JP2012116513A - 芳香剤容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 芳香剤を収納している収納容器体1の開口部を密閉するシート蓋13を、浸透シート14とシール膜15との積層構造とし、収納容器体1のケース体22への着脱自在な装着により、シール膜15を破断して破断孔16を開設し、この破断孔16に露出した浸透シート14に、収納容器体1に設けた浸透芯9を通して供給された芳香剤を、気散シート17に浸透させて放散する。この気散シート17は、収納容器体1の開口部に制約されることなく、その大きさを自由に設定することができるので、芳香剤の放散能力を所望程度に設定することが容易となる。
【選択図】図1
Description
液状の芳香剤を収納し、開口部をシート蓋で塞いだ収納容器体と、この収納容器体の開口部に空気置換用の吸気機構を併設して組付けられ、芳香剤中に漬かる浸透芯と、収納容器体内から浸透芯により導き出された芳香剤を浸漬して気散させる気散シートと、収納容器体を装着部に係止組付けするケース体とから構成されること、
浸透芯を、毛細管作用により芳香剤を導く素材で構成すること、
シート蓋を、芳香剤の浸透が可能な柔軟性に富んだ浸透シートの内側に、伸び変形不能で破断し易いバリヤー性に富んだシール膜を積層して構成すること、
気散シートを浸透シートに当接させて組付けること、
装着部に破断突板を設けること、
この破断突板を、装着部に組付けられた収納容器体のシート蓋に押込み状に突き当って、このシート蓋のシール膜を破断して破断孔を開設するものとすること、
この破断孔を開設した状態で浸透シートに浸透芯を当接させる構成とすること、にある。
本発明の主たる構成にあっては、収納容器体をケース体の装着部に係止組付けにより破断孔を容易にかつ確実に開口し、これにより収納容器体内の芳香剤の気散動作を確実に得ることができる。また、収納容器体の開口部は浸漬シートで塞がれた状態のままであり、浸漬シート自体は芳香剤の浸透は許すものの通過を許さないので、収納容器体による芳香剤の収納保持を安定して確保し、芳香剤容器の安全な使用状態を得ることができる。さらに、気散シート全体が浸透した芳香剤の気散に作用するので、気散シートの大きさにより芳香剤の気散能力を自由に設定することができる。またさらに、破断孔の開設によりゴミを発生させることがないので、後処理を簡潔にすることができる。
図1〜図5は、本発明の芳香剤容器の第1の実施形態例を示すものであり、図6〜図9は、本発明の芳香剤容器の第2の実施形態例を示すものである。芳香剤容器は、PET樹脂によりボトル状に2軸延伸ブロー成形された収納容器体1と、ポリプロピレン樹脂製の射出成形品であるケース体22とを着脱可能に係止組付けして構成されている。
図3に示すように、ケース体22の装着部26に収納容器体1を挿入状に係止組付けすると、その挿入組付け操作力により、破断突板28がシート蓋13に押込み状に突き当たり、破断突板28がシート蓋13の浸透シート14を伸び変形させると共にシール膜15を破断(図5参照)して、このシール膜15部分に破断孔16(図5参照)を開けて、収納容器体1内に対して浸透シート14を露出させると共に、収納容器体1の開口部に先端を臨ませている浸透芯9の先端に当接させる。
2 ;開口筒部
3 ;ネックリング
4 ;胴部
5 ;段部
6 ;キャップ体
7 ;装着筒部
8 ;支持筒部
9 ;浸透芯
10;吸気機構
11;吸気パイプ
12;吸気間隙
12a;支持リブ
13;シート蓋
14;浸透シート
15;シール膜
16;破断孔
17;気散シート
18;透孔
19;ジョイント
20;リング板
21;係止片
22;ケース体
23;外筒壁
24;内筒壁
25;隔壁
26;装着部
27;係止板片
28;破断突板
29;突起
30;放散孔
31;放散窓
Claims (7)
- 液状の芳香剤を収納し、開口部をシート蓋(13)で塞いだ収納容器体(1)と、該収納容器体(1)の開口部に空気置換用の吸気機構(10)を併設して組付けられ、前記芳香剤中に漬かる浸透芯(9)と、前記収納容器体(1)内から浸透芯(9)により導き出された芳香剤を浸漬して気散させる気散シート(17)と、前記収納容器体(1)を装着部(26)に係止組付けするケース体(22)とから構成し、前記浸透芯(9)を、毛細管作用により芳香剤を導く素材で構成し、前記シート蓋(13)を、芳香剤の浸透が可能な柔軟性に富んだ浸透シート(14)の内側に、伸び変形不能で破断し易いバリヤー性に富んだシール膜(15)を積層して構成し、前記気散シート(17)を浸透シート(14)に当接させて組付け、前記装着部(26)に破断突板(28)を設け、該破断突板(28)を、前記装着部(26)に組付けられた収納容器体(1)のシート蓋(13)に押込み状に突き当って、該シート蓋(13)のシール膜(15)を破断して破断孔(16)を開設するものとし、該破断孔(16)を開設した状態で浸透シート(14)に浸透芯(9)を当接させる構成としたことを特徴とする芳香剤容器。
- ケース体(22)の筒壁に、該筒壁内を上下に区画する隔壁(25)を設け、該隔壁(25)に収納容器体(1)を係止保持する複数の係止板片(27)と破断突板(28)を立設して装着部(26)を構成した請求項1に記載の芳香剤容器。
- 吸気機構(10)を、吸気パイプ(11)で構成した請求項1または2に記載の芳香剤容器。
- 吸気機構(10)を、浸透芯(9)と、該浸透芯(9)を保持する支持筒部(8)との間に形成される吸気間隙(12)で構成した請求項1または2に記載の芳香剤容器。
- 気散シート(17)を載置するリング板(20)に、収納容器体(1)に係止する複数の板片状の係止片(21)を立設して構成したジョイント(19)を設けた請求項1〜4の何れか1項に記載の芳香剤容器。
- 破断突板(28)を、二つの板片を十文字状に組合せて構成とした請求項1〜5の何れか1項に記載の芳香剤容器。
- 収納容器体(1)を、合成樹脂製ブロー成形ボトルとし、該ボトルの開口筒部(2)に、中央を開口部としたリング状のキャップ体(6)を密に組付けし、該キャップ体(6)上に開口部を塞ぐシート蓋(13)を密に溶着した請求項1〜6の何れか1項に記載の芳香剤容器。
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JP2010267045A JP5522574B2 (ja) | 2010-11-30 | 2010-11-30 | 芳香剤容器 |
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2010
- 2010-11-30 JP JP2010267045A patent/JP5522574B2/ja active Active
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JP5522574B2 (ja) | 2014-06-18 |
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