JP2012129683A - リモートコントローラー - Google Patents
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Abstract
【課題】プロジェクターの操作性を改善したリモートコントローラーを提供する。
【解決手段】プロジェクターのリモートコントローラーは、プロジェクターを遠隔操作するための入力操作を受け付ける操作部10と、入力操作に対応する操作信号を生成するCPU11と、第1の範囲に操作信号に対応する赤外光を発射する第1のIR発光部14aと、第1の範囲とは異なる第2の範囲に操作信号に対応する赤外光を発射する第2のIR発光部14bと、を備え、第1の範囲と第2の範囲とが、互いに重ならないように第1のIR発光部14aと第2のIR発光部14bとが設置されている。
【選択図】図1
【解決手段】プロジェクターのリモートコントローラーは、プロジェクターを遠隔操作するための入力操作を受け付ける操作部10と、入力操作に対応する操作信号を生成するCPU11と、第1の範囲に操作信号に対応する赤外光を発射する第1のIR発光部14aと、第1の範囲とは異なる第2の範囲に操作信号に対応する赤外光を発射する第2のIR発光部14bと、を備え、第1の範囲と第2の範囲とが、互いに重ならないように第1のIR発光部14aと第2のIR発光部14bとが設置されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、プロジェクターを遠隔操作するためのリモートコントローラーに関する。
リモートコントローラーに設けられたIR(Infrared)発光部から発射される操作信号を確実に受信できるよう、複数のIR受光部を備えたプロジェクターが提案されているが、従来のリモートコントローラーには、ある特定の範囲に赤外光を発射できるようにIR発光部が設置されているため、リモートコントローラーのIR発光部が設けられた面を、プロジェクターのIR受光部に向けて、IR光を発射する必要があった。
しかしながら、プロジェクターのユーザーは、必ずしもプロジェクターのIR受光部に対向する位置でリモートコントローラーを操作できるとは限らない。例えば、スクリーンとプロジェクターとの間に立ち、プロジェクターから投射されるメニュー画像を見ながら、リモートコントローラーを操作することがある。このような場合、従来のプロジェクターのユーザーは、リモートコントローラーをプロジェクターのIR受光部に向けつつ、顔をスクリーンに向けて、投射されるメニュー画面を確認しなければならず、利便性が悪いという課題があった。
本発明は、上述した従来の課題の少なくとも一部を解決するためになされた発明であり、リモートコントローラーを用いたプロジェクターの操作性を改善することを目的とする。
[適用例1]本適用例にかかるリモートコントローラーは、プロジェクターのリモートコントローラーであって、前記プロジェクターを遠隔操作するための入力操作を受け付ける操作部と、前記入力操作に対応する操作信号を生成する操作信号生成部と、第1の範囲に前記操作信号に対応する赤外光を発射する第1のIR発光部と、前記第1の範囲とは異なる第2の範囲に前記操作信号に対応する赤外光を発射する第2のIR発光部と、を備え、前記第1の範囲と前記第2の範囲とが、互いに重ならないように前記第1のIR発光部および第2のIR発光部が設置されていることを特徴とする。
これによれば、第1のIR発光部から赤外光が発射される範囲内に操作対象であるプロジェクターがなくても、第2のIR発光部から赤外光が発射される範囲内に操作対象であるプロジェクターがあれば、リモートコントローラーの向きを変えることなく、プロジェクターを確実に操作することができる。
[適用例2]上記適用例にかかるリモートコントローラーにおいて、前記リモートコントローラーは、前記操作部が設けられた略長方形の面と、前記略長方形の面の長手方向における一方の端部と接続される第1の面と、前記略長方形の面の長手方向における他方の端部と接続される第2の面とを有し、前記第1のIR発光部は、前記第1の面に設けられ、前記第2のIR発光部は、前記第2の面に設けられていることを特徴とする。
これによれば、リモートコントローラーの操作部を有する面の長手方向における一方の面に第1のIR発光部が、他方の面に第2のIR発光部がそれぞれ設けられているので、プロジェクターのユーザーは、スクリーンとプロジェクターとの間に立ち、操作対象であるプロジェクターに背を向けた状態でも、確実にプロジェクターを操作することができる。
[適用例3]上記適用例にかかるリモートコントローラーにおいて、前記略長方形の面に設けられた第3のIR発光部を更に備えていることを特徴とする。
一般的に、リモートコントローラーの操作者は、手元のリモートコントローラーの操作部を見ながら入力操作を行なう。したがって、立位または座位の自然な姿勢でリモートコントローラーを操作する場合、リモートコントローラーの操作部は、略鉛直上向きの方向を向くことになる。したがって、この適用例によれば、リモートコントローラーの操作部を有する面に設けられたIR発光部から赤外光が射出されるため、プロジェクターが天井に設置されている場合においても、リモートコントローラーを不自然に傾けることなく、確実にプロジェクターを操作することが可能となる。
[適用例4]上記適用例にかかるリモートコントローラーにおいて、前記各IR発光部は、それぞれ異なるタイミングで前記赤外光を発射することを特徴とする。
これによれば、リモートコントローラーに設けられた複数のIR発光部は、同一のタイミングで赤外光を発射しないため赤外光の干渉が生じない。したがって、プロジェクター側のIR受光部に、リモートコントローラー側に設けられた複数のIR発光部からの赤外光が入射したとしても、プロジェクターは受光した赤外光が表すコマンドを正確に解読して実行することができる。
[適用例5]上記適用例にかかるリモートコントローラーにおいて、前記操作部は、前記プロジェクターの主電源のON・OFFを切替えるための電源キーを備え、前記電源キーに対する操作に基づく操作信号は、前記第1のIR発光部から発射されることを特徴とする。
これによれば、プロジェクターの主電源をONまたはOFFにするための操作は、リモートコントローラーに設けられた特定のIR発光部からのみ発射されるので、ユーザーの意図しない誤操作により、プロジェクターの電源がONにされたり、OFFにされたりする虞がない。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態におけるリモートコントローラー1の概略構成を示すブロック図である。リモートコントローラー1は、操作部10、CPU(Central Processing Unit)11、記憶部12、リモートコントローラー1の各部に電力を供給する電源13、IR発光部14、外装筐体15等を備えている。
IR発光部14は、第1のIR発光部14a、第2のIR発光部14b、第3のIR発光部14cにより構成される。
ここで、記憶部12は、RAM(Random Access Memory)121、ROM(Read Only Memory)122等で構成することができる。また、書き換え可能な不揮発性半導体メモリーの一種であるFlashMemoryを採用することもできる。電源13として、交換可能な乾電池や、充電可能なバッテリー等を採用することができる。
IR発光部14は、第1のIR発光部14a、第2のIR発光部14b、第3のIR発光部14cにより構成される。
ここで、記憶部12は、RAM(Random Access Memory)121、ROM(Read Only Memory)122等で構成することができる。また、書き換え可能な不揮発性半導体メモリーの一種であるFlashMemoryを採用することもできる。電源13として、交換可能な乾電池や、充電可能なバッテリー等を採用することができる。
図2(a)は、本実施形態におけるリモートコントローラー1の操作部10を示す図である。操作部10は、後述するプロジェクター2を遠隔操作するための各種操作ボタンを備えている。具体的には、プロジェクター2の主電源のON/OFFを切替えるための電源ボタン101と、方向指示キーを含むポインティングデバイス102と、電子ズームボタン103と、ページ送り・戻しボタン104と、音声ボリューム105と、ソース選択ボタン106と、その他のファンクションキー107等を備えていることが好ましい。
図2(b)は、本実施形態におけるリモートコントローラー1の斜視図である。リモートコントローラー1は略直方体の外装筐体15を有している。第1の範囲IR1に赤外光を射出する第1のIR発光部14aが、操作部10を有する面と稜線を共有する側面の一つに設けられている。また、第2の範囲IR2に赤外光を射出する第2のIR発光部14bが、第1のIR発光部14aが設けられた側面と略対向する側面に設けられている。
ここで、第1の範囲IR1および第2の範囲IR2は、それぞれ第1のIR発光部14aおよび第2のIR発光部14bから射出される赤外光の光軸を中心とする略楕円錐状の空間である。略楕円錐状の空間の頂角θは、約30°から40°であることが好ましい。
さらに、図2(a)に示すように、操作部10を有する面には、第3の範囲IR3に赤外光を射出する第3のIR発光部14cが設けられている。なお、第3の範囲IR3は、第1の範囲IR1または第2の範囲IR2と、部分的に重複してもよい。なお、第1のIR発光部14aと第2のIR発光部14bは、それぞれ外装筐体15の長手方向の一方の端部と他方の端部に設置されているものとする。このような構成は、ユーザーがリモートコントローラー1を握って操作する際に、赤外光の射出を妨げない。
ここで、第1の範囲IR1および第2の範囲IR2は、それぞれ第1のIR発光部14aおよび第2のIR発光部14bから射出される赤外光の光軸を中心とする略楕円錐状の空間である。略楕円錐状の空間の頂角θは、約30°から40°であることが好ましい。
さらに、図2(a)に示すように、操作部10を有する面には、第3の範囲IR3に赤外光を射出する第3のIR発光部14cが設けられている。なお、第3の範囲IR3は、第1の範囲IR1または第2の範囲IR2と、部分的に重複してもよい。なお、第1のIR発光部14aと第2のIR発光部14bは、それぞれ外装筐体15の長手方向の一方の端部と他方の端部に設置されているものとする。このような構成は、ユーザーがリモートコントローラー1を握って操作する際に、赤外光の射出を妨げない。
操作部10に設けられた各ボタンを押下することにより、ボタンへの入力操作は図示しない回路基板に設けられたスイッチに伝達され、電気接点をON/OFFする。各ボタンに対応するスイッチは、電気接点がONされることにより、それぞれ固有の電圧の電気信号をCPU11に入力するように構成されている。CPU11は、本発明の操作信号生成部として機能する。CPU11は、入力される電気信号をAD変換して得られるデジタル値をインデックスとして、操作部10への入力操作に対応するパルス列を記憶したパルス列テーブルを参照し、所定のパルス列データを取得する。パルス列データは、CPU11が有する不図示の出力ポートから、所定の電圧のパルス列としてIR発光部14のそれぞれに出力される。
ROM122には制御プログラムが記憶されており、リモートコントローラー1が起動すると、CPU11は制御プログラムを実行し、リモートコントローラー1全体を制御する。ROM122には、さらにパルス列テーブルが格納されている。CPU11は、制御プログラムにしたがって、ROM122に格納されているパルス列テーブルの内容を読み出してRAM121の所定のアドレスに転送する。
IR発光部14は、入力されるパルス列にしたがって、不図示の赤外線LED(Light Emitting Diode)を点滅させることにより、操作部10への入力操作に対応する操作信号を発射する。
図3は、本実施形態のプロジェクター2の概略構成を示すブロック図である。
プロジェクター2は、図3に示すように、操作部(操作パネル)20、CPU21、記憶部22、プロジェクター2の各部に電力を供給する電源23、IR受光部24、画像信号入力部25、画像信号処理部26、光変調素子駆動部27、投射光学装置28、外装筐体29等を備えている。
IR受光部24は、第1のIR受光部24a、第2のIR受光部24b、第3のIR受光部24cにより構成される。
記憶部22は、RAM221、ROM222等で構成することができる。また、書き換え可能な不揮発性半導体メモリーの一種であるFlashMemoryを採用することもできる。
プロジェクター2は、図3に示すように、操作部(操作パネル)20、CPU21、記憶部22、プロジェクター2の各部に電力を供給する電源23、IR受光部24、画像信号入力部25、画像信号処理部26、光変調素子駆動部27、投射光学装置28、外装筐体29等を備えている。
IR受光部24は、第1のIR受光部24a、第2のIR受光部24b、第3のIR受光部24cにより構成される。
記憶部22は、RAM221、ROM222等で構成することができる。また、書き換え可能な不揮発性半導体メモリーの一種であるFlashMemoryを採用することもできる。
ROM222には制御プログラムが記憶されており、プロジェクター2が起動すると、CPU21は制御プログラムを実行し、プロジェクター2全体を制御する。RAM221は、CPU21が制御プログラムを実行するためのワークエリアを提供するほか、画像信号処理部26が画像信号入力部25から入力された画像信号に基づく画像情報を一時的に記憶するためフレームバッファーとしても利用される。
画像信号入力部25は、図4(b)に示すように、種々の画像信号フォーマットに対応するよう、複数の画像信号入力端子を備えており、HDMI(登録商標)(High−Definition Multimedia Interface)、PC入力(アナログRGB)、コンポジット信号等に対応していることが好ましい。さらに、CPU21からの指示に従って、投射する画像のソース(画像入力端子)を選択するソース選択部としての機能を有していることが好ましい。
画像信号処理部26は、画像信号入力部25から入力される画像信号に所定の画像処理を施し、光変調素子駆動部27に出力する。具体的には、色空間の変換(輝度色差空間−RGB空間)、アナログ形式の信号をデジタル形式に変換するAD変換、画像の解像度を変換するスケーリング、インターレース形式の信号をプログレッシブ形式の信号に変換するIP変換、プロジェクター2とスクリーンSCとの相対的な位置関係によって発生する台形歪みを補正するためのキーストーン処理等が行われる。
光変調素子駆動部27は、画像信号処理部26から入力される画像信号に基づいて、後述する光変調素子285を駆動するための駆動信号を生成し、出力する。
投射光学装置28は、光源駆動部281、光源282、照明光学系283、分離光学系284、光変調素子285、合成光学系286、投射レンズ287等で構成することができる。
光源駆動部281は、後述する光源282の点灯状態を制御する。より具体的には、CPU21から光源282の点灯指示が与えられると、電源23から供給される電力を用いて光源282を点灯させる。また、CPU21から光源282の消灯指示が与えられると、光源282に対する電力供給を停止する。
光源駆動部281は、後述する光源282の点灯状態を制御する。より具体的には、CPU21から光源282の点灯指示が与えられると、電源23から供給される電力を用いて光源282を点灯させる。また、CPU21から光源282の消灯指示が与えられると、光源282に対する電力供給を停止する。
光源282は、白色光を射出する高圧水銀ランプ等の放電灯及び反射鏡であるリフレクターで構成することができる。光源282から射出された光束は、照明光学系283を経て、分離光学系284に入射する。
分離光学系284は、入射した白色光を、所定の波長の光を反射するダイクロイックミラー(不図示)を用いて、赤色光(R光)、緑色光(G光)および青色光(B光)に分離する。分離光学系284により分離された各色光は、それぞれ、光変調素子285の図示しない光変調面を照明する。
光変調素子285は、光変調素子駆動部27によって駆動され、不図示の光変調面に照射される照明光を画像光に変調する。本実施形態においては、R光、G光およびB光を、それぞれ独立させて変調するために3個の光変調素子285を用いるものとする。3個の光変調素子285を用いる構成によれば、光の利用効率が高いため、投射される画像の明るいプロジェクターを提供することができる。また、そのようなプロジェクターは、原理的にカラーブレークアップが発生することがない。
ここで、光変調素子285は、透過型の液晶パネルを用いて構成することができる。なお、光変調素子285は、透過型の液晶パネルに限定されるものではなく、例えば、反射型の液晶パネルや、マイクロミラーを用いたデバイス等、液晶以外の構成を採用することができる。
ここで、光変調素子285は、透過型の液晶パネルを用いて構成することができる。なお、光変調素子285は、透過型の液晶パネルに限定されるものではなく、例えば、反射型の液晶パネルや、マイクロミラーを用いたデバイス等、液晶以外の構成を採用することができる。
光変調素子285によって変調された光は、合成光学系286によって合成され、投射レンズ287から画像光としてスクリーンSCに投射される。投射レンズ287は、図示しない筒状の鏡筒内に複数のレンズが収納された組レンズとして構成されている。投射レンズ287は、焦点を合わせるためのフォーカスリング2871と、投射画像の画角を調整するズームリング2872とを備えていることが好ましい。フォーカスリング2871は、手動により投射レンズ287の鏡筒の周方向に沿って回転可能に構成され、回転することで、不図示のフォーカスレンズを投射画像の焦点位置を調整するために鏡筒の光軸に沿って進退するように移動させる。ズームリング2872は、手動により投射レンズ287の鏡筒の周方向に沿って回転可能に構成され、回転することで、不図示のズームレンズを光軸方向に移動させる。これにより、各レンズの相対位置を変更し(ズーム状態を変更し)、投射画像のズーム比が調整される。
図4(a)は、本実施形態のプロジェクターをフロントパネル側から見た斜視図であり、図4(b)は、本実施形態のプロジェクターをリアパネル側から見た斜視図である。
プロジェクター2は、図4に示すように、全体略直方体の形状を有する外装筐体29を備えている。本実施形態では外装筐体29は合成樹脂により形成されている。この外装筐体29は、プロジェクター2の天面、前面(フロントパネル)、背面(リアパネル)、及び側面をそれぞれ構成するアッパーケース、及びプロジェクター2の主に底面を構成するロアーケース等で構成される。外装筐体29の側面には、それぞれプロジェクター2の構成部品を冷却するための外気を外装筐体29内部に導入する吸気口が設けられている。
プロジェクター2は、図4に示すように、全体略直方体の形状を有する外装筐体29を備えている。本実施形態では外装筐体29は合成樹脂により形成されている。この外装筐体29は、プロジェクター2の天面、前面(フロントパネル)、背面(リアパネル)、及び側面をそれぞれ構成するアッパーケース、及びプロジェクター2の主に底面を構成するロアーケース等で構成される。外装筐体29の側面には、それぞれプロジェクター2の構成部品を冷却するための外気を外装筐体29内部に導入する吸気口が設けられている。
外装筐体29のフロントパネルには、図4(a)に示すように、画像情報に基づく画像をスクリーンSCに投射する投射レンズ287を露出させるための開口が設けられている。また、リモートコントローラー1から発射された赤外光を受光するための第1のIR受光部24aが設けられている。さらに、プロジェクター2の外装筐体29内部から高温の空気を排出するための排気口が、それぞれ設けられている。
外装筐体29の背面には、図4(b)に示すように、リモートコントローラー1から発射された赤外光を受光するための第2のIR受光部24bが設けられている。また、種々の画像信号フォーマットに対応するよう、複数の画像信号入力端子(画像信号入力部25)が備えられている。
外装筐体29の天面には、図4に示すように、プロジェクター2の種々の操作を行う複数の操作ボタンを備えた操作パネル(操作部)20が配設されている。この操作パネル20に対する入力操作は、図示しない回路基板に設けられたスイッチに伝達され、電気接点をON/OFFする。各ボタンに対応するスイッチは、電気接点がONされることにより、それぞれ固有の電圧の電気信号をCPU21に入力するように構成されている。さらに、外装筐体29の天面には、フォーカスリング2871およびズームリング2872を露出させるための開口が設けられている。また、リモートコントローラー1から発射された赤外光を受光するための第3のIR受光部24cが設けられている。
なお、IR受光部24は図示しない回路基板上に設けられた赤外光受光素子と、当該赤外光受光部に赤外光を導くための開口部とから構成されているものとする。
なお、IR受光部24は図示しない回路基板上に設けられた赤外光受光素子と、当該赤外光受光部に赤外光を導くための開口部とから構成されているものとする。
次に本実施形態のリモートコントローラー1を用いたプロジェクター2の操作方法について説明する。
図5は、リモートコントローラー1を用いてプロジェクター2を操作する際の、オペレーター(ユーザー)とプロジェクター2、及びスクリーンSCとの位置関係を示す図である。
図5(a)は、プロジェクター2を、演台や机上に載置する場合を表している。オペレーターは、プロジェクター2とスクリーンSCとの間に立ち、プロジェクター2に背を向け、スクリーンSCに正対している。オペレーターは、プロジェクター2の各種設定を変更するために、プロジェクター2を使ってメニュー画面をスクリーンSCに投射している。
ここで、リモートコントローラー1は、操作信号を、第1のIR発光部14aからだけでなく、第2のIR発光部14bからも発射することができるので、オペレーターがプロジェクター2に背を向けた状態でも、リモートコントローラー1は、操作部10への入力操作に対応する操作信号を、プロジェクター2の第1のIR受光部24aに送信することができる。
ここで、リモートコントローラー1は、操作信号を、第1のIR発光部14aからだけでなく、第2のIR発光部14bからも発射することができるので、オペレーターがプロジェクター2に背を向けた状態でも、リモートコントローラー1は、操作部10への入力操作に対応する操作信号を、プロジェクター2の第1のIR受光部24aに送信することができる。
図5(b)は、プロジェクター2を、天吊金具を用いて天井から吊り下げて使用する場合を表している。オペレーターは、プロジェクター2の下に立ち、スクリーンSCに正対している。オペレーターは、プロジェクター2の各種設定を変更するために、プロジェクター2を使ってメニュー画面をスクリーンSCに投射している。ここで、リモートコントローラー1は、操作信号を、第1のIR発光部14aからだけでなく、第3のIR発光部14cからも発射することができるので、オペレーターがプロジェクター2に向けてリモートコントローラー1を傾けなくても、操作部10への入力操作に対応する操作信号を、プロジェクター2の第3のIR受光部24cに送信することができる。
次に、図6を参照して、リモートコントローラー1が、操作部10への入力操作に対応する操作信号をIR発光部14から発射するまでの処理の流れを説明する。
リモートコントローラー1のCPU11は、電源13の容量、すなわちバッテリー残量をチェックし(ステップS100)、バッテリー残量が不十分なら(ステップS100:No)、処理を終了する。
バッテリー残量が十分なら(ステップS100:Yes)、操作部10に対して入力操作があったか否かを判定する(ステップS102)。操作部10に対して入力操作がなかった場合(ステップS102:No)、ステップS100に戻る。
バッテリー残量が十分なら(ステップS100:Yes)、操作部10に対して入力操作があったか否かを判定する(ステップS102)。操作部10に対して入力操作がなかった場合(ステップS102:No)、ステップS100に戻る。
操作部10に対して入力操作があった場合は(ステップS102:Yes)、当該入力操作が、電源ボタン101に対する操作であったか否かを判定する(ステップS104)。
この判定は、操作部10への入力操作に対応する電気信号がCPU11に入力されたときに行なわれる。具体的には、CPU11の図示しない入力ポートに入力される電気信号をAD変換して得られるデジタル値をインデックスとして、操作部10への入力操作に対応するパルス列を記憶したパルス列テーブルを参照し、所定のパルス列データを取得するとともに、CPU11に入力された電気信号に対応する入力操作の種類を判定する。
この判定は、操作部10への入力操作に対応する電気信号がCPU11に入力されたときに行なわれる。具体的には、CPU11の図示しない入力ポートに入力される電気信号をAD変換して得られるデジタル値をインデックスとして、操作部10への入力操作に対応するパルス列を記憶したパルス列テーブルを参照し、所定のパルス列データを取得するとともに、CPU11に入力された電気信号に対応する入力操作の種類を判定する。
入力操作が電源ボタン101に対する操作であった場合は(ステップS104:Yes)、第1のIR発光部14aから、プロジェクター2の主電源のON/OFFを制御する電源制御信号を発射させ(ステップS106)、ステップS100に戻る。
入力操作が電源ボタン101に対する操作でなかった場合は(ステップS104:No)、第1のIR発光部14aから、入力操作に対応する操作信号を発射し(ステップS108)、所定の時間だけ処理を中断(WAIT)する(ステップS110)。
その後、第2のIR発光部14bから、入力操作に対応する操作信号を発射し(ステップS112)、再び所定の時間だけ処理を中断(WAIT)し(ステップS114)、第3のIR発光部14cから、入力操作に対応する操作信号を発射する(ステップS116)。その後、ステップS100に戻る。
ステップS110およびステップS114において、処理を中断(WAIT)する時間は、適宜に設定することができる。例えば、第1のIR発光部14aから所定の入力操作に対応する操作信号が発射された後、第2のIR発光部14bが所定の入力操作に対応する操作信号を発射するまでの間に、操作信号のパルス列の長さに相当する時間を開けてもよい。
上述した実施形態によれば、リモートコントローラー1は、第1のIR発光部14aと第2のIR発光部14bとを備えており、それぞれ異なる第1の範囲IR1と第2の範囲IR2とに操作信号を発射するので、一箇所からしか操作信号を出力することのできない従来のリモートコントローラーを使用した場合と比べて、利便性が高い。
また、上述した実施形態によれば、リモートコントローラー1は、操作部10が設けられた面に第3のIR発光部14cを備えているので、操作対象であるプロジェクター2が天井に設置されている場合でも、オペレーター(ユーザー)は、プロジェクター2を操作するために、リモートコントローラー1を不自然に傾ける必要がない。
また、上述した実施形態によれば、リモートコントローラー1は、操作部10への入力操作に対応する操作信号を、第1のIR発光部14a、第2のIR発光部14bおよび第3のIR発光部14cから、それぞれ異なるタイミングで発射するので、操作対象であるプロジェクター2のIR受光部24に届いた操作信号の波形がひずむ虞がない。したがって、確実にプロジェクター2を操作することができる。
また、上述した実施形態によれば、リモートコントローラー1は、電源ボタン101への入力操作に限り、プロジェクター2の主電源のON/OFFを制御するための操作信号を第1のIR発光部14aからのみ発射する。したがって、誤操作によりプロジェクター2を点灯させたり消灯させたりする虞が少ない。
なお、上述した実施例では、リモートコントローラー1の操作部10は、押下されることによって、図示しない回路基板上に設けられたスイッチに入力操作を伝達するものを例示したが、発明はこれに限定されない。例えば、操作部10として、液晶タッチパネルを採用することができる。このような構成によれば、オペレーター(ユーザー)による入力操作を支援するために、モードに応じて操作可能なボタンだけを表示させることができるため、より利便性を高めることができる。
また、上述した実施形態では、プロジェクター2の光源282として高圧水銀ランプ等の放電灯を例示したが、高輝度LEDや、レーザー光源等を採用することもできる。
また、上述した実施形態では、プロジェクター2の分離光学系284を、ダイクロイックミラーを用いて構成する例を示したが、他の形態も可能である。例えば、カラーホイールを用いて分離光学系284を構成し、1個の光変調素子285を用いて、時分割的に各色光を変調することもできる。この場合、合成光学系286は不要となる。1個の光変調素子を用いる構成によれば、投射光学系の構造が簡素化されるため、安価なプロジェクターを提供することができる。
また、上述した実施形態では、図2(b)に示すように、第1のIR発光部14a、第2のIR発光部14bおよび第3のIR発光部14cを備えたリモートコントローラー1を用いて本発明を説明したが、発明はこれに限定されるものではない。例えば、いわゆるモバイルプロジェクターにおいては、図5(b)に示したような部屋の天井から吊り下げて使用される場面を想定する必要がないので、図2(c)に示すリモートコントローラー1のように、図2(b)のリモートコントローラー1の構成から第3のIR発光部14cを省いても、操作性が損なわれることはない。
1…リモートコントローラー、2…プロジェクター、10…操作部、11…CPU、12…記憶部、121…RAM、122…ROM、13…電源、14…IR発光部、14a…第1のIR発光部、14b…第2のIR発光部、14c…第3のIR発光部、15…外装筐体、20…操作部、21…CPU、22…記憶部、23…電源、24…IR受光部、24a…第1のIR受光部、24b…第2のIR受光部、24c…第3のIR受光部、25…画像信号入力部、26…画像信号処理部、27…光変調素子駆動部、28…投射光学装置、29…外装筐体、101…電源ボタン、102…ポインティングデバイス、103…電子ズームボタン、104…ページ送り・戻しボタン、105…音声ボリューム、106…ソース選択ボタン、107…ファンクションキー、221…RAM、222…ROM、281…光源駆動部、282…光源、283…照明光学系、284…分離光学系、285…光変調素子、286…合成光学系、287…投射レンズ、2871…フォーカスリング、2872…ズームリング、IR1…第1の範囲、IR2…第2の範囲、IR3…第3の範囲、SC…スクリーン。
Claims (5)
- プロジェクターのリモートコントローラーであって、
前記プロジェクターを遠隔操作するための入力操作を受け付ける操作部と、
前記入力操作に対応する操作信号を生成する操作信号生成部と、
第1の範囲に前記操作信号に対応する赤外光を発射する第1のIR発光部と、
前記第1の範囲とは異なる第2の範囲に前記操作信号に対応する赤外光を発射する第2のIR発光部と、を備え、
前記第1の範囲と前記第2の範囲とが、互いに重ならないように前記第1のIR発光部および第2のIR発光部が設置されていることを特徴とするリモートコントローラー。 - 前記リモートコントローラーは、
前記操作部が設けられた略長方形の面と、
前記略長方形の面の長手方向における一方の端部と接続される第1の面と、
前記略長方形の面の長手方向における他方の端部と接続される第2の面とを有し、
前記第1のIR発光部は、前記第1の面に設けられ、前記第2のIR発光部は、前記第2の面に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のリモートコントローラー。 - 前記略長方形の面に設けられた第3のIR発光部を更に備えていることを特徴とする請求項2に記載のリモートコントローラー。
- 前記各IR発光部は、それぞれ異なるタイミングで前記赤外光を発射することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載のリモートコントローラー。
- 前記操作部は、前記プロジェクターの主電源のON・OFFを切替えるための電源キーを備え、
前記電源キーに対する操作に基づく操作信号は、前記第1のIR発光部から発射されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載のリモートコントローラー。
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JP2016208103A (ja) * | 2015-04-15 | 2016-12-08 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | リモコン装置 |
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2010
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