JP2012129046A - Led実装基板収容容器 - Google Patents

Led実装基板収容容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2012129046A
JP2012129046A JP2010278866A JP2010278866A JP2012129046A JP 2012129046 A JP2012129046 A JP 2012129046A JP 2010278866 A JP2010278866 A JP 2010278866A JP 2010278866 A JP2010278866 A JP 2010278866A JP 2012129046 A JP2012129046 A JP 2012129046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
male terminal
wiring board
housing
mating connector
led mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2010278866A
Other languages
English (en)
Inventor
Kosuke Yoshida
耕輔 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2010278866A priority Critical patent/JP2012129046A/ja
Publication of JP2012129046A publication Critical patent/JP2012129046A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

【課題】雄端子が相手コネクタとの接続位置に対応した配置で保持され、かつ簡易な構成で防水性を有するLED実装基板収容容器を提供すること。
【解決手段】LED素子112および雄端子111が設けられた配線板110を収容するLED実装基板収容容器1であって、端部内周面10aが相手コネクタ200の端部外周面203を覆い、シール材配置部14aが設けられた嵌合部14と、配線板110の固定位置を定める当接部17とを有してなる透光性のハウジング10と、雄端子111が挿通可能、かつ相手コネクタ200に対応配置された挿通孔21が形成された板状部材からなる雄端子位置固定部20と、方向Dに雄端子位置固定部20および配線板110をガイドするガイド部15とを有してなり、雄端子位置固定部20は、雄端子111の先端が挿通孔21に挿入されて配線板110とハウジング10内に収容され、かつ配線板110に比して開口12a近くに配置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、LED素子が実装され、かつ雄端子が設けられた配線板を収容するLED実装基板収容容器に関する。
従来、LED(発光ダイオード)素子が実装された配線板を収容するLED実装基板収容容器は、コネクタとしての機能を付加させるため、配線板に雄端子を設けるようにしたものがある。このようなコネクタ機能を付加されたLED実装基板収容容器は、多様な場所に配置されるので、防水性を有することが要求されている。
しかも、このようなLED実装基板収容容器は雄端子が相手コネクタの雌端子と接続されるため、雄端子の相手コネクタとの接続部分が、相手コネクタとの接続位置に対応した配置で容器外に露出されなければならない。すなわち、雄端子が相手コネクタとの接続位置に対応した配置で保持されていることが重要となる。このため、雄端子が相手コネクタとの接続位置に対応した配置で保持され、かつ防水性を有する雄端子を設けられた配線板を収容する防水コネクタが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載された配線板収容容器は、図12に示すように、雄端子を設けられた配線板310を収容する配線板収容容器300を有してなる防水コネクタであり、配線板310を後端部方向から挿入可能な開口321を有する箱状のケース320を備える一方、相手コネクタ400と結合する雄コネクタ330の内周面に配線板310の前端部が固定されて、この配線板310を後端部方向から開口321に挿入したときに、開口321に嵌め込まれる雄コネクタ330の嵌め込み部の外周面に開口321の内周面に密接するシーリング340が取り付けられている。
特開平10−172643号公報
しかしながら、特許文献1に記載の配線板収容容器300は、雄コネクタ330との嵌め込み部に設けられるシーリング340に加え、相手コネクタ400との間にもシーリング410を設けなければならないため、シーリング340およびシーリング410の2箇所のシーリングが必要となり、結果的に構成が複雑になってしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、雄端子が相手コネクタとの接続位置に対応した配置で保持され、かつ簡易な構成で防水性を有するLED実装基板収容容器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の請求項1にかかるLED実装基板収容容器は、LED素子が実装され、かつ雄端子が設けられた配線板を収容するLED実装基板収容容器であって、一面を開口した箱型形状の開口側端部内周面が前記雄端子の接続相手となる相手コネクタの端部外周面を覆うように形成され、密閉性を有するシール材を配置させるシール材配置部が設けられた嵌合部と、前記配線板に当接されることによって前記配線板の前記相手コネクタの挿入方向での固定位置を定める当接部と、を有してなる透光性のハウジングと、前記雄端子が挿通可能、かつ前記相手コネクタの端子に対応配置された挿通孔が形成された板状部材からなる雄端子位置固定部と、前記相手コネクタの挿入方向に移動可能に前記雄端子位置固定部および前記配線板をガイドするガイド部と、を有してなり、前記配線板が当該LED実装基板収容容器内に収容される場合、前記雄端子位置固定部は、前記雄端子の少なくとも先端部分が前記挿通孔に挿入された状態で前記配線板とともに前記ハウジング内に収容され、かつ前記配線板に比して前記ハウジングの開口近くに配置されることを特徴とする。
また、本発明の請求項2にかかるLED実装基板収容容器は、上記の発明において、前記ガイド部は、前記ハウジング内面に設けられた溝またはリブを有してなることを特徴とする。
また、本発明の請求項3にかかるLED実装基板収容容器は、上記の発明において、前記ハウジングが、前記相手コネクタに嵌合された場合、前記当接部と、前記雄端子位置固定部とによって前記配線板が挟持固定されることを特徴とする。
また、本発明の請求項4にかかるLED実装基板収容容器は、上記の発明において、前記当接部は、前記ハウジングの底面を形成する壁の内側表面であることを特徴とする。
本発明の請求項1にかかるLED実装基板収容容器は、ハウジング10が相手コネクタ200を嵌合するように嵌合部14が形成されているため、この嵌合部14にシール材SLを設けるのみで防水することが可能であり、しかも、雄端子固定部20の挿通孔21によって雄端子111を相手コネクタ200との接続位置に対応した配置で保持させ、相手コネクタ200の挿入方向Dでの移動においてもリブ15によって、雄端子固定部20および配線板110がガイドされ、この配置を保持し続けることができるので、雄端子111が相手コネクタ200との接続位置に対応した配置で保持され、かつ簡易な構成で防水性を有する。
本発明の請求項2にかかるLED実装基板収容容器は、上述した請求項1と同様の効果を奏するとともに、前記ガイド部は、前記ハウジング内面に設けられた溝またはリブを有してなるので、前記相手コネクタの挿入方向での移動においても簡易な構成で前記相手コネクタとの接続位置に対応した配置で前記雄端子を保持させることができる。
本発明の請求項3にかかるLED実装基板収容容器は、上述した請求項1と同様の効果を奏するとともに、前記ハウジングが、前記相手コネクタに嵌合された場合、前記当接部と、前記雄端子位置固定部とによって前記配線板が挟持固定されるので、前記配線板を前記ハウジング内で確実に固定することができる。
本発明の請求項4にかかるLED実装基板収容容器は、上述した請求項1と同様の効果を奏するとともに、前記ハウジングの底面を形成する壁の内表面によって、前記配線板の挿入方向での固定位置を定めることができるので、簡易な構成とすることができる。
図1は、本発明の実施形態にかかるLED実装基板収容容器を有してなるLED照明ユニットおよびLED照明ユニットの雄端子と接続する雌端子が設けられた相手コネクタを示した図である。 図2は、本発明の実施の形態にかかるLED実装基板収容容器の斜視図である。 図3は、図2に示したLED実装基板収容容器を前側から視た図である。 図4は、図3に示したLED実装基板収容容器のA−A線断面図である。 図5は、図1に示した、配線板の斜視図である。 図6は、図1に示したハウジングの斜視図である。 図7は、図6に示したハウジングを前側から視た図である。 図8は、図1に示した雄端子位置固定部の斜視図である。 図9、本発明の実施の形態にかかるLED実装基板収容容器を有してなるLED照明ユニットと、相手コネクタとが接続されるまでの各部の動きを示した図である。 図10は、本発明の実施の形態にかかるLED実装基板収容容器を有してなるLED照明ユニットと、相手コネクタとが接続されるまでの各部の動きを示した図である。 図11は、図1に示したハウジングの変形例を示した図である。 図12は、従来例を説明するための図である。
以下、図面を参照して、本発明にかかるLED実装基板収容容器の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施形態にかかるLED実装基板収容容器1を有してなるLED照明ユニット100およびLED照明ユニット100の雄端子111と接続する雌端子が設けられた相手コネクタ200を示した図である。図2は、本発明の実施の形態にかかるLED実装基板収容容器1の斜視図である。図3は、図2に示したLED実装基板収容容器1を前側から視た図である。図4は、図3に示したLED実装基板収容容器1のA−A線断面図である。図5は、図1に示した、配線板110の斜視図である。図6は、図1に示したハウジング10の斜視図である。図7は、図6に示したハウジング10を前側から視た図である。図8は、図1に示した雄端子位置固定部20の斜視図である。
なお、便宜上、図中矢印方向を、前方向、後方向、上方向、下方向として説明する。
図1に示すように、LED照明ユニット100は、配線板110およびLED実装基板収容容器1を有してなる。
LED照明ユニット100は、雄端子111が相手コネクタ200との図示しない雌端子と接続されることによって、LED素子112の点灯を行うものである。なお、相手コネクタ200は、端部外周面203にシール材SLが設けられている。
配線板110は、いわゆるプリント配線板によって実現され、電源回路等の導体パターンが形成されている。この配線板110は、図5に示すように、基板表面にLED素子112が実装されている。また、配線板110は、基板上に3つの雄端子111が設けられ、この雄端子111が、図1に示すように、相手コネクタ200の挿入部201に挿入され、この挿入部201内に設けされた図示しない雌端子に接続される。
LED素子112は、箱状のパッケージの上面に発光部があり、図示しない電源入力端子が配線板110の図示しない電源回路に接続されている。このLED素子112は、電源回路を介して電源を供給されることによって点灯する。また、図示しない電源回路は、基板上に設けられた雄端子111に接続される。この雄端子111は、棒状の金属部材からなり、相手コネクタ200の挿入部201に挿入される直線状の接続部111aを配線板110の表面の法線に直交するようにして配線板110に取り付けされている。
なお、配線板110は、3つの雄端子111が設けられるものを例示したが、これに限らず、2つ以上の雄端子111が設けられていればよい。
つぎに、LED実装基板収容容器1について説明する。LED実装基板収容容器1は、図1に示すように、ハウジング10と、ハウジング10内で相手コネクタ200の挿入方向Dに移動可能に設けられた雄端子位置固定部20を有してなる。
ハウジング10は、透光性の材料からなる。このハウジング10は、ハウジング10の底面を形成する外形が4角形状の板状壁11と、板状壁11の4辺より立設する周側壁12とを有してなり、板状壁11に対向する一面に開口12aが形成された箱型形状である。
また、ハウジング10は、収容部13と、嵌合部14と、リブ15と、仮固定部16と、当接部17と、係合部18とを有してなる。
収容部13は、配線板110が収容される収容部である。この収納部13は、板状壁11を含むハウジング10の後方領域を形成する部分である。
嵌合部14は、ハウジング10の開口側端部内周面10aが相手コネクタ200の端部外周面203を覆うように形成され、密閉性を有するシール材SLを配置させるシール材配置部14aが設けられている。
この、シール材配置部14aは、ハウジング10の開口側端部10aの開口を大きく形成された部分である。このシール材配置部14aによって、開口側端部内周面10aと、相手コネクタ200の端部外周面203との間にシール材SLを配置させる間隙が形成される。これにより、ハウジング10と相手コネクタ200とが嵌合した場合、その嵌合部分にシール材SLを配置させて防水性を高めることができる。なお、この実施の形態では、相手コネクタ200の端部外周面にシール材SLを設けるものを例示したが、これに限らない。例えば、ハウジング10のシール材配置部14aにシール材SLを設けるようにしてもよい。
リブ15は、ガイド部として雄端子位置固定部20を挿入方向Dで移動可能にガイドするものである。このリブ15は、図6に示すように、向かい合う周側壁12のそれぞれの内面に、開口12aから板状壁11に向けて直線状に形成されている。また、リブ15は、図3に示すように、雄端子位置固定部20に形成された後述する一対のガイド片22がリブ15の溝15a内に挿入されることによって雄端子位置固定部20を挿入方向Dで移動可能にガイドしている。すなわち、リブ15とガイド片22によってガイド部としての機能をなしている。
また、リブ15は、ガイド部として配線板110を挿入方向Dで移動可能にガイドするものでもある。より具体的には、このリブ15は、配線板110の対向する端部の各端部がリブ15によって形成された各溝15a内に挿入されることによって配線板110を挿入方向Dの移動で移動可能にガイドしている。
仮固定部16は、雄端子位置固定部20をハウジング10内の開口12a付近に固定させるものである。この仮固定部16は、図7に示すように、ハウジング10の対向する周側壁12のそれぞれの内面から突出して形成された一対の表面半球面状の凸部である。
この一対の仮固定部16は、図4に示すように、雄端子位置固定部20の後述する半球突出部23の厚み分だけ挿入方向Dでずらして設けられている。また半球突出部23と仮固定部16とは接触するように設けられている。このため、半球突出部23が挿入方向Dで一対の仮固定部16の間に位置されることによって、雄端子位置固定部20が固定される。
ここで、仮固定部16および半球突出部23は、それぞれ表面が球面形状であり、接触面積を小さくするように形成されているので、雄端子位置固定部20に相手コネクタ200の挿入方向への押圧がかかると、容易に固定状態を解除させて雄端子位置固定部20を挿入方向Dで移動させることができる。すなわち、雄端子位置固定部20は、仮固定部16によって仮固定されることになる。
当接部17は、配線板110に当接されることによって配線板110の挿入方向Dでの固定位置を定めるものである。この実施の形態では、板状壁11の内側表面が当接部17として機能している。すなわち、図1に示すように、配線板110が、挿入方向Dに移動された場合、挿入方向後側の端面110aが板状壁11の内面に当接された配線板110の位置が配線板110の挿入方向Dでの固定位置とされる。
係合部18は、相手コネクタ200に形成された凹部202に係合するものである。この係合部18は、図2に示すように、周側壁12に形成され、後方に向けて漸次厚みを増すように傾斜して形成された傾斜面18aを有してなる。係合部18は、相手コネクタ200と、ハウジング10とが嵌合した場合、凹部202と係合される。このため、相手コネクタ200とハウジング10とが嵌合を保持させるための保持力を加えられた状態で嵌合状態が維持される。なお、係合部18は、これに限らず、相手コネクタ200との嵌合状態を維持させることができれば、その他の係合部を用いてもよい。
つぎに、雄端子位置固定部20について説明する。雄端子位置固定部20は、雄端子111が挿通可能、かつ相手コネクタ200の端子に対応配置された挿通孔21が形成されたものである。
より具体的には、雄端子位置固定部20は、図3および図8に示すように、板状の部材からなり、外形がハウジング10の開口12a形状にほぼ等しい形状で形成されている。また、雄端子位置固定部20は、3つの挿通孔21と、一対のガイド片22と、一対の半球突出部23とを有してなる。
各挿通孔21は、雄端子111を挿通可能に形成された孔であり、雄端子111の接続部111aの延びる方向に直交する雄端子111の断面外形にほぼ等しい形状で形成されている。また、各挿通孔21は、ハウジング10と相手コネクタ200とが嵌合した場合、各雄端子111が対応する各挿入部201に挿入される位置(以下、端子接続位置という。)に固定するようになっている。
この実施の形態では、雄端子位置固定部20に3つの挿通孔21が形成されるものを例示したが、挿通孔21の数は3つに限定されず、挿通させる雄端子111の数に応じた数の挿通孔21が形成されていればよい。例えば、挿通させる雄端子111が4つである場合、挿通孔21は、4つ形成するようにしてもよい。
ガイド片22は、ガイド部として雄端子位置固定部20を挿入方向Dに移動可能にガイドするものである。このガイド片22は、雄端子位置固定部20の両側面から直線状に突出した一対の突出片である。
半球突出部23は、雄端子位置固定部20をハウジング10内の開口12a付近に固定させるものである。この半球突出部23は、雄端子位置固定部20の両側面のガイド片22下方位置から表面半球面状に突出した一対の凸部である。
つぎに、図9および図10を用いて、本発明の実施の形態にかかるLED実装基板収容容器1を有してなるLED照明ユニット100と、相手コネクタ200とが接続されるまでの各部の動きを説明する。図9および図10は、本発明の実施の形態にかかるLED実装基板収容容器1を有してなるLED照明ユニット100と、相手コネクタ200とが接続されるまでの各部の動きを示した図である。
まず、雄端子111の先端を雄端子位置固定部20の挿通孔21に挿入させることによって雄端子位置固定部20に配線板110を取り付けた状態でハウジング10内の仮固定位置まで雄端子位置固定部20を挿入する(図9(a)参照)。この雄端子位置固定部20のハウジング10内への挿入の際、雄端子位置固定部20および配線板110は、リブ15によってガイドされながらハウジング10内に挿入されるので、相手コネクタ200との端子接続位置を保持することができる。また、雄端子固定部20は、仮固定部16によって、ハウジング10内で仮固定されるので、配線板110がハウジング10外に脱落することを防止している。
その後、相手コネクタ200がハウジング10の開口12aから挿入される(図9(b)参照)。この相手コネクタ200の挿入により雄端子位置固定部20が挿入方向Dに押圧され、配線板110とともにハウジング10内で後方に向けて移動する。この、雄端子位置固定部20および配線板110の移動においても、雄端子位置固定部20および配線板110はリブ15にガイドされながら移動するため、相手コネクタ200との端子接続位置が保持される。
その後、さらに相手コネクタ200が挿入方向Dに移動されると、配線板110の端面110aが板状壁11の当接部17に当接される(図10(c)参照)。このように配線板110の一方の端面110aが当接部17に当接されることによって、配線板110は、ハウジング10内挿入方向Dでの固定位置が定められる。
その後、配線板110が当接部17に突き当てられた状態で相手コネクタ200が挿入方向Dに移動されて、ハウジング10と相手コネクタ200とが嵌合される(図10(d)参照)。このように、配線板110が当接部17に突き当てられた状態であるため、雄端子固定部20が配線板110のもう一方の端面110bに当接するまで挿入方向Dに移動される。この雄端子固定部20移動によって、雄端子21の相手コネクタ200との接続部111aが挿通孔21から相手コネクタ200側に出され、相手コネクタ200の挿入部201に挿入される。
また、嵌合が完了されると、雄端子固定部20が配線板110の端面110bに当接され、配線板110が両端面110a,110bを雄端子固定部20と当接部17とによって挟持固定される。
また、雄端子固定部20が、開口12aを塞ぐように収容部13に配置されるので、LED素子112から発せれられる光がLED実装基板収容容器1外に漏れることを防止している。このLED素子112から光が出射した際、その光はハウジング10の壁を透過してハウジング10外に出射される。
また、シール材SLが、シール材配置部14aに配置され、ハウジング10と相手コネクタ200との嵌合部分がシールされる。
本発明の実施の形態のLED実装基板収容容器1は、ハウジング10が相手コネクタ200を嵌合するように嵌合部14が形成されているため、この嵌合部14にシール材SLを設けるのみで防水することが可能であり、しかも、雄端子固定部20の挿通孔21によって雄端子111を相手コネクタ200との接続位置に対応した配置で保持させ、相手コネクタ200の挿入方向Dでの移動においてもリブ15によって、雄端子固定部20および配線板110がガイドされ、この配置を保持し続けることができるので、雄端子111が相手コネクタ200との接続位置に対応した配置で保持され、かつ簡易な構成で防水性を有する。
本発明の実施の形態のLED実装基板収容容器1は、前記ガイド部がハウジング10内面に設けられたリブ15であるので、挿入方向Dでの移動においても簡易な構成で相手コネクタ200との接続位置に対応した配置で雄端子111を保持させることができる。
また、本発明の実施の形態のLED実装基板収容容器1は、ハウジング10が、相手コネクタ200に嵌合された場合、当接部17と、雄端子位置固定部20とによって配線板110を挟持固定することができるので、配線板110をハウジング10内で確実に固定することができる。
また、本発明の実施の形態のLED実装基板収容容器1は、ハウジング10の底面を形成する板状壁11によって、配線板110の挿入方向Dでの固定位置を定めることができるので、簡易な構成とすることができる。
また、本発明の実施の形態のLED実装基板収容容器1は、雄端子固定部20が仮固定部16によって、ハウジング10内で仮固定されるので、配線板110がハウジング10外に脱落することを防止することができる。
また、本発明の実施の形態のLED実装基板収容容器1は、ハウジング10が相手コネクタ200に嵌合された場合、雄端子固定部20が開口12aを塞ぐように収容部13に配置されるので、LED素子112から発せれられる光が開口12a側からLED実装基板収容容器1外に漏れることを防止することが可能となり、結果的にハウジング10外に効率よく光を出射させることができる。
また、本発明の実施の形態のLED実装基板収容容器1は、ハウジング10が透光性を有するため、LED素子112から出射された光の強度を低下させないようにしてハウジング10外に光を出射させることができる。
なお、本発明の実施の形態のLED実装基板収容容器1は、ガイド部としてリブ15を例示したが、これに限らない。例えば、図11に示すように、ガイド部としてハウジング10の内面に凹状に形成された溝15bを用いてもよい。このように溝15bをガイド部として用いた場合、挿入方向Dでの移動においても溝15bによって、雄端子固定部20および配線板110がガイドされ、相手コネクタ200との端子接続位置を保持することができる。
また、本発明の実施の形態のLED実装基板収容容器1は、雄端子位置固定部20が、外形がハウジング10の開口12a形状にほぼ等しい形状で形成されているものを例示したが、これに限らない。すなわち、雄端子111が挿通可能、かつ相手コネクタ200の端子の配置に対応させて配置された挿通孔21が形成された板状部材であれば、その他の形状を用いてもよい。
また、本発明の実施の形態のLED実装基板収容容器1は、ハウジング10が仮固定部16を有してなり、雄端子位置固定部20が半球突出部23を有してなるものを例示したが、これに限らない。すなわち配線板110がハウジング10外に脱落することを防止することができればよい。例えば、ハウジング10の開口12a側に蓋等を設けて配線板110がハウジングから脱落しないようにしてもよい。
また、本発明の実施の形態のLED実装基板収容容器1は、ハウジング10が、外形が4角形状の板状壁11と、板状壁11の4辺より立設する周側壁12とを有してなるものを例示したが、これに限らない。すなわち、一面が開口された箱形形状であれば、その他の形状であってもよい。例えば、ハウジング10が有底の円筒容器であってもよい。
なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
1 LED実装基板収容容器
10 ハウジング
10a 端部内周面
11 板状壁
12 周側壁
12a 開口
13 収容部
14 嵌合部
14a シール材配置部
15 リブ
15a、15b 溝
16 仮固定部
17 当接部
18 係合部
18a 傾斜面
20 雄端子位置固定部
21 挿通孔
22 ガイド片
23 半球突出部
100 LED照明ユニット
110 配線板
110a、110b 端面
111 雄端子
111a 接続部
112 LED素子
200 相手コネクタ
201 挿入部
202 凹部
203 端部外周面
SL シール材
D 相手コネクタの挿入方向

Claims (4)

  1. LED素子が実装され、かつ雄端子が設けられた配線板を収容するLED実装基板収容容器であって、
    一面を開口した箱型形状の開口側端部内周面が前記雄端子の接続相手となる相手コネクタの端部外周面を覆うように形成され、密閉性を有するシール材を配置させるシール材配置部が設けられた嵌合部と、前記配線板に当接されることによって前記配線板の前記相手コネクタの挿入方向での固定位置を定める当接部と、を有してなる透光性のハウジングと、
    前記雄端子が挿通可能、かつ前記相手コネクタの端子に対応配置された挿通孔が形成された板状部材である雄端子位置固定部と、
    前記相手コネクタの挿入方向に移動可能に前記雄端子位置固定部および前記配線板をガイドするガイド部と、
    を有してなり、
    前記配線板が当該LED実装基板収容容器内に収容される場合、
    前記雄端子位置固定部は、
    前記雄端子の少なくとも先端部分が前記挿通孔に挿入された状態で前記配線板とともに前記ハウジング内に収容され、かつ前記配線板に比して前記ハウジングの開口近くに配置されることを特徴とするLED実装基板収容容器。
  2. 前記ガイド部は、
    前記ハウジング内面に設けられた溝またはリブを有してなることを特徴とする請求項1に記載のLED実装基板収容容器。
  3. 前記ハウジングが、
    前記相手コネクタに嵌合された場合、前記当接部と、前記雄端子位置固定部とによって前記配線板が挟持固定されることを特徴とする請求項1または2に記載のLED実装基板収容容器。
  4. 前記当接部は、
    前記ハウジングの底面を形成する壁の内側表面であることを特徴とする請求項1、2または3に記載のLED実装基板収容容器。
JP2010278866A 2010-12-15 2010-12-15 Led実装基板収容容器 Abandoned JP2012129046A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010278866A JP2012129046A (ja) 2010-12-15 2010-12-15 Led実装基板収容容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010278866A JP2012129046A (ja) 2010-12-15 2010-12-15 Led実装基板収容容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012129046A true JP2012129046A (ja) 2012-07-05

Family

ID=46645858

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010278866A Abandoned JP2012129046A (ja) 2010-12-15 2010-12-15 Led実装基板収容容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012129046A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105517702A (zh) * 2013-09-13 2016-04-20 东丽株式会社 气体吸附剂和气体吸附片以及空气过滤器

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0382507U (ja) * 1989-12-14 1991-08-22
JPH0384507U (ja) * 1989-12-18 1991-08-27
JPH06283228A (ja) * 1993-03-29 1994-10-07 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ一体型防水ケース
JPH08185920A (ja) * 1995-01-05 1996-07-16 Nippondenso Co Ltd 回路基板の電気的接続構造
JPH08268152A (ja) * 1995-03-30 1996-10-15 Koito Mfg Co Ltd フェンダーマーカ
JP2005149730A (ja) * 2003-11-11 2005-06-09 Japan Aviation Electronics Industry Ltd Icカード用コネクタ

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0382507U (ja) * 1989-12-14 1991-08-22
JPH0384507U (ja) * 1989-12-18 1991-08-27
JPH06283228A (ja) * 1993-03-29 1994-10-07 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ一体型防水ケース
JPH08185920A (ja) * 1995-01-05 1996-07-16 Nippondenso Co Ltd 回路基板の電気的接続構造
JPH08268152A (ja) * 1995-03-30 1996-10-15 Koito Mfg Co Ltd フェンダーマーカ
JP2005149730A (ja) * 2003-11-11 2005-06-09 Japan Aviation Electronics Industry Ltd Icカード用コネクタ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105517702A (zh) * 2013-09-13 2016-04-20 东丽株式会社 气体吸附剂和气体吸附片以及空气过滤器
CN105517702B (zh) * 2013-09-13 2017-12-29 东丽株式会社 气体吸附剂和气体吸附片以及空气过滤器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101412910B1 (ko) 커넥터 및 조명 장치
US9453621B2 (en) Illumination apparatus having interconnectable light emitting parts
JP5687599B2 (ja) Ledライト
US9570898B2 (en) Wire protection structure
CN102345823B (zh) 车辆用室内灯
JP2011148461A (ja) Ledランプユニット
JP6559723B2 (ja) 照明ユニット
JP2012129046A (ja) Led実装基板収容容器
JP2012221862A (ja) 外装用ランプ
JP2007299803A (ja) 電気機器の外郭構造
JP4725286B2 (ja) 電子機器
JP6271753B2 (ja) 照明装置
JP5491780B2 (ja) 表示灯
JP2012252890A (ja) 防水性led照明ユニット
JP5660961B2 (ja) 電子機器ケース
JP7410873B2 (ja) 電子ユニット
JP2013179201A (ja) 発光装置及び照明器具
JP7249576B2 (ja) 照明装置
JP2013145667A (ja) 照明装置
JP2023061005A (ja) 電力変換装置
JP2009224412A (ja) 発光装置
JP2023144621A (ja) 照明装置
JP2012124084A (ja) Led実装基板収容容器
JP5515880B2 (ja) 乾電池収容構造
JP2015026694A (ja) コネクタ構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140805

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20141003