JP2012127985A - 画像投射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】投射光学系のシフト位置を検出する位置検出器に動作不良が生じても、光学性能を低下させるような動作を回避する。
【解決手段】画像投射装置100は、投射光学系5aを保持し、ベース部材70および光変調素子LPに対してシフト方向に移動可能なシフト部材71,72と、シフト部材を駆動するアクチュエータ79,84と、シフト部材の位置を検出する位置検出器89,91と、アクチュエータの動作をシフト部材の機械端より内側の第1の領域で制御するコントローラ50と、第1の領域の端から機械端までの第2の領域においてシフト部材とベース部材との間で弾性変形する緩衝部材93T,93Rとを有する。コントローラは、アクチュエータの動作中に位置検出器からの出力の時間に対する変化率が、第1の領域での該変化率以下の所定値より小さくなった場合にアクチュエータの動作を停止させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、投射光学系により画像を被投射面に投射する画像投射装置に関し、特に投射光学系をシフトさせる機構を有する画像投射装置に関する。
液晶プロジェクタ等の画像投射装置には、装置の位置を固定したままスクリーン等の被投射面上での画像投射位置を移動させる機能を有するものがある。この機能は、投射光学系を、液晶パネル等の光変調素子に対して、投射光学系の光軸に直交する方向にシフトさせることで実現される。そして、投射光学系のシフトを可能とする機構には、特許文献1にて開示されているように、モータ等のアクチュエータを用いて電動シフト駆動を行うものがある。
さらに特許文献1にて開示された画像投射装置では、投射光学系のシフト範囲の端部近傍にセンサ(位置検出器)を配置し、該センサによって投射光学系の到達を検出することに応じてアクチュエータの駆動力を減少させる。これにより、投射光学系(実際には投射光学系を保持する鏡筒等のシフト部材)がシフト範囲の端部を形成する機械端に強い力で押し付けられることによって投射光学系の光学性能が低下したり部品の破損が生じたりすることを防止できる。
特開2004−062000号公報
しかしながら、特許文献1にて開示された画像投射装置においては、投射光学系のシフト範囲の端部近傍への到達を検出するセンサの動作不良によって、該到達が正常に検出されない可能性がある。この場合、シフト部材がシフト範囲の端部近傍に到達してもアクチュエータの駆動力が減少されず、シフト部材が機械端に強い力で押し付けられてしまう。
本発明は、アクチュエータによって投射光学系をシフトさせる機構の動作を位置検出器の出力を用いて制御する場合に、位置検出器に動作不良が生じても、光学性能の低下や部品の破損を生じさせるような動作を回避できるようにした画像投射装置を提供する。
本発明の一側面としての画像投射装置は、光源からの光を変調する光変調素子と、該光変調素子からの光を被投射面に投射する投射光学系と、該投射光学系を保持し、ベース部材および光変調素子に対して、投射光学系の光軸に直交するシフト方向に移動可能なシフト部材と、該シフト部材をシフト方向に駆動するアクチュエータと、シフト部材のシフト方向での位置を検出する位置検出器と、該位置検出器からの出力を用いて、シフト部材がシフト方向の両側に設けられた機械端よりも内側の第1の領域で駆動されるようにアクチュエータの動作を制御するコントローラと、少なくとも第1の領域の端から機械端までの第2の領域において、シフト部材とベース部材との間で弾性変形する緩衝部材とを有する。そして、コントローラは、アクチュエータが動作している間に位置検出器からの出力の時間に対する変化率が、第1の領域での該変化率以下に設定された所定値より小さくなった場合に、アクチュエータの動作を停止させることを特徴とする。
本発明において、シフト部材は、少なくとも第2の領域において、弾性変形した緩衝部材から機械端への移動に対する抵抗を受ける。これにより、位置検出器からの出力の時間に対する変化率(つまりは移動速度)が第1の領域での該変化率(所定値)よりも小さくなるので、これに応じてアクチュエータの動作を停止させることで、シフト部材の機械端への押し付けが防止される。したがって、位置検出器に動作不良が生じても、シフト部材の機械端への押し付けにより投射光学系の光学性能が低下したり部品の破損が生じたりすることを回避できる。
本発明の実施例である液晶プロジェクタのレンズシフト機構のエンコーダ出力を示す図。 実施例の液晶プロジェクタの外観図。 実施例の液晶プロジェクタの光学構成を示す図。 上記レンズシフト機構を示す正面図。 上記レンズシフト機構を示す斜視図。 実施例の液晶プロジェクタの動作を示すフローチャート。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図2には、本発明の実施例である液晶プロジェクタ(画像投射装置)100の外観を示している。5は投射レンズ鏡筒であり、投射光学系としての投射レンズ5aを内部に保持している。
なお、本実施例では、液晶パネルを光変調素子として用いた液晶プロジェクタについて説明するが、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD)等の他の光変調素子を用いた画像投射装置も本発明の実施例に含まれる。
図3には、液晶プロジェクタ100の光学構成の一部を示している。不図示の光源ランプからの白色の無偏光光は、不図示の偏光変換素子やダイクロイックミラー、および偏光ビームスプリッタPBS等により構成される色分解合成光学系βに入射する。色分解合成光学系βは、入射した光を、R,G,Bの3色の光に分解し、かつ特定の偏光方向を有する偏光光に変換して液晶パネルLPに導く。図3には、3色の光のうち1色の光に対応する液晶パネルLPのみを示している。
液晶パネルLPは、液晶プロジェクタ100に外部から入力された映像信号に応じた原画を形成し、該原画によって(つまりは入力映像信号に応じて)入射光を変調する。液晶パネルLPによって変調された1色の光L1は、偏光ビームスプリッタPBSを介して、色分解合成光学系βに含まれるダイクロイックプリズムDPに入射する。また、他の不図示の液晶パネルによって変調された2色の光も、ダイクロイックプリズムDPに導かれる。
ダイクロイックプリズムDPは、入射した3色の変調光を合成して、投射レンズ鏡筒5内の投射レンズ5aに導く。該投射レンズ5aは、合成された3色の変調光を不図示のスクリーン等の被投射面に投射する。これにより、入力映像信号に対応する投射画像が被投射面上に表示される。
投射レンズ鏡筒5は、後述するレンズシフト機構の一部である第2のシフト板72に固定されている。第2のシフト板72は、第1のシフト板71により、図3の紙面に垂直な方向Xに移動可能に保持されている。第1のシフト板71は、シフトベース70により、図3中の上下方向Yに移動可能に保持されている。方向X,Yは、投射レンズ5aの光軸AXLに直交する方向である。以下、方向X,Yをシフト方向ともいう。このように、投射レンズ鏡筒5と第1および第2のシフト板71,72は、投射レンズ(投射光学系)5aは、色分解合成光学系β、液晶パネルLPおよびシフトベース70に対して、シフト方向に移動可能(シフト可能)に保持される。
次に、図4および図5を用いて、レンズシフト機構の構成について説明する。図4はレンズシフト機構を投射レンズ5aの光軸方向から見たときの構成を、図5は斜めから見た構成を示している。なお、レンズシフト機構による投射レンズ鏡筒5の移動方向に関して、以下の説明では、図中の+Y方向を上方向といい、+X方向を右方向という。
レンズシフト機構は、プロジェクタの筐体に固定されるシフトベース70と、該シフトベース70に対して上下方向に移動する第1のシフト板71と、左右方向に移動する第2のシフト板72を含む。投射レンズ鏡筒5のフランジ部5bは、第2のシフト板72にビスにより取り付けられる。第1のシフト板71および第2のシフト板72にはそれぞれ、投射レンズ鏡筒5のうちフランジ部5bよりも光入射側に突出した端部が挿入される開口部73,74が形成されている。
第1のシフト板71には、シフトベース70に形成された軸部75が挿入される上下方向に延びる長穴部76が形成されている。長穴部76が軸部75によってガイドされることにより、第1のシフト板71がシフトベース70に対して上下方向にのみ移動可能に保持される。第1のシフト板71は、シフトベース70をベース部材とみなした場合のシフト部材に相当する。
また、第2のシフト板72には、第1のシフト板71に形成された軸部77が挿入される左右方向に延びる長穴部78が形成されている。長穴部78が軸部77によってガイドされることにより、第2のシフト板72が第1のシフト板71に対して左右方向にのみ移動可能に保持される。これにより、第2のシフト板72およびこれに固定された投射レンズ鏡筒5が、シフトベース70に対してシフト方向である上下方向および左右方向に移動可能に保持される。投射レンズ鏡筒5および第2のシフト板72は、シフトベース70および第1のシフト板71をベース部材とみなした場合のシフト部材に相当する。
シフトベース70には、第1のシフト板71を上下方向に駆動するためのアクチュエータである第1のモータ79が不図示のモータ保持板金を介して取り付けられている。第1のモータ79の回転は、第1の歯車機構80を介して減速されて第1の送りねじ軸81に伝達される。第1の送りねじ軸81には、第1のナット部材82が螺合している。第1のナット部材82は、第1のシフト板71に形成された第1の座部83により保持されている。
第1のモータ79が動作して第1の送りねじ軸81が回転すると、第1のナット部材82とともに第1のシフト板71が第1の送りねじ軸81の軸方向、すなわち上下方向に移動する。
また、第1のシフト板71には、第2のシフト板72を左右方向に駆動するためのアクチュエータである第2のモータ84が不図示のモータ保持板金を介して取り付けられている。第2のモータ84の回転は、第2の歯車機構85を介して減速されて第2の送りねじ軸86に伝達される。第2の送りねじ軸86には、第2のナット部材87が螺合している。第2のナット部材87は、第2のシフト板72に形成された第2の座部88により保持されている。
第2のモータ84が動作して第2の送りねじ軸86が回転すると、第2のナット部材87とともに第2のシフト板72が第2の送りねじ軸86の軸方向、すなわち左右方向に移動する。
シフトベース70には、位置検出器としての第1のリニアエンコーダ89が、第1のエンコーダ保持板金90を介して取り付けられている。第1のリニアエンコーダ89は、第1のシフト板71の上下方向でのシフト位置を検出する。また、第1のシフト板71には、位置検出器としての第2のリニアエンコーダ91が第2のエンコーダ保持板金92を介して取り付けられている。第2のリニアエンコーダ91は、第2のシフト板72の左右方向でのシフト位置を検出する。
第1のリニアエンコーダ89からの出力は、コントローラ50に入力される。コントローラ50は、CPU等により構成され、第1のリニアエンコーダ89からの出力を用いて、第1のシフト板71が上下方向両側の機械端よりも内側の第1の領域で上下方向に駆動されるように第1のモータ79の動作を制御する。第1のシフト板71の上方向の機械端は、シフトベース70に形成された軸部75に対して第1のシフト板71に形成された長穴部76の下端が当接する位置であり、下方向の機械端は軸部75に対して長穴部76の上端が当接する位置である。
また、第2のリニアエンコーダ91からの出力も、コントローラ50に入力される。コントローラ50は、第2のリニアエンコーダ91からの出力を用いて、第2のシフト板72が左右方向両側の機械端よりも内側の第1の領域で左右方向に駆動されるように第2のモータ84の動作を制御する。第2のシフト板72の左方向の機械端は、第1のシフト板71に形成された軸部77に対して第2のシフト板72に形成された長穴部78の右端が当接する位置であり、右方向の機械端は軸部77に対して長穴部78の左端が当接する位置である。
さらに、第1のシフト板71の上下の端部にはそれぞれ、弾性を有する緩衝部材としてのゴム部材93T,93Bが取り付けられている。一方、シフトベース70の上下部におけるゴム部材93T,93Bと対向する位置には、当接部94T,94Bが設けられている。ゴム部材93T,93Bは、第1のシフト板71が後述する第1の領域で上下方向に移動する間は当接部94T,94Bに当接しないが、後述する第2の領域で上下方向に移動する際には当接部94T,94Bに当接して弾性変形する。
また、第2のシフト板72の左右の端部にはそれぞれ、弾性を有する緩衝部材としてのゴム部材93L,93Rが取り付けられている。一方、シフトベース70の左右部におけるゴム部材93L,93Rと対向する位置には、当接部94L,94Rが設けられている。ゴム部材93L,93Rは、第1のシフト板71が後述する第1の領域で左右方向に移動する間は当接部94L,94Rに当接しないが、後述する第2の領域で左右方向に移動する際には当接部94L,94Rに当接して弾性変形する。
図1のグラフは、第1および第2のシフト板71,72(以下、単にシフト板という)の移動に伴う第1および第2のリニアエンコーダ89,91(以下、単にエンコーダという)の出力の変化を示している。縦軸はエンコーダ(89,91)の出力を、横軸はシフト板(71,72)の移動の時間を示している。
図1の中央の領域Aは、コントローラ50がエンコーダ出力を用いてモータ(79,84)の動作を制御することでシフト板が移動される通常制御領域である第1の領域を示している。また、領域Aの両側の領域Bは、領域Aの端から前述した機械端までの第2の領域を示しており、本来は、この領域Bでのモータの制御は行われない。しかし、エンコーダの動作不良により、領域Bでもモータが動作し、シフト板が機械端に向かって移動する可能性がある。
本実施例では、領域Aでは、ゴム部材(93T,93B,93L,93R)が当接部(94T,94B,94L,94R)に当接しないので、シフト板がゴム部材の弾性変形による移動抵抗を受けることはない。このため、シフト板は、一定速度で移動し、該移動に比例したエンコーダ出力が得られる。このときのエンコーダ出力の時間に対する変化率(グラフの傾き)をθとする。
一方、領域Bでは、ゴム部材が当接部に当接して弾性変形することで、シフト板がその弾性反力による移動抵抗を受ける。移動抵抗は、シフト板が機械端に近づくほど大きくなる。この結果、モータが領域Aと同じ駆動力を出力している場合、シフト板の移動速度は機械端に近づくほど遅くなり、エンコーダ出力の時間に対する変化率(グラフの点線部分の接線の傾き)θaも小さくなっていく。
そして、シフト板が領域B内の位置aや位置bに到達し、変化率θaが領域Aでの変化率以下(θ以下)に設定された所定値であるθTHより小さくなった場合に、コントローラ50は、モータの動作を停止させる。θTHは、モータの種類、シフト板の領域Aでの移動速度、緩衝部材の弾性等の要素に応じて、θの80%や70%等の値に適宜設定される。θTHは、コントローラ50の内部メモリに予め記憶される。
これにより、シフト板が機械端に押し付けられて、シフト板およびその周辺に歪みが生じることで投射レンズ5aの光学性能が低下したり、シフト機構の部品が破損したりすることを回避できる。
図6のフローチャートには、コントローラ50が行うレンズシフト機構(モータ79,84)の動作を制御するための処理を示している。コントローラ50は、この処理を内部メモリに格納されたコンピュータプログラムに従って実行する。
ステップS1では、コントローラ50は、プロジェクタの外面に設けられた操作部またはリモートコントローラにて投射レンズのシフト方向への移動を指示するシフト操作がなされたか否かを判定する。シフト操作がなされるまでこの判定を繰り返し、シフト操作がなされたときはステップS2に進む。なお、ここでは、シフト操作と同時に、投射レンズを移動させる目標位置である目標シフト位置も入力されるものとする。
ステップS2では、コントローラ50は、シフト操作により指示されたシフト方向に応じてモータ(79,84)を動作させる。これにより、シフト板(投射レンズ鏡筒5)は図1に示した領域A内で移動する。
次にステップS3では、コントローラ50は、エンコーダ(89,91)の出力を読み込む。コントローラ50は、このエンコーダ出力の読み込みを所定の周期で繰り返し行う。そして、コントローラ50は、エンコーダ出力の時間に対する変化率θaを算出する。すなわち、前回読み込んだエンコーダ出力と今回読み込んだエンコーダ出力との差を、前回と今回の間の時間で除算することでθaを算出する。
続いてステップS4では、コントローラ50は、ステップS3にて算出したエンコーダ出力の変化率θaがθTHより小さいか否かを判定する。θaがθTHより小さくない場合はステップS5に進み、θaがθTHより小さい場合はステップS6に進む。
ステップS5では、コントローラ50は、ステップS3で今回読み込んだエンコーダ出力から、シフト板が目標シフト位置に到達したか否かを判定する。シフト板が目標シフト位置に到達していない場合はステップS2に戻ってモータの動作を継続させる。シフト板が目標シフト位置に到達した場合はステップS6に進む。
ステップS6では、コントローラ50は、モータの動作を停止させる。これにより、ステップS4にてθaがθTHより小さくなった場合には、ステップS5で目標シフト位置に到達した場合と同様に、シフト板(および投射レンズ鏡筒5)の移動が停止され、シフト板が機械端に押し付けられることを防止できる。
なお、上記実施例では、緩衝部材としてゴム部材を用いる場合について説明したが、スポンジやバネを用いてもよい。
また、上記実施例では、第1のシフト板71の上下端部や第2のシフト板72の左右端部に緩衝部材93T,93B,93L,93Rを設ける場合について説明した。しかし、緩衝部材を設ける位置はこれに限らない。例えば、シフトベース70の上下部や左右部に緩衝部材を設け、これに第1のシフト板71の上下端部や第2のシフト板72の左右端部が当接するように構成してもよい。また、軸部75,77が挿入される長穴部76,78の内側に緩衝部材を設け、これに軸部75,77が当接して緩衝部材を弾性変形させるようにしてもよい。
さらに、上記実施例では、第1および第2のシフト板71,72が第2の領域にて移動するときにのみ、緩衝部材93T,93B,93L,93Rが当接部94T,94B,94L,94Rに当接する場合について説明した。しかし、緩衝部材と当接部は、各シフト板が第1の領域にあるときから当接していてもよい。この場合、緩衝部材としては、各シフト板が第1の領域にあるときは緩衝部材の弾性変形により生じる移動抵抗ができるだけ小さく、各シフト板が第2の領域に入ったときに移動抵抗が大きく増加するような材料を選択することが好ましい。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
投射光学系のシフト機能を有する液晶プロジェクタ等の画像投射装置を提供できる。
70 シフトベース
71,72 シフト板
79,84 モータ
89,91 リニアエンコーダ
93T,93B,93R,93L ゴム部材
94T,94B,94R,94L 当接部
50 コントローラ

Claims (1)

  1. 光源からの光を変調する光変調素子と、
    該光変調素子からの光を被投射面に投射する投射光学系と、
    該投射光学系を保持し、ベース部材および前記光変調素子に対して、前記投射光学系の光軸に直交するシフト方向に移動可能なシフト部材と、
    該シフト部材を前記シフト方向に駆動するアクチュエータと、
    前記シフト部材の前記シフト方向での位置を検出する位置検出器と、
    該位置検出器からの出力を用いて、前記シフト部材が前記シフト方向の両側に設けられた機械端よりも内側の第1の領域で駆動されるように前記アクチュエータの動作を制御するコントローラと、
    少なくとも前記第1の領域の端から前記機械端までの第2の領域において、前記シフト部材と前記ベース部材との間で弾性変形する緩衝部材とを有し、
    前記コントローラは、前記アクチュエータが動作している間に前記位置検出器からの出力の時間に対する変化率が、前記第1の領域での前記変化率以下に設定された所定値より小さくなった場合に、前記アクチュエータの動作を停止させることを特徴とする画像投射装置。
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