JP6070560B2 - 無線リソース範囲設定装置、無線リソース範囲設定方法、及び、記録媒体 - Google Patents

無線リソース範囲設定装置、無線リソース範囲設定方法、及び、記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP6070560B2
JP6070560B2 JP2013534515A JP2013534515A JP6070560B2 JP 6070560 B2 JP6070560 B2 JP 6070560B2 JP 2013534515 A JP2013534515 A JP 2013534515A JP 2013534515 A JP2013534515 A JP 2013534515A JP 6070560 B2 JP6070560 B2 JP 6070560B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radio resource
resource range
base station
communication
load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013534515A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014509457A (ja
Inventor
大輔 太田
大輔 太田
信清 貴宏
貴宏 信清
石井 直人
直人 石井
濱辺 孝二郎
孝二郎 濱辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2013534515A priority Critical patent/JP6070560B2/ja
Publication of JP2014509457A publication Critical patent/JP2014509457A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6070560B2 publication Critical patent/JP6070560B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/30TPC using constraints in the total amount of available transmission power
    • H04W52/34TPC management, i.e. sharing limited amount of power among users or channels or data types, e.g. cell loading
    • H04W52/343TPC management, i.e. sharing limited amount of power among users or channels or data types, e.g. cell loading taking into account loading or congestion level
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/30TPC using constraints in the total amount of available transmission power
    • H04W52/34TPC management, i.e. sharing limited amount of power among users or channels or data types, e.g. cell loading
    • H04W52/346TPC management, i.e. sharing limited amount of power among users or channels or data types, e.g. cell loading distributing total power among users or channels
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/52Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on load
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/06TPC algorithms
    • H04W52/14Separate analysis of uplink or downlink
    • H04W52/143Downlink power control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/18TPC being performed according to specific parameters
    • H04W52/24TPC being performed according to specific parameters using SIR [Signal to Interference Ratio] or other wireless path parameters
    • H04W52/241TPC being performed according to specific parameters using SIR [Signal to Interference Ratio] or other wireless path parameters taking into account channel quality metrics, e.g. SIR, SNR, CIR, Eb/lo
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/18TPC being performed according to specific parameters
    • H04W52/28TPC being performed according to specific parameters using user profile, e.g. mobile speed, priority or network state, e.g. standby, idle or non transmission
    • H04W52/283Power depending on the position of the mobile
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/30TPC using constraints in the total amount of available transmission power
    • H04W52/36TPC using constraints in the total amount of available transmission power with a discrete range or set of values, e.g. step size, ramping or offsets
    • H04W52/367Power values between minimum and maximum limits, e.g. dynamic range
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/54Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、基地局と通信端末との間で無線通信を行うために用いる無線リソースを割り当てるための無線リソース範囲設定装置に関する。
3GPP(Third Generation Partnership Project)におけるLTE(Long Term Evolution)に従った無線通信システムが知られている。この無線通信システムは、基地局を複数配置するとともに、各基地局が、当該基地局に割り当てられた通信エリア(以下、セルと呼ぶ)内に位置する通信端末(移動局)と通信を行うように構成される。
無線通信システムは、複数のセルのそれぞれにおいて、同一の通信帯域を用いる。従って、セル間の境界に位置する通信端末(以下、エッジ端末と呼ぶ)が、自セル(エッジ端末が属するセル)の基地局と送受信する信号のレベルと、隣接セル(自セルに隣接するセル)にて送受信される信号(即ち、干渉信号)のレベルと、の差が小さい。従って、エッジ端末と自セルの基地局との間の通信路の品質(通信路品質)が過度に低くなる(劣化する)虞がある。
このような問題に対処するため、セル間の信号の干渉を抑制することを目的としたFFR(Fractional Frequency Reuse)と呼ばれる技術が知られている。FFRは、エッジ端末と自セルの基地局との間の通信路の品質を確保するために、隣接セルにおける無線リソース(通信帯域、及び、送信電力)の割り当てを制限する技術である。
FFRは、無線リソースの割り当ての制限方法を変更しない静的FFR(Static FFR)と、無線リソースの割り当ての制限方法を変更する動的FFR(Dynamic FFR)と、に分類される。
先ず、下りリンク(基地局から通信端末へデータを送信するための通信リンク)に対して、静的FFRを適用した無線通信システムの動作の概要を説明する。
無線通信システムは、各セルに対して、互いに異なる優先帯域を設定する。次に、各通信端末は、通信路品質を表す通信路品質情報を基地局へ通知する。基地局は、通知された通信路品質情報に基づいて、通信路品質情報を通知してきた通信端末が、隣接セルからの信号の干渉による影響が比較的大きい端末(以下、エッジ端末)、及び、隣接セルからの信号の干渉による影響が比較的小さい端末(以下、センタ端末)のいずれであるかを判定する。
その後、基地局は、エッジ端末との間で通信を行うために用いる通信帯域を、設定された優先帯域の中から割り当てる。更に、基地局は、エッジ端末との間で通信を行うために用いる送信電力として、予め設定された基準送信電力を用いる。
また、基地局は、センタ端末との間で通信を行うために用いる通信帯域を、セルにおいて利用可能なすべての通信帯域の中から割り当てる。更に、基地局は、センタ端末との間で通信を行うために用いる送信電力として、基準送信電力よりも小さい制限送信電力を用いる。
これによれば、エッジ端末と基地局との間の通信路品質を高めることができる(非特許文献1)。
次に、下りリンクに対して動的FFRを適用した無線通信システムの動作の概要を説明する。本例では、無線通信システムは、図1に示したように、3つの基地局1〜3と、7つの通信端末11〜13,21,22,31,32と、を備える。
各基地局1〜3には、1つのセルが割り当てられている。具体的には、基地局1には、セルC1が割り当てられ、基地局2には、セルC2が割り当てられ、基地局3には、セルC3が割り当てられている。なお、各基地局は、複数のセルを割り当て可能に構成されていてもよい。
また、通信端末11〜13は、セルC1に属している(即ち、基地局1との間で通信を行うための通信リンクが確立されている)。通信端末21,22は、セルC2に属している。通信端末31,32は、セルC3に属している。ここで、通信端末12,13,31がエッジ端末であり、且つ、その他の通信端末11,21,22,32がセンタ端末である場合を想定する。
本例では、図2に示したように、無線通信システムが、無線通信システムにおいて利用可能な通信帯域(システム帯域)F0を、3つの部分帯域F1〜F3に分割し、部分帯域F1をセルC1の優先帯域として設定し、部分帯域F2をセルC2の優先帯域として設定し、部分帯域F3をセルC3の優先帯域として設定した場合を想定する。
各基地局1〜3は、データを送信する予定であるエッジ端末の数が予め設定された閾値以上である場合、隣接セルへ、自セルに対して設定された優先帯域を通知する(非特許文献2)。ここでは、閾値が2である場合を想定する。また、各基地局1〜3が、自セルに属するすべての通信端末のそれぞれへデータを送信する予定である場合を想定する。
例えば、隣接セルへの優先帯域の通知は、LTEの下りリンクにおいては、RNTP(Relative Narrowband TX Power)を用いることにより行われる。また、隣接セルへの優先帯域の通知は、上りリンクにおいては、HII(High Interference Indication)を用いることにより行われる(非特許文献3)。
ところで、セルC1に属するエッジ端末は、通信端末12、及び、通信端末13である。従って、基地局1は、通信端末12が送受信する信号に比較的強く干渉する信号を生じるセルC2が割り当てられた基地局2と、通信端末13が送受信する信号に比較的強く干渉する信号を生じるセルC3が割り当てられた基地局3と、のそれぞれへ、セルC1の優先帯域F1を通知する。
一方、セルC2に属する通信端末21,22は、センタ端末のみである。従って、基地局2は、セルC2の優先帯域を、いずれの基地局へも通知しない。同様に、セルC3に属するエッジ端末は、通信端末31のみである。従って、基地局3は、セルC3の優先帯域を、いずれの基地局へも通知しない。
ここで、図3乃至図6を参照しながら、基地局と通信端末との間で無線通信を行うために用いる無線リソースを割り当てる方法について、より具体的に説明する。基地局1には、隣接セルの優先帯域が通知されない。従って、基地局1は、図3に示したように、エッジ端末、及び、センタ端末のいずれに対しても、送信電力を、予め設定された基準送信電力P0に設定する。ここで、基準送信電力P0は、基地局1が同時に出力可能な送信電力の最大値である最大送信電力を、システム帯域F0の全体に亘って平均した値である。
また、基地局1は、図4に示したように、エッジ端末、及び、センタ端末のいずれに対しても、基地局1と通信端末との間で無線通信を行うために用いる通信帯域を、システム帯域F0の中から割り当てる。
即ち、基地局1とエッジ端末との間で無線通信を行うために用いる通信帯域として割り当て可能な通信帯域であるエッジ端末割当可能帯域FEは、システム帯域F0である。同様に、基地局1とセンタ端末との間で無線通信を行うために用いる通信帯域として割り当て可能な通信帯域であるセンタ端末割当可能帯域FCも、システム帯域F0である。即ち、基地局1は、通信端末に割り当てる無線リソース(通信帯域、及び、送信電力の両方)を制限しない。
一方、基地局2、及び、基地局3のそれぞれには、基地局1から優先帯域が通知される。従って、基地局2は、図5に示したように、エッジ端末に対して、送信電力を基準送信電力P0に設定し、一方、センタ端末に対して、送信電力を制限送信電力P1に設定する。制限送信電力P1は、基準送信電力P0よりも予め設定された送信電力差ΔPだけ小さい。
また、基地局2は、図6に示したように、基地局2とセンタ端末との間で無線通信を行うために用いる通信帯域を、システム帯域F0の中から割り当てる。即ち、基地局2とセンタ端末との間で無線通信を行うために用いる通信帯域として割り当て可能な通信帯域であるセンタ端末割当可能帯域FCは、システム帯域F0である。
一方、基地局2は、図6に示したように、基地局2とエッジ端末との間で無線通信を行うために用いる通信帯域を、システム帯域F0のうちの、セルC1の優先帯域F1以外の通信帯域の中から割り当てる。即ち、基地局2とエッジ端末との間で無線通信を行うために用いる通信帯域として割り当て可能な通信帯域であるエッジ端末割当可能帯域FEは、部分帯域F2及び部分帯域F3からなる通信帯域である。
基地局3も、基地局2と同様に、自セルに属する通信端末に対して無線リソースを割り当てる。
このように、あるセルにおいて、データを送信する予定であるエッジ端末の数が閾値以上である場合、隣接セルにおける無線リソースの割り当てを制限することにより、当該セルにおいて、当該セルに対して設定された優先帯域における信号の干渉を抑制することができる。
Bin Fanら、"A Dynamic Resource Allocation Scheme Based on Soft Frequency Reuse for OFDMA Systems"、IEEE 2007 International Symposium on Microwave,Antenna,Propagation and EMC Technologies for Wireless Communications、IEEE、2007年8月、p.121-125 Nortel、"Further Discussion on Adaptive Fractional Frequency Reuse"、[online]、2007年5月、3GPP R1-072376、[平成23年2月15日検索]、インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_49/Docs/R1-072376.zip> 3GPP TS 36.423 V8.7.0、2009年9月、p.16,48-49
ところで、図7に示したように、無線通信システムが、3つの基地局1〜3と、22個の通信端末11〜13,21〜24,301〜315と、を備える場合を想定する。更に、通信端末11〜13がセルC1に属し、通信端末21〜24がセルC2に属し、通信端末301〜315がセルC3に属している場合を想定する。
加えて、通信端末12,13,23,24,314,315がエッジ端末であり、且つ、その他の通信端末11,21,22,301〜313がセンタ端末である場合を想定する。また、各基地局1〜3が、自セルに属するすべての通信端末のそれぞれへデータを送信する予定である場合を想定する。
セルC3においては、通信端末の数が比較的多い。従って、セルC3においては、1つの通信端末に割り当てられる通信帯域は、狭く(小さく)なる。ところで、通信帯域が小さくなるほど、スループットは低下する。ここで、スループットは、単位時間あたりに通信端末が受信するデータ量である。そのため、セルC3においては、各通信端末に対するスループットが比較的小さくなる。
更に、上記閾値が2に設定されている場合、基地局3には、基地局1及び基地局2のそれぞれから優先帯域が通知される。従って、基地局3は、センタ端末に対して、送信電力を、基準送信電力P0よりも小さい制限送信電力P1に設定する。更に、基地局3は、基地局3とエッジ端末との間で無線通信を行うために用いる通信帯域を、システム帯域F0のうちの、セルC1の優先帯域F1、及び、セルC2の優先帯域F2以外の通信帯域(即ち、部分帯域F3)の中から割り当てる。
従って、セルC3においては、各エッジ端末に割り当てられる通信帯域は、より一層小さくなる。更に、セルC3においては、各センタ端末に割り当てられる送信電力は、より一層小さくなる。ところで、送信電力が小さくなるほど、スループットは低下する。従って、セルC3においては、各通信端末に対するスループットが過度に小さくなる虞がある。
このように、上記無線通信システムにおいては、データを送信する予定である通信端末(送信予定端末)の数が比較的多いセルにて、各通信端末に対するスループットが過度に小さくなる(劣化する)という問題があった。
このため、本発明の目的は、上述した課題を解決することが可能な無線リソース範囲設定装置を提供することにある。
かかる目的を達成するため本発明の一形態である無線リソース範囲設定装置は、
基地局と、当該基地局により割り当てられた無線リソースを用いることにより当該基地局との間で無線通信を行う複数の通信端末と、の間で行われる無線通信の負荷を表す負荷情報を取得する負荷情報取得手段と、
前記取得された負荷情報に応じて、第1の無線リソース範囲及び第2の無線リソース範囲から、通信路の品質が所定の閾値よりも小さいエッジ通信端末に対して、前記基地局が割り当てることが可能な無線リソース範囲を設定する割当可能無線リソース範囲設定手段と、
を備える。
また、本発明の他の形態である無線リソース範囲設定方法は、
基地局と、当該基地局により割り当てられた無線リソースを用いることにより当該基地局との間で無線通信を行う複数の通信端末と、の間で行われる無線通信の負荷を表す負荷情報を取得し、
前記取得された負荷情報に応じて、第1の無線リソース範囲及び第2の無線リソース範囲から、通信路の品質が所定の閾値よりも小さいエッジ通信端末に対して、前記基地局が割り当てることが可能な無線リソース範囲を設定する、方法である。
また、本発明の他の形態である記録媒体は、
情報処理装置に、
基地局と、当該基地局により割り当てられた無線リソースを用いることにより当該基地局との間で無線通信を行う複数の通信端末と、の間で行われる無線通信の負荷を表す負荷情報を取得し、
前記取得された負荷情報に応じて、第1の無線リソース範囲及び第2の無線リソース範囲から、通信路の品質が所定の閾値よりも小さいエッジ通信端末に対して、前記基地局が割り当てることが可能な無線リソース範囲を設定する、
処理を実行させるための無線リソース範囲設定プログラムを記録した、コンピュータが読み取り可能な記録媒体である。
また、本発明の他の形態である無線リソース範囲設定装置は、
基地局と、当該基地局により割り当てられた無線リソースを用いることにより当該基地局との間で無線通信を行う複数の通信端末と、の間で行われる無線通信の負荷を表す負荷情報を取得する負荷情報取得手段と、
前記取得された負荷情報に応じて、第1の無線リソース範囲及び第2の無線リソース範囲から、通信路の品質が所定の閾値よりも小さいエッジ通信端末に対して、前記基地局が割り当てることが可能な無線リソース範囲を設定する割当可能無線リソース範囲設定手段と、
を備える。
本発明は、以上のように構成されることにより、通信端末に対するスループットが小さくなることを回避することができる。
背景技術に係る無線通信システムの作動を概念的に示した説明図である。 背景技術に係る無線通信システムにおいて用いられる優先帯域を概念的に示した説明図である。 背景技術に係る無線通信システムにおいて、エッジ端末、及び、センタ端末に対して割り当てられる送信電力を概念的に示した説明図である。 背景技術に係る無線通信システムにおいて、エッジ端末、及び、センタ端末に対して割り当てられる通信帯域を概念的に示した説明図である。 背景技術に係る無線通信システムにおいて、エッジ端末、及び、センタ端末に対して割り当てられる送信電力を概念的に示した説明図である。 背景技術に係る無線通信システムにおいて、エッジ端末、及び、センタ端末に対して割り当てられる通信帯域を概念的に示した説明図である。 背景技術に係る無線通信システムの作動を概念的に示した説明図である。 本発明の第1実施形態に係る無線通信システムの概略構成を表す図である。 本発明の第1実施形態に係る無線通信システムの機能の概略を表すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る基地局が、通信端末がエッジ端末及びセンタ端末のいずれであるかを判定するために実行される動作を示したフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る基地局が、優先帯域情報を送信するために実行される動作を示したフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る基地局が、割当可能無線リソース範囲を設定するために実行される動作を示したフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る無線通信システムの機能の概略を表すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る基地局が、割当可能無線リソース範囲を設定するために実行される動作を示したフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る無線リソース範囲設定装置の機能の概略を表すブロック図である。
以下、本発明に係る、無線リソース範囲設定装置、無線リソース範囲設定方法、及び、記録媒体、の各実施形態について図8〜図15を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
(構成)
図8に示したように、第1実施形態に係る無線通信システム1000は、複数の基地局100,…と、複数の通信端末200,…と、を備える。無線通信システム1000は、LTE(Long Term Evolution)の下りリンク(基地局100から通信端末200へデータを送信するための通信リンク)に対して本発明が適用されたシステムである。なお、各基地局100,…は、無線リソース範囲設定装置を構成している。
複数の基地局100,…は、通信回線NWを介して互いに通信可能に接続されている。また、各基地局100には、1つの通信エリア(セル)が割り当てられている。なお、各基地局100は、複数のセルを割り当て可能に構成されていてもよい。
各基地局100は、当該基地局(自基地局)100に割り当てられたセル内に位置する通信端末200との間で無線通信を行う。各基地局100は、複数の通信端末200,…のそれぞれと同時に無線通信を実行可能に構成される。
各基地局100は、図示しない情報処理装置を備える。情報処理装置は、図示しない中央処理装置(CPU;Central Processing Unit)、及び、記憶装置(メモリ及びハードディスク駆動装置(HDD;Hard Disk Drive))を備える。各基地局100は、記憶装置に記憶されているプログラムをCPUが実行することにより、後述する機能を実現するように構成されている。
各通信端末200は、携帯電話端末である。なお、各通信端末200は、パーソナル・コンピュータ、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Data Assistance、Personal Digital Assistant)、スマートフォン、カーナビゲーション端末、又は、ゲーム端末等であってもよい。
各通信端末200は、CPU、記憶装置(メモリ)、入力装置(キーボタン及びマイクロフォン)、及び、出力装置(ディスプレイ及びスピーカ)を備える。各通信端末200は、記憶装置に記憶されているプログラムをCPUが実行することにより、後述する機能を実現するように構成されている。
(機能)
図9は、上記のように構成された無線通信システム1000の機能を表すブロック図である。
基地局100の機能は、基地局動作部(優先帯域情報取得手段、通信路品質情報取得手段)101と、リファレンス信号生成部102と、隣接セル情報通知部103と、エッジ端末判定部104と、優先帯域設定部105と、負荷測定部(負荷情報取得手段)106と、割当リソース設定部(割当可能無線リソース範囲設定手段)107と、リソース割当実施部108と、を含む。
基地局動作部101は、基地局100と接続中の(通信リンクが確立されている)通信端末200との間で無線信号を送受信する機能を有する。更に、基地局動作部101は、通信回線NWを介して接続されている他の基地局100との間で通信を行う機能を有する。基地局動作部101は、一般的な無線通信システムにおいて周知の機能であるため、詳細な説明を省略する。
リファレンス信号生成部102は、通信端末200が通信路品質を測定するために用いる、予め定められた信号(リファレンス信号)を生成する機能を有する。通信路品質は、通信端末200と基地局100との間の通信路の品質である。基地局動作部101は、リファレンス信号生成部102により生成されたリファレンス信号を通信端末200へ送信する機能を有する。
隣接セル情報通知部103は、隣接セル情報を、基地局動作部101を介して通信端末200へ送信(通知)する機能を有する。隣接セル情報は、基地局100に割り当てられたセル(自セル)に隣接するセル(隣接セル)を識別するためのセル識別情報(例えば、セル番号)を含む。
エッジ端末判定部104は、通信端末200から報告された(即ち、通信端末200から受信した)通信路品質情報(後述)に基づいて、通信端末200が、エッジ端末、及び、センタ端末のいずれであるかを判定し、判定結果を表す判定結果情報を生成する機能を有する。基地局動作部101は、エッジ端末判定部104により生成された判定結果情報を、優先帯域設定部105、及び、割当リソース設定部107のそれぞれへ伝達する機能を有する。
優先帯域設定部105は、エッジ端末判定部104から基地局動作部101を介して伝達された判定結果情報に基づいて、優先帯域情報を隣接基地局へ送信するか否かを決定する機能を有する。隣接基地局は、隣接セルが割り当てられた基地局100である。優先帯域情報は、自セルにおける無線通信のために優先して使用される通信帯域である優先帯域を表す情報である。
基地局動作部101は、優先帯域設定部105が優先帯域情報を送信すると決定した場合、優先帯域情報を隣接基地局100へ送信(通知)する。本例では、基地局動作部101は、優先帯域情報をRNTP(Relative Narrowband TX Power)として送信する。
また、基地局動作部101は、隣接基地局から優先帯域情報を受信(取得)する機能を有する。
負荷測定部106は、自セルに対する負荷を測定し、測定された負荷を表す負荷情報(即ち、自セルに対する負荷情報)を生成(取得)する機能を有する。本例では、負荷は、基地局100と、当該基地局100により割り当てられた無線リソースを用いることにより当該基地局100との間で無線通信を行う複数の通信端末200,…と、の間で行われる無線通信の負荷である。本例では、無線リソースは、無線信号を送信するための電力である送信電力と、通信帯域と、を含む。
具体的には、負荷は、基地局100との間で通信されるべきデータが存在する(本例では、基地局100により送信されるべきデータが存在する)通信端末200の数である。基地局動作部101は、負荷測定部106により生成された負荷情報を割当リソース設定部107へ伝達する機能を有する。
割当リソース設定部107は、負荷測定部106から基地局動作部101を介して伝達された負荷情報と、隣接基地局100からの優先帯域情報の受信の有無と、に基づいて、割当可能無線リソース範囲を設定する機能を有する。
割当可能無線リソース範囲は、複数の通信端末200のそれぞれに対して基地局100が割り当てることが可能な無線リソースの範囲である。割当リソース設定部107は、設定された割当可能無線リソース範囲を表す割当可能無線リソース範囲情報をリソース割当実施部108へ伝達(報告)する機能を有する。
リソース割当実施部108は、割当リソース設定部107から伝達された割当可能無線リソース範囲情報が表す割当可能無線リソース範囲の中から、無線リソース(送信電力、及び、通信帯域)を各通信端末200に対して割り当てる機能を有する。
通信端末200の機能は、端末動作部201と、通信路品質測定部202と、を含む。
端末動作部201は、通信端末200と接続中の(通信リンクが確立されている)基地局100との間で無線信号を送受信する機能を有する。端末動作部201は、一般的な無線通信システムにおいて周知の機能であるため、詳細な説明を省略する。
通信路品質測定部202は、基地局100から通知された(受信した)隣接セル情報により識別される隣接セルにおけるリファレンス信号と、自セル(通信端末200が属するセル)におけるリファレンス信号と、に基づいて通信路品質を測定する機能を有する。
通信路品質は、自セルに割り当てられた基地局100と、通信端末(自通信端末)200と、の間の通信路の品質である。更に、通信路品質測定部202は、測定された通信路品質を表す通信路品質情報を、端末動作部201を介して基地局100へ送信(報告)する機能を有する。
本例では、通信路品質測定部202は、自セルにおけるリファレンス信号のRSRQ(Reference Signal Received Quality)と、隣接セルにおけるリファレンス信号のRSRQと、を表す情報を通信路品質情報として用いる。
基地局100の基地局動作部101は、通信端末200から通信路品質情報を受信(取得)する機能を有する。
(作動)
次に、上述した無線通信システム1000の作動について説明する。
基地局100は、図10にフローチャートにより示したプログラムを、予め設定された実行周期が経過する毎に、自セルに属する通信端末200,…のそれぞれを処理対象として実行するようになっている。基地局100は、このプログラムを実行することにより、通信端末200が、エッジ端末、及び、センタ端末のいずれであるかを判定する。
基地局100は、ある通信端末200から受信した通信路品質情報と、数式1と、に基づいて、自セルと隣接セルとの間の通信路品質の差の最小値(最小通信路品質差)ΔRSRQmin[dB]を算出する。
Figure 0006070560
ここで、RSRQserv[dB]は、自セルに対する通信路品質である。また、RSRQ(n)[dB]は、セル識別情報がnである隣接セルに対する通信路品質である。また、MAX{X(n)}は、X(n)のうちの最大値を返す関数である。即ち、MAX{RSRQ(n)}は、通信端末200と自セルの基地局100との間の通信に対して最も強く干渉している隣接セルに対する通信路品質を表す。
基地局100は、図10に示したプログラムの処理を開始すると、上述したように、最小通信路品質差ΔRSRQmin[dB]を算出する。次いで、基地局100は、算出された最小通信路品質差ΔRSRQmin[dB]が、予め設定された閾値ΔTH[dB]よりも小さいか否かを判定する(ステップS101)。
最小通信路品質差ΔRSRQmin[dB]が上記閾値ΔTH[dB]よりも小さい場合、基地局100は、「Yes」と判定してステップS102へ進み、処理対象である通信端末200がエッジ端末であると判定する。即ち、基地局100は、通信路品質RSRQserv[dB]が予め設定された閾値品質(本例では、MAX{RSRQ(n)}+ΔTH)よりも低い通信端末200,…を、エッジ端末であると判定している、と言うことができる。
一方、最小通信路品質差ΔRSRQmin[dB]が上記閾値ΔTH[dB]以上である場合、基地局100は、上記ステップS101にて「No」と判定してステップS103へ進み、処理対象である通信端末200がセンタ端末であると判定する。即ち、基地局100は、通信路品質RSRQserv[dB]が上記閾値品質(本例では、MAX{RSRQ(n)}+ΔTH)以上である通信端末200,…を、センタ端末であると判定している、と言うことができる。
そして、基地局100は、このプログラムの処理を終了する。
また、基地局100は、図11にフローチャートにより示したプログラムを、図10に示したプログラムの実行が完了した後に実行するようになっている。基地局100は、図11に示したプログラムを実行することにより、隣接基地局へ優先帯域情報を通知する。
基地局100は、図11に示したプログラムの処理を開始すると、エッジ端末数Nedgeを取得する。エッジ端末数Nedgeは、自セルに属する通信端末200,…のうちの、上記ステップS102にてエッジ端末であると判定され、且つ、基地局100により送信されるべきデータが存在する通信端末200,…の数である。
そして、基地局100は、取得されたエッジ端末数Nedgeが、予め設定された閾値端末数Nthよりも小さいか否かを判定する(ステップS201)。
エッジ端末数Nedgeが上記閾値端末数Nthよりも小さい場合、基地局100は、「Yes」と判定してステップS202〜ステップS203の処理を実行することなく、このプログラムの処理を終了する。即ち、この場合、隣接基地局へ優先帯域情報が送信されないので、自セルに対して設定された優先帯域における無線通信に対する、隣接セルにおける無線通信による干渉は抑制されない。
一方、エッジ端末数Nedgeが上記閾値端末数Nth以上である場合、基地局100は、「No」と判定してステップS202へ進み、エッジ端末であると判定された通信端末200,…(以下、エッジ端末とも表記する)のそれぞれに対して干渉セルを特定する。干渉セルは、隣接セルのうちの、エッジ端末と自セルの基地局100との間で送受信される無線信号に、比較的強く干渉する無線信号を発生するセルである。
本例では、基地局100は、数式2により表される条件を満足する隣接セルを干渉セルであると判定する。即ち、基地局100は、隣接セルのうちの、自セルの通信路品質から、隣接セルの通信路品質を減じた値が閾値よりも小さい隣接セルを干渉セルであると判定する。
Figure 0006070560
なお、ΔTH[dB]は、上記ステップS101にて用いられるΔTH[dB]と同一の値である。ところで、基地局100は、数式2において、ΔTH[dB]と異なる閾値を用いてもよい。
次いで、基地局100は、ステップS202にて特定されたすべての干渉セルのそれぞれに割り当てられた隣接基地局100,…へ、自セルに対して設定された優先帯域を表す優先帯域情報を送信する(ステップS203)。
そして、基地局100は、このプログラムの処理を終了する。
このようにして、基地局100は、自セルに属するエッジ端末と自セルの基地局100との間で送受信される無線信号に、比較的強く干渉する隣接セルが割り当てられた隣接基地局100,…のみに、自セルの優先帯域を通知することができる。
また、基地局100は、図12にフローチャートにより示したプログラムを、図11に示したプログラムの実行が完了した後に実行するようになっている。基地局100は、図12に示したプログラムを実行することにより、測定された負荷と、隣接基地局100からの優先帯域情報の受信の有無と、に基づいて、割当可能無線リソース範囲を設定する。
基地局100は、図12に示したプログラムの処理を開始すると、負荷情報を取得する(ステップS301)。負荷情報は、自セルに属する通信端末200,…のうちの、基地局100との間で通信されるべきデータが存在する(本例では、基地局100により送信されるべきデータが存在する)通信端末200の数(負荷)Lservを表す情報である。
次いで、基地局100は、優先帯域情報を、いずれかの隣接基地局100,…から既に受信しているか否か(優先帯域情報の受信の有無)を判定する(ステップS302)。
先ず、基地局100が優先帯域情報を既に受信し、且つ、負荷情報が表す負荷Lservが後述する閾値負荷Lthよりも小さい場合を想定する。
この場合、基地局100は、ステップS302にて「Yes」と判定してステップS303へ進み、負荷情報が表す負荷Lservが、予め設定された閾値負荷Lthよりも小さいか否かを判定する。上記仮定に従えば、基地局100は、「Yes」と判定してステップS304へ進む。
そして、基地局100は、割当可能無線リソース範囲として第1の無線リソース範囲を設定する。
第1の無線リソース範囲は、エッジ端末であると判定された通信端末200に対しては、通信帯域が、利用可能な通信帯域の全体(無線通信システム1000において利用可能な通信帯域(システム帯域))のうちの、受信された優先帯域情報が表す優先帯域以外の部分であり、且つ、送信電力が予め設定された基準送信電力である、無線リソースの範囲である。
更に、第1の無線リソース範囲は、センタ端末であると判定された通信端末200に対しては、通信帯域が、使用可能な通信帯域の全体であり、且つ、送信電力が上記基準送信電力よりも小さい制限送信電力である、無線リソースの範囲である。
このようにして、基地局100は、自セルの負荷が比較的低い場合、割当可能無線リソース範囲として、利用可能な無線リソースのすべてからなる範囲よりも限定された無線リソースの範囲(第1の無線リソース範囲)を設定する。
そして、基地局100は、このプログラムの処理を終了する。
なお、第1の無線リソース範囲は、センタ端末であると判定された通信端末200に対しては、通信帯域が、使用可能な通信帯域の全体であり、且つ、送信電力が上記基準送信電力である、無線リソースの範囲であってもよい。
次に、基地局100がいずれの優先帯域情報も受信していない場合を想定する。この場合、基地局100は、ステップS302にて「No」と判定してステップS305へ進む。そして、基地局100は、割当可能無線リソース範囲として、第1の無線リソース範囲よりも大きい第2の無線リソース範囲を設定する。
第2の無線リソース範囲は、通信帯域がシステム帯域であり、且つ、送信電力が上記基準送信電力である、無線リソースの範囲である。第2の無線リソース範囲は、エッジ端末であると判定された通信端末200と、センタ端末であると判定された通信端末200と、のいずれに対しても同一である。
そして、基地局100は、このプログラムの処理を終了する。
次に、基地局100が優先帯域情報を既に受信し、且つ、負荷情報が表す負荷Lservが上記閾値負荷Lth以上である場合を想定する。この場合、基地局100は、ステップS302にて「Yes」と判定するとともに、ステップS303にて「No」と判定してステップS305へ進む。そして、基地局100は、割当可能無線リソース範囲として、第1の無線リソース範囲よりも大きい第2の無線リソース範囲を設定する。
このようにして、基地局100は、自セルの負荷が比較的高い場合、割当可能無線リソース範囲として、利用可能な無線リソースのすべてからなる範囲(第2の無線リソース範囲)を設定する。
また、基地局100は、図12に示したプログラムの実行が完了した後に、設定された割当可能無線リソース範囲の中から、無線リソースを、自セルに属する通信端末200,…のそれぞれに対して割り当てる。
以上、説明したように、本発明の第1実施形態に係る基地局100によれば、無線通信の負荷が比較的小さい場合、相対的に小さい無線リソースの範囲の中から、通信端末200,…に対して無線リソースが割り当てられる。従って、基地局100に割り当てられた通信エリア(自セル)と隣接する通信エリア(隣接セル)における通信路品質を高めることができる。
一方、無線通信の負荷が比較的大きい場合、相対的に大きい無線リソースの範囲の中から、通信端末200,…に対して無線リソースが割り当てられる。従って、自セルにおける通信端末200,…に対するスループットが過度に小さくなることを回避することができる。
このように、第1実施形態に係る基地局100によれば、通信路品質を高めながら、通信端末200,…に対するスループットが過度に小さくなることを回避することができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る無線通信システムについて説明する。第2実施形態に係る無線通信システムは、上記第1実施形態に係る無線通信システムに対して、隣接セルに対する負荷に基づいて閾値負荷を決定する点において相違している。従って、以下、かかる相違点を中心として説明する。
(機能)
図13に示したように、第2実施形態に係る無線通信システム1000は、基地局100に代えて、基地局110を備える。
基地局110の機能は、第1実施形態に係る基地局100の機能の、負荷測定部106を負荷測定部111に置換し、且つ、割当リソース設定部107を割当リソース設定部112に置換した機能である。
負荷測定部(負荷情報取得手段の一部)111は、負荷測定部106と同様に、自セルに対する負荷を測定し、測定された負荷を表す負荷情報を生成(取得)する機能を有する。更に、負荷測定部111は、負荷測定部106と異なり、生成された負荷情報を、基地局動作部101を介して、隣接基地局110,…のそれぞれへ送信(通知)する機能を有する。
基地局動作部(負荷情報取得手段の一部)101は、隣接基地局から隣接セルに対する負荷情報を受信(取得)する機能を有する。
割当リソース設定部112は、割当リソース設定部107と異なり、隣接セルのそれぞれに対して、基地局動作部101により受信された、当該隣接セルに対する負荷情報に基づいて閾値負荷を決定する機能を有する。
更に、割当リソース設定部112は、隣接セルのそれぞれに対して、自セルに対する負荷が、当該隣接セルに対して決定された閾値負荷よりも小さいか否かを判定する機能を有する。加えて、割当リソース設定部112は、その判定結果と、優先帯域情報の受信の有無と、に基づいて割当可能無線リソース範囲を設定する機能を有する。
(作動)
第2実施形態に係る基地局110は、図12に示したプログラムに代えて、図14にフローチャートにより示したプログラムを実行するようになっている。基地局110は、図14に示したプログラムを実行することにより、自セルに対して測定された負荷と、隣接セルに対して測定された負荷と、隣接基地局110からの優先帯域情報の受信の有無と、に基づいて、割当可能無線リソース範囲を設定する。
基地局110は、図14に示したプログラムの処理を開始すると、優先帯域情報を、いずれかの隣接基地局110,…から既に受信しているか否か(優先帯域情報の受信の有無)を判定する(ステップS401)。
先ず、基地局110が優先帯域情報を既に受信している場合を想定する。この場合、基地局110は、「Yes」と判定してステップS402へ進み、優先帯域通知セルリストを作成する。優先帯域通知セルリストは、優先帯域情報を送信してきた隣接基地局110,…のそれぞれに割り当てられた隣接セルを識別するためのセル識別情報を含む。
次いで、基地局110は、優先帯域通知セルリスト内にセル識別情報が存在しているか否かを判定する(ステップS403)。ここでは、優先帯域通知セルリスト内にセル識別情報が存在している場合を想定する。
この場合、基地局110は、「Yes」と判定してステップS404へ進み、優先帯域通知セルリストからセル識別情報を1つだけ取得し、取得されたセル識別情報を優先帯域通知セルリストから削除する。
次いで、基地局110は、数式3に示したように、取得されたセル識別情報(本例では、セル番号n)により識別される隣接セルに対する負荷情報が表す負荷L(n)を、予め設定されたマージン値ΔLに加えた値を、当該隣接セルに対する閾値負荷Lthとして算出する(ステップS405)。
Figure 0006070560
なお、基地局110は、隣接セルに対する負荷L(n)に、予め設定された係数を乗じた値を、当該隣接セルに対する閾値負荷Lthとして算出するように構成されていてもよい。
次いで、基地局110は、自セルに対する負荷情報が表す負荷Lservが、上記ステップS405にて算出された閾値負荷Lthよりも小さいか否かを判定する(ステップS406)。
自セルに対する負荷Lservが、算出された閾値負荷Lthよりも小さい場合、基地局110は、「Yes」と判定してステップS407へ進み、干渉抑制対象セルリストに、上記ステップS404にて取得されたセル識別情報を追加する。次いで、基地局110は、ステップS403へ戻り、ステップS403〜ステップS407の処理を、優先帯域通知リスト内にセル識別情報が存在しなくなるまで繰り返し実行する。
一方、自セルに対する負荷Lservが、算出された閾値負荷Lth以上である場合、基地局110は、ステップS406にて「No」と判定して、ステップS407の処理を実行することなくステップS403へ戻る。
その後、優先帯域通知リスト内にセル識別情報が存在しなくなると、基地局110は、ステップS403にて「No」と判定してステップS408へ進む。そして、基地局110は、干渉抑制対象セルリストに含まれるセル識別情報の数Ncellが、0よりも大きいか否かを判定する。
干渉抑制対象セルリストに含まれるセル識別情報の数Ncellが、0よりも大きい場合、基地局110は、「Yes」と判定してステップS409へ進み、割当可能無線リソース範囲として第1の無線リソース範囲を設定する。その後、基地局110は、このプログラムの処理を終了する。
一方、干渉抑制対象セルリストに含まれるセル識別情報の数Ncellが、0である場合、基地局110は、「No」と判定してステップS410へ進み、割当可能無線リソース範囲として第2の無線リソース範囲を設定する。その後、基地局110は、このプログラムの処理を終了する。
また、基地局110がいずれの優先帯域情報も受信していない場合、基地局110は、ステップS401にて「No」と判定してステップS410へ進み、割当可能無線リソース範囲として第2の無線リソース範囲を設定する。その後、基地局110は、このプログラムの処理を終了する。
以上、説明したように、本発明の第2実施形態に係る基地局110によれば、隣接セルに対する負荷に基づいて適切に閾値負荷を設定することができる。ところで、隣接セルに対して負荷が大きい場合、通信端末200,…に対するスループットも隣接セルに対して小さい。従って、基地局110によれば、例えば、隣接セルに対してスループットが小さいセルにおいて、スループットが更に低下させられることを回避することができる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態に係る無線リソース範囲設定装置について図15を参照しながら説明する。
第3実施形態に係る無線リソース範囲設定装置500は、
基地局と、当該基地局により割り当てられた無線リソースを用いることにより当該基地局との間で無線通信を行う複数の通信端末と、の間で行われる無線通信の負荷を表す負荷情報を取得する負荷情報取得部(負荷情報取得手段)501と、
上記取得された負荷情報が表す負荷が、所定の閾値負荷よりも小さい場合、上記複数の通信端末のそれぞれに対して上記基地局が割り当てることが可能な無線リソースの範囲である割当可能無線リソース範囲として、第1の無線リソース範囲を設定し、一方、当該取得された負荷情報が表す負荷が当該閾値負荷よりも大きい場合、当該第1の無線リソース範囲よりも大きい第2の無線リソース範囲を上記割当可能無線リソース範囲として設定する割当可能無線リソース範囲設定部(割当可能無線リソース範囲設定手段)502と、
を備える。
これによれば、無線通信の負荷が比較的小さい場合、相対的に小さい無線リソースの範囲の中から、通信端末に対して無線リソースが割り当てられる。従って、基地局に割り当てられた通信エリア(自セル)と隣接する通信エリア(隣接セル)における通信路品質を高めることができる。
一方、無線通信の負荷が比較的大きい場合、相対的に大きい無線リソースの範囲の中から、通信端末に対して無線リソースが割り当てられる。従って、自セルにおける通信端末に対するスループットが過度に小さくなることを回避することができる。
このように、上記構成によれば、通信路品質を高めながら、通信端末に対するスループットが過度に小さくなることを回避することができる。
以上、上記実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成及び詳細に、本願発明の範囲内において当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
例えば、負荷情報は、基地局と通信端末との間で通信されるべきデータが生成されてから、当該データの通信が完了するまでに要する遅延時間を表す情報であってもよい。また、負荷情報は、複数の通信端末に対して割り当てることが可能な通信帯域のすべてに対する、複数の通信端末のいずれかに既に割り当てられている通信帯域の割合である周波数使用率を表す情報であってもよい。
また、上記各実施形態においては、通信路品質情報として、リファレンス信号のRSRQが用いられていたが、RSRP(Reference Signal Received Power)が用いられていてもよい。また、通信路品質情報として、パスロス、ジオメトリ、又は、リファレンス信号のSINR(Signal to Noise Interference Ratio)が用いられていてもよい。
また、上記各実施形態においては、基地局が、無線リソース範囲設定装置を構成していた。ところで、各実施形態の変形例における無線通信システムは、基地局と独立した装置として、無線リソース範囲設定装置を備えていてもよい。
この変形例において、無線リソース範囲設定装置は、基地局から負荷情報を受信することにより当該負荷情報を取得するように構成される。更に、無線リソース範囲設定装置は、設定された割当可能無線リソース範囲を表す割当可能無線リソース範囲情報を基地局へ送信する(割当可能無線リソース範囲情報送信手段)。基地局は、受信した割当可能無線リソース範囲情報に基づいて、通信端末に対して無線リソースを割り当てる。
また、本発明は、上りリンク(通信端末から基地局へデータを送信するための通信リンク)にも適用され得る。LTEを想定した場合、RNTPに代えて、HII(High Interference Indication)を用いることにより、上記各実施形態に係る無線通信システムは、本発明を上りリンクに適用した無線通信システムとして作動させることができる。
また、上りリンクの場合、送信電力は、パスロスが大きくなるほど、より大きい値に設定されることが多い。従って、隣接セルにおける無線信号に比較的大きく干渉する無線信号を送受信する通信端末は、エッジ端末であることが多いと考えられる。
従って、下りリンクの場合と異なり、センタ端末の送信電力を制限する必要性は低い。そこで、本発明を上りリンクに適用する場合、通信帯域が、使用可能な通信帯域の全体であり、且つ、送信電力が上記基準送信電力である、無線リソースの範囲を、センタ端末に対する第1の無線リソース範囲として用いることが好適である。
なお、上記各実施形態において無線通信システムの各機能は、CPUがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現されていたが、回路等のハードウェアにより実現されていてもよい。
また、上記各実施形態においてプログラムは、記憶装置に記憶されていたが、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記憶されていてもよい。例えば、記録媒体は、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、及び、半導体メモリ等の可搬性を有する媒体である。
また、上記実施形態の他の変形例として、上述した実施形態及び変形例の任意の組み合わせが採用されてもよい。
<付記>
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のように記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
基地局と、当該基地局により割り当てられた無線リソースを用いることにより当該基地局との間で無線通信を行う複数の通信端末と、の間で行われる無線通信の負荷を表す負荷情報を取得する負荷情報取得手段と、
前記取得された負荷情報が表す負荷が、所定の閾値負荷よりも小さい場合、前記複数の通信端末のそれぞれに対して前記基地局が割り当てることが可能な無線リソースの範囲である割当可能無線リソース範囲として、第1の無線リソース範囲を設定し、一方、当該取得された負荷情報が表す負荷が当該閾値負荷よりも大きい場合、当該第1の無線リソース範囲よりも大きい第2の無線リソース範囲を前記割当可能無線リソース範囲として設定する割当可能無線リソース範囲設定手段と、
を備える無線リソース範囲設定装置。
これによれば、無線通信の負荷が比較的小さい場合、相対的に小さい無線リソースの範囲の中から、通信端末に対して無線リソースが割り当てられる。従って、基地局に割り当てられた通信エリア(自セル)と隣接する通信エリア(隣接セル)における通信路品質を高めることができる。
一方、無線通信の負荷が比較的大きい場合、相対的に大きい無線リソースの範囲の中から、通信端末に対して無線リソースが割り当てられる。従って、自セルにおける通信端末に対するスループットが過度に小さくなることを回避することができる。
このように、上記構成によれば、通信路品質を高めながら、通信端末に対するスループットが過度に小さくなることを回避することができる。
(付記2)
付記1に記載の無線リソース範囲設定装置であって、
前記基地局に割り当てられた通信エリアと隣接する通信エリアにおける無線通信のために優先して使用される通信帯域である優先帯域を表す優先帯域情報を取得する優先帯域情報取得手段と、
前記複数の通信端末のそれぞれに対して、当該通信端末と前記基地局との間の通信路の品質である通信路品質を表す通信路品質情報を取得する通信路品質情報取得手段と、
を備え、
前記割当可能無線リソース範囲設定手段は、
前記取得された通信路品質情報が表す通信路品質が、予め設定された閾値品質よりも低い通信端末に対する前記第1の無線リソース範囲として、通信帯域が、前記取得された優先帯域情報が表す優先帯域以外の通信帯域であり、且つ、送信電力が予め設定された基準送信電力である、無線リソースの範囲を用いるとともに、前記取得された通信路品質情報が表す通信路品質が前記閾値品質よりも高い通信端末に対する前記第1の無線リソース範囲として、送信電力が当該基準送信電力よりも小さい制限送信電力である無線リソースの範囲を用いるように構成された無線リソース範囲設定装置。
(付記3)
付記1又は付記2に記載の無線リソース範囲設定装置であって、
前記割当可能無線リソース範囲設定手段は、前記閾値負荷として、予め設定された値を用いるように構成された無線リソース範囲設定装置。
(付記4)
付記1又は付記2に記載の無線リソース範囲設定装置であって、
前記負荷情報取得手段は、前記基地局に割り当てられた通信エリアである自セルに対する負荷情報と、当該自セルと隣接する通信エリアである隣接セルに対する負荷情報と、を取得するように構成され、
前記割当可能無線リソース範囲設定手段は、前記取得された隣接セルに対する負荷情報に基づいて前記閾値負荷を決定するように構成された無線リソース範囲設定装置。
これによれば、隣接セルに対する負荷に基づいて適切に閾値負荷を設定することができる。ところで、隣接セルに対して負荷が大きい場合、通信端末に対するスループットも隣接セルに対して小さい。従って、上記構成によれば、例えば、隣接セルに対してスループットが小さいセルにおいて、スループットが更に低下させられることを回避することができる。
(付記5)
付記1乃至付記4のいずれかに記載の無線リソース範囲設定装置であって、
前記負荷情報は、前記基地局との間で通信されるべきデータが存在する通信端末の数を表す情報である無線リソース範囲設定装置。
これによれば、基地局との間で通信されるべきデータが存在する通信端末の数は、通信端末に対するスループットとの間で比較的大きな相関を有する。従って、上記のように無線リソース範囲設定装置を構成することにより、通信端末に対するスループットが過度に小さくなることをより一層確実に回避することができる。
(付記6)
付記1乃至付記4のいずれかに記載の無線リソース範囲設定装置であって、
前記負荷情報は、前記基地局と前記通信端末との間で通信されるべきデータが生成されてから、当該データの通信が完了するまでに要する遅延時間を表す情報である無線リソース範囲設定装置。
これによれば、上記遅延時間は、通信端末に対するスループットとの間で比較的大きな相関を有する。従って、上記のように無線リソース範囲設定装置を構成することにより、通信端末に対するスループットが過度に小さくなることをより一層確実に回避することができる。
(付記7)
付記1乃至付記4のいずれかに記載の無線リソース範囲設定装置であって、
前記負荷情報は、前記複数の通信端末に対して割り当てることが可能な通信帯域のすべてに対する、前記複数の通信端末のいずれかに既に割り当てられている通信帯域の割合である周波数使用率を表す情報である無線リソース範囲設定装置。
これによれば、上記周波数使用率は、通信端末に対するスループットとの間で比較的大きな相関を有する。従って、上記のように無線リソース範囲設定装置を構成することにより、通信端末に対するスループットが過度に小さくなることをより一層確実に回避することができる。
(付記8)
付記1乃至付記7のいずれかに記載の無線リソース範囲設定装置であって、
前記負荷情報取得手段は、前記基地局から前記負荷情報を受信することにより当該負荷情報を取得するように構成され、
前記無線リソース範囲設定装置は、更に、
前記設定された割当可能無線リソース範囲を表す割当可能無線リソース範囲情報を前記基地局へ送信する割当可能無線リソース範囲情報送信手段を備える無線リソース範囲設定装置。
(付記9)
付記1乃至付記8のいずれかに記載の無線リソース範囲設定装置であって、前記基地局を構成する無線リソース範囲設定装置。
(付記10)
基地局と、当該基地局により割り当てられた無線リソースを用いることにより当該基地局との間で無線通信を行う複数の通信端末と、の間で行われる無線通信の負荷を表す負荷情報を取得し、
前記取得された負荷情報が表す負荷が、所定の閾値負荷よりも小さい場合、前記複数の通信端末のそれぞれに対して前記基地局が割り当てることが可能な無線リソースの範囲である割当可能無線リソース範囲として、第1の無線リソース範囲を設定し、一方、当該取得された負荷情報が表す負荷が当該閾値負荷よりも大きい場合、当該第1の無線リソース範囲よりも大きい第2の無線リソース範囲を前記割当可能無線リソース範囲として設定する、無線リソース範囲設定方法。
(付記11)
付記10に記載の無線リソース範囲設定方法であって、
前記基地局に割り当てられた通信エリアと隣接する通信エリアにおける無線通信のために優先して使用される通信帯域である優先帯域を表す優先帯域情報を取得し、
前記複数の通信端末のそれぞれに対して、当該通信端末と前記基地局との間の通信路の品質である通信路品質を表す通信路品質情報を取得し、
前記取得された通信路品質情報が表す通信路品質が、予め設定された閾値品質よりも低い通信端末に対する前記第1の無線リソース範囲として、通信帯域が、前記取得された優先帯域情報が表す優先帯域以外の通信帯域であり、且つ、送信電力が予め設定された基準送信電力である、無線リソースの範囲を用いるとともに、前記取得された通信路品質情報が表す通信路品質が前記閾値品質よりも高い通信端末に対する前記第1の無線リソース範囲として、送信電力が当該基準送信電力よりも小さい制限送信電力である無線リソースの範囲を用いる、無線リソース範囲設定方法。
(付記12)
付記10又は付記11に記載の無線リソース範囲設定方法であって、
前記閾値負荷として、予め設定された値を用いる、無線リソース範囲設定方法。
(付記13)
付記10又は付記11に記載の無線リソース範囲設定方法であって、
前記基地局に割り当てられた通信エリアである自セルに対する負荷情報と、当該自セルと隣接する通信エリアである隣接セルに対する負荷情報と、を取得し、
前記取得された隣接セルに対する負荷情報に基づいて前記閾値負荷を決定する、無線リソース範囲設定方法。
(付記14)
付記10乃至付記13のいずれかに記載の無線リソース範囲設定方法であって、
前記負荷情報は、前記基地局との間で通信されるべきデータが存在する通信端末の数を表す情報である無線リソース範囲設定方法。
(付記15)
付記10乃至付記13のいずれかに記載の無線リソース範囲設定方法であって、
前記負荷情報は、前記基地局と前記通信端末との間で通信されるべきデータが生成されてから、当該データの通信が完了するまでに要する遅延時間を表す情報である無線リソース範囲設定方法。
(付記16)
付記10乃至付記13のいずれかに記載の無線リソース範囲設定方法であって、
前記負荷情報は、前記複数の通信端末に対して割り当てることが可能な通信帯域のすべてに対する、前記複数の通信端末のいずれかに既に割り当てられている通信帯域の割合である周波数使用率を表す情報である無線リソース範囲設定方法。
(付記17)
記録媒体であって、
情報処理装置に、
基地局と、当該基地局により割り当てられた無線リソースを用いることにより当該基地局との間で無線通信を行う複数の通信端末と、の間で行われる無線通信の負荷を表す負荷情報を取得し、
前記取得された負荷情報が表す負荷が、所定の閾値負荷よりも小さい場合、前記複数の通信端末のそれぞれに対して前記基地局が割り当てることが可能な無線リソースの範囲である割当可能無線リソース範囲として、第1の無線リソース範囲を設定し、一方、当該取得された負荷情報が表す負荷が当該閾値負荷よりも大きい場合、当該第1の無線リソース範囲よりも大きい第2の無線リソース範囲を前記割当可能無線リソース範囲として設定する、処理を実行させるための無線リソース範囲設定プログラムを記録した、コンピュータが読み取り可能な記録媒体。
(付記18)
付記17に記載の記録媒体であって、
前記無線リソース範囲設定プログラムは、前記情報処理装置に、更に、
前記基地局に割り当てられた通信エリアと隣接する通信エリアにおける無線通信のために優先して使用される通信帯域である優先帯域を表す優先帯域情報を取得し、
前記複数の通信端末のそれぞれに対して、当該通信端末と前記基地局との間の通信路の品質である通信路品質を表す通信路品質情報を取得し、
前記取得された通信路品質情報が表す通信路品質が、予め設定された閾値品質よりも低い通信端末に対する前記第1の無線リソース範囲として、通信帯域が、前記取得された優先帯域情報が表す優先帯域以外の通信帯域であり、且つ、送信電力が予め設定された基準送信電力である、無線リソースの範囲を用いるとともに、前記取得された通信路品質情報が表す通信路品質が前記閾値品質よりも高い通信端末に対する前記第1の無線リソース範囲として、送信電力が当該基準送信電力よりも小さい制限送信電力である無線リソースの範囲を用いる、処理を実行させるように構成された記録媒体。
(付記19)
基地局と、当該基地局により割り当てられた無線リソースを用いることにより当該基地局との間で無線通信を行う複数の通信端末と、の間で行われる無線通信の負荷を表す負荷情報を取得する負荷情報取得手段と、
前記取得された負荷情報が表す負荷が、所定の閾値負荷よりも小さい場合、前記複数の通信端末のそれぞれに対して前記基地局が割り当てることが可能な無線リソースの範囲である割当可能無線リソース範囲として、第1の無線リソース範囲を設定し、一方、当該取得された負荷情報が表す負荷が当該閾値負荷よりも大きい場合、当該第1の無線リソース範囲よりも大きい第2の無線リソース範囲を前記割当可能無線リソース範囲として設定する割当可能無線リソース範囲設定手段と、
を備える無線リソース範囲設定装置。
<基礎出願の組み込み>
本発明は、日本国にて2011年2月23日に出願された特願2011−036659の特許出願に基づく優先権主張の利益を享受するものであり、当該特許出願にて開示された内容のすべてが本明細書に含まれるものとする。
本発明は、基地局と、基地局との間で無線通信を行う通信端末と、を備える無線通信システム等に適用可能である。
100 基地局
101 基地局動作部
102 リファレンス信号生成部
103 隣接セル情報通知部
104 エッジ端末判定部
105 優先帯域設定部
106 負荷測定部
107 割当リソース設定部
108 リソース割当実施部
110 基地局
111 負荷測定部
112 割当リソース設定部
200 通信端末
201 端末動作部
202 通信路品質測定部
500 無線リソース範囲設定装置
501 負荷情報取得部
502 割当可能無線リソース範囲設定部
1000 無線通信システム
NW 通信回線

Claims (14)

  1. 基地局と、当該基地局により割り当てられた無線リソースを用いることにより当該基地局との間で無線通信を行う複数の通信端末と、の間で行われる無線通信の負荷を表す負荷情報を取得する負荷情報取得手段と、
    前記基地局に割り当てられた通信エリアと隣接する通信エリアにおける無線通信のために優先して使用される通信帯域である優先帯域を表す優先帯域情報を取得する優先帯域情報取得手段と、
    前記取得された負荷情報に応じて、第1の無線リソース範囲及び第2の無線リソース範囲から、通信路の品質が所定の閾値よりも小さいエッジ通信端末に対して、前記基地局が割り当てることが可能な無線リソース範囲を設定する割当可能無線リソース範囲設定手段と、
    を備え、
    前記負荷情報は、前記基地局との間で通信されるべきデータが存在する通信端末の数を表す情報であり、
    前記割当可能無線リソース設定手段は、前記優先帯域情報を取得した場合であって、前記取得された負荷情報が所定の閾値負荷よりも小さい場合、前記無線リソース範囲として前記第1の無線リソース範囲を設定し、前記取得された負荷情報が前記閾値負荷よりも大きい場合、前記無線リソース範囲として前記第1の無線リソース範囲よりも大きい前記第2の無線リソース範囲を設定する、
    無線リソース範囲設定装置。
  2. 請求項1に記載の無線リソース範囲設定装置であって、
    前記割当可能無線リソース設定手段は、前記取得された負荷情報に応じて、前記第1の無線リソース範囲及び前記第2の無線リソース範囲から、通信路の品質が所定の閾値よりも大きいセンタ通信端末に対して、前記基地局が割り当てることが可能な無線リソース範囲を設定する、
    無線リソース範囲設定装置。
  3. 請求項1又は2に記載の無線リソース範囲設定装置であって、
    前記複数の通信端末のそれぞれに対して、前記エッジ通信端末と前記基地局との間の通信路の品質である通信路品質を表す通信路品質情報を取得する通信路品質情報取得手段を備える、
    無線リソース範囲設定装置。
  4. 請求項1に記載の無線リソース範囲設定装置であって、
    前記割当可能無線リソース範囲設定手段は、前記閾値負荷として、予め設定された値を用いる、
    無線リソース範囲設定装置。
  5. 請求項1又は4に記載の無線リソース範囲設定装置であって、
    前記負荷情報取得手段は、前記基地局に割り当てられた通信エリアである自セルに対する負荷情報と、当該自セルと隣接する通信エリアである隣接セルに対する負荷情報と、を取得するように構成され、
    前記割当可能無線リソース範囲設定手段は、前記取得された隣接セルに対する負荷情報に基づいて前記閾値負荷を決定する、
    無線リソース範囲設定装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の無線リソース範囲設定装置であって、
    前記負荷情報取得手段は、前記基地局から前記負荷情報を受信することにより当該負荷情報を取得し、
    前記無線リソース範囲設定装置は、更に、
    前記設定された無線リソース範囲を表す割当可能無線リソース範囲情報を前記基地局へ送信する割当可能無線リソース範囲情報送信手段を備える、
    無線リソース範囲設定装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の無線リソース範囲設定装置であって、
    前記基地局を構成する無線リソース範囲設定装置。
  8. 請求項3に記載の無線リソース範囲設定装置であって、
    前記割当可能無線リソース範囲設定手段は、
    前記エッジ通信端末に対する前記第1の無線リソース範囲として、通信帯域が、前記取得された優先帯域情報が表す優先帯域以外の通信帯域であり、且つ、送信電力が予め設定された基準送信電力である、無線リソースの範囲を用いるとともに、
    前記取得された通信路品質情報が表す通信路品質が閾値品質よりも高い通信端末に対する前記第1の無線リソース範囲として、送信電力が基準送信電力よりも小さい制限送信電力である無線リソースの範囲を用いる、
    無線リソース範囲設定装置。
  9. 基地局と、当該基地局により割り当てられた無線リソースを用いることにより当該基地局との間で無線通信を行う複数の通信端末と、の間で行われる無線通信の負荷を表す負荷情報を取得し、
    前記基地局に割り当てられた通信エリアと隣接する通信エリアにおける無線通信のために優先して使用される通信帯域である優先帯域を表す優先帯域情報を取得し、
    前記取得された負荷情報に応じて、第1の無線リソース範囲及び第2の無線リソース範囲から、通信路の品質が所定の閾値よりも小さいエッジ通信端末に対して、前記基地局が割り当てることが可能な無線リソース範囲を設定し、
    前記負荷情報は、前記基地局との間で通信されるべきデータが存在する通信端末の数を表す情報であり、
    前記優先帯域情報を取得した場合であって、前記取得された負荷情報が所定の閾値負荷よりも小さい場合、前記無線リソース範囲として前記第1の無線リソース範囲を設定し、前記取得された負荷情報が前記閾値負荷よりも大きい場合、前記無線リソース範囲として前記第1の無線リソース範囲よりも大きい前記第2の無線リソース範囲を設定する、
    無線リソース範囲設定方法。
  10. 請求項9に記載の無線リソース範囲設定方法であって、
    前記取得された負荷情報に応じて、前記第1の無線リソース範囲及び前記第2の無線リソース範囲から、通信路の品質が所定の閾値よりも大きいセンタ通信端末に対して、前記基地局が割り当てることが可能な無線リソース範囲を設定する、
    無線リソース範囲設定方法。
  11. 請求項9又は10に記載の無線リソース範囲設定方法であって
    記複数の通信端末のそれぞれに対して、前記エッジ通信端末と前記基地局との間の通信路の品質である通信路品質を表す通信路品質情報を取得する、
    無線リソース範囲設定方法。
  12. 請求項9に記載の無線リソース範囲設定方法であって、
    前記割当可能無線リソース範囲設定手段は、前記閾値負荷として、予め設定された値を用いる、
    無線リソース範囲設定方法。
  13. 請求項9又は12に記載の無線リソース範囲設定方法であって、
    前記基地局に割り当てられた通信エリアである自セルに対する負荷情報と、当該自セルと隣接する通信エリアである隣接セルに対する負荷情報と、を取得し、
    前記取得された隣接セルに対する負荷情報に基づいて前記閾値負荷を決定する、
    無線リソース範囲設定方法。
  14. 情報処理装置に、
    基地局と、当該基地局により割り当てられた無線リソースを用いることにより当該基地局との間で無線通信を行う複数の通信端末と、の間で行われる無線通信の負荷を表す負荷情報を取得し、
    前記基地局に割り当てられた通信エリアと隣接する通信エリアにおける無線通信のために優先して使用される通信帯域である優先帯域を表す優先帯域情報を取得し、
    前記取得された負荷情報に応じて、第1の無線リソース範囲及び第2の無線リソース範囲から、通信路の品質が所定の閾値よりも小さいエッジ通信端末に対して、前記基地局が割り当てることが可能な無線リソース範囲を設定する、
    処理を実行させ、
    前記負荷情報は、前記基地局との間で通信されるべきデータが存在する通信端末の数を表す情報であり、
    前記優先帯域情報を取得した場合であって、前記取得された負荷情報が所定の閾値負荷よりも小さい場合、前記無線リソース範囲として前記第1の無線リソース範囲を設定し、前記取得された負荷情報が前記閾値負荷よりも大きい場合、前記無線リソース範囲として前記第1の無線リソース範囲よりも大きい前記第2の無線リソース範囲を設定する、
    無線リソース範囲設定プログラム。

JP2013534515A 2011-02-23 2012-02-20 無線リソース範囲設定装置、無線リソース範囲設定方法、及び、記録媒体 Active JP6070560B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013534515A JP6070560B2 (ja) 2011-02-23 2012-02-20 無線リソース範囲設定装置、無線リソース範囲設定方法、及び、記録媒体

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011036659 2011-02-23
JP2011036659 2011-02-23
JP2013534515A JP6070560B2 (ja) 2011-02-23 2012-02-20 無線リソース範囲設定装置、無線リソース範囲設定方法、及び、記録媒体
PCT/JP2012/001093 WO2012114704A1 (en) 2011-02-23 2012-02-20 Radio resource range setting device, radio resource range setting method, and recording medium

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014509457A JP2014509457A (ja) 2014-04-17
JP6070560B2 true JP6070560B2 (ja) 2017-02-01

Family

ID=46653171

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013534515A Active JP6070560B2 (ja) 2011-02-23 2012-02-20 無線リソース範囲設定装置、無線リソース範囲設定方法、及び、記録媒体

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8971895B2 (ja)
EP (1) EP2679071A4 (ja)
JP (1) JP6070560B2 (ja)
CN (1) CN103404218A (ja)
WO (1) WO2012114704A1 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6065916B2 (ja) * 2012-09-25 2017-01-25 日本電気株式会社 通信挙動の解析が可能な情報処理装置、移動端末制御方法、およびコンピュータ・プログラム
CN103702421B (zh) * 2012-09-28 2017-12-26 电信科学技术研究院 一种本地公共资源管理方法及设备
KR101531032B1 (ko) 2012-10-10 2015-07-07 주식회사 케이티 자원 할당 방법, 그리고 이를 수행하는 자원관리장치
WO2014073132A1 (ja) * 2012-11-09 2014-05-15 日本電気株式会社 無線リソース設定方法、基地局、無線リソース設定システム及び非一時的なコンピュータ可読媒体
US9608796B2 (en) * 2013-05-03 2017-03-28 Qualcomm Incorporated Methods and systems for frequency multiplexed communication in dense wireless environments
CN105247912B (zh) 2013-05-29 2019-03-22 株式会社东芝 用于向位于蜂窝网络的小区中的用户设备分配无线电资源块和/或功率的控制器
CN105337707A (zh) * 2014-08-14 2016-02-17 北京信威通信技术股份有限公司 集群终端状态控制方法和系统
US10420026B2 (en) * 2014-09-30 2019-09-17 Nec Corporation Wireless base station, mobile station, wireless communication system, control method for wireless base station, and recording medium
WO2016099352A1 (en) * 2014-12-17 2016-06-23 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Full duplex in a wireless communication network
CN105007584A (zh) * 2015-05-21 2015-10-28 西安电子科技大学 基于自适应频率复用的宏蜂窝干扰协调方法
EP3378257B1 (en) * 2015-11-17 2020-04-22 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (PUBL) Method, wireless communication device and radio node for downlink power allocation when narrowband system is deployed within a wideband system
JP6497345B2 (ja) 2016-03-22 2019-04-10 トヨタ自動車株式会社 無線リソース割当装置、方法、および無線通信システム
JP6499241B2 (ja) * 2017-08-09 2019-04-10 株式会社東芝 セルラネットワークのセルに位置するユーザデバイスに無線リソースブロックを割り当てるためのコントローラ

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2991367B2 (ja) * 1994-06-22 1999-12-20 エヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社 チャネル棲み分け方法
US6718172B1 (en) * 2000-05-25 2004-04-06 Sprint Communication Company, L.P. Automatic configuration for a wireless communication system
JP2003018091A (ja) * 2001-07-05 2003-01-17 Mitsubishi Materials Corp 無線データ通信システム、無線データ通信方法およびそのプログラム
US20070086406A1 (en) * 2005-10-03 2007-04-19 Texas Instruments Incorporated Methods for Assigning Resources in a Communication System
CN100496135C (zh) * 2006-03-23 2009-06-03 华为技术有限公司 一种演进网络中无线资源管理信息获取方法及系统
JP4973406B2 (ja) * 2007-09-10 2012-07-11 ソニー株式会社 情報処理システム
US8165098B2 (en) * 2008-02-11 2012-04-24 Mitsubishi Electric Research Laboratories, Inc. Method for allocating resources in cell-edge bands of OFDMA networks
JP5200701B2 (ja) * 2008-07-02 2013-06-05 富士通株式会社 基地局装置、周波数割当て方法、移動通信システム、及び通信装置
CN101674680A (zh) * 2008-09-10 2010-03-17 华为技术有限公司 频带划分的方法、装置和基站
JP2010114779A (ja) * 2008-11-07 2010-05-20 Kyocera Corp 無線基地局および無線通信方法
US8559993B2 (en) * 2009-02-03 2013-10-15 Qualcomm Incorporated Method for managing sub-band preference order in a wireless communication system
JP5059798B2 (ja) * 2009-03-03 2012-10-31 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動通信システムで使用される基地局装置及び方法
JP5159714B2 (ja) * 2009-06-30 2013-03-13 日本電信電話株式会社 制御装置、制御方法およびプログラム
JP5352513B2 (ja) * 2010-03-31 2013-11-27 株式会社日立製作所 無線通信システム及びハンドオーバー制御方法
WO2012120797A1 (en) * 2011-03-04 2012-09-13 Nec Corporation Base station, radio resource allocation method, and recording medium

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014509457A (ja) 2014-04-17
EP2679071A4 (en) 2016-01-20
US20120214529A1 (en) 2012-08-23
EP2679071A1 (en) 2014-01-01
WO2012114704A1 (en) 2012-08-30
US8971895B2 (en) 2015-03-03
CN103404218A (zh) 2013-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6070560B2 (ja) 無線リソース範囲設定装置、無線リソース範囲設定方法、及び、記録媒体
JP6206415B2 (ja) 無線リソース設定方法、基地局、無線リソース設定システム及びプログラム
KR101738540B1 (ko) 동적 스펙트럼 관리
US8559961B2 (en) Fractional frequency reuse in heterogeneous networks
US8755346B2 (en) Base station, radio resource allocation method, and recording medium
JP6081362B2 (ja) 無線送信装置及び無線受信装置、並びに無線通信方法
JP2010199910A (ja) 無線通信システム、基地局、端末及び通信装置
JP2012124856A (ja) 無線リソース割当装置、基地局装置、無線リソース割当方法、及び無線リソース割当プログラム
JP6287851B2 (ja) 無線リソース設定方法、基地局、無線リソース設定システム及びプログラム
EP2870712A1 (en) Method and access point for assigning sounding resources
JP2013192056A (ja) 基地局、無線通信システム、無線リソース制御方法、及びプログラム
JP5939611B2 (ja) 基地局、通信端末、使用無線リソース設定方法、及び基地局の制御プログラム
JP2013106210A (ja) 通信端末、基地局及び無線通信方法
US20180213514A1 (en) Resource allocation method and apparatus
KR101582598B1 (ko) 단말장치 및 단말장치의 동작 방법
WO2014073131A1 (ja) 無線リソース設定方法、システム、基地局及び非一時的なコンピュータ可読媒体
US20180198578A1 (en) Method and apparatus for determining multi-point transmission resource
CN115623489A (zh) 基于相邻小区中信号测量的波束优化
WO2014010153A1 (ja) 無線リソース設定方法、基地局、無線通信システム及びプログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体
JP2018082223A (ja) 通信システムの制御方法、制御装置および制御プログラム
JP2013183166A (ja) 無線リソース割当装置、及び無線リソース割当プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160325

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160719

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160927

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161025

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6070560

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150