JP2012127570A - 空気調和装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】空気中に浮遊する微生物や塵埃を吸い込んでも、殺菌効果を維持させながら連続的に運転可能な空気調和装置を得る。
【解決手段】室内送風ファン6の表面に吸水材料およびポリアニリンを塗布または含有させ、この室内送風ファン6の上流に、空気中に含まれる水分の量を増加させる熱交換器2と、水分を貯留する貯水部12と、空気中に含まれる水分に負電荷を帯電させる負電荷帯電部14を設け、貯水部12は負電荷帯電部14の一部を貯留水に浸水されるよう備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、内部の清潔性を保つ機能を備えた空気調和装置であって、主に空気調和装置内部の殺菌に関するものである。
従来、空気調和装置では、室内空気を室内ユニット内に吸い込み、吸い込んだ室内空気を室内熱交換器に送り込んで熱交換させ、熱交換後の空気を再び室内に吹き出すようにしている。このため、室内ユニット内には室内空気と一緒に空気中に浮遊する微生物や塵埃が吸い込まれ、室内ユニット内部壁面や室内熱交換器等にそれらが付着し、その付着した部分でカビや酵母、細菌などの微生物が塵埃についている有機物を栄養源にして増殖するという問題がある。
特に、冷房運転時には、熱交換器で冷却された空気中の水分が風路壁面に結露して水滴として残存する。風路内に水が残存すると空間内の相対湿度が上がり、カビや菌の増殖が促進される。また、カビや菌の代謝物によって臭いが生成され空気調和装置の運転時に悪臭を発生させると共に、空調室内にかび胞子や細菌が吹き出される可能性もあり、人体にアレルギー等の悪害を及ぼすことが知られている。
このような、湿気の高い場所で増殖するカビや菌の抑制手段として、風路側面に抗菌剤の塗布や練り込みを施す方式のものや、水溶性材料や金属イオンを溶出させる方式をとったものが知られている。
しかしながら、抗菌剤を塗布または練りこませた方式では、塵埃などが表面に堆積すると菌が抗菌剤に接触できないため抗菌性能が得られず、さらに、抗菌剤が効かないような耐性菌が発生することで、永続的な殺菌効果が得られないという問題があった。また、水溶性材料や金属イオンを溶出させる方式では、表面に付着した水滴中に抗菌成分を溶出させることで堆積した塵埃を通過し抗菌剤に接触することが可能となるが、抗菌成分が全量溶出しきってしまうと、抗菌成分が消失し、殺菌効果が得られないという問題があった。
このような課題に対し、塗布、含有する材料をポリアニリンとし、水滴中の酸素に電子を与えて強力な酸化力を有する活性酸素を生成させることで、耐性菌の発生や、抗菌成分の消失のおそれがなく、表面の殺菌及び防汚を実現することができるものが提案されている(特許文献1参照)。
また、ポリアニリンの触媒作用により水から活性酸素が生成されると、ポリアニリンが活性酸素生成不可能な酸化型へと構造変化し、活性酸素が生成されなくなるが、ポリアニリンを乾燥させることにより、酸化型のポリアニリン構造を活性酸素生成可能な還元型の構造体へ戻すことで、活性酸素の発生能力を回復させることができる。
特開2002−71296号公報(第3頁)
従来の熱交換器の汚染防止方法では、活性酸素の発生能力を失ったポリアニリンの発生能力を回復させる手段として、ポリアニリンを乾燥させる方法をとっているので、ポリアニリンが塗布されている基材の表面を乾燥させるためには、空気調和装置の運転を停止させなければならず、活性酸素の発生能力回復に時間がかかり、殺菌効果を維持しながら空気調和装置の運転を連続的に行なうことができないという欠点があった。
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、耐性菌の発生や、抗菌成分の消失のおそれがなく、殺菌効果を維持させながら連続的に運転を行なうことができる空気調和装置を提供することを目的とする。
本発明の空気調和装置は、水分を生成または貯留する水分生成部と、前記水分生成部により空気中に発生された水分に、負電荷を帯電させる負電荷帯電部と、負電荷に帯電された水分を吸着させる、吸水材料およびポリアニリンを塗布または含有させた基材とを備えたことを特徴とする。
本発明の空気調和装置は、耐性菌の発生や、抗菌成分の消失のおそれがなく、殺菌効果を維持させながら連続的に運転を行なうことができる空気調和装置を提供することを目的とする。
実施の形態1に係る空気調和装置の室内ユニットの構成図である。 実施の形態1に係る負電荷帯電部の構成図である。 実施の形態1に係るポリアニリンの特性図である。 実施の形態2に係る空気調和装置の構成図である。 実施の形態3に係る空気調和装置の構成図である。 実施の形態4に係る空気調和装置の構成図である。 実施の形態4に係る負電荷帯電部の構成図である。 実施の形態4に係る集塵部の構成図である。
以下、本願発明に係る空気調和装置の好適な実施の形態について添付資料を参照して説明する。なお、これらの実施の形態によって本発明が限定されることはない。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1について図1〜図3を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の室内ユニットの構成図、図2は本実施の形態1に係る負電荷帯電部の構成図、図3は本実施の形態1に係るポリアニリンの特性図である。
空気調和装置は、屋外に設置された室外ユニット(図示せず)と、空気調和を行う部屋内の壁面上部に設置された室内ユニット1とで構成され、室外ユニットに設けられた圧縮機、四方弁、室外熱交換器、膨張弁、さらに室内ユニット1に設けられた室内熱交換器2とが冷凍サイクルを形成するように接続され、四方弁により冷媒の流通方向を切替えることで室内ユニット1が設置された部屋の冷房と暖房を行えるようになっている。
図1に示すように、室内ユニット1は、室内の空気を温湿度調節する熱交換器2、熱交換器2を覆うように設けられ、熱交換器2への塵埃の付着を防止するプレフィルター3、空気中の水や塵埃に負電荷を帯電させる負電荷帯電部4、室内ユニット1内へ空気を取りいれる吸込み口5、取り入れた空気を熱交換器2へ送り室内ユニット外へ流す室内送風ファン6、室内ユニット内の空気を吐き出す吐出し口7、吐出し方向を変化させるフラップ8を備えている。
室内側熱交換器2は、いずれも複数枚のアルミニウム製のフィンと、このフィンを蛇行状に貫通した銅パイプから構成された、いわゆるフィンチューブ熱交換器である。
プレフィルター3は、例えば樹脂繊維でメッシュ状に編まれたシートを枠材に貼り付けたもので構成され、吸込み口5から吸い込んだ空気中に含まれている塵や埃を取り除き、室内熱交換器2が汚れるのを防止している。なお、この操作によりプレフィルター3は塵埃等が付着して汚れるため、ユーザーが定期的に清掃することが必要とされている。しかし、最近では、自動的にプレフィルター3の塵や埃を除去する機構を備えている場合もある。
室内送風ファン6は、吐出し口7が形成された横長形状筐体の本体ケース内に、回転軸方向を長手方向とした横長の横流翼を室内ファンモータ(図示せず)により回転駆動するよう設けられている。更に、室内ユニット1の部屋内空気の吸込み口となる吸込み口5から吐出し口7に向かって、室内送風ファン6による空気の風路であるケーシング部(図示せず)が形成されている。
吐出し口7には、吐出し口7を開閉する吹出口開閉機構として、左右方向に細長く形成され、左右端が軸支されたフラップ8が、フラップ用モータ(図示せず)とによって上下方向に回動するように設けられていて、フラップ8を回動させることで、吐出し口7が開閉可能となっている。また、フラップ8を閉回動させることで、吐出し口7は閉塞される。
室内送風ファン6には、吸水性材料とポリアニリンとを混合したものが塗布されている。ポリアニリンとともに吸水性材料が塗布されていることにより、積極的にポリアニリンが塗布された基材に水分を吸着でき、また、基材表面が親水性を有することで均一に水分が広がることとなり、効率的に活性酸素を生成させることができる。
吸水性材料の一例として、シリカ、ゼオライト、デシカイト、アロフィン、イモゴライトのうち1つ以上からなるものが挙げられる。なお、塗布に限らず、ポリアニリンと吸水性材料が表面に露出していれば、基材に直接、ポリアニリンと吸水性材料を含有しても良い。
基材に塗布されるポリアニリンは以下のようにして作られたものを使用している。ポリアニリン1gをN−メチルピロリドン(N-Methylpyrrolidone) 100mlおよび酢酸5mlの混合液に溶かした。これに、m−クロロパーベンゾイックアシッド(m-Chloroperbenzoic acid)0.75gを酢酸10mlに溶かした溶液を少しずつ加え1時間攪拌した。そして、得られた沈殿を濾過しアセトンでよく洗い、ドープされたポリアニリン(エメラルジン塩)を得る。
負電荷帯電部4は、室内送風ファン6の風上側に設置され、図2に示すように、電極部材の一部が鋭利な形状になっている導電性の高電圧電極9と導電性の対向電極10と両電極間を接続する高電圧電源11とにより構成されている。高電圧電極9と対向電極10との両電極間には高電圧電源11により数kVの高電圧を印加させ、放電発生させることで室内機内部の空気中に混在している塵埃及び水分をイオン化させ、負の電荷を帯電させる。このとき発生させる放電は、コロナ放電、グロー放電、ストリーマ放電他、沿面放電によるものであってもよい。尚、いずれの場合も、発生させるイオンは負イオンである。
次に、図3に、ポリアニリンの塗布されていない基材(a)、ポリアニリン塗布基材(b)、前段に負電荷帯電部4を設けたポリアニリン塗布基材(c)において、時間の経過に対する残存菌数の変化を比較した結果を示す。ポリアニリンの塗布されていない基材およびポリアニリン塗布基材の表面上に、10cfu/mLとなるように調整したミクロコッカス菌を滴下し、基材表面に残存する菌数の変化を検証した。
その結果、図3に示すように、ポリアニリンの塗布されていない基材(a)は、ポリアニリン塗布基材(b)、前段に負電荷帯電部4を設けたポリアニリン塗布基材(c)に比べ残存菌数減少が少ない。一方で、ポリアニリン塗布基材(b)は、初期に大幅な残存菌数減少は見られるが、所定時間以上で飽和してしまう。それに対して、前段に負電荷帯電部4を設けたポリアニリン塗布基材(c)は、経時変化とともに菌数が減少し続けていることが分かる。よって、ポリアニリン塗布基材の前段に負電荷帯電部4を設けることで、活性酸素を連続的に生成させ、継続的に殺菌効果を維持させることができる。
次に、動作について説明する。
室内送風ファン6によって塵埃を含んだ空気が吸込み口5を通って室内ユニット1内に吸引され、プレフィルター3を通り、熱交換器2を通過して、負電荷帯電部4へ流れる。空気調和装置で冷房運転を使用している場合、空気が熱交換器2を通過する際、熱交換器2で冷却された空気中の水分が熱交換器2およびその周辺のケーシング部に結露し、水滴として残存する。
熱交換器2およびケーシング部内に水が残存すると、空間内の相対湿度が上昇し、熱交換器2周辺の空気および熱交換器2を通過した空気には、多数の水分が混在する。塵埃および水分を含んだ空気は、負電荷帯電部4を通り、空気中の塵埃および水分に負電荷が帯電される。負電荷が帯電された塵埃および水分を含んだ空気は室内送風ファン6へ流れ、ポリアニリンおよび吸水材料が塗布されている室内送風ファン6には負電荷を帯電された塵埃および水分が、付着および堆積していく。
ポリアニリンに水分が接触すると、ポリアニリンが接触する水中の溶存酸素へ電子を供給し活性酸素(スーパーオキシドアニオンラジカル)が生成され、生成された活性酸素は菌に接触し、菌を酸化分解除去する。よって、ポリアニリンが塗布された室内送風ファン6に水分が付着すると活性酸素が生成され、生成された活性酸素は室内送風ファン6に付着及び堆積している塵埃と接触し、塵埃を栄養源に増殖するカビや菌を酸化分解除去する。
接触する水中の溶存酸素へ電子を供給したポリアニリンは、活性酸素を生成できない酸化構造へと構造変化するが、負電荷帯電部4より負電荷に帯電された塵埃や水が、ポリアニリンおよび吸水材料が塗布されている室内送風ファン6の表面上に付着してポリアニリンへ電子供与を行なうので、ポリアニリンは還元型構造へと活性酸素生成可能な構造体へ戻ることができる。よって、連続的に活性酸素を生成し続けることが可能となる。
その後、活性酸素の働きによって菌を分解除去された空気は、室内送風ファン6通過後、ケーシング部を通って吐出し口7から排出され、室内には殺菌された清潔な空気が吐出される。
以上のように、本実施の形態によれば、ポリアニリン塗布基材の前段に負電荷帯電部を設けることで、活性酸素の発生能力回復を持続させ、殺菌効果を維持させながら連続的に運転を行なうことができる空気調和装置を提供することができる。
実施の形態2.
上記実施の形1では、冷房運転、除湿運転以外の場合(吸込む空気が冷たい場合)、熱交換器2には水分の結露はしないのでケーシング部内の湿度が上がらず、周辺の空気に水があまり混在していないことから、活性酸素を多く生成させることができないが、実施の形態2では、冷房運転や除湿運転以外の場合でも活性酸素生成を増大させることができる空気調和装置について説明する。
実施の形態2に係る空気調和装置について図4を用いて説明する。図4は本発明の実施の形態2に係る空気調和装置の構成図である。図において、実施の形態1と同一または同等な構成部分については同一符号を付し、その説明を省略する。この実施の形態2が実施の形態1と異なるのは、水が貯留された貯水部12を、負電荷帯電部4の高電圧電極9を浸水させる位置に設けた点である。
図4に示すように、貯水部12は、中に水を貯留し、負電荷帯電部4の高電圧電極9の一部を貯留水に浸水させるように備えられている。この貯留水は一般的には水であり、酸素が溶存していれば特に制限するものではないが、イオン物質や不純物を含まないものが好ましい。
また、貯水部12は、空気調和装置から容易に取り外せる構造(図示せず)になっており、また、貯留水12の水の分量を検出できる装備(図示せず)が備えている。水の分量を検出できる装備は、例えば外部から貯留水の分量が確認できるメモリや、水の分量によって変化する気圧や重量によって貯留水の分量を確認できる装置があげられる。これにより、貯水部12内の水がなくなりそうな場合に使用者が気づきやすく、取り外せる構造となっていることで容易に貯水部12に水を補給することができる。
高電圧電極9は、チタン、ステンレス、銅などからなる発泡金属、導電性を有する多孔質材料もしくは、表面が凹凸加工されている導電性材料で構成されており、貯水部12内に貯留されている水を毛細管現象によって、高電圧電極9の先端まで吸い上げることができる。
負電荷帯電部4の高電圧電源11により数kVの高電圧を印加させると、浸水している貯水部12内の水を高電圧電極9の先端まで吸い上げた高電圧電極9の表面に静電気力が働き、高電圧電極9に吸い上げられた水は表面が不安定になる事によって微細化し霧化され放出される。このとき、放出された水分には負電荷が帯電されている。
次に、動作について説明する。
室内送風ファン6によって塵埃を含んだ空気が吸込み口5を通って室内ユニット1内に吸引され、プレフィルター3を通り、熱交換器2を通過して、負電荷帯電部4へ流れる。塵埃を含んだ空気には、貯水部12から吸い上げられた水が霧化放出されるとともに、負電荷帯電部4によって負電荷に帯電され、負電荷を帯びた水および塵埃が、ポリアニリンおよび吸水性材料が塗布された室内送風ファン6に付着および堆積する。
ポリアニリンに水分が接触すると、ポリアニリンが接触する水中の溶存酸素へ電子を供給し活性酸素(スーパーオキシドアニオンラジカル)が生成され、生成された活性酸素は菌に接触し、菌を酸化分解除去する。
このとき、ポリアニリンおよび吸水材料が塗布されている室内送風ファン6には、負電荷帯電部4で放出された多量の微細水が付着し、活性酸素の生成量は増大される。増大された活性酸素は、ポリアニリンおよび吸水材料が塗布されている室内送風ファン6に付着した塵埃に残存する菌の酸化分解除去を促進させる。
接触する水中の溶存酸素へ電子を供給したポリアニリンは、活性酸素を生成できない酸化構造へと構造変化するが、負電荷帯電部4より負電荷に帯電された塵埃や水が、ポリアニリンおよび吸水材料が塗布されている室内送風ファン6の表面上に付着してポリアニリンへ電子供与を行なうので、ポリアニリンは還元型構造へと活性酸素生成可能な構造体へ戻ることができる。よって、連続的に活性酸素を生成し続けることが可能となる。
その後、活性酸素の働きによって菌を分解除去された空気は、室内送風ファン6通過後、ケーシング部を通って吐出し口7から排出され、室内には殺菌された清潔な空気が吐出される。
以上のように、本実施の形態によれば、負電荷帯電部を貯水部に浸水させることで、空気中の水分量に関わらず活性酸素の生成量を増大させることができ、活性酸素の発生能力回復を持続させ、殺菌効果を維持させながら連続的に運転を行なうことができる空気調和装置を提供することができる。
また、本実施の形態にすることで、空気調和装置を冷房運転、除湿運転以外で使用する場合も、さらに、熱交換器を備えていない空気調和装置でも、活性酸素の生成を増大させることができるので、冷房運転、除湿運転を行なう空気調和装置に限定されず、殺菌効果を維持させながら連続的に運転を行なうことができる。
また、本実施の形態では、貯水部12内の水を高電圧電極9に供給する方法として、高電圧電極9を発泡金属、多孔質材料、凹凸加工材料にし、毛細管現象によって水を吸い上げる例を示しているが、これに限定するものではなく、高電圧電極9をシリカ、ゼオライト、カーボンなどの吸水性材料を含有させた基材にし、水を誘引させて高電圧電極9先端まで供給させる方法や、貯水部12にポンプを設置し、ポンプによって貯水部12内の水を汲みあげ、高電圧電極9に供給する方法でも良い。
実施の形態3.
次に、実施の形態3に係る空気調和装置について図5を用いて説明する。図5は本発明の実施の形態3に係る空気調和装置の構成図である。図において、実施の形態2と同一または同等な構成部分については同一符号を付し、その説明を省略する。この実施の形態3が実施の形態2と異なるのは、熱交換器2に結露したドレン水を貯水部12に貯留させる点であり、熱交換機2の下部にドレン水受け部13を設けている。
図5に示すように、ドレン水受け部13は、ドレン水を受ける受け部13aと、受けたドレン水を貯水部12へ流す流路部13bとで構成されている。空気調和装置が冷房運転を行なっている場合、空気が熱交換器2を通過する際、熱交換器2で冷却された空気中の水分が熱交換器2に結露する。結露した水分は、ドレン水受け部13に流れ、貯水部12にて回収される。
次に、動作について説明する。
室内送風ファン6によって塵埃を含んだ空気が吸込み口5を通って室内ユニット1内に吸引され、プレフィルター3を通り、熱交換器2を通過して、負電荷帯電部4へ流れる。空気調和装置が冷房運転を行なっている場合、空気が熱交換器2を通過する際、熱交換器2で冷却された空気中の水分が熱交換器2に結露し、ドレン水受け部13に流れ、貯水部12にて回収される。貯水部12に貯留されたドレン水は、高電圧電極9で吸い上げられ、空気中に霧化放出される。
負電荷帯電部4を流れる塵埃を含んだ空気には、貯水部12から吸い上げられた水が霧化放出されるとともに、負電荷帯電部4によって負電荷に帯電され、負電荷を帯びた水および塵埃が、ポリアニリンおよび吸水性材料が塗布された室内送風ファン6に付着および堆積する。
ポリアニリンに水分が接触すると、ポリアニリンが接触する水中の溶存酸素へ電子を供給し活性酸素(スーパーオキシドアニオンラジカル)が生成され、生成された活性酸素は菌に接触し、菌を酸化分解除去する。
このとき、ポリアニリンおよび吸水材料が塗布されている室内送風ファン6には、負電荷帯電部4で放出された多量の微細水が付着し、活性酸素の生成量は増大される。増大された活性酸素は、ポリアニリンおよび吸水材料が塗布されている室内送風ファン6に残存する菌の酸化分解除去を促進させる。
活性酸素生成させ電子を失ったポリアニリンは、活性酸素を生成できない、酸化構造へと構造変化するが、負電荷帯電部4より帯電された塵埃や水が、表面上に付着してポリアニリンへの電子供与を行うので、ポリアニリンは還元型構造へと活性酸素生成可能な構造体へ戻ることができる。よって、連続的に活性酸素を生成し続けることが可能となる。
活性酸素の働きによって菌を分解除去された空気は、室内送風ファン6通過後、ケーシング部を通って吐出し口7から排出され、室内には殺菌された清潔な空気が吐出される。
以上のように、本実施の形態によれば、熱交換器2に結露したドレン水を回収するドレン水受け部13を貯水部12に設けることで、貯水部12へ給水する手間が省けるとともに、空気中の水分量以上の水分をポリアニリン表面に供給できるので、殺菌効果をより高め、活性酸素の発生能力回復を持続させ、殺菌効果を維持させながら連続的に運転を行なうことができる空気調和装置を提供することができる。
また、本実施の形態では、貯水部12内の水を高電圧電極9に供給する方法として、高電圧電極9を発泡形態にし、毛細管現象によって水を吸い上げる例を示しているが、これに限定するものではなく、高電圧電極9をシリカ、ゼオライト、カーボンなどの吸水性材料を含有させた基材にし、水を誘引させて高電圧電極9先端まで供給させる方法や、貯水部12にポンプを設置し、ポンプによって貯水部12内の水を汲みあげ、高電圧電極9に供給する方法でも良い。
実施の形態1〜3では、室内送風ファン6に吸水性材料およびポリアニリンを混合したものを塗布しているが、これに限定するものではなく、負電荷帯電部4の風下であれば、ケーシング部壁面や、吐出し口7、フラップ8などに直接ポリアニリンおよび吸水性材料を塗布、含有させても良い。そうすることで、ケーシング部壁面や、吐出し口7、フラップ8などに付着した塵埃を栄養源にして増殖するカビや菌も殺菌除去することができる。
また、実施の形態1〜3では、負電荷帯電部4を熱交換器2の風下に設けているが、これに限定するものではなく、負電荷帯電部4をプレフィルター3もしくは熱交換器2の風上に設け、プレフィルター3や熱交換器2の表面にポリアニリンおよび吸水性材料を塗布、含有させることで、プレフィルター3および熱交換器2に付着した塵埃を栄養源にして増殖するカビや菌も殺菌除去することができる。
なお、請求項に記載されている基材とは、室内送風ファン6、ケーシング部、吐出し口7、フラップ8、プレフィルター3、熱交換器2など空気調和装置内部の、塵埃が付着する箇所に相当する。
実施の形態4.
次に、実施の形態4に係る空気調和装置について図6〜8を用いて説明する。図6は本実施の形態4に係る空気調和装置の構成図、図7は本実施の形態4に係る負電荷帯電部14の構成図、図8は本実施の形態4に係る集塵部15の構成図である。図において、実施の形態2と同一または同等な構成部分については同一符号を付し、その説明を省略する。
この実施の形態4が実施の形態1と異なるのは、負電荷帯電部14に高電圧電極9と対向電極10を複数設け、室内送風ファン6などにポリアニリンを塗布せず、ポリアニリンが塗布された電極を備えた集塵部15を設けた点である。
図8に示すように、集塵部15は、一定の間隔で配列された、板状電極16と、板状電極16に一枚おきに電圧を印加し、板状電極間に高電界が作られるように接続される高電圧電源17を備え、電圧印加された板状電極16のうち正電極側の板状電極16aに、ポリアニリンが塗布されている。電圧印加されていない板状電極16は負電極側の板状電極16bである。
板状電極16は導電性であり、例として、金属、アルミ、ステンレス、カーボン、チタン、銅、シリカ、ゼオライトなどが上げられる。ポリアニリンは、板状電極16表面に0.5μm以上の膜厚で均一に塗布されていることが好ましい。これにより、板状電極16が金属であった場合にも表面に露出しないため、流入ガス成分などによる酸化腐食の心配がない。
次に、動作について説明する。
室内送風ファン6によって塵埃を含んだ空気が吸込み口5を通って室内ユニット1内に吸引され、プレフィルター3を通り、熱交換器2を通過して、負電荷帯電部14へ流れる。空気調和装置で冷房運転を使用している場合、空気が熱交換器2を通過する際、熱交換器2で冷却された空気中の水分が熱交換器2およびその周辺のケーシング部に結露し、水滴として残存する。
熱交換器2およびケーシング部内に水が残存すると、空間内の相対湿度が上昇し、熱交換器2周辺の空気および熱交換器2を通過した空気には、多数の水分が混在する。塵埃および水分を含んだ空気は、負電荷帯電部14を通り、負電荷が帯電される。負電荷を帯電された塵埃および水分を含んだ空気は集塵部15へ流れ、集塵部15の板状電極16周辺に形成された電場の作用によって電気的な力を受け、ポリアニリンが塗布されている、正電極側の板状電極16aの表面に吸着捕集される。
ポリアニリンに水分が接触すると、ポリアニリンが接触する水中の溶存酸素へ電子を供給し活性酸素が生成される。生成された活性酸素は菌に接触し、菌を酸化分解除去する。よって、正電極側の板状電極16aに付着および堆積している塵埃を栄養源に増殖するカビや菌を、酸化分解除去することができる。
このとき、電子を供給したポリアニリンは、活性酸素を生成できない酸化構造へと構造変化するが、負電荷帯電部14より負電荷に帯電された塵埃や水が、ポリアニリン表面上に付着して電子供与を行なうので、ポリアニリンは還元型構造へと活性酸素生成可能な構造体へ戻ることができる。よって、連続的に活性酸素を生成し続けることが可能となる。
活性酸素の働きによって菌を分解除去された空気は、室内送風ファン6通過後、ケーシング部を通って吐出し口7から排出され、室内には殺菌された清潔な空気が吐出される。また、負電荷帯電させた塵埃や水のほとんどを、ポリアニリンが塗布された板状電極16aを備えた集塵部15に吸着捕集させることができるので、活性酸素を効率的に生成することができるとともに、効率的に菌を除去させることができる。
以上のように、本実施の形態によれば、負電荷帯電部14によって負電荷を帯電された塵埃を、電場の作用によって、高電界が作られている集塵部15で捕集することで、より効率的に活性酸素の生成、菌の除去をおこなうことができるとともに、活性酸素の発生能力回復を持続させ、殺菌効果を維持させながら連続的に運転を行なうことができる空気調和装置を提供することができる。
本実施の形態では、負電荷帯電部14として、高電圧電極9、対向電極10を複数備えたものを例に挙げたが、必ずしも電極を複数備える必要はなく、実施の形態1〜3の負電荷帯電部4でも良い。
また、本実施の形態では、板状電極16を導電性材料としたが、ポリアニリンが塗布されている正電極側の板状電極16aは導電性材料でなくてもよく、ポリアニリンを塗布した状態での表面抵抗が10〜10Ω/m2であることが好ましい。また、ポリアニリンによる活性酸素生成量を発現するために、ポリアニリンの固形分量を2wt%以上とすることが望ましい。
本実施の形態では正電極側の板状電極16aにはポリアニリンのみを塗布したが、これに限定するものではなく、ポリアニリンが表面に露出するよう板状電極に含有させたり、ポリアニリンとともに吸水性材料を塗布させたりしても良い。ポリアニリンとともに吸水性材料が塗布されていることにより、積極的にポリアニリンが塗布された基材に水分を吸着でき、また、基材表面が親水性を有することで均一に水分が広がることとなり、効率的に活性酸素を生成させることができる。
吸水性材料としては、シリカ、ゼオライト、デシカイト、アロフィン、イモゴライトのうち1つ以上からなるものが挙げられる。なお、塗布に限らず、ポリアニリンと吸水性材料が表面に露出していれば、基材に直接、ポリアニリンと吸水性材料を含有しても良い。
本実施の形態においても、上記する実施の形態2のように負電荷帯電部14を貯水部に浸水させても良い。そうすることで、空気中の水分量に関わらず活性酸素の生成量を増大させることができる。また、上記する実施の形態3のように、熱交換器2に結露したドレン水を回収するドレン水受け部13を貯水部12に設けても良い。そうすることで、貯水部12へ給水する手間が省けるとともに、空気中の水分量以上の水分をポリアニリン表面に供給できるので、殺菌効果をより高めることができる。
本実施の形態1〜4では、空気調和装置の例として、熱交換器を備えたエアコンでの例を示しているが、これに限定するものではなく、除湿機や冷蔵庫や冷凍庫の他、加湿器や空気洗浄装置や換気扇など、熱交換器を備えていない空気調和装置でも同様の殺菌効果が発揮される。
1 室内ユニット、2 熱交換器、3 プレフィルター、4 負電荷帯電部、5吸込み口、6 室内送風ファン、7 吐出し口、8 フラップ、9 高電圧電極、10 対向電極、11 高電圧電源、12 貯水部、13 ドレン水受け部、14 負電荷帯電部、15 集塵部、16 板状電極、16a 板状電極(正電極側)、16b 板状電極(負電極側)、17 高電圧電源。

Claims (8)

  1. 水分を生成または貯留する水分生成部と、
    前記水分生成部により空気中に発生された水分に、負電荷を帯電させる負電荷帯電部と、
    負電荷を帯電された水分を吸着させる吸水材料およびポリアニリンを塗布または含有させた基材とを備えたことを特徴とする空気調和装置。
  2. 空気中の水分が、前記負電荷帯電部、前記基材の順に流れるように空気の流れを発生させる送風手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 水分を生成または貯留する水分生成部と、
    前記水分生成部により空気中に発生された水分に、負電荷を帯電させる負電荷帯電部と、
    空気中の水分が前記負電荷帯電部に流れるように空気の流れを発生させる送風手段とを備え、
    前記水分生成部または前記送風手段の少なくともいずれかに、吸水材料およびポリアニリンが塗布または含有されていることを特徴とする空気調和装置。
  4. 水分を生成または貯留する水分生成部と、
    前記水分生成部により空気中に発生された水分に、負電荷を帯電させる負電荷帯電部と、
    負電荷を帯電された水分を吸着させる吸水材料およびポリアニリンを塗布または含有させた電極と板状電極と前記両電極間とを接続する高電圧電源からなる集塵部とを備えたことを特徴とする空気調和装置。
  5. 前記水分生成部は、前記負電荷帯電部の一部が浸水されるよう備えられた貯水部であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の空気調和装置。
  6. 前記水分生成部は、前記負電荷帯電部の一部が浸水されるよう備えられた貯水部、ならびに熱交換器であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の空気調和装置。
  7. 前記熱交換器に結露したドレン水を回収し前記貯水部へ流すドレン水受け部を備えたことを特徴とする請求項6に記載の空気調和装置。
  8. 前記吸水材料は、シリカ、ゼオライト、デシカイト、アロフィン、イモゴライトのうち少なくともひとつ以上からなることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の空気調和装置。
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