JP2012130944A - 鍛造成形プレストランスファー装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】固定移送竿2と可動移送竿4の対向する内側には、複数の把持爪12a,14aを一定間隔で対向させて取着した一対の把持爪ユニット7,9が段付き肩部及びノックピンを介して着脱可能に取付けられ、可動移送竿4の内側に取付けられる把持爪ユニット9は、可動把持爪14aを僅かな範囲で進退移動可能に保持する複数のホルダ10と、ホルダ10が一定間隔で取着され可動移送竿4の内側に着脱可能に取付けられる長尺ベース6とを備え、可動移送竿4の外側には、可動把持爪14aと対応する位置に可動把持爪14a後端に当接した状態で押圧付勢するピストンロッド22aを備えたエアシリンダ20が取り付けられ、クランプ時における可動把持爪14aの押圧力を一定に保持する。
【選択図】図1
Description
前記ピックアンドプレース装置は、成形素材が打抜き成形されると可動金型を上昇させた後、旋回軸を回転且つアームを前進させて前記チャックを前記成形素材の直上に位置させる。
然る後、旋回軸の下降動作により前記成形素材が前記対象ワークに組み込まれると、前記チャックからワークの吸着を解除させたのち前記旋回軸を上昇し、初期位置に戻ることで一連のピックアンドプレース動作が完了するようになっている。
このため、多数の成形素材を多数の金型に同時に移送するには、一定間間隔で列設した成型工程の異なる多数の金型間を搬送装置で繋ぎ、前記搬送装置上に各金型で成型された成形素材をピックアンドプレース装置により同時に移載して、次の工程を行う金型に順次搬送する移送方式が採られる。
前記トランスファー装置は、搬送方向両側に配置した一対の対向する移送竿の内側に複数の金型間の間隔(ピッチ)に合わせて一対の対向する把持爪を複数組取付けたもので、前記一対の移送竿を駆動源の作用によりクランプ、リフト、アドバンス動作を繰り返し行いつつ、前記成形素材を次の工程である金型間で順次間欠移送するものである。
前記両移送竿の対向する内側には、前記複数の把持爪を一定間隔で対向するように取着した一対の把持爪ユニットが位置決め手段を介して着脱可能に取付けられ、少なくとも、前記可動移送竿の内側に取付けられる把持爪ユニットは、可動把持爪を僅かな範囲で進退移動可能に保持する複数のホルダと、該ホルダを一定間隔で取着し前記可動移送竿の内側に着脱可能に取付けられる長尺ベースとを備えて成り、前記可動移送竿の外側には、前記把持爪ユニットの可動把持爪と夫々対応する位置に前記可動把持爪の後端に当接した状態で押圧付勢する作動部を備えた空圧押圧手段が設けられて、クランプ時における可動把持爪の押圧力を一定に保持することを特徴とする。
かかる構成によれば、可動把持爪の後端がピストンロッド(作動部)により圧縮空気圧で常時押圧付勢されており、空気は圧縮性を有する流体であるからバネ方式に比しクランプ力を一定に保持することができるので、成形素材のミスフィードを低減することができる。
かかる構成によれば、前記把持爪ユニットは、可動移送竿の内側に取付ける際に前記長尺ベースの段付き肩部を前記可動移送竿の内側上端縁部に掛止して縦方向の位置決めを行うと共に、ノックピンにより長手方向の位置決めを行うことができるので、段取り時における再組み付け時に正確に位置決めすることができ、且つ容易に把持爪ユニットを取付けることができる。
かかる構成によれば、成形素材を把持する際に可動把持爪の移動量を検出することで把持姿勢が変化したミスチャックの確認を自動的に行うことができる。
また、可動移送竿の内側に取付けられる把持爪ユニットは、前記可動移送竿の内側に位置決め手段を介して着脱可能に取付けられるようになっている。従って、段取り替え時には、把持爪ユニット単位で交換することができるため複数の可動把持爪の交換作業が容易化され、作業時間を短縮することができる。
本実施形態では、鍛造成形プレスで成形される成形素材は精密鍛造品なので、正確に金型内部に装着する必要があり各金型に対する移送時の位置決め精度が要求される。
また前記可動移送竿4は、コ字型断面を呈する所定長さの成形部材であって搬送方向の他方側に配置され、クランプ動作(左右方向の動作)の一方を移動可能に構成しており、作業者側から見て手前側(図中の下方)に配置されている。また、成形部材のクランプ位置は後述するスペーサにより微調整が行われるようになっている。
また前記長尺ベース5は、図1〜図3に示すように前記固定移送竿2の内側上端縁部に掛止すべく、取付け面上端縁に突設した段付き肩部5aと、長手方向の位置決めを行うノックピン(不図示)とから構成されている。
而して、前記各把持爪12a,12b,12c,12dは、前記ホルダ8に形成された嵌合溝8a内にスペーサ28を介して挿嵌保持されるアダプタ13と、該アダプタ13の先端から突設した舌片13a上に高さ調整用のスペーサ30を介して取付けられ先端にV型の把持溝が形成されたジョー15とから構成されている。
前記長尺ベース6は、図1〜図3に示すように取付け面上端縁部に掛止すべく、取付け面上端縁に突設した段付き肩部6aと、長手方向の位置決めを行うノックピン(不図示)とから構成されている。
前記把持爪ユニット9には、一定間隔で複数のホルダ10が取着されており、前記各ホルダ10には、それぞれ形状の異なる可動把持爪14a,14b,14c,14dが搬送方向の中心に向けて移動可能に保持されている。
前記各ホルダ10には、後端面のボス10cに形成される大径段付き孔10dと嵌合溝10aの後部壁面側に挿通する小径孔10bが同一軸線上に連通するように形成されており、前記大径段付き孔10dには、後端側から挿通した軸部材16後端のフランジ16aが挿嵌されると共に前記小径孔10bには前記軸部材16先端側の小径軸部が挿通保持されている。
前記軸部材16は、小径軸部が挿通した状態で小径孔10bに保持されており、先端に形成される段付き嵌合部16bは、前記アダプタ17後端面の段付き嵌合穴に嵌合可能となっており、該段付き嵌合穴に段付き嵌合部16bを嵌合した状態で後方から挿通したボルト40を介して前記アダプタ17に締結されている。
前記ピストンロッド22aは、エアシリンダ20に供給される圧縮空気圧により前方に突出状態で付勢されており、前記挿通孔4aを挿通したピストンロッド22aの先端は、ホルダ10内で進退移動可能に保持されている軸部材16の後端面に当接している。
また、上記エアシリンダ20内のピストンロッド22aに対し後端側にロッド22bが延出しており、前記エアシリンダ20の後端には前記ロッド22bの後端を検出する例えば近接スイッチ等の検出器24が配置されている。
図4は、空圧押圧手段に対応して把持爪ユニット9に取付けられるホルダ10と該ホルダ10に進退移動可能に保持される可動把持爪14aの分解組立斜視図である。尚、ここでは、固定側の把持爪の組立手順については、可動把持爪と略同一組立手順となるので説明を省略する。
図4において、可動把持爪14aは、金型の初工程における可動把持爪を示しており、前記可動把持爪14aは、アダプタ17の先端から突設した舌片17aの先端上面にスペーサ32を介してジョー19が取付けられている。
これにより、軸部材16が取着された前記可動把持爪14aは、小径孔10bに挿通保持された軸部材16により保持された状態にあり、軸部材16後端のフランジ16aが大径段付き孔10dの段付き部に当接する範囲で小径孔10bに進退移動自在に保持される。
また、前記可動移送竿4の内側に取付けられる把持爪ユニット9は、前記可動移送竿4の内側に段付き肩部6aを介して着脱可能に取付けられるようになっている。これにより、可動把持爪14a,14b,14c,14dの段取り替え時には、把持爪ユニット単位で交換することができるので、前記複数の可動把持爪の交換作業が容易化され、作業時間を短縮することができる。
なお、可動把持爪の後端を押圧付勢する空圧押圧手段としては、エアシリンダ20以外にもエアダンパーやエアークッションまたは空気ばねなどが挙げられる。
2 固定移送竿
4 可動移送竿
5,6 長尺ベース
6a 段付き肩部(位置決め手段)
7,9 把持爪ユニット
8,10 ホルダ
12a,12b,12c,12d 固定側の把持爪
14a,14b,14c,14d 可動把持爪
20 エアシリンダ(空圧押圧手段)
22a ピストンロッド(作動部)
22b 後端側ロッド
24 検出器
W1,W2,W3,W4 ワーク(成形素材)
Claims (4)
- 鍛造プレス成形加工を行う複数の金型に成形素材を間欠移送すべく、搬送方向両側に固定移送竿と該固定移送竿に対しクランプ動作を行う可動移送竿とを配設し、該固定移送竿と可動移送竿とからなる一対の移送竿の対向する内側に複数の把持爪を一定間隔で配置した鍛造成形プレストランスファー装置において、
前記両移送竿の対向する内側には、前記複数の把持爪を一定間隔で対向するように取着した一対の把持爪ユニットが位置決め手段を介して着脱可能に取付けられ、
少なくとも、前記可動移送竿の内側に取付けられる把持爪ユニットは、可動把持爪を僅かな範囲で進退移動可能に保持する複数のホルダと、該ホルダを一定間隔で取着し前記可動移送竿の内側に着脱可能に取付けられる長尺ベースとを備えて成り、
前記可動移送竿の外側には、前記把持爪ユニットの可動把持爪と夫々対応する位置に前記可動把持爪の後端に当接した状態で押圧付勢する作動部を備えた空圧押圧手段が設けられて、クランプ時における可動把持爪の押圧力を一定に保持することを特徴とする鍛造成形プレストランスファー装置。 - 前記空圧押圧手段は、エアシリンダと前記可動把持爪の後端を圧縮空気圧で常時押圧付勢する作動部となるピストンロッドから構成され、成形素材のクランプ時に生ずる反力を一定圧で保持することを特徴とする請求項1に記載の鍛造成形プレストランスファー装置。
- 前記把持爪ユニットの位置決め手段は、前記可動移送竿の内側に取付けられる前記長尺ベースの取付け面上端縁にあって、前記可動移送竿の内側上端縁部に掛止可能に突設した段付き肩部と、長手方向の位置決めを行うノックピンとから構成されることを特徴とする請求項1に記載の鍛造成形プレストランスファー装置。
- 前記エアシリンダ内のピストンロッドに対し後端側にロッドを延出し、前記エアシリンダの後端に前記ロッド後端の移動量を検出する検出器を配置したことを特徴とする請求項2に記載の鍛造成形プレストランスファー装置。
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