JP2012125049A - 電気自動車の電源制御装置 - Google Patents

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【課題】車両の走行状態に応じて適切な電源を選択し、効率よく電動機の電源を使用することができるとともに、バッテリの劣化を防ぐことのできる電気自動車の電源制御装置を提供すること。
【解決手段】車両1が渋滞に突入している場合(S2)の充電時(S4)においては、キャパシタ充電率が上限値に達していない限り(S5)、電動機6の電源として電源選択部22によりキャパシタ20を選択することで、当該キャパシタに優先的に充電を行う(S6)。
【選択図】図2

Description

本発明は、電気自動車の電源制御装置に係り、詳しくは電動機(モータ)を駆動源とし、当該電動機の電源としてバッテリ及びキャパシタを備えた電気自動車の電源切り換え制御技術に関する。
近年、車両の駆動源としてエンジンとともに電動機を備えたハイブリッド電気自動車(HEV)や、電動機のみを駆動源とする電気自動車(EV)等がある。そして、当該電動機の電源としては主にバッテリを用いているが、キャパシタを用いることも可能である。
一般に当該電動機の電源には、大充電容量と軽量・小体積の両立、すなわちエネルギー密度の高さと、様々な加速・減速パターンに対応可能な充放電特性が同時に求められる。バッテリはエネルギー密度の点に於いて良好な特性を持つが、充放電時に発熱を伴う。そのため条件によっては、自己の発熱に対する保護回路による電力的な出力制限を加える必要が生じたり、あるいはバッテリ自体の劣化を生じるという特性も併せて持つ。そのような影響は、例えば大電流の充放電や、あるいは継続的な繰り返しの充放電により引き起こされる。一方で、キャパシタは大電流の充放電や繰り返しの充放電に適しており、良好な充放電特性を持つ。反面、エネルギー密度の面に於いてバッテリには及ばず、結果として当該電気自動車に搭載可能な充電容量はバッテリに比較して小さくなる。
このような両者の特性に着目して、大電流の発生する制動時にはキャパシタへの充電を行い、急速充電を回避すべくバッテリへの充電は非制動時に行う技術がある(特許文献1参照)。
特開2010−202189号公報
上記特許文献1では、運転者のアクセル操作及びブレーキ操作に応じてバッテリとキャパシタとの切り換えを行っており、アクセル操作がなくブレーキ操作が行われた制動時にキャパシタへの充電を行っている。
しかしながら、例えば、渋滞時等は断続的に発進及び停止を繰り返すためアクセル及びブレーキ操作が短時間に交互に繰り返されるため、上記特許文献1を適用すると、このような渋滞時にはバッテリとキャパシタとの間で電源の切り換えが頻繁に行われることとなり、却ってバッテリに負荷がかかるおそれがある。
このように、運転者の操作状態に応じて、電動機の電源としてバッテリとキャパシタとの切り換えを行うと、車両の走行する条件に応じてはバッテリに負荷をかけたり、電力消費の効率が悪化させたりするおそれがある。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、車両の走行状態に応じて適切な電源を選択し、効率よく電動機の電源を使用することができるとともに、バッテリの劣化を防ぐことのできる電気自動車の電源制御装置を提供することにある。
上記した目的を達成するために、請求項1の電気自動車の電源制御装置では、車両を駆動する電動機の電源としてバッテリ及びキャパシタを備えた電気自動車の電源制御装置であって、前記車両の進路上にある渋滞を検出し、当該渋滞への自車両の突入を判定する渋滞判定手段と、前記電動機の電源として前記バッテリまたはキャパシタを選択する電源選択手段と、前記渋滞判定手段により自車両が渋滞に突入していると判定された場合には、前記電動機の電源を前記電源選択手段により前記キャパシタに切り換える電源切換制御手段と、を備えることを特徴としている。
請求項2の電気自動車の電源制御装置では、請求項1において、前記キャパシタの充電状態を検出するキャパシタ充電状態検出手段をさらに備え、前記電源切換制御手段は、前記渋滞判定手段により自車両が渋滞に突入していると判定され、前記キャパシタ充電状態検出手段により検出された前記キャパシタの充電状態が所定の範囲外にある場合には、前記電動機の電源を前記電源切換手段により前記バッテリに切り換えることを特徴としている。
上記手段を用いる本発明の請求項1の電気自動車の電源制御装置によれば、車両を駆動する電動機の電源としてバッテリ及びキャパシタを備えた電気自動車において、当該車両が渋滞に突入した場合には、電動機の電源を電源選択手段によりキャパシタに切り換える。したがって、渋滞走行中には優先的にキャパシタを用いて電動機への電力供給(放電)及び電動機からの充電を行うこととなる。
渋滞走行中は、発進及び停止を伴う加減速を頻繁に繰り返すため、電動機の電源は短い周期で充放電を繰り返すこととなるが、当該電源としてバッテリに比べて短期間に効率よく充放電を行うことができるキャパシタを選択することで、効率よく電力の消費及び回収を行うことができる。また、渋滞時にバッテリを用いないことで、充放電の繰り返しによるバッテリの劣化を防ぐことができる。
また、運転者の操作状態によらず、車両が渋滞に突入したか否かという車両の走行環境から優先的に使用する電源を選択することで、車両の運転状態に適した電源の選択を行うことができる。
請求項2の電気自動車の電源制御装置によれば、渋滞走行中にキャパシタの充電状態が所定の範囲外となった場合には、電動機の電源としてキャパシタを外すべく、電源選択手段によりキャパシタからバッテリに切り換える。
これによりキャパシタの過充電や充電不足を防ぎ、キャパシタの性能を維持することができる。
本発明に係る電気自動車の電源制御装置の一実施形態における全体構成を示した概略構成図である。 本発明に係る電気自動車の電源制御装置の一実施形態における車両ECUが実行する制御ルーチンの一部を表したフローチャートである。 図2に続く制御ルーチンを表したフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1を参照すると、本発明の一実施形態に係る電気自動車の電源制御装置の概略構成図が示されている。
図1に示す車両1はパラレル式ハイブリッド型電気自動車であり、ディーゼルエンジン(以下、エンジンという)2の出力軸にクラッチ4の入力軸が連結されており、クラッチ4の出力軸には例えば永久磁石式同期電動機のように発電も可能な電動機6の回転軸を介して変速機8の入力軸が連結されている。また、変速機8の出力軸はプロペラシャフト10、差動装置12及び駆動軸14を介して左右の駆動輪16に接続されている。
なお、エンジン2は、一般的に自動車に用いられる原動機であり、ディーゼルエンジン以外のガソリンエンジンなどでも良く、ここでは特にその種類を問わない。
当該構成の車両1は、クラッチ4が接続されているときには、エンジン2の出力軸と電動機6の回転軸の両方が変速機8を介して駆動輪16と機械的に接続され、クラッチ4が切断されているときには電動機6の回転軸のみが変速機8を介して駆動輪16と機械的に接続される。
また、車両1には、電動機6の電源としてバッテリ18及びキャパシタ20が搭載されている。当該バッテリ18は例えばリチウムイオン、ニッケル水素等の二次電池であり、キャパシタ20は電気二重層キャパシタである。
これらバッテリ18及びキャパシタ20は電源選択部22(電源選択手段)と電気的に接続されており、当該電源選択部はインバータ24を介して電動機6と電気的に接続されている。
当該電源選択部22は、バッテリ18及びキャパシタ20のうちいずれか一方を電動機6の電源として選択することが可能である。そして、電源として選択されたバッテリ18またはキャパシタ20からの直流電力はインバータ24により交流電力に変換されて電動機6に供給される。
電動機6は、電力が供給されることによりモータとして作動し、その駆動力が変速機8によって適切な速度に変速された後に駆動輪16に伝達されるよう構成されている。また、車両減速時には電動機6が発電機(ジェネレータ)として機能し、駆動輪16から逆に伝達される駆動力により電動機6が交流電力を発電するとともに、このとき電動機6が発生する回生トルクにより駆動輪16に減速抵抗が付与される。そして、この交流電力はインバータ20によって直流電力に変換された後、電源選択部22において電源として選択されたバッテリ18またはキャパシタ20に充電され、駆動輪16の回転による運動エネルギが電気エネルギとして回収される。
一方、エンジン2の駆動力は、クラッチ4が接続されているときに電動機6の回転軸を経由して変速機8に伝達され、適切な速度に変速された後に駆動輪16に伝達される。従って、エンジン2の駆動力が駆動輪16に伝達されているときに電動機6がモータとして作動する場合には、エンジン2の駆動力と電動機6の駆動力とがそれぞれ変速機8を介して駆動輪16に伝達されることになる。即ち、車両1の駆動のために駆動輪16に伝達されるべき駆動力の一部がエンジン2から供給されるとともに、不足分が電動機6から供給されアシストされる。
また、バッテリ18またはキャパシタ20の充電率(SOC:State of Charge)が低下してバッテリ18またはキャパシタ20を充電する必要があるときには、車両1の走行中であっても、電動機6を発電機として機能させるとともに、エンジン2の駆動力の一部を用いて電動機6を作動することにより発電が行われ、発電された交流電力をインバータ20によって直流電力に変換した後に電源選択部22において選択されたバッテリ18またはキャパシタ20に充電することが可能である。
また、バッテリ18及びキャパシタ20には、それぞれ対応したバッテリECU26及びキャパシタECU28が設けられている。
バッテリECU26は、バッテリ18の温度、バッテリ18の電圧、インバータ24との間に流れる電流等を検出し、バッテリ18の充電率を算出する。
キャパシタECU28は、キャパシタ20の電圧、インバータ24との間に流れる電流等を検出し、キャパシタ20の充電率を算出する。
また、車両1には車両ECU30が設けられており、当該車両1の車両ECU30は、上記バッテリECU26、キャパシタECU28からの情報や、その他図示しない各種センサや各種装置からの情報が入力される。当該車両ECU30は入力された情報に基づき各種装置の制御を行う。
例えば、車両ECU30は車両の駆動に必要な駆動力を条件に応じてエンジン2と電動機6に分配し、各々の駆動力を制御する機能を有する。
また、車両ECU30には、ナビゲーションユニット32(渋滞判定手段)が接続されており、当該ナビゲーションユニット32からの情報に基づき上記電源選択部22における電源切換制御等を行う。
ナビゲーションユニット32は、外部からの情報を受信する情報受信ユニット34と接続されている。当該情報受信ユニット34は、例えば人工衛星からのGPS(Global Positioning System)信号を受信して自車両1の現在位置情報を受信するGPSや、VICSを利用して路側ビーコンやFM多重放送から自車両の進路上の渋滞の有無、発生位置、規模等の渋滞情報を受信する道路交通情報受信機等からなる。
ナビゲーションユニット32は、予め地図情報が記憶されており、当該地図情報としては、道路の位置や幅、道路勾配、標高等の情報が含まれている。そして、当該ナビゲーションユニット32は、情報受信ユニット34により受信した情報と照合することで、自車両と渋滞との位置関係等を算出する。
車両ECU30は、ナビゲーションユニット32より得られる渋滞情報等に基づき、電動機6の電源としてバッテリ18またはキャパシタ20に切り換える電源切換制御を行う。
以下、当該車両ECU30において実行される電源切換制御について詳しく説明する。
図2、3には、車両ECUにおいて実行される電源切換制御ルーチンを示すフローチャートが示されており、以下同フローチャートに沿って説明する。
図2のステップS1に示すように、車両ECU30はまずナビゲーションユニット32から渋滞情報を取得する。
続くステップS2において、取得した渋滞情報から自車両が渋滞に突入しているか否かを判別する。自車両の進路上に渋滞が発生していない、または渋滞が発生していても自車両が当該渋滞に突入していない場合には当該判別結果は偽(No)となり、ステップS3に進む。
ステップS3では、車両ECU30は、電源選択部22を通常制御する。当該通常制御とは、電動機6の電源としてバッテリ18を主に用いるよう電源選択部22を制御するものである。具体的には、通常制御時には車両ECU30は、バッテリ18の充電率が所定範囲にある場合には電源選択部22により電動機6の電源としてバッテリ18を選択し、バッテリ18の充電率が所定範囲外にあるときにはキャパシタ20を選択するよう制御する。
一方、上記ステップS2において、自車両が渋滞に突入している場合には判別結果は真(Yes)となり、ステップS4に進む。
ステップS4では、車両1が減速しており、電動機6が発電機として機能して回生により電源に対し充電が行われるか否かを判別する。当該判別結果が真(Yes)である場合は、ステップS5に進む。
ステップS5では、キャパシタECU28から得られる情報に基づき、キャパシタ充電率が予め定められたキャパシタ充電率の上限値(例えば100%)より小であるか否かが判別される。キャパシタ充電率が上限値より小であり、キャパシタ20に充電可能である場合は、当該判別結果は真(Yes)となりステップS6に進む。
ステップS6では、車両ECU30は、回生により得られたエネルギをキャパシタ20に充電すべく、電源選択部22によりキャパシタ20を電源として選択し、当該ルーチンをリターンする。
一方、上記ステップS5において、キャパシタ充電率が上限値に達している場合には、判別結果は偽(No)となりステップS7に進む。
ステップS7では、バッテリECU26から得られる情報に基づき、バッテリ充電率が予め定められたバッテリ充電率の上限値(例えば80%)より小であるか否かを判別する。バッテリ充電率が上限値より小であり、バッテリ18に充電可能である場合は、当該判別結果は真(Yes)となり、ステップS8に進む。
ステップS8では、バッテリECU26から得られる情報に基づきバッテリ状態が良好であるか否かを判別する。これは例えばバッテリ18の温度に基づき、バッテリ18の劣化が激しくなる所定温度より小である場合は、バッテリ状態は良好であると判断し、判別結果は真(Yes)となり、ステップS9に進む。
ステップS9では、車両ECU30は、回生により得られたエネルギをバッテリ18に充電すべく、電源選択部22によりバッテリ18を電源として選択し、当該ルーチンをリターンする。
一方、上記ステップS7またはステップS8において、判別結果が偽(No)となった場合、即ちバッテリ充電率が上限値以上であったり、バッテリ温度が所定温度以上等でバッテリ状態が良好でない場合には、ステップS10に進む。
ステップS10では、車両ECU30は電動機6に対する回生駆動力の要求を停止する、あるいは電源選択部22を中立状態として、回生により得られたエネルギをバッテリ18やキャパシタ20に充電する事を停止し、当該ルーチンをリターンする。
このように、渋滞走行中の充電時においては、キャパシタ充電率が上限値に達するまでは優先的に当該キャパシタ20への充電を行う。キャパシタ充電率が上限値に達した後は、バッテリ18が充電可能である場合は電源を当該バッテリ18に切り換え、バッテリ18が充電不可能な状態にある場合は充電を停止する。
一方、上記ステップS4において、充電時でない場合、即ち主に電源から電動機6に電力を供給する場合には、当該判別結果は偽(No)となり、図3のステップS11に進む。
ステップS11では、キャパシタECU28から得られる情報に基づき、キャパシタ充電率が予め定められたキャパシタ充電率の下限値(例えば10%)より大であるか否かが判別される。キャパシタ充電率が下限値より大であり、キャパシタ20が放電可能である場合は、当該判別結果が真(Yes)となりステップS12に進む。
ステップS12では、車両ECU30は、キャパシタ20からの放電(電力供給)により電動機6を駆動すべく、電源選択部22によりキャパシタ20を電源として選択するよう制御し、当該ルーチンをリターンする。
一方、上記ステップS11において、キャパシタ充電率が下限値に達している場合には、判別結果は偽(No)となりステップS13に進む。
ステップS13では、バッテリECU26から得られる情報に基づき、バッテリ充電率が予め定められたバッテリ充電率の下限値(例えば20%)より大であるか否かを判別する。バッテリ充電率が下限値より大であり、バッテリ18が放電可能である場合は、当該判別結果が真(Yes)となり、ステップS14に進む。
ステップS14では、上記ステップS8と同様に、バッテリECU26から得られる情報に基づきバッテリ状態が良好であるか否かを判別する。当該判別結果が真(Yes)である場合はステップS15に進む。
ステップS15では、車両ECU30は、バッテリ18からの放電(電力供給)により電動機6を駆動すべく、電源選択部22においてバッテリ18を電源として選択するよう制御し、当該ルーチンをリターンする。
一方、上記ステップS13またはステップS14において、判別結果が偽(No)となった場合、即ちバッテリ充電率が下限値以下であったり、バッテリ温度が所定温度以上等でバッテリ状態が良好でない場合には、ステップS16に進む。
ステップS16では、バッテリ18及びキャパシタ20での放電を停止すべく、車両ECU30は電動機6への駆動力分配を停止する事により、車両の駆動を電動機6の駆動からエンジン2による駆動に切り換え、当該ルーチンをリターンする。
このように、渋滞走行中の放電時においては、キャパシタ充電率が下限値に達するまでは優先的に当該キャパシタ20により放電を行う。キャパシタ充電率が下限値に達した後は、バッテリ18が放電可能である場合は電源を当該バッテリ18に切り換え、バッテリ18が放電不可能な状態にある場合は放電を停止し、エンジン2のみで車両1を駆動する。
車両ECU30は、以上のような制御ルーチンを繰り返すことで、渋滞走行中には優先的にキャパシタ20を用いて電動機6への放電(電力供給)及び電動機6からの充電を行う。
これにより、発進及び停止を伴う加減速を頻繁に繰り返し、電動機6の電源が短い周期で充放電を繰り返す渋滞走行中においても、当該電源としてバッテリ18に比べて短期間に効率よく充放電を行うことができるキャパシタ20を選択することで、効率よく電力の消費及び回収を行うことができる。また、渋滞時にバッテリ18を極力用いないことで、充放電の繰り返しによるバッテリ18の劣化を防ぐことができる。
また、運転者の操作状態によらず、車両1が渋滞に突入したか否かという車両の走行環境から優先的に使用する電源を選択することで、車両1の運転状態に適した電源の選択を行うことができる。
そして、渋滞走行中にキャパシタ20の充電率が上限値から下限値の所定範囲外になった場合には、電動機6の電源として当該キャパシタ20を外すべく、電源選択部22によりキャパシタ20からバッテリ18に切り換える。これにより、キャパシタ20の過充電や充電不足を防ぎ、キャパシタ20の性能を維持することができる。
これらのことから本発明に係る電気自動車の電源制御装置は、車両1の走行状態に応じて適切な電源を選択し、効率よく電動機6の電源を使用することができるとともに、バッテリ18の劣化を防ぐことができる。
以上で本発明に係る電気自動車の電源制御装置の実施形態についての説明を終えるが、実施形態は上記実施形態に限られるものではない。
例えば、上記実施形態では、車両1は駆動源としてエンジン2と電動機4を備えたハイブリッド車両であるが、電動機のみを駆動源とする電気自動車にも本発明は適用可能である。
また、上記実施形態では、キャパシタ充電率が所定範囲外となった場合には(ステップS5、11)、電源をバッテリ18に切り換えているが、バッテリの劣化を確実に防ぐべく、渋滞走行中にはバッテリを使用しないようステップS5またはS11の判別結果が偽(No)となった場合には、電源選択部22を中立状態として、電源の充放電を停止するものとしても構わない。
1 車両
2 エンジン
4 電動機
18 バッテリ
20 キャパシタ
22 電源選択部(電源選択手段)
26 バッテリECU
28 キャパシタECU
30 車両ECU(電源切換制御手段)
32 ナビゲーションユニット(渋滞判定手段)
34 情報受信ユニット

Claims (2)

  1. 車両を駆動する電動機の電源としてバッテリ及びキャパシタを備えた電気自動車の電源制御装置であって、
    前記車両の進路上にある渋滞を検出し、当該渋滞への自車両の突入を判定する渋滞判定手段と、
    前記電動機の電源として前記バッテリまたはキャパシタを選択する電源選択手段と、
    前記渋滞判定手段により自車両が渋滞に突入していると判定された場合には、前記電動機の電源を前記電源選択手段により前記キャパシタに切り換える電源切換制御手段と、
    を備えることを特徴とする電気自動車の電源制御装置。
  2. 前記キャパシタの充電状態を検出するキャパシタ充電状態検出手段をさらに備え、
    前記電源切換制御手段は、前記渋滞判定手段により自車両が渋滞に突入していると判定され、前記キャパシタ充電状態検出手段により検出された前記キャパシタの充電状態が所定の範囲外にある場合には、前記電源選択手段により前記電動機の電源を前記バッテリに切り換えることを特徴とする請求項1記載の電気自動車の電源制御装置。
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