JP2012125077A - 発電設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】内燃機関の失速を回避し且つ負荷投入量を大きく取ることができる発電設備を提供する。
【解決手段】一次巻線を備える固定子11bと二次巻線を備える回転子11aとを有する二次励磁誘導発電機11と、回転子11bを駆動する内燃機関13と、内燃機関13を設定回転速度で動作するように制御する回転速度制御手段16、17と、固定子11bと回転子11aとの間に電気的に接続される双方向電力変換器12とを備え、電力系統4とは独立した状態で、一次巻線に接続される電力負荷装置3に発電電力を供給する自立運転を行う発電設備10であって、回転速度制御手段16、17は、内燃機関13の出力が定格出力から低出力側へ離れるにつれて連続的に又は段階的に内燃機関13の回転速度を高くさせる関係で内燃機関13の設定回転速度を決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、一次巻線を備える固定子と二次巻線を備える回転子とを有する二次励磁誘導発電機と、回転子を駆動する内燃機関と、内燃機関が設定回転速度で動作するように制御する回転速度制御手段と、固定子と回転子との間に電気的に接続される双方向電力変換器とを備え、電力系統とは独立した状態で、一次巻線に接続される電力負荷装置に発電電力を供給する自立運転を行う発電設備に関する。
従来から、風力発電や揚水式発電のような、発電機に入力される軸入力回転速度が変化する駆動源を、軸入力回転速度に対し出力電力の周波数を変化させることができる二次励磁誘導発電機とともに用いることで、出力電力の周波数を基準周波数(例えば60Hz)に制御できる発電設備が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。具体的には、特許文献1では、風力発電や揚水式発電において二次励磁誘導発電機を用いる発電設備が開示されている。尚、二次励磁誘導発電機の回転子を駆動する駆動源として内燃機関を用いた発電設備も想定できる。その場合、内燃機関の回転速度の高低に関わらず出力電力の周波数を基準周波数に調節するような周波数制御を実施することも可能である。
特開2009−27766号公報
図1は、内燃機関13を駆動源とした場合の二次励磁誘導発電機11を備える発電設備10の構成例である。二次励磁誘導発電機11は、商用電源1に接続される電力系統4と同じ周波数(例えば、60Hz等)の交流電力を発電し、その電力を電力負荷装置3及び商用電源1側に供給可能に構成されている。二次励磁誘導発電機11は、一次巻線(図示せず)を備える固定子(ステータ)11bと、二次巻線(図示せず)を備える回転子(ロータ)11aとを有する。固定子11bが備える一次巻線は電力系統4に接続される。回転子11aが備える二次巻線は、双方向電力変換器12を介して電力系統4に接続される。内燃機関13は、二次励磁誘導発電機11の回転子11aに機械的に連結されており、回転子11aを駆動(回転駆動)する。内燃機関13の動作は、調速装置としてのガバナ(GOV)16が制御する。例えば、ガバナ16は、内燃機関13への燃料供給量を調節して、内燃機関13の回転速度を制御する。ガバナ16に対する内燃機関13への燃料供給量の指令は、速度設定器17で決定される設定回転速度と、速度検出器15で検出される内燃機関13の現在の実回転速度とに基づいて行われる。
図8は、発電設備10において、自立運転時に負荷電力が投入される前後での、内燃機関13の実際の回転速度、設定回転速度、発電機の固定子出力周波数、並びに、負荷電力の推移を示すグラフである。特に、図8に示す例では、内燃機関13の定格出力(即ち、発電設備10の定格出力)に対して80%の負荷電力を時刻5秒の時点で投入した場合を示している。以下、この例について説明する。
負荷投入される時刻5秒以前では、電力負荷装置3は電力系統4に接続されておらず、且つ、発電設備10が自立運転を行っている、いわゆる無負荷状態にある。図8では、設定回転速度が100%(例えば、発電設備10が定格出力電力を発生するときの内燃機関13の回転速度)として示されている。従って、時刻5秒以前では、速度検出器15で検出される内燃機関13の実回転速度も100%となっている。また、上述した周波数制御が行われることで、周波数検出器19で検出される実際の固定子出力周波数も基準周波数の100%の値(例えば、60Hz)に制御できている。
次に、時刻5秒において、内燃機関の定格出力(即ち、発電設備の定格出力)の80%の負荷電力を消費する電力負荷装置が電力系統に投入される。この負荷投入によって、固定子出力周波数は瞬間的に低下するものの、上述した周波数制御が行われることで、その後、100%の値に復帰できている。
しかし、この負荷投入によって内燃機関13の負荷が増大するため、図8に示すように時刻5秒以後から内燃機関13の回転速度は低下し始め、時刻t10において内燃機関13が失速している。従って、これ以降、実回転速度は現れない。この内燃機関13の失速の原因は、内燃機関13の回転速度低下を検知してからガバナ16が回転速度上昇のために燃料供給量の増加を決定するまでの制御遅れや、内燃機関13における燃料投入遅れなどの要因により、内燃機関13の回転速度が上昇に転じるまでの間に回転速度が大幅に低下したことが挙げられる。
つまり、負荷投入量が小さい場合には、内燃機関13の負荷も小さいため、内燃機関13の回転速度が上昇に転じるまでの回転速度の低下幅も小さく、内燃機関13の失速には至らないが、負荷投入量が大きくなると、図8に示したように失速に至る可能性が高い。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、自立運転を行う場合において内燃機関の失速を回避し且つ負荷投入量を大きく取ることができる発電設備を提供する点にある。
上記目的を達成するための本発明に係る発電設備の特徴構成は、一次巻線を備える固定子と二次巻線を備える回転子とを有する二次励磁誘導発電機と、前記回転子を駆動する内燃機関と、前記内燃機関を設定回転速度で動作するように制御する回転速度制御手段と、前記固定子と前記回転子との間に電気的に接続される双方向電力変換器とを備え、電力系統とは独立した状態で発電電力を電力負荷装置に供給する自立運転を行う発電設備であって、
前記回転速度制御手段は、前記内燃機関の出力が定格出力から低出力側へ離れるにつれて連続的に又は段階的に前記内燃機関の回転速度を高くさせる関係で前記内燃機関の前記設定回転速度を決定する点にある。
上記特徴構成によれば、内燃機関の出力が定格出力から低出力側へ離れるにつれて(即ち、出力の上昇余裕がほとんど無い定格出力の状態から、出力の上昇余裕が大きくなる低出力側へ離れるにつれて)、内燃機関の回転速度を高くさせる関係で内燃機関の設定回転速度が決定される。つまり、出力の上昇余裕があり、その余裕に見合った新たな負荷投入を待っている間、内燃機関の回転速度は、内燃機関が定格出力で運転されている場合の回転速度に比べて高い回転速度となる。
内燃機関が有する回転エネルギは回転速度の2乗に比例するため、内燃機関の回転速度が、定格出力で運転されている場合の内燃機関の回転速度よりも高ければ、そのときの回転エネルギは、定格出力で運転されている場合の内燃機関が有する回転エネルギよりも、回転速度の2乗の差の分だけ大きい状態になっている。このように、予め内燃機関に対して大きい回転エネルギを持たせておくことで、負荷投入によって内燃機関の負荷が大きくなったとしても、回転速度の低下幅を小さくできる。更に、負荷投入前の回転速度が、定格出力で運転されている場合の内燃機関の回転速度に比べて元々高いレベルにあるため、負荷投入によって内燃機関の回転速度が低下するとしても、低下後の回転速度を高く保つことができる。また、設定回転速度を高くするのは内燃機関の出力が定格出力よりも低いときであり、内燃機関の出力がそれよりも大きい定格出力であるときには内燃機関の回転速度は相対的に低く抑えられるので、内燃機関に対する機械的なストレスが大きくなり過ぎることはない。
また、本特徴構成では、内燃機関の出力が定格出力から低出力側へ離れるにつれて連続的に又は段階的に内燃機関の回転速度を高くさせる関係で内燃機関の設定回転速度が決定されるので、低負荷状態になるほど負荷投入量を大きくできる。
従って、内燃機関の失速を回避し且つ負荷投入量を大きく取ることができる発電設備を提供できる。
本発明に係る発電設備の別の特徴構成は、前記回転速度制御手段は、前記内燃機関の出力が前記定格出力から高出力側へ離れるにつれて連続的に又は段階的に前記内燃機関の回転速度を高くさせる関係で前記内燃機関の前記設定回転速度を決定する点にある。
上記特徴構成によれば、内燃機関の出力が定格出力から高出力側へ離れるにつれて(即ち、出力の上昇余裕がほとんど無い定格出力の状態であるにも関わらず、更に大きな出力を要求されるにつれて)、内燃機関の回転速度を高くさせる関係で内燃機関の設定回転速度が高く決定される。従って、負荷投入時に突入電流が流れる等の過負荷が発生したとしても、内燃機関の回転速度の上昇によってその過負荷に応じた出力上昇を実施できる。
本発明に係る発電設備の更に別の特徴構成は、前記回転子の出力無効電力が、前記電力負荷装置の消費無効電力の変動に関わらず一定となるように前記双方向電力変換器の動作を制御する変換器制御手段を備える点にある。
上記特徴構成によれば、双方向電力変換器が回転子の出力無効電力を一定とするように制御することで、電流耐量の小さい半導体素子を用いて構成される双方向電力変換器を使用できる。
発電設備の構成を示す図である。 内燃機関の出力と内燃機関の設定回転速度及びスリップ率との関係を示すグラフである。 本発明に係る発電設備において、自立運転時に負荷電力が投入される前後での、内燃機関の回転速度、設定回転速度、発電機の固定子出力周波数、並びに、負荷電力の推移を示すグラフである。 電動モータの負荷特性を示すグラフである。 図4に例示した負荷特性を有する電動モータを電力負荷装置として負荷投入したときの結果を示すグラフである。 負荷有効電力を固定子出力及び回転子出力で分担している状態を説明するグラフである。 負荷無効電力を固定子出力及び回転子出力で分担している状態を説明するグラフである。 従来の発電設備において、自立運転時に負荷電力が投入される前後での、内燃機関の実際の回転速度、設定回転速度、発電機の固定子出力周波数、並びに、負荷電力の推移を示すグラフである。
以下に図面を参照して、本発明に係る発電設備について説明する。
図1は、本発明の発電設備10の構成を示す図である。発電設備10は、一次巻線を備える固定子(ステータ)11bと二次巻線を備える回転子(ロータ)11aとを有する二次励磁誘導発電機11と、回転子11aを駆動する内燃機関13と、内燃機関13を設定回転速度で動作するように制御する回転速度制御手段としてのガバナ16及び速度設定器17と、固定子11bと回転子11aとの間に電気的に接続される双方向電力変換器12とを備える。
二次励磁誘導発電機11は、商用電源1に接続される電力系統4と同じ周波数(例えば、60Hz等)の交流電力を発電し、その電力を電力負荷装置3及び商用電源1側に供給可能に構成されている。二次励磁誘導発電機11は、一次巻線(図示せず)を備える固定子11bと、二次巻線(図示せず)を備える回転子11aとを有する。固定子11bが備える一次巻線は電力系統4に接続される。回転子11aが備える二次巻線は、双方向電力変換器12を介して電力系統4に接続される。電力系統4には電力負荷装置3が接続される。図1では、複数の電力負荷装置3が各別に遮断器5を介して電力系統4に接続されている構成を例示している。
以下の説明では、固定子11bが備える一次巻線側を「二次励磁誘導発電機11の一次側」と見なし、回転子11aが備える二次巻線側を「二次励磁誘導発電機11の二次側」と見なしている。よって、二次励磁誘導発電機11の一次側(固定子11b側)に発生する電力(電圧、電流)の周波数が、電力負荷装置3に供給される電力の周波数となる。
内燃機関13は、二次励磁誘導発電機11の回転子11aに機械的に連結されており、回転子11aを駆動(回転駆動)する。本実施形態において、内燃機関13の出力軸は回転子11aと一体回転するようにカップリング6を介して連結可能であり、連結されていれば内燃機関13の回転速度と回転子11aの回転速度とは等しくなる。内燃機関13は、例えば都市ガス等を燃料とするガスエンジンであり、電力に加えて別途需要のある熱を併せて供給できるコジェネレーションシステムの一部として機能できる。尚、内燃機関13として、上記ガスエンジンの他に、ガソリン、軽油、重油等を燃料とするエンジンを採用してもよい。
二次励磁誘導発電機11を始動するには、例えば蓄電池(図示せず)からの電力などを用いて回転子11aの二次巻線に初期励磁電力を供給する。そして、二次励磁誘導発電機11の始動が完了した後は、固定子11bの一次巻線から得られる発電電力を双方向電力変換器12を介して回転子11aの二次巻線に励磁電力として供給する自励運転を行う。
双方向電力変換器12は、ある電圧、周波数、位相の交流電力を、所望の電圧、周波数、位相の交流電力に変換して出力する機器である。例えば、双方向電力変換器12は、ある電圧、周波数、位相の交流電力を直流電力に変換(順変換)するための変換器と、その直流電力を所望の電圧、周波数、位相の交流電力に変換(逆変換)するための変換器という2つの変換器で構成できる。或いは、双方向電力変換器12は、直流部を介さずに、ある電圧、周波数、位相の交流電力を、所望の電圧、周波数、位相の交流電力に直接変換する1つの変換器(所謂、マトリクスコンバータ)で構成できる。このような双方向電力変換器12は、複数のスイッチング素子を組み合わせて構成される。スイッチング素子としては、MOSFET(metal oxide semiconductor field effect transistor)やIGBT(insulated gate bipolar transistor)等の種々の構造のパワートランジスタを採用できる。
本実施形態において、発電設備10は、発電電力の周波数(電圧、電流の周波数)を自在に制御可能な装置構成となっている。詳細な説明は省略するが、二次励磁誘導発電機11の発電電力の周波数(二次励磁誘導発電機11の一次側に誘起される一次側電圧の周波数)をfsとし、回転子11aの回転周波数をfωとし、回転子11aの二次巻線を励磁するためにその二次巻線に供給される交流電流(交流電圧)の周波数をfrとすると、「fs=fω+fr」となる。ここで、回転子11aの回転周波数fωは、回転子11aの回転速度をm(rpm)とし、二次励磁誘導発電機11の磁極数をnとして、「fω=m×n/120」から求まる。
例えば、回転子11aの回転速度が1100rpmであり、二次励磁誘導発電機11の磁極数が「6」の場合には、回転子11aの回転周波数fωは55Hzとなる。よって、この場合に、双方向電力変換器12を制御して二次巻線に周波数が5Hzの交流電流(交流電圧)を供給すれば(即ち、fr=+5Hzとすれば)、周波数が60Hzの交流電力を得ることができる。また、逆に、双方向電力変換器12を制御して二次巻線から周波数が5Hzの交流電流(交流電圧)を取り出せば(即ち、fr=−5Hzとすれば)、周波数が50Hzの交流電力を得ることができる。このように、回転子11aの回転速度(すなわち、内燃機関13の回転速度)が同一であっても、回転子11aの二次巻線に供給する交流電流の周波数frを変えることで発電電力の周波数fsを変化させることができる。
次に、内燃機関13に対する制御、及び、双方向電力変換器12に対する制御の詳細について説明する。
〔内燃機関に対する制御〕
内燃機関13の動作は、調速装置としてのガバナ(GOV)16が制御する。例えば、ガバナ16は、内燃機関13への燃料供給量を調節して、内燃機関13の回転速度を制御する。ガバナ16に対する内燃機関13への燃料供給量の指令は、速度設定器17で決定される設定回転速度と、速度検出器15で検出される内燃機関13の現在の実回転速度とに基づいて行われる。具体的には、速度設定器17は、内燃機関13の出力に応じて内燃機関13の設定回転速度を決定する。そして、速度設定器17で決定された設定回転速度と、速度検出器15で検出される内燃機関13の実回転速度との差が、内燃機関13への燃料供給量の指令としてガバナ16に伝えられる。
以上のように、ガバナ16及び速度設定器17は、「内燃機関を設定回転速度で動作するように制御する回転速度制御手段」として機能する。
図2は、速度設定器17が記憶している、内燃機関13の出力と内燃機関13の設定回転速度との関係を示すグラフである。また、図2には、内燃機関13の出力と二次励磁誘導発電機11のスリップ率との関係も示す。尚、図2において横軸に示す内燃機関13の出力は、発電設備10の出力(即ち、電力検出器18が検出する、発電設備10から電力系統4へ供給される有効電力)に対応する。本実施形態では、発電設備10が定格出力電力を発生するときの内燃機関13の回転速度を、設定回転速度が100%である状態としている。本実施形態では、図2に示すように、縦軸に示す内燃機関13の設定回転速度は、横軸に示す内燃機関13の出力が定格出力(100%)から低出力側へ離れるにつれて連続的に内燃機関13の回転速度を高くさせる関係で決定される。加えて、図2に示すように、縦軸に示す内燃機関13の設定回転速度は、横軸に示す内燃機関13の出力が定格出力(100%)から高出力側へ離れるにつれて連続的に内燃機関13の回転速度を高くさせる関係で決定される。図2に示す例では、内燃機関13の出力をXと表記し、内燃機関13の設定回転速度をYと表記すると、内燃機関13の出力:Xと内燃機関13の設定回転速度:Yの関係を以下の式1、式2で表すことができる。
Y=−0.2×X+120 (0≦X≦100) (式1)
Y=X (100<X) (式2)
上述したように、内燃機関13の出力は、発電設備10が電力系統4へ供給する有効電力(即ち、電力検出器18が検出する有効電力)に対応するので、図2は、電力検出器18が検出する有効電力(横軸)と内燃機関13の設定回転速度(縦軸)との関係と見ることができる。そして、速度設定器17は、電力検出器18の検出結果に応じて内燃機関13の設定回転速度を決定し、決定した設定回転速度を減算器に出力する。減算器は、速度設定器17の出力(設定回転速度)から、速度検出器15が検出する内燃機関13の実回転速度を減算し、導出されるその差分の回転速度をガバナ16に出力する。ガバナ16は、差分の回転速度に応じて、内燃機関13への燃料供給量を変化させる。例えば、速度設定器17が決定した内燃機関13の設定回転速度が、速度検出器15が検出する内燃機関13の実回転速度よりも速い場合、減算器からガバナ16へは正の回転速度が出力される。その結果、ガバナ16は、内燃機関13の回転速度を正の方向へ変化(即ち、増加)させるように、内燃機関13への燃料供給量を増加させる。或いは、速度設定器17が決定した内燃機関13の設定回転速度が、速度検出器15が検出する内燃機関13の実回転速度よりも遅い場合、減算器からガバナ16へは負の回転速度が出力される。その結果、ガバナ16は、内燃機関13の回転速度を負の方向へ変化(即ち、低下)させるように、内燃機関13への燃料供給量を減少させる。
図2に示したように、内燃機関13の出力が定格出力から低出力側へ離れるにつれて(即ち、出力の上昇余裕がほとんど無い定格出力の状態から、出力の上昇余裕が大きくなる低出力側へ離れるにつれて)、内燃機関13の回転速度を高くさせる関係で内燃機関13の設定回転速度が決定される。つまり、出力の上昇余裕があり、その余裕に見合った新たな負荷投入を待っている間、内燃機関13の回転速度は、内燃機関13が定格出力で運転されている場合の回転速度に比べて高い回転速度となる。
また、図2に示すように、内燃機関13の出力が定格出力から高出力側へ離れるにつれて(即ち、出力の上昇余裕がほとんど無い定格出力の状態であるにも関わらず、更に大きな出力を要求されるにつれて)、内燃機関13の回転速度を高くさせる関係で内燃機関13の設定回転速度が高く決定される。従って、負荷投入時に突入電流が流れる等の過負荷が発生したとしても、内燃機関13の回転速度の上昇によってその過負荷に応じた出力上昇を実施できる。尚、この過負荷に応じた出力上昇には時間的な制約(出力上昇期間の上限)を設けることが好ましい。例えば、この例では15秒を上限とすることが好ましい。
〔双方向電力変換器に対する制御〕
双方向電力変換器12の動作は、AQR(自動無効電力調整器)22で生成された制御値(無効電力制御値)、AVR(自動電圧調整器)23で生成された制御値(電圧制御値)、及び、AFR(自動周波数調整器)24で生成された制御値(周波数制御値)を、FOC(フィールド・オリエンテッド・コントローラ)25が座標変換した上で双方向電力変換器12に入力することで制御される。例えば、FOC25は、二次励磁誘導発電機11の3相の各回転子11aの巻線に流す電流(制御値)を、回転子11aにおける磁界の方向であるd軸と、そのd軸に直交するq軸とのベクトル成分に座標変換した上で双方向電力変換器12に入力する。そして、この制御において二次励磁誘導発電機11の回転状態を知る必要があるため、回転子11aの回転速度(即ち、内燃機関13の回転速度に対応)を検出するための速度検出器15と、回転子11aの電気角(即ち、内燃機関13の出力軸の回転角に対応)を検出するための位相検出器14とが、発電設備10に設けられている。
以上のように、AQR22、AVR23、AFR24及びFOC25は、「双方向電力変換器の動作を制御する変換器制御手段」として機能する。
AFR24は、周波数検出器19で検出される固定子出力周波数が基準周波数となるように、回転子励磁周波数の調節を双方向電力変換器12に行わせる制御を行う。この周波数制御では、周波数検出器19は、固定子11bから出力される電力の周波数(固定子出力周波数)を検出する。周波数検出器19が検出した固定子出力周波数は、基準周波数Fref(即ち、60Hz等の周波数)と比較される。固定子出力周波数の、基準周波数Frefからの偏差はAFR24に入力される。AFR24は、その偏差を0(ゼロ)にするような制御値を生成する。AFR24が生成した制御値は、FOC25において座標変換された後、双方向電力変換器12に入力される。その結果、双方向電力変換器12が上述したように回転子励磁周波数frを調節して、固定子出力周波数が基準周波数へと近づくことになる。
AVR23は、電圧検出器20で検出される固定子出力電圧が基準電圧Vrefとなるように、固定子出力電圧の調節を双方向電力変換器12に行わせる制御を行う。この電圧制御では、電圧検出器20は、固定子11bから出力される電力の電圧(固定子出力電圧)を検出する。電圧検出器20が検出した固定子出力電圧は、基準電圧Vrefと比較される。固定子出力電圧の、基準電圧Vrefからの偏差はAVR23に入力される。AVR23は、その偏差を0(ゼロ)にするような制御値を生成する。AVR23が生成した制御値は、FOC25において座標変換された後、双方向電力変換器12に入力される。
AQR22は、電力検出器21で検出される回転子無効電力が基準回転子無効電力Qrefとなるように、回転子無効電力の調節を双方向電力変換器12に行わせる制御を行う。この無効電力制御では、電力検出器21は、回転子11aから出力される回転子無効電力を検出する。電力検出器21が検出した回転子無効電力は、基準回転子無効電力Qrefと比較される。回転子無効電力の、基準回転子無効電力Qrefからの偏差はAQR22に入力される。AQR22、その偏差を0(ゼロ)にするような制御値を生成する。AQR22が生成した制御値は、FOC25において座標変換された後、双方向電力変換器12に入力される。
次に、発電設備10の自立運転時に負荷投入を行ったときの結果を説明する。自立運転では、遮断器2が開放状態に切り替えられているため電力系統4から電力の供給を受けることはできず、発電設備10から電力負荷装置3に対して所定の基準周波数の交流電力が供給される。そのために、内燃機関13を所定の回転速度で駆動させた後、所定の遮断器5を接続状態に切り替えて電力負荷装置3を電力系統4に接続し(即ち、負荷投入を行って)、電力負荷装置3に基準周波数の交流電力を供給する。
図3は、本発明に係る発電設備10において、自立運転時に負荷電力が投入される前後での、内燃機関13の回転速度、設定回転速度、二次励磁誘導発電機11の固定子出力周波数、並びに、負荷電力の推移を示すグラフである。特に、図3に示す例では、内燃機関13の定格出力(即ち、発電設備10の定格出力)に対して90%の負荷電力を時刻5秒の時点で投入した場合を説明する。
負荷投入される時刻5秒以前では、電力負荷装置3は電力系統4に接続されておらず、且つ、発電設備10が自立運転を行っている、いわゆる無負荷状態にある。従って、発電設備10の出力(即ち、内燃機関13の出力)は0%である。図2を参照して説明したように、速度設定器17は、電力検出器18の検出結果(発電設備10の出力が0%)、及び、図2に例示したような関係を参照して、内燃機関13の設定回転速度を120%の回転速度に決定する。尚、上述したように、発電設備10が定格出力電力を発生するときの内燃機関13の回転速度を100%の回転速度としている。従って、時刻5秒以前では、速度検出器15で検出される内燃機関13の実回転速度も120%となっている。また、上述した周波数制御が行われることで、周波数検出器19で検出される固定子出力周波数も100%の値(例えば、60Hz)に制御できている。
内燃機関13が有する回転エネルギは回転速度の2乗に比例するため、予め内燃機関13の回転速度を120%の状態で運転するということは、内燃機関13が有する回転エネルギが、回転速度を100%の状態で運転する場合に比べて44%増しの状態になっていることを意味する。
次に、時刻5秒において、所定の遮断器5が接続状態に切り替えられて、内燃機関13の定格出力の90%の負荷電力を消費する電力負荷装置3が電力系統4に投入される。この負荷投入によって、固定子出力周波数は瞬間的に低下するものの、上述した周波数制御が行われることで、その後、短時間のうちに100%の値に復帰できている。また、この負荷投入によって内燃機関13の負荷が増大するため、内燃機関13の回転速度は低下し始める。しかし、上述したガバナ16による内燃機関13の回転速度制御によって、内燃機関13が失速するまでの回転速度低下は発生しない。本実施形態では、内燃機関13の設定回転速度は、負荷投入前の120%から低下して、図2に示したように、内燃機関13の出力に応じた102%の値に収束して行く。そして、内燃機関13の実回転速度も102%の値に収束して行き、その後も内燃機関13の運転を継続できる。
このように、予め内燃機関13に対して大きい回転エネルギを持たせておくことで、負荷投入によって内燃機関13の負荷が大きくなったとしても、回転速度の低下幅を小さくできる。更に、負荷投入前の回転速度が、定格出力で運転されている場合の内燃機関13の回転速度に比べて元々高いレベルにあるため、負荷投入によって内燃機関13の回転速度が低下するとしても、低下後の回転速度を高く保つことができる。
次に、図4〜図7を参照して、電力負荷装置3としての電動モータが負荷投入される場合の例を説明する。
図4は、電動モータの負荷特性を示すグラフである。具体的には、図4は、定格負荷電力が内燃機関13の定格出力(即ち、発電設備10の定格出力)の40%の値である電動モータの負荷有効電力、負荷無効電力、負荷皮相電力の時間的な推移を示すグラフである。図示するように、時刻5秒で負荷投入された直後から突入電流が一時的に大きく現れ、時刻10秒以降になってから負荷電力が一定となるような負荷特性を示す。図示するように、負荷電力が一定となった状態では、負荷有効電力は内燃機関13の定格出力の約40%、負荷無効電力は内燃機関13の定格出力の約20%、負荷皮相電力は内燃機関13の定格出力の約45%となっている。これに対して、突入電流が最大となった状態では、負荷有効電力は内燃機関13の定格出力の約120%、負荷無効電力は内燃機関13の定格出力の約190%、負荷皮相電力は内燃機関13の定格出力の約225%となっている。
図5は、図4に例示した負荷特性を有する電動モータを電力負荷装置3として負荷投入したときの結果を示すグラフである。図示するように、負荷投入と同時に瞬間的に120%の電力負荷装置3が投入されたのと同様の状態となっている。しかし、内燃機関13の回転速度の低下は抑制され、失速することもない。また、固定子出力周波数は、負荷投入と同時に瞬間的に低下するが、その後、上述した周波数制御によって基準周波数(100%)へと制御されている。このように、本発明に係る発電設備10は、突入電流のような瞬間的な負荷に対しても対応可能な構成であると言える。
図6は、負荷有効電力を固定子出力及び回転子出力で分担している状態を説明するグラフである。図7は、負荷無効電力を固定子出力及び回転子出力で分担している状態を説明するグラフである。図6及び図7に示すように、負荷投入が時刻5秒に実施されるのに引き続いて突入電流が流れ、負荷有効電力及び負荷無効電力が上昇すると共に、固定子有効出力及び回転子有効出力、並びに、固定子無効電力及び回転子無効電力が上昇する。また、負荷投入された直後は二次励磁誘導発電機11の固定子出力電圧も低下するが、固定子側及び回転子側から無効電力が充分供給されると、出力電圧の値もほぼ100%に復帰する。
但し、本実施形態において、AQR22は、回転子11aの出力無効電力が、電力負荷装置3の消費無効電力の変動に関わらず一定となるように双方向電力変換器12の動作を制御している。その結果、図7に示すように、回転子11aの出力無効電力はほぼ一定値となるように収束している。そして、電力負荷装置3の消費無効電力のほとんどを固定子から供給させるので、固定子出力電圧が一時的に低下するものの、無効電力が充分に供給されるとともに上昇に転じ、その後、100%の値に収束する。
以上のように、電力負荷装置3が要求する無効電力のほとんどが、双方向電力変換器12を介さずに固定子11b側から供給されるので、電流耐量の小さい半導体素子を用いて構成される双方向電力変換器12を使用できる。
<別実施形態>
<1>
上記実施形態では、図2において、内燃機関13の出力が定格出力から低出力側へ離れるにつれて連続的に内燃機関13の回転速度を高くさせる関係を示しているが、内燃機関13の出力が定格出力から低出力側へ離れるにつれて段階的に内燃機関13の回転速度を高くさせる関係であってもよい。同様に、図2において、内燃機関13の出力が定格出力から高出力側へ離れるにつれて連続的に内燃機関13の回転速度を高くさせる関係を示しているが、内燃機関13の出力が定格出力から高出力側へ離れるにつれて段階的に内燃機関13の回転速度を高くさせる関係であってもよい。
<2>
上記実施形態では、内燃機関13の出力(X)と内燃機関13の設定回転速度(Y)の関係の一例として図2並びに式1、式2を示した。但し、式1に例示した〔−0.2〕というXの係数及び〔120〕というY切片や、式2に例示した〔+1〕というXの係数及び〔0〕というY切片は適宜変更してもよい。
本発明は、自立運転を行う場合において負荷投入量を大きく取ることができる発電設備に利用可能である。
3 電力負荷装置
4 電力系統
10 発電設備
11 二次励磁誘導発電機
11a 回転子
11b 固定子
12 双方向電力変換器
13 内燃機関
16 ガバナ(回転速度制御手段)
17 速度設定器(回転速度制御手段)
22 AQR(変換器制御手段)
23 AVR(変換器制御手段)
24 AFR(変換器制御手段)
25 FOC(変換器制御手段)

Claims (3)

  1. 一次巻線を備える固定子と二次巻線を備える回転子とを有する二次励磁誘導発電機と、前記回転子を駆動する内燃機関と、前記内燃機関を設定回転速度で動作するように制御する回転速度制御手段と、前記固定子と前記回転子との間に電気的に接続される双方向電力変換器とを備え、電力系統とは独立した状態で、前記一次巻線に接続される電力負荷装置に発電電力を供給する自立運転を行う発電設備であって、
    前記回転速度制御手段は、前記内燃機関の出力が定格出力から低出力側へ離れるにつれて連続的に又は段階的に前記内燃機関の回転速度を高くさせる関係で前記内燃機関の前記設定回転速度を決定する発電設備。
  2. 前記回転速度制御手段は、前記内燃機関の出力が前記定格出力から高出力側へ離れるにつれて連続的に又は段階的に前記内燃機関の回転速度を高くさせる関係で前記内燃機関の前記設定回転速度を決定する請求項1に記載の発電設備。
  3. 前記回転子の出力無効電力が、前記電力負荷装置の消費無効電力の変動に関わらず一定となるように前記双方向電力変換器の動作を制御する変換器制御手段を備える請求項1又は2に記載の発電設備。
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