JP2012134364A - 光電変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、放熱性を向上することができる光電変換装置を提供する。
【解決手段】光電変換装置であって、底面に第1の導電層1aが設けられた凹部1cを有し、側部に貫通部1dが設けられた基体1と、一端が第1の導電層1aに接続されて、他端が貫通部1dから外側に突出している第1のリード端子2と、凹部1c内で第1のリード端子2の上面に載置されて第1のリード端子2に電気的に接続された光電変換素子3と、光電変換素子3と重ならない開口を有する枠部4a、枠部4aから外側に突出しているリード部4b、および枠部4aから凹部1cの内側に突出している、光電変換素子3の外周部に接続された電極部4cを有する第2のリード端子4と、第2のリード端子4の枠部4aの上面に開口を覆うように取着された窓部材5とを備えていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、光電変換素子が受けた熱の放熱性を向上させることができる光電変換装置に関する。
光電変換装置において、光電変換素子の上面側の縁部に第1のリード端子、下面側の全面に第2のリード端子が設けられたものがある。このような光電変換装置としては、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2004−146817号公報
しかしながら、光電変換素子で生じた熱がリード端子の周辺部に集中しやすくなるため、応力分布に偏りが生じ、光電変換素子とリード端子との接合部にクラックや割れ等が発生しやすいという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、放熱性を向上することができる光電変換装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明における光電変換装置は、底面に第1の導電層が設けられた凹部を上側主面に有し、側部に前記凹部から外側に向けて貫通部が設けられた基体と、一端が前記凹部内で前記第1の導電層に電気的に接続されて、他端が前記貫通部から前記基体の外側に突出している第1のリード端子と、前記凹部内で前記第1のリード端子の上面に載置されて該第1のリード端子に電気的に接続された光電変換素子と、前記基体の前記上側主面の前記凹部の周囲に取着された、平面視において前記光電変換素子と重ならない開口を有する枠部、該枠部から前記基体の外側に突出しているリード部、および前記枠部から前記凹部の内側に突出している、前記光電変換素子の上面の外周部に電気的に接続された電極部を有する第2のリード端子と、該第2のリード端子の前記枠部の上面に前記開口を覆うように取着された透光性の窓部材とを備えていることを特徴とするものである。
また、上記目的を達成するために本発明における光電変換装置は、底面に第1の導電層が設けられた凹部を上側主面に有し、前記第1の導体層から下側主面にかけて第2の導電層が設けられた基体と、該基体の下側主面に取着され、一端が前記第2の導電層に電気的に接続された第1のリード端子と、前記凹部内で前記第1の導電層の上面に載置されて該第1の導体層に電気的に接続された光電変換素子と、前記基体の前記上側主面の前記凹部の周囲に取着された、平面視において前記光電変換素子と重ならない開口を有する枠部、該枠部から前記基体の外側に突出しているリード部、および前記枠部から前記凹部の内側に突出している、前記光電変換素子の上面の外周部に電気的に接続された電極部を有する第2のリード端子と、該第2のリード端子の前記枠部の上面に前記開口を覆うように取着された透光性の窓部材とを備えていることを特徴とするものである。
本発明の光電変換装置は、放熱性を向上することができるという効果を奏する。
本実施形態に係る光電変換装置であって、(a)は光電変換装置の斜視図、(b)は(a)に示す光電変換装置のA−Aで切断したときの断面図である。 図1に示す光電変換装置であって、(a)は光電変換装置の平面図、(b)は第1のリード端子と光電変換素子との関係を示す平面図、(c)に第2のリード端子と光電変換素子との関係を示す平面図である。 本実施形態に係る光電変換装置の他の例の第2のリード端子と光電変換素子との関係を示す平面図である。 本実施形態の変形例1に係る光電変換装置の断面図である。 本実施形態の変形例2に係る光電変換装置であって、(a)は光電変換装置の断面図、(b)は光電変換装置の平面図、(c)は第2のリード端子と光電変換素子との関係を示す平面図である。 本実施形態の変形例2に係る光電変換装置の他の例であって、(a)は他の例の第2のリード端子と光電変換素子との関係を示す平面図、(b)は別の他の例の第2のリード端子と光電変換素子との関係を示す平面図である。 本実施形態の変形例3に係る光電変換装置の断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る光電変換装置について、図面を参照しながら説明する。
<実施形態>
<光電変換装置の構成>
本実施形態に係る光電変換装置は、太陽光エネルギーを電力に変換する。そして、光電変換装置は、光エネルギーを電力に変換する光電変換素子3を含んでいる。かかる光電変換素子3は、例えば、太陽光エネルギーを電力に変換する機能を備えている太陽電池素子である。光電変換装置は、光が窓部材5を透過して、光電変換素子3の受光面に入射される。そして、光電変換素子3は、光エネルギーを電力に変換する。
本実施形態に係る光電変換装置は、図1および図2に示すような構成である。光電変換装置は、底面に第1の導電層1aが設けられた凹部1cを上側主面に有し、側部に凹部1cから外側に向けて貫通部1dが設けられた基体1と、一端が凹部1c内で第1の導電層1aに電気的に接続されて、他端が貫通部1dから基体1の外側に突出している第1のリード端子2と、凹部1c内で第1のリード端子2の上面に載置されて第1のリード端子2に電気的に接続された光電変換素子3と、基体1の上側主面の凹部1cの周囲に取着された、平面視において光電変換素子3と重ならない開口を有する枠部4a、枠部4aから基体1の外側に突出しているリード部4b、および枠部4aから凹部1cの内側に突出している、光電変換素子3の上面の外周部に電気的に接続された電極部4cを有する第2のリード端子4と、第2のリード端子4の枠部4aの上面に開口を覆うように取着された透光性の窓部材5とを備えている。
基体1は、図1に示すように、底面に第1の導電層1aが設けられた凹部1cを上側主面に有し、側部に凹部1cから外側に向けて貫通部1dが設けられている。すなわち、基体1は、上側主面に凹部1cを有している部材である。基体1の凹部1cの底面に設けられている第1の導電層1aは、第1のリード端子2の一端と電気的に接続される。また、基体1は、第1のリード端子2の他端を基体1の外側に突出させるために側部に貫通部1dが設けられている。すなわち、第1のリード端子2の他端は、貫通部1dから基体1の外側に突出している。なお、基体1は、平面視において四角形状に限らず、円形状であっ
てもよく、形状は限定されない。
また、基体1は、例えば、アルミナ質セラミックス、窒化アルミニウム質セラミックスまたはムライト質セラミックスス等のセラミック材料からなる。基体1は、光電変換素子3の発熱をすみやかに放熱し、かつ高い絶縁性を有する材料が好ましい。また、基体1の熱伝導率は、例えば、10(W/m・K)以上300(W/m・K)以下に設定されている。また、基体1の熱膨張係数は、例えば、3(ppm/℃)以上10(ppm/℃)以下に設定されている。また、基体1は、例えば、一方の辺幅が、4(mm)〜120(mm)に、他方の辺幅が4(mm)〜120(mm)に、厚みが0.2(mm)〜5(mm)に設定されている。
また、基板1の凹部1cの底面に設けられている第1の導電層1aは、タングステン、モリブデンまたはマンガン等で形成されている。
基体1は、平板形状のグリーンシートに金型を用いた打ち抜きを施すことによってそれぞれの形状に合わせて製作される。そして、基体1の凹部1cの底面の第1の導電層1aは、セラミックグリーンシートに、例えば、タングステン、モリブデンまたはマンガン等の粉末に有機溶剤、溶媒を添加混合してなる金属ペーストを予め周知のスクリーン印刷法によって所定パターンに印刷塗布することによって形成される。そして、基体1は、これらのセラミックグリーンシートを複数積層することによって形成される。
第1のリード端子2は、図2(b)に示すように、一端が凹部1c内で第1の導電層1aに電気的に接続されて、他端が貫通部1dから基体1の外側に突出している。第1のリード端子2の下面は、第1の導電層1aに、また、上面は光電変換素子3の下面電極にそれぞれ電気的に接続されている。第1のリード端子2は、接合材を介して、凹部1cに設けられている第1の導電層1aに電気的に接続される。また、第1のリード端子2は、基体1と貫通部1dで接合されている。なお、接合材は、例えば、銀(Ag)ロウまたは銀(Ag)−銅(Cu)ロウ等のロウ材、低融点半田または導電性エポキシ樹脂等からなる。また、第1のリード端子2は、例えば、幅が、0.25(mm)〜30(mm)に、長さが、3(mm)〜120(mm)に、厚みが、0.1(mm)〜5(mm)に設定されている。
また、第1のリード端子2の厚みは、第1のリード端子2の熱収縮により、例えば、0.1(mm)から1(mm)に設定することにより、セラミック材料からなる基体1に応力が作用するのを効果的に抑制することができる。
光電変換素子3は、凹部1c内で第1のリード端子2の上面に載置されて第1のリード端子2に電気的に接続されている。また、光電変換素子3は、上面に受光面を有している。
光電変換素子3は、下面に下面電極が設けられている。この下面電極は、例えば、銀、アルミニウム等により形成されている。光電変換素子3は、第1のリード端子2の上面に載置されている。そして、光電変換素子3は、例えば、低融点半田または導電性エポキシ樹脂等の接合材を介して、下面電極が第1のリード端子2の上面に電気的に接続されている。
また、光電変換素子3は、上面に上面電極が設けられている。この上面電極は、例えば、銀、アルミニウム等により形成されている。そして、光電変換素子3は、例えば、低融点半田または導電性エポキシ樹脂等の接合材を介して、上面電極が第2のリード端子4に電気的に接続されている。
光電変換素子3は、例えば、III−V族化合物半導体を含んでいる太陽電池素子である
。光電変換素子3は、光起電力効果により、受けた光エネルギーを即時に電力に変換して出力することができる。例えば、太陽電池素子は、InGaP/GaAs/Ge3接合型セルの構造を有している。インジウムガリウムリン(InGaP)トップセルは、660nm以下の波長領域に含まれる光をエネルギー変換する。ガリウムヒ素(GaAs)ミドルセルは、660nmから890nmまでの波長領域に含まれる光をエネルギー変換する。ゲルマニウム(Ge)ボトムセルは、890nmから2000nmまでの波長領域に含まれる光をエネルギー変換する。3つのセルは、トンネル接合を介して直列に接続されている。開放電圧は、3つのセルの起電圧の和である。
第2のリード端子4は、図2(c)に示すように、平面視において光電変換素子3と重ならない開口を有する枠部4a、枠部4aから基体1の外側に突出しているリード部4b、および枠部4aから凹部1cの内側に突出している電極部4cを有している。そして、第2のリード端子4の電極部4cは、光電変換素子3の上面の外周部に電気的に接続されている。また、第2のリード端子4は基体1の上側主面の凹部1cの周囲に取着されている。すなわち、第2のリード端子4の電極部4cは、光電変換素子3の上面の外周部に設けられている上面電極に電気的に接続されている。そして、第2のリード端子4の枠部4aの下面は、図1に示すように、基体1の上側主面の凹部1cの周囲に接合材を介して接合されている。また、第2のリード端子4は、例えば、平面視して、枠部4aの外周の横の幅が、0.25(mm)〜30(mm)に、縦の幅が、0.25(mm)〜30(mm)に、厚みが、0.1(mm)〜5(mm)に設定されている。なお、それぞれの辺部の幅は、平面視して、光電変換素子3と重ならないように、枠部4aの外周との関係から設定されている。
また、電極部4cは、図2(c)に示すように、リード部4bを凹部1c側に延長した位置に設けられている。第2のリード端子4の電極部4cが、図2(c)に示すように、枠部4aを挟んで第2のリード部4bと対向する位置に設けられているため、光電変換装置は、太陽光によって温度上昇した光電変換素子3の熱を電極部4cからリード部4bを介して最短距離で光電変換装置の外部へ放熱することができる。
また、電極部4cは、図2(c)に示すように、凸状の四角形状を有している。また、電極部4cは、図2(c)に示すように、例えば、長さAが、0.25(mm)〜10(mm)に、幅Bが、0.25(mm)〜30(mm)に設定されている。また、厚みは、0.1(mm)〜5(mm)に設定されている。電極部4cの形状は、光電変換素子3と電気的に接続することができれば、四角形状に限らず、適宜選択することができる。
第2のリード端子4の電極部4cの幅は、リード部4bの幅より、0.25(mm)〜5(mm)の範囲で大きくしてもよい。電極部4cの幅がリード部4bの幅よりも大きいことにより、電極部4cから枠部4aへの熱抵抗に比べて、枠部4aからリード部4bまでの熱抵抗が大きくなる。したがって、光電変換素子3のからの熱は、電極部4cを介して枠部4aの全体に伝達されやすくなる。その結果、光電変換素子3のからの熱は、電極部4c、枠部4aを介して基体1や窓部材5に伝達されるとともに外部に放散される。これによって、光電変換素子3は、作動時の温度上昇が抑制されるとともに、光電変換装置は、正常に作動することができる。また、電流を低損失で通電するためには、第2のリード部4bおよび電極部4cの幅は、例えば、0.25(mm)〜5(mm)に設けることが好ましい。
また、電極部4cは、図2(c)に示すように、リード部4bを凹部1c側に延長した位置に設けられている。すなわち、枠部4aを挟んで、第2のリード部4bと対向する位
置に設けられているが、これに限らない。電極部4cは、枠部4aから凹部1cの内側に突出していれば、枠部4aの辺部のどの位置に設けてもよい。例えば、電極部4cは、図3に示すように、リード部4bと平行な方向の枠部4aの辺部から凹部1cの内側に向かって突出していてもよい。このような構成にすることにより、基体1と第2のリード端子4、および窓部材5と第2のリード端子4との熱膨張係数差に起因する応力が発生しても、凸状の電極部4cと枠部4aとの角部、およびリード部4bと枠部4aとの角部に集中する応力は、第2のリード端子4の一部に集中せずに分散される。また、電極部4cは、リード部4bが設けられている辺部と対向する辺部に設けてもよい。
ここで、例えば、第1のリード端子2は、正極として機能する。また、第2のリード端子4は、負極として機能する。そして、光電変換素子3は、第1のリード端子2および第2のリード端子4に電気的に接続されており、光電変換装置は、第1のリード端子2および第2のリード端子4を介して外部に電気を取り出すことができる。
第1のリード端子2および第2のリード端子4は、例えば、鉄(Fe)−ニッケル(Ni)−コバルト(Co)合金または鉄(Fe)−ニッケル(Ni)合金等の金属材料からなる。これらの金属のインゴットを周知の圧延加工法や打ち抜き加工法、エッチング加工法等の金属加工法を採用することによって、所定の形状となるように製作される。第1のリード端子2および第2のリード端子4の熱伝導率は、例えば、10(W/m・K)以上450(W/m・K)以下に設定されている。また、第1のリード端子2および第2のリード端子4の熱膨張係数は、例えば、3(ppm/℃)以上23(ppm/℃)以下に設定されている。
窓部材5は、第2のリード端子4の枠部4aの上面に枠部4aの開口を覆うように取着された、平面視したとき、四角形状に形成された、透光性の部材である。窓部材5は、光を透過させて光電変換素子3に導く機能を備えている。また、窓部材5は、光電変換素子3に光を集光する機能を備えていてもよい。窓部材5の透光性とは、光電変換素子3が、太陽電池素子である場合は、太陽光の少なくとも一部の波長領域に含まれる光が透過できることをいう。また、窓部材5は、例えば、サファイヤ、ホウ珪酸ガラス、プラスチックまたは透光性樹脂等の材料からなり、太陽光を透過することができる材料であればよい。また、半球状に形成された光学部材、例えば、集光レンズを窓部材5として取着して、光電変換素子3に集光することもできる。また、窓部材5は、両表面に波長に適した無反射コート材を膜付することもできる。
また、窓部材5の熱伝導率は、例えば、10(W/m・K)以上250(W/m・K)以下に設定されている。また、窓部材5の熱膨張係数は、例えば、3(ppm/℃)以上23(ppm/℃)以下に設定されている。また、窓部材5は、例えば、一方の辺幅が、3(mm)〜120(mm)に、他方の辺幅が、3(mm)〜120(mm)に、厚みが、0.2(mm)〜5(mm)に設定されている。
また、光電変換装置は、窓部材5によって気密に封止されるため、大気が遮断され、窓部材5や光電変換素子3等への水分の付着が抑制される。
光電変換素子3で発生した熱は、第2リード端子4の枠部4aを介して、枠部4aの開口を覆うように取着された窓部材5の外周部から窓部材5の全体に伝導される。すなわち、熱が窓部材5に接している枠部4aの上面から窓部材5に伝導される。これによって、窓部材5は、窓部材5の全体が伝導された熱によって温度が上昇して、窓部材5の結露を抑制することができる。この結果、窓部材5を透過する光の進行が妨げられるのを抑制することができる。また、例えば、窓部材5は、雪が付着した際に、窓部材5の温度が上昇することによって雪を溶かすことができる。
また、窓部材5の下面の周辺部は、第2のリード端子4と接合される位置に全周にわたって金属層が形成されている。また、金属層は、蒸着法やスパッタリング法等の薄膜形成技術によって形成される。金属層は、例えば、チタン、白金、金、クロム、ニッケル、金、銀、銅、あるいはそれらの合金等の金属材料からなる。窓部材5は、下面の周辺部の金属層が、例えば、ロウ材、半田、低融点ガラスまたはエポキシ樹脂等からなる接合材を介して、第2のリード端子4の上面の全周にわたって接合されている。接合方法は、例えば、ロウ材接合、半田接合または樹脂接合等の方法である。ロウ材は、例えば、銀−銅ロウ等からなる。また、半田は、例えば、金−錫系、金−ゲルマニウム系または錫−鉛系等からなる。また、低融点ガラスとは、ガラス転移点が600℃以下のガラスのことをいう。
本実施形態の光電変換装置は、光電変換素子3から発生した熱が、第2のリード端子4を介して基体1の全体に伝導されるため、基体1の全体でもって外部に熱を放熱することができる。すなわち、光電変換素子3で発生した熱は、第2のリード端子4の枠部4aを介して基体1に伝導され、外部に放熱される。これによって、光電変換装置は、放熱性を向上させることができる。
また、光電変換素子3から発生した熱が、第2のリード端子4を介して基体1の全体に伝導されるため、セラミック材料からなる基体1および金属材料からなる第2のリード端子4の熱膨張係数が異なっていても、熱膨張係数差に起因して発生する熱応力を低減することができる。これによって、光電変換装置は、基体1と第1リード端子2、および基体1と第2のリード端子4との接合部でクラックや割れ等の発生を抑制することができる。
本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。以下、本実施形態の変形例について説明する。なお、本実施形態の変形例に係る光電変換装置のうち、本実施形態に係る光電変換装置と同様な部分については、同一の符号を付して適宜説明を省略する。
<変形例1>
本実施形態に係る変形例の光電変換装置は、図4に示すように、底面に第1の導電層1aが設けられた凹部1cを上側主面に有し、第1の導体層1aから下側主面にかけて第2の導電層1bが設けられた基体1と、基体1の下側主面に取着され、一端が第2の導電層1bに電気的に接続された第1のリード端子2と、凹部1c内で第1の導電層1aの上面に載置されて第1の導体層1aに電気的に接続された光電変換素子3と、基体1の上側主面の凹部1cの周囲に取着された、平面視において光電変換素子3と重ならない開口を有する枠部4a、枠部4aから基体1の外側に突出しているリード部4b、および枠部4aから凹部1cの内側に突出している、光電変換素子3の上面の外周部に電気的に接続された電極部4cを有する第2のリード端子4と、第2のリード端子4の枠部4aの上面に開口を覆うように取着された透光性の窓部材5とを備えている。
このような構成によって、光電変換素子3から発生した熱が、第2のリード端子4の枠部4bを介して基体1の全体に伝導されるため、基体1の全体でもって外部に熱を放熱することができる。これによって、光電変換装置は、放熱性を向上させることができる。
また、光電変換素子3から発生した熱が、第2のリード端子4を介して基体1の全体に伝導されるため、セラミック材料からなる基体1および金属材料からなる第2のリード端子4の熱膨張係数が異なっていても、熱膨張係数差に起因して発生する熱応力を低減することができる。これによって、光電変換装置は、基体1と第1リード端子2、および基体1と第2のリード端子4との接合部でクラックや割れ等の発生を抑制することができる。
また、光電変換素子3は、基体1に第1の導電層1aを介して電気的に接合され、基体1がセラミック材料からなるため、基体1と光電変換素子3との熱膨張係数差が小さくなる。これにより、光電変換素子3は、光電変換素子3の温度上昇に起因して生じる熱応力が小さくなり、基体1からの剥がれ、クラックや破損等が抑制される。
また、第1のリード端子2は、基体1の外側で第1の導電層1bと電気的に接続されているため、光電変換装置は、例えば、基体1の厚みを0.25(mm)〜1(mm)に薄くでき、光電変換素子3の受光面と窓部材5との距離を短くすることができ、光電変換効率を向上することができる。また、光電変換装置は、光電変換素子3の電極からの通電距離を短くすることができ、電気抵抗が低減され、光電変換効率を向上することができる。
<変形例2>
本実施形態に係る変形例の光電変換装置は、図5に示すように、第2のリード端子は、枠部4aが互いに対向する一対の辺部を有しており、電極部4cが一対の辺部のそれぞれに設けられている。
このように、電極部4cが一対の辺部のそれぞれに設けられることによって、光電変換素子3の発熱を光電変換装置の外部に放熱させることができる。また、太陽光によって温度上昇した光電変換素子からの熱が、電極部4cから枠部4aを介して基体1や窓部材5に効率よく伝達されるとともに分散される。したがって、光電変換装置は、基体1、第2のリード端子および窓部材5の熱膨張係数に起因して、基体1と第2のリード端子4との接合部、および第2のリード端子4と窓部材5との接合部に生じる熱応力が一部に集中することなく分散することができる。また、窓部材5は、窓部材5の全体が温度上昇するため、窓部材5の結露の発生を効果的に抑制することができる。
また、電極部4cは、図5(c)に示すように、一対の辺部にそれぞれ設けられた電極部4cが互いに対向して設けられているが、電極部4cは、互いに対向しないようにして一対の辺部にそれぞれ設けられていてもよい。
また、電極部4cは、図6(a)に示すように、第2のリード部4bが設けられていない枠部4aの辺部に、互いに対向するように設けられていてもよい。このような構成にすることによって、光電変換素子3からの熱は、第2のリード部4bが設けられている辺部に電極部4cが設けられていないため、枠部4aを介して第2のリード部4bに伝導されにくくなり、対向して設けられた電極部4cから枠部4aに対称かつ枠部4aの全体に拡散される。したがって、光電変換装置は、光電変換素子3の温度上昇に伴って、光電変換素子3と第2のリード端子4、および窓部材5と第2のリード端子4との熱膨張係数差に起因して、光電変換素子3と第2のリード端子4、および窓部材5と第2のリード端子4との接合部に生じる応力が枠部4aにおいて偏らずに分散される。これにより、光電変換装置は、光電変換素子3と第2のリード部4b、および窓材5と第2のリード部4bとの接合部において集中する応力による剥がれやクラックが抑制され、長期間にわたって正常に作動することができる。
また、電極部4cは、図6(b)に示すように、枠部4aの全ての辺部に、互いに対向するように設けられていてもよい。このような構成にすることによって、太陽光によって温度上昇した光電変換素子からの熱が、それぞれの辺部に設けられた凸状の電極部4cから枠部4aを介して、さらに効率よく基体1や窓部材5に伝達されるとともに分散される。したがって、光電変換装置は、基体1、第2のリード端子および窓部材5の熱膨張係数に起因して、基体1と第2のリード部4との接合部、および第2のリード端子4と窓部材5との接合部に生じる熱応力が一部に集中することなく分散することができる。また、窓部材5は、窓部材5の全体が温度上昇するため、窓部材5の結露の発生が効果的に抑制す
ることができる。
<変形例3>
本実施形態に係る変形例の光電変換装置は、図7に示すように、電極部4cは、先端の上部に、突出方向に垂直な方向に一部が切り欠かれた切欠き部4dを有している。また、切欠き部4dは、図7に示すように、例えば、先端から枠部4aの方向のXが、0.25(mm)〜5(mm)に、そして、電極部4cの深さ方向のYが、0.1(mm)〜4.5(mm)に設定されている。
このように、切欠き部4dを有しているため、光電変換装置は、光電変換素子3の温度上昇に伴って、光電変換素子3と第2のリード端子4、および窓材5と第2のリード端子4との熱膨張係数差に起因して、光電変換素子3と第2のリード端子4、および窓部材5と第2のリード端子4との接合部に生じる応力を小さくすることができる。また、切欠き部4dが適度に撓むことによって応力を緩和することができる。切欠き部4dは、例えば、Xの方向に0.5(mm)〜4.5(mm)撓むことができる。これによって、光電変換装置は、光電変換素子3と第2のリード端子4、および窓部材5と第2のリード端子4との接合部における剥がれやクラックが抑制され、長期間にわたって正常に作動することができる。
<光電変換装置の製造方法>
ここで、光電変換装置の製造方法を説明する。
基体1は、例えば、アルミナ質セラミックスからなる場合、グリーンシートは、酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化マグネシウム、酸化カルシウム等の原料粉末に、有機バインダ、可塑剤、溶剤、分散剤等を混合添加してペースト状とし、ドクターブレード法やカレンダーロール法等によって形成される。
また、平板形状のグリーンシートは、タングステン、モリブデンまたはマンガン等の高融点金属粉末に有機バインダ、可塑剤、溶剤等を添加してなる金属ペーストが、上側主面の所定位置にスクリーン印刷法等によって印刷塗布されて、導電層1aとなるメタライズ層が形成されている。また、他の平板形状のグリーンシートは、第2のリード端子4との接合部に該当する位置にメタライズ層が形成されている。
そして、平板形状のグリーンシートが、金型を用いた打ち抜きを施すことによってそれぞれの形状に合わせて製作される。
これらの平板形状のグリーンシートは、積層されて、約1600℃の温度で同時に焼成される。そして、基体1は、電解メッキまたは無電解メッキ等のメッキ形成方法によって、メタライズ層上に厚さ3(μm)以下のニッケルメッキ層が形成される。
第1のリード端子2および第2のリード端子4は、例えば、鉄(Fe)−ニッケル(Ni)−コバルト(Co)合金を型枠に鋳込んで作製したインゴットを周知の切削加工や打ち抜き加工等の金属加工法を用いて所定形状にして製作される。
そして、基体1の導電層1aと第1のリード端子2とが、銀(Ag)ロウまたは銀(Ag)−銅(Cu)ロウ等の接合材を介して接合される。
次に、光電変換素子3は、第1のリード端子2の上面に搭載され、光電変換素子3の下面電極と第1のリード端子2とが接合材を介して電気的に接続される。また、光電変換素子3の上面電極と第2のリード端子4の電極部4cが接合材を介して電気的に接合される
。なお、接合材は、例えば、金(Au)−錫(Sn)半田または金(Au)−ゲルマニウム(Ge)半田等の材料または導電性エポキシ樹脂等である。
窓部材5は、第2のリード端子4の枠部4aの上面に枠部4aの開口を覆うように、例えば、Au−Sn半田、Sn−銀(Ag)−銅(Cu)半田、Sn−亜鉛(Zn)−ビスマス(Bi)、樹脂等を介して接合される。これによって、光電変換装置となる。
1 基体
1a 第1の導電層
1b 第2の導電層
1c 凹部
1d 貫通部
2 第1のリード端子
3 光電変換素子
4 第2のリード端子
4a 枠部
4b リード部
4c 電極部
4d 切欠き部
5 窓部材

Claims (4)

  1. 底面に第1の導電層が設けられた凹部を上側主面に有し、側部に前記凹部から外側に向けて貫通部が設けられた基体と、
    一端が前記凹部内で前記第1の導電層に電気的に接続されて、他端が前記貫通部から前記基体の外側に突出している第1のリード端子と、
    前記凹部内で前記第1のリード端子の上面に載置されて該第1のリード端子に電気的に接続された光電変換素子と、
    前記基体の前記上側主面の前記凹部の周囲に取着された、平面視において前記光電変換素子と重ならない開口を有する枠部、該枠部から前記基体の外側に突出しているリード部、および前記枠部から前記凹部の内側に突出している、前記光電変換素子の上面の外周部に電気的に接続された電極部を有する第2のリード端子と、
    該第2のリード端子の前記枠部の上面に前記開口を覆うように取着された透光性の窓部材とを備えていることを特徴とする光電変換装置。
  2. 底面に第1の導電層が設けられた凹部を上側主面に有し、前記第1の導体層から下側主面にかけて第2の導電層が設けられた基体と、
    該基体の下側主面に取着され、一端が前記第2の導電層に電気的に接続された第1のリード端子と、
    前記凹部内で前記第1の導電層の上面に載置されて該第1の導体層に電気的に接続された光電変換素子と、
    前記基体の前記上側主面の前記凹部の周囲に取着された、平面視において前記光電変換素子と重ならない開口を有する枠部、該枠部から前記基体の外側に突出しているリード部、および前記枠部から前記凹部の内側に突出している、前記光電変換素子の上面の外周部に電気的に接続された電極部を有する第2のリード端子と、
    該第2のリード端子の前記枠部の上面に前記開口を覆うように取着された透光性の窓部材とを備えていることを特徴とする光電変換装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の光電変換装置であって、
    前記第2のリード端子は、前記枠部が互いに対向する一対の辺部を有しており、前記電極部が前記一対の辺部のそれぞれに設けられていることを特徴とする光電変換装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の光電変換装置であって、
    前記電極部は、先端の上部に、突出方向に垂直な方向に一部が切り欠かれた切欠き部を有していることを特徴とする光電変換装置。
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