JP2012130587A - 放熱型温調シート - Google Patents
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Abstract
【課題】シート冷却・暖めが面で可能になり、即効性に優れ、そして、そのシート冷却・暖めがブロアで可能になって重量が削減され、そして、コストが低減されるところの放熱型温調シートを提供する。
【解決手段】 パッド座面12に適宜の間隔で開口される複数の通気口13を有し、そして、クッション・フレームに組み付けられるクッション・パッド11と、適宜の厚さでシート状あるいは板状に形成され、そして、そのクッション・パッド11のそのパッド座面12に重ねられてその複数の通気口13を蓋する放熱材14と、それらに被せられてそのクッション・フレームに固定される表皮15とを含む
【選択図】図1
【解決手段】 パッド座面12に適宜の間隔で開口される複数の通気口13を有し、そして、クッション・フレームに組み付けられるクッション・パッド11と、適宜の厚さでシート状あるいは板状に形成され、そして、そのクッション・パッド11のそのパッド座面12に重ねられてその複数の通気口13を蓋する放熱材14と、それらに被せられてそのクッション・フレームに固定される表皮15とを含む
【選択図】図1
Description
この発明は、自動車シートに用いる放熱型温調シートに関し、詳細には、寒冷時や真夏時に応じて自動車に乗車直後にシートを即効的に暖め、また、放熱させ、表皮を暖め、また、冷却させてでん部や腰部を暖めそして、冷却できて快適性を向上可能にするところの放熱型温調シートに関する。
自動車シートでは、ヒータを直接組み込んで寒冷時に自動車に乗用直後の即熱効果ででん部と腰部を暖房する方法が採られ、また、真夏時には送風システムによってでん部を冷却する方法が採られているので、シートの暖房・冷却には2種のユニットが必要でヒータを組み込んだ部位や通気穴のある部位のみ作用して効率が悪い。
この発明の課題は、シート冷却・暖めが面で可能になり、即効性に優れ、そして、そのシート冷却・暖めがブロアで可能になって重量が削減され、そして、コストが低減されるところの放熱型温調シートを提供する。
この発明の放熱型温調シートは、パッド座面に適宜の間隔で開口される複数の通気口を有し、そして、クッション・フレームに組み付けられるクッション・パッドと、適宜の厚さでシート状あるいは板状に形成され、そして、そのクッション・パッドのそのパッド座面に重ねられてその複数の通気口を蓋する放熱材と、それらに被せられてそのクッション・フレームに固定される表皮とを含む。
この発明の放熱型温調シートでは、クッション・パッドがパッド座面に複数の通気口を適宜の間隔で端から端に伸ばして開口し、そして、放熱材がそのクッション・パッドのそのパッド座面に重ねられてその複数の通気口を蓋する構造を採るので、シート冷却・暖めが面で可能になって即効性に優れ、そして、そのシート冷却・暖めがブロアで可能になり、重量が削減されてコストが低減され、そして、それに伴って、シート冷却・暖めが経済的に可能になる。
この発明の放熱型温調シートは、パッド座面に適宜の間隔で開口される複数の通気口を有し、そして、クッション・フレームに組み付けられるクッション・パッドと、適宜の厚さでシート状あるいは板状に形成され、そして、そのクッション・パッドのそのパッド座面に重ねられてその複数の通気口を蓋する放熱材と、それらに被せられてそのクッション・フレームに固定される表皮とを含む。
また、この発明の放熱型温調シートでは、その複数の通気口が、そのパッド座面に適宜
の間隔で端から端に伸びて開口される溝に形成されるのが望ましく、そして、その放熱材が、熱伝導性充填材を配合した樹脂材料、すなわち、高熱伝導性樹脂材料からなる。
の間隔で端から端に伸びて開口される溝に形成されるのが望ましく、そして、その放熱材が、熱伝導性充填材を配合した樹脂材料、すなわち、高熱伝導性樹脂材料からなる。
以下、特定されて図示された具体例に基づいて、この発明の放熱型温調シートを説明するに、図1ないし図3は、乗用車のドライバー・シートに活用されるところのこの発明の放熱型温調シートの具体例10を示し、詳細には、その放熱型温調シートのシート・クッション10を示し、そして、このシート・クッション10では、クッション・パッド11が、パッド座面12に多数の通気口13を適宜の間隔で開口させる形状に樹脂から発泡成形され、そして、クッション・フレーム(図示せず)に組み付けられ、また、放熱材14が、適宜の厚さのシート状でそのパッド座面12の大きさに切断され、そして、そのクッション・パッド11のそのパッド座面12に重ねられてその多数の通気口13を蓋し、さらに、表皮15がそれら11および14に被せられてそのクッション・フレームに固定され、またさらに、ブロア(図示せず)が、そのシート・クッション10内に埋め込まれてそのクッション・パッド11のその多数の通気口13に送風可能にしている。勿論、このシート・クッション10は、そのクッション・フレームにシート・トラック(図示せず)およびシート・リフター(図示せず)を組み付けてそのシート・トラックでその乗用車のフロアに据え付けられ、そして、そのシート・トラックで前後調整可能にされ、また、そのシート・リフターで高さ調整可能にされる。
そのクッション・パッド11では、その多数の通気口13がそのパッド座面12に左右方向に適宜の間隔で前端から後端に伸びて開口された溝に形成された。
その放熱材14は、熱伝導性充填材を配合して適宜の厚さでシート状、板状などに形成された樹脂材料、この場合、樹脂に熱伝導性無機充填材を配合した高熱伝導性樹脂シートでその樹脂シートからパッド座面12の大きさに切断して使用された。
この高熱伝導性樹脂シート14は、高熱伝導性に優れ、強度、耐久性、密着性にも優れた弾性シートでそのクッション・パッド11のそのパッド座面12にもその表皮15にも自己接着される。
この高熱伝導性樹脂シート14は、高熱伝導性に優れ、強度、耐久性、密着性にも優れた弾性シートでそのクッション・パッド11のそのパッド座面12にもその表皮15にも自己接着される。
したがって、このドライバー・シートのそのシート・クッション10では、真夏時、ドライバーがその乗用車に乗用直後にエンジンを始動し、空気調和装置のスイッチを入れてその空気調和装置を冷房運転にし、そして、そのブロアのスイッチを入れてそのブロアを回すと、冷風がその多数の通気口13に流れるので、熱aが図2に示されたようにそのドライバーからその表皮15に加わるがその放熱材14が全面でその表皮15の熱bを吸収してその吸収した熱cがその多数の通気口13に放出され、そのようにしてその表皮15が冷却され、そして、座り心地が快適になる。
また、寒冷時、そのドライバーはその乗用車に乗車直後にエンジンを始動し、その空気調和装置のスイッチを入れてその空気調和装置を暖房運転にし、そして、そのブロアのスイッチを入れてそのブロアを回すと、温風がその多数の通気口13に流れるので、その放熱材14が温風の熱dを吸収して全面でその吸収した熱eをその表皮15に伝導してその表皮15が暖められ、そして、その伝導した熱fがそのドライバーに放出され、そのようにしてその表皮15が暖められ、そして、座り心地が快適になる。
また、その空気調和装置が運転されない場合でもそのブロアを回してその多数の通気口13に通風するだけでその表皮15が自身の温度に応じて冷却され、また、暖められる。
そのように、このシート・クッション10では、そのクッション・パッド11がそのパッド座面12に多数の通気口13を左右方向に適宜の間隔を置いて前端から後端に伸びて
開口し、そして、その放熱材14がそのクッション・パッド11のそのパッド座面12に重ねられてその多数の通気口13を蓋する構造を採るので、シート冷却・暖めがそのブロアで可能になり、重量が削減されてコストが低減され、そしてそれに伴って、シート冷却・暖めが経済的に可能になった。
開口し、そして、その放熱材14がそのクッション・パッド11のそのパッド座面12に重ねられてその多数の通気口13を蓋する構造を採るので、シート冷却・暖めがそのブロアで可能になり、重量が削減されてコストが低減され、そしてそれに伴って、シート冷却・暖めが経済的に可能になった。
先に図面を参照して説明されたところのこの発明の特定された具体例から明らかであるように、この発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(nature)および本質(substance)に由来し、そして、それらを内在させると客観的に認められる別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容は、その発明の課題に相応し(be commensurate with)、そして、その発明の成立に必須である。
上述から理解されるように、この発明の放熱型温調シートは、パッド座面に適宜の間隔で開口される複数の通気口を有し、そして、クッション・フレームに組み付けられるクッション・パッドと、適宜の厚さでシート状あるいは板状に形成され、そして、そのクッション・パッドのそのパッド座面に重ねられてその複数の通気口を蓋する放熱材と、それらに被せられてそのクッション・フレームに固定される表皮とを含むので、この発明の放熱型温調シートでは、シート冷却・暖めが面で可能になって即効性に優れ、そして、そのシート冷却・暖めがブロアで可能になり、重量が削減されてコストが低減され、そしてそれに伴って、シート冷却・暖めが経済的に可能になり、その結果、自動車シートにとって非常に有用で実用的である。
10 放熱型温調シート/シート・クッション
11 クッション・パッド
12 パッド座面
13 通気口
14 放熱材
15 表皮
11 クッション・パッド
12 パッド座面
13 通気口
14 放熱材
15 表皮
Claims (3)
- パッド座面に適宜の間隔で開口される複数の通気口を有し、そして、クッション・フレームに組み付けられるクッション・パッドと、適宜の厚さでシート状あるいは板状に形成され、そして、そのクッション・パッドのそのパッド座面に重ねられてその複数の通気口を蓋する放熱材と、それらに被せられてそのクッション・フレームに固定される表皮とを含む放熱型温調シート。
- その複数の通気口が、そのパッド座面に適宜の間隔で端から端に伸びて開口される溝に形成される請求項1に記載の放熱型温調シート。
- その放熱材が、高熱伝導性樹脂材料からなる請求項1および2の何れかに記載の放熱型温調シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010286780A JP2012130587A (ja) | 2010-12-23 | 2010-12-23 | 放熱型温調シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010286780A JP2012130587A (ja) | 2010-12-23 | 2010-12-23 | 放熱型温調シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012130587A true JP2012130587A (ja) | 2012-07-12 |
Family
ID=46646920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010286780A Pending JP2012130587A (ja) | 2010-12-23 | 2010-12-23 | 放熱型温調シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012130587A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017065601A (ja) * | 2015-10-01 | 2017-04-06 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シート |
CN115432091A (zh) * | 2022-09-07 | 2022-12-06 | 江苏豪派车业科技有限公司 | 一种多功能智能感温型电动车后座 |
-
2010
- 2010-12-23 JP JP2010286780A patent/JP2012130587A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017065601A (ja) * | 2015-10-01 | 2017-04-06 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シート |
CN115432091A (zh) * | 2022-09-07 | 2022-12-06 | 江苏豪派车业科技有限公司 | 一种多功能智能感温型电动车后座 |
CN115432091B (zh) * | 2022-09-07 | 2024-05-24 | 江苏豪派车业科技有限公司 | 一种多功能智能感温型电动车后座 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
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