JP2012123110A - カメラ用羽根の駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 地板(101)を貫通した第1、第2の回転子(103a、103b)の第1、第2の駆動ピンに連結されていて、当該第1、第2の回転子(103a、103b)の回転によって回転させられ、地板の露光用の開口部に進退する複数の羽根(105、106、107)と、当該第1、第2の回転子(103a、103b)のそれぞれの回転を規制を受ける前記地板にある開口の外側に対応する前記枠部材の位置に、凸状の回転規制部材(102a5、102b5)を設ける。
【選択図】 図8
Description
そのため、上記のような複数の電磁アクチュエータを備えたカメラ用羽根駆動装置の場合には、電磁アクチュエータを如何にして薄型化出来る技術が公開されている(特許文献1)。
まず図1を用いて、本実施例の羽根を駆動させるアクチュエータの構成を説明する。
図3はヨーク104aとヨーク104bとが枠部材102に組み込まれた様子を示す図である。
ヨーク104aとヨーク104bとは、図3のようにそれぞれ一方の脚部104a2、と脚部104b2をボビン部の中空部に嵌合させて組み込まれている。ヨーク104aとヨーク104bのそれぞれの凸部104a4と104b4と枠部材102の凸部102a3、凸部102b3とによって、組み込み後の外れ防止の役割を果たしている。凸部104a4、104b4と、凸部102a3、102b3とが組み込み時に干渉しながらお互いの凸部を乗り上げるように組み込まれるからである。この状態で枠部材102とヨーク104は仮止めされていることになる。
次に2つの回転子103aと回転子103bを枠部材102に組み込むことについて説明する。図4は枠部材102に回転子103aと103bを組み込む様子を示す図である。2つの回転子103aと103bとはいずれも、径方向に2極に着磁された円筒状の永久磁石103a1、103b1と、その永久磁石103a1、103b1とそれぞれ一体成型されている合成樹脂のアームからなっている。この回転子103aを構成する合成樹脂のアームは、永久磁石と同軸にある2本の回転軸103a2、103a4と、この回転軸103a2、103a4と平行な駆動ピン103a3とから成っている。回転子103bも同様である。なお、駆動ピン103a3、103b3は、後述するシャッタ羽根105、106とND羽根107と連結して、これらを回転させて、往復動作させるためのピンである。そして、2つの回転子103a、103bの回転軸103a4、103b4が、それぞれ枠部材102の穴部102a4、102b4に嵌るように組み込まれる。
回転子103a、103bが、枠部材102に組み込まれた状態を図5に示す。
次に、枠部材102の地板101への組み込みについて説明をする。
図7に、回転子103a、103bが、地板101に組み込まれた状態を示す。また、図8に、回転子103aが地板101に組み込まれている様子を正面から見た拡大透視図を示す。
次に、図2を用いて、地板101の裏側について説明をする。
次に図9〜11を用いて、本実施例におけるシャッタ羽根105、106とND羽根107の動作を説明する。
次に、図示しない測光手段によって被写体光を減じて撮影するかどうか判断する。被写体光を減じないと判断された場合、レリーズボタンが押されると撮影が開始される。撮影が開始されると図示しない露光制御手段によってシャッタ駆動用のコイル102a1、102b1へ電流が供給される。シャッタ駆動用のコイル102a1、102b1に電流が供給されると、回転子103a、103bには撮影待機状態とは反対方向の回転力が働く。この力により、回転子103a、103bの駆動ピン103a3、103b3によってシャッタ羽根105、106が回転させられ、ND羽根107の開口部107dを閉じていく。そして開口部107dを完全に閉じた後、コイル102a1、102b1への通電は切られるが、図10のような状態で固定維持されるのである。撮影待機状態と同様に回転子103a、103bはヨーク104a、104bの二つの磁極部104a1と104a2、104b1と104b2との位置関係により、磁気的に安定した位置へ回転するような回転力が働いているためである。すなわち、この力により、シャッタ羽根105、106は回転子103a、103bの駆動ピン103a3、103b3によって地板101の回転規制部材101ba、101bbの端と101qに押しつけられた状態となるからである。
次に図示しない測光手段によって被写体光を減じて撮影する必要があると判断された場合について説明する。その場合は最初にND羽根駆動用のコイル102bに電流が供給される。コイル102bに電流が供給されると、回転子103a、103bには紙面に向かって反時計方向の回転力が働く。この力により、駆動ピン103a3、103b3によってND羽根107が回転させられ、ND羽根107の開口部107dが光軸上から退避する。そして、ND羽根107のフィルタ部107aが光軸内に進入してくる。さらに、ND羽根107のフィルタ部分107aが完全に光軸上に進入した後、コイル102bへの通電は切られるが、図11のような状態で固定維持されるのである。回転子103a、103bはヨーク104a、104bの二つの磁極部104a1と104a2、104b1と104b2との位置関係により、磁気的に安定した位置へ回転するような回転力が働いているからである。この力のため、ND羽根107は駆動ピン103a3、103b3によって地板101の回転規制部材101ba、101bbの端と101rに押しつけられた状態となるからである。その後、撮影が開始される。撮影開始時のシャッタ羽根105、106の動作は上述したとおりである。
102 枠部材
103 回転子
104 ヨーク
105 シャッタ羽根
106 シャッタ羽根
107 ND羽根
Claims (4)
- 第1、第2のコイルを巻き回すボビン部を有する枠部材と、
永久磁石を有し、前記枠部材に対してそれぞれ回転可能な第1、第2の回転子と、
それぞれが二つの脚部を有し、それらの脚部で前記第1、第2の回転子と隙間を備えて挟み、前記第1、第2のコイルへの通電により当該第1、第2の回転子を回転させる第1、第2のヨークと、
前記枠部材が取り付けられる部材であって、露光用の開口部と前記第1、第2の回転子の第1、第2の駆動ピンが貫通する第1、第2の開口部とを有する地板と、
前記地板を貫通した前記第1、第2の駆動ピンに連結されていて、前記第1、第2の回転子の回転によって回転させられ、前記地板の露光用の開口部に進退する複数の羽根と、
を備えるカメラ用羽根の駆動装置において、
第1、第2の回転子のそれぞれの回転が規制を受ける前記地板にある開口の外側に対応する前記枠部材の位置に、凸状の回転規制部材が設けられていることを特徴とする駆動装置。 - 前記第1、第2の回転子が前記地板と組み合わされていない場合は、前記回転規制部材によって位置を規制されることを特徴とする、請求項1に記載のカメラ用羽根の駆動装置。
- 前記第1の第2の回転子には、撮像側、被写体側に軸を有することを特徴とする請求項1または2に記載のカメラ用羽根の駆動装置。
- 前記枠部材が、第1、第2のコイルを巻き回すボビン部とそれを繋ぐ部位とが略ハの字状に形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のカメラ用羽根の駆動装置。
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JP2010272705A JP5677060B2 (ja) | 2010-12-07 | 2010-12-07 | カメラ用羽根の駆動装置 |
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JP2004309531A (ja) * | 2003-04-02 | 2004-11-04 | Nidec Copal Corp | カメラ用絞り装置 |
JP2007264617A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-10-11 | Nidec Copal Corp | カメラ用羽根駆動装置 |
JP2009053433A (ja) * | 2007-08-27 | 2009-03-12 | Nidec Copal Corp | カメラ用羽根駆動装置 |
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