダー胴部の両端部の外周面に各々形成された雄ネジ突条である請求項2記載のディスペンサー容器。
  4. 前記シリンダー胴部の前記ディスペンサー付き蓋部が装着された一方の端部とは反対側の他方の端部には、これの外周面に設けられた前記被装着係止部に底蓋装着係止部を係止して、底蓋部が着脱可能に装着されている請求項1〜3の何れか1項記載のディスペンサー容器。
  5. 請求項1〜4の何れか1項記載のディスペンサー容器による内容液の詰め替え方法であって、
    前記シリンダー胴部の前記ディスペンサー付き蓋部が装着された一方の端部を上部に配置した状態で、前記ポンプ式ディスペンサーから内容液を吐出させることで前記ピストン中皿部を上昇させ、前記ディスペンサー付き蓋部と前記ピストン中皿部との間の部分に収容された内容液の残量が無くなったり少なくなったら、前記一方の端部から前記ディスペンサー付き蓋部を取り外すと共に、前記シリンダー胴部を上下入れ替えて反転させ、他方の端部の開口面から反転させた前記シリンダー胴部の前記ピストン中皿部よりも上方部分に詰め替え容器から内容液を詰め替えて収容し、しかる後に、上部に配置された前記他方の端部の開口面を覆って前記ディスペンサー付き蓋部を装着し直して、引き続き前記ポンプ式ディスペンサーから内容液を吐出可能とする内容液の詰め替え方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH1176883A (ja) * 1997-07-02 1999-03-23 L'oreal Sa 改良されたポンプ手段を備えた液体製品またはペースト状製品のためのディスペンサ
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