JP2012117312A - パワーアシストドア - Google Patents

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Abstract

【課題】快適な操作フィーリングのパワーアシストドアを実現する。
【解決手段】アシスト制御時のドアの移動中の比較用電流値と所定の閾値とを比較して加速制御あるいは減速制御を判断する判断部と、判断結果に基づいて加速制御時は給電量を増やし減速制御時は給電量を減らす調節部と、を備え、閾値として昇順に大きい第1閾値と第2閾値とが設定されており、前記比較用電流値が前記第1閾値より小さいと判断された状態では加速制御を、前記比較用電流値が前記第2閾値より大きいと判断された状態では減速制御を行うように判断する際に、パワー制御時にモータを流れるパワー制御時電流値を参照し、前記閾値もしくは前記比較用電流値の少なくともどちらか一方の値を変更する。
【選択図】図1

Description

本発明は、パワーアシストドアに関し、特に、モータの動力によりドアを所定速度で移動させるパワー制御と操作者の操作力をモータの動力によりアシストするアシスト制御との二種類の制御が可能なパワーアシストドアに関する。
ワンボックス型やミニバン型の車両において、後席の側部スライドドアを、モータの動力で駆動(開閉)するパワースライドドアとすることがある。
なお、この種のパワースライドドアにおいては、人力で開閉するときの操作を楽にするために、人力に対してモータの動力を利用した支援、すなわちパワーアシストとして利用されることもある。
すなわち、モータの動力によりドアを所定速度で移動させるパワー制御と、操作者の操作力をモータの動力によりアシストするアシスト制御との二種類の制御が行われることがある。
そして、このように人力をアシストするパワーアシストドアにおいて、開閉操作のフィーリングを改良するため、ドアの把手に設けた握りトルクセンサで感知した操作力と仮想的に設定した軽いドア操作力とを比較し、比較結果(偏差)が小さくなるように、コントローラでモータの力を制御することが行われる(例えば、特許文献1の段落番号0008−0016、図1−5参照)。
特開2007−9650号公報
以上の特許文献1記載のようなパワーアシストを可能にするためには、操作力感知用のセンサを備えたドアでなければならず、既成のドアやセンサをそのまま使用することができない。
また、操作力検知用のセンサの検知結果を処理するA−D変換器、A−D変換器の出力が入力されるインタフェースあるいはCPUのポート、さらに、操作力に応じて制御する制御プログラムも必要になる。
さらに、操作者による握りトルクセンサの握り方の違い、あるいは、操作者の手の大きさや握力の違いなどにより、強く握った場合には予想以上の強いアシスト力が生じたり、弱く握った場合には予想以下の弱いアシスト力しか生じない、といった現象が発生しうる。この結果、握りトルクセンサの握り方の差によっては、快適な操作フィーリングを得られない問題がある。
一方、上述した握りトルクセンサを用いない場合には、操作者の操作力を何らかの手段で検知して、モータによる所定のトルクでアシストを行う手法も考えられる。
ところで、このように握りトルクセンサを用いないパワーアシストドアでは、モータのアシスト力を細かく可変制御することができない。
たとえば、ドアや駆動機構部などの部品の個体差や取り付け精度の違い、モータの個体差によるトルクの違い、経時変化による摺動抵抗やモータトルクの変化、といった各種の要因の積み重ねにより、スライドドア操作時の操作フィーリングはモータ動力によるアシストが加わった状態であっても個々に異なるものになる。
本発明の目的は、操作者のドア操作に応じて快適な操作フィーリングの動力支援が可能なパワーアシストドアを実現することにある。
以上の課題は以下に述べる各発明により解決される。
(1)請求項1記載の発明は、ドアの移動をモータの動力で支援するパワーアシストドアであって、前記モータの動力により前記ドアを所定速度で移動させるパワー制御と操作者の操作力を前記モータの動力によりアシストするアシスト制御とを行うと共に、前記アシスト制御時の前記ドアの移動中に前記モータに流れる電流値である比較用電流値と所定の閾値とを比較して加速制御あるいは減速制御を判断する判断部と、前記判断部の判断結果に基づいて、加速制御時は前記モータへの給電量を増やし、減速制御時は前記モータへの給電量を減らすように前記モータへの給電量を調節する調節部と、を備え、前記判断部は、前記閾値として昇順に大きい第1閾値と第2閾値とが設定され、前記比較用電流値が前記第1閾値より小さいと判断された状態では前記モータへの給電量を増やす加速制御を、前記比較用電流値が前記第2閾値より大きいと判断された状態では前記モータへの給電量を減らす減速制御を行うように判断する際に、前記パワー制御時において前記モータを流れる電流値であるパワー制御時電流値を参照し、前記閾値もしくは前記比較用電流値の少なくともどちらか一方の値を変更し、前記変更した後に前記加速制御か前記減速制御かを判断する、ことを特徴とする。
(2)請求項2記載の発明は、上記(1)において、前記判断部は、前記パワー制御時電流値が所定の値もしくは以前の値より減少した場合には、前記減速制御が発生しやすくなり、前記加速制御が発生しにくくなるように、前記閾値もしくは前記比較用電流値の少なくともどちらか一方の値を変更し、前記パワー制御時電流値が所定の値もしくは以前の値より増加した場合には、前記加速制御が発生しやすくなり、前記減速制御が発生しにくくなるように、前記閾値もしくは前記比較用電流値の少なくともどちらか一方の値を変更する、ことを特徴とする。
(3)請求項3記載の発明は、上記(1)−(2)において、前記閾値を変更する場合において、前記判断部は、前記パワー制御時電流値が所定の値もしくは以前の値より減少した場合には、前記第1閾値もしくは前記第2閾値の少なくとも一方を下げ、前記パワー制御時電流値が所定の値もしくは以前の値より増加した場合には、前記第1閾値もしくは前記第2閾値の少なくとも一方を上げる、ことを特徴とする。
(4)請求項4記載の発明は、上記(1)−(3)において、前記比較用電流値を変更する場合において、前記判断部は、前記パワー制御時電流値が所定の値もしくは以前の値より減少した場合には、前記比較用電流値に所定の正の定数を加算するか所定の1以上の係数を乗じ、前記パワー制御時電流値が所定の値もしくは以前の値より増加した場合には、前記比較用電流値に所定の負の定数を加算するか所定の0より大きく1未満の係数を乗じる、ことを特徴とする。
(5)請求項5記載の発明は、上記(1)−(4)において、前記パワー制御時として、前記ドアの全閉動作と、該全閉動作に引き続いて実行されるケーブルのたるみ取り動作とにおいて、前記モータを流れる前記パワー制御時電流値を測定する、ことを特徴とする。
この発明では、アシスト制御時にはドアの移動中にモータに流れる電流値である比較用電流値と所定の閾値とを比較して加速制御あるいは減速制御の判断を行う際に、閾値として昇順に大きい第1閾値と第2閾値とが設定されており、モータの動力によりドアを所定速度で移動させるパワー制御においてモータを流れる電流値であるパワー制御時電流値を参照し、アシスト制御時における閾値もしくは比較用電流値の少なくともどちらか一方の値を変更しておく。そして、比較用電流値が第1閾値より小さいと判断された状態ではモータへの給電量を増やす加速制御を、比較用電流値が第2閾値より大きいと判断された状態ではモータへの給電量を減らす減速制御を行うように判断する。
ここで、パワー制御時電流値が所定の値もしくは以前の値より減少した場合には、負荷が小さい状況であるため、減速制御が発生しやすくなり、加速制御が発生しにくくなるように、アシスト制御時における閾値もしくは比較用電流値の少なくともどちらか一方の値を変更する。この場合には、第1閾値もしくは第2閾値の少なくとも一方を下げるか、あるいは、比較用電流値に所定の正の定数を加算するか所定の1以上の係数を乗じる。
一方、パワー制御時電流値が所定の値もしくは以前の値より増加した場合には、負荷が大きい状況であるため、加速制御が発生しやすくなり、減速制御が発生しにくくなるように、アシスト制御時における閾値もしくは比較用電流値の少なくともどちらか一方の値を変更する。この場合には、第1閾値もしくは第2閾値の少なくとも一方を上げるか、あるいは、比較用電流値に所定の負の定数を加算するか所定の0より大きく1未満の係数を乗じる。
この結果、ドアや駆動機構部などの部品の個体差や取り付け精度の違い、モータの個体差によるトルクの違い、経時変化による摺動抵抗やモータトルクの変化、といった各種の要因が存在していたとしても、これら各種要因による影響をパワー制御時電流値によって取得でき、このパワー制御時電流値によってアシスト制御時における閾値もしくは比較用電流値の少なくともどちらか一方の値を変更することで、各種要因による操作フィーリングの違いが解消された状態に近づき、操作者のドア操作に応じて快適な操作フィーリングの動力支援が可能になる。
また、パワー制御時として、ドアの全閉動作と、該全閉動作に引き続いて実行されるケーブルのたるみ取り動作とにおいて、パワー制御時電流値を測定することにより、ドアの全閉動作からはモータトルクや駆動機構部・ドアの摺動抵抗など全体の抵抗の影響が抽出され、一方、ケーブル(開ケーブル)のたるみ取り動作からはモータトルクの影響が抽出されるため、各種要因による影響を正確に抽出することが可能になる。
実施形態のパワーアシストドアの構成を示すブロック図である。 実施形態のパワーアシストドアを適用する車両の外観を示す説明図である。 実施形態のパワーアシストドアの制御を示すフローチャートである。 実施形態のパワーアシストドアの制御の特性を示す特性図である。 実施形態のパワーアシストドアの制御モード決定の特性を示す特性図である。 実施形態のパワーアシストドアの制御の特性を示す特性図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態(実施形態)を詳細に説明する。なお、本発明は、以下に述べる実施形態の具体例に限定されるものではなく、各種の変形が可能である。
〔パワーアシストドアの構成〕
本実施形態のパワーアシストドア100の電気的構成を図1に示す。この図1において、制御部101はCPUや各種プロセッサで構成されており、パワーアシストドア100の各部を制御する制御部である。
なお、この制御部101は、モータMの回転やドアDの移動に応じた移動検知部140の検知信号から移動速度や移動方向を抽出する移動情報抽出部1011と、モータMを流れる電流の検知結果から電流値Iを抽出する電流抽出部1013と、抽出された移動方向や移動速度や電流値Iから閾値決定や電流値・閾値比較など行って制御モードを決定する判断部1016と、決定されたモードに応じてモータMへの給電量を調節する調節部1018と、を含んで構成されている。
記憶部102は、後述する判断のための閾値などのパラメータ、各制御モードにおけるモータへの給電量データ、パワー制御においてモータを流れる電流値であるパワー制御時電流値、傾斜検知結果などに応じて、アシスト制御時のドア移動中にモータMに流れる電流値である比較用電流値もしくは閾値の少なくともどちらか一方の値を変更する際の変更パラメータ、その他各種のデータが格納された記憶手段であり、制御部101からデータの読み出しや変更が可能に構成されている。
センサ104は、ドアの移動中の位置や停止位置や挟み込みなどを検知する検知手段であり、検知結果は制御部101に伝達される。
スイッチ106はドアの駆動に関する各種指示が入力される操作手段であり、入力結果は制御部101に伝達される。
傾斜センサ108はドアDの移動方向における傾斜を検知するように車両に設置された傾斜検知手段であり、検知結果は制御部101に伝達される。
駆動回路110は制御部101からの給電量の調節指示に基づいて所定のデューティのモータ駆動信号をモータに供給するドライバ回路などの駆動手段である。
モータMは駆動回路110からのモータ駆動信号によって回転力(動力)を発生し、この回転力によってドアDを駆動する動力供給源である。
電流検知部120は駆動回路110から供給されるモータ駆動信号によってモータMに流れる電流を検知し、検知結果を制御部101に伝達するもので、シャント抵抗、および、シャント抵抗に生じる電圧を検知する検知手段とを含んで構成される。なお、モータMに流れる電流は、モータ駆動信号のデューティと、モータMが発生するトルクとに応じて変化する。
駆動力伝達部130はモータMによる回転力を変速し、さらに回転力を直線運動に変換して駆動力としてドアDに伝達する駆動力伝達手段である。
ドアDは各種ドア等の移動自在な各種物体であり、駆動力伝達部130から伝えられる駆動力と操作者の操作力とによって所定の方向に所定の速度で移動する可動体であり、ここでは車両側部のスライドドア(図2参照)を具体例にしている。
移動検知部140はモータMの回転あるいはドアDの移動を検知し、移動有無もしくは移動速度または移動方向に応じた信号を生成し、制御部101に伝達する。この移動検知部140は、たとえば、ホール素子やフォトセンサなどを含んで構成され、回転速度や移動速度に応じたパルス幅やパルス数の信号を生成する。
なお、パワーアシストドア100をワンボックス型の車両に適用した場合の全体の外観図を図2に示す。ここで、ドアDは、ボディBに移動自在に取り付けられた後部スライドドアなどが該当する。ここで、モータMの回転は、駆動力伝達部130により変速され、さらに、図示されないケーブルを介して回転力が直線運動に変換され、ボディBに設けられたレールRに沿ってドアDが移動可能である。
〔パワーアシストドアの動作〕
以下、図3のフローチャート、図4の説明図、図5の特性図、図6のタイムチャートを参照し、パワーアシストドアの動作を説明する。
なお、この実施形態のパワーアシストドアとしては、スイッチ106の操作に応じてモータMの動力によりドアDを所定速度(加速〜一定速度〜減速)で移動させるパワー制御と、操作者のドアDに対する操作力をモータMの動力によりアシストするアシスト制御と、の二種類の制御モードが可能に構成されている。
そして、制御部101は、パワー制御時の一定速度状態においてモータMを流れる電流値であるパワー制御時電流値を測定し、このパワー制御時電流値に応じて、アシスト制御時における閾値もしくは比較用電流値の少なくともどちらか一方の値を変更することを特徴としている。
まず、操作者によってスイッチ106が操作され、パワー制御が選択された状態におけるパワー制御時電流値の取得と、該パワー制御時電流値に応じたアシスト制御時における閾値算出の動作について説明する。なお、この図3のフローチャートは、パワー制御時にコールされるサブルーチンである。
まず、制御部101は、ドアDがパワー制御されている状態において、予め定められた前提条件を満足するかを確認する(図3中のステップS101)。
前提条件とは、一例として、
・バッテリ電圧が所定電圧(例えば、10.5V〜16V)にあるか、
・車両の傾斜角度は所定(例えば、0±2°)範囲内になっているか、
・イグニッション電圧がONになって一定時間(例えば、2.5秒)経過しているか、
・スイッチ操作に変更はないか、
・前回のパワー制御時におけるバッテリ電圧と今回のパワー制御時におけるバッテリ電圧との電圧差が一定(例えば、3V)以下になっているか、
などであり、パワー制御時電流値を取得する前提として、問題が生じない状況であると判断できる条件である。
ここで、これらの前提条件のいずれか一つでも満たさない場合は(図3中のステップS101でNO)、本実施形態によるパワー制御時電流値の取得および後述する閾値の算出に適さないため、この処理を終了する(図3中のリターン)。
一方、これらの前提条件の全てを満たす場合は(図3中のステップS101でYES)、制御部101は処理を進める。
そして、制御部101は、このフローチャートを実行中において現時点での動作種別を確認する(図3中のステップS102)。ここで、動作種別とは、ドアDを開位置から閉位置までモータMの動力で移動させる「閉動作」、該全閉動作によってたるみが生じる開方向ケーブルをモータMの動力により巻き取る「たるみ取り動作」、が該当する。
この場合、モータMに駆動回路110からモータ駆動信号を供給中(すなわち、モータMの回転中)において、ドアDが閉じる方向に移動することがセンサ104や移動検知部140で検知されれば、「閉動作」であると、判断部1016が判断する。
一方、モータMに駆動回路110からモータ駆動信号を供給中(すなわち、モータMの回転中)において、ドアDが閉位置で停止しているとセンサ104などによって検知されれれば、「たるみ取り動作」であると、判断部1016が判断する。
ここで、動作種別が閉動作であると判断されれば(図3中のステップS102で閉動作)」、制御部101は、ドアDが閉動作のパワー制御されている状態において、予め定められた動作条件を満足するかを確認する(図3中のステップS103)。
動作条件とは、一例として、
・ドアDの移動速度が予め定められた速度になっているか、
・ドアDの位置が予め定められた中間の範囲になっているか、
・モータMの駆動信号が所定のパルス幅にあるか、
・モータMの電流値が所定の範囲にあるか、
などであり、ドアDが安定した状態の一定速度で移動しているときのパワー制御時電流値を取得するのに必要な条件である。
すなわち、図4に示すように、閉動作開始時や閉動作終了時には、始動や停止のためにトルクが必要になるためパルス幅や電流値が大きく変動するために、パワー制御時電流値の取得には適していない。このような理由で、安定状態を判断するための条件が動作条件である。
ここで、これらの動作条件のいずれか一つでも満たさない場合は(図3中のステップS103でNO)、本実施形態によるパワー制御時電流値の取得および後述する閾値の算出に適さないため、この処理を終了する(図3中のリターン)。
一方、これらの動作条件の全てを満たす場合は(図3中のステップS103でYES)、制御部101は処理を進め、閉動作におけるパワー制御時電流値を取得する(図3中のステップS104)。
たとえば、ドアカウントが閉位置=1,開位置=901であるとすると、ドアカウント500〜600の範囲(図4参照)で、ドアDの移動速度が所望の一定速度であり、モータMの駆動信号が所定のパルス幅になっていて、モータMの電流値が所定の範囲にある場合に、その時の電流値を閉動作におけるパワー制御時電流値Ipaとして取得する。
この場合、モータMを流れるパワー制御時電流値は電流検知部120と電流抽出部1013とによって抽出され判断部1016に伝達される。ここで、判断部1016は、以上の動作条件と同じデータ条件を満足しつつ、閉動作におけるパワー制御時電流値が予め定められたサンプル数に達するまで取得できるかを確認する(図3中のステップS105)。
このデータ取得中にデータ条件を満たさなくなれば(図3中のステップS105でNO)、本実施形態によるパワー制御時電流値の取得および後述する閾値の算出に適さないため、この処理を終了する(図3中のリターン)。
一方、これらのデータ条件の全てを満たす場合は(図3中のステップS105でYES)、判断部1016は取得した電流値Iをパワー制御時電流値Ipaとして記憶部102に記憶する(図3中のステップS106)。なお、この際に、パワー制御時電流値Ipaだけでなく、その時のパルス幅、ドアD移動速度、電源電圧などのデータも合わせて記憶してもよい。
そして、制御部101は、以上の閉動作におけるパワー制御時電流値の取得の後に、その閉動作が正常完了したかを確認し(図3中のステップS107)、正常完了でなければ(図3中のステップS107でNO)、閉動作に関して何らかの異常が発生しており、本実施形態によるパワー制御時電流値の取得および後述する閾値の算出に適さないため、この処理を終了する(図3中のリターン)。
一方、閉動作が正常完了していれば(図3中のステップS107でYES)、閉動作におけるパワー制御時電流値Ipaの取得も完了しており、引き続いてたるみ取り動作が実行されるため、制御部101は、動作種別を確認に戻る(図3中のステップS102)。
すなわち、制御部101は、このフローチャートを実行中において現時点での動作種別を確認する(図3中のステップS102)。
ここで、動作種別がたるみ取り動作であると判断されれば(図3中のステップS102でたるみ取り動作)」、制御部101は、たるみ取り動作において、予め定められた動作条件を満足するかを確認する(図3中のステップS108)。
動作条件とは、一例として、
・ドアDの位置が予め定められた全閉位置になっているか、
・モータMの駆動信号が所定のパルス幅にあるか、
・モータMの電流値が所定の範囲にあるか、
などであり、たるみ取り動作としてモータMが一定速度で回転しているときのパワー制御時電流値を取得するのに必要な条件である。
この場合も、たるみ取り動作の開始時と終了時には、始動や停止のためにトルクが必要になるためパルス幅や電流値が大きく変動するために、パワー制御時電流値の取得には適していない。このような理由で、安定状態を判断するための条件が動作条件である。
ここで、これらの動作条件のいずれか一つでも満たさない場合は(図3中のステップS108でNO)、本実施形態によるパワー制御時電流値の取得および後述する閾値の算出に適さないため、この処理を終了する(図3中のリターン)。
一方、これらの動作条件の全てを満たす場合は(図3中のステップS108でYES)、制御部101は処理を進め、たるみ取り動作におけるパワー制御時電流値を取得する(図3中のステップS109)。
このたるみ取り動作においては、閉動作時のドアカウントのようなカウント値が存在しないため、たるみ取り動作時に必要な時間の中間付近で、モータMが所望の一定速度であり、モータMの駆動信号が所定のパルス幅になっていて、モータMの電流値が所定の範囲にある場合に、その時の電流値をたるみ取り動作のパワー制御時電流値Ipbとして取得する。
この場合、モータMを流れるパワー制御時電流値は電流検知部120と電流抽出部1013とによって抽出され判断部1016に伝達される。ここで、判断部1016は、以上の動作条件と同じデータ条件を満足しつつ、たるみ取り動作におけるパワー制御時電流値が予め定められたサンプル数に達するまで取得できるかを確認する(図3中のステップS110)。
このデータ取得中にデータ条件を満たさなくなれば(図3中のステップS110でNO)、本実施形態によるパワー制御時電流値の取得および後述する閾値の算出に適さないため、この処理を終了する(図3中のリターン)。
一方、これらのデータ条件の全てを満たす場合は(図3中のステップS110でYES)、判断部1016は取得した電流値をパワー制御時電流値Ipbとして記憶部102に記憶する(図3中のステップS111)。なお、この際に、パワー制御時電流値Ipbだけでなく、その時のパルス幅、ドアD移動速度、電源電圧などのデータも合わせて記憶してもよい。
そして、制御部101は、以上のたるみ取り動作におけるパワー制御時電流値の取得の後に、たるみ取り動作が正常完了したかを確認し(図3中のステップS112)、正常完了でなければ(図3中のステップS112でNO)、たるみ取り動作に関して何らかの異常が発生しており、本実施形態によるパワー制御時電流値の取得および後述する閾値の算出に適さないため、この処理を終了する(図3中のリターン)。
一方、たるみ取り動作が正常完了していれば(図3中のステップS112でYES)、たるみ取り動作についてのパワー制御時電流値Ipbの取得も完了しているので、制御部101は処理を進める。
ここで、判断部1016は、取得した閉動作におけるパワー制御時電流値Ipaと、たるみ取り動作におけるパワー制御時電流値Ipbとを、予め定められた標準値あるいは直前値と比較し、誤差の範囲を超える違いが生じているかを判断する(図3中のステップS113)。
すなわち、取得した閉動作におけるパワー制御時電流値Ipaと、たるみ取り動作におけるパワー制御時電流値Ipbとについて、予め定められた標準値あるいは直前値と比較して一定以上の差が生じていれば、ドアや駆動機構部などの部品の個体差や取り付け精度の違い、モータの個体差によるトルクの違い、経時変化による摺動抵抗やモータトルクの変化、といった各種の要因が存在あるいは発生しているため、アシスト制御時における閾値もしくは比較用電流値の少なくともどちらか一方の値を変更する必要があると判断する(図3中のステップS114でYES)。
なお、取得した閉動作におけるパワー制御時電流値Ipaと、たるみ取り動作におけるパワー制御時電流値Ipbとについて、予め定められた標準値あるいは直前値と比較して一定以上の差が生じていなければ、変動要因が生じていないため、アシスト制御時における閾値や比較用電流値を変更する必要はないため、この処理を終了する(図3中のリターン)。
ここで、アシスト制御時における閾値の意味、および、比較する閾値もしくは比較用電流値の変更必要性について簡単に説明する。ドアDの操作者による移動時にアシスト力を発生させているモータMに流れる電流値である比較用電流値は、駆動回路110からモータMに加えるモータ駆動信号が一定である場合、モータMの負荷の大小に対応し、負荷が小さいときはモータ電流が小さく、負荷が大きくなるほどモータ電流が大きくなる特性を有している。このため、加速でも減速でもなく定常状態でモータMによりアシストしてドアDを移動させる場合の比較用電流値をIf、モータMによりドアDを移動させる方向と人力による操作方向とが一致した場合の比較用電流値をIff、モータMによりドアDを移動させる方向と人力による操作方向とが反対の場合の比較用電流値をIfbとすると、
Iff<If<Ifb,
という関係が成立する。
したがって、制御部101中の判断部1016は、モータMに流れる比較用電流値について、Th1<Th2の関係を有する所定の第1閾値Th1(以下、単に閾値Th1),第2閾値Th2(以下、単に閾値Th2)を用いて、Iff<If<Ifbの関係を判定することにより、操作者が手動操作でドアDを加速させようとしているか、減速(停止)させようとしているか、加速でも減速でもなく一定に移動させているか、を判断することができる。そして、制御部101中の判断部1016は、比較用電流値と閾値Th1,Th2との比較(図5(a))による判断により、給電量を調節して定常制御/加速制御/減速(停止)制御の各制御を、操作者の意図に合わせて適切に行うことができる。なお、閾値Th1・Th2は記憶部102内のルックアップテーブルなどに格納されており、アシスト制御時における必要時に判断部1016が参照する。
そして、以上のパワー制御時電流値Ipa,Ipbが標準値や直前値より増加していれば、摺動抵抗などの負荷が大きくなっているか、モータMのトルクが低下していることを意味する。すなわち、アシスト制御時におけるアシスト力が予定している状態より低下していることを意味する。そこで、比較による判断を行う前に、加速制御が発生しやすくなり、減速制御が発生しにくくなるように、アシスト制御時における閾値もしくは比較用電流値の少なくともどちらか一方の値を変更する(図3中のステップS115、S116)。この場合には、第1閾値もしくは第2閾値の少なくとも一方を上げる(図5(b)のTh1’、Th2’)。
そして、以上のパワー制御時電流値Ipa,Ipbが標準値や直前値より低下していれば、摺動抵抗などの負荷が小さくなっているか、モータMのトルクが増大していることを意味する。すなわち、アシスト制御時におけるアシスト力が予定している状態より増大していることを意味する。そこで、比較による判断を行う前に、加速制御が発生しにくくなり、減速制御が発生しやすくなるように、アシスト制御時における閾値もしくは比較用電流値の少なくともどちらか一方の値を変更する(図3中のステップS115、S116)。この場合には、第1閾値もしくは第2閾値の少なくとも一方を下げる(図5(c)のTh1”、Th2”)。
なお、閉動作におけるパワー制御時電流値Ipaには、駆動に関する機械的要因とモータトルクの要因とが含まれる。一方、たるみ取り動作におけるパワー制御時電流値Ipbはモータトルクの要因が主である。このため、αとβとを任意の定数として、
α(Ipa−Ipb)+βIpb,
のような数式で各種要因の影響を求め、以上の閾値の変更を算出することが望ましい。
なお、加速制御が発生しやすくなり、減速制御が発生しにくくなるように、アシスト制御時における閾値もしくは比較用電流値の少なくともどちらか一方の値を変更する場合には、アシスト制御時において閾値と比較する比較用電流値に所定の負の定数を加算するか所定の0より大きく1未満の係数を乗じるようにしても良い。
また、加速制御が発生しにくくなり、減速制御が発生しやすくなるように、アシスト制御時における閾値もしくは比較用電流値の少なくともどちらか一方の値を変更する場合には、アシスト制御時において閾値と比較する比較用電流値に所定の正の定数を加算するか所定の1以上の係数を乗じるようにしても良い。
〔本実施形態による効果〕
以下、アシスト制御時におけるモータMを流れる比較用電流値Iと閾値との比較の状態を示す図6を参照して、本実施形態のパワーアシストドアの効果を説明する。
図6(a)は、初期状態でドアDが移動すると判断された場合で、判断部1016は閾値Th1,Th2と比較用電流値Iに変更を加えずに比較を行う具体例を示している。図6(b)は、パワー制御時電流値が標準値あるいは直前値より増加していると判断された場合で、判断部1016は閾値Th1,Th2を上げて閾値Th1’,Th2’に変更して、比較用電流値Iと比較を行う具体例を示している。なお、操作者による操作は、図6(a)の場合と同じであるとする。この場合、パワー制御時電流値の増加から負荷の増大やモータトルクの低下が予測される。そこで、閾値Th1’,Th2’を(図6(b)一点鎖線)に変更して、比較用電流値Iと比較を行うと、I<Th1’となる期間(加速制御の期間)が閾値変更前より長くなり、I>Th2’となる期間(減速制御の期間)が閾値変更前より短くなる。すなわち、閾値変更前よりも、加速しやすくなり、減速しにくくなり、負荷の増大やモータトルク低下の問題が改善され、状態変化にかかわらず快適な操作フィーリングのパワーアシストドアを実現できる。
図6(c)は、パワー制御時電流値が標準値あるいは直前値より低下していると判断された場合で、判断部1016は閾値Th1,Th2を下げて閾値Th1”,Th2”に変更して、比較用電流値Iと比較を行う具体例を示している。なお、操作者による操作は、図6(a)の場合と同じであるとする。この場合、パワー制御時電流値の低下から負荷の減少やモータトルクの増大が予測される。そこで、閾値Th1”,Th2”(図6(c)二点鎖線)に変更して、比較用電流値Iと比較を行うと、I<Th1”となる期間(加速制御の期間)が閾値変更前より短くなり、I>Th2”となる期間(減速制御の期間)が閾値変更前より長くなる。すなわち、閾値変更前よりも、加速しにくくなり、減速しやすくなり、負荷の減少やモータトルク増大の問題が改善され、状態変化にかかわらず快適な操作フィーリングのパワーアシストドアを実現できる。
以上のように、ドアDや駆動機構部などの部品の個体差や取り付け精度の違い、モータMの個体差によるトルクの違い、経時変化による摺動抵抗やモータトルクの変化、といった各種の要因が存在していたとしても、これら各種要因による影響をパワー制御時電流値によって取得でき、このパワー制御時電流値によってアシスト制御時における閾値もしくは比較用電流値の少なくともどちらか一方の値を変更することで、各種要因による操作フィーリングの違いが解消された状態に近づき、操作者のドア操作に応じて快適な操作フィーリングの動力支援が可能になる。
なお、図6では、閾値変更の場合の具体例を示したが、比較用電流値に定数を加減したり、定数を乗じた場合であっても、同様に、各種要因による操作フィーリングの違いが解消された状態に近づき、操作者のドア操作に応じて快適な操作フィーリングの動力支援が可能になる。
〔その他の実施形態(1)〕
なお、以上の実施形態の説明では、傾斜無しを前提条件としていたが、これに限定されるものではない。
たとえば、傾斜が存在する場合には、傾斜角のデータと共に、その傾斜におけるパワー制御時電流値Ipa,Ipbを測定し、傾斜に適した状態の閾値や比較用電流値の変更を求めておき、同じ傾斜においてアシスト制御を実行する際に閾値変更や電流変更を実行してもよい。
このようにすることで、傾斜状態にあっても、傾斜による操作フィーリングの違いが解消された状態に近づき、操作者のドア操作に応じて快適な操作フィーリングの動力支援が可能になる。
〔その他の実施形態(2)〕
また、パワー制御時電流値Ipa,Ipbの測定を、各温度帯域(低温、常温、高温)で実行し、アシスト制御を実行する際の温度に合わせて閾値変更や比較用電流値の変更を実行してもよい。
このようにすることで、温度変化が大きく摺動抵抗やモータ特性が大幅に変化する状態にあっても、温度に起因する操作フィーリングの違いが解消された状態に近づき、操作者のドア操作に応じて快適な操作フィーリングの動力支援が可能になる。
〔その他の実施形態(3)〕
以上説明したパワーアシストドアは、図2に示した車両用に限らず、船舶や航空機などのパワーアシストドア、あるいは、建物の内外で使用されるパワーアシストドア等適宜の用途のパワーアシストドアであって良い。また、ドアは人の出入りに限らず荷物の出し入れ用のドアであって良い。
D ドア
M モータ
100 パワーアシストドア
101 制御部
102 記憶部
104 センサ
106 スイッチ
108 傾斜センサ
110 駆動回路
120 電流検知部
130 駆動力伝達部
140 移動検知部
1011 移動情報抽出部
1013 電流抽出部
1016 判断部
1018 調節部

Claims (5)

  1. ドアの移動をモータの動力で支援するパワーアシストドアであって、
    前記モータの動力により前記ドアを所定速度で移動させるパワー制御と操作者の操作力を前記モータの動力によりアシストするアシスト制御とを行うと共に、前記アシスト制御時の前記ドアの移動中に前記モータに流れる電流値である比較用電流値と所定の閾値とを比較して加速制御あるいは減速制御を判断する判断部と、
    前記判断部の判断結果に基づいて、加速制御時は前記モータへの給電量を増やし、減速制御時は前記モータへの給電量を減らすように前記モータへの給電量を調節する調節部と、を備え、
    前記判断部は、
    前記閾値として昇順に大きい第1閾値と第2閾値とが設定され、
    前記比較用電流値が前記第1閾値より小さいと判断された状態では前記モータへの給電量を増やす加速制御を、前記比較用電流値が前記第2閾値より大きいと判断された状態では前記モータへの給電量を減らす減速制御を行うように判断する際に、
    前記パワー制御時において前記モータを流れる電流値であるパワー制御時電流値を参照し、前記閾値もしくは前記比較用電流値の少なくともどちらか一方の値を変更し、
    前記変更した後に前記加速制御か前記減速制御かを判断する、
    ことを特徴とするパワーアシストドア。
  2. 前記判断部は、
    前記パワー制御時電流値が所定の値もしくは以前の値より減少した場合には、前記減速制御が発生しやすくなり、前記加速制御が発生しにくくなるように、前記閾値もしくは前記比較用電流値の少なくともどちらか一方の値を変更し、
    前記パワー制御時電流値が所定の値もしくは以前の値より増加した場合には、前記加速制御が発生しやすくなり、前記減速制御が発生しにくくなるように、前記閾値もしくは前記比較用電流値の少なくともどちらか一方の値を変更する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のパワーアシストドア。
  3. 前記閾値を変更する場合において、
    前記判断部は、
    前記パワー制御時電流値が所定の値もしくは以前の値より減少した場合には、前記第1閾値もしくは前記第2閾値の少なくとも一方を下げ、
    前記パワー制御時電流値が所定の値もしくは以前の値より増加した場合には、前記第1閾値もしくは前記第2閾値の少なくとも一方を上げる、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のパワーアシストドア。
  4. 前記比較用電流値を変更する場合において、
    前記判断部は、
    前記パワー制御時電流値が所定の値もしくは以前の値より減少した場合には、前記比較用電流値に所定の正の定数を加算するか所定の1以上の係数を乗じ、
    前記パワー制御時電流値が所定の値もしくは以前の値より増加した場合には、前記比較用電流値に所定の負の定数を加算するか所定の0より大きく1未満の係数を乗じる、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のパワーアシストドア。
  5. 前記パワー制御時として、前記ドアの全閉動作と、該全閉動作に引き続いて実行されるケーブルのたるみ取り動作とにおいて、前記モータを流れる前記パワー制御時電流値を測定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のパワーアシストドア。
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