JP5584592B2 - 発電システムの制御方法及びその制御装置 - Google Patents
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Description
ここで、エンジンコージェネレーションシステムを電力負荷に接続する場合、エンジンへの負荷が増大することから、一時的にエンジンの回転速度が低下する。そして、このようなエンジン回転速度の低下に伴い、出力電力の周波数が低下するという問題点があった。
また、上記の特徴構成によれば、自立運転において、まず一次側電圧確立工程、次に待機運転工程を行った後、負荷接続工程を行うので、一次巻線を電力負荷に接続する負荷接続工程を行う際には、エンジンの回転速度を目標回転速度よりも速い無負荷時回転速度に設定する(なお、発電機に二次励磁誘導発電機を採用しているため、二次側励磁工程により軸入力回転速度に対し出力電力の周波数を変化させることができ、エンジン回転速度を無負荷時回転速度に設定した場合でも、出力電力の周波数を所定の目標周波数に制御することができる)。そして、エンジン回転速度を無負荷時回転速度に設定し、エンジンのフライホイールに運動エネルギーを蓄えておくことで、電力負荷接続時のエンジン回転速度の大幅な低下を抑制し、出力電力の周波数の変動を抑えることができる。
すなわち、上記特徴構成によれば、二次励磁誘導発電機の特性を活用しながら、自立運転時において、電力負荷に接続する際の出力電力の周波数の低下を抑制できる。そして、この周波数の低下の抑制は、出力電力の周波数を短時間で目標周波数を収束させることに寄与する。その結果、発電効率の低下を防止しながら出力電力の周波数の低下を防止することが可能となるため、より大きな電力負荷に接続することが可能となり、非常用電源としての価値が向上する。
従って、過大な供給電力に耐え得る性能の素子や装置構成を採用する必要がなくなるため、発電システムの設備コストの増大や発電システムを構成する装置の大型化を抑制することができる。
すなわち、前記電力負荷にて消費する全電力に対して前記一次巻線に接続する前記電力負荷の接続負荷電力の割合である負荷率が設定負荷率未満の場合には、エンジンの機械的制約である最大回転速度未満のエンジン回転速度で電力負荷接続時の出力電力の周波数の低下を目標の範囲に収めることできるため、無負荷時回転速度を当該回転速度に設定する。
一方、負荷率が設定負荷率以上の場合は、電力負荷接続時の出力電力の周波数の低下を目標の範囲に収めるためには最大回転速度以上の回転速度が要求されるため、エンジンの機械的制約を踏まえ、無負荷時回転速度を最大回転速度に設定する。
無負荷時回転速度の設定をこのように行うことで、発電システムの大型化を極力抑えつつ、電力負荷接続時の出力電力の周波数の低下を、できる限り目標の範囲に抑えることができる。
図1は、本実施形態に係る制御装置100(図2参照)の制御対象となる発電システム1を示す。この発電システム1は、二次励磁誘導発電機(二重給電巻線型誘導発電機)2と、ガスエンジン3と、第一電力変換機11と、第二電力変換機12と、蓄電装置5と、第一スイッチ21と、第二スイッチ22と、第三スイッチ23とを備えている。そして、二次励磁誘導発電機2は、電力系統(商用電力系統)4と同じ周波数(例えば、50[Hz]や60[Hz])の電力(三相の交流電力)を発電し、当該電力を、電力を消費する負荷7や電力系統4に供給することが可能に構成されている。なお、負荷7としては、例えば、冷暖房設備が備える室内機や室外機、或いは電灯等がある。本実施形態では、第三スイッチ23及び負荷7が、それぞれ、本発明における「切替スイッチ」及び「電力負荷」に相当する。
ここで、回転子2aの回転周波数f0は、回転子2aの回転速度をm[rpm]とし、二次励磁誘導発電機2の磁極数をnとして、「f0=m×n/120」から求まる。
次に、制御装置100の構成について、図2に基づいて詳細に説明する。ここで、図2に示すように、二次励磁誘導発電機2の一次側に発生する有効電力及び無効電力を、それぞれ、第一有効電力P1及び第一無効電力Q1とする。また、二次励磁誘導発電機2の二次側に供給される有効電力及び無効電力を、それぞれ、第二有効電力P2及び第二無効電力Q2とする。さらに、二次励磁誘導発電機2の一次側から第一電力変換機11側に供給される有効電力及び無効電力を、それぞれ、第三有効電力P3及び第三無効電力Q3とする。そして、図2におけるこれらの電力の流れを示す矢印は、当該電力の値が正の場合の流れ方向を示している。なお、本例では、無効電力の正負に関して、遅れ無効電力(遅れ位相の無効電力)が正の場合を正とし、遅れ無効電力が負の場合を負としている。ここで、「遅れ無効電力が正」とは、電流が電圧に対して位相が進んでいる場合を意味し、「遅れ無効電力が負」とは、電流が電圧に対して位相が遅れている場合を意味する。なお、抵抗成分が無視できる場合には、電流と電圧の位相差は90度となる。
第二制御部102は、第二電力変換機12の動作(具体的には、第二電力変換機12が備えるスイッチング素子のスイッチング動作)を制御する機能部である。第二制御部102は、第二電力変換機12の動作を制御し、第二電力変換機12が発生した交流電力を回転子2aが備える二次巻線に供給することが可能に構成されている。すなわち、第二制御部102は、第二電力変換機12により回転子2aの二次巻線を励磁する工程(以下、「二次側励磁工程」という。)を実行する二次側励磁手段として機能する。
第一制御部101は、第一電力変換機11の動作(具体的には、第一電力変換機11が備えるスイッチング素子のスイッチング動作)を制御する機能部である。第一制御部101は、第一電力変換機11の動作を制御し、第一電力変換機11が発生した交流電力を、固定子2bが備える一次巻線に供給することが可能に構成されている。すなわち、第一制御部101は、第一電力変換機11により固定子2bの一次巻線を励磁する工程(以下、「一次側励磁工程」という。)を実行する一次側励磁手段として機能する。
自立運転とは、ガスエンジン3を目標回転速度(例えば定格回転速度)で駆動するとともに、電力系統4からの電力の供給を受けることなく、蓄電装置5からの電力供給により、負荷7に目標周波数(50〔Hz〕又は60〔Hz〕)の出力電力を供給するための運転である。この自立運転については、自立運転制御部としての制御装置100が行うように構成されている。
以下では、図3を参照して、本実施形態に係る制御装置100において実行される発電システム1の自立起動から電力負荷に接続するまでの制御(自立運転の制御)について説明する。以下に説明する自立運転の制御は、制御装置100の各機能部を構成するハードウェア又はソフトウェア(プログラム)或いはその両方により実行される。これらの各機能部がプログラムにより構成される場合には、制御装置100が有する演算処理装置が、各機能部を構成するプログラムを実行するコンピュータとして動作する。
図3に示すように、制御装置100は、第一電力変換機11及び第二電力変換機12の内の第二電力変換機12のみを第二制御部102により作動させ、昇圧工程を実行する(ステップ#1)。ここで、「昇圧工程」とは、二次側励磁工程により一次側電圧v1を一次側電圧指令値V1*まで昇圧させる昇圧処理を行う工程である。すなわち、「昇圧工程」の実行後に、一次側電圧v1と一次側電圧指令値V1*とが等しくなる。この昇圧工程において、第二制御部102は、上述した電圧フィードバック制御を実行する。
制御装置100は、遅延型一次側電圧確立工程(ステップ#1及びステップ#2)の実行によって一次側電圧v1が確立され、自立運転状態になると、第三スイッチ23が開状態で負荷7に接続されていない無負荷状態で、ガスエンジン3を目標回転速度よりも速い無負荷時回転速度で駆動するとともに、二次励磁誘導発電機2の一次巻線の出力電力を目標周波数の出力電力に制御する待機運転工程を実行する(ステップ#3)。制御装置100には、ガスエンジン3の回転速度を制御する回転速度制御部103を備えており、その回転速度制御部103、第一制御部101、及び、第二制御部102を備えた制御装置100により、待機運転工程を実行するように構成されている。
一次巻線を負荷7に接続する負荷接続工程を実行する(ステップ#4)。上述の如く、制御装置100には、第三スイッチ23の開閉状態を制御するスイッチ制御部104を備えており、そのスイッチ制御部104、第一制御部101、及び、第二制御部102を備えた制御装置100により、負荷接続工程を実行するように構成されている。これにより、二次励磁誘導発電機2で発電した電力が、電力を必要とする負荷7に供給される。このような自立運転が実行可能となることで、電力系統4から切り離された状態でも、発電システム1から重要負荷(負荷7)に給電することが可能となり、停電時の非常用電源としての役割を担うことが可能となる。
図6を用いて、待機運転工程における好適な無負荷時回転速度の設定について説明する。図6は、電力負荷接続時の発電システム1の出力電力の周波数f1の低下を5%以内に収めることを目標とした場合の、好適なガスエンジン3の無負荷時回転速度を示すグラフ図である。なお、図6に係る発電システム1において、ガスエンジン3の最大回転速度は1500[rpm]である。
図6において、機械的な制約により回転速度が制限される図6(iii)の範囲では、電力負荷接続時の発電システム1の出力電力の周波数f1は、負荷率の増加に伴って、目標の範囲(5%)を超えて低下する。
そして、負荷率が60%となる図6(iv)において、電力負荷接続時の発電システム1の出力電力の周波数f1の低下は、許容限界である15%に達する。このため、発電システム1では、負荷率が60%を超える電力負荷の接続は認めない。従って、図6(iv)を超える範囲では、回転速度は記されておらず(図6(v))、境界となる図6(iv)が、発電システム1に接続できる電力負荷の限界を示す負荷率となる。
最後に、本発明に係るその他の実施形態を説明する。なお、以下の各々の実施形態で開示される特徴は、その実施形態でのみ利用できるものではなく、矛盾が生じない限り、別の実施形態にも適用可能である。
2 二次励磁誘導発電機
2a 回転子
2b 固定子
3 ガスエンジン
4 電力系統
5 蓄電装置
7 電力負荷
11 第一電力変換機
12 第二電力変換機
13 直流部
23 第三スイッチ(切替スイッチ)
100 制御装置
f1 出力電力の周波数
v1 一次側電圧
v2 二次側電圧
Claims (7)
- 一次巻線を備える固定子と二次巻線を備える回転子とを有する二次励磁誘導発電機と、
前記回転子を駆動する駆動源と、
交流側が前記一次巻線に接続された第一電力変換機と、
交流側が前記二次巻線に接続された第二電力変換機と、
前記第一電力変換機の直流側と前記第二電力変換機の直流側とを接続する直流部に接続された蓄電装置と、
前記一次巻線と電力負荷とを選択的に接続する切替スイッチと、を備えた発電システムの制御方法であって、
前記駆動源として、回転速度を調整自在なエンジンが備えられ、
前記エンジンを所定の目標回転速度で駆動するとともに、外部の電力系統からの電力の供給を受けることなく、前記蓄電装置からの電力供給により、前記電力負荷に所望の目標周波数の出力電力を供給する自立運転に関して、
前記切替スイッチが開状態とされ前記一次巻線が前記電力負荷に接続されていない無負荷状態において前記エンジンにより前記回転子を駆動するとともに、前記第一電力変換機により前記一次巻線を励磁する一次側励磁工程と前記第二電力変換機により前記二次巻線を励磁する二次側励磁工程との双方を実行し、前記二次励磁誘導発電機の一次側に発生する一次側電圧を目標電圧値とする一次側電圧確立工程を実行し、前記一次側電圧確立工程では、前記一次側励磁工程として、前記第一電力変換機から前記一次巻線に無効電力を供給し、
前記一次側電圧確立工程を行った後に、前記無負荷状態で、前記エンジンを前記目標回転速度よりも速い無負荷時回転速度で駆動するとともに、前記一次巻線の出力電力を前記目標周波数の出力電力に制御する待機運転工程を実行し、
その後、前記切替スイッチを閉状態として前記一次巻線を前記電力負荷に接続する負荷接続工程を実行する発電システムの制御方法。 - 前記一次側電圧確立工程は、前記二次側励磁工程により前記一次側電圧を前記目標電圧値まで昇圧させる昇圧工程を実行した後、前記一次側励磁工程を開始する、遅延型一次側電圧確立工程であり、
前記遅延型一次側電圧確立工程では、前記昇圧工程の後、前記一次側電圧を前記目標電圧値に維持した状態で、前記第一電力変換機から前記一次巻線に供給される無効電力を増加させるとともに、前記第二電力変換機から前記二次巻線に供給される電力を減少させる請求項1記載の発電システムの制御方法。 - 前記無負荷時回転速度が、前記エンジンの最大回転速度、又は、前記無負荷状態から前記切替スイッチを閉状態として前記電力負荷に接続した場合の出力電力の周波数の低下を目標の範囲に収めることが可能な回転速度以上かつ前記最大回転速度以下の回転速度、のいずれかに設定される請求項1又は2に記載の発電システムの制御方法。
- 前記電力負荷にて消費する全電力に対して前記一次巻線に接続する前記電力負荷の接続負荷電力の割合である負荷率が設定負荷率未満の場合には、前記負荷率の増加に応じて速くなる回転速度に前記無負荷時回転速度を設定し、前記負荷率が前記設定負荷率以上の場合には、前記無負荷時回転速度を前記エンジンの最大回転速度に設定する請求項1〜3のいずれか一項に記載の発電システムの制御方法。
- 一次巻線を備える固定子と二次巻線を備える回転子とを有する二次励磁誘導発電機と、
前記回転子を駆動する駆動源と、
交流側が前記一次巻線に接続された第一電力変換機と、
交流側が前記二次巻線に接続された第二電力変換機と、
前記第一電力変換機の直流側と前記第二電力変換機の直流側とを接続する直流部に接続された蓄電装置と、
前記一次巻線と電力負荷とを選択的に接続する切替スイッチと、を備えた発電システムの制御装置であって、
前記駆動源として、回転速度を調整自在なエンジンが備えられ、
前記エンジンを所定の目標回転速度で駆動するとともに、外部の電力系統からの電力の供給を受けることなく、前記蓄電装置からの電力供給により、前記電力負荷に所望の目標周波数の出力電力を供給する自立運転を行う自立運転制御部が備えられ、
前記自立運転制御部が、
前記切替スイッチが開状態とされ前記一次巻線が前記電力負荷に接続されていない無負荷状態において前記エンジンにより前記回転子を駆動するとともに、前記第一電力変換機により前記一次巻線を励磁する一次側励磁工程と前記第二電力変換機により前記二次巻線を励磁する二次側励磁工程との双方を実行し、前記一次側励磁工程として、前記第一電力変換機から前記一次巻線に無効電力を供給し、前記二次励磁誘導発電機の一次側に発生する一次側電圧を目標電圧値とする一次側電圧確立工程を実行する一次側電圧確立部と、
前記無負荷状態で、前記エンジンを前記目標回転速度よりも速い無負荷時回転速度で駆動するとともに、前記一次巻線の出力電力を前記目標周波数の出力電力に制御する待機運転工程を実行する待機運転制御部と、
前記切替スイッチを閉状態として前記一次巻線を前記電力負荷に接続する負荷接続工程を実行する負荷接続制御部とを備える発電システムの制御装置。 - 前記一次側電圧確立部が実行する一次側電圧確立工程は、前記二次側励磁工程により前記一次側電圧を前記目標電圧値まで昇圧させる昇圧工程を実行した後、前記一次側励磁工程を開始する、遅延型一次側電圧確立工程であり、
前記遅延型一次側電圧確立工程では、前記昇圧工程の後、前記一次側電圧を前記目標電圧値に維持した状態で、前記第一電力変換機から前記一次巻線に供給される無効電力を増加させるとともに、前記第二電力変換機から前記二次巻線に供給される電力を減少させる、請求項5記載の発電システムの制御装置。 - 前記待機運転制御部が、前記無負荷時回転速度を、前記エンジンの最大回転速度、又は、前記無負荷状態から前記切替スイッチを閉状態として前記電力負荷に接続した場合の出力電力の周波数の低下を目標の範囲に収めることが可能な回転速度以上かつ前記最大回転速度以下の回転速度、のいずれかに設定して前記待機運転工程を実行する請求項5又は6に記載の発電システムの制御装置。
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