JP2012126563A - 部品供給装置 - Google Patents

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Kazuyuki Otsuki
和行 大槻
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Abstract

【課題】
ピン等、長尺の無頭棒材がすくい板と搬送レールの案内溝により確実に支持されて、案内溝からの脱落を低減した部品供給装置の提供を目的とする。
【解決手段】
本発明は、ピン1を貯留する貯留部15と、モータ17の駆動を受けて、貯留部15内を往復揺動するすくい板2と、このすくい板2の前方に延びて設けられた搬送レール3とを有し、すくい板2および搬送レール3の各上面にピン1を支持可能な案内溝4a,4bを形成し、これらの案内溝4a,4bの深さを、この案内溝4a,4bに沿って横たわったピン1の軸線21が案内溝4a,4b内に収まる深さにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、貯留部に貯留されたピン等、長尺の無頭棒材をすくい板によってすくい上げ、これを搬送レールに移載して整列搬送する部品供給装置に関する。
従来の部品供給装置としては、一般的に特許文献1または特許文献2に記載の中板式ブレードホッパフィーダが知られている。この中板式ブレードホッパフィーダは、フレームに固定された所望部品を貯留する貯留部と、同じくフレームに固定されたモータと、モータの駆動により揺動可能なアームと、このアームに連結されて貯留部内を上下に往復揺動するすくい板と、すくい板前方に配置された搬送レールと、搬送レールの終端に配置した分離供給ユニットにより構成される。前記搬送レールおよび前記すくい板の上面には所望部品を支持する案内溝がそれぞれ形成されており、これらの案内溝はすくい板の揺動上限位置において連通するように構成される。また、すくい板の揺動上限位置において、すくい板の上面は搬送レールの上面に対して傾斜しており、その傾斜角度はすくい板の案内溝に支持された所望部品がその自重により滑り落ち得るものである。一方、搬送レール終端には、分離供給ユニットが配置されており、所望部品を一個づつ分離して後工程へ供給できるように構成される。
上記所望部品が無頭棒材であれば、特許文献2に記載の通り、上記すくい板および搬送レールの案内溝はV字断面、U字断面またはコの字断面にて形成される。このため、すくい板の揺動下限位置において、無頭棒材はすくい板の案内溝に沿って横たわる形で嵌り込む。一方、すくい板の揺動上限位置において、無頭棒材は傾斜したすくい板の案内溝に沿って滑り落ち、搬送レールの案内溝へ移行する。滑り落ちる無頭棒材がすくい板から搬送レールへ完全に載り移る際、無頭棒材はその前端下部が搬送レールの案内溝に、後端下部がすくい板の案内溝にそれぞれ支持されている。
上記部品供給装置において、無頭棒材の搬送が最も不安定となるのは、無頭棒材の両端下部がすくい板および搬送レールそれぞれの案内溝に支持されている過程である。これは、無頭棒材の下部大半が案内溝と接していないため、無頭棒材は案内溝から浮き上がる形となり、案内溝によるガイド効果が小さくなり、搬送姿勢を崩し、案内溝から脱落し易くなるからである。しかしながら、無頭棒材の全長が短ければ、案内溝から無頭棒材の浮き上がる量が少なく、案内溝は無頭棒材のガイド効果を失わず、無頭棒材が搬送姿勢を崩すことは殆どない。
特許第4382594号広報 特開平6−286850号広報
しかし、従来の部品供給装置によれば、無頭棒材の全長が長いと、無頭棒材の両端下部がすくい板および搬送レールそれぞれの案内溝に支持される過程において、それぞれの案内溝は無頭棒材を広範囲にガイドできないため、無頭棒材の搬送姿勢を崩しやすく、無頭棒材が案内溝から脱落する問題があった。また、無頭棒材は長尺になる程、その重量が増し、すくい板を滑り落ちる速度が大きく、搬送レールに到達した時で発生する衝撃が大きくなるため、それぞれの案内溝から脱落し易い問題もあった。
本発明は、上記課題に鑑みて創成されたものであり、長尺の無頭棒材をすくい板および搬送レールの案内溝により確実に支持し、無頭棒材が案内溝から脱落することを低減した部品供給装置の提供を目的とする。この目的を達成するために、本発明は、無頭棒材を貯留する貯留部と、回転駆動源の駆動を受けて、前記貯留部内を往復揺動するすくい板と、このすくい板の前方に延びて設けられた搬送レールとを有し、すくい板および搬送レールの各上面に無頭棒材を支持可能な案内溝を形成し、すくい板の揺動上死点において、すくい板と搬送レールの案内溝が接続されて、すくい板から搬送レールに無頭棒材を移載するように構成した部品供給装置において、前記すくい板および搬送レールの案内溝深さは、この案内溝に沿って横たわった無頭棒材の軸線が案内溝内に収まる深さに構成されていることを特徴とする。
なお、すくい板および搬送レールの案内溝の深さは、無頭棒材がすくい板から搬送レールに移載される過程において、その無頭棒材の軸線がすくい板および搬送レールの上面を超えない深さに構成されていることが望ましい。
本発明の部品供給装置は、長尺の無頭棒材であっても、無頭棒材の両端下部をすくい板および搬送レールの案内溝により確実にガイドできるため、それぞれの案内溝から無頭棒材の脱落を減少させ、安定した部品供給を行える利点がある。また、脱落防止対策を前述した案内溝加工のみで対応でき、別途脱落防止の部品等を必要としないため、製作コストも従来とほぼ変わらない利点もある。
本発明に係わる部品供給装置の一部切欠断面図である。 本発明に係わる部品供給装置の要部拡大一部切欠断面図である。 本発明に係わる部品供給装置の要部拡大一部切欠断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1および図2において、30は長尺の無頭棒材の一例のピン1を供給する部品供給装置であり、ベース13に立設したフレーム14と、このフレーム14に固定した貯留部15と、この貯留部15内に上下に往復揺動可能に設けられたすくい板2と、このすくい板2の前方に延びて設けられた搬送レール3とを備える。
前記貯留部15は、ピン1を多数貯留可能なバスケット様を成し、前記すくい板2はこの貯留部15の中央部に配置されている。このすくい板2はフレーム14に取り付けられた回転駆動源の一例であるモータ17の駆動を受けて上下往復揺動する。モータ17の駆動軸には主動プーリ6が一体に固定されており、この主動プーリ6には、上方の従動プーリ8との間にベルト7が巻き付けられている。従動プーリ8の側面には、カムフォロア18が設けられており、カムフォロア18は従動プーリ8の回転により偏芯回転可能に構成される。カムフォロア18はフレーム14に揺動自在に支持されたアーム9の溝9aに係合しており、アーム9はカムフォロア18の偏芯回転を受けて揺動可能に構成される。前記すくい板2の下部は、アーム9の先端に連結されており、すくい板2はアーム9の揺動に伴って、上下方向に揺動するように構成される。このすくい板2と前記搬送レール3との上面には、V形の案内溝4a,4bが形成されており、これらの案内溝4a,4bにピン1が横たわる形で嵌り込む。これらすくい板2と搬送レール3との案内溝4a,4b深さは、案内溝4a,4bに嵌り込んだピン1の軸線21が案内溝4a,4b内に収まる深さに構成されている。また、すくい板2は揺動下限位置において、すくい板2の上面が前記貯留部15の底面に対してほぼ平行をなし、揺動上限位置において、その上面が前記搬送レール3後方の水平部である上面に対して、上方から傾斜して接続させるように構成される。この時のすくい板2の上面の角度は、すくい板2の案内溝4aからピン1がその自重で滑り落ち得る角度に構成される。このすくい板2は、揺動上限位置にて一時的に揺動停止するように構成されており、その停止時間はすくい板2から滑り落ちるピン1を搬送レール3へ完全に移行し得るものである。
一方、前記アーム9の上方には、アーム9に端部を常時当接させたレバー11が設けられている。このレバー11は、アーム9の揺動に伴って前記搬送レール3の後部側方を往復揺動可能に構成される。レバー11の上部には排除部材5が設けられており、排除部材5は、前記レバー11の揺動動作に伴って、搬送レール3の後部上面に対して水平往復動作する。
搬送レール3はフレーム14に配置されたバイブレータ10に支持されており、バイブレータ10の振動を受けて水平方向に微振動可能に構成されている。この搬送レール3の上面形状について、搬送レール3の後部上面は、部品供給装置30の接地面に対してほぼ平行となる水平に形成される一方、搬送レール3の前部上面は、前方に向かって徐々に下がる形に形成される。この搬送レール3の前方にはピン1の通過孔を有するホース金具16が配置されており、このホース金具16の通過孔と搬送レール3の案内溝4bとが連通するように構成される。ホース金具16の先端にはホース金具16と同様の通過孔を有するホース12が接続されており、ホース12の通過孔とホース金具16の通過孔とが連通するように構成される。このホース12の終端にはシャッター(図示せず)が配置されており、シャッターは左右方向にスライド動作して、ホース12終端のピン1を後工程に分離供給可能に構成される。
続いて、上記の部品供給装置30の作用について以下に説明する。制御装置(図示せず)の指令を受けてモータ17が駆動し、すくい板2は貯留部15内を上下に往復揺動する。このすくい板2の揺動下限位置において、貯留部15内のピン1がすくい板の案内溝4aに嵌り込み供給される。一方、すくい板2の揺動上限位置において、ピン1は傾斜したすくい板2の案内溝4aに沿って搬送レール3に向かって滑り落ち、このピン1の前端下部を搬送レール3の案内溝4bに、後端下部をすくい板2の案内溝4aに、それぞれ支持される。このピン1はその自重と搬送レール3の振動により、軸線21の傾きを徐々に水平へと変化させて搬送レール3の案内溝4bへ完全に移行される。また、図2に示すように、少なくともピン1の両端下部がそれぞれの案内溝4a,4bに支持される過程において、ピン1の両端面中心がすくい板2および搬送レール3の案内溝4a,4b内に収まり、ピン1は案内溝4a,4bに確実にガイドされる。このため、ピン1は搬送姿勢を崩さず、案内溝4a,4bから殆ど脱落することなく、安定して搬送レール3へ供給される。万一、ピン1が搬送レール3に正しい姿勢で移行しなければ、そのピン1は前記排除部材5の水平運動により貯留部15内へ戻される。一方、ピン1が搬送レール3に正しい姿勢で移行すれば、そのピン1はバイブレータ10の振動を受けて水平微振動する搬送レール3の前方へ搬送される。搬送レール3の前方に搬送されたピン1は、前記ホース金具16の通過孔を経由して、前記ホース12内に整列される。このホース12内のピン1はホース12の通過孔に沿って複数連なっており、ホース12終端のピン1はその前部端面を前記シャッターにより支持される。このシャッターは制御装置の指令を受けてスライド動作し、ホース12終端のピン1が一個づつ分離され後工程に供給される。
以上の例では、すくい板2および搬送レール3の案内溝4a,4bの深さを、すくい板2および搬送レール3の案内溝4a,4bに嵌り込んだピン1の軸線21がそれぞれの案内溝4a,4b内に収まる深さに構成したが、ピン1をさらに確実に案内溝4a,4bにてガイドするため、これらの案内溝4a,4bの深さをもっと深くし、図3に示すように、すくい板2から搬送レール3にピン1を移載する全過程において、滑り落ちるピン1の軸線21全体が常にすくい板2および搬送レール3の上面を超えない深さに構成してもよい。
1 ピン
2 すくい板
3 搬送レール
4a 案内溝
4b 案内溝
5 排除部材
6 主動プーリ
7 ベルト
8 従動プーリ
9 アーム
9a 溝
10 バイブレータ
11 レバー
12 ホース
13 ベース
14 フレーム
15 貯留部
16 ホース金具
17 モータ
18 カムフォロア
21 軸線
30 部品供給装置

Claims (2)

  1. 無頭棒材を貯留する貯留部と、回転駆動源の駆動を受けて前記貯留部内を往復揺動するすくい板と、このすくい板の前方に延びて設けられた搬送レールとを有し、前記すくい板および搬送レールの各上面に無頭棒材を支持可能な案内溝を形成し、すくい板の揺動上死点で前記すくい板と搬送レールの案内溝が接続されてすくい板から搬送レールに無頭棒材を移載するように構成した部品供給装置において、前記すくい板および搬送レールの案内溝の深さは、この案内溝に沿って横たわった無頭棒材の軸線が案内溝内に収まる深さに構成されていることを特徴とする部品供給装置。
  2. すくい板および搬送レールの案内溝の深さは、無頭棒材がすくい板から搬送レールに移載される過程において、その無頭棒材の軸線がすくい板および搬送レールの上面を超えない深さに構成されていることを特徴とする請求項1に記載の部品供給装置。
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