JP2012131930A - 軟質ポリウレタンフォーム製造用触媒組成物、及びそれを用いた軟質ポリウレタンフォームの製造法 - Google Patents

軟質ポリウレタンフォーム製造用触媒組成物、及びそれを用いた軟質ポリウレタンフォームの製造法 Download PDF

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Abstract

【課題】発泡剤として水量を増加させた処方においても、発泡中の泡安定性に優れ、低密度且つ引裂強度及び反発弾性といった機械物性に優れた軟質ポリウレタンフォームを製造可能な触媒組成物、並びにその触媒組成物を用いた軟質ポリウレタンフォームを製造する方法を提供する。
【解決手段】ヒドロキシル基価が100〜1500mgKOH/gの範囲であるジオール化合物(A)、ジエタノールアミン及びジエタノールアミンからなる群より選ばれる一種又は二種のアミン化合物(B)、及び下記式(6)で表されるトリエチレンジアミン誘導体(C)とを含有し、(A)/(B)が80/20〜20/80(モル比)の範囲にあり、ジオール化合物(A)とアミン化合物(B)の総量100重量部に対して、トリエチレンジアミン誘導体(C)が3〜50重量部の範囲である、軟質ポリウレタンフォーム製造用触媒組成物を用いる。
Figure 2012131930

【選択図】なし

Description

本発明は軟質ポリウレタンフォーム製造時に用いられる触媒組成物、及びその触媒組成物を用いた軟質ポリウレタンフォームの製造法に関する。
ポリウレタンフォームは、車両用シートクッション、マットレス、家具等の軟質フォーム、車両用インストルメントパネル、ヘッドレスト、アームレスト等の半硬質フォーム、電気冷蔵庫、建材等に用いられる硬質フォームとして広く用いられている。
近年、車体を軽量化して燃料消費率を改善するため、車両用の軟質ポリウレタンフォーム(以下、単にフォームと略す場合がある)の低密度化が強く要求されている。
フォームを低密度化するために使用する発泡剤に関しては、オゾン層破壊係数又は地球温暖化係数の高いハロゲン化炭化水素類[例えば、クロロフルオロカーボン(CFC)類、ハイドロクロロフルオロカーボン(HCFC)類、ハイドロフルオロカーボン(HFC)類]の削減又は除去が検討されている(例えば、特許文献1参照)。
現在では、これまで発泡剤として使用してきたこれらのハロゲン化炭化水素類を削減又は除去する代わりに、発泡剤としての水量を増加させて、イソシアネートと水の反応により生成する二酸化炭素によって、フォームを低密度化することが主流となっている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、発泡剤としての水量を増加させた場合、発泡中に泡の安定性が失われてフォームが陥没する結果、フォームの低密度化が十分に達成されない問題があった。
このため、発泡剤として水を利用するフォーム製造用処方において、フォームの十分な低密度化を達成するために、鎖延長剤や架橋剤を用いる方法が広く用いられている。例えば、ジエタノールアミンやトリエタノールアミン等の架橋剤は、発泡剤としての水を増量した処方において、泡の安定性を高めて低密度なフォームを得る効果が高いことから、車両用の軟質ポリウレタンフォームの製造に広く用いられている(例えば、特許文献3、特許文献4参照)。
しかしながら、上述した鎖延長剤や架橋剤を用いた場合、フォームの低密度化は達成されるものの、フォームの引裂強度等の機械物性が低下するため、発泡成型後に金型から取り出す際にフォームが裂けたりして、製品としての価値を損じる等の問題があった。更に車両用シートクッションやマットレス等の用途にて重要な特性である反発弾性に関しても、低密度化及び引裂強度とバランスさせることは困難であった。その為、水を主たる発泡剤として用いながら、低密度、引裂強度、且つ反発弾性のバランスに優れる軟質ポリウレタンフォームの処方技術開発が強く要求されている。
一方、軟質ウレタンフォームは、ポリオールとイソシアネートとを触媒、発泡剤、及び各種添加剤の存在下にて反応させることによって得ることができる。触媒、発泡剤、及び各種添加剤はポリオール又はイソシアネートに均一に溶解することが好ましいが、用いられる化合物には、室温にて固体の化合物があり、これらを直接ポリオールやイソシアネートに添加して短時間で均一に溶解することは困難である。そのため、固体の化合物は各種溶剤に溶解した状態で用いられることが多い。添加する固体化合物を個別に溶解した溶液にて用いる場合、計量の頻度が増大することや、各化合物溶液別に注入口を設置する必要があり、工程が複雑化する問題がある。
特開平5−51478号公報 特開平1−259022号公報 特開昭63−75021号公報 特開2002−338654号公報
本発明は上記の背景技術に鑑みてなされたものであり、その目的は、発泡剤として水量を増加させた処方においても、発泡中の泡安定性に優れ、低密度且つ機械物性に優れた軟質ポリウレタンフォーム用触媒組成物、及びその触媒組成物を用いた軟質ポリウレタンフォームの製造方法を提供することにある。
本発明者らは、上述した問題を解決するために鋭意検討した結果、驚くべきことに、分子内に芳香環又はシクロヘキシル環をもつ特定のジオール化合物、ジエタノールアミン及び/またはトリエタノールアミン、及び特定のトリエチレンジアミン誘導体からなる触媒組成物を用いると、フォームの発泡安定性が極めて高く、発泡剤である水量を増加させた処方において、軟質ポリウレタンフォームの十分な低密度化が達成可能となる上に、引裂強度や反発弾性等のフォーム機械物性に優れた軟質ポリウレタンフォームが得られるという優れた効果をもつことを見出し、本発明を完成させるに至った。
即ち、本発明は、以下に示すとおりの、軟質ポリウレタンフォーム製造用触媒組成物、及びそれを用いた軟質ポリウレタンフォームの製造法軟質ポリウレタンフォームの製造法である。
[1]下記式(1)
Figure 2012131930
[上記式(1)中、Aは、下式(2)〜(5)のいずれかで示される二価の置換基を表し、Rは水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を表し、mは0〜2の整数、nは0〜3の整数を表す。
Figure 2012131930
Figure 2012131930
(上記式(3)中、R、Rは各々独立して水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を表す。)
Figure 2012131930
Figure 2012131930
(上記式(5)中、R、Rは各々独立して水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を表す。)]
で表され、ヒドロキシル基価が100〜1500mgKOH/gの範囲であるジオール化合物(A)、ジエタノールアミン及びジエタノールアミンからなる群より選ばれる一種又は二種のアミン化合物(B)、及び下記式(6)
Figure 2012131930
(上記式(6)中、Xは、水素基、ヒドロキシ基、ヒドロキシメチル基、又はヒドロキシエチル基を表す。)
で表されるトリエチレンジアミン誘導体(C)とを含有し、
[ジオール化合物(A)]/[アミン化合物(B)]が80/20〜20/80(モル比)の範囲にあり、
ジオール化合物(A)とアミン化合物(B)の総量100重量部に対して、トリエチレンジアミン誘導体(C)が3〜50重量部の範囲であることを特徴とする軟質ポリウレタンフォーム製造用触媒組成物。
[2]ジオール化合物(A)が、少なくとも1つの第一級ヒドロキシル基末端を有するジオール化合物であることを特徴とする上記[1]に記載の軟質ポリウレタンフォーム製造用触媒組成物。
[3]ジオール化合物(A)が、シクロヘキサンジオール、シクロヘキサンジメタノール、ヒドロキノンビス(2−ヒドロキシエチル)エーテル、ジヒドロキシジフェニルメタン、ビスフェノールA水素化物、及びビスフェノールAエトキシレートからなる群より選択される一種又は二種以上の化合物であることを特徴とする上記[1]又は[2]に記載の軟質ポリウレタンフォーム製造用触媒組成物。
[4]トリエチレンジアミン誘導体(C)が、トリエチレンジアミン、2−ヒドロキシメチルトリエチレンジアミン、又はこれらの両方であることを特徴とする上記[1]乃至[3]のいずれかに記載の軟質ポリウレタンフォーム製造用触媒組成物。
[5]ポリオールとイソシアネートとを、上記[1]乃至[4]のいずれかに記載の触媒組成物及び水の存在下で反応させることを特徴とする軟質ポリウレタンフォームの製造方法。
[6]上記[1]乃至[4]のいずれかに記載の触媒組成物の使用量が、ポリオール100重量部に対して、2〜20重量部の範囲であることを特徴とする上記[5]記載の軟質ポリウレタンフォームの製造方法。
[7]水の使用量が、ポリオール100重量部に対して、1〜30重量部であることを特徴とする上記[5]又は[6]に記載の軟質ポリウレタンフォームの製造方法。
[8]イソシアネートが芳香族イソシアネートであることを特徴とする上記[5]乃至[7]のいずれかに記載の軟質ポリウレタンフォームの製造方法。
[9]イソシアネートインデックスが50〜150の範囲であることを特徴とする上記[5]乃至[8]のいずれかに記載の軟質ポリウレタンフォームの製造方法。
本発明の触媒組成物は、発泡剤として水量を増加させた軟質ポリウレタンフォームの発泡中の泡安定性を向上し、低密度でありながら、引裂強度や反発弾性といった機械物性を改善し、その触媒組成物を用いることにより、泡安定性が良好であり、低密度で機械物性に優れた軟質ポリウレタンフォームを製造することができる。
また、本発明における常温で固体であるトリエチレンジアミン誘導体を、本発明のジオール化合物とジエタノールアミンの混合物に均一に溶解することにより、軟質ポリウレタンフォーム製造における煩雑な工程を低減できる。
次に、本発明を詳細に説明する。
本発明の軟質ポリウレタンフォーム製造用触媒組成物は、上記式(1)で表され、ヒドロキシル基価が100〜1500mgKOH/gの範囲であるジオール化合物(A)[以下、「ジオール化合物(A)」と称する。]、ジエタノールアミン及びトリエタノールアミンからなる群より選ばれる一種又は二種のアミン化合物(B)[以下、アミン化合物(B)と称する。]、上記式(6)で表されるトリエチレンジアミン誘導体(C)[以下、「トリエチレンジアミン誘導体(C)」と称する。]からなり、[ジオール化合物(A)]/[アミン化合物(B)]のモル比率が80/20〜20/80の範囲にあり、ジオール化合物(A)とアミン化合物(B)の総量100重量部に対してトリエチレンジアミン誘導体(C)が3〜50重量部であることをその特徴とする。本発明においては、ジオール化合物(A)、アミン化合物(B)、及びトリエチレンジアミン誘導体(C)の混合物が均一に相溶化していることが好ましい。
ここで、軟質ポリウレタンフォームとは、オープンセル構造を有し、高い通気性を示す可逆変形可能なフォームである[例えば、GunterOertel,“Polyurethane Handbook”(1985年版)Hanser Publisher社(ドイツ)、第161〜233頁、岩田敬治「ポリウレタン樹脂ハンドブック」(1987年初版)日刊工業新聞社、第150〜221頁参照]。軟質ポリウレタンフォームの物性は、その製造に使用されるポリオール、イソシアネート等の化学構造や、発泡剤の配合量、イソシアネートインデックス等の化学的要因、セル構造等により異なるため、特に規定することは困難ではあるが、一般的には、密度が10〜100kg/m(JIS K 6401)、圧縮強度(ILD25%)が2〜80kgf(20〜800N)(JIS K 6401)、伸び率が80〜500%(JIS K 6301)の範囲である[例えば、GunterOertel,“Polyurethane Handbook”(1985年版)Hanser Publisher社(ドイツ)、第184〜191頁及び第212〜218頁、岩田敬治「ポリウレタン樹脂ハンドブック」(1987年初版)日刊工業新聞社、第160〜166及び第186〜191頁参照]。
また、半硬質ポリウレタンフォームとは、そのフォーム密度及び圧縮強度は軟質ポリウレタンフォームより高いものの、軟質ポリウレタンフォームと同様にオープンセル構造を有し、高い通気性を示す可逆変形可能なフォームであり、その製造に使用されるポリオール、イソシアネート等の原料も軟質ポリウレタンフォームと同様であるため、一般的には軟質ポリウレタンフォームに分類されることが多い[例えば、GunterOertel,“Polyurethane Handbook”(1985年版)Hanser Publisher社(ドイツ)、第223〜233頁、岩田敬治「ポリウレタン樹脂ハンドブック」(1987年初版)日刊工業新聞社、第211〜221頁参照]。半硬質ポリウレタンフォームの物性は、特に限定されるものではないが、一般的に密度が40〜800kg/m3、25%圧縮強度が0.1〜2kgf/cm(9.8〜200kPa)、伸び率が40〜200%の範囲である。
これに対し硬質ポリウレタンフォームは、高度に架橋されたクロースドセル構造を有し、可逆変形不可能なフォームであり、軟質及び半硬質ポリウレタンフォームとは全く異なる性質を有する[例えば、GunterOertel,“Polyurethane Handbook”(1985年版)Hanser Publisher社(ドイツ)、第234〜313頁、岩田敬治「ポリウレタン樹脂ハンドブック」(1987年初版)日刊工業新聞社、第224〜283頁参照]。硬質フォームの性質は特に限定されるものではないが、一般的には、密度が20〜100kg/m、圧縮強度が0.5〜10kgf/cm2(50〜1000kPa)の範囲である。
本発明における軟質ポリウレタンフォームとは、その製造に使用する原料及びフォーム物性等から、上記した半硬質ポリウレタンフォームをも含むものとする。
本発明において、ジオール化合物(A)中の二価の置換基Aとしては、特に限定するものではないが、上記式(2)で示される二価の置換基としては、1,2−、1,3−、又は1,4−シクロへキシレン基が例示される。
また、上記式(3)で示される二価の置換基としては、2つの1,2−、1,3−、又は1,4−シクロへキシレン基がメチレン鎖又はイソプロピリデン鎖により相互に結合されている置換基が例示される。
また、上記式(4)で示される二価の置換基としては、1,2−、1,3−、又は1,4−フェニレン基が例示される。
さらに、上記式(5)で示される二価の置換基としては、2つの1,2−、1,3−、又は1,4−フェニレン基がメチレン鎖又はイソプロピリデン鎖により相互に結合されている置換基が例示される。
本発明において、ジオール化合物(A)中の置換基Rとしては、水素原子又はメチル基が好ましい。
本発明において、ジオール化合物(A)としては、具体的には、シクロヘキサンジオール、シクロヘキサンジメタノール、ヒドロキノンビス(2−ヒドロキシエチル)エーテル、ジヒドロキシジフェニルメタン、ビスフェノールA水素化物、ビスフェノールAエトキシレート等が挙げられ、これらのうち、1,4−シクロヘキサンジメタノール、及びビスフェノールAエトキシレートが好ましい。
なお、本発明において、ジオール化合物(A)は、単独で使用してもよいし、二種以上を混合して使用してもよい。
本発明において、ジオール化合物(A)は、例えば、試薬や工業的に生産される汎用品して入手することができる。
また、本発明において、トリエチレンジアミン誘導体(C)中の置換基Xとしては、具体的には、水素原子、ヒドロキシ基、ヒドロキシメチル基、又はヒドロキシエチル基が例示される。、トリエチレンジアミン誘導体(C)としては、具体的には、トリエチレンジアミン、ヒドロキシトリエチレンジアミン、ヒドロキシメチルトリエチレンジアミン、ヒドロキシエチルトリエチレンジアミン等が挙げられ、これらのうち、工業的に入手可能なことから、トリエチレンジアミン、2−ヒドロキシメチルトリエチレンジアミン、又はこれらの両方が好ましい。
本発明において、[ジオール化合物(A)]/[アミン化合物(B)](モル比)は、80/20〜20/80の範囲であり、好ましくは70/30〜30/70、更に好ましくは60/40〜40/60の範囲である。ここで、[ジオール化合物(A)]/[アミン化合物(B)](モル比)が20/80未満では、得られるフォームの引裂強度が低下するおそれがあり、一方、80/20を超える場合には、得られるフォームの反発弾性が低下するおそれがある。
また本発明において、ジオール化合物(A)とアミン化合物(B)の総重量100重量部に対して、トリエチレンジアミン誘導体(C)は3〜50重量部の範囲であり、好ましくは5〜10重量部の範囲である。ここで、トリエチレンジアミン誘導体(C)が3重量部未満では、フォーム形成時の反応活性が不十分となり、更にトリエチレンジアミン誘導体(C)やその他の触媒を追加添加する必要が生じ、フォーム成形工程の煩雑さの増大や、設備費の増大といった問題が生ずる。また、トリエチレンジアミン誘導体(C)が3重量部未満の触媒組成物を多量に添加することにより、フォーム形成時の反応活性を増大させることが可能となるが、相対的にジオール化合物及びジエタノールアミンが大過剰となり経済的に不利となるおそれがある。一方、トリエチレンジアミン誘導体(C)が50重量部を超える場合、本発明におけるジオール化合物(A)、アミン化合物(B)、及びトリエチレンジアミン誘導体(C)の混合物を均一に相溶化することが困難となり、フォーム成形工程にて均一なフォームが得られなくなる不具合が生ずるおそれがある。
本発明の触媒組成物は、通常、軟質ポリウレタンフォームの製造に用いられるポリオールに添加することによって用いられる。
本発明の軟質ポリウレタンフォームの製造方法は、ポリオールとイソシアネートとを、上記した本発明の触媒組成物及び水の存在下で反応させることをその特徴とする。
本発明の製造方法において、上記した本発明の触媒組成物の使用量としては、特に限定するものではないが、ポリオール100重量部に対し、通常0.5〜20重量部、好ましくは1〜10重量部の範囲である。本発明における触媒組成物の使用量が、ポリオール100重量部に対し、0.5重量部よりも少ない場合、泡安定性改良、及び引裂強度と反発弾性を両立する効果が得られない恐れがある。一方、20重量部を超えて使用した場合、フォームが極端に独泡構造となって収縮を起こすおそれがある上に、経済的に不利である。
本発明の製造方法において用いられるポリオールとしては、例えば、従来公知のポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール、ポリマーポリオール及びそれらの混合物等が挙げられる。
従来公知のポリエステルポリオールとしては、例えば、二塩基酸と多価アルコールより誘導される化合物が挙げられる。
従来公知のポリエーテルポリオールとしては、例えば、グリコール、グリセリン、ペンタエリスリトール、トリメチロールプロパン、ソルビトール、シュークロース等の多価アルコール類、アンモニア、エチレンジアミン、エタノールアミン類等の脂肪族アミン化合物類、トルエンジアミン、ジフェニルメタン−4、4’−ジアミン等の芳香族アミン化合物類、又はこれらの混合物に、エチレンオキシド、プロピレンオキシド等を付加した化合物が挙げられる。
従来公知のポリマーポリオールとしては、例えば、ポリエーテルポリオールとエチレン性不飽和単量体(例えば、ブタジエン、アクリロニトリル、スチレン等)とをラジカル重合触媒の存在下に反応させた重合体ポリオール等が挙げられる。
本発明の製造方法において用いられるポリオールとしては、上記したポリエーテルポリオール、ポリマーポリオール、又はこれらの両方が好ましい。その平均官能価は2〜5の範囲、平均ヒドロキシル価は20〜100mgKOH/gの範囲、オキシエチレン基含有率は90%以下が好ましく、平均ヒドロキシル価は20〜80mgKOH/gの範囲がさらに好ましい。
本発明の製造方法において、必要であれば、従来公知の架橋剤又は鎖延長剤を使用することができる。このような架橋剤又は鎖延長剤としては、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、1,4−ブタンジオール、グリセリン等の低分子量の多価アルコール類、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等の低分子量のアミンポリオール類、又はエチレンジアミン、キシリレンジアミン、メチレンビスオルソクロルアニリン等のポリアミン類等を挙げることができる。
本発明の製造方法において、イソシアネートとしては、例えば、従来公知のポリイソシアネートが挙げられ、具体的には、トリレンジイソシアネート(TDI)、4,4’−又は4,2’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、ナフチレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート等の芳香族ポリイソシアネート類、イソホロンジイソシアネート等の脂環式ポリイソシアネート類、ヘキサメチレンジイソシアネート等の脂肪族ポリイソシアネート類、それらのポリイソシアネートとポリオールとの反応による遊離イソシアネート含有プレポリマー類、カルボジイミド変性イソシアネート等の変性ポリイソシアネート類、それらの混合ポリイソシアネート等が例示される。
これらのうち好ましくは、TDIとその誘導体又はMDIとその誘導体であり、これらは混合して使用しても差支えない。TDIとその誘導体としては、例えば、2,4−TDIと2,6−TDIの混合物又はTDIの末端イソシアネートプレポリマー誘導体を挙げることができる。MDIとその誘導体としては、例えば、MDIとその重合体のポリフェニルポリメチレンジイソシアネートの混合体や、末端イソシアネート基をもつジフェニルメタンジイソシアネート誘導体を挙げることができる。
本発明の製造方法においては、フォームの硬度、密度、強度及び耐久特性を調整し、フォームの機械的物性に対する多様な要求に対応するため、イソシアネートインデックス〔{(イソシアネート基)/(イソシアネート反応性基)}×100(当量比)〕を調整することができる。本発明においては、イソシアネートインデックスは、50〜150の範囲であることが好ましく、更に好ましくは60〜140の範囲である。イソシアネートインデックスが50未満では、得られるポリウレタンフォームの表面にべと付き感が生じやすい傾向にあり、他方、150を超えると、フォームの製造時間(硬化時間)が長くなる上に、得られるフォームが硬くなる傾向にある。
本発明の製造方法において、必要に応じて触媒が添加される。用いられる触媒としては、特に限定するものではないが、例えば、従来公知の第三級アミン化合物、イソシアネートと反応し得る活性水素基を有する第三級アミン化合物、有機金属化合物、カルボン酸金属塩等が挙げられる。
本発明の製造方法において、発泡剤は水であるが、必要であれば、従来公知の物理的発泡剤や化学的発泡剤を併用することができる。
従来公知の物理的発泡剤としては、例えば、ペンタン、シクロペンタン等の炭化水素類、空気、窒素、二酸化炭素等の気体混合類等が例示できる。また、従来公知の化学発泡剤としては、有機酸、硼酸等の無機酸類、アルカリ炭酸塩類、環状カーボネート類、ジアルキルカーボネート等の、ポリウレタン樹脂成分と反応して又は熱等により分解してガスを発生させるものが挙げられる。
本発明の製造方法において、水の使用量は、フォームの低密度化及び成型性の向上のため、ポリオール100重量部に対し、1〜30重量部の範囲が好ましく、2〜20重量部の範囲がさらに好ましい。
本発明の製造方法において、必要であれば、整泡剤を用いることができる。整泡剤としては、従来公知の整泡剤でよく、特に限定するものではないが、例えば、オルガノシロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体、シリコーン−グリース共重合体等の非イオン系界面活性剤、又はこれらの混合物等が挙げられる。その使用量は、特に限定するものではないが、ポリオール100重量部に対して、通常0.1〜10重量部の範囲である。
本発明の製造方法においては、必要に応じて、着色剤、難燃剤、老化防止剤その他従来公知の添加剤を使用してもよい。これらの添加剤の種類やその添加量は、通常使用される範囲で十分である。
以下、実施例、比較例に基づいて説明するが、本発明はこれら実施例のみに限定して解釈されるものではない。
まず、表1及び表2に示す組成にて触媒組成物を調製した。次に、表3に示す処方にて、表4及び表5に示す各種の触媒組成物を用いて、軟質ポリウレタンフォームを発泡した。発泡試験の条件を以下に示す。
[発泡条件]
・原料液温度:20±1℃、
・攪拌速度:6000rpm(5秒間)。
室温下、2リットルのポリエチレン製カップにポリウレタン原料を注ぎ発泡させた軟質ポリウレタンフォームの反応性及びフォーム物性を次に示す方法で測定した。結果を表3に示す。
[反応性]
・クリームタイム:発泡開始時間(秒)。原料を混合開始してから、原料混合液がクリーム状に白濁して立ち上がってくるまでの時間。
・ゲルタイム:樹脂化時間(秒)。原料を混合開始してから、増粘が起こってゲル強度が出始める時間。
[セトリング]
セトリングとは、発泡生成したフォームが最高の高さに達した後に沈んでいく割合をいう。発泡中のフォームの高さを1秒毎に測定し、以下の式により求めた。
セトリング(%)=(A−B)/A×100、
A:発泡中のフォームの最高の高さ(mm)、
B:発泡開始90秒後のフォームの高さ(mm)。
セトリングが小さいものは、発泡安定性が高いといえる。
[フォーム密度]
フォームの中心部から採取した寸法70×70×50mmの試験片密度を測定した。
[引裂強度]
発泡開始から10分後に2リットルのポリエチレン製カップから脱型した軟質ポリウレタンフォームの中心部(70×70×50mm)を厚さ5mmにスライスした後、JIS K6400に規定の4号形ダンベルを用いて試験片を準備した。発泡開始から15分後に引張試験機を用いて、試験片を一定速度で引張り、試験片が破断するまでの間に示した最大力を測定し、試験片の厚さで除した値を引裂強度とした。
[反発弾性率]
フォームの中心部から試験片(100×100×50mm)をカットする。予備圧縮として元厚の75〜95%10回圧縮し、その後試験片を10±5分間放置する。直径16±0.5mm、質量16±0.5gの鋼球を500mmの高さから試験片に落下させ、跳ね返った最高の高さを記録する。反発弾性率は以下の式により計算される。
反発弾性率(%)=B/A×100、
A:鋼球を落下させる高さ(mm)、
B:跳ね返った最高の高さ(mm)。
Figure 2012131930
Figure 2012131930
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Figure 2012131930
Figure 2012131930
表4及び表5から明らかなように、本発明における触媒組成物を使用して軟質ポリウレタンフォームを製造した実施例1〜実施例9は、発泡中の安定性が改善され、低密度なフォームを製造することができた。更に、本発明における触媒組成物を使用して得た軟質ポリウレタンフォームは、発泡後の引裂強度が0.5kgf/cm以上であり、且つ反発弾性が55%以上と高かった。したがって、本発明によれば、実際のフォーム製造において、金型から取り出す際にフォームが裂ける等の問題が改善され、シート材等に要求される高反発弾性を維持できる。
一方、従来公知の架橋剤を使用して、軟質ポリウレタンフォームを製造した場合、発泡中の安定性は改善されるものの、フォームの引裂強度と反発弾性の両立が困難となり、不良率が高くなり生産性の点で問題があった(比較例1〜比較例3参照)。

Claims (9)

  1. 下記式(1)
    Figure 2012131930
    [上記式(1)中、Aは、下式(2)〜(5)のいずれかで示される二価の置換基を表し、Rは水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を表し、mは0〜2の整数、nは0〜3の整数を表す。
    Figure 2012131930
    Figure 2012131930
    (上記式(3)中、R、Rは各々独立して水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を表す。)
    Figure 2012131930
    Figure 2012131930
    (上記式(5)中、R、Rは各々独立して水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を表す。)]
    で表され、ヒドロキシル基価が100〜1500mgKOH/gの範囲であるジオール化合物(A)、ジエタノールアミン及びジエタノールアミンからなる群より選ばれる一種又は二種のアミン化合物(B)、及び下記式(6)
    Figure 2012131930
    (上記式(6)中、Xは、水素基、ヒドロキシ基、ヒドロキシメチル基、又はヒドロキシエチル基を表す。)
    で表されるトリエチレンジアミン誘導体(C)とを含有し、
    [ジオール化合物(A)]/[アミン化合物(B)]が80/20〜20/80(モル比)の範囲にあり、
    ジオール化合物(A)とアミン化合物(B)の総量100重量部に対して、トリエチレンジアミン誘導体(C)が3〜50重量部の範囲であることを特徴とする軟質ポリウレタンフォーム製造用触媒組成物。
  2. ジオール化合物(A)が、少なくとも1つの第一級ヒドロキシル基末端を有するジオール化合物であることを特徴とする請求項1に記載の軟質ポリウレタンフォーム製造用触媒組成物。
  3. ジオール化合物(A)が、シクロヘキサンジオール、シクロヘキサンジメタノール、ヒドロキノンビス(2−ヒドロキシエチル)エーテル、ジヒドロキシジフェニルメタン、ビスフェノールA水素化物、及びビスフェノールAエトキシレートからなる群より選択される一種又は二種以上の化合物であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の軟質ポリウレタンフォーム製造用触媒組成物。
  4. トリエチレンジアミン誘導体(C)が、トリエチレンジアミン、2−ヒドロキシメチルトリエチレンジアミン、又はこれらの両方であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の軟質ポリウレタンフォーム製造用触媒組成物。
  5. ポリオールとイソシアネートとを、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の触媒組成物及び水の存在下で反応させることを特徴とする軟質ポリウレタンフォームの製造方法。
  6. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の触媒組成物の使用量が、ポリオール100重量部に対して、2〜20重量部の範囲であることを特徴とする請求項5記載の軟質ポリウレタンフォームの製造方法。
  7. 水の使用量が、ポリオール100重量部に対して、1〜30重量部であることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の軟質ポリウレタンフォームの製造方法。
  8. イソシアネートが芳香族イソシアネートであることを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれかに記載の軟質ポリウレタンフォームの製造方法。
  9. イソシアネートインデックスが50〜150の範囲であることを特徴とする請求項5乃至請求項8のいずれかに記載の軟質ポリウレタンフォームの製造方法。
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