JP2012124856A - 無線リソース割当装置、基地局装置、無線リソース割当方法、及び無線リソース割当プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】無線リソース割当装置は、基地局装置ごとに、複数の無線リソースから隣接する基地局装置と異なる無線リソースを選択し、選択した無線リソースを、セルエッジに位置する端末装置に対して割り当てるセルエッジ帯域にする開始ポイント選択部と、基地局装置ごとに、基地局装置のセルエッジに位置する端末装置に対して割り当てる無線リソースの数である割当数を算出する帯域数算出部と、基地局装置ごとに、セルエッジ帯域の高周波側に隣接する無線リソースと、セルエッジ帯域の低周波側に隣接する無線リソースとのいずれかを選択し、選択した無線リソースをセルエッジ帯域に追加する処理を、セルエッジ帯域の無線リソースの数が割当数に達するまで繰り返し行う追加部とを備える。
【選択図】図2
Description
LTEにおいて、端末装置から基地局装置への上りリンクでは、シングルキャリア周波数分割多重アクセス(Single-Carrier Frequency Division Multiple Access;SC−FDMA)方式が使用される。SC−FDMA方式は、端末装置ごとに異なる周波数帯域を用いてシングルキャリア伝送を行う方式であり、送信電力の変動が少なく、上りリンクのデータ伝送に適している。
基地局装置は、予め決められた基準に従い、端末装置ごとに異なるRB、若しくは連続する複数のRBを割り当てるスケジューリングを行うことで、複数の端末装置が並行してデータを伝送できるようにしている。
広帯域移動通信システムにおいて、適用されているセルラ方式では、隣接するセルの基地局装置と、当該基地局装置と通信をする端末装置とから送信される信号で生じる干渉(隣接セル干渉)により、セル境界に位置する端末装置の受信品質の劣化が問題となっている。
例えば、隣接するセル同士の境界近傍(セルエッジ)に位置する端末装置(セルエッジ端末)をグループ化し、当該グループに属する端末装置が使用するRB(無線リソース)を重複しないように割り当てることで、隣接セルからの干渉を低減させ、受信品質を改善するFFR(Fractional Frequency Reuse)がある(非特許文献2)。
また、基地局装置の近傍に位置する端末装置、すなわち、セルエッジに位置していない端末装置が、隣接するセルにおけるセルエッジ帯域を利用する場合、送信信号の電力を低下させ、隣接するセルへの干渉を抑えることにより、スループットの改善を図ることができる。
[3]また、本発明は、上記に記載の発明において、前記帯域数算出部は、更に、前記セルエッジ端末が送信したデータ量から前記セルエッジ端末が今後送信するデータ量の推定値を算出するとともに、前記非セルエッジ端末が送信したデータ量から前記非セルエッジ端末が今後送信するデータ量の推定値を算出し、算出した前記セルエッジ端末及び前記非セルエッジ端末のデータ量の推定値に基づいて、前記セルエッジ端末の平均伝送効率と、前記非セルエッジ端末の平均伝送効率とが等しくなるように前記割当数を算出することを特徴とする。
[4]また、本発明は、上記に記載の発明において、前記帯域数算出部は、更に、前記セルエッジ端末の数と、前記非セルエッジ端末の数との比に基づいて前記割当数を算出することを特徴とする。
[6]また、本発明は、上記に記載の発明において、前記開始ポイント選択部は、更に、隣接する前記基地局装置のセル間における干渉を示す干渉情報を隣接する基地局装置から受信し、受信した干渉情報に基づいて、前記複数の無線リソースにおいて、隣接するセルから受ける干渉が所定の干渉量より少ない無線リソースのうち、連続する無線リソース数が最も多い区間の無線リソースを選択し、選択した無線リソースを前記セルエッジ帯域にすることを特徴とする。
[7]また、本発明は、上記に記載の発明において、前記開始ポイント選択部は、更に、前記基地局装置ごとに予め割り当てられている識別子と、予め定められた関数とに基づいて、前記複数の無線リソースのうち、隣接する前記基地局装置において選択される無線リソースと異なる無線リソースを選択し、選択した無線リソースを前記セルエッジ帯域にすることを特徴とする。
[9]また、本発明は、上記に記載の発明において、前記追加部は、更に、前記セルエッジ帯域に隣接している無線リソースのうち、前記開始ポイント選択部が選択した無線リソースとの周波数の差が小さい無線リソースを選択することを特徴とする。
図1は、第1実施形態における移動通信システム100の構成例を示す概略図である。同図に示すように、移動通信システム100は、複数の基地局装置1と、基地局装置1と無線通信を行う端末装置6と、複数の基地局装置1を接続するバックボーンネットワーク7とを具備している。ここで、本実施形態の移動通信システム100は、LTEの標準規格を適用した無線通信を行い、端末装置6から基地局装置1への上りリンクの無線通信は、SC−OFDM方式を用いる場合について説明する。
バックボーン送受信部11は、バックボーンネットワーク7を介して、他の基地局装置1と情報の送受信を行う。バックボーン送受信部11は、例えば、他の基地局装置1と無線通信をしている端末装置6宛ての情報を、自装置と無線通信をしている端末装置6から受信すると、バックボーンネットワーク7を介して、当該情報を当該基地局装置1に送信する。
セルエッジ帯域記憶部141には、システム帯域に含まれるRBごとに、隣接するセルとの境界近傍(セルエッジ)に位置する端末装置6に割り当てられるセルエッジ帯域であるか否かを示す情報がRBのIDに対応付けられて記憶されている。
初期化部142は、セルエッジ帯域記憶部141に記憶されているRBのIDに対応付けられているすべての情報を、RBがセルエッジ帯域でないことを示す情報に変更する初期化を行う。
リソースブロック追加部147は、開始ポイント選択部143が選択したRBを起点として、セルエッジ帯域に割り当てるRB数が割当数Xに達するまで、比較指標算出部144が算出するメトリックM(i)に基づいてRBをセルエッジ帯域に追加する。また、リソースブロック追加部147は、RBをセルエッジ帯域に追加すると、追加したRBがセルエッジ帯域であることを示す情報をセルエッジ帯域記憶部141に記憶させる。
無線リソース割当部14において、セルエッジ帯域の決定が開始されると、端末判定部145は、自装置と無線通信しているすべての端末装置6が、セルエッジ端末と、非セルエッジ端末とのいずれであるかを判定する(ステップS1)。
初期化部142は、セルエッジ帯域記憶部141に記憶されているRBのIDに対応付けられているすべての情報を、セルエッジ帯域でないことを示す情報に変更する初期化を行う(ステップS3)。
ステップS7において、割当数Xが「0」である場合(ステップS7:NO)、無線リソース割当部14は、セルエッジ帯域を決定する処理を終了する(エンド)。すなわち、すべてのRBが、非セルエッジ端末に割り当てられることになる。
比較指標算出部144は、入力されたRBのIDに基づいて、各RBiのメトリックM(i)(ID:i=0,1,2,3,…)を算出する(ステップS13)。
一方、リソースブロック追加部147は、セルエッジ帯域であるRBの数が割当数Xより小さい場合(ステップS15:YES)、セルエッジ帯域の周波数の高い側に隣接しセルエッジ帯域でないRBsのメトリックM(s)と、セルエッジ帯域の周波数の低い側に隣接しセルエッジ帯域出ないRBtのメトリックM(t)とを比較する(ステップS17)。
続いて、リソースブロック追加部147は、ステップS19の後に、ステップS15に処理を戻し、セルエッジ帯域のRB数が割当数Xに達するまで、ステップS15〜S19の処理を繰り返し行う。
このように、開始ポイント選択部143が隣接する基地局装置1において、周波数の異なるRBを開始ポイントに選択することにより、隣接する基地局装置1におけるセルエッジ帯域のRBが重複する可能性を低減しつつ、連続したRBをセルエッジ帯域にすることができる。その結果、セルエッジ端末に対して連続したRBを割り当てることが容易になり、セルエッジ端末のスループットを改善することができる。更に、セルエッジ帯域を1つの連続したRBにすることにより、非セルエッジ端末に連続したRBを割り当てることが容易になるので、非セルエッジ端末のスループットを改善することができ、周波数利用効率を向上させることができる。
第2実施形態における移動通信システムは、基地局装置の構成が第1実施形態の基地局装置1と異なる。ここでは、第2実施形態の基地局装置の説明をし、第1実施形態と同じ構成の端末装置6及びバックボーンネットワーク7に対する説明を省略する。
バックボーン送受信部21は、第1実施形態のバックボーン送受信部21が行う処理に加えて、干渉情報生成部25から入力される干渉情報を隣接する基地局装置2にバックボーンネットワーク7を介して送信する。また、バックボーン送受信部21は、バックボーンネットワーク7を介して、隣接する基地局装置2から干渉情報を受信し、受信した干渉情報を無線リソース割当部24に出力する。
また、隣接するセルとの境界近傍とは、例えば、隣接するセルから受信する信号の受信電力が予め定められた電力値より大きくなる領域である。
統計情報算出部243は、バックボーン送受信部21から入力される干渉情報に含まれる過負荷指標及び過干渉指標に対する統計値(平均値、最頻値など)をRBごとに算出し、RBごとの統計値である隣接セル干渉情報を開始ポイント選択部244及びリソースブロック追加部247に出力する。具体的には、統計情報算出部243は、例えば、隣接する基地局装置2から受信する干渉情報に含まれる過負荷指標又は過干渉指標いずれか一方の値をRBごとに平均し、RBごとの平均値を隣接セル干渉情報にする。
例えば、w(j)=1とし、s(j)を過負荷指標の統計値とした場合、開始ポイント値S(i)は、隣接するセルにおいて、RBiにおける干渉を受けている度合いを示していることになる。また、w(j)=1とし、s(j)を過干渉指標の統計値とした場合、開始ポイント値S(i)は、隣接するセルにおいて、RBiをセルエッジ端末に割り当てている度合いを示していることになる。したがって、開始ポイント値S(i)の値が大きいRBiは、セルエッジ端末に割り当てると干渉を生じさせる可能性が高いことになる。そこで、開始ポイント選択部244は、開始ポイント値S(i)が最小のRBiを、セルエッジ帯域を決定する際の開始ポイント(起点)に選択する。
そして、帯域数算出部246は、算出した各端末装置6の平均伝送効率と、端末判定部145の判定結果とを次式(4)に代入して、セルエッジ帯域に割り当てる割当数Xを算出する。
このように、帯域数算出部246は、セルエッジ端末のグループと、非セルエッジ端末のグループとの平均伝送効率に基づいて、自装置と無線通信をしているセルエッジ端末の平均伝送効率と、非セルエッジ端末の平均伝送効率とが等しくなるように、セルエッジ帯域に割り当てる割当数Xを算出する。
無線リソース割当部24において、セルエッジ帯域の決定が開始されると、端末判定部145は、自装置と無線通信しているすべての端末装置6が、セルエッジ端末と、非セルエッジ端末とのいずれであるかを判定する(ステップS21)。
帯域数算出部246は、セルエッジ帯域にする割当数Xを算出し(ステップS25)、算出した割当数Xが「0」であるか否かの判定する(ステップS27)。
ステップS27において、割当数Xが「0」である場合(ステップS27:NO)、無線リソース割当部24は、セルエッジ帯域を決定する処理を終了する(エンド)。すなわち、すべてのRBが、非セルエッジ端末に割り当てられることになる。
開始ポイント選択部244は、入力された隣接セル干渉情報に基づいて、開始ポイントとなるRBを選択し、選択した開始ポイントを示すRBのIDをリソースブロック追加部247に出力する(ステップS31)。このとき、リソースブロック追加部247は、セルエッジ帯域記憶部141に記憶されている情報のうち、入力されたRBのIDに対応する情報を、セルエッジ帯域であることを示す情報に変更する(ステップS33)。
一方、リソースブロック追加部247は、セルエッジ帯域であるRBの数が割当数Xより小さい場合(ステップS35:YES)、隣接セル干渉情報に含まれる統計値のうち、セルエッジ帯域の周波数の高い側に隣接しセルエッジ帯域でないRBの統計値と、セルエッジ帯域の周波数の低い側に隣接しセルエッジ帯域でないRBの統計値とを比較する(ステップS37)。
続いて、リソースブロック追加部247は、ステップS39の後に、ステップS35に処理を戻し、セルエッジ帯域のRB数が割当数Xに達するまで、ステップS35〜S39の処理を繰り返し行う。
その結果、セルエッジ端末に対して連続したRBを割り当てることが容易になり、セルエッジ端末のスループットを改善することができる。更に、セルエッジ帯域を1つの連続したRBにすることにより、非セルエッジ端末に連続したRBを割り当てることが容易になるので、非セルエッジ端末のスループットを改善することができ、周波数利用効率を向上させることができる。
図6は、第2実施形態の開始ポイント選択部244に対する変形例における処理の概要を示す図である。同図において、横軸はRBを示し、縦軸は統計値を示し、統計値が大きいほど隣接するセルから受ける干渉が少ないことを表している。
開始ポイント選択部244は、例えば、図6に示すように、予め定められた閾値と、隣接セル干渉情報に含まれる各RBの統計値とを比較し、統計値が閾値以上となるRBが連続する区間を検出する。そして、開始ポイント選択部244は、検出した区間のうち最もRB数が多い区間のRBを開始ポイントに選択するようにしてもよい。すなわち、システム帯域において、セルエッジ端末が隣接するセルから受ける干渉が閾値で表される干渉量より少ないRBのうち、連続するRB数が最も多い区間のRBを開始ポイントに選択するようにしてもよい。
また、隣接セル干渉情報に含まれる各RBの統計値の累積分布において、セルエッジ帯域に割り当てる割当数XのNRBに対する比から閾値を算出するようにしてもよい。例えば、割当数XがNRBの30%である場合、隣接セル干渉情報に含まれる各RBの統計値の累積分布における上位30%値を閾値とするようにしてもよい。
また、上述の変形例において、連続するRB数が、セルエッジ帯域に割り当てる割当数Xを超えている場合、開始ポイントに選択されるRB数を、割当数X以下になるように閾値を変更するようにしてもよい。
また、上述の各実施形態では、1つのRBずつセルエッジ帯域に追加する構成を説明したが、これに限ることなく、複数のRBを1つのブロックとして、ブロック単位でセルエッジ帯域に追加するようにしてもよい。
また、上述の第1及び第2実施形態において、無線リソース割当部14(24)は、基地局装置1(2)内に設けられている構成を説明したが、これに限ることなく、無線リソース割当部14(24)を、基地局装置1(2)に対応して設けられる独立した装置としてもよい。
6…端末装置
7…バックボーンネットワーク
11,21…バックボーン送受信部
12,22…無線送受信部
13…アンテナ
14,24…無線リソース割当部
25…干渉情報生成部
100…移動通信システム
141…セルエッジ帯域記憶部
142…初期化部
143,244…開始ポイント選択部
144…比較指標算出部
145…端末判定部
146,246…帯域数算出部
147,247…リソースブロック追加部
148…リソースブロック割当部
243…統計情報算出部
Claims (13)
- 複数の基地局装置と、周波数が連続した複数の無線リソースを用いて前記基地局装置と無線通信を行う端末装置とを具備する通信システムにおける無線リソース割当装置であって、
前記基地局装置ごとに、前記複数の無線リソースから隣接する前記基地局装置と異なる無線リソースを選択し、選択した無線リソースを、セルエッジに位置する前記端末装置に対して割り当てるセルエッジ帯域にする開始ポイント選択部と、
前記基地局装置ごとに、基地局装置のセルエッジに位置する前記端末装置に対して割り当てる無線リソースの数である割当数を算出する帯域数算出部と、
前記基地局装置ごとに、前記セルエッジ帯域の高周波側に隣接する無線リソースと、前記セルエッジ帯域の低周波側に隣接する無線リソースとのいずれかを選択し、選択した無線リソースを前記セルエッジ帯域に追加する処理を、前記セルエッジ帯域の無線リソースの数が前記割当数に達するまで繰り返し行う追加部と
を備えることを特徴とする無線リソース割当装置。 - 前記帯域数算出部は、更に、
セルエッジに位置する前記端末装置であるセルエッジ端末が送信したデータ量から該セルエッジ端末の平均伝送効率を算出するとともに、セルエッジに位置しない前記端末装置である非セルエッジ端末が送信したデータ量から該非セルエッジ端末の平均伝送効率を算出し、算出した前記セルエッジ端末及び前記非セルエッジ端末の平均伝送効率、及び、前記セルエッジ端末の数と該非セルエッジ端末の数との比に基づいて、前記セルエッジ端末の平均伝送効率と、前記非セルエッジ端末の平均伝送効率とが等しくなるように前記割当数を算出する
ことを特徴とする請求項1に記載の無線リソース割当装置。 - 前記帯域数算出部は、更に、
前記セルエッジ端末が送信したデータ量から前記セルエッジ端末が今後送信するデータ量の推定値を算出するとともに、前記非セルエッジ端末が送信したデータ量から前記非セルエッジ端末が今後送信するデータ量の推定値を算出し、
算出した前記セルエッジ端末及び前記非セルエッジ端末のデータ量の推定値に基づいて、前記セルエッジ端末の平均伝送効率と、前記非セルエッジ端末の平均伝送効率とが等しくなるように前記割当数を算出する
ことを特徴とする請求項2に記載の無線リソース割当装置。 - 前記帯域数算出部は、更に、
前記セルエッジ端末の数と、前記非セルエッジ端末の数との比に基づいて前記割当数を算出する
ことを特徴とする請求項1に記載の無線リソース割当装置。 - 前記開始ポイント選択部は、更に、
隣接する前記基地局装置のセル間における干渉を示す干渉情報を隣接する基地局装置から受信し、受信した干渉情報に基づいて、前記複数の無線リソースのうち、隣接するセルから受ける干渉が最も少ない無線リソースを選択し、選択した無線リソースを前記セルエッジ帯域にする
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の無線リソース割当装置。 - 前記開始ポイント選択部は、更に、
隣接する前記基地局装置のセル間における干渉を示す干渉情報を隣接する基地局装置から受信し、受信した干渉情報に基づいて、前記複数の無線リソースにおいて、隣接するセルから受ける干渉が所定の干渉量より少ない無線リソースのうち、連続する無線リソース数が最も多い区間の無線リソースを選択し、選択した無線リソースを前記セルエッジ帯域にする
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の無線リソース割当装置。 - 前記開始ポイント選択部は、更に、
前記基地局装置ごとに予め割り当てられている識別子と、予め定められた関数とに基づいて、前記複数の無線リソースのうち、隣接する前記基地局装置において選択される無線リソースと異なる無線リソースを選択し、選択した無線リソースを前記セルエッジ帯域にする
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の無線リソース割当装置。 - 前記追加部は、更に、
隣接する前記基地局装置のセル間における干渉を示す干渉情報を隣接する前記基地局装置から受信し、受信した干渉情報に基づいて、前記セルエッジ帯域に隣接している無線リソースのうち、前記セルエッジ端末が隣接するセルから受ける干渉が少ない無線リソースを選択し、選択した無線リソースを前記セルエッジ帯域に追加する
ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の無線リソース割当装置。 - 前記追加部は、更に、
前記セルエッジ帯域に隣接している無線リソースのうち、前記開始ポイント選択部が選択した無線リソースとの周波数の差が小さい無線リソースを選択する
ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の無線リソース割当装置。 - 前記干渉情報は、隣接する基地局装置において前記セルエッジ端末に割り当てられている無線リソースを示す過干渉情報と、隣接する基地局装置のセル間で前記端末装置が他のセルから干渉を受けていることを示す過負荷情報とのいずれか一方、あるいは両方を含む
ことを特徴とする請求項5、請求項6、及び請求項8のいずれか一項に記載の無線リソース割当装置。 - 複数の基地局装置と、周波数が連続した複数の無線リソースを用いて前記基地局装置と無線通信を行う端末装置とを具備する通信システムにおける基地局装置であって、
前記複数の無線リソースから隣接する基地局装置と異なる無線リソースを選択し、選択した無線リソースを、セルエッジに位置する前記端末装置に対して割り当てるセルエッジ帯域にする開始ポイント選択部と、
セルエッジに位置する前記端末装置に対して割り当てる無線リソースの数である割当数を算出する帯域数算出部と、
前記セルエッジ帯域の高周波側に隣接する無線リソースと、前記セルエッジ帯域の低周波側に隣接する無線リソースとのいずれかを選択し、選択した無線リソースを前記セルエッジ帯域に追加する処理を、前記セルエッジ帯域の無線リソースの数が前記割当数に達するまで繰り返し行う追加部と
を備えることを特徴とする基地局装置。 - 複数の基地局装置と、周波数が連続した複数の無線リソースを用いて前記基地局装置と無線通信を行う端末装置とを具備する通信システムにおける無線リソース割当方法であって、
前記複数の無線リソースから隣接する基地局装置と異なる無線リソースを選択し、選択した無線リソースを、セルエッジに位置する前記端末装置に対して割り当てるセルエッジ帯域にする開始ポイント選択ステップと、
セルエッジに位置する前記端末装置に対して割り当てる無線リソースの数である割当数を算出する帯域数算出ステップと、
前記セルエッジ帯域の高周波側に隣接する無線リソースと、前記セルエッジ帯域の低周波側に隣接する無線リソースとのいずれかを選択し、選択した無線リソースを前記セルエッジ帯域に追加する処理を、前記セルエッジ帯域の無線リソースの数が前記割当数に達するまで繰り返し行う追加ステップと
を有することを特徴とする無線リソース割当方法。 - 複数の基地局装置と、周波数が連続した複数の無線リソースを用いて前記基地局装置と無線通信を行う端末装置とを具備する通信システムにおける基地局装置が有するコンピュータに
前記複数の無線リソースから隣接する基地局装置と異なる無線リソースを選択し、選択した無線リソースを、セルエッジに位置する前記端末装置に対して割り当てるセルエッジ帯域にする開始ポイント選択ステップと、
セルエッジに位置する前記端末装置に対して割り当てる無線リソースの数である割当数を算出する帯域数算出ステップと、
前記セルエッジ帯域の高周波側に隣接する無線リソースと、前記セルエッジ帯域の低周波側に隣接する無線リソースとのいずれかを選択し、選択した無線リソースを前記セルエッジ帯域に追加する処理を、前記セルエッジ帯域の無線リソースの数が前記割当数に達するまで繰り返し行う追加ステップと
を実行させる無線リソース割当プログラム。
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