JP2012130380A - 集塵容器及びそれを用いた電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】集塵容器の気密性を確実に保持することができるとともに、集塵容器の部品点数を削減することができ、集塵容器の生産コストを低減することができる集塵容器、及びそれを備えた電気掃除機の提供。
【解決手段】塵埃が流入する流入口を有する集塵容器本体と、集塵容器本体の後部を開閉自在に覆う蓋体と、蓋体の上流側に配置されており、塵埃を捕集するフィルター部と、を備え、蓋体とフィルター部との間には、蓋体とフィルター部との間の気密性を保持するシール部材が設けられており、集塵容器本体は、蓋体が集塵容器本体の後部を閉塞した状態において、シール部材に当接する集塵容器、及びそれを備えた電気掃除機。
【選択図】図5

Description

本発明は、電気掃除機に関し、特に、電気掃除機に使用される集塵容器に関する。
従来、電気掃除機の集塵容器においては、集塵容器本体と、集塵容器本体の後部の開口部を覆う蓋体と、を備え、蓋体は、粗塵を捕集するフィルターテクスチャーと、フィルターテクスチャーの下流側に配置されており、細塵を捕集するフィルターを有するダストボックスカバーと、から構成されており、蓋体には、蓋体を閉じた状態において、集塵容器本体とフィルターテクスチャーとの気密性を保持する第1のパッキンと、フィルターテクスチャーとダストボックスカバーとの気密性を保持する第2のパッキンとが設けられた構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
すなわち、図14に示すように、従来の電気掃除機の集塵容器101は、前部に塵埃が流入する流入口(図示せず)を有し、後部に開口部(図示せず)を有する集塵容器本体102と、集塵容器本体102の後部の開口部(図示せず)を覆う蓋体103と、から構成されている。蓋体103は、粗塵を捕集するフィルターテクスチャー104と、フィルターテクスチャー104の下流側に設けられており、細塵を捕集するフィルター105を有するダストボックスカバー106と、フィルターテクスチャー104の外周に設けられた第1のパッキン107と、ダストボックスカバー106の後部に設けられた第2のパッキン108とから構成されている。そして、集塵容器101は、蓋体103を閉じた状態において、集塵容器本体102がフィルターテクスチャー104の外周に設けた第1のパッキン107に当接することで、集塵容器本体102とフィルターテクスチャー104との間の気密性が保持されるとともに、フィルターテクスチャー104がダストボックスカバー106の後部に設けられた第2のパッキン108に当接することで、フィルターテクスチャー104とダストボックスカバー106との間の気密性が保持され、集塵容器101の気密性が保持されるように構成されている。
特開2005−237860号公報
しかしながら、上記従来の電気掃除機の集塵容器においては、集塵容器の生産コストを低減するという観点からは未だ改善の余地があった。
すなわち、上記従来の電気掃除機の集塵容器においては、蓋体を閉じた状態において、集塵容器本体が第1のパッキンに当接することで、集塵容器本体とフィルターテクスチャーとの間の気密性が保持されるとともに、フィルターテクスチャーが第2のパッキンに当接することで、フィルターテクスチャーとダストボックスカバーとの間の気密性が保持され、集塵容器の気密性が保持されるように構成されているため、集塵容器の気密性を保持するために第1のパッキンと第2のパッキンとの2つのパッキンが必要であり、集塵容器の部品点数が増加してしまい、集塵容器の生産コストが増加してしまう場合があった。
本発明は上記従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、集塵容器の気密性を確実に保持することができるとともに、集塵容器の部品点数を削減することができ、集塵容器の生産コストを低減することができる集塵容器及びそれを備えた電気掃除機を提供す
ることを目的とする。
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明は、塵埃が流入する流入口を有する集塵容器本体と、集塵容器本体の後部を開閉自在に覆う蓋体と、蓋体の上流側に配置されており、塵埃を捕集するフィルター部と、を備え、蓋体とフィルター部との間には、蓋体とフィルター部との間の気密性を保持するシール部材が設けられており、集塵容器本体は、蓋体が集塵容器本体の後部を閉塞した状態において、シール部材に当接する集塵容器を提供する。
上述のように、本発明の集塵容器は、蓋体とフィルター部との間に、蓋体とフィルター部との間の気密性を保持するシール部材を配置し、集塵容器本体の後部が蓋体によって閉塞された状態において、集塵容器本体がシール部材に当接するように構成したものである。
その結果、本発明の集塵容器によれば、蓋体とフィルター部との間に配置されたシール部材によって、蓋体とフィルター部との間の気密性、及び、集塵容器本体と蓋体との間の気密性を保持することができるため、蓋体とフィルター部との間に配置されたシール部材のみで集塵容器の気密性を確実に保持することができるとともに、集塵容器の部品点数を削減することができ、集塵容器の生産コストを低減することができる。
本発明の集塵容器によれば、集塵容器の気密性を確実に保持することができるとともに、集塵容器の部品点数を削減することができ、集塵容器の生産コストを低減することができるようになる。
本発明の集塵容器の実施の形態1を備えた電気掃除機の全体斜視図 本発明の集塵容器の実施の形態1を備えた掃除機本体の全体斜視図 本発明の集塵容器の実施の形態1を備えた掃除機本体の断面図 本発明の集塵容器の実施の形態1を示す外観斜視図 本発明の集塵容器の実施の形態1を示す断面図 本発明の集塵容器の実施の形態1における電気掃除機の非運転時の要部拡大断面図 本発明の集塵容器の実施の形態1における電気掃除機の運転時の要部拡大断面図 本発明の集塵容器の実施の形態2における蓋体及びフィルター部の横断面図 本発明の集塵容器の実施の形態2における蓋体及びフィルター部の要部拡大断面図 本発明の集塵容器の実施の形態2におけるゴミ捨て操作を示す斜視図 本発明の集塵容器の実施の形態3におけるフィルター部の掃除時の断面図 本発明の集塵容器の実施の形態3におけるフィルター部の掃除時の要部拡大断面図 本発明の集塵容器の実施の形態3におけるフィルター部の掃除時の斜視図 従来の電気掃除機の集塵容器を示す断面図
第1の発明は、塵埃が流入する流入口を有する集塵容器本体と、集塵容器本体の後部を開閉自在に覆う蓋体と、蓋体の上流側に配置されており、塵埃を捕集するフィルター部と、を備え、蓋体とフィルター部との間には、蓋体とフィルター部との間の気密性を保持す
るシール部材が設けられており、集塵容器本体は、蓋体が集塵容器本体の後部を閉塞した状態において、シール部材に当接する集塵容器としたものである。
これにより、蓋体とフィルター部との間に配置されたシール部材によって、蓋体とフィルター部との間の気密性、及び、集塵容器本体と蓋体との間の気密性を保持することができるため、蓋体とフィルター部との間に配置されたシール部材のみで集塵容器の気密性を確実に保持することができるとともに、集塵容器の部品点数を削減することができ、集塵容器の生産コストを低減することができる。
第2の発明は、特に第1の発明において、フィルター部のシール部材と当接する位置には、フィルター部からシール部材側に向かって延びる当接リブが設けられている構成としたものである。
これにより、フィルター部に設けられた当接リブによって、フィルター部とシール部材との密着性を向上させることができ、フィルター部とシール部材との間から塵埃が漏れることを十分に防止することができるため、集塵容器の気密性を確実に保持することができるとともに、集塵容器の信頼性を向上させることができる。
第3の発明は、特に第1または第2の発明において、蓋体が集塵容器本体の後部を閉塞した状態において、集塵容器本体と蓋体との間には隙間が形成されている構成としたものである。
これにより、集塵容器本体とシール部材との圧接量を増加させ、集塵容器本体とシール部材との密着性を向上させることができ、集塵容器本体と蓋体との間から塵埃が漏れることを十分に防止することができるため、集塵容器本体とシール部材との間の気密性を確実に保持することができるとともに、集塵容器の信頼性を向上させることができる。
第4の発明は、特に第1〜第3の発明において、フィルター部は、粗塵を捕集する一次フィルター部と、前記一次フィルター部の下流側に配置されており、細塵を捕集する二次フィルター部と、から構成されているものである。
これにより、一次フィルター部で粗塵が捕集され、二次フィルター部で細塵が捕集されるため、粗塵によって二次フィルター部が目詰まりすることを十分に防止することができるため、より多くの塵埃を確実に捕集することができ、集塵容器の利便性を向上させることができる。
第5の発明は、特に第4の発明において、一次フィルター部の上面は、上流側に向かって下方に傾斜している構成としたものである。
これにより、使用者が一次フィルター部を掃除した際に、一次フィルター部の上面及び内面に付着した塵埃が落ちやすくなり、集塵容器の利便性を向上させることができる。
第6の発明は、特に第4または第5の発明において、一次フィルター部には、嵌合凹部が設けられており、二次フィルター部の嵌合凹部に対応する位置には、嵌合凹部と嵌合する嵌合凸部が設けられており、一次フィルター部は、嵌合凹部と嵌合凸部とが嵌合することで二次フィルター部に保持される構成としたものである。
これにより、一次フィルター部を二次フィルター部に確実に保持させることができ、集塵容器の利便性を向上させることができる。
第7の発明は、特に第4〜第6の発明において、一次フィルター部の上面には、筋状突起部が設けられている構成としたものである。
これにより、使用者が集塵容器内に蓄積された塵埃を捨てた後、一次フィルター部及び二次フィルター部を掃除する際に、使用者が塵埃の付着した一次フィルター部に触る部分を最小限にとどめることができるため、集塵容器の使用性を向上させることができる。
第8の発明は、特に第4〜第7の発明において、一次フィルター部は、二次フィルター部に回動自在に軸支されている構成としたものである。
これにより、使用者が一次フィルター部を二次フィルター部から容易に取り外すことができるとともに、一次フィルター部及び二次フィルター部を容易に掃除することができるため、集塵容器の使用性を向上させることができる。
第9の発明は、特に第8の発明において、一次フィルター部の上流側の面には、一次フィルター部を回動させた際に、蓋体と当接するとともに、一次フィルター部を回動状態で保持する当接突起部が設けられている構成としたものである。
これにより、一次フィルター部を回動させた状態で保持することができるため、一次フィルター部及び二次フィルター部を容易に掃除することができるため、集塵容器の使用性を向上させることができる。
第10の発明は、吸引風を発生させる電動送風機を内蔵する掃除機本体と、請求項1〜9のうちの何れか1項に記載の集塵容器と、を有する電気掃除機としたものである。
これにより、集塵容器の気密性を確実に保持することができるとともに、集塵容器の部品点数を削減することができ、集塵容器の生産コストを低減することができるため、電気掃除機の気密性を確実に保持することができるとともに、電気掃除機の生産コストを削減することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の集塵容器の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同一または相当する部分に同一符号を付し、重複する説明は省略する。
(実施の形態1)
本発明の集塵容器の実施の形態1について、図1〜図7を用いて説明する。
図1は、本発明の集塵容器の実施の形態1を備えた電気掃除機の全体斜視図である。また、図2は、本発明の集塵容器の実施の形態1を備えた掃除機本体の全体斜視図である。さらに、図3は、本発明の集塵容器の実施の形態1を備えた掃除機本体の断面図である。また、図4は、本発明の集塵容器の実施の形態1を示す外観斜視図である。さらに、図5は、本発明の集塵容器の実施の形態1を示す断面図である。また、図6は、本発明の集塵容器の実施の形態1における電気掃除機の非運転時の要部拡大断面図である。さらに、図7は、本発明の集塵容器の実施の形態1における電気掃除機の運転時の要部拡大断面図である。
図1に示すように、電気掃除機100は、主として、吸引風を発生させる電動送風機15(図2及び図3参照)を内蔵する掃除機本体1と、被清掃面の塵埃を吸引する吸込具2と、一端が吸込具2に着脱自在に接続される伸縮自在あるいは継ぎ自在の延長管3と、一端が延長管3の他端に接続され、他端が掃除機本体1の前部に設けられた吸引口1aに着
脱自在に接続されるホース4と、から構成されている。
ホース4の掃除機本体1側の端部には、掃除機本体1の吸引口1aに着脱自在に接続される接続管5が設けられている。また、ホース4の延長管3側の端部には、電気掃除機100を使用する際に使用者が保持する把手部(図示せず)を有する手元パイプ7が設けられており、ホース4は、手元パイプ7を介して延長管3と着脱自在に接続されている。
図2及び図3に示すように、掃除機本体1は、主として、掃除機本体1の下面を構成する本体下ケース8と、後述する電動送風機室16の上面を形成する本体上ケース9と、後述する集塵室20の上面を覆う本体蓋部10と、から構成されており、本体蓋部10は本体上ケース9に回動自在に取り付けられている。また、本体蓋部10の前部には、本体蓋部10を開閉操作する取っ手部10aが設けられている。
掃除機本体1の後方の両側面には、走行用の車輪11が配置されている。また、掃除機本体1の下面の前方には、走行用のキャスター(図示せず)が配置されている。この車輪11及びキャスター(図示せず)は、それぞれ本体下ケース8に回動自在に取り付けられている。
掃除機本体1の後部には、電気掃除機100を使用する際に、商用電源に接続される電源コード12を有するコードリール(図示せず)が内蔵されている。また、掃除機本体1の上部には、使用者が掃除機本体1を持ち運ぶ際に保持する本体ハンドル13が設けられており、本体ハンドル13は本体上ケース9に固定されている。さらに、本体ハンドル13には、電源コード12を巻き取る際に使用者によって操作される巻取りボタン14が配置されている。
図3に示すように、掃除機本体1の後部には、吸引風を発生させる電動送風機15を内蔵する電動送風機室16が設けられており、電動送風機15の排気風は、電動送風機15に設けられた排出口15aから電動送風機15の外部、すなわち、電動送風機室16内へと排出され、掃除機本体1の後部に設けられた排気口1bから掃除機本体1の外部へと排気されるように構成されている。また、電動送風機15の前部及び後部には、それぞれモーターサポートマエ17及びモーターサポートウシロ18が設けられており、電動送風機15は、モーターサポートマエ17及びモーターサポートウシロ18が本体下ケース8及び本体上ケース9で保持されることで、電動送風機室16内に保持固定されている。
掃除機本体1の前部には、電動送風機15で発生された吸引風によって吸引された塵埃を捕集する集塵容器19が着脱自在に収納される集塵室20が配置されている。集塵室20と電動送風機室16とは、本体下ケース8に設けられた隔壁1cによって分離されている。また、隔壁1cには、集塵室20と電動送風機室16とを連通する連通口(図示せず)が設けられている。さらに、隔壁1cに設けられた通気口(図示せず)の外周には、集塵容器19の後部と隔壁1cとの間をエアタイト(気密性保持)させるパッキン21が設けられており、このパッキン21によって、集塵容器19から排出された吸引風が電動送風機室16に至るまでの通風路1dが集塵室20とは分離して形成されている。
集塵室20の上部には、集塵容器19内の塵埃の廃棄時期を使用者に報知する集塵量表示装置22が配置されており、この集塵量表示装置22は、集塵室20の上面を開閉自在に覆う本体蓋部10にネジ等で取り付けられている。集塵量表示装置22は、透明材料で形成されるとともに、一端に集塵室20と連通する連通口23aを有する指針筒本体23と、指針筒本体23の他端に設けられた指針弁24と、を有する指針筒25と、指針筒本体23内に配置され、電動送風機15で発生された負圧と大気圧との差圧で変位する指針26と、指針筒本体23内に配置され、指針26を指針筒25の大気圧側に付勢する指針
バネ27と、から構成されている。また、指針弁24には、パッキン21によって形成された通風路1dと指針筒本体23の内部とを連通する連通通路24aが形成されている。さらに、指針筒本体23には、使用者が指針26の動作時に指針26の動作を視認することができる窓部28が設けられている。また、本体蓋部10の窓部28に対応する位置には、窓穴部29が設けられており、指針26の動作時に、使用者が指針26の動作を視認できるように構成されている。
このような構成において、電動送風機15の運転が開始され、電動送風機15によって吸引風が発生されると、集塵量表示装置22の連通口23a側に大気圧がかかるとともに、集塵量表示装置22の指針弁24側に負圧がかかる。そして、集塵量表示装置22は、集塵容器19内に堆積した塵埃の量が増大し一定量以上になると、集塵量表示装置22の指針弁24側にかかる負圧と集塵量表示装置22の連通口23a側にかかる大気圧との差圧が指針バネ27の付勢力より大きくなり、指針26が指針弁24側へと移動し、窓部28の下方で停止することで、使用者に集塵容器19内の塵埃の排気時期を報知するように構成されている。
図4及び図5に示すように、集塵容器19は、前部に掃除機本体1の吸引口1aと連通し塵埃が流入する流入口30aを有するとともに、後部に開口部30b(図10参照)を有する集塵容器本体30と、集塵容器本体30の後部に設けられた開口部30bを開閉自在に覆う蓋体31と、蓋体31の上流側、すなわち、蓋体31の集塵容器本体30側に配置され、塵埃を捕集するフィルター部32と、から構成されており、フィルター部32は、蓋体31にネジ等で取り付けられている。また、蓋体31は、集塵容器本体30の下面の後部に設けられた第1の軸受け部33に、蓋体31の下面に設けられた第1の軸部34を軸支することで、集塵容器本体30に回動自在に取り付けられる。
フィルター部32は、粗塵を捕集する一次フィルター部35と、一次フィルター部35の下流側、すなわち、一次フィルター部35の蓋体31側に配置され、細塵を捕集する二次フィルター部36と、から構成されており、一次フィルター部35は二次フィルター部36の外周を覆うように配置されている。一次フィルター部35は、粗塵を捕集するメッシュ状もしくは多孔質状に形成された一次フィルター37(図8及び図10参照)と、一次フィルター37を保持する一次フィルター枠体38と、から構成されている。また、二次フィルター部36は、細塵を捕集するプリーツ加工された二次フィルター39と、二次フィルター39を保持する二次フィルター枠体40と、から構成されている。
図5〜図7に示すように、蓋体31とフィルター部32との間、すなわち、蓋体31と二次フィルター部36の二次フィルター枠体40との間には、蓋体31とフィルター部32との間の気密性を保持する棒状の軟質材で形成されたシール部材41が配置されている。また、二次フィルター部36の二次フィルター枠体40のシール部材41と当接する位置には、二次フィルター枠体40からシール部材41側に向かって延びる当接リブ42が設けられている。さらに、集塵容器本体30の蓋体31側には、蓋体31によって集塵容器本体30の後部に設けられた開口部30bが閉塞された状態において、シール部材41に当接するタイトリブ43が集塵容器本体30から蓋体31側に向かって延設されている。また、図5に示すように、蓋体31が集塵容器本体30の後部に設けられた開口部30bを閉塞した状態で、かつ、電気掃除機100の非運転状態において、集塵容器本体30と蓋体31との間には、隙間Tが形成されるように構成されている。
また、図4に示すように、集塵容器本体30の側面には、一端に使用者が一次フィルター部35及び二次フィルター部36に付着した塵埃を掃除する際に保持する保持部(図示せず)を有し、他端に一次フィルター部35及び二次フィルター部36に付着した塵埃を除去するブラシ体(図示せず)を有する掃除用ブラシ44が、集塵容器本体30に着脱自
在に取り付けられている。
以上のように構成された集塵容器について、以下、その動作、作用を説明する。
図1及び図2に示すように、使用者により電気掃除機100の運転が開始されると、電動送風機15によって吸引風が発生され、被清掃面の塵埃が、吸込具2、延長管3、ホース4、及び吸引口1aを介して掃除機本体1内へと流入する。掃除機本体1内に流入した塵埃は、集塵容器19の流入口30aから集塵容器19の内部へと流入し、一次フィルター部35によって粗塵が捕集されるとともに、二次フィルター部36によって細塵が捕集され、空気のみが集塵容器19の後部に設けられた通風路1dを介して電動送風機15内へと流入する。電動送風機15内へと流入した空気は、電動送風機15の排出口15aから電動送風機室16内へと排出されるとともに、掃除機本体1の後部に設けられた排気口1bから掃除機本体1の外部へと排出される。
ここで、掃除機本体1に集塵容器19が取り付けられた状態で電動送風機15によって吸引風が発生されると、電動送風機15で発生された吸引風によって集塵容器19の内部が負圧となるため、集塵容器本体30と蓋体31との隙間、及び、蓋体31とフィルター部32との隙間から集塵容器19の内部へと外気が吸引される。集塵容器本体30と蓋体31との隙間、及び、蓋体31とフィルター部32との隙間から集塵容器19の内部へと外気が流入してしまうと、電動送風機15の吸引風による吸引力が低下してしまい、被清掃面の塵埃を効率よく吸引できなくなる場合がある。しかしながら、本実施の形態においては、蓋体31とフィルター部32との間に設けられたシール部材41にフィルター部32及び集塵容器本体30が当接しているため、集塵容器本体30と蓋体31との間、及び、蓋体31とフィルター部32との間から集塵容器19の内部へと外気が流入することを確実に防止することができ、集塵容器本体30と蓋体31との間、及び、蓋体31とフィルター部32との間の気密性を確実に保持することができる。
また、掃除機本体1に集塵容器19が取り付けられた状態で電動送風機15によって吸引風が発生されると、電動送風機15で発生された吸引風によって集塵容器19の内部が負圧となり、集塵容器本体30が蓋体31側へと移動するため、集塵容器本体30に設けられたタイトリブ43がシール部材41側へと移動し、タイトリブ43とシール部材41と圧接される(図6中、矢印A参照)。これにより、電気掃除機100の運転状態における集塵容器本体30のタイトリブ43とシール部材41との圧接量は、電気掃除機100の非運転状態における集塵容器本体30のタイトリブ43とシール部材41との圧接量よりも大きくなるため、電気掃除機100の運転状態において、集塵容器本体30とシール部材41との密着性を向上させることができる。そのため、集塵容器本体30と蓋体31との間から塵埃が漏れることを十分に防止することができるとともに、集塵容器本体30とシール部材41との間の気密性を確実に保持することができ、集塵容器19の信頼性を向上させることができる。
以上のように、本実施の形態においては、蓋体31とフィルター部32との間に配置されたシール部材41によって、蓋体31とフィルター部32との間の気密性、及び、集塵容器本体30と蓋体との間の気密性を保持することができるため、蓋体31とフィルター部32との間に配置されたシール部材41のみで集塵容器19の気密性を確実に保持することができるとともに、集塵容器19の部品点数を削減することができ、集塵容器19の生産コストを低減することができる。
また、本実施の形態においては、フィルター部32のシール部材41と当接する位置に、フィルター部32からシール部材41側に向かって延びる当接リブ42を設けているため、フィルター部32に当接リブ42を設けていない場合に比べ、フィルター部32とシ
ール部材41との圧接量を大きくすることができる。そのため、フィルター部32とシール部材41との密着性を向上させることができ、フィルター部32とシール部材41との間から塵埃が漏れることを十分に防止することができるため、集塵容器19の気密性を確実に保持することができるとともに、集塵容器19の信頼性を向上させることができる。
さらに、本実施の形態においては、フィルター部32は、粗塵を捕集する一次フィルター部35と、一次フィルター部35の下流側に配置され、細塵を捕集する二次フィルター部36と、から構成されているため、粗塵によって二次フィルター部36が目詰まりすることを十分に防止することができるとともに、より多くの塵埃を確実に捕集することができ、集塵容器19の利便性を向上させることができる。
(実施の形態2)
本発明の集塵容器の実施の形態2について、図8〜図10を用いて説明する。なお、上述した実施の形態1と同一部分については同一符号を付し、その説明を省略する。
図8は、本発明の集塵容器の実施の形態2における蓋体及びフィルター部の横断面図である。また、図9は、本発明の集塵容器の実施の形態2における蓋体及びフィルター部の要部拡大断面図である。さらに、図10は、本発明の集塵容器の実施の形態2におけるゴミ捨て操作を示す斜視図である。
図8に示すように、蓋体31の上流側に配置されているフィルター部32は、粗塵を捕集する一次フィルター部35と、一次フィルター部35の下流側、すなわち、一次フィルター部35の蓋体31側に配置され、細塵を捕集する二次フィルター部36と、から構成されており、一次フィルター部35は二次フィルター部36の外周を覆うように配置されている。
一次フィルター部35は、粗塵を捕集するメッシュ状もしくは多孔質状に形成された一次フィルター37と、一次フィルター37を保持する一次フィルター枠体38と、から構成されている。また、二次フィルター部36は、細塵を捕集するプリーツ加工された二次フィルター39と、二次フィルター39を保持する二次フィルター枠体40と、から構成されている。
図8及び図9に示すように、一次フィルター枠体38の内側には、嵌合凹部45が設けられている。また、二次フィルター枠体40の嵌合凹部45に対応する位置には、一次フィルター部35が二次フィルター部36に取り付けられた際に、嵌合凹部45と嵌合する嵌合凸部46が設けられている。そして、一次フィルター部35は、嵌合凹部45と嵌合凸部46とが嵌合されることで二次フィルター部36に保持されるように構成されている。
以上のように構成された集塵容器について、以下、その動作、作用を説明する。
使用者により電気掃除機100の運転が開始されると、電動送風機15によって吸引風が発生され、被清掃面の塵埃が、吸込具2、延長管3、ホース4、及び吸引口1aを介して掃除機本体1内へと流入する。掃除機本体1内に流入した塵埃は、集塵容器19の流入口30aから集塵容器19の内部へと流入し、一次フィルター部35によって粗塵が捕集されるとともに、二次フィルター部36によって細塵が捕集され、空気のみが集塵容器19の後部に設けられた通風路1dを介して電動送風機15内へと流入する。電動送風機15内へと流入した空気は、電動送風機15の排出口15aから電動送風機室16内へと排出されるとともに、掃除機本体1の後部に設けられた排気口1bから掃除機本体1の外部へと排出される。
使用者により掃除が継続され、集塵容器19内に堆積した塵埃の量が増加し、一定量以上になると、本体蓋部10に設けられた集塵量表示装置22の指針弁24側にかかる負圧と集塵量表示装置22の連通口23a側にかかる大気圧との差圧が指針バネ27の付勢力より大きくなり、指針26が指針弁24側へと移動するとともに、窓部28の下方で停止し、使用者に集塵容器19内の塵埃の排気時期を報知する。使用者は、本体蓋部10の窓穴部29から集塵量表示装置22の窓部28を目視し、窓部28から指針26が目視できる場合には、集塵容器19内の塵埃の廃棄時期であると判断し、集塵容器19内の塵埃を廃棄する。集塵量表示装置22により集塵容器19内の塵埃の廃棄時期が使用者に報知されると、使用者は集塵容器19を掃除機本体1から取り外し、集塵容器19内に蓄積された塵埃を廃棄する。
図10に示すように、使用者が集塵容器19内に堆積した塵埃を廃棄する場合、使用者は、集塵容器19に回動自在に設けられた蓋体31を回動させ、集塵容器本体30の後部に設けられた開口部30bを開放するとともに、開口部30bが下方を向くように集塵容器19を保持し、集塵容器19内に堆積した塵埃を開口部30bから集塵容器19の外部へと排出する。このとき、使用者により集塵容器本体30の開口部30bが下方を向くように集塵容器19が保持されることで、一次フィルター部35及び二次フィルター部36の上流側も下方を向くように保持されることになる。そのため、一次フィルター部35が二次フィルター部36に保持されていない場合、一次フィルター部35が自重により二次フィルター部36から外れる場合があった。
そこで、本実施の形態においては、一次フィルター枠体38に設けた嵌合凹部45を二次フィルター枠体40に設けられた嵌合凸部46に嵌合させることで、一次フィルター部35を二次フィルター部36にて保持させるように構成している。これにより、ゴミ捨て時に、使用者により集塵容器本体30の開口部30bが下方を向くように集塵容器19が保持され、一次フィルター部35及び二次フィルター部36の上流側が下方を向くように保持された場合であっても、一次フィルター部35を二次フィルター部36に確実に保持させることができ、集塵容器19の使い勝手を向上させることができる。
なお、本実施の形態においては、一次フィルター枠体38に嵌合凹部45を設け、二次フィルター枠体40に嵌合凸部46に設けた構成について説明したが、一次フィルター部35を二次フィルター部36に保持することができればよく、一次フィルター枠体38に嵌合凸部46を設け、二次フィルター枠体40に嵌合凹部45を設けてもよい。
(実施の形態3)
本発明の集塵容器の実施の形態3について、図11〜図13を用いて説明する。なお、上述した実施の形態1及び実施の形態2と同一部分については同一符号を付し、その説明を省略する。
図11は、本発明の集塵容器の実施の形態3におけるフィルター部の掃除時の断面図である。また、図12は、本発明の集塵容器の実施の形態3におけるフィルター部の掃除時の要部拡大断面図である。さらに、図13は、本発明の集塵容器の実施の形態3におけるフィルター部の掃除時の斜視図である。
図11に示すように、集塵容器19は、前部に掃除機本体1の吸引口1aと連通し塵埃が流入する流入口30aを有するとともに、後部に開口部30b(図10参照)を有する集塵容器本体30と、集塵容器本体30の後部に設けられた開口部30bを開閉自在に覆う蓋体31と、蓋体31の上流側、すなわち、蓋体31の集塵容器本体30側に配置され、塵埃を捕集するフィルター部32と、から構成されており、フィルター部32は、蓋体
31にネジ等で取り付けられている。また、蓋体31は、集塵容器本体30の下面の後部に設けられた第1の軸受け部33に、蓋体31の下面に設けられた第1の軸部34を軸支することで、集塵容器本体30に回動自在に取り付けられる。
フィルター部32は、粗塵を捕集する一次フィルター部35と、一次フィルター部35の下流側、すなわち、一次フィルター部35の蓋体31側に配置され、細塵を捕集する二次フィルター部36と、から構成されており、一次フィルター部35は二次フィルター部36の外周を覆うように配置されている。一次フィルター部35は、粗塵を捕集するメッシュ状もしくは多孔質状に形成された一次フィルター37(図8及び図10参照)と、一次フィルター37を保持する一次フィルター枠体38と、から構成されている。また、二次フィルター部36は、細塵を捕集するプリーツ加工された二次フィルター39と、二次フィルター39を保持する二次フィルター枠体40と、から構成されている。
図11及び図12に示すように、一次フィルター枠体38は、二次フィルター枠体40に設けられた第2の軸受け部47に、一次フィルター枠体38に設けられた第2の軸支部48を軸支することで、二次フィルター部36に回動自在に取り付けられる。また、一次フィルター部35の上流側の面、すなわち、一次フィルター部35の集塵容器19側の面には、蓋体31を開放した状態で、一次フィルター部35を集塵容器本体30側(図12中、矢印B方向)に回動させた際に、蓋体31の端部と当接する当接突起部49が設けられている。さらに、一次フィルター部35の上面は、上流側に向かって下方に傾斜するように形成されるとともに、上面に筋状突起部50が設けられている。
以上のように構成された集塵容器について、以下、その動作、作用を説明する。
使用者により電気掃除機100の運転が開始されると、電動送風機15によって吸引風が発生され、被清掃面の塵埃が、吸込具2、延長管3、ホース4、及び吸引口1aを介して掃除機本体1内へと流入する。掃除機本体1内に流入した塵埃は、集塵容器19の流入口30aから集塵容器19の内部へと流入し、一次フィルター部35によって粗塵が捕集されるとともに、二次フィルター部36によって細塵が捕集され、空気のみが集塵容器19の後部に設けられた通風路1dを介して電動送風機15内へと流入する。電動送風機15内へと流入した空気は、電動送風機15の排出口15aから電動送風機室16内へと排出されるとともに、掃除機本体1の後部に設けられた排気口1bから掃除機本体1の外部へと排出される。
使用者により掃除が継続され、集塵容器19内に堆積した塵埃の量が増加し、一定量以上になると、本体蓋部10に設けられた集塵量表示装置22の指針弁24側にかかる負圧と集塵量表示装置22の連通口23a側にかかる大気圧との差圧が指針バネ27の付勢力より大きくなり、指針26が指針弁24側へと移動するとともに、窓部28の下方で停止し、使用者に集塵容器19内の塵埃の排気時期を報知する。使用者は、本体蓋部10の窓穴部29から集塵量表示装置22の窓部28を目視し、窓部28から指針26が目視できる場合には、集塵容器19内の塵埃の廃棄時期であると判断し、集塵容器19内の塵埃を廃棄する。集塵量表示装置22により集塵容器19内の塵埃の廃棄時期が使用者に報知されると、使用者は集塵容器19を掃除機本体1から取り外し、集塵容器19内に蓄積された塵埃を廃棄する。
使用者が集塵容器19内の塵埃を廃棄する場合、使用者は、集塵容器19に回動自在に取り付けられた蓋体31を回動させ、集塵容器本体30の後部に設けられた開口部30bを開放するとともに、開口部30bが下方を向くように集塵容器19を保持し、集塵容器19内の塵埃を開口部30bから集塵容器19の外部へと排出する。このとき、一次フィルター枠体38に設けた嵌合凹部45と二次フィルター枠体40に設けられた嵌合凸部4
6とが嵌合しているため、一次フィルター部35は、蓋体31とともに回動し、集塵容器19の後部に設けられた開口部30bを開放する。
図13に示すように、集塵容器19内の塵埃を廃棄した後、使用者が一次フィルター37及び二次フィルター39を掃除する場合、使用者は、集塵容器本体30の側面に配置された掃除用ブラシ44を使用して一次フィルター37及び二次フィルター39に付着した塵埃を掃除する。使用者が、二次フィルター39に付着した塵埃を掃除する場合、使用者は、塵埃の付着した一次フィルター部35を回動させ、二次フィルター部36を掃除する必要がある。本実施の形態においては、一次フィルター部35の上面に筋状突起部50を設けているため、使用者が塵埃の付着した一次フィルター部35に触れる面積を小さくすることができ、集塵容器19の使い勝手を向上させることができる。
また、使用者が二次フィルター部36を掃除するために一次フィルター部35を集塵容器本体30側(図12中、矢印B方向)に回動させた際、一次フィルター部35は、一次フィルター部35の集塵容器19側の面に設けられた当接突起部49が蓋体31の端部と当接することで蓋体31に回動状態で保持されるため、使用者が一次フィルター部35及び二次フィルター部36を容易に掃除することができ、集塵容器19の使い勝手を向上させることができる。
さらに、本実施の形態においては、一次フィルター部35の上面が上流側に向かって下方に傾斜する構成としているため、使用者が一次フィルター部35を掃除した際に、一次フィルター部35の上面及び内面に付着した塵埃が落ちやすくなり、一次フィルター部35を容易に掃除することができ、集塵容器19の使い勝手を向上させることができる。
本発明の集塵容器によれば、集塵容器の気密性を確実に保持することができるとともに、集塵容器の部品点数を削減することができ、集塵容器の生産コストを低減することができるようになるので、家庭用電気掃除機及び産業用電気掃除機の分野・用途に好適に適用することができる。
1 掃除機本体
1a 吸引口
1b 排気口
1c 隔壁
1d 通風路
2 吸込具
3 延長管
4 ホース
5 接続管
7 手元パイプ
8 本体下ケース
9 本体上ケース
10 本体蓋部
10a 取っ手部
11 車輪
12 電源コード
13 本体ハンドル
14 巻取りボタン
15 電動送風機
15a 排出口
16 電動送風機室
17 モーターサポートマエ
18 モーターサポートウシロ
19 集塵容器
20 集塵室
21 パッキン
22 集塵量表示装置
23 指針筒本体
23a 連通口
24 指針弁
24a 連通通路
25 指針筒
26 指針
27 指針バネ
28 窓部
29 窓穴部
30 集塵容器本体
30a 流入口
30b 開口部
31 蓋体
32 フィルター部
33 第1の軸受け部
34 第1の軸部
35 一次フィルター部
36 二次フィルター部
37 一次フィルター
38 一次フィルター枠体
39 二次フィルター
40 二次フィルター枠体
41 シール部材
42 当接リブ
43 タイトリブ
44 掃除用ブラシ
45 嵌合凹部
46 嵌合凸部
47 第2の軸受け部
48 第2の軸支部
49 当接突起部
50 筋状突起部
100 電気掃除機

Claims (10)

  1. 塵埃が流入する流入口を有する集塵容器本体と、前記集塵容器本体の後部を開閉自在に覆う蓋体と、前記蓋体の上流側に配置されており、前記塵埃を捕集するフィルター部と、を備え、前記蓋体と前記フィルター部との間には、前記蓋体と前記フィルター部との間の気密性を保持するシール部材が設けられており、前記集塵容器本体は、前記蓋体が前記集塵容器本体の後部を閉塞した状態において、前記シール部材に当接する集塵容器。
  2. 前記フィルター部の前記シール部材と当接する位置には、前記フィルター部から前記シール部材側に向かって延びる当接リブが設けられている請求項1に記載の集塵容器。
  3. 前記蓋体が前記集塵容器本体の後部を閉塞した状態において、前記集塵容器本体と前記蓋体との間には隙間が形成されている請求項1または2に記載の集塵容器。
  4. 前記フィルター部は、粗塵を捕集する一次フィルター部と、前記一次フィルター部の下流側に配置されており、細塵を捕集する二次フィルター部と、から構成されている請求項1〜3のうちの何れか1項に記載の集塵容器。
  5. 前記一次フィルター部の上面は、上流側に向かって下方に傾斜している請求項4に記載の集塵容器。
  6. 前記一次フィルター部には、嵌合凹部が設けられており、前記二次フィルター部の前記嵌合凹部に対応する位置には、前記嵌合凹部と嵌合する嵌合凸部が設けられており、前記一次フィルター部は、前記嵌合凹部と前記嵌合凸部とが嵌合することで前記二次フィルター部に保持される請求項4または5のうちの何れか1項に記載の集塵容器。
  7. 前記一次フィルター部の上面には、筋状突起部が設けられている請求項4〜6のうちの何れか1項に記載の集塵容器。
  8. 前記一次フィルター部は、前記二次フィルター部に回動自在に軸支されている請求項4〜7のうちの何れか1項に記載の集塵容器。
  9. 前記一次フィルター部の上流側の面には、前記一次フィルター部を回動させた際に、前記蓋体と当接するとともに、前記一次フィルター部を回動状態で保持する当接突起部が設けられている請求項8に記載の集塵容器。
  10. 吸引風を発生させる電動送風機を内蔵する掃除機本体と、請求項1〜9のうちの何れか1項に記載の集塵容器と、を有する電気掃除機。
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