JP2012118138A - 電子機器および撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】筐体内部の耐衝撃ユニットにかかる衝撃を緩和する。
【解決手段】筐体と、筐体に収容される耐衝撃ユニットとを備え、耐衝撃ユニットと筐体の一方と他方に設けられ、互いに向かい合う方向に付勢されたときに自己調心する第1突起部と穴部、および、耐衝撃ユニットと筐体の一方と他方に設けられ、第1突起部と穴部が自己調心したときに互いに位置決めされる第2突起部と長溝部は、第1突起部と第2突起部を結ぶ直線に沿って長溝部が伸延するように配置される。
【選択図】図6

Description

本発明は、電子機器および撮像装置に関する。
弾性を有する位置決め部材でレンズ鏡筒を位置決めすることにより、カバー部材の外部から受けた衝撃がレンズ鏡筒に及ぶことを緩和する構造がある(特許文献1参照)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2009−151217号公報
しかしながら、弾性を有する位置決め部材は、衝撃が無い状態でも部材の重量により不可避に変形する。このため、レンズ鏡筒の位置決め精度は低下しがちになる。
上記課題を解決すべく、本発明の第一態様として、筐体と、筐体に収容される耐衝撃ユニットとを備え、耐衝撃ユニットと筐体の一方と他方に設けられ、互いに向かい合う方向に付勢されたときに自己調心する第1突起部と穴部、および、耐衝撃ユニットと筐体の一方と他方に設けられ、第1突起部と穴部が自己調心したときに互いに位置決めされる第2突起部と長溝部は、第1突起部と第2突起部を結ぶ直線に沿って長溝部が伸延するように配置される電子機器が提供される。
また、本発明の第二態様として、筐体と、筐体に離間して収容される耐衝撃ユニットと、筐体に配置される緩衝材と、筐体に対して緩衝材を介して支持される中継部材とを備え、耐衝撃ユニットと中継部材の一方と他方に設けられ、互いに向かい合う方向に付勢されたときに自己調心する第1突起部と穴部、および、耐衝撃ユニットと中継部材の一方と他方に設けられ、第1突起部と穴部が自己調心したときに互いに位置決めされる第2突起部と長溝部は、第1突起部と第2突起部を結ぶ直線に沿って長溝部が伸延するように配置される電子機器が提供される。
更に、本発明の第三態様として、筐体と、筐体に収容される耐衝撃ユニットとを備え、耐衝撃ユニットと筐体の一方と他方に設けられる第1突起部と錐溝部、および、耐衝撃ユニットと筐体の一方と他方に設けられる第2突起部と長溝部は、第1突起部と第2突起部を結ぶ直線に沿って長溝部が伸延するように配置される電子機器が提供される。
また更に、本発明の第四態様として、筐体と、筐体に離間して収容される耐衝撃ユニットと、筐体に配置される緩衝材と、筐体に対して緩衝材を介して支持される中継部材とを備え、耐衝撃ユニットと中継部材の一方と他方に設けられる第1突起部と錐溝部、および、耐衝撃ユニットと中継部材の一方と他方に設けられる第2突起部と長溝部は、第1突起部と第2突起部を結ぶ直線に沿って長溝部が伸延するように配置される電子機器が提供される。
また更に、本発明の第五態様として、筐体と、筐体に収容される耐衝撃ユニットとを備え、耐衝撃ユニットと筐体の一方と他方に設けられる錐状の第1突起部と穴部、および、耐衝撃ユニットと筐体の一方と他方に設けられる第2突起部と長溝部は、第1突起部と第2突起部を結ぶ直線に沿って長溝部が伸延するように配置される電子機器が提供される。
また更に、本発明の第六態様として、筐体と、筐体に離間して収容される耐衝撃ユニットと、筐体に配置される緩衝材と、筐体に対して緩衝材を介して支持される中継部材とを備え、耐衝撃ユニットと中継部材の一方と他方に設けられる錘状の第1突起部と穴部、および、耐衝撃ユニットと中継部材の一方と他方に設けられる第2突起部と長溝部は、第1突起部と第2突起部を結ぶ直線に沿って長溝部が伸延するように配置される電子機器が提供される。
また更に、本発明の第七態様として、上記電子機器としての撮像装置が提供される。
上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これら特徴群のサブコンビネーションも発明となり得る。
デジタルカメラ100を斜め前方から見下ろした斜視図である。 デジタルカメラ100の断面図である。 光学ユニット150付近の分解斜視図である。 位置決め構造を示す模式図である。 位置決め構造を示す模式図である。 デジタルカメラ100の一部を拡大した部分断面図である。 自己調心部203の断面図である。 自己調心部203の断面図である。 自己調心部203の部分斜視図である。 自己調心部203の断面図である。 中継部材190の平面図である。 デジタルカメラ101の断面図である。 デジタルカメラ102の断面図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、電子機器としての撮像装置の一例であるデジタルカメラ100を斜め前方から見下ろした斜視図である。同図は、携帯機器として携帯する場合のデジタルカメラ100の状態を示す。
なお、上記前方とは、デジタルカメラ100に対して被写体側をいう。また、以下の説明において記載する上、下、左および右は、各図において描かれた状態における図上の位置関係を示す。よって、上、下、左および右の意味するところは、他の図あるいは他の形態において常に同じ方向になるとは限らない。
デジタルカメラ100は、筐体の一部をなすボディ110と、ボディ110の前面に配されたグリップ130およびスライドカバー140を備える。グリップ130は、ボディ110に対して前方に隆起して、ボディ110を把持する場合の指掛かりとなる。
図示の状態では、スライドカバー140が下方に移動され、ボディ110の前面上部に配された開口112、フラッシュ162および補助光源164が現れている。開口112の内部には光学系の前玉152aが見える。なお、スライドカバー140を上方に移動させた場合は、開口112、フラッシュ162および補助光源164がスライドカバー140に覆われる。
ボディ110の上面には、レリーズボタン122および押しボタン124が配される。レリーズボタン122は他の押しボタン124よりも大きく、ユーザがデジタルカメラ100に対して撮影のタイミングを指示する場合に押し下げられる。このため、グリップ130を把持した場合に、同じ手の人指し指で押し易い位置に配される。他の押しボタン124は、電源の断続、動画の撮影開始および撮影終了等に割り当てられるが、その数および機能の割り当ては機種毎に異なる。
図2は、デジタルカメラ100の断面図である。同図は、図1に点線Sで示した位置におけるデジタルカメラ100の断面を示す。図1と共通の要素には同じ参照番号を付して重複する説明を省く。
デジタルカメラ100は、ボディ110の内部に、光学ユニット150および中継部材190を収容する。また、ボディ110の背面には、液晶表示パネル等の表示ユニット170が配される。なお、以下の説明では、光学ユニット150に対して被写体光束が入射する側をボディ110の前面、表示ユニット170が配された面をボディ110の背面と記載する。撮像素子154は、受光した被写体光束により形成される被写体像を電気信号に変換する。
光学ユニット150は、前玉152a、反射鏡152b、複数のレンズ152a、152c、152d、152eおよび撮像素子154を有する。ボディ110前面において開口196の内部に露出する前玉152aから入射した被写体光束は、反射鏡152bにおいて伝播方向を変えた上で、複数のレンズ152a、152b、152c、152dを透過して撮像素子154に受光される。
ここで、例えば、レンズ152cは、被写体光束が、撮像素子154の撮像面に被写体像を結ぶように合焦させるフォーカス調整用レンズとして機能する。また、前玉152aおよびレンズ152cは、撮像素子154に結ばれる被写体像の倍率を変化させるズーム機構を形成する。更に、レンズ152dは、アクチュエータに駆動されて振動補正用レンズとして機能する。
ボディ110の前面内側に対向する光学ユニット150の前面には、一対の突起部151、153が配される。突起部151、153のそれぞれは、球面をなす球形状の先端部を有し、光学ユニット150の前面から、ボディ110の前方に向かって突出する。
なお、上記の光学ユニット150の内部構造は簡略化して描かれており、光学ユニット150は、レンズを始めとするより多くの光学部品を有する。また、レンズ152a、152c、152d、152eおよび撮像素子154を始めとする部材の支持機構および駆動機構は図示を省いた。更に、光学ユニット150の構造および形状は図示のものに限られるわけではなく、反射鏡152bの無いもの、あるいは複数の反射鏡152bを有するもの、振動補正用レンズ152dが省略されたもの等、様々な形態をとり得る。
上記のような光学ユニット150においては、レンズ152a、152c、152d、152e、反射鏡152bおよび撮像素子154の位置関係により、光学ユニット150としての特性が決まる。このため、衝撃を受けて光学部品相互の位置関係、光学部品と撮像素子154の位置関係等が変化すると、光学ユニット150の特性が劣化する。よって、デジタルカメラ100においては、光学ユニット150の耐衝撃性を向上させることが求められる。
表示ユニット170は、ボディ110の背面に配され、ボディ110の背面側内面に沿って配された板金172によりボディ110の内側から支持される。板金172は嵌合穴174を有してボディ110の内側上部に配されたボス111と嵌合して、ボディ110に対して位置決めされる。また、板金172は、高い剛性を有して、表示ユニット170をボディ110の内側から支持する支持プレートをなすと共に、筐体の一部としてボディ110のケース強度を補う。
中継部材190は、例えばポリカーボネイト等の樹脂材料か金属等の硬質な材料により形成されて、ボディ110の前面側内面に沿って配される。中継部材190の上下端近傍には、丸穴192および長穴194が形成される。
また、中継部材190は、前玉152aの前方に位置する開口196と、光学ユニット150に対向する面に形成された穴部191および長溝部193を有する。穴部191は、円錐状の内面形状を有する。また、長溝部193は、V字状の断面形状を有する。
ボディ110の前面側内面には、デジタルカメラ100の後方に向かって突出する一対のボス113、115が配される。中継部材190の丸穴192は、ボス113と嵌合して位置決め部202を形成する。中継部材190の長穴194は、ボス115と嵌合して位置決め部204を形成する。
これら位置決め部202、204により、中継部材190は、ボディ110前面の面方向について位置決めされる。位置決めされた中継部材190において、開口196は、ボディ110の開口112と略重なる。
デジタルカメラ100において、板金172と光学ユニット150との間には、シート状の弾性部材182が挟まれる。また、ボディ110の内面前側と中継部材190との間にはシート状の弾性部材184が挟まれる。弾性部材182、184としては、緩衝性を有するゲル状の高分子材料、あるいは、粘弾性を有するエラストマ材料等により形成された緩衝材が用いられる。
図3は、光学ユニット150付近の分解斜視図である。図1および図2と共通の要素には同じ参照番号を付して重複する説明を省く。
ボディ110の背面側に配された弾性部材182は弾性を有して、光学ユニット150および板金172の間で圧縮される。板金172は、周縁部をボディ110の内面に接して、デジタルカメラ100の前後方向に位置決めされている。よって、弾性部材182は、光学ユニット150を、ボディ110の前面に向かって付勢する。
ボディ110の前側内面に配された弾性部材184は、衝撃を受けた場合の変形に伴って衝撃のエネルギーを減少させる特性を有すると共に、変形した形状を復元する特性も有する。よって、ボディ110と中継部材190の間に挟まれて圧縮された弾性部材184は、中継部材190を、ボディ110の後方に向かって付勢する。なお、弾性部材184の形状復元性は、圧縮および伸張の双方に対して作用する材料により形成してもよい。これにより、弾性部材184は剪断方向に変形した場合も形状を復元する特性を獲得する。
よって、光学ユニット150および中継部材190は互いに向かい合う方向に付勢されて、突起部151、153と穴部191および長溝部193とを互いに押し付け合う。これにより、図中上側に位置する第1の突起部151は、穴部191と係合して自己調心部201を形成する。また、図中下側に位置する第2の突起部153は、長溝部193と係合して自己調心部203を形成する。
再び図2を参照して、自己調心部201、203の作用を説明する。自己調心部201において、突起部151および穴部191は互いに向かい合う方向に押し付けられているので、突起部151は、穴部191の内側に深く入り込む。
穴部191に入り込んだ突起部151の先端は、穴部191に対して摺動して、やがて穴部191の内面に環状に当接して位置決めされる。突起部151および穴部191の相対位置は、突起部151および穴部191の形状および寸法により一意に定まる。このような自己調心作用により、自己調心部201は、光学ユニット150を、中継部材190に対して高精度に位置決めする。
また、突起部153および長溝部193は互いに向かい合う方向に押し付けられているので、突起部153は、長溝部193の内側に深く入り込む。長溝部193に入り込んだ突起部153の先端は、やがて長溝部193の対向する内面の双方に当接して位置決めされる。
これにより、自己調心部203において、突起部153は、長溝部193の長手方向と交差する方向について位置決めされる。よって、自己調心部203は、自己調心部201を中心として光学ユニット150が回転することを規制する。また、自己調心部203は、中継部材190の広面における中継部材190自体の回転も規制する。
こうして、自己調心部201、203により、光学ユニット150は中継部材190に対して精度よく位置決めされる。自己調心部201、203の他の作用については、他の図を参照して後述する。
図4は、ボディ110に対する中継部材190の位置決め構造物を示す模式図である。図中左側には、ボディ110の内面を、デジタルカメラ100の背面側から見た様子が示される。ボディ110の内面には、ボス113、115、開口112および弾性部材184が配される。
図中右側には、中継部材190における光学ユニット150に対向する面が示される。中継部材190の表面には、丸穴192、開口196、穴部191、長溝部193および長穴194が上から順に配される。ここで、長穴194は、中継部材190の長手方向に対して傾いて形成される。長穴194の傾きは、図中に一点鎖線Aで示すように、ボディ110における一対のボス113、115を結ぶ線と同じ傾きを有する。
上記のような中継部材190において、丸穴192には上側のボス113が、長穴194には下側のボス115がそれぞれ挿通される。これにより、丸穴192の位置は、ボス113により決定される。また、ボス113を回転軸とする中継部材190の回転は、ボス115により規制される。
更に、ボス113、115の間隔の製造公差は、長穴194により吸収される。このように、ボス113、115、丸穴192および長穴194は協働して、長溝部193が伸延する方向を含む面方向について、ボディ110に対して中継部材190を位置決めする位置決め構造を形成する。なお、長溝部193は、突起部151が穴部191の斜面から脱落する位置まで中継部材190および光学ユニット150が変位した場合でも、依然として突起部153が長溝部193に対して契合し得る長さを有する。
また、中継部材190において、丸穴192および長穴194は、中継部材190の寸法が許す範囲内で、より遠くに離して配置することが好ましい。これにより、ボス113、115と丸穴192および長穴194との製造公差による位置決め精度の低下が抑制される。
図5は、中継部材190および光学ユニット150の間における位置決め構造の配置を示す模式図である。図中左側には、中継部材190を、デジタルカメラ100の前面側から見た様子が示される。図5に示す中継部材190において、デジタルカメラ100の前面側の表面は、図4に示した中継部材190の面に対して裏面に当たるので、穴部191および長溝部193は直接には見えない。丸穴192、開口196および長穴194は中継部材190を表裏に貫通するので直接に現れる。
図中右側には、光学ユニット150における中継部材190に対向する面が示される。光学ユニット150の上端近傍には前玉152aが見える。また、光学ユニット150前面には、一対の突起部151、153が上下に配される。
図中に一点鎖線Bにより示すように、中継部材190の長溝部193は、一対の突起部151、153を結ぶ線と同じ方向に伸延する。また、一対の突起部151、153を結ぶ線は、光学ユニット150の長手方向と平行になる。よって、一点鎖線Bの方向は、光学ユニット150において撮像素子154に入射する被写体光束の伝播方向と平行になる。
図6は、デジタルカメラ100における自己調心部201、203の付近を拡大した断面図である。既出の要素には同じ参照番号を付して重複する説明を省く。
デジタルカメラ100に対して、図中に矢印Iで示す衝撃が加わった場合、受けた衝撃に応じてボディ110は上方に変位する。また、ボス113および丸穴192が嵌合する中継部材190は、中継部材190の面方向に、ボディ110と同じ変位量で変位する。しかしながら、光学ユニット150においては、上側の突起部151の先端が穴部191の斜面を登るので、その変位量はボディ110の変位量よりも小さい。
このとき、突起部151の位置において、光学ユニット150は、図中に矢印Fで示すように、後方に向かって僅かに移動する。この移動の過程で、突起部151と穴部191との間に生じる摺動により衝撃のエネルギーの一部が消尽され、光学ユニット150にかかる衝撃は更に緩和される。また、衝撃により光学ユニット150に生じた振動は急速に減衰する。
下側の突起部153は、光学ユニット150の変位の垂直成分に応じて、長溝部193の内部を垂直に変位する。このとき、突起部151と長溝部193との摺動により衝撃のエネルギーが消尽され、長溝部193の伸延方向について、光学ユニット150にかかる衝撃が緩和される。衝撃により光学ユニット150に生じた振動も急速に減衰する。
なお、自己調心部201、203の円滑な動作と磨耗の抑制を目的として、突起部151並びに穴部191および長溝部193の内面を耐磨耗性の高い材料で被覆してもよい。また、突起部151、153、穴部191および長溝部193を、耐磨耗性の高い材料により別部品として形成して、平板状の中継部材190に装着してもよい。
図7は、デジタルカメラ100が矢印I方向の衝撃を受けた場合の自己調心部201(203)を更に拡大して示す断面図である。図示のように、衝撃を受けた場合、突起部151の先端は、穴部191の内面に沿って移動する。
既に説明したように、中継部材190および光学ユニット150は、弾性部材182および弾性部材184の弾力により、互いに向かい合う方向に付勢されている。よって、衝撃が去った場合、図中に矢印Rで示すように、突起部151は、穴部191の内面に沿って穴部191の中に再び深く入り込む。
これにより、突起部151が穴部191の縁部全体に環状に当接するまで穴部191に入り込むことにより、突起部151は、当初位置決めされた位置に自動的に復帰する。こうして、光学ユニット150は、中継部材190に対して再び高精度に位置決めされる。
なお、図6に矢印Xで示す方向の衝撃をデジタルカメラ100が受けた場合、図6に矢印Yで示す視線で長溝部193および下側の突起部153を見ると、突起部151および穴部191の場合と同様の現象が生じる。即ち、突起部153と長溝部193の斜面との摺動により、光学ユニット150にかかる衝撃が緩和される。また、衝撃が去った後は、突起部153および長溝部193による自己調心部203が、光学ユニット150を中継部材190に対して精度よく位置決めする。
このように、自己調心部201、203は、光学ユニット150の中継部材190に対する相対位置を、穴部191、長溝部193および突起部151、153により決まる特定の位置に高精度に自己整合的に復帰させる。また、ボディ110に衝撃が加わった場合は、光学ユニット150に伝わる衝撃を緩和する。更に、衝撃が去った後は、光学ユニット150を、当初の位置に自己整合的に復帰させる。
図8は、自己調心部203の変形例を示す断面図である。なお、以下に説明する部分を除くと、この自己調心部203は、図7に示した自己調心部203と同じ構造を有する。よって、共通の要素には同じ参照番号を付して重複する説明を省く。
自己調心部203において、穴部191の周縁部に近づくにつれて、中継部材190の表面に対する穴部191内面の傾斜角θが大きくなる。これにより、中継部材190の面方向の力が光学ユニット150に作用した場合、突起部151が穴部191の周縁部に近づくにつれて、突起部151の移動に対する抵抗力が大きくなる。よって、大きな衝撃をうけた場合も、突起部151が穴部191から脱落することを抑制できる。
上記のような作用は、V字状の断面形状をなす長溝部193についても同様の効果をもたらす。即ち、長溝部193を形成する一対の傾斜面の傾斜角θを、長溝部193の幅方向について縁部に近づくにつれて大きくすることにより、デジタルカメラ100が、長溝部193の長手方向に交差する方向の衝撃をうけた場合に、突起部151が長溝部193から脱落することを防止できる。
なお、上記の形態では、穴部191を円錐形とし、長溝部193をV溝とした。また、そのような穴部191および長溝部193に組み合わせる突起部151の先端を球面状にした。しかしながら、突起部151、穴部191および長溝部193の形状が、そのような形状およびその組み合わせに限られるわけではない。
例えば、穴部191において、突起部151との接触部よりも狭い部分は、突起部151と接触することがないので、どのような形状であってもよい。よって、穴部191は、円錐形ではなく、円錐台形であってもよい。
また、穴部191に係合させる突起は、先端が平坦な円柱形であってもよい。この場合も互いに向かい合って押し付けられると、突起部151の円形の先端は穴部191の傾斜した内面に全周にわたって接するまで移動する。よって、穴部191および長溝部193の相対位置は一意に決まる。
なお、デジタルカメラ100に対して水平方向に加わった衝撃は、弾性部材182および弾性部材184により緩和されて、光学ユニット150に伝播する。よって、デジタルカメラ100において、光学ユニット150は、あらゆる方向の衝撃に対して耐衝撃性を有する。
図9は、自己調心部203の更に他の形状を示す模式的な斜視図である。図示のように、一対の突起部151、153はいずれも円錐形の外形を有する。これに対して、穴部191および長溝部193の側壁は、いずれも、中継部材190の表面に対して略直角をなす。よって、穴部191は、円筒状の形状を有する。また、長溝部193の長手方向に直交する幅方向の断面形状はコの字形状をなす。
図10は、図9に示した自己調心部203の調心作用を示す図である。図示のように、デジタルカメラ100が矢印Iで示す方向の衝撃を受けた場合、突起部151、153は、穴部191の縁部に沿って外面を摺動する。これにより、ボディ110が受けた衝撃に対して、光学ユニット150に加わる衝撃は緩和される。
また、中継部材190および光学ユニット150は、弾性部材182および弾性部材184の弾力により、互いに向かい合って押し付け合うように付勢される。よって、衝撃が去った後、突起部151は、斜面を穴部191の縁部に摺動させつつ、穴部191および突起部151が同軸になる位置まで自己調心すべく移動する。
突起部151は、その周囲が穴部191の縁部に環状に接触するまで穴部191に落ち込むので、突起部151および穴部191の相対位置は一意に定まる。よって、衝撃を受けて変位した光学ユニット150は、衝撃がなくなった後は、高精度に元の位置に復帰する。円錐状の突起部153とコの字形状の断面形状を有する長溝部193により形成される自己調心部203にいても、このような作用は同様に生じる。
なお、錐形状の突起部151の傾斜角を、先端近傍に近づくほど大きくしてもよい。これにより、中継部材190の面方向の力が光学ユニット150に作用した場合、突起部151が穴部191の周縁部に近づくにつれて、突起部151の移動に対する抵抗力が大きくなる。よって、大きな衝撃をうけた場合も、突起部151が穴部191から脱落することを抑制できる。
また、穴部191および長溝部193の縁部を面取りしてもよい。また、突起部151の先端も、鋭利な先端を丸めあるいは除いてもよい。これにより、穴部191および長溝部193の磨耗、欠けが抑制される。このように、突起部151、穴部191および長溝部193の形状は、互いに向かい合う方向に押し付けられた場合に、押し付ける力の方向に対して傾斜した面で接する形状であれば様々に変形し得る。
図11は、中継部材190の変形例を示す平面図である。ここまでに示した例では、中継部材190は、光学ユニット150の前面と略同じ大きさを有していた。しかしながら、図11に示すように、中継部材190の寸法を、光学ユニット150前面よりも広くしてもよい。
これにより、中継部材190に、電子部品を搭載した回路基板195等を支持させることができる。中継部材190は、その面方向についてはボディ110に対して係合するが、面方向と直交する方向については、弾性部材182および弾性部材184による緩衝作用を受ける。よって、中継部材190に搭載された部品は、光学ユニット150に準じた緩衝作用の恩恵を受ける。
更に、デジタルカメラ100において、光学ユニット150を除くデジタルカメラ100の内部要素全てを中継部材190に搭載してもよい。これにより、デジタルカメラ100全体の耐衝撃性を向上させることができる。
また、デジタルカメラ100で用いる回路基板そのものを中継部材190の材料としてもよい。この場合、回路基板195に、穴部191および長溝部193を有する部品を実装して、中継部材190を形成できる。これにより、部品点数の削減に寄与して製造コストを低減できる。
なお、中継部材190の寸法を変更した場合も、丸穴192および長穴194の間隔は、より広いことが好ましい。また、中継部材190における長穴194の傾きは、図中に一点鎖線Aで示すように、ボディ110の一対のボス113、115を結ぶ線と平行にすることが望ましい。
更に、中継部材190は、表示ユニット170を支持する板金172のように、デジタルカメラ100の他の要素を支持する板状部材であってもよい。これにより、中継部材190として回路基板195を用いた場合と同様に、中継部材190専用の型を起こすことなく、廉価に中継部材190を供給できる。
図12は、他の構造を有するデジタルカメラ101の断面図である。デジタルカメラ101は、以下に説明する部分を除くと、デジタルカメラ100と同じ構造を有する。よって、共通の要素には同じ参照番号を付して重複する説明を省く。
デジタルカメラ101において、光学ユニット150は、前面側に穴部157および長溝部159を有する。穴部157および長溝部159は、図1から図7までに示したデジタルカメラ100において中継部材190に形成された穴部191および長溝部193と同じ形状を有する。
また、デジタルカメラ101において、中継部材190は、一対の突起部199を有する。一対の突起部199のそれぞれは、図1から図7までに示したデジタルカメラ100において光学ユニット150に形成された突起部151と同じ形状を有する。
よって、穴部157および上側の突起部199は、協働して自己調心部201を形成する。また、長溝部159および下側の突起部199は、協働して自己調心部203を形成する。これにより、デジタルカメラ101においてボディ110に衝撃が加わった場合に光学ユニット150に伝わる衝撃は、図1から図7までに示したデジタルカメラ100の場合と同様に緩和される。
なお、この形態では一対の突起部199をいずれも中継部材190に形成した。また、前に説明した形態では、一対の突起部151をいずれも光学ユニット150に形成した。しかしながら、一対の突起部151、199の一方を光学ユニット150の前面に、一対の突起部151、199の他方を中継部材190の後面に配してもよい。この場合、穴部157、191および長溝部159、193も、突起部151、199の配置に応じて、光学ユニット150および中継部材190に振り分けられる。
このような穴部157、191、長溝部159、193および突起部151、199の配置の変更と同様に、中継部材190のボディ110に対する位置決め構造を変更することができる。即ち、中継部材190の丸穴192および長穴194と、ボディ110のボス113、115との配置も、ボディ110側と中継部材190側とに任意に振り分けることができる。
また、ここまでに説明した例では、中継部材190を、光学ユニット150の前側に配置した。しかしながら、中継部材190を、光学ユニット150の背面側で、光学ユニット150および板金172の間に配置してもよい。この場合、中継部材190は、板金172に対して、面方向に位置決めされる。
更に、中継部材190の配置は、光学ユニット150の側面であってもよい。ただし、弾性を有する弾性部材182および弾性部材184で光学ユニット150および中継部材190をそれぞれ付勢する目的で、光学ユニット150の側方に隔壁を設けることが求められる。
図13は、デジタルカメラ102の断面図である。デジタルカメラ102は、以下に説明する部分を除くと、デジタルカメラ100と同じ構造を有する。よって、共通の要素には同じ参照番号を付して重複する説明を省く。
デジタルカメラ102においては、中継部材190が省かれている。即ち、光学ユニット150は、デジタルカメラ101の場合と同様に、前面側に穴部157および長溝部159を有する。穴部157および長溝部159の形状も、デジタルカメラ101における穴部157および長溝部159の形状と等しい。
一方、デジタルカメラ102において、一対の突起部119は、ボディ110の内面に形成される。一対の突起部119の個別形状は、デジタルカメラ101において中継部材190に形成された突起部199の形状と等しい。
よって、穴部157および上側の突起部119は、協働して自己調心部201を形成する。また、長溝部159および下側の突起部119は、協働して自己調心部203を形成する。これにより、デジタルカメラ102において、正面以外の方向からボディ110に向かう衝撃を受けた場合、デジタルカメラ100、101と同様に、光学ユニット150に伝わる衝撃が緩和される。また、中継部材190が省略されているので、製造コストが低減される。
ただし、正面から水平な衝撃をボディ110が受けた場合は、突起部119から穴部157および長溝部159に対して直接に衝撃が伝わるので、光学ユニット150が受ける衝撃は緩和されない。しかしながら、例えば、鉛直方向については衝撃の緩和が求められない床置きの電子機器、精密機械等のように、特定の方向については緩衝作用を考慮しなくてもよい機器においてこのような構造を採ることにより、簡素な構造で有効な緩衝作用の恩恵が受けることができる。
なお、この形態においても、一対の突起部119の一方をボディ110の内面に配してもよい。また、その場合には、穴部157および長溝部159も、突起部119の配置に応じてボディ110内面および中継部材190に振り分けて配置される。
ここまでに説明したように、デジタルカメラ100、101、102においては、弾性部材182および弾性部材184の伸縮と、自己調心部201、203における突起部119、151、199、穴部157、191および長溝部159、193の摺動により、ボディ110から光学ユニット150に伝播する衝撃が低減される。
また、弾性を有する弾性部材182および弾性部材184により、変形しない突起部119、151、199、穴部157、191および長溝部159、193が向かい合う方向に押し付けられるので、衝撃がなくなった場合、光学ユニット150はボディ110に対して決められた位置に高精度に復帰する。よって、デジタルカメラ100、101、102における光学ユニット150の位置決め精度が高くなる。
このように、デジタルカメラ100、101、102においては、光学ユニット150の耐衝撃性と位置決め精度の高さとが両立している。更に、穴部157、191および長溝部159、193の形状を周縁部に近づくにつれて、突起部119、151、199、穴部157、191および長溝部159、193が接する面の傾きが大きくなる形状にすることにより、デジタルカメラ100、101、102が大きな衝撃をうけた場合も、突起部119、151、199が穴部157、191および長溝部159、193から脱落することを抑制できる。
上記の例では、光学ユニット150における光学系の光軸が屈曲する構造のデジタルカメラ100、101、102における光学ユニット150を例に挙げて説明した。しかしながら、自己調心部201、203を備えた位置決め精度の高い衝撃吸収構造は、直線的な光軸を有する光学系にも適用できる。
また、デジタルカメラ100、101、102以外であっても、位置決め精度と耐衝撃性の両立を求められる部品を装備した電子機器に広く適用できる。そのような機器としては、プロジェクタ、顕微鏡等のように光学系を装備した機器、ハードディスク装置、光学ディスク装置等の高密度記記録媒体を用いた機器を例示できる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加え得ることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
100、101、102 デジタルカメラ、110 ボディ、111、113、115 ボス、112、196 開口、119、151、153、199 突起部、122 レリーズボタン、124 押しボタン、130 グリップ、140 スライドカバー、150 光学ユニット、152a 前玉、152b 反射鏡、152c、152d、152e レンズ、154 撮像素子、157、191 穴部、159、193 長溝部、162 フラッシュ、164 補助光源、170 表示ユニット、172 板金、174 嵌合穴、182、184 弾性部材、190 中継部材、192 丸穴、194 長穴、195 回路基板、201、203 自己調心部、202、204 位置決め部

Claims (22)

  1. 筐体と、
    前記筐体に収容される耐衝撃ユニットと
    を備え、
    前記耐衝撃ユニットと前記筐体の一方と他方に設けられ、互いに向かい合う方向に付勢されたときに自己調心する第1突起部と穴部、および、前記耐衝撃ユニットと前記筐体の一方と他方に設けられ、前記第1突起部と前記穴部が自己調心したときに互いに位置決めされる第2突起部と長溝部は、前記第1突起部と前記第2突起部を結ぶ直線に沿って前記長溝部が伸延するように配置される電子機器。
  2. 筐体と、
    前記筐体に離間して収容される耐衝撃ユニットと、
    前記筐体に配置される緩衝材と、
    前記筐体に対して前記緩衝材を介して支持される中継部材と
    を備え、
    前記耐衝撃ユニットと前記中継部材の一方と他方に設けられ、互いに向かい合う方向に付勢されたときに自己調心する第1突起部と穴部、および、前記耐衝撃ユニットと前記中継部材の一方と他方に設けられ、前記第1突起部と前記穴部が自己調心したときに互いに位置決めされる第2突起部と長溝部は、前記第1突起部と前記第2突起部を結ぶ直線に沿って前記長溝部が伸延するように配置される電子機器。
  3. 前記筐体に対して、前記長溝部が伸延する方向を含む面方向に前記中継部材を位置決めする位置決め部を備える請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記中継部材は、他のユニットを支持する支持プレートである請求項2または3に記載の電子機器。
  5. 前記中継部材は、電子部品を搭載する基板である請求項2から4のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 前記第1突起部は先端が球形状であり、前記穴部は錐形状である請求項1から5のいずれか1項に記載の電子機器。
  7. 前記錐形状は開口近傍に近づくほど傾斜角が大きくなる請求項6に記載の電子機器。
  8. 前記第1突起部は先端が錐形状であり、前記穴部は円柱形状である請求項1から5のいずれか1項に記載の電子機器。
  9. 前記錐形状は先端近傍に近づくほど傾斜角が大きくなる請求項8に記載の電子機器。
  10. 前記第1突起部と前記穴部が互いに摺動することにより、前記耐衝撃ユニットに加えられる、前記長溝部が伸延する方向の衝撃を緩和する請求項1から9のいずれか1項に記載の電子機器。
  11. 前記第2突起部は先端が球形状であり、前記長溝部は伸延する方向に垂直な断面がV字形状である請求項1から10のいずれか1項に記載の電子機器。
  12. 前記第2突起部は前記長溝部が伸延する方向に垂直な断面がV字形状であり、前記長溝部は伸延する方向に垂直な断面がコの字形状である請求項1から10のいずれか1項に記載の電子機器。
  13. 前記第1突起部と前記穴部が互いに摺動し、前記第2突起部と前記長溝部が互いに摺動することにより、前記長溝部が伸延する方向および前記長溝部が伸延する方向に直交する方向の衝撃を緩和する請求項11または12に記載の電子機器。
  14. 前記耐衝撃ユニットは、前記耐衝撃ユニットを構成する面のうち前記第1突起部または前記穴部、および、前記第2突起部または前記長溝部が設けられた面とは反対の面で、前記筐体から直接的または間接的に弾性部材により片持ち支持されている請求項1から13のいずれか1項に記載の電子機器。
  15. 筐体と、
    前記筐体に収容される耐衝撃ユニットと
    を備え、
    前記耐衝撃ユニットと前記筐体の一方と他方に設けられる第1突起部と錐溝部、および、前記耐衝撃ユニットと前記筐体の一方と他方に設けられる第2突起部と長溝部は、前記第1突起部と前記第2突起部を結ぶ直線に沿って前記長溝部が伸延するように配置される電子機器。
  16. 筐体と、
    前記筐体に離間して収容される耐衝撃ユニットと、
    前記筐体に配置される緩衝材と、
    前記筐体に対して前記緩衝材を介して支持される中継部材と
    を備え、
    前記耐衝撃ユニットと前記中継部材の一方と他方に設けられる第1突起部と錐溝部、および、前記耐衝撃ユニットと前記中継部材の一方と他方に設けられる第2突起部と長溝部は、前記第1突起部と前記第2突起部を結ぶ直線に沿って前記長溝部が伸延するように配置される電子機器。
  17. 筐体と、
    前記筐体に収容される耐衝撃ユニットと
    を備え、
    前記耐衝撃ユニットと前記筐体の一方と他方に設けられる錐状の第1突起部と穴部、および、前記耐衝撃ユニットと前記筐体の一方と他方に設けられる第2突起部と長溝部は、前記第1突起部と前記第2突起部を結ぶ直線に沿って前記長溝部が伸延するように配置される電子機器。
  18. 筐体と、
    前記筐体に離間して収容される耐衝撃ユニットと、
    前記筐体に配置される緩衝材と、
    前記筐体に対して前記緩衝材を介して支持される中継部材と
    を備え、
    前記耐衝撃ユニットと前記中継部材の一方と他方に設けられる錘状の第1突起部と穴部、および、前記耐衝撃ユニットと前記中継部材の一方と他方に設けられる第2突起部と長溝部は、前記第1突起部と前記第2突起部を結ぶ直線に沿って前記長溝部が伸延するように配置される電子機器。
  19. 前記耐衝撃ユニットはレンズを保持する鏡筒を含み、
    前記長溝部の伸延方向は、前記レンズの光軸に平行である請求項1から18のいずれか1項に記載の電子機器。
  20. 前記鏡筒の端部に配置された、前記レンズを透過する光束を光電変換する撮像素子を備える請求項19に記載の電子機器。
  21. 前記鏡筒は、入射する光束を前記長溝部が伸延する方向と平行に屈曲させる屈曲光学部を備える請求項19または20に記載の電子機器。
  22. 請求項1から21のいずれか1項に記載の電子機器としての撮像装置。
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