JP2012123508A - 画面転送型サーバ・クライアントシステム、画面転送方法、及びクライアント端末 - Google Patents
画面転送型サーバ・クライアントシステム、画面転送方法、及びクライアント端末 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012123508A JP2012123508A JP2010272310A JP2010272310A JP2012123508A JP 2012123508 A JP2012123508 A JP 2012123508A JP 2010272310 A JP2010272310 A JP 2010272310A JP 2010272310 A JP2010272310 A JP 2010272310A JP 2012123508 A JP2012123508 A JP 2012123508A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- server
- file
- screen
- client
- client terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Stored Programmes (AREA)
- Information Transfer Between Computers (AREA)
Abstract
【課題】サーバとクライアント端末との間で画面転送をする際、操作の簡略化が可能な画面転送型サーバ・クライアントシステム、画面転送方法、及びクライアント端末を提供する。
【解決手段】画面転送型サーバ・クライアントシステムは、サーバと、クライアント端末とを有する。このクライアント端末は、サーバから当該サーバ内で保持されているファイル情報の一覧を受信する通信手段25と、ファイル情報の一覧から実行するファイルを選択する入力手段22とを有する。通信手段25は、選択したファイルの情報をサーバに送信し、サーバから当該ファイルを実行した後の画面データを受信する。
【選択図】図1
【解決手段】画面転送型サーバ・クライアントシステムは、サーバと、クライアント端末とを有する。このクライアント端末は、サーバから当該サーバ内で保持されているファイル情報の一覧を受信する通信手段25と、ファイル情報の一覧から実行するファイルを選択する入力手段22とを有する。通信手段25は、選択したファイルの情報をサーバに送信し、サーバから当該ファイルを実行した後の画面データを受信する。
【選択図】図1
Description
本発明は、PC(Personal Computer)等のサーバと、通信端末からなるクライアントとを有する画面転送型サーバ・クライアントシステム、及び画面転送方法、並びに当該画面転送型サーバ・クライアントシステムを構成するクライアント端末に関する。
従来、画面転送型シンクライアントシステムにおいては、クライアント側の画面表示装置は、携帯時の利便性を重視してサーバ側に比べ小型である場合も多い。その場合、例えば、文字が視認しやすい表示サイズ等を考慮して、サーバ側の画面全体のうちの一部分の範囲のみを等倍あるいは拡大してクライアント側に部分表示する画面転送型シンクライアントシステムが多い。このように部分表示や拡大表示をすると、たしかに文字の視認性向上やアイコン等をポインティングする際の操作性向上には繋がるものの、部分表示範囲を縦横にスクロールさせる操作が多く必要になるため、目的のアイコンやメニューを選択するまでに多くの操作と画面遷移が必要になる傾向がありユーザの不快感に繋がる。また、さらにクライアントが3G回線のような高遅延・狭帯域幅のネットワーク(NW)を使用している場合や、基地局が遠い又は同じ基地局を使用するユーザが多い等の理由で弱電界となっている場合は、クライアントの入力に対してサーバからのレスポンスが遅延し操作性が悪化するため、ユーザの不快感がより増大する。
従来のサーバ及びクライアントシステムにおいては、以下の技術が公知である。先ず、特許文献1には、シンクライアント端末としての使い勝手を向上させた携帯端末が開示されている。携帯端末が、シンクライアントシステムのサーバとして機能するパーソナルコンピュータから送られてきたフレームデータの画像サイズを表示パネルで表示可能な画像サイズに縮小して、パーソナルコンピュータのデスクトップ画面の全体を表示パネルに表示する技術が開示されている。
また、特許文献2には、移動体通信網等の高遅延網を経由した環境においてもGUI(Graphical User Interface)機能によって作業効率よく操作することを目的としたシンクライアントシステムが開示されている。サーバのユーザインタフェースを疑似するGUIエミュレータ機能をシンクライアント端末に設け、GUIエミュレータ機能で疑似されたユーザインタフェースに対し、サーバに対して行うのと等価な操作を実行すると、それをただちにサーバに転送せず、関連性の高い一連の操作が完了するまで蓄積する。そして、関連性の高い一連の操作が終了した時点で、それを一括してサーバに送信する。サーバでは、それらを一括してアプリケーションプログラムAPLに対して実行する。
さらに、特許文献3には、シン・クライアント・システムなどのコンピュータシステムであって、複数種類の専用端末を1つのサーバに接続して使用する場合でも、各端末毎にユーザ自らが異なる実行環境を設定する必要なく、ユーザの使い勝手を向上することを目的としたコンピュータシステムが開示されている。このコンピュータシステムでは、各種のクライアント端末においてサーバ装置への接続認証を行うと、当該各端末それぞれの仕様に合わせたベース端末ID、付属ハードID、表示画面サイズを組み合わせた端末プロファイルが作成されてサーバ装置へ送信される。サーバ装置では各種の端末プロファイルとその各専用起動アプリIDとを予め対応付けて記憶した端末プロファイルマッピングテーブルによって各接続端末毎の専用起動アプリが選択決定され、ユーザが必要とする最適な作業を端末画面サイズに合わせて行う。
また、特許文献4には、インターネットを利用したファイルの処理方法および該方法を実現する装置が開示されている。この装置は、クライアントからの要求によりサーバは初期画面を生成し返送する。クライアントで表示された初期画面により表示/更新を選択すると、サーバはファイル一覧をクライアントに返送する。ファイル一覧から目的のファイル名と処理種別を入力すると、そのファイル名と特定の拡張子と処理種別がURLに自動的に追加されて送出される。サーバから送られる画面情報にURLに入力/選択項目を追加する機能を持たせてある。サーバでは、URLに追加された特定の拡張子を有するファイルに対して指定された処理を行い、HTML変換してクライアントに返送する。
しかしながら上述の特許文献1及び特許文献2には、以下の問題点が存在する。すなわち、特許文献1では、画面転送型シンクライアントシステムを利用してはいるが、文字などの表示が小さくなり見づらいという問題点がある。特許文献2では、画面転送型シンクライアントシステムを利用してはいるが、操作の関連性を定義し用意する手間がかかるという問題点がある。また、特許文献3は、予めクライアント機器のIDやそのクライアント機器から使うサーバ内アプリケーションをテーブルとして登録しておく必要があり、登録していない場合は使えない。またサーバ内のファイル構成やアプリケーション構成が変化したとき、それを使いたい場合にはまた新たにテーブルを登録しなおさないといけないという問題点もある。更に、上記特許文献4においては、シンクライアントシステムではないため、例えばhtml化のできないアプリケーションソフトや動画といったファイルを対象にできないという問題点がある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、サーバとクライアント端末との間で画面転送をする際、操作の簡略化が可能な画面転送型サーバ・クライアントシステム、画面転送方法、及びクライアント端末を提供することを目的とする。
本発明に係る画面転送型サーバ・クライアントシステムは、サーバと、クライアント端末とを有する画面転送型サーバ・クライアントシステムであって、前記サーバは、前記サーバ内で保持するファイル情報の一覧を生成するファイルリスト生成手段と、前記クライアント側でユーザが選択したファイルを実行する被選択ファイル実行手段と、前記クライアント端末に転送するための画面データを生成する転送画面データ生成手段と、各種データを前記クライアント端末に転送する転送手段とを有し、前記クライアント端末は、前記サーバから送られてくるファイル情報の一覧を表示する表示手段と、前記ファイル情報の一覧から所望のファイルを選択する選択手段と、を有し、前記クライアント端末側で、前記サーバから送られてきた前記ファイル情報の一覧から、所望のファイルが選択されると、前記サーバは、当該ファイルを実行し、実行後の画面データを前記クライアント端末に送付するものである。
本発明に係る画面転送方法は、サーバと、クライアント端末とを有する画面転送型サーバ・クライアントシステムの画面転送方法であって、前記サーバは、当該サーバ内で保持しているファイル情報の一覧を生成して前記クライアント端末に送信し、前記クライアント端末は、前記サーバから送られてきたファイル情報の一覧から、ユーザにより所望のファイルを選択し、前記サーバは、前記クライアント端末側でユーザが選択したファイルを実行し、前記サーバは、前記ファイル実行により生成される画面データを前記クライアント端末に転送するものである。
本発明に係るクライアント端末は、サーバとの間で画面転送するクライアント端末であって、前記サーバから当該サーバ内で保持されているファイル情報の一覧を受信する受信手段と、前記ファイル情報の一覧から実行するファイルを選択するファイル選択手段と、前記選択したファイルの情報を送信する送信手段とを有し、前記受信手段は、前記サーバから当該ファイルを実行した後の画面データを受信するものである。
本発明によれば、ファイル指定までのサーバ遠隔操作やサーバ画面遷移回数を削減することができる画面転送型サーバ・クライアントシステム、画面転送方法、及びクライアント端末を提供することができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。この実施の形態は、本発明を、アプリケーションデータファイルや実行プログラムファイル等のファイルを保持するPCをサーバとし、クライアントとする情報端末との間で、サーバからクライアントへは画面情報や音声情報を転送し、クライアントからサーバへはマウスやキーボードなどユーザからの入力情報を転送する画面転送型サーバ・クライアントシステムに適用したものである。ここで、本実施の形態における遠隔操作とは、一般的なシンクライアントシステムにおいて、例えばクライアントである端末がPCを操作してPCの機能を実行することをいう。
本実施の形態においては、画面転送開始直前に、サーバのディレクトリ構成情報や保持ファイル情報といったファイルリスト情報をクライアントに転送する。クライアント側では受け取ったサーバ側ファイルリスト情報からユーザが利用したいファイルを選択する。サーバは、ユーザが選択したファイル情報を受け取り、これに関連付けされているアプリケーションを画面転送開始前にあらかじめ実行する。サーバは、実行によりサーバ側画面に生成されるアプリケーションウィンドウなどが含まれる画面範囲をクラアイントに転送する最初のサーバ画面とする。そして、サーバが、ここで生成された画面をクライアントに転送することにより、ユーザがサーバ側の任意のファイルを選択して関連付けられたアプリケーションを実行するまでの手間と、ネットワーク遅延による操作レスポンス悪化の影響を軽減し、また任意のファイルを選択するまでのデータ通信量を軽減することができる。
まず、本実施の形態の概要について、図1を参照して説明する。図1(a)に示すのが、画面転送を開始する直前にユーザが実行したいファイルを一覧から選ぶ際のクライアント側の画面表示イメージである。また、図1(b)に示すのが、ユーザが実行したいファイルを決定した直後のイメージを示す。太枠は、クライアント側ディスプレイを表現しており、図1(b)に示す点線は、サーバ側全体画面のイメージを示している。図1(b)では、クライアント側はサーバ側画面の一部を部分表示している。図1(a)においてユーザが実行したいファイルを一覧から選ぶと、図1(b)に示すように、そのファイルが実行された状態から画面転送が開始する。この図1において、ユーザがクライアント側に表示されたサーバ側ファイルリストからmemo.txtを選択したので、サーバ側でmemo.txtに関連付けられたメモ帳アプリケーションが実行されている。また、図1(b)の画面のように画面転送シスムを利用中であっても、別のファイルを実行したときには、図1(a)のようなファイルリスト画面に表示を切り替えることで、ユーザは実行したいファイルをそこから選ぶことができる。
次に、本発明の実施の形態について、図2のシステム構成図を参照して詳細に説明する。本発明の実施の形態にかかる画面転送型サーバ・クライアントシステムは、サーバ1、クライアント2、及び通信網3からなる画面転送システムである。なお図2では本実施の形態と関連が深かったり、一般的でない特別な使い方をしたりするモジュール群のみを記載し、PCや携帯電話で一般的なモジュール群については記載を割愛している。
本実施の形態にかかる画面転送型サーバ・クライアントシステムは、アプリケーションソフトウェアを含むファイルを保持するサーバ1と、情報端末からなるクライアント2とを有する。サーバ1は、転送画面データ生成手段11、被選択ファイル実行手段12、ファイルリスト生成手段13、及び通信手段14を有する。
転送画面データ生成手段11は、クライアント2に転送するための画面データを生成する。被選択ファイル実行手段12は、クライアント2側でユーザが選択したファイルを実行する。ファイルリスト生成手段13は、サーバ1内で保持するファイル情報の一覧を生成する。また、通信手段14は、各種データを前記クライアントに転送する転送手段として機能する。
クライアント2は、画面表示手段21及び入力手段22を有している。画面表示手段21は、サーバ1から送られてくるファイル情報の一覧を表示する。また、入力手段22は、サーバ1から送られたファイル情報の一覧から所望のファイルを選択するための手段である。
この画面転送型サーバ・クライアントシステムでは、クライアント2がサーバ1から送られてくるファイル情報の一覧から所望のファイルを選択すると、サーバ1は、これを実行し、実行後の画面データをクライアント2に送付する。
以下、本実施の形態にかかる画面転送型サーバ・クライアントシステムについて更に詳細に説明する。ファイルリスト生成手段13では、サーバ1内で保持するファイル情報を一覧の形にし、通信手段14を使ってクライアントに転送する。ファイルリストを生成してクライアントに転送するタイミングは、画面転送開始直前、及び画面転送開始後にサーバ側のファイル構成が変更された場合である。なお、転送するデータ量削減のためには、ファイルリストの情報のみクライアントに送信し、クライアント側で、ファイルリスト画面を生成すればよい。
被選択ファイル実行手段12では、クライアントから通信手段14を介して受信した、ユーザが選択したファイルの情報を元に、その選択ファイルを実行する。なおファイルを実行したアプリケーションによりアプリケーションウィンドウがサーバ画面上に出現する場合は、例えばそのアプリケーションウィンドウ枠の左上端が、転送画面データ生成手段11で生成する転送画面の左上端と一致するようにし、クライアント側画面でアプリケーションウィンドウが画面転送開始後すぐに表示されるようにする。なお左上端の一致は被選択ファイル実行手段12によって生成されるアプリケーションウィンドウの位置を調整してもよいし、また転送画面データ生成手段11によって、クライアントに送るサーバ画面部分の位置を調整してもよい。また左上端の位置を一致させる以外に、アプリケーションウィンドウの枠の縦横の大きさをクライアントへの転送画面の縦横の大きさと一致させるように調整するのもよい。
転送画面データ生成手段11では、サーバ画面を例えばキャプチャ、及びエンコードして、クライアントに転送するための画面データを生成する。または、Windows(登録商標)のリモートデスクトップ機能のようにクライアントが画面を描画するために必要な命令のみを送るようにしてもよい。さらには、キャプチャ及びエンコードする方法と、必要な命令のみを送る方法とを、送るデータ、例えば動画像やテキストデータに応じて変更してもよい。さらに、サーバ画面全体を転送するか、あるいは一部分のみを等倍や拡大で転送するか、といった生成するサーバ画面の条件は、画面転送方式やクライアント側から転送されてくる入力情報に従う。転送画面データ生成手段11では、これら転送すべきデータ・情報を、通信手段14を使ってクライアントに転送する。
通信手段14では、転送画面データ生成手段11、被選択ファイル実行手段12及びファイルリスト生成手段13の各モジュール群の説明で前述したように、クライアント2との情報のやり取りを通信網3を介して行う。
クライアント2には、画面表示手段21及び入力手段21の他、表示画面生成手段23、ファイルリスト管理手24及び通信手段25が含まれる。
画面表示手段21は、モニタやディスプレイなどであり、表示画面生成手段23とファイルリスト管理手段24から渡された画面データを表示し、ユーザが視認できるようにする。
入力手段22は、物理的なキーボードやマウスや、タッチディスプレイ上の表示として表現される仮想的な手段であり、ユーザからの入力をファイルリスト管理手段24や、通信手段25を介してサーバ1側に伝える。本実施の形態においては、画面転送型サーバ・クライアントシステムでサーバ1側アプリケーションやオペレーションシステムを遠隔操作する際のマウス・キーボード入力や、サーバ側ファイルリスト表示を見て実行したいファイルを選択する際に、ユーザはこの入力手段22を使う。
表示画面生成手段23では、通信手段25から受け取るサーバ出力画面情報を使って、クライアント側画面で表示するためのサーバ画面を生成し、画面表示手段21に出力要求を出す。
ファイルリスト管理手段24では、通信手段25を介して、サーバ1側ファイルリスト情報を受け取り保持する。そして、画面転送開始直前、及び開始後に入力手段22を通してユーザからファイルリスト画面を開く要求があったときに、サーバ1の保持するファイルリスト画面を生成し、画面表示手段21に出力要求を出す。ファイルリスト画面のGUI表現については、本実施の形態では特に定めない。ユーザが任意のファイルを選択できるものであれば、一般的なFTP(File Transfer Protocol)アプリケーションのように、リストを階層構造で表示してもよいし、アイコンで表示してもよい。また、表示画面生成手段23で作るサーバ画面と切り替えて表示してもよいし、サーバ画面とファイルリスト画面と同時に2画面表示してもよい。
通信手段25については、上述したように、サーバ1との情報のやり取りを通信網3を介して行う
通信網3は、特に制限はなく、3G回線でもイーサネット(登録商標)でも、有線でも無線でも、またこれら以外のものでも利用可能とする。
本実施の形態にかかる画面転送型サーバ・クライアントシステムにおいては、ファイルリスト生成手段13により、画面転送開始前にサーバ側のファイル一覧をクライアント2側に転送し、クライアント側でファイル一覧画面を表示する。そして、サーバ1側で実行したいファイルをクライアント2側から選択する。これにより、サーバでは、被選択ファイル実行手段12により、画面転送開始前に予め、クライアントから指定されたファイルを実行しておくことができる。さらに、サーバ画面と、サーバ1側のファイル一覧画面をクライアント2で随時切り替えられるようにしておく。これにより、アプリケーションを実行中であっても、次に立ち上げるアプリケーションンをクライアント側で選択することができる。また、転送画面データ生成手段11又は被選択ファイル実行手段12により、サーバ1上で実行されているアプリケーションによるウィンドウの表示範囲が、画面転送開始直後にクライアント2側画面に表示されるように、画面転送開始時の画面転送範囲及びアプリケーションウィンドウの表示位置が調整されている。
このような本実施の形態にかかる画面転送型サーバ・クライアントシステムにおいては、以下に説明する従来の課題を解決する。先ず、従来、一般的な画面転送型シンクライアントシステムで見られるような画面転送開始直後にクライアント側画面にサーバ側のログイン直後の画面(例えばWindowsのデスクトップ画面)を表示する方式であるとき、ユーザが実行したいファイルを選択するまでに、場合によっては、クライアント側画面に部分的に表示されているサーバ画面領域を移動させたり、各種メニュー項目を複数回選択したりする必要があった。しかし、クライアントが携帯電話やスマートフォンなどの場合においては特に、サーバ側のモニタサイズ・解像度に対してクライアント側のモニタサイズ・解像度が小さいため操作がしづらく、時には正確なポインティング操作のために拡大操作などの手順が増えることもある。このため、ユーザが目的とするファイル選択までに手間がかかっていた。
これに対して、本実施の形態においては、画面転送を開始してクライアント側画面出力装置にサーバ側画面を表示する直前に、ユーザが利用したいサーバ側ファイルを指定し、そのファイルを実行して関連付けられたアプリケーションが起動した状態から画面転送を開始することで、ファイル指定までのサーバ遠隔操作やサーバ画面遷移回数を削減してユーザの手間を減らすことが可能となる。
また、上述の課題のような、画面転送開始直後の場面のほか、画面転送型サーバ・クライアントシステムを利用している最中であっても、例えば特定のアプリケーションの利用を終えて別のアプリケーションを起動するファイルを実行したいときなどで、その実行のためにウィンドウ最小化やディレクトリ移動などの操作が必要である場合には、上記と同じく任意のファイル選択までの操作を完結するのに時間がかかっていた。この場合、遅延が大きい通信網を利用していれば、特にレスポンスが悪くなり時間がかかることになる。
これに対し、本実施の形態においては、画面転送開始直前以外の画面転送開始後にも、サーバのファイル構成に変更があるたびにクライアント側にその更新情報を送信してクライアント側で最新のサーバ側ファイルリストを作成しておく。そして、ユーザがクライアントからサーバの任意ファイルを実行したいときに、クライアントにあるサーバ側ファイルリストからユーザがファイルを選択できるようにする。最新のファイルリストを有することで、ユーザがファイルを選択するまでの操作手順においてサーバとクライアントとの間の通信が必要なく、クライアント内部だけの処理で閉じるので、従来と比較して操作レスポンスを向上させることが可能となる。
更にまた、上記で言及したユーザの手間と一連のファイル選択操作にかかる時間の観点からの課題以外にも、ユーザが目的とするファイル選択までに複数回の画面遷移が必要となる場合、その分転送する画面出力データが増えることにより通信量が増えてしまう。通信量が増えるとユーザと通信事業者との契約プランによっては料金が加算されるほか、通信事業者の通信網への負荷が高まると、通信遅延や情報の欠落の頻度が増すといったデメリットが発生する。
これに対し、本実施の形態においては、上述のごとく、クライアントは最新のファイルリストを常に有し、サーバでアプリケーションを実行させその実行画面を送らせることができるので、ユーザは、ファイルリストからファイルを選択するのみで、ユーザの手間を減らすだけでなく、サーバ画面の画面遷移が減ることにより、転送する画面出力情報の量も減らすことができ、それに伴い通信料を減らすことが可能となる。
また、既存の画面転送型シンクライアントシステムの中には、Citrix社のMetaFrameの機能であるシームレスウィンドウのように、あらかじめ設定した特定のアプリケーションによるサーバ画面表示部分のみをクライアントに転送するものがあるが、このシステムはあらかじめサーバ側にアプリケーション・ファイルごとに1つ1つ事前設定をしておく必要があるため手間がかかり、また事前設定していないアプリケーションについては使えない。
これに対して、本実施の形態においては、画面転送開始前に実行しておくファイルに関連付けられたアプリケーションをユーザに選択させるために、画面転送開始直前にその時点のサーバ側のファイルリスト情報をクライアントに転送し、クライアント側で表示をする。このことにより、予めサーバ側に特別な設定をしておかなくても、画面転送開始直前のタイミングで、実行したいアプリケーションファイルの選択が可能となる。
以上説明した態様のほかに、データ量削減等のため、ユーザにとって実行しても意味のない設定ファイルや隠しファイル等は、ユーザ任意でクライアントに転送しないフィルタリング機能を設けてもよい。また、ユーザが予め必要として登録しておいた特定のファイル、例えばテキストファイルのみ抽出して送るようにしてもよい。さらに、逆に、ファイルリスト生成手段13は、サーバのファイルリスト全てをクライアントに送り、クライアント側で、ファイルリストをフィルタにかけて必要なファイルのみ抽出し、ファイルリスト画面を生成するようにしてもよい。サーバからファイル一覧を送らせて、クライアント内部で必要なファイルを抽出するようにすると、一旦データを受け取った後は、サーバ側でファイルの更新がない限りサーバと通信することなく、ファイルリストを生成することができる。
次に、シーケンス図を用いて本実施の形態にかかる画面転送型サーバ・クライアントシステムの動作について説明する。先ず、画面転送開始前の動作を、図3を参照して説明する。
最初に、ステップS1において、サーバ1とクライアント2とが通信できるようにセッションを張る。ここで利用する技術や方式については、本実施の形態には特に制限しない。
次に、ステップS2で、サーバ1のファイルリスト生成手段13はサーバ1内ファイルの一覧情報を生成する。なお、この処理で時間を大きく取られないように、画面転送型サーバ・クライアントシステム利用前にあらかじめ一覧情報データを生成しておき、ファイルの変更があった場合に随時一覧を更新していく実装が望ましい。また、上述したように、ユーザ任意のファイルのみで一覧データが作成できるようにフィルタリング機能を設けるとユーザ利便性が向上する。
ステップS3ではステップS2で生成した一覧情報データを通信手段14を介してサーバ1からクライアント2に送信する。
ステップS4ではクライアント2がステップS3で受け取った一覧情報データを元に、サーバ1側のファイル一覧をクライアント2の画面表示手段21で画面表示する。
ステップS5では、画面表示されたファイル一覧から、ユーザが画面転送開始前に、サーバに実行していてほしい任意のファイルを入力手段22により選択する。
ステップS6で、ステップS5でユーザが選択したファイルの情報をサーバ1に送信する。ステップS7では、ステップS6で受け取った選択ファイル情報を元に、サーバ1の被選択ファイル実行手段12が該当ファイルを実行する。またファイル実行によりアプリケーションウィンドウが生成される場合には、転送画面データ生成手段11は、表示されるウィンドウが、画面転送で最初にクライアントに転送される画面範囲内に収まるように、ウィンドウあるいは転送画面範囲を調整する。
最後に、ステップS8で、画面転送を開始する。なお一般的に画面転送型シンクライアントシステムにおいては、画面転送処理を始めてから実際にクライアント側に画面が表示されるまでには、必要な情報のやり取りを行うためいくらかの時間がかかる。よって実際に運用する際には、ステップS7のファイル実行とステップS8の画面転送を並行して処理することにより、ユーザの待ち時間を軽減することが望ましい。ただし、ステップS8が完了する前に必ずステップS7が完了している必要がある。
次に画面転送開始後の動作を、図4のシーケンス図を使用して説明する。ステップS9及びS10のように、画面転送開始後では、サーバ1側からクライアント2に画面出力情報を転送し、クライアント2からはユーザ入力があったときに随時、マウスやキーボードなどのサーバ操作情報を送信する。この動作は画面転送型サーバ・クライアントシステム利用中に繰り返される。
画面転送型サーバ・クライアントシステム利用中にステップS11のように、サーバ側ファイルが更新されると、サーバはステップS12のとおり、その更新情報をクライアント2に転送する。
画面転送型サーバ・クライアントシステム利用中にステップS11のように、サーバ側ファイルが更新されると、サーバはステップS12のとおり、その更新情報をクライアント2に転送する。
ステップS13でクライアントは受け取ったサーバファイル更新情報をもとに、クライアント2内に保持しているサーバ1側ファイルリスト情報を更新する。画面転送型サーバ・クライアントシステム利用中にステップS14のように、ユーザがサーバ1側ファイル一覧を見る操作をクライアント2に入力すると、クライアント2内に保持しているサーバ1側ファイルリストを画示する画面にクライアント画面を切り替えるか、ファイルリスト情報をクライアント画面の一部に表示させる。
ステップS15では表示されたファイルリスト情報を見てクライアント2は実行したいファイルを選択する。ステップS16でユーザが選択したファイル情報をサーバに送信すると、ステップS17でサーバは選択されたファイルを実行する。その際に、ステップS17により新規にアプリケーションウィンドウが生成された場合は、そのウィンドウがクライアント画面に表示されるように、画面転送範囲位置を調整する。具体的には、もしサーバ側画面の一部範囲をクライアントに転送しているとしたら、その一部範囲に新規アプリケーションウィンドウを含めるようにする。
以上説明したように、本実施の形態においては、以下に記載するような効果を奏する。第1の効果は、ユーザ任意のファイルが実行された状態で画面転送を始めることができるので、画面転送開始後にユーザが目的のファイルを実行するまでに行うサーバの遠隔操作手順が削減でき、手間を減らすことが可能となる。
第2の効果は、ユーザが選択した任意のファイルが実行された状態で画面転送を始めることができるので、画面転送開始後にユーザが目的のファイルを実行するまでに行うサーバの遠隔操作手順が削減でき、その手順に伴う転送画面データも削減できるため、通信量を減らすことが可能となる。
第3の効果は、画面転送型サーバ・クライアントシステムにおいて、サーバ側のファイルリスト情報を、随時最新の状態でクライアント側に保持しておき、画面転送型サーバ・クライアントシステム利用中にはそのクライアント側にあるサーバ側ファイルリストから、ユーザが実行したいファイルをいつでも選択できるようにすることで、ファイル選択の際にはサーバ〜クライアント間通信をする必要がなく、通信遅延による操作レスポンスの悪化を軽減することができる。
第4の効果は、画面転送型サーバ・クライアントシステムにおいてサーバ側の現時点でのファイル一覧から、画面転送開始前に実行しておきたいファイルを選択することができるので、予め特別な設定しておかなくても、随時任意のファイルを画面転送開始前に実行しておくことが可能となる。
なお、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
例えば、上述の実施の形態では、ハードウェアの構成として説明したが、これに限定されるものではなく、任意の処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。この場合、コンピュータプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
11 転送画面データ生成手段
12 被選択ファイル実行手段
13 ファイルリスト生成手段
14 通信手段
21 画面表示手段
22 入力手段
23 表示画面生成手段
24 ファイルリスト管理手段
25 通信手段
12 被選択ファイル実行手段
13 ファイルリスト生成手段
14 通信手段
21 画面表示手段
22 入力手段
23 表示画面生成手段
24 ファイルリスト管理手段
25 通信手段
Claims (12)
- サーバと、クライアント端末とを有する画面転送型サーバ・クライアントシステムであって、
前記サーバは、
前記サーバ内で保持するファイル情報の一覧を生成するファイルリスト生成手段と、
前記クライアント側でユーザが選択したファイルを実行する被選択ファイル実行手段と、
前記クライアント端末に転送するための画面データを生成する転送画面データ生成手段と、
各種データを前記クライアント端末に転送する転送手段とを有し、
前記クライアント端末は、
前記サーバから送られてくるファイル情報の一覧を表示する表示手段と、
前記ファイル情報の一覧から所望のファイルを選択する選択手段と、を有し、
前記クライアント端末側で、前記サーバから送られてきた前記ファイル情報の一覧から、所望のファイルが選択されると、前記サーバは、当該ファイルを実行し、実行後の画面データを前記クライアント端末に送付する、画面転送型サーバ・クライアントシステム。 - 前記サーバの前記ファイルリスト生成手段は、前記ファイル情報の一覧を予め生成しておく、請求項1記載の画面転送型サーバ・クライアントシステム。
- 前記サーバの前記転送画面データ生成手段は、ファイル実行によりアプリケーションウィンドウが生成される場合には、生成されるウィンドウが、前記クライアント端末に転送される画面範囲内に収まるように、ウィンドウ又は転送画面範囲を調整する、請求項1又は2記載の画面転送型サーバ・クライアントシステム。
- 前記サーバの前記被選択ファイル実行手段によるファイル実行と、前記転送手段による前記転送画面データ生成手段が生成した画面データの転送を並列して実行する、請求項1乃至3のいずれか1項記載の画面転送型サーバ・クライアントシステム。
- 前記画面転送型サーバ・クライアントシステム利用中に前記サーバ側でファイルが更新されると、前記サーバは、更新されたファイルの情報を前記クライアント端末に転送する、請求項1乃至4のいずれか1項記載の画面転送型サーバ・クライアントシステム。
- 前記クライアント端末は、さらにファイルリスト更新手段を有し、
前記サーバから前記更新されたファイルの情報を受信して前記ファイルリストを更新する、請求項5記載の遠隔操作システム。 - サーバと、クライアント端末とを有する画面転送型サーバ・クライアントシステムの画面転送方法であって、
前記サーバは、当該サーバ内で保持しているファイル情報の一覧を生成して前記クライアント端末に送信し、
前記クライアント端末は、前記サーバから送られてきたファイル情報の一覧から、ユーザにより所望のファイルを選択し、
前記サーバは、前記クライアント端末側でユーザが選択したファイルを実行し、
前記サーバは、前記ファイル実行により生成される画面データを前記クライアント端末に転送する、画面転送方法。 - サーバとの間で画面転送するクライアント端末であって、
前記サーバから当該サーバ内で保持されているファイル情報の一覧を受信する受信手段と、
前記ファイル情報の一覧から実行するファイルを選択するファイル選択手段と、
前記選択したファイルの情報を送信する送信手段とを有し、
前記受信手段は、前記サーバから当該ファイルを実行した後の画面データを受信する、クライアント端末。 - ファイルリスト更新手段をさらに有し、
前記サーバから、前記シンクライアントシステム利用中に前記サーバで更新されたファイルの情報を受信し、前記受信したファイル情報に基づいて前記ファイルリストを更新する、請求項8記載のクライアント端末。 - サーバとクライアント端末との間の画面転送方法であって、
前記サーバから当該サーバ内で保持されているファイル情報の一覧を受信し、
前記ファイル情報の一覧から実行するファイルを選択して前記サーバに送信し、
前記サーバから当該ファイルを実行した後の画面データを受信する、クライアント端末の画面転送方法。 - クライアント端末との間で画面転送を実行するサーバであって、
前記サーバ内で保持するファイル情報の一覧を生成するファイルリスト生成手段と、
前記クライアント側でユーザが選択したファイルを実行する被選択ファイル実行手段と、
前記クライアント端末に転送するための画面データを生成する転送画面データ生成手段と、
各種データを前記クライアント端末に転送する転送手段とを有し、
前記クライアント端末側で、前記サーバから送られてきた前記ファイル情報の一覧から所望のファイルが選択されると、前記被選択ファイル実行手段は当該ファイルを実行し、
前記転送手段は、実行後の画面データを前記クライアント端末に送付する、サーバ。 - クライアント端末との間で画面転送を実行するサーバの画面転送方法であって、
前記サーバ内で保持するファイル情報の一覧を生成して前記クライアント端末に転送し、
前記クライアント端末側で前記ファイル情報の一覧からユーザが選択したファイルの情報を受け取り、
当該ファイルを実施し、当該ファイル実施後の画面データを前記クライアント端末に送付する、画面転送方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010272310A JP2012123508A (ja) | 2010-12-07 | 2010-12-07 | 画面転送型サーバ・クライアントシステム、画面転送方法、及びクライアント端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010272310A JP2012123508A (ja) | 2010-12-07 | 2010-12-07 | 画面転送型サーバ・クライアントシステム、画面転送方法、及びクライアント端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012123508A true JP2012123508A (ja) | 2012-06-28 |
Family
ID=46504907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010272310A Pending JP2012123508A (ja) | 2010-12-07 | 2010-12-07 | 画面転送型サーバ・クライアントシステム、画面転送方法、及びクライアント端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012123508A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015022572A (ja) * | 2013-07-19 | 2015-02-02 | コニカミノルタ株式会社 | ファイル受け渡しシステム、ファイル処理装置及びファイル処理プログラム |
KR20200103134A (ko) * | 2019-02-07 | 2020-09-02 | 주식회사 케이티 | 모바일 클라우드 서비스 제공 시스템 및 방법 |
-
2010
- 2010-12-07 JP JP2010272310A patent/JP2012123508A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015022572A (ja) * | 2013-07-19 | 2015-02-02 | コニカミノルタ株式会社 | ファイル受け渡しシステム、ファイル処理装置及びファイル処理プログラム |
KR20200103134A (ko) * | 2019-02-07 | 2020-09-02 | 주식회사 케이티 | 모바일 클라우드 서비스 제공 시스템 및 방법 |
KR102715079B1 (ko) * | 2019-02-07 | 2024-10-07 | 주식회사 케이티 | 모바일 클라우드 서비스 제공 시스템 및 방법 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN103530096B (zh) | 远程控制方法、远程控制设备和显示设备 | |
KR101555063B1 (ko) | 이동단말기의 다중 화면 서비스를 위한 시스템 및 방법 | |
CN102821150B (zh) | 基于云服务的应用管理方法及云服务器 | |
EP2924987A1 (en) | Image control method and terminal, video conference apparatus | |
JP6656026B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理の制御方法、並びにコンピュータプログラム | |
WO2013174332A2 (zh) | 控制共享屏幕显示的方法及装置 | |
JP5522381B2 (ja) | 表示装置、端末装置、表示システム、プログラム、情報記憶媒体、表示方法および画像変更方法 | |
TWM410273U (en) | Control transfer apparatus and control transfer system | |
EP2978202A1 (en) | Calling method, device and system | |
WO2015184770A1 (zh) | 一种信息处理方法、系统及终端 | |
CN107870754A (zh) | 一种控制设备上展示的内容的方法及装置 | |
EP2790142A1 (en) | Terminal apparatus, server and method of controlling the same | |
CN106658103A (zh) | 一种分享视频流数据的方法、源设备及电子设备 | |
JP2020024712A (ja) | コミュニケーション支援装置、方法、及びコンピュータプログラム | |
CN104394200A (zh) | 用于在移动设备和web终端之间进行同步预览显示的方法 | |
JPWO2018084033A1 (ja) | 共有装置、動作制御プログラム及び動作制御方法 | |
US20130290841A1 (en) | Non-transitory computer readable medium, virtual-sheet management apparatus, and virtual-sheet management method | |
US20150143261A1 (en) | Information processing terminal, information processing method, and information processing system | |
WO2015184877A1 (zh) | 一种演示文档的操作方法和系统及控制装置、演示装置 | |
US10178348B2 (en) | Information processing apparatus, image display method, and communication system | |
JP2012123508A (ja) | 画面転送型サーバ・クライアントシステム、画面転送方法、及びクライアント端末 | |
CN102571769A (zh) | 一种自适应终端分辨率的方法及系统 | |
CN104506718A (zh) | 一种智能手机间远程协助的系统及其方法 | |
US12002231B2 (en) | Communication system, method for communicating to share images, and non-transitory recording medium | |
JP2013172460A (ja) | 移動端末の遠隔表示方法及びこれを行う装置 |