JP2012122358A - スタータ - Google Patents

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Abstract

【課題】コストの増加を抑え、且つピニオンの歯とリングギヤの歯の衝突音への跳ね返りもなく、ピニオンとリングギヤの端面同士の衝突音を低減できるスタータを提供することにある。
【解決手段】ワンウェイクラッチ8は、スタータモータ3の回転力をエンジンに伝達すると共に、エンジンからスタータモータへの回転力を遮断する。ピニオン2は、ワンウェイクラッチ8を介して、スタータモータ3の回転軸の回転力をリングギヤ2に伝達する。緩衝部であるピニオンばね12及びゴム13を備え、緩衝部の撓み量がx1,x2の時のピニオンばね12及びゴム13により構成される緩衝部のばね定数をそれぞれk1,k2とすると、x1<x2のとき、k1≦k2となるように緩衝部の荷重特性が設定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンを始動させるためのスタータに係り、特に、その動作時の衝突音を低減するに好適なスタータに関する。
近年、環境対応技術の一つとして、停車時に自動車のエンジンを自動停止し、燃費改善を行うアイドリングストップシステムが採用されつつある。このシステムを搭載した車両は、搭載しない車両に比べエンジンの再始動の回数が増加するため、スタータの動作回数も増加する。ここで、再始動のたびにスタータから生じる始動音は運転者にとってストレスを感じる可能性も否定できないため、このときの音を低減することが重要である。
スタータの始動音の要因としていくつか考えられるが、その一つがピニオンとリングギヤの端面衝突が挙げられる。この端面衝突による始動音を低減するものとして、ピニオンの歯形部が形成された複数枚の鋼鈑を積層して構成され、それぞれの歯形部が相互に撓むことができるように、積層方向に隣接する鋼鈑同士が前記歯型部にかからない位置で軸方向に接合されているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。これにより、ピニオンがリングギヤに衝突した時、各鋼鈑がそれぞれ微小量撓み、各鋼鈑間で摩擦を生じさせることで、衝突エネルギーを緩和し、衝突音を低減している。
特開2010−144554号公報
しかし、特許文献1記載のスタータでは、ピニオンの部品点数が増え、且つそれらを溶接等で接合する必要もあるため、コストの増加は否めず、また、エンジンクランキング中に主に生じる、ピニオンの歯とリングギヤの歯の衝突音への跳ね返りも懸念される。
本発明の目的は、コストの増加を抑え、且つピニオンの歯とリングギヤの歯の衝突音への跳ね返りもなく、ピニオンとリングギヤの端面同士の衝突音を低減できるスタータを提供することにある。
(1)上記目的を達成するために、本発明は、スタータモータと、該スタータモータの回転力をエンジンに伝達すると共に、該エンジンから前記スタータモータへの回転力を遮断するワンウェイクラッチと、該ワンウェイクラッチを介して、前記スタータモータの回転軸の回転力をリングギヤへ伝達するピニオンと、前記ワンウェイクラッチのクラッチインナと前記ピニオンが分離され、その間に弾性体により構成される緩衝部とを有するスタータであって、前記緩衝部は、複数の弾性体により構成されるとともに、前記緩衝部の撓み量がx1,x2の時の前記複数の弾性体により構成される前記緩衝部のばね定数をそれぞれk1,k2とすると、x1<x2のとき、k1≦k2となるように前記緩衝部の荷重特性が設定されているものである。
かかる構成により、コストの増加を抑え、且つピニオンの歯とリングギヤの歯の衝突音への跳ね返りもなく、ピニオンとリングギヤの端面同士の衝突音を低減できるものとなる。
(2)上記(1)において、好ましくは、前記クラッチインナに設けられ、前記ピニオンのストローク量を規制するストッパを備え、前記複数の弾性体は、セット荷重がある状態で前記クラッチインナと前記ピニオンの間に設置された第1の弾性体と、前記ストッパと前記ピニオンの間に設置され、衝撃吸収部が前記ストッパと前記ピニオンの間隔より小さい軸方向寸法の第2の弾性体とからなり、前記第2の弾性体は、前記ストッパもしくは前記ピニオンと所定の間隔を有し、前記ピニオンが前記所定の間隔の分移動した時、前記第2の弾性体は前記ストッパもしくは前記ピニオンと接触するようにしたものである。
(3)上記(1)において、好ましくは、前記複数の弾性体は、ばね若しくはゴム又はプラスチックからなるものである。
(4)また、上記目的を達成するために、本発明は、スタータモータと、該スタータモータの回転力をエンジンに伝達すると共に、該エンジンから前記スタータモータへの回転力を遮断するワンウェイクラッチと、該ワンウェイクラッチを介して、前記スタータモータの回転軸の回転力をリングギヤへ伝達するピニオンと、前記ワンウェイクラッチのクラッチインナと前記ピニオンが分離され、その間に弾性体により構成される緩衝部とを有するスタータであって、前記緩衝部を構成する弾性体は、非線形な荷重特性をもつ弾性体であり、前記緩衝部の撓み量がx1,x2の時の前記複数の弾性体により構成される前記緩衝部のばね定数をそれぞれk1,k2とすると、x1<x2のとき、k1≦k2となるように前記緩衝部の荷重特性が設定されているものである。
かかる構成により、コストの増加を抑え、且つピニオンの歯とリングギヤの歯の衝突音への跳ね返りもなく、ピニオンとリングギヤの端面同士の衝突音を低減できるものとなる。
(5)上記(4)において、好ましくは、前記緩衝部が、非線形コイルばねで構成されているものである。
本発明によれば、コストの増加を抑え、且つピニオンの歯とリングギヤの歯の衝突音への跳ね返りもなく、ピニオンとリングギヤの端面同士の衝突音を低減できるものとなる。
本発明の第1の実施形態によるスタータの全体構成を示す部分断面図である。 図1のピニオン周りの拡大断面図である。 本発明の第1の実施形態によるスタータにおけるピニオンの押込み荷重とクラッチインナの移動量の説明図である。 本発明の第2の実施形態によるスタータのピニオン周りの拡大断面図である。 本発明の第3の実施形態によるスタータのピニオン周りの拡大断面図である。 本発明の第4の実施形態によるスタータにおけるピニオンの押込み荷重とクラッチインナの移動量の説明図である。 本発明の第5の実施形態によるスタータにおけるピニオンの押込み荷重とクラッチインナの移動量の説明図である。
以下、図1〜図3を用いて、本発明の第1の実施形態によるスタータの構成及び動作について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態によるスタータの全体構成を示す部分断面図である。図2は、図1のピニオン周りの拡大断面図である。図3は、本発明の第1の実施形態によるスタータにおけるピニオンの押込み荷重とクラッチインナの移動量の説明図である。
最初に、図1及び図2を用いて、本実施形態のスタータの構成について説明する。
図1に示すスタータ1は、回転力を発生するスタータモータ3を備えている。スタータモータ3の回転力は、回転軸7及びワンウェイクラッチ8を介してピニオン14に伝達される。マグネチックスイッチ4は、スタータモータ3への通電のオン・オフを行い、吸引力を発生する。ギヤケース5は、スタータモータ3とマグネチックスイッチ4を固定し、エンジンとの取り付け面を有している。シフトレバー6は、マグネチックスイッチ4で発生した吸引力によりワンウェイクラッチ8をリングギヤ2側へ押出す。ワンウェイクラッチ8は、スタータモータ3からエンジンへの回転力を伝達する一方で、エンジンからのスタータモータ3への回転力を遮断する。ワンウェイクラッチ8は、クラッチアウタ9と、クラッチインナ11と、両者の間に配置されたローラ10とから構成される。ピニオン14は、ワンウェイクラッチ8のクラッチインナ11とスプラインにより回転方向で係合しており、且つ軸方向には移動可能であり、回転軸7から伝達された回転力をリングギヤ2に伝達する。
図2に示すように、ピニオン14とクラッチインナ11の間には、セット荷重がある状態でピニオンばね12を設置し、ピニオン14はピニオンばね12の押込み力によりピニオンストッパ15に押し付けられている。また、クラッチインナ11には、ピニオン14のストローク量を規制するストッパ11aを設けており、このストッパ11aとピニオン14の間の前者側にゴム13を配置する。ゴム13の軸方向寸法は、ストッパ11aとピニオン14の間隔よりも小さく設定する。
次に、本実施形態のスタータの始動時の動作について説明する。
マグネチックスイッチ4は通電することにより吸引力を発生し、この吸引力によりシフトレバー6を介して、ワンウェイクラッチ8と一体でピニオン14をリングギヤ2の側へ押し出す。その後、ピニオン14の端面はリングギヤ2の端面と衝突し、端面同士当接状態で、ワンウェイクラッチ8はピニオンばね12を撓ませながら移動する。そして、ワンウェイクラッチ8がピニオン14の後端とゴム13の間隔L2だけ移動した後、ピニオン14の後端とゴム13は接触し、ワンウェイクラッチ8は緩衝部(ピニオンばね12とゴム13)を撓ませながら、シフトレバー6からの押込み力と緩衝部の反力(ピニオンばね12とゴム13の荷重の合計)が釣り合う位置(L1)まで移動し、停止する。
ここで、図3を用いて、上述のスタータの始動時の、ピニオンの押込み荷重(=緩衝部の反力)とクラッチインナ11の移動量の関係について説明する。
前述のように、本実施形態においては、ワンウェイクラッチ8のクラッチインナ11とピニオン14とが分離されており、その間に複数の弾性体(ピニオンばね12とゴム13)により構成される緩衝部が備えられている。そして、ピニオンばね12とゴム13からなる緩衝部のある撓み量をx1,x2とするとき、この撓み量がx1,x2の時の緩衝部(ピニオンばね12とゴム13)のばね定数をそれぞれk1,k2とすると、x1<x2のとき、k1≦k2となるように緩衝部の荷重特性が設定されている。
すなわち、ピニオン14がリングギヤ2に衝突した後、クラッチインナ11の移動量が0〜L2までの間は、ピニオン14の押込み荷重は、ピニオンばね12によって決定され、このとき、ピニオンばね12のばね定数をkaとする。さらに、クラッチインナ11の移動量がL2〜L1までの間は、ピニオン14の押込み荷重は、ピニオンばね12とゴム13によって決定され、このとき、ゴム13のばね定数をkbとすると、この間の緩衝部のばね定数はka+kbとなる。
以上のように、本実施形態では、2つの弾性体からなる緩衝部を備えているが、従来は、単一の弾性体として、ピニオンばねのみを備えている。この単一の弾性体の場合、ピニオンばねのばね定数kcは、本実施形態の場合のピニオンばねのばね定数kaよりも、大きくなっている(kc>ka)。例えば、クラッチインナ11の移動量L1となったときの、ピニオンの押込み荷重は、本実施形態と同様とすると、従来のピニオンの押込み荷重とクラッチインナの移動量の関係は、図3に一点鎖線で示すようになる。
すなわち、本実施形態では、ピニオンばね12としては、従来よりもばね定数kaが小さい(kc>ka)ものと使用しているため、ピニオン14がリングギヤ2に衝突した際、積極的にピニオンばね12を撓ませることで、衝突瞬間の衝撃力を緩和できる。
また、積極的にピニオンばね12を撓ませたことによる跳ね返りとして、ストッパ11aとピニオン14の後端の衝突が考えられるが、ピニオン14の後端がストッパ11aに到達する前にゴム13を介することで、両者間の衝突も緩衝できる。
本実施形態の構造は、従来の構造からの大幅な構造変更は必要ないため、コストの増加を抑制しつつ、ピニオン14とリングギヤ2の端面衝突音の低減を実現できるものとなる。
なお、図1及び図2に示す例では、2つの弾性体の一方として、ゴム13を用いているが、ゴムの代わりにプラスチック材を用いてもよいものである。
また、緩衝部の複数の弾性体としてコイルばねとゴムの代わりに、コイルばね同士の組み合わせ、またはゴム同士の組み合わせ、その他の弾性体を用いてもよいものである。
以上説明したように、本実施形態によれば、コストの増加を抑え、且つピニオンの歯とリングギヤの歯の衝突音への跳ね返りもなく、ピニオンとリングギヤの端面同士の衝突音を低減できるものとなる。
次に、図4を用いて、本発明の第2の実施形態によるスタータの構成及び動作について説明する。なお、本実施形態によるスタータの全体構成は、図1に示したものと同様である。
図4は、本発明の第2の実施形態によるスタータのピニオン周りの拡大断面図である。
本実施形態では、緩衝部の2つの弾性体として、コイルばね12とゴム13を用いるのは同じであるが、ゴム13がストッパ11a側ではなく、ピニオン14の後端側に設置されているものである。
また、ゴム13の代わりに、コイルばねなどの弾性体を用いても良いものである。
以上説明したように、本実施形態によれば、コストの増加を抑え、且つピニオンの歯とリングギヤの歯の衝突音への跳ね返りもなく、ピニオンとリングギヤの端面同士の衝突音を低減できるものとなる。
次に、図5を用いて、本発明の第3の実施形態によるスタータの構成及び動作について説明する。なお、本実施形態によるスタータの全体構成は、図1に示したものと同様である。
図5は、本発明の第3の実施形態によるスタータのピニオン周りの拡大断面図である。
本実施形態では、緩衝部として、図1に示したピニオンばね12とゴム13に代えて、非線形コイルばねなどのような非線形荷重特性をもつ弾性体16を用いている。この弾性体16の荷重特性は、図3に示したものと同様としている。
以上説明したように、本実施形態によれば、コストの増加を抑え、且つピニオンの歯とリングギヤの歯の衝突音への跳ね返りもなく、ピニオンとリングギヤの端面同士の衝突音を低減できるものとなる。
次に、図6を用いて、本発明の第4の実施形態によるスタータの構成及び動作について説明する。なお、本実施形態によるスタータの全体構成は、図1に示したものと同様である。また、本実施形態によるスタータのピニオン周りの構成は、図5に示したものと同様である。
図6は、本発明の第4の実施形態によるスタータにおけるピニオンの押込み荷重とクラッチインナの移動量の説明図である。
本実施形態では、図5にて説明したように、緩衝部として、非線形コイルばねなどのような非線形荷重特性をもつ弾性体16を用いている。この弾性体16の荷重特性は、図6に示すように、クラッチインナ11の移動量増加に対して、ばね定数も増加するような非線形な荷重特性をもつ弾性体16を用いている。
以上説明したように、本実施形態によれば、コストの増加を抑え、且つピニオンの歯とリングギヤの歯の衝突音への跳ね返りもなく、ピニオンとリングギヤの端面同士の衝突音を低減できるものとなる。
次に、図7を用いて、本発明の第5の実施形態によるスタータの構成及び動作について説明する。なお、本実施形態によるスタータの全体構成は、図1に示したものと同様である。また、本実施形態によるスタータのピニオン周りの構成は、図2に示したものと同様である。
図7は、本発明の第5の実施形態によるスタータにおけるピニオンの押込み荷重とクラッチインナの移動量の説明図である。
本実施形態では、緩衝部として、線形な荷重特性をもつ弾性体(図2に示したコイルばね12)と、非線形な荷重特性をもつ弾性体(非線形コイルばね)とを組み合わせたものを用い、この弾性体の荷重特性は、図7に示すように、ラッチインナ11の移動量増加に対して、ばね定数も増加するような非線形な荷重特性をもつ弾性体を用いている。
以上説明したように、本実施形態によれば、コストの増加を抑え、且つピニオンの歯とリングギヤの歯の衝突音への跳ね返りもなく、ピニオンとリングギヤの端面同士の衝突音を低減できるものとなる。
1…スタータ
2…リングギヤ
3…スタータモータ
4…マグネチックスイッチ
5…ギヤケース
6…シフトレバー
7…回転軸
8…ワンウェイクラッチ
9…クラッチアウタ
10…ローラ
11…クラッチインナ
11a…ストッパ
12…ピニオンばね
13…ゴム
14…ピニオン
15…ピニオンストッパ
16…非線形荷重特性をもつ弾性体

Claims (5)

  1. スタータモータと、
    該スタータモータの回転力をエンジンに伝達すると共に、該エンジンから前記スタータモータへの回転力を遮断するワンウェイクラッチと、
    該ワンウェイクラッチを介して、前記スタータモータの回転軸の回転力をリングギヤへ伝達するピニオンと、
    前記ワンウェイクラッチのクラッチインナと前記ピニオンが分離され、その間に弾性体により構成される緩衝部とを有するスタータであって、
    前記緩衝部は、複数の弾性体により構成されるとともに、
    前記緩衝部の撓み量がx1,x2の時の前記複数の弾性体から構成される前記緩衝部のばね定数をそれぞれk1,k2とすると、x1<x2のとき、k1≦k2となるように前記緩衝部の荷重特性が設定されていることを特徴とするスタータ。
  2. 請求項1記載のスタータにおいて、
    前記クラッチインナに設けられ、前記ピニオンのストローク量を規制するストッパを備え、
    前記複数の弾性体は、
    セット荷重がある状態で前記クラッチインナと前記ピニオンの間に設置された第1の弾性体と、
    前記ストッパと前記ピニオンの間に設置され、衝撃吸収部が前記ストッパと前記ピニオンの間隔より小さい軸方向寸法の第2の弾性体とからなり、
    前記第2の弾性体は、前記ストッパもしくは前記ピニオンと所定の間隔を有し、前記ピニオンが前記所定の間隔の分移動した時、前記第2の弾性体は前記ストッパもしくは前記ピニオンと接触することを特徴とするスタータ。
  3. 請求項1記載のスタータにおいて、
    前記複数の弾性体は、ばね若しくはゴム又はプラスチックからなることを特徴とするスタータ。
  4. スタータモータと、
    該スタータモータの回転力をエンジンに伝達すると共に、該エンジンから前記スタータモータへの回転力を遮断するワンウェイクラッチと、
    該ワンウェイクラッチを介して、前記スタータモータの回転軸の回転力をリングギヤへ伝達するピニオンと、
    前記ワンウェイクラッチのクラッチインナと前記ピニオンが分離され、その間に弾性体により構成される緩衝部とを有するスタータであって、
    前記緩衝部を構成する弾性体は、非線形な荷重特性をもつ弾性体であり、
    前記緩衝部の撓み量がx1,x2の時の前記弾性体から構成される前記緩衝部のばね定数をそれぞれk1,k2とすると、x1<x2のとき、k1≦k2となるように前記緩衝部の荷重特性が設定されていることを特徴とするスタータ。
  5. 請求項4記載のスタータにおいて、
    前記緩衝部が、非線形コイルばねで構成されていることを特徴とするスタータ。
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